JPH0555352U - フロッピー・ディスク・ドライブ装置におけるヘッド支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ＦＤＤ（フロッピー・ディスク・ドライブ装
置）の薄型化を可能にするヘッド支持装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 ヘッドアーム１の先端部及びヘッドジンバル
の幅を媒体シェル４のヘッドウインドウ４ａの幅Ｗ０よ
りも小さくし、ヘッドの厚みを従来のヘッドよりも薄く
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、フロッピー・ディスク・ドライブ装置（以下ＦＤＤという）の薄型 化に有効なヘッド支持装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のＦＤＤのヘッド支持部（ヘッドアーム１及びヘッドジンバル２）の幅Ｗ １は、図１及び図２に示すように、媒体シェル４のヘッドウインド４ａの幅Ｗ０ よりも大きく作られている。従ってヘッド３の厚さＨは、ヘッド支持部が媒体シ ェル４と干渉することがないような厚さとなっている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

近年、携帯用パーソナルコンピュータ（パソコン及びワープロ）の薄型化の要 求が強まり、それに搭載するＦＤＤも、１ｍｍでも薄型化することが望まれてい る。本考案はその課題を解決する構造を得ることを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は上記の課題を解決するため、ヘッド支持部（ヘッド・アーム及びヘッ ド・ジンバル）の幅を媒体シェルのヘッドウインドウ幅よりも小さくし、ヘッド の厚さを従来のものより薄くできるようにしたものである。

【作用】

上記のように構成すると、ヘッド支持部が媒体シェルと干渉することがないた め、ヘッド厚を薄くでき、その結果ＦＤＤの薄型化が可能となる。

【０００５】 図３は本考案の実施例の斜視図を、また図４は図３において、Ｙ方向からみた 断面図を示すもので、ヘッドアーム１′の少くとも先端部の幅と、ヘッドジンバ ル２′及びヘッド３の幅を媒体シェル４のヘッドウンドウ４ａの幅Ｗ０より小さ くしたものである。 この構成によると、ヘッド支持部が媒体シェル４と干渉しないので、ヘッド３ の厚みを可能な限り薄くすることができるため、ＦＤＤの薄型化が可能になる。

【０００６】

【考案の効果】

本考案によれば、ヘッド支持部と媒体シェル４が干渉を生じないため、ヘッド ３の厚さを薄くでき、その分ＦＤＤの薄型化が可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のＦＤＤにおけるヘッドロード時における
ヘッド支持部の状況を示す斜視図である。

【図２】図１のＹ方向からみた断面図である。

【図３】この考案の実施例の斜視図である。

【図４】図３のＹ方向からみた断面図である。

【符号の説明】

１，１′ ヘッドアーム ２，２′ ヘッドジンバル ３ ヘッド ４ 媒体シェル ５ 媒体

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ヘッド支持部（ヘッドアーム及びヘッド
   ジンバル）の幅を媒体シェルのヘッド・ウインドウ幅よ
   りも小さくしたことを特徴とするフロッピー・ディスク
   ・ドライブ装置におけるヘッド支持装置。