JPH0555978A - 携帯電話用増幅装置 - Google Patents
携帯電話用増幅装置Info
- Publication number
- JPH0555978A JPH0555978A JP3209188A JP20918891A JPH0555978A JP H0555978 A JPH0555978 A JP H0555978A JP 3209188 A JP3209188 A JP 3209188A JP 20918891 A JP20918891 A JP 20918891A JP H0555978 A JPH0555978 A JP H0555978A
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- signal
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 携帯電話との間の信号の授受を行う接続線を
無くすと共に、分離器及びフィルタを削減できる携帯電
話用増幅装置を提供する。 【構成】 携帯電話１１のＦＭ波用アンテナ１１１から
放射されるＦＭ変調波を受信するアンテナ１１８、ＦＭ
変調波を復調するＦＭ復調器１１７、登り信号波発生回
路１１５および送信波増幅用増幅部を備えた構成となっ
ている。
無くすと共に、分離器及びフィルタを削減できる携帯電
話用増幅装置を提供する。 【構成】 携帯電話１１のＦＭ波用アンテナ１１１から
放射されるＦＭ変調波を受信するアンテナ１１８、ＦＭ
変調波を復調するＦＭ復調器１１７、登り信号波発生回
路１１５および送信波増幅用増幅部を備えた構成となっ
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は携帯電話用増幅装置に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の増幅装置は、送信波と受信
波の分離器、送信波用増幅器、受信波用増幅器、送信波
用フィルタ、受信波用フィルタを備えており、携帯電話
と有線接続することにより送信波および受信波に対し、
一定の増幅度が得られるように構成されている。図２は
携帯電話と車両内に設置された従来の車載増幅装置の構
成を示している。図２において、２１は携帯電話であ
り、２２のアンテナ、２３の送信波用フィルタ、２４の
受信波用フィルタ、２５の送信部、２６の受信部、２７
の高周波切換スイッチ、３０の受信波と送信波を分離す
る共用器を含んでいる。
波の分離器、送信波用増幅器、受信波用増幅器、送信波
用フィルタ、受信波用フィルタを備えており、携帯電話
と有線接続することにより送信波および受信波に対し、
一定の増幅度が得られるように構成されている。図２は
携帯電話と車両内に設置された従来の車載増幅装置の構
成を示している。図２において、２１は携帯電話であ
り、２２のアンテナ、２３の送信波用フィルタ、２４の
受信波用フィルタ、２５の送信部、２６の受信部、２７
の高周波切換スイッチ、３０の受信波と送信波を分離す
る共用器を含んでいる。
【０００３】２９は車載増幅装置であり、２１０の送受
信波分離器、２１１の送信波増幅部、２１２の送信波用
フィルタ、２１３の受信波増幅部、２１４の受信波用フ
ィルタ、より構成されており、２８の同軸ケーブルによ
り携帯電話２１と接続される。また２１５は車両に設け
られた車載アンテナである。
信波分離器、２１１の送信波増幅部、２１２の送信波用
フィルタ、２１３の受信波増幅部、２１４の受信波用フ
ィルタ、より構成されており、２８の同軸ケーブルによ
り携帯電話２１と接続される。また２１５は車両に設け
られた車載アンテナである。
【０００４】次に上記従来例の動作について説明する。
図２において、携帯電話２１を車載増幅装置２９と接続
した場合、高周波スイッチ２７を車載増幅装置２９側に
設定する。この場合の携帯電話２１と車載増幅装置２９
間の信号の流れは、送信波の場合、送信部２５で変調，
増幅され、送信波用フィルタ２３，高周波スイッチ２７
及び同軸ケーブル２８を経て車載増幅装置２９に供給さ
れ、分離器２１０で分離され、送信波増幅器２１１でさ
らに増幅され、送信波用フィルタ２１２経由でアンテナ
２１５より空中に放射される。受信波の場合、アンテナ
２１５で受信した信号は受信波用フィルタ２１４経由
後、受信波増幅器２１３で増幅され、分離器２１０にお
いて送信波に重畳され、携帯電話２１に供給される。携
帯電話２１においては受信波用フィルタ２４により送信
波と分離され、受信部２６により復調される。このよう
に上記従来の車載増幅装置でも、送信波及び受信波を分
離独立した増幅器によって増幅することが出来る。
図２において、携帯電話２１を車載増幅装置２９と接続
した場合、高周波スイッチ２７を車載増幅装置２９側に
設定する。この場合の携帯電話２１と車載増幅装置２９
間の信号の流れは、送信波の場合、送信部２５で変調，
増幅され、送信波用フィルタ２３，高周波スイッチ２７
及び同軸ケーブル２８を経て車載増幅装置２９に供給さ
れ、分離器２１０で分離され、送信波増幅器２１１でさ
らに増幅され、送信波用フィルタ２１２経由でアンテナ
２１５より空中に放射される。受信波の場合、アンテナ
２１５で受信した信号は受信波用フィルタ２１４経由
後、受信波増幅器２１３で増幅され、分離器２１０にお
いて送信波に重畳され、携帯電話２１に供給される。携
帯電話２１においては受信波用フィルタ２４により送信
波と分離され、受信部２６により復調される。このよう
に上記従来の車載増幅装置でも、送信波及び受信波を分
離独立した増幅器によって増幅することが出来る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車載増幅装置では、送信波および受信波を車載増幅
器内で個別に増幅するために、分離器、および送受両波
のお互いの干渉防止のためのフィルタが必要であり、安
定した増幅度を得るために、携帯電話装置と車載増幅装
置を同軸ケーブルで接続する必要があり、取扱う上で繁
雑であるという問題があった。
来の車載増幅装置では、送信波および受信波を車載増幅
器内で個別に増幅するために、分離器、および送受両波
のお互いの干渉防止のためのフィルタが必要であり、安
定した増幅度を得るために、携帯電話装置と車載増幅装
置を同軸ケーブルで接続する必要があり、取扱う上で繁
雑であるという問題があった。
【０００６】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、車両内において、携帯電話を無線接続で車
載増幅装置と結合できる優れた増幅装置を提供すること
を目的とするものである。
ものであり、車両内において、携帯電話を無線接続で車
載増幅装置と結合できる優れた増幅装置を提供すること
を目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、携帯電話内にＦＭ波変調器を設け、車載増
幅装置内にＦＭ波復調器、送信波用シンセサイザを設
け、携帯電話と車載増幅装置間の送信信号の伝達をＦＭ
変調波によって行うようにしたものである。
するために、携帯電話内にＦＭ波変調器を設け、車載増
幅装置内にＦＭ波復調器、送信波用シンセサイザを設
け、携帯電話と車載増幅装置間の送信信号の伝達をＦＭ
変調波によって行うようにしたものである。
【０００８】
【作用】本発明は上記のような構成により、携帯電話と
車載増幅装置間とをＦＭ無線接続することができるの
で、同軸ケーブル、カールコード等の有線接続を不要に
するという効果を有する。
車載増幅装置間とをＦＭ無線接続することができるの
で、同軸ケーブル、カールコード等の有線接続を不要に
するという効果を有する。
【０００９】
【実施例】図１は、本発明の実施例の構成を示すもので
ある。図１において、１１は携帯電話であり、その内部
構成は次のようになっている。１２は基地局（図示せ
ず）から送信された下り信号波を受信すると共に、送信
波を空中に放射するアンテナ、１３は受信波と送信波と
を分離する共用器、１４は共用器１３から得られる受信
波を復調及び増幅その他の信号処理をする復調器、１５
は復調器１４からの音声信号を音声に変換するスピーカ
である。また、１１０は送話音声を集音して音声信号に
変換するマイク、１７は基地局への搬送波である登り信
号を生成し、マイク１１０からの音声信号によって変調
される変調波を発生する登り信号発生器である。１６は
登り信号発生器１７からの変調波を増幅して共用器１３
を経てアンテナ１２から放射する送信波を出力する増幅
器である。１９はマイク１５からの音声信号をＦＭ変調
するＦＭ信号発生器であり、１１０はこのＦＭ変調波を
車両内の車載増幅装置に放射するＦＭ用アンテナであ
る。また、１８は登り信号発生器１７及びＦＭ信号発生
器１９に基準信号を供給する基準信号発生器である。
ある。図１において、１１は携帯電話であり、その内部
構成は次のようになっている。１２は基地局（図示せ
ず）から送信された下り信号波を受信すると共に、送信
波を空中に放射するアンテナ、１３は受信波と送信波と
を分離する共用器、１４は共用器１３から得られる受信
波を復調及び増幅その他の信号処理をする復調器、１５
は復調器１４からの音声信号を音声に変換するスピーカ
である。また、１１０は送話音声を集音して音声信号に
変換するマイク、１７は基地局への搬送波である登り信
号を生成し、マイク１１０からの音声信号によって変調
される変調波を発生する登り信号発生器である。１６は
登り信号発生器１７からの変調波を増幅して共用器１３
を経てアンテナ１２から放射する送信波を出力する増幅
器である。１９はマイク１５からの音声信号をＦＭ変調
するＦＭ信号発生器であり、１１０はこのＦＭ変調波を
車両内の車載増幅装置に放射するＦＭ用アンテナであ
る。また、１８は登り信号発生器１７及びＦＭ信号発生
器１９に基準信号を供給する基準信号発生器である。
【００１０】一方、１１２は車両内に設置された通信用
の車載増幅装置であり、その内部構成は次のようになっ
ている。１１８は携帯電話１１のＦＭ用アンテナ１１０
から放射されるＦＭ変調波を受信するＦＭ用アンテナ、
１１７はアンテナ１１８から得られるＦＭ変調波を復調
する復調器、１１５は基地局への搬送波である登り信号
波を生成し復調器１１７からの復調信号によって変調さ
れる変調信号を発生する登り信号発生部、１１４は登り
信号発生部１１５からの変調信号を増幅する増幅器、１
１３は増幅器１１４からの送信波を空中に放射すると共
に、基地局から送信された下り信号波を受信するアンテ
ナである。また、１１６は登り信号発生器１１５に基準
信号を供給する基準信号発生器である。
の車載増幅装置であり、その内部構成は次のようになっ
ている。１１８は携帯電話１１のＦＭ用アンテナ１１０
から放射されるＦＭ変調波を受信するＦＭ用アンテナ、
１１７はアンテナ１１８から得られるＦＭ変調波を復調
する復調器、１１５は基地局への搬送波である登り信号
波を生成し復調器１１７からの復調信号によって変調さ
れる変調信号を発生する登り信号発生部、１１４は登り
信号発生部１１５からの変調信号を増幅する増幅器、１
１３は増幅器１１４からの送信波を空中に放射すると共
に、基地局から送信された下り信号波を受信するアンテ
ナである。また、１１６は登り信号発生器１１５に基準
信号を供給する基準信号発生器である。
【００１１】次に上記構成の動作について説明する。携
帯電話１１の使用法には、単独モードと車載モードの２
つの使用モードがある。単独モードの場合は、送信時に
おいてマイク１１０からの音声信号は登り信号発生器１
７において、登り信号である搬送波信号を変調し、その
変調波が増幅部１６で増幅されて、共用器１３を経てア
ンテナ１２から空中に放射される。
帯電話１１の使用法には、単独モードと車載モードの２
つの使用モードがある。単独モードの場合は、送信時に
おいてマイク１１０からの音声信号は登り信号発生器１
７において、登り信号である搬送波信号を変調し、その
変調波が増幅部１６で増幅されて、共用器１３を経てア
ンテナ１２から空中に放射される。
【００１２】また、受信時においては、アンテナ１２で
受信された下り信号波は、共用器１３を経て復調器１４
で復調及び増幅その他の信号処理が施され音声信号とな
り、スピーカ１５で音声に変換される。
受信された下り信号波は、共用器１３を経て復調器１４
で復調及び増幅その他の信号処理が施され音声信号とな
り、スピーカ１５で音声に変換される。
【００１３】一方、車載モードでは車載増幅装置１１２
を経由して基地局との通信を行う。すなわち、送信時に
おいてマイク１１０からの音声信号は、ＦＭ信号発生器
１９でＦＭ変調波となってアンテナ１１１から車両内の
車載増幅装置１１２に放射される。
を経由して基地局との通信を行う。すなわち、送信時に
おいてマイク１１０からの音声信号は、ＦＭ信号発生器
１９でＦＭ変調波となってアンテナ１１１から車両内の
車載増幅装置１１２に放射される。
【００１４】車載増幅装置１１２において、アンテナ１
１８で受信されたＦＭ変調波は、復調器１１７で復調さ
れた後、再び登り信号発生器１１５において登り信号で
ある搬送波信号を変調し、その変調波が増幅部１１４で
増幅されて、アンテナ１１３から空中に放射される。
１８で受信されたＦＭ変調波は、復調器１１７で復調さ
れた後、再び登り信号発生器１１５において登り信号で
ある搬送波信号を変調し、その変調波が増幅部１１４で
増幅されて、アンテナ１１３から空中に放射される。
【００１５】携帯電話１１及び車載増幅装置１１２にお
いて、登り信号発生器１７及び１１５と、基準信号発生
器１８及び１１６とは、ＰＬＬ（フェーズロックルー
プ）を形成して、登り信号周波数の安定化を図ってい
る。
いて、登り信号発生器１７及び１１５と、基準信号発生
器１８及び１１６とは、ＰＬＬ（フェーズロックルー
プ）を形成して、登り信号周波数の安定化を図ってい
る。
【００１６】この様に上記実施例によれば、携帯電話が
車載使用に選択されれば通常の登り信号の代りにＦＭ変
調波を送信する。従って、この方式では無線接続であっ
ても、車載固定部内で登り信号を安定に変調，増幅でき
るという利点を有する。また、下り信号受信において
は、携帯電話のアンテナを利用するため、従来機種に必
要であった。分離器、フィルタを削減できるという利点
も有する。
車載使用に選択されれば通常の登り信号の代りにＦＭ変
調波を送信する。従って、この方式では無線接続であっ
ても、車載固定部内で登り信号を安定に変調，増幅でき
るという利点を有する。また、下り信号受信において
は、携帯電話のアンテナを利用するため、従来機種に必
要であった。分離器、フィルタを削減できるという利点
も有する。
【００１７】なお、上記実施例においては、１１０を音
声用のマイク、１５をスピーカとしたが、送受信する情
報は音声に限ることなく、他の情報データでも良い。そ
の場合、１１０はデータ発生装置であり、１５はデータ
出力装置となる。
声用のマイク、１５をスピーカとしたが、送受信する情
報は音声に限ることなく、他の情報データでも良い。そ
の場合、１１０はデータ発生装置であり、１５はデータ
出力装置となる。
【００１８】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、携帯電話を車載にて使用する場合、携帯電話と増幅
装置との通信をＦＭ変調波によって行うことにより、両
者の接続を無線によって行えるので、両者を接続するケ
ーブルを無くすことができるという利点を有する。
に、携帯電話を車載にて使用する場合、携帯電話と増幅
装置との通信をＦＭ変調波によって行うことにより、両
者の接続を無線によって行えるので、両者を接続するケ
ーブルを無くすことができるという利点を有する。
【図１】本発明の実施例における携帯電話用増幅装置の
概略ブロック図
概略ブロック図
【図２】従来の携帯電話用増幅装置の構成を示す図
１１ 携帯電話 １２ アンテナ １３ 共用器 １４ 復調器 １５ スピーカ １６ 増幅部 １７ 登り信号発生器 １８ 基準信号発生器 １９ ＦＭ信号発生器 １１０ マイク １１１ ＦＭ用アンテナ １１２ 車載増幅装置 １１３ 車載アンテナ １１４ 増幅部 １１５ 登り信号発生器 １１６ 基準信号発生器 １１７ ＦＭ信号復調器 １１８ ＦＭ用アンテナ ２１ 携帯電話 ２２ アンテナ ２３ 送信波用フィルタ ２４ 受信波用フィルタ ２５ 送信部 ２６ 受信部 ２７ 高周波切換スイッチ ２８ 同軸ケーブル ２９ 車載増幅装置 ３０ 共用器 ２１０ 送受信波分離器 ２１１ 送信波増幅部 ２１２ 送信波用フィルタ ２１３ 受信波増幅部 ２１４ 受信波用フィルタ ２１５ 車載アンテナ
Claims (2)
- 【請求項１】 携帯電話装置から到来する周波数変調波
を受信するアンテナと、前記周波数変調波を復調して復
調信号を生成する復調器と、前記復調信号によって変調
された登り信号波を生成する登り信号発生器と、前記登
り信号波を増幅する増幅部と、増幅された前記登り信号
波を空中に放射するアンテナとを備えた携帯電話用増幅
装置。 - 【請求項２】 前記周波数変調波は、移動体内の携帯電
話装置から前記移動体内に放射された電波であることを
特徴とする請求項１記載の通信用増幅装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209188A JPH0555978A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 携帯電話用増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3209188A JPH0555978A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 携帯電話用増幅装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0555978A true JPH0555978A (ja) | 1993-03-05 |
Family
ID=16568809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3209188A Pending JPH0555978A (ja) | 1991-08-21 | 1991-08-21 | 携帯電話用増幅装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0555978A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6023616A (en) * | 1998-03-10 | 2000-02-08 | Cd Radio Inc. | Satellite broadcast receiver system |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62126726A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車電話の車載中継方法 |
-
1991
- 1991-08-21 JP JP3209188A patent/JPH0555978A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62126726A (ja) * | 1985-11-27 | 1987-06-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車電話の車載中継方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6023616A (en) * | 1998-03-10 | 2000-02-08 | Cd Radio Inc. | Satellite broadcast receiver system |
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