JPH055594Y2 - - Google Patents

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JPH055594Y2
JPH055594Y2 JP1986060655U JP6065586U JPH055594Y2 JP H055594 Y2 JPH055594 Y2 JP H055594Y2 JP 1986060655 U JP1986060655 U JP 1986060655U JP 6065586 U JP6065586 U JP 6065586U JP H055594 Y2 JPH055594 Y2 JP H055594Y2
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light emitting
carpet
emitting diode
support
light
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  • Decoration Of Textiles (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Carpets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ホテル、劇場、百貨店などにおい
て、火災や地震などの災害によつて照明が消えて
突然に暗闇になつたとき、カーペツトに形成した
標識、文字などが発光して、避難方向を誘導した
り、消火栓や危険物の場所を表示して災害の拡大
を防止することができるようにした発光表示付き
カーペツトに関するものである。
(従来の技術) 蛍光物質を含む糸を使用してカーペツトに文
字、標識などの模様を形成したり、またカーペツ
ト表面に発光性物質を含む塗膜によつて文字、標
識などの模様を形成し、停電によつて暗闇になつ
たときに上記発光性物質が発光して、災害の拡大
を防止するようにした屋内用シートは多く知られ
ている(特開昭60−199942号、実開昭60−140781
号、実開昭61−18080号各公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記公知のものは、いずれも発光性物質を糸条
や塗料などに含有させたものであるから、暗闇時
の発光性が発光性物質自体に比べて劣り、また時
間が経過すると発光が消失してしまい。停電後の
残光時間はせいぜい30分間程度であつた。またそ
の製作、加工が複雑であつた。
(問題点を解決するための手段) この考案は、カーペツト基材に点在的に配列し
た孔部に発光ダイオードが該発光ダイオードを囲
み、高さが発光ダイオードよりも高く、パイル糸
とほぼ同じ高さを有する筒状の支持具を介して固
着され、該支持具の上端に形成されたすり鉢状の
上面の中心穴から上記発光ダイオード上端のレン
ズ部が突出して点在的模様を形成していることを
特徴とする発光表示付きカーペツトである。
この考案において、上記発光ダイオードは、丸
棒状で、上端に半球状のレンズ部を有するもので
ある。上記レンズ部の半球状表面積は1個当り1
mm2以上であり、発光性および歩行時の感触の点か
らみて1個当りの表面積は1〜300mm2、好ましく
は3〜100mm2である。表面積が1mm2より小さいと、
発光が不十分であり、また表面積が300mm2を越え
る場合は、カーペツトなどの柔軟なシート上の歩
行時に異物感を生じ、また歩行耐久性が低下す
る。
上記の発光ダイオードをカーペツト基材に固着
するには、所望の標識もしくは文字などの模様の
形状に点在する孔部をカーペツトを貫通して形成
し、この孔部の内壁に支持具を固着し、この支持
具の内側に発光ダイオードを、支持具のすり鉢形
上面の中心穴から発光ダイオードのレンズ部が突
出するように挿入して固着される。上記支持具の
直径は発光ダイオードの直径の1.5〜2倍が好ま
しい。
上記支持具の材質は、耐衝撃性、耐摩耗性、耐
久性を有するエポキシ樹脂、ポリアミド樹脂など
の繊維強化プラスチツク(FRP)、またはアルミ
ニウム、ステンレススチールなどの金属が好適で
ある。
以下にこの考案の一例を図面によつて説明す
る。
第1図はカーペツトの垂直断面図であり、1は
カーペツト基材、2はカーペツト基材1にタフテ
イングされたパイル糸、3は発光ダイオードであ
り、円柱状上部にレンズ部3aが形成されてい
る。4はカーペツト基材1に貫設された孔部内壁
に接着剤で固着された支持具であり、支持具4の
上面4aはすり鉢状であり、上面4aの中央部に
上記発光ダイオード3のレンズ部3aが突出する
ための穴4bが穿設されている。また発光ダイオ
ード3の底部には複数本の脚3bが取付けられ、
脚3bはカーペツト基材1の底面に沿つて外方に
折り曲げられ、接着剤5にて底面に固着されてい
る。なお上記支持具4の外壁の高さはパイル糸2
とほぼ同じ高さを有するが発光ダイオード3のレ
ンズ部3aは支持具4の外壁高さより低くなつて
いるので、カーペツト上の歩行によつてレンズ部
3aが損傷されるのが防止される。なおまた、必
要に応じてカーペツト1の底面に例えばウレタン
ゴムからなる緩衝シート6を設けてもよい。さら
に、図示されていないが、レンズ部3aの上面を
硬質ガラスからなる透明カプセルをもつて保護し
てもよい。
第2図はカーペツトの平面図であり、発光ダイ
オード3が点在的に配置されて矢印模様を形成し
たものである。
第3図は発光ダイオード3に電気エネルギーを
供給するための配線図であり、7は電源にして直
流または交流のいずれであつてもよい。8は手動
スイツチもくしはセンサーであり、センサーは室
内が暗闇になつたとき回路を閉じるもの、もしく
は災害時に発生が想定されるガラス、熱などを検
知して作動するものである。また発光ダイオード
3は、電源7の電圧と発光ダイオード3の作動電
圧との関連によつて直列あるいは並列に配線され
るが、第3図のように並列に配線された場合は発
光ダイオードの一部が断線しても他は作動するの
で好ましい。
(作用) 災害が発生して室内が暗闇になつたとき、手動
的または自動的に発光ダイオードが発光して、発
光ダイオードの点在によつて形成された模様が暗
闇でも目視することができる。
実施例 ナイロンBCF(2400デニール/192本)を用い
た1/10ゲージのレベルループカーペツトに、所定
模様に相当して点在する孔部(直径8mm、中心間
隔2cm)を穿設し、この孔部の内壁に円筒形のエ
ポキシ樹脂FRP製の支持具を固着し、支持具の
傾斜上面中央部に設けた穴に発光ダイオード(直
径5mm)のレンズ部を突出させて固定した。この
発光ダイオードに直流(4.5ボルト)を通じて発
光ダイオードを発光させた。このときの暗闇にお
ける輝度は、4.5ミリcd/m2(1個当り)であつ
た。
(考案の効果) この考案は、発光ダイオードを使用するもので
あるから、低電圧、低電流稼動で輝度の高い発光
が得られる。そしてその発光は、蛍光性物質など
の発光が暗闇になつたのち30分間程度の残光しか
得られないのに比べて、この考案では電流が通じ
ている間いつまでも発光している。そして、上記
の発光ダイオードが該発光ダイオードを囲む筒状
の支持具を介してカーペツト基材に固着され、こ
の支持具の高さが発光ダイオードよりも高く、パ
イル糸とほぼ同じであり、支持具の上端に形成さ
れたすり鉢状の上面の中心穴から上記発光ダイオ
ード上端のレンズ部が突出するようにしたもので
あるから、発光ダイオードが上記支持具によつて
保護され、カーペツト上の歩行による発光ダイオ
ードの損傷が防止され、しかも発光ダイオードの
上端レンズ部が支持具によつて遮蔽されることが
なく、暗闇の中での誘導や表示の機能が損なわれ
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一例の垂直断面図、第2図
は平面図、第3図は配線図である。 1……カーペツト基材、2……パイル糸、3…
…発光ダイオード、3a……レンズ部、4……支
持具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 カーペツト基材に点在的に配列した孔部
    に発光ダイオードが該発光ダイオードを囲み、
    高さが発光ダイオードよりも高く、パイル糸と
    ほぼ同じ高さを有する筒状の支持具を介して固
    着され、該支持具の上端に形成されたすり鉢状
    の上面の中心の穴から上記発光ダイオード上端
    のレンズ部が突出して点在的模様を形成してい
    ることを特徴とする発光表示付きカーペツト。 〔2〕 支持具が繊維強化プラスチツク、金属等
    の耐衝撃性、耐摩耗性および耐久性を有する材
    料からなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の発光表示付きカーペツト。 〔3〕 支持具は、直径が発光ダイオードの直径
    の1.5〜2.0倍のものである実用新案登録請求の
    範囲第1項または第2項記載の発光表示付きカ
    ーペツト。 〔4〕 発光ダイオードが並列に配線されている
    実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれかに記載の発光表示付きカーペツト。
JP1986060655U 1986-04-22 1986-04-22 Expired - Lifetime JPH055594Y2 (ja)

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JPS62173783U JPS62173783U (ja) 1987-11-05
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JPS62173783U (ja) 1987-11-05

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