JPH0556793A - ミラクリンの製造方法 - Google Patents

ミラクリンの製造方法

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JPH0556793A
JPH0556793A JP3245049A JP24504991A JPH0556793A JP H0556793 A JPH0556793 A JP H0556793A JP 3245049 A JP3245049 A JP 3245049A JP 24504991 A JP24504991 A JP 24504991A JP H0556793 A JPH0556793 A JP H0556793A
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JP
Japan
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miraculin
protein
acid sequence
amino acid
dna sequence
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JP3245049A
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English (en)
Inventor
Akira Hasegawa
明 長谷川
Kenichi Uragami
研一 浦上
Kazuchika Sakamoto
一央 阪本
Keizaburo Miki
三木  敬三郎
Yoshie Kurihara
良枝 栗原
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 味覚変革作用を有するミラクリンを遺伝子工
学的手法により大量に生産する方法を提供すること。 【構成】 遺伝子の核酸配列が未知であるミラクリンの
アミノ酸配列をもとにミラクリン遺伝子を設計し、この
遺伝子を約30〜60塩基から成るDNAフラグメント
に分割して化学合成し、それぞれをサブクローニング
後、大腸菌トリプトファンプロモーターをもつ発現ベク
ターに順次クローニングし、ミラクリンの化学合成遺伝
子を含む発現用ベクターを得、これにより大腸菌を形質
転換し、形質転換された大腸菌を培養し、その培養物か
らミラクリンを回収することによるミラクリンの生産方
法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、味覚変革作用を有する
ポリペプチドであるミラクリン及びその関連ペプチドの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ミラクリンは西アフリカ原産の植物 Ric
hadella dulcifica (アカテツ科)の実、通称ミラクル
フルーツに含まれる、すっぱい味を甘く感じさせる作用
を有する糖タンパク質である。栗原らは、ミラクルフル
ーツの果肉よりミラクリンを単離・精製し、その一次構
造を決定した(The Journal of Bio
logical Chemistry、263、115
36- 11539(1988))。さらにシステイン残
基の3つのジスルフィド結合の位置および糖鎖構造を決
定した(The Journal of Biolog
ical Chemistry、264、6655- 6
659(1989))。
【0003】これらの結果から、ミラクリンは191個
のアミノ酸残基よりなる、1本のポリペプチド鎖から構
成されており、42番目および186番目のアスパラギ
ン残基には、キシロースを含む複合型糖鎖がN- グリコ
シド結合していることが示された。アミノ酸配列及び糖
含量から、ミラクリン単量体の分子量は24,600と
計算された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ミラクリンは、すっぱ
い味を甘く感じさせるというユニークな味覚変革作用に
より、甘味受容機構の分子レベルでの研究に利用できる
物質として注目される。また砂糖を使用せずに甘味を誘
導できることから、全く新しいタイプの甘味剤としての
応用が期待されている。
【0005】しかし、ミラクリンは原料となるミラクル
フルーツの木が少なく、果実1個あたりのミラクリン含
量も250μgと微量であるため、その生物学的研究、
物理化学的研究およびタンパク質工学的研究を行う上
で、これを大量生産させる系の確立が望まれている。さ
らに、現在までミラクルフルーツよりミラクリン遺伝子
配列がクローニングされたという報告はない。
【0006】また、一般には、例えば、アプライドバイ
オシステムズ社のモデル310DNAシンセサイザーを
用いてのFmoc 法によるポリペプチドの化学的合成法も
あるが、化学合成により製造する方法はアミノ酸の数が
40以下の場合には便利であっても、アミノ酸数が40
を超えると困難であり、また、大量生産への応用にも困
難がある。
【0007】従って、本発明の目的は、味覚変革作用を
有するミラクリンを遺伝子工学的手法により大量に生産
する方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記した従
来技術の欠点に鑑み鋭意検討した結果、化学合成して得
られたDNAを用いて遺伝子工学的手法によりミラクリ
ン及びその関連ペプチドを得ることに成功し、本発明を
完成するに至った。
【0009】ここで、「関連ペプチド」とは、ミラクリ
ンのアミノ酸配列の一部を有し、味覚変革作用を有する
タンパク質である。
【0010】すなわち、本発明は、ミラクリンのアミノ
酸配列の全部又は一部を有するタンパク質をコードする
DNA配列を化学合成し、該DNA配列を発現用ベクタ
ーにクローニングし、得られた発現ベクターで細胞を形
質転換し、該形質転換された細胞を培養し、その培養物
から該タンパク質を回収することを含む遺伝子工学的手
法による製造方法を提供する。
【0011】本発明で使用できる細胞の例としては酵母
菌、動物細胞、大腸菌が挙げられる。
【0012】以下、大腸菌を使用する場合を例として本
発明をより具体的に説明する。
【0013】ミラクリンのアミノ酸配列の全部又は一部
をコードするDNA配列は、ミラクリンのアミノ酸配列
の全部又は一部をコードするものであればいかなる塩基
配列を有していてもよいが、発現がスムーズになるよう
宿主細胞で使用頻度の高いコドンを使い、パリンドロー
ム等の配列を避けることが望ましい。好ましくは、配列
番号2の塩基配列が挙げられる。
【0014】ミラクリンのアミノ酸配列の全部又は一部
をコードするDNA配列(ミラクリンコード領域)の上
流には大腸菌内での転写効率を高めるプロモーターが存
在する。プロモーターは大腸菌由来のものが好ましく、
トリプトファンプロモーター、ラクトースプロモーター
等が挙げられる。特にトリプトファンプロモーターが好
ましい。プロモーターの直下流にミラクリンコード領域
が位置してもよい。一方、大腸菌のタンパク質をコード
する領域の下流にミラクリンコード領域が位置してもよ
く、この場合には、ミラクリンのアミノ酸配列の全部又
は一部を有し、かつ、そのN末端に大腸菌のタンパク質
のアミノ酸配列の全部又は一部を有する融合タンパク質
が得られる。この大腸菌のタンパク質としては、lac
Zタンパク質、malEタンパク質及びTrpEタンパ
ク質が挙げられる。好ましくはTrpEタンパク質であ
り、特には配列番号1に示すアミノ酸配列をコードする
領域である。
【0015】本発明の発現ベクターはミラクリン又はそ
の関連ペプチドを発現することのできるものであって、
通常の発現ベクターと同様に、抗生物質耐性、例えばテ
トラサイクリン耐性およびアンピシリン耐性のような適
当な選択マーカー及び大腸菌内で複製するための複製開
始点を有する。さらに、上記本発明のミラクリンコード
領域の下流には転写終結コドンが存在する。発現用ベク
ターとしては、例えばpUC9、pBR322その他の
市販の大腸菌用ベクターをそのまま利用することができ
る。あるいは、当業者であれば容易にかかる発現用ベク
ターを構築することもできる。
【0016】上記発現ベクターは、本発明のミラクリン
コード領域を例えばホスホアミダイド法等の公知の方法
により合成し、これを大腸菌用の市販のベクター又は大
腸菌内で発現する公知の発現用ベクターにクローニング
することにより容易に作製することができる。例えば、
大腸菌トリプトファンプロモーターを有し、大腸菌中で
TrpEを発現するpAT- TrpEにミラクリンコー
ド領域をクローニングすることができる。
【0017】上記発現ベクターを用いた形質転換は従来
の大腸菌用ベクターによる形質転換と全く同様に行なう
ことができる。また、大腸菌の培養条件も従来と同様に
行なうことができる。これらの条件は当業者が適宜選択
し得るものである。
【0018】上記ベクターで形質転換された大腸菌によ
り産生された本発明のミラクリン又はその関連ペプチド
の回収も従来方法で行なうことができる。即ち、例え
ば、菌体を遠心分離等で集め、周知のリゾチーム処理及
び/又は超音波処理等で菌体を破壊し、これを公知の方
法(特開昭63- 185349)により分離精製するこ
とにより行なうことができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の好ましい一態様の一実施例を
図面に言及しながら説明するが、この発明は下記の実施
例に限定されるものではない。
【0020】尚、下記の実施例において、それぞれの操
作は特に断りがない限り、T. Maniatis、”M
olecular Cloning, A Labor
atory Manual”(1982), Cold
Spring Harbor記載の方法により行なっ
た。
【0021】実施例1 (1)クローニングベクターの構築 図2、3、4に示す通り、ミラクリン遺伝子をブロック
(A)、(B)、(C)に分割し、それぞれ約30〜6
0塩基から成るDNAフラグメントをアプライドバイオ
システムズ社の全自動DNAシンセサイザー、モデルA
310を用いてホスホアミダイド法により合成した。合
成した各フラグメントを電気泳動に供し目的鎖長のバン
ドをゲルから切り出すことにより分離、精製を行ない、
図5に示した通り、ブロック(A)についてライゲーシ
ョン反応を行ない、約150塩基対から成る(A)の部
分的ペプチドに対応する遺伝子ブロックを得た。さらに
ブロック(B)、(C)についても同様な操作を行なっ
た。
【0022】得られた遺伝子ブロック(A)、(B)、
(C)の5’及び3’末端はそれぞれ制限酵素EcoR
I部位- KpnI部位、KpnI部位-SalI部位及
びEcoRI部位- SalI部位を持ち、それぞれ独立
に上記の制限酵素で消化したクローニングベクターpU
C119に挿入した(図6)。
【0023】これを用いて大腸菌MV1184及びMV
1190株を形質転換し、50μg/mlのアンピシリ
ン、イソプロピル- β- D-チオ- ガラクトピレノシド
(以下IPTG)及び5- ブロモ- 4- クロロ- 3- イ
ンドリル- β- D-ガラクトシド(以下X- gal)存
在下、LB培地にて一晩培養し、候補株を得た。
【0024】得られた候補株よりプラスミドを抽出した
後、ジデオキシ法により挿入遺伝子断片の塩基配列を調
べ、設計した通りの配列を持つことを確認した。この目
的とするブロック(A)、(B)、(C)を含むクロー
ニングベクターを持つ菌株をそれぞれpUC- Mir
(A)、pUC- Mir(B)、pUC- Mir(C)
と命名した。
【0025】さらに、上記ブロック(B)及び(C)の
間でライゲーション反応を行ない、KpnI及びBam
HIにより消化してブロック(BC)を得た。該ブロッ
ク(BC)を上記制限酵素で消化したクローニングベク
ターpUC118に挿入した後、大腸菌MV1184株
を形質転換し、目的とするブロック(BC)を含むクロ
ーニングベクターを持つ菌株を得た(pUC- Mir
(BC))。
【0026】(2)融合タンパク質の発現ベクターの構
築 pUC- MirAのプラスミドを制限酵素EcoRI
、KpnIで消化し、約150塩基対のMir(A)
遺伝子断片を抽出し、精製した。また、pUC-Mir
(BC)のプラスミドを制限酵素KpnI、BamHI
で消化し、約460塩基対のMir(BC)遺伝子断片
を抽出し、精製を行なった。
【0027】これらMir(A)及びMir(BC)遺
伝子断片を、別途、制限酵素EcoRI、BamHIで
消化した発現ベクターpAT- TrpE- TGFα(特
願昭63- 28908号記載)由来のラージフラグメン
トとT4ライゲースを用いて結合した。これを用い大腸
菌HB101株を形質転換し、50μg/mlのアンピシ
リン存在下、LB培地にて一晩培養し、候補株を得た。
得られた候補株よりプラスミドを抽出し、制限酵素によ
り目的とする挿入遺伝子を持つ株を選択し、これをpA
T- TrpE- Mir/HB101株とした(図7)。
【0028】(3)融合タンパク質の発現 構築した発現ベクターを含む上記pAT- TrpE- M
ir/HB101株について以下の条件下で培養を行な
い組換えタンパク質の発現を調べた。すなわち、pAT
- TrpE- Mir/HB101株を50μg/mlのア
ンピシリンを含むLB培地3mlに植菌し、37℃で1
8時間培養した後、この菌液30μlを50μg/mlの
アンピシリン、30μg/mlの3- インドールアクリル
酸及び0. 5%カザミノ酸を含むM9培地3mlに移植
し、37℃で18時間培養した。培養後の菌液を遠心分
離して得られた菌体に100mMジチオスレイトールを
含むSDS- ポリアクリルアミドゲル電気泳動用の試料
溶解用緩衝液を加え懸濁し、100℃で5分間加熱する
ことにより菌体内のタンパク質を溶出させた。
【0029】得られたタンパク質溶液の15%SDS-
ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行ない、クーマシー
ブリリアントブルーR- 250で染色したところ、分子
量27, 000付近に目的とするタンパク質の発現を確
認した。さらに、ミラクリンの抗血清を用いたイムノブ
ロット法により発現を調べたところ、30μg/l以上
のミラクリンの発現量が免疫学的活性として得られた。
【0030】発現したタンパク質は公知の方法により分
離精製した。
【0031】実施例2 (1)直接発現ベクターの構築 前記pAT- TrpE- Mir/HB101株を制限酵
素ClaIで消化することにより大腸菌trpEタンパ
ク質をコードする遺伝子断片を除いた。これを実施例1
の方法に従い培養し、候補株を得た。得られた候補株よ
りプラスミドを抽出し、制限酵素により目的とする挿入
遺伝子を持つ株を選択し、これをpAT- Mir/HB
101株とした。
【0032】(2)直接発現ベクターの発現 構築した発現ベクターを含む上記pAT- Mir/HB
101株について実施例1と同様の条件下で培養を行な
い組換えタンパク質の発現を調べた。発現して得られた
タンパク質溶液の15%SDS- ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動を行ない、クーマシーブリリアントブルーR
- 250で染色したところ、分子量22, 000付近に
目的とするタンパク質の発現を確認した。さらに、ミラ
クリンの抗血清を用いたイムノブロット法により発現を
調べたところ、30μg/l以上のミラクリンの発現量
が免疫学的活性として得られた。
【0033】発現したタンパク質は公知の方法により分
離精製した。
【0034】
【発明の効果】本発明により、味覚変革作用を有するミ
ラクリン及びその関連ペプチドの製造方法が提供され
た。本発明によると、従来のミラクルフルーツの果肉か
ら抽出する方法に比べ、短期間で安定的に、しかも大量
にミラクリン及びその関連ペプチドを製造することがで
きる。
【0035】
【配列表】
配列番号:1 配列の長さ:51 配列の型:核酸 配列 ATG AAA GCT ATC TTC GTT CTG AAA GGT TCT CTG GAC CGT GAC CCA GAA 48 Met Lys Ala Ile Phe Val Leu Lys Gly Ser Leu Asp Arg Asp Pro Glu 1 5 10 15 TTC
51 Phe 配列番号:2 配列の長さ:588 配列の型:核酸 配列 GTC GAC TCT GCT CCA AAC CCA GTC TTG GAC ATT GAC GGT GAA AAG TTG 48 Asp Ser Ala Pro Asn Pro Val Leu Asp Ile Asp Gly Glu Lys Leu 1 5 10 15 AGA ACC GGT ACT AAC TAC TAC ATC GTC
CCA GTT TTG AGA GAC CAC GGT 96 Arg Thr Gly Thr Asn Tyr Tyr Ile Val
Pro Val Leu Arg Asp His Gly 20 25 30 GGT GGT TTA ACC GTT TCT GCT ACC ACT
CCA AAC GGT ACC TTC GTT TGT 144 Gly Gly Leu Thr Val Ser Ala Thr Thr
Pro Asn Gly Thr Phe Val Cys 35 40 45 CCA CCT AGA GTT GTT CAA ACC AGA AAG
GAA GTT GAT CAC GAC AGA CCA 192 Pro Pro Arg Val Val Gln Thr Arg Lys
Glu Val Asp His Asp Arg Pro 50 55 60 TTG GCT TTC TTC CCA GAA AAC CCA AAG
GAA GAC GTT GTT AGA GTT TCT 240 Leu Ala Phe Phe Pro Glu Asn Pro Lys Glu Asp Val Val Arg Val Ser 65 70 75 ACC GAC TTG AAC ATC AAC TTC TCT GCT TTC ATG CCA TGT AGA TGG ACC 288 Thr Asp Leu Asn Ile Asn Phe Ser Ala
Phe Met Pro Cys Arg Trp Thr 80 85 90 95 TCT TCT ACC GTT TCT AGA TTG GAC AAG
TAC GAC GAA TCT ACT GGT CAA 336 Ser Ser Thr Val Ser Arg Leu Asp Lys
Tyr Asp Glu Ser Thr Gly Gln 100 105 110 TAC TTC GTT ACC ATC GGT GGT GTT AAG
GGT AAC CCA GGT CCA GAA ACC 384 Tyr Phe Val Thr Ile Gly Gly Val Lys
Gly Asn Pro Gly Pro Glu Thr 115 120 125 ATC TCT TCT TGG TTC AAG ATT GAA GAA
TTC TGT GGT TCT GGT TTC TAC 432 Ile Ser Ser Trp Phe Lys Ile Glu Glu
Phe Cys Gly Ser Gly Phe Tyr 130 135 140 AAG TTG GTC TTC TGT CCA ACC GTT TGT
GGT TCT TGT AAG GTT AAG TGT 480 Lys Leu Val Phe Cys Pro Thr Val Cys
Gly Ser Cys Lys Val Lys Cys 145 150 155 GGT GAC GTT GGT ATC TAC ATT GAC CAA
AAG GGT AGA AGA AGA TTG GCT 528 Gly Asp Val Gly Ile Tyr Ile Asp Gln
Lys Gly Arg Arg Arg Leu Ala 160 165 170 175 TTG TCT GAC AAG CCA TTC GCT TTC GAA
TTT AAC AAG ACC GTT TAC TTC 576 Leu Ser Asp Lys Pro Phe Ala Phe Glu
Phe Asn Lys Thr Val Tyr Phe 180 185 190 TAATAAGGAT CC
588
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発現ベクターにおけるミラクリンコー
ド領域付近の制限酵素地図。
【図2】ミラクリン遺伝子の一部であるブロック(A)
をコードする遺伝子の塩基配列を示す図。
【図3】ミラクリン遺伝子の一部であるブロック(B)
をコードする遺伝子の塩基配列を示す図。
【図4】ミラクリン遺伝子の一部であるブロック(C)
をコードする遺伝子の塩基配列を示す図。
【図5】本発明の発現ベクターの構築の操作を説明する
ための図。
【図6】本発明の発現ベクターの構築の操作を説明する
ための図。
【図7】本発明の発現ベクターの構築の操作を説明する
ための図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:19) (72)発明者 阪本 一央 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡一丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 三木 敬三郎 埼玉県入間郡大井町西鶴ケ岡一丁目3番1 号 東燃株式会社総合研究所内 (72)発明者 栗原 良枝 東京都世田谷区奥沢七丁目4番7号

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラクリンのアミノ酸配列の全部又は一
    部を有するタンパク質の遺伝子工学的手法による製造方
    法。
  2. 【請求項2】 ミラクリンのアミノ酸配列の全部又は一
    部を有するタンパク質をコードするDNA配列を化学合
    成し、該DNA配列を発現用ベクターにクローニング
    し、得られた発現ベクターで細胞を形質転換し、該形質
    転換された細胞を培養し、その培養物から該タンパク質
    を回収することを含む請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記細胞が大腸菌である請求項2に記載
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記発現ベクターが、前記DNA配列の
    5′末端に大腸菌のタンパク質のアミノ酸配列の全部又
    は一部をコードするDNA配列を更に含む請求項3に記
    載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記の大腸菌のタンパク質が、トリプト
    ファンオペロンのTrpEタンパク質である請求項4に
    記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記TrpEタンパク質が、配列番号1
    のアミノ酸配列を有する請求項5に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記DNA配列が配列番号2の核酸配列
    を有する請求項5又は6に記載の製造方法。
JP3245049A 1991-08-30 1991-08-30 ミラクリンの製造方法 Pending JPH0556793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112300256A (zh) * 2020-10-22 2021-02-02 珠海中科先进技术研究院有限公司 一种神秘果素重组蛋白及其表达与纯化方法

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CN112300256A (zh) * 2020-10-22 2021-02-02 珠海中科先进技术研究院有限公司 一种神秘果素重组蛋白及其表达与纯化方法

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