JPH055632Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055632Y2
JPH055632Y2 JP1983133967U JP13396783U JPH055632Y2 JP H055632 Y2 JPH055632 Y2 JP H055632Y2 JP 1983133967 U JP1983133967 U JP 1983133967U JP 13396783 U JP13396783 U JP 13396783U JP H055632 Y2 JPH055632 Y2 JP H055632Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
pressure
bellows
lever
pointer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1983133967U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6040935U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP13396783U priority Critical patent/JPS6040935U/ja
Publication of JPS6040935U publication Critical patent/JPS6040935U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH055632Y2 publication Critical patent/JPH055632Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案はガス絶縁開閉装置、ガス遮断器等の
ガス封入電気機器に用いて好適なガス封入電気機
器用指針付密度スイツチに関する。
<従来の技術> 周知のガス絶縁開閉装置、ガス遮断器等の容器
内にSF6ガス(以下ガスという)を封入した場
合、このガスの漏洩を一定値以下に押さえること
は、機器の絶縁性能、遮断性能を維持する上で基
本的且つ重要なことであり、通常このガスの圧力
で管理する。このため、従来は第1図に示す如
く、ガス1を封入した容器2に圧力計3と、圧力
スイツチ4とが設けられている。圧力計3は容器
2内のガス圧力を指示し、圧力スイツチ4は容器
2内のガス圧力が所定値以下になると作動し、警
報等を発する。
圧力スイツチ4はガス漏洩による圧力低下のみ
で作動し温度低下による圧力低下では作動しない
ものが望ましい。これを満たすものとして差圧ス
イツチを利用したものが知られている。これは、
第2図に示す如くベロー5,6を直列に繋ぎ、片
方のベロー5を測定しようとする容器2内のガス
に連通させ、他方のベロー6にはそれと同じガス
1を封じ込み、中央の仕切板7の動きで可動体8
を介してマイクロスイツチ9を作動させるもので
ある。ベロー6内に封入したガス1は測定するガ
ス1と常に同じ温度でなければならないので、感
温筒10は容器2のそばに設置できるようベロー
6と可撓性チユーブ11で繋がれている。
而して、容器2内の測定すべきガス1の圧力が
温度低下により下がつた場合は、ベロー5は圧力
低下により縮まろうとするが同時にベロー6も縮
まろうとするので仕切板7は動かない。容器2内
のガス1が漏洩し圧力が低下した場合は、ベロー
5は縮まろうとするがベロー6に封入したガス1
より受ける力は変化しないので仕切板7は図の下
方へ移動し、マイクロスイツチ9が作動して警報
を発する。
〈考案が解決しようとする課題> このようにして圧力スイツチ4は温度補償が行
なわれ、この温度補償付圧力スイツチ4と圧力計
3でガス1の圧力を読みとり、容器2におけるガ
ス漏れを管理するが、圧力計3には圧力スイツチ
4の如き温度補償機能がないので、ガス漏れの有
無を検知するためには温度特性カーブ表(銘板)
を別途用意し、この表を見ながら、或る決まつた
温度に換算する必要がある。例えば周囲温度が15
℃でそのときの指示圧力が4.5Kg/cm2gとすれば
表より20℃換算では4.88Kg/cm2gとなりその差
0.38Kgが漏洩したものと判断する。しかしこのよ
うな換算作業は実際問題として煩わしく甚だ面倒
である。
一方、例えば実公昭31−16126号公報には、圧
力スイツチに圧力計を一体として形成し、設定水
圧の表示とこれに基づく送水、止水を自動的に行
うようにしたものが開示されている。
しかしこの先行技術は水圧の設定とその表示で
あり、圧力スイツチに単に指針を設けたものに過
ぎず、温度に関係のない水圧を検知できてもガス
密封機器のように温度の変化によりガス圧が変化
するものにおいて、ガス漏れの有無つまりガス密
度を検知することは不可能である。勿論この先行
技術は検出対象が水であるから、後述する本願の
ような容器内と等質の水(ガス)を入れるベロー
なるものは不要であるし、よしんばあつてもガス
と違つて機能しない。
<課題を解決するための手段〉 本案は上述の点に鑑み提案されたもので、圧力
スイツチと圧力計を有機的に一体結合し、1組の
機構で温度の変化に基づく圧力の変化を補償しつ
つ、温度特性カーブ表を用いることなく簡単な構
成でしかも即座にガス漏れを管理できる指針付密
度スイツチを得ることを目的とする。
<作用〉 温度補償された指針付密度スイツチとして機能
し、容器のガス漏れを直ちに検知できる。
<実施例> 以下、第3図乃至第4図を参照して本案を説明
する。
第3図は本案の指針付密度スイツチの実施例に
して、ベロー5,6間に一端を固定したL字形の
てこ16を介在させ、その他端でマイクロスイツ
チ9を作動させるように構成している。指針12
は支点にピニオンギヤ17が固定され、このギヤ
17はラツク18によつて回動せしめられてい
る。ラツク18は前記てこ16の他端に連結した
可動片19によつて駆動されるよう構成されてい
る。20は復帰バネである。指針12と目盛14
の付加により温度補償を行つた圧力計30が得ら
れる。
なお、目盛14は基準温度(通常20℃)で圧力
を記入しておく。
而して、ベロー5,6は温度変化による圧力変
化では作動せず、ガス漏れによる圧力変化でしか
作動しない。ベローが動くと、てこ16が支点1
6aを中心に回動してマイクロスイツチ9のロー
ラーを動かす。てこ16の支点16aからの長さ
がマイクロスイツチ9側の方が長い分だけ動きは
拡大される。この動きは可動片19を介してラツ
ク18を回動させる。ラツク18の歯の部分は、
可動片の当たる部分より支点18aからの長さが
長いため動きは更に拡大されることにより目盛1
4のフルスケール長は短くてよい。
ラツク18はピニオンギヤ17を回動させ、取
り付けられた指針12と目盛14により容器2内
の圧力の変化を読み取る。この実施例によれば上
述したように、ベローの作動を2段階に拡大して
指示することができる。
若し、容器内の測定すべきガス1が温度低下に
より下がつた場合は、ベロー5は圧力低下により
縮まろうとするが同時にベロー6も縮まろうとす
るので、てこ16はじつとして動かない。一方、
容器内のガス1が漏れ圧力が低下した場合は、ベ
ロー5は実線矢印の方向へ縮まろうとするがベロ
ー6に封入したガス1より受ける力は変化しない
ので、てこ16が実線矢印の方向へ動きマイクロ
スイツチ9が作動して警報を発する。
同時に可動片19も実線矢印の方向へ動いてラ
ツク18を押す。結果指針12が実線矢印の方向
に振れるので、この指針12と目盛14により容
器内のガス圧低下を読み取り、このようにしてガ
ス漏れ、つまり密度管理を行うことができる。
第4図は第3図の本体に表面カバー21を取り
付けた場合の正面図である。このカバー21には
覗き窓22が開口しており、ここから指針12及
び目盛14が目視できる。
<考案の効果〉 以上詳述したように本案によれば、以下のよう
な相乗効果を奏する。
温度補償された圧力スイツチと圧力計を有機
的に一体結合せしめたことにより、容器のガス
漏れを直ちに検知できる指針付密度スイツチを
得ることができる。
従来のような煩わしいガス圧力の温度換算が
不要となるため、点検者の温度換算時の間違い
がなくなる。
温度特性カーブ表(銘板)やその取り付け台
が不要となる。
従来の圧力計を廃止できるので装置の取り付
けスペースが小さくてよい。
圧力計までの枝配管が不要となるため気密箇
所が減少しその分ガス漏れの機会が減少する。
つまりガス封入機器の性能を維持向上できる。
てこと、ラツク、ピニオンギヤ機構を採用し
たことによりベローの動きを2段階に拡大でき
目盛のフルスケール長が短くてよく小形コンパ
クトにまとめることができ、しかも目盛の読取
りが容易であるといつたガス封入電気機器に適
用して多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置を示す正面図、第2図は従来
の圧力スイツチを示す簡略正面図、第3図は本案
の実施例を示す簡略正面図、第4図は第3図のも
のに表面カバーを取付けた場合の正面図である。 1……ガス、2……容器、4……圧力スイツ
チ、5,6……ベロー、12……指針、14……
圧力計目盛、16……てこ、30……圧力計。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 容器内のSF6ガスが供給されるベローと、前記
    容器内と等質のSF6ガスを密封したベローとを対
    向して差圧を得るように構成したものにおいて、 前記ベロー間にその一端が固定され且つ回動
    自在のてこを有すること。 前記てこの他端に設けられ、このてこの動き
    によつて作動するマイクロスイツチを有するこ
    と。 前記てこは回動支点からの長さを、前記ベロ
    ー側より前記マイクロスイツチ側を長くしたこ
    と。 前記てこの他端と連結した可動片を有するこ
    と。 前記可動片によつて回動するラツクを有する
    こと。 前記ラツクに噛合うピニオンギヤを有するこ
    と。 前記ラツクは回動支点からの長さを、前記可
    動片の当たる部分より歯の部分までを長くした
    こと。 前記ピニオンギヤに取り付けた指針を有する
    こと。 前記指針の指示圧力を表示する目盛を有する
    こと。 上記要件を備えたことを特徴とするガス封入電
    気機器用指針付密度スイツチ。
JP13396783U 1983-08-29 1983-08-29 温度補償付圧力計兼圧力スイッチ Granted JPS6040935U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13396783U JPS6040935U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 温度補償付圧力計兼圧力スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13396783U JPS6040935U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 温度補償付圧力計兼圧力スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6040935U JPS6040935U (ja) 1985-03-22
JPH055632Y2 true JPH055632Y2 (ja) 1993-02-15

Family

ID=30302012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13396783U Granted JPS6040935U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 温度補償付圧力計兼圧力スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6040935U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188199A (ja) * 1984-03-09 1985-09-25 松下電器産業株式会社 一槽式脱水洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6040935U (ja) 1985-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10215650B2 (en) Measuring instrument with spread measured value output
US4214474A (en) Density monitoring apparatus
DE59108293D1 (de) Austragvorrichtung für Medien
CN107863269B (zh) 一种超小型气体密度继电器
JPH055632Y2 (ja)
JP2022532295A (ja) 高耐振ガス密度リレー
US2973414A (en) Cutoff device for weighing scales
CN107799356B (zh) 一种带接点动作保持的电接点压力表
CN105097354A (zh) 一种压力式六氟化硫密度控制器
US3181342A (en) Oil gauge with testing facility
US3593582A (en) Combination pressure-responsive indicating and actuating device
Fuhai et al. Analysis and Discussion on the Current Situation of SF6 Relay Temperature Compensation Mode
US2251129A (en) Indicating instrument
CN219370901U (zh) 气体密度继电器
US2561204A (en) Pressure gauge
CN212275128U (zh) 一种微动开关式电接点压力表
US3273398A (en) Aneroid barometers
JPH01259706A (ja) 絶縁性ガスを封入した電気機器のガス漏れ検出装置
FR2267625A1 (en) HV cct. breaker with several interrupters - has housing filled with pressurised insulating fluid whose static pressure is used for contact actuation
CN109904033B (zh) 一种气体密度继电器超压信号实现保持的方法
US1074137A (en) Pressure-alarm gage.
CN216773865U (zh) 环网柜气箱气压监测显示装置
US3527903A (en) Combination gauge switch
US2918546A (en) Adjustable linkage for measuring device
GB774047A (en) Improvements in and relating to instruments responsive to force ratios