JPH055484Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH055484Y2 JPH055484Y2 JP2505488U JP2505488U JPH055484Y2 JP H055484 Y2 JPH055484 Y2 JP H055484Y2 JP 2505488 U JP2505488 U JP 2505488U JP 2505488 U JP2505488 U JP 2505488U JP H055484 Y2 JPH055484 Y2 JP H055484Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- sensor
- gas outlet
- oxygen sensor
- axis
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 92
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 claims description 20
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 20
- 238000010926 purge Methods 0.000 claims description 11
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 10
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、導管等の工作施設開通時に施設内
の空気と置換ガス、例えば都市ガス、不活性ガス
等の置換状態を、工作施設内の空気中の酸素濃度
の減少変化を検出することにより確認するように
したエアーパージメータに関するものである。
の空気と置換ガス、例えば都市ガス、不活性ガス
等の置換状態を、工作施設内の空気中の酸素濃度
の減少変化を検出することにより確認するように
したエアーパージメータに関するものである。
一例として、ガス転換の場合をあげると、被転
換ガスが転換ガスに完全に入れ替わつたどうか、
あるいは転換がどの程度進行しているかといつた
確認を行う必要があるが、この場合、従来一般に
はガス導管内部から取り出した被検ガスをガス検
査器に送り込んでその転換率を想定していた。
換ガスが転換ガスに完全に入れ替わつたどうか、
あるいは転換がどの程度進行しているかといつた
確認を行う必要があるが、この場合、従来一般に
はガス導管内部から取り出した被検ガスをガス検
査器に送り込んでその転換率を想定していた。
この場合、ガス検査器に用いるガスセンサとし
て、熱伝導式ガスセンサを使用してガス転換率を
測定している（例えば特公昭61−56462号公報参
照）。これは、測定ガスに接触される熱伝導式第
１ガスセンサと、基準ガスに接触させる熱伝導式
第２ガスセンサとをブリツジ回路に組込んだもの
である。
て、熱伝導式ガスセンサを使用してガス転換率を
測定している（例えば特公昭61−56462号公報参
照）。これは、測定ガスに接触される熱伝導式第
１ガスセンサと、基準ガスに接触させる熱伝導式
第２ガスセンサとをブリツジ回路に組込んだもの
である。
このような熱伝導式ガスセンサは、液化石油ガ
ス、天然ガス、製造ガス等のうち特定の組成のガ
スの検出には有効であるが、すべてのガスについ
て有効ではなく、そのため置換ガスが変るごとに
熱伝導式ガスセンサを取り替えなければならない
という問題点があつた。
ス、天然ガス、製造ガス等のうち特定の組成のガ
スの検出には有効であるが、すべてのガスについ
て有効ではなく、そのため置換ガスが変るごとに
熱伝導式ガスセンサを取り替えなければならない
という問題点があつた。
この考案は、工作施設内のエアーの酸素濃度を
測定することにより簡単で確実にエアーパージを
測定できるようにしたエアーパージメータを提供
することを目的とする。
測定することにより簡単で確実にエアーパージを
測定できるようにしたエアーパージメータを提供
することを目的とする。
この考案にかかるエアーパージメータは、工作
施設内のガスを導入するガス導入口と、同じく導
出するガス導出口と、これらのガス導入口とガス
導出口間に位置し、両口に連通し、かつ軸線をガ
ス導入口の軸線と不一致とし、導入されたガスが
軸線方向を流れてからガス導出口に至る構成とし
たセンサ収容部と、このセンサ収容部に収納され
た酸素センサと、酸素センサの出力を表示する表
示部とを備えたものである。
施設内のガスを導入するガス導入口と、同じく導
出するガス導出口と、これらのガス導入口とガス
導出口間に位置し、両口に連通し、かつ軸線をガ
ス導入口の軸線と不一致とし、導入されたガスが
軸線方向を流れてからガス導出口に至る構成とし
たセンサ収容部と、このセンサ収容部に収納され
た酸素センサと、酸素センサの出力を表示する表
示部とを備えたものである。
この考案のエアーパージメータは、センサ収容
部とガス導入口との軸線がずれているので、ガス
導入口から導入されたガスがセンサ収容部に入つ
て減速し、圧力分布が平均化されスムーズに、か
つ効果的に酸素センサに当る。また、酸素センサ
の反応面以降もガスが軸線方向に流れ、ガス導出
口から排出される。
部とガス導入口との軸線がずれているので、ガス
導入口から導入されたガスがセンサ収容部に入つ
て減速し、圧力分布が平均化されスムーズに、か
つ効果的に酸素センサに当る。また、酸素センサ
の反応面以降もガスが軸線方向に流れ、ガス導出
口から排出される。
第２図はこの考案のエアーパージメータの動作
原理を示すものである。この図において、１はガ
ス導入口、２はガス導出口、３はセンサ収容部、
４は酸素センサである。１１は工作施設で、図で
は導管を示してある（以下導管という）。
原理を示すものである。この図において、１はガ
ス導入口、２はガス導出口、３はセンサ収容部、
４は酸素センサである。１１は工作施設で、図で
は導管を示してある（以下導管という）。
次に動作について説明する。
測定前には導管１１内はエアーが充満してい
る。この状態からガス源１２内の置換ガスで導管
１１内をパージする。導管１１はガス導入口１に
接続されているので、パージされたガスは酸素セ
ンサ４を通つてガス導出口２から排出される。し
たがつて、酸素センサ４の出力、つまり酸素濃度
の減少変化から導管１１内のエアーと置換ガスの
置換率（エアー／置換ガス）％を求めることがで
きる。
る。この状態からガス源１２内の置換ガスで導管
１１内をパージする。導管１１はガス導入口１に
接続されているので、パージされたガスは酸素セ
ンサ４を通つてガス導出口２から排出される。し
たがつて、酸素センサ４の出力、つまり酸素濃度
の減少変化から導管１１内のエアーと置換ガスの
置換率（エアー／置換ガス）％を求めることがで
きる。
第１図は上記原理に基づくこの考案のエアーパ
ージメータの一実施例を示す要部を断面とした正
面図である。この図において、２１は筐体で、口
金２２，２３が取付けられ、これらにガス導入口
２４、ガス導出口２５が形成されている。筐体２
１内には、センサ収容部２６がガス導入口２４と
ガス導出口２５間に位置させて、かつ両口２４，
２５が連通するように設けられている。さらに、
センサ収容部２６の軸線L1は、ガス導入口２４
とガス導出口２５のそれぞれの軸線L2，L3と不
一致となるようにずらせて設けてある。センサ収
容部２６内にはセンサホルダ２７がＯリング２８
で気密に設けられ、これに酸素センサ２９がその
反応面３０をガス導入口２４、ガス導出口２５側
として装着されている。３１はガス流規制板で、
ガス導入口２４から導入されたガスが、センサ収
容部２６内をその軸線L1方向に流れた後、ガス
導入口２５から排出される。３２は表示部で、酸
素センサ２９の出力を％表示する。３３は電源ス
イツチである。筐体２１内にはその他、酸素セン
サ２９の駆動回路、出力回路、電源電池等が収容
されるが、これら自体は公知であるので、その詳
細は省略する。
ージメータの一実施例を示す要部を断面とした正
面図である。この図において、２１は筐体で、口
金２２，２３が取付けられ、これらにガス導入口
２４、ガス導出口２５が形成されている。筐体２
１内には、センサ収容部２６がガス導入口２４と
ガス導出口２５間に位置させて、かつ両口２４，
２５が連通するように設けられている。さらに、
センサ収容部２６の軸線L1は、ガス導入口２４
とガス導出口２５のそれぞれの軸線L2，L3と不
一致となるようにずらせて設けてある。センサ収
容部２６内にはセンサホルダ２７がＯリング２８
で気密に設けられ、これに酸素センサ２９がその
反応面３０をガス導入口２４、ガス導出口２５側
として装着されている。３１はガス流規制板で、
ガス導入口２４から導入されたガスが、センサ収
容部２６内をその軸線L1方向に流れた後、ガス
導入口２５から排出される。３２は表示部で、酸
素センサ２９の出力を％表示する。３３は電源ス
イツチである。筐体２１内にはその他、酸素セン
サ２９の駆動回路、出力回路、電源電池等が収容
されるが、これら自体は公知であるので、その詳
細は省略する。
次に動作について説明する。
第２図で説明したように、工作施設、例えば導
管１１内のパージされたエアーは、ガス導入口２
４から置換ガスのガス圧によつて導入され、太線
矢印のように進み、酸素センサ２９の上面の反応
面３０に細線矢印のように一部のガスが反応し、
他のガスはセンサ収納部２６の軸線L1方向に進
み、ガス導出口２５から排出される。このように
してガスの流れをスムーズにし、かつ導入したガ
スを直線反応面３０に当てることなく反応させる
ことができる。
管１１内のパージされたエアーは、ガス導入口２
４から置換ガスのガス圧によつて導入され、太線
矢印のように進み、酸素センサ２９の上面の反応
面３０に細線矢印のように一部のガスが反応し、
他のガスはセンサ収納部２６の軸線L1方向に進
み、ガス導出口２５から排出される。このように
してガスの流れをスムーズにし、かつ導入したガ
スを直線反応面３０に当てることなく反応させる
ことができる。
以上説明したようにこの考案にかかるエアーパ
ージメータは、酸素センサの軸線をガス導入口の
軸線と不一致とし、流入したガス流が減速するよ
うにしたので、導入されたガスがスムーズかつ効
果的に酸素センサに当るため応答速度が速い。さ
らに、導入したガスはセンサ収納部の軸線方向に
流れてからガス導出口から排出されるので、これ
によりさらにガスの流れがスムーズになり正確な
測定を行うことができる。かようにこの考案は、
エアーと置換ガスとの転換率を正確に測定できる
ので、都市ガス管増設、新設後の管中エアーの都
市ガス置換状態の確認等の供給分野、都市ガス開
栓作業における都市ガス置換状態の確認の営業分
野、あるいは都市ガス製造工作施設の各種ガスに
よる置換状態の確認等の製造分野等に適用でき
る。
ージメータは、酸素センサの軸線をガス導入口の
軸線と不一致とし、流入したガス流が減速するよ
うにしたので、導入されたガスがスムーズかつ効
果的に酸素センサに当るため応答速度が速い。さ
らに、導入したガスはセンサ収納部の軸線方向に
流れてからガス導出口から排出されるので、これ
によりさらにガスの流れがスムーズになり正確な
測定を行うことができる。かようにこの考案は、
エアーと置換ガスとの転換率を正確に測定できる
ので、都市ガス管増設、新設後の管中エアーの都
市ガス置換状態の確認等の供給分野、都市ガス開
栓作業における都市ガス置換状態の確認の営業分
野、あるいは都市ガス製造工作施設の各種ガスに
よる置換状態の確認等の製造分野等に適用でき
る。
第１図はこの考案にかかるエアーパージメータ
の一実施例を示す要部を断面で示した正面図、第
２図はこの考案のエアーパージメータの動作原理
の説明図である。 図中、１はガス導入口、２はガス導出口、３は
センサ収容部、４は酸素センサ、１１は導管、１
２はガス源、２１は筐体、２２，２３は口金、２
４はガス導入口、２５はガス導出口、２６はセン
サ収容部、２７はセンサホルダ、２８はＯリン
グ、２９は酸素センサ、３０は反応面、３１はガ
ス流規制板、３２は表示部、L1，L2，L3は軸線
を示す。
の一実施例を示す要部を断面で示した正面図、第
２図はこの考案のエアーパージメータの動作原理
の説明図である。 図中、１はガス導入口、２はガス導出口、３は
センサ収容部、４は酸素センサ、１１は導管、１
２はガス源、２１は筐体、２２，２３は口金、２
４はガス導入口、２５はガス導出口、２６はセン
サ収容部、２７はセンサホルダ、２８はＯリン
グ、２９は酸素センサ、３０は反応面、３１はガ
ス流規制板、３２は表示部、L1，L2，L3は軸線
を示す。
Claims (1)
- 工作施設内のガスを導入するガス導入口と、同
じく前記ガスを導出するガス導出口と、前記ガス
導入口とガス導出口間に位置し、前記両口に連通
し、かつガス導入口の軸線と不一致の軸線を有す
るとともに、前記ガス導出口から導入されたガス
が減速し、前記不一致の軸線方向を流れてから前
記ガス導出口に至る構成のセンサ収容部と、この
センサ収容部に収容された酸素センサと、この酸
素センサの出力を表示する表示部とを備えたこと
を特徴とするエアーパージメータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2505488U JPH055484Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2505488U JPH055484Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01132956U JPH01132956U (ja) | 1989-09-11 |
| JPH055484Y2 true JPH055484Y2 (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=31245444
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2505488U Expired - Lifetime JPH055484Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055484Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6259677B2 (ja) * | 2014-02-27 | 2018-01-10 | 新コスモス電機株式会社 | 点検治具 |
| JP2018100868A (ja) * | 2016-12-20 | 2018-06-28 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP2505488U patent/JPH055484Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01132956U (ja) | 1989-09-11 |
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