JPH055495U - マーカーとフオークと鉛筆を一体化したゴルフ用筆記具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マーカーとフォークと鉛筆を一体化したこと
により、収納に便利であり、且つ使用に際しても従来の
単品におけるように散失することもないので直ちに用意
でき、プレーの迅速化にも寄与できるようにしている。 【構成】 筆記部を有する鉛筆本体に、フォーク部を有
するフォーク本体を回動自在に取付け、前記した鉛筆本
体の枢支部の孔にマーカーを着脱自在に取付けられるよ
うにして成る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、マーカーとフォークと鉛筆を一体化したゴルフ用筆記具に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来ゴルフ場に於ては、グリーン上で使用するマーカーと、地面慣らし用のフ ォークと、スコアーを記録する鉛筆は、夫々が単品として用意され使用されてき たものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし乍ら、マーカーとフォークと鉛筆が夫々単品である場合、例えばズボン のポケットに収容するのにかさばり、且つプレーにも支障があり、更には別体で あるが故に使用に際し直ちに取出せない等、多くの不都合さがあった。

【０００４】 本考案は以上のような従来例の問題に鑑みて創案されたもので、マーカーとフ ォークと鉛筆を一体化したことにより、使い勝手の良いようにしたものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案は、筆記部を有する鉛筆本体に、フォーク部を有するフォーク本体を回 動自在に取付け、且つ鉛筆本体の枢支部の孔にマーカーを着脱自在に取付けられ るようにしたことにある。

【０００６】

【作用】

本考案は、鉛筆として使用する場合は図２〜図４に示す如きで、そのときフォ ーク部はスコアカード等へ止着するクリップの役目をなす。また地面慣らし用の フォークとして使用する場合は、該フォークを１８０゜回動した図５の状態にす る。更にはマーカーを使用するときは、図２に示す如く該マーカーを引っぱるこ とで鉛筆の枢支部の孔より容易に離脱することができ、使用に際し好便であるは 固よりのこと、３部材を散失するようなことも適切に防止されるものである。

【０００７】

【実施例】

以下、本考案の具体的実施例を図１乃至図５によって説明する。

【０００８】 図１は、本考案に係るゴルフ用筆記具の各部材を分解したもので、鉛筆本体１ の一端には筆記部２を、他端付近には後述するフォークを枢着するための枢支部 ３を形成すると共に、該枢支部３にはマーカー取付用の孔3aを形成している。４ はフォーク本体であって、その一端付近に前記した鉛筆本体に回動自在に取付け るための枢支部６が形成され、且つクリップとしても機能する二又状のフォーク 部５を形成している。７はマーカーであり、その一面に設けた凸部８で前記した 鉛筆本体１の枢支部の孔3aに着脱自在に取付けられる。

【０００９】 図２〜４は、本考案のゴルフ用筆記具の鉛筆本体１とフォーク本体４を回動自 在に組付けたもので、フォーク本体部分を鉛筆本体に収容した状態を示す。

【００１０】 図５は、本考案のゴルフ用筆記具を、地面慣らし用のフォークとして使用すべ く、フォーク本体４を図２〜４より１８０゜回動して筆記部２の反対方向に突出 させた状態を示す。

【００１１】

【考案の効果】

以上詳述したように、本考案のものはマーカーとフォークと鉛筆を一体化した ことにより、収納に便利であり、且つ使用に際しても従来の単品におけるように 散失することもないので直ちに用意でき、プレーの迅速化にも寄与できる等の利 点を有する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のゴルフ用筆記具を分解した斜視図であ
る。

【図２】本考案のゴルフ用筆記具の組付け状態を示す斜
視図である。

【図３】本考案のゴルフ用筆記具を筆記具として使用す
る状態を示す正面図である。

【図４】本考案のゴルフ用筆記具を筆記具として使用す
る状態を示す側面図である。

【図５】本考案のゴルフ用筆記具をフォークとして使用
する状態を示す正面図である。

【符号の説明】

１ 鉛筆本体 ２ 筆記部 ３ 枢支部 3a マーカーの取付孔 ４ フォーク本体 ５ フォーク部 ６ 枢支部 ７ マーカー

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 筆記部を有する鉛筆本体に、二又部を有
   するフォークを回動自在に取付け、前記した鉛筆本体の
   枢支部の孔にマーカーを着脱自在に取付けられるように
   したゴルフ用筆記具。