JPH0553326B2 - - Google Patents

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JPH0553326B2
JPH0553326B2 JP61011910A JP1191086A JPH0553326B2 JP H0553326 B2 JPH0553326 B2 JP H0553326B2 JP 61011910 A JP61011910 A JP 61011910A JP 1191086 A JP1191086 A JP 1191086A JP H0553326 B2 JPH0553326 B2 JP H0553326B2
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Japan
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circuit
phase
voltage
signal
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Mitsuru Nakamura
Terunobu Myazaki
Eizaburo Sakashiro
Kazuo Nishijima
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication of JPH0553326B2 publication Critical patent/JPH0553326B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S40/00Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them
    • Y04S40/12Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment
    • Y04S40/121Systems for electrical power generation, transmission, distribution or end-user application management characterised by the use of communication or information technologies, or communication or information technology specific aspects supporting them characterised by data transport means between the monitoring, controlling or managing units and monitored, controlled or operated electrical equipment using the power network as support for the transmission

Landscapes

  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高圧配電線を信号伝送路とする電力
線搬送伝送装置に係り、特に、配電系統の運用上
の切換え時、系統内事故発生時などにより配電系
統の規模が変化しても、安定に通信を行うに好適
な電力線搬送伝送装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、例えば、文献・日立討論
VOL.65,No.6(1983−6)宮原・池田他「配電
線利用情報伝送システムの開発」の高圧配電線利
用零相キヤリア伝送システムの項で述べられてい
るように対地静電容量に対しどの程度の割合で零
相電圧を変化させたら十分な通信が行なえるかが
示されている。すなわち、相電圧の0.2〜0.3(%)
程度の零相電圧の変化で専用線と同程度の伝送が
可能であるとされている。しかし、対地静電容量
の変化に対する対応に関しては配慮されていなか
つた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術においては、第3図に示すような
高圧配電系統において、接地コンデンサ18(容
量C1)の大きさを高圧配電線19の対地静電容
量20(容量C)の1(%)程度に選んでいる。
1(%)としたのは、10倍のS/N比を得るため
である。
しかしながら、配電線の区分開閉器を零相キヤ
リア信号伝送装置を用いて開閉制御しようとする
場合、第4図に示すように変電所に親局21を設
置し各フイーダの区分開閉器23毎に子局装置2
2を設置することになる。このような配電線にお
いて接地コンデンサ18は、全2の区分開閉器2
3が接続された時に通信が最適な状態で行なわれ
なければならないことから、この状態の対地静電
容量の1(%)に選ばれている。今遮断器24か
ら第1番目の区分開閉器S11までの対地静電容量
をC11、第1番目の区分開閉器S11から第2番目の
区分開閉器S12までの対地静電容量をC12、同様に
区分開閉器S12から区分開閉器S13までの対地静電
容量をC13、区分開閉器S13以後の対地静電容量を
C14とし、同様に遮断器25、遮断器26におけ
る各フイーダの対地静電容量を各々、C21,C22
C23,C24,C31,C32,C33,C34とする。実際の配
電線においては、区分開閉器23の設置される位
置は等間隔とはならず、系統構成により異なる。
このため、対地静電容量C11〜C34は異なるわけで
あるが、今説明の都合上全て等しいものとして以
下説明する。対地静電容量の総和をC、すなわち C11+C12+C13+C14+C21+……+C34=C とすると、これに対し、親局21、及び子局22
の接地コンデンサC1の値は、Cの1(%)とす
る。この様な構成において、変電所から配電線上
の区分開閉器S11〜S33を零相キヤリア信号伝送に
より制御し順次区分開閉器23をONとする操作
を行なつた場合の、親局側から見た対地静電容量
の変化と、通信により発生する零相電圧の大きさ
を第5図a,bに示した。第5図aの時間t0〜t13
の各時刻毎に遮断器24〜26、及び区分開閉器
23の開閉状態を次の通りに制御したとする。
t0−t1間 CB1ON t1−t2間 CB1,S11ON t2−t3間 CB1,S11,S12ON t3−t4間 CB1,S11,S12,S13ON t4−t5間 CB1,S11,S12,S13,CB2ON t5−t6間 CB1,S11,S12,S13,CB2,S21ON t6−t7間 CB1,S11,S12,S13,CB2,S21
S22ON t7−t8間 CB1,S11,S12,S13,CB2,S21
S22,S23ON t8−t9間 CB1,S11,S12,S13,CB2,S21
S22,S23,CB3ON t9−t10間 CB1,S11,S12,S13,CB2,S21
S22,S23,CB3,S31ON t10−t11間 CB1,S11,S12,S13,CB2,S21
S22,S23,CB3,S31,S32,ON t11−t12間 CB1,S11,S12,S13,CB2,S21
S22,S23,CB3,S31,S32,S34ON t13−t13間 t11−t12間と同じ 第5図bから明らかなようにCB1のみON時の
時間t0−t1における親局21と子局11との通信
時においては、相電圧の12(%)の零相電圧が発
生している。この値は、系統の完全地絡事故時に
発生する接地形計器用変圧器(GPT)の出力電
圧を190(V)とすると7.62(V)となる。この値
は系統保護上無視できる値ではなく、高感度の地
絡保護リレーでは十分動作し得る電圧である。こ
のことは系統保護との協調に問題があることを意
味する。
また、親局、子局における復調回路を実現する
上で、あつかうアナログ量の大きさは0.1(V)〜
10(V)程度とすることが汎用のアナログ素子を
使用する上で有利である。すなわち、零相キヤリ
ア伝送の受信限界を相電圧の0.1(%)とすると復
調回路の電圧を0.1(%)〜10(%)を0.1(V)〜
10(V)に対応させて構成し、通常は1(%)〜す
なわち1(V)のアナログ信号で受信するように
することが通信信頼度上からも、回路製作上から
も有利となる。しかし、従来技術においては、通
常の通信レベルの10倍以上の零相電圧が発生する
場合が有り、復調回路を実現する上で不利とな
る。
また、従来技術における実施例として第4図の
ような系統において、全停という状態から順次系
統をいかした場合の対地静電容量の変化を説明し
たが、対地静電容量の変化するケースとして次の
ような場合もある。すなわち通常の運用において
は、2つの変電所において各々電力を供給してい
たが、系統事故または工事等により一時的に2変
電所分の系統に対して1変電所から電力を供給す
る場合がある。この時、対地静電容量は約2倍に
なることから、接地コンデンサを1変電所用に固
定した場合伝送信頼度の低下、または2変電所の
対地静電容量の差が大きい場合には通信不能にい
たることが考えられた。このようなことからも対
地静電容量の変化に追従して零相電圧の発生レベ
ルを一定に保つ方法が必要とされた。
本発明の目的は、対地静電容量が系統の事故
時、及び運用系体により変化しても発生する零相
電圧を一定に保ち、また系統保護との協調がとれ
る電力線搬送伝送装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、系統状態により対地静電容量が変
化しても、常に一定の大きさの零相電圧を発生す
るよう、接地コンデンサの容量を制御することに
より達成される。
〔作用〕
配電線と大地との間にコンデンサを接地して零
相電圧を発生する零相電圧発生回路は接地コンデ
ンサの容量を制御できるように構成されている。
また送受信データを受信するための復調回路とは
別に、零相電圧発生回路により変化した零相電圧
の大きさを測定する計測回路をもうけ、送信する
時の零相電圧の変化を自ら管理できるようにした
ため、対地静電容量が変化しても常に一定の大き
さの零相電圧で、通信ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明す
る。配電用変電所内の主変圧器1側に設置された
親局装置4は、系統に零相電圧を発生させるため
の零相電圧発生回路5と高圧配電線2から零相電
圧V0と基準相電圧VAを取り出すための零相受信
分圧回路6と子局装置11に対して制御指令や計
測指令を送信し子局装置11からの返信情報を受
信し処理する低圧制御部7とからなつている。子
局装置11は、高圧配電線2の負荷側に設置さ
れ、零相電圧発生回路5と同一の零相電圧発生回
路12と、零相受信分圧回路6と同一の零相受信
分圧回路13と、親局装置4からの制御指令や計
測指令を受信し制御、計測を行ない親局装置4に
返信処理をする低圧制御部14とからなつてい
る。
この親局装置4と子局装置11とのON,OFF
データの送受信動作について第6図により説明す
る。但し零相電圧発生回路5、及び12のスイツ
チSW1〜SW3は高圧配電線2の対地静電容量3Cs
に対し接地コンデンサの合成容量が1(%)とな
るようON、またはOFF制御されている。
親局送受信主回路10は高圧配電線2の基準零
相電圧の分圧出力を第6図aを入力し、これに同
期して零相電圧発生回路5のスイツチSW0を第6
図bのように、送信するデジタル情報が“0”の
時はOFF制御、“1”の時はON制御する。スイ
ツチSW0がON、OFFすることにより接地コンデ
ンサC1〜C3のいずれかが接地され、系統には基
準相と同相の零相電圧が第6図cに示すように発
生する。子局装置14においては、第6図cのよ
うに発生された零相電圧V0と第6図aの基準相
電圧VAを零相受信分圧回路13より入力する。
復調回路15は第7図に示すように乗算回路と2
倍調波の高調波分を除去し直流分を取りだすフイ
ルタ回路と直流分電圧の有無からデイジタルの
“1”、“0”データRDを再生し出力する再生回
路から構成され、乗算回路は基準相電圧VAと零
相電圧V0を入力し第6図dのように2倍調波の
高調波成分と直流分を含んだ出力を出力する。
フイルタ回路では直流分のみを取り出し第6図
eのように、零相電圧が有る時、すなわち親局装
置4のスイツチSW0がONの時には電圧有とな
り、スイツチSW0がOFFの時は電圧無しとなる。
このフイルタ回路出力に対し、再生回路では第6
図eに示すような検出レベルをもうけ、この検出
レベルよりフイルタ出力が大きい時、デイジタル
の“1”を出力し、フイルタ出力が小さい時デイ
ジタルの“0”を出力する。このようにして復調
回路15により復調されたデイジタルの“1”、
“0”データを子局送受信主回路16は入力し、
親局送受信主回路10から送信された情報を受信
する。
子局送受信主回路16から送信された“1”、
“0”データは、親局装置4側の零相受信分圧回
路6、復調回路8により子局装置11と同様な動
作により親局送受信主回路10で受信する。以上
のようにして親局装置4と子局装置11とのデー
タの送受信が行なわれるわけであるが、零相電圧
発生回路5、及び12のスイツチSW1〜SW3の制
御について以下説明する。計測回路9は第8図に
示すように、乗算回路、フイルタ回路、微分回
路、整流回路、A/D変換回路から構成されてい
る。
零相受信分圧回路6からの基準相電圧VAと零
相電圧V0は復調回路8に入力されるとともに、
計測回路9にも入力されている。計測回路9で
は、第9図aとbに示す基準電圧VAと零相電圧
V0から同図cのような2倍周波の高調波と零相
電圧V0に比例した直流分とを乗算回路出力とし
て得る。フイルタ回路では乗算回路出力から高調
波を除去し零相電圧V0の大きさに比例した大き
さの直流分電圧の有り、無しを出力する。微分回
路では、フイルタ回路出力を微分することによ
り、零相電圧V0の変化の大きさに比例した出力
を第9図fのように出力する。整流回路では、微
分回路出力を全波整流することにより、零相電圧
V0の変化の大きさに比例した直流分電圧を第9
図gに示すように出力する。A/D変換回路で
は、整流回路出力の直流電圧出力をアナログ量か
らデイジタル量に変換し、親局送受信主回路10
へ零相電圧の変化の大きさに比例したデイジタル
値を出力する。親局送受信主回路10ではこの計
測回路9のデイジタル値出力から現在の零相電圧
の変化分の大きさを知ることができるわけであ
る。今、高圧配電線2の対地静電容量3の総和を
3(μF)とし、零相電圧発生回路5のコンデンサ
C1〜C3をそれぞれ C1=0.01(μF),C2=0.02(μF),C3=0.04(μF
) とした時の零相電圧発生回路5のスイツチSW1
SW3の制御動作について説明する。
親局送受信回路10は、子局装置11に対しデ
ータを送信する場合、対地静電容量3の値がわか
らないため、接地コンデンサの値を決めることが
できず、SW1〜SW3のON,OFF制御ができな
い。そこで第10図に示すように、基準相電圧
VAに同期して第10図eのようにSW0をONする
前に、まずSW1を同図bのようにONとし、その
後SW0をONとすると零相電圧V0は、 0.01(μF)/3(μF)=0.0033 すなわち相電圧の0.33(%)となる。
計測回路9の整流出力は第10図gのようにな
り、その大きさは、零相電圧の変化に比例した値
となる。
たとえば、相電圧の1(%)の零相電圧の変化
が発生した時に1(V)の整流出力が出力される
ように調整されているなら、第10図gに示すt1
の時点で0.33(V)となる。次に親局送受信主回
路10は、相電圧の1(%)の零相電圧で送信し
ようとするなら、Sw1のみONでは計測回路9の
出力が、1Vに対し0.33(V)と小さいので、接地
コンデンサの容量を増すため、SW1をOFFにし
SW2をONとし再度SW0をONにして発生する零
相電圧の大きさをt2の時点で計測するわけであ
る。SW2をONとした場合には 0.02(μF)/3(μF)=0.0067 すなわち0.67(V)の計測回路出力を得る。
これでも1(V)に対し0.67(V)と小さいの
で、接地コンデンサの容量を増すため、次はSW1
とSW2をONとしてからSW0をONにして発生す
る零相電圧の大きさをt3において計測する。
SW1,SW2をONとした場合は、 0.03(μF)/3(μF)=0.01 すなわち1(V)の計測回路出力を得る。
これによつて、始めて親局送受信主回路10
は、系統の対地静電容量3の大きさを知ることが
でき、SW1,SW2をON、SW3をOFF制御するこ
とにより、t4以後相電圧の1(%)の零相電圧の
変化により子局装置11に対して送信するわけで
ある。子局装置11においては計測回路がないた
め、親局装置4は、子局装置11に対して返信す
る場合の零相電圧発生回路12のスイツチSW1
SW3の制御条件を情報として送信することによ
り、子局装置11の発生する零相電圧の大きさを
親局装置4が管理できるわけである。本実施例に
よれば、系統の対地静電容量が1(μF)から7
(μF)まで変化しても常に相電圧の1(%)の零
相電圧の変化で送受信ができるという効果があ
る。
次に本発明による親局装置4と子局装置11を
従来例で適用した第4図に示す配電線に適用した
場合の別の実施例について述べる。
対地静電容量の総和をC(μF)とし、零相電圧
発生回路5、及び12の接地コンデンサを C1=1.5C/12×100(μF) C2=4.5C/12×100(μF) C3=10.5C/12×100(μF) とした時、第5図aに示したと同様に、t0〜t13
時間に対し区分開閉器23のS11〜S34を順次投入
した場合の零相電圧の大きさを第11図bに示
す。
t0−t1間はSW1のみONで1.5(%) t1−t2間はSW1のみONで0.75(%) t2−t3間はSW2のみONで1.5(%) t3−t4間はSW2のみONで1.1(%) t4−t5間はSW2のみONで0.9(%) t5−t6間はSW2,SW1ONで1.0(%) t6−t7間はSW2,SW1ONで0.86(%) t7−t8間はSW2,SW1ONで0.75(%) t8−t9間はSW3のみONで1.2(%) t9−t10間はSW3のみONで1.1(%) t10−t11間はSW3のみONで0.95(%) t11−t12間はSW3,SW1ONで1.0(%) t12−t13間はSW3,SW1ONで1.0(%) の零相電圧で通信が行なわれることになり、本実
施例によれば発生する零相電圧の大きさを相電圧
の0.75(%)〜1.5(%)内にすることができ、系
統保護との協調が容易となり、また復調回路の実
現も汎用のアナログ素子でできるという効果があ
る。
次に第2図に示すように子局装置11を構成し
た別の実施例について以下述べる。第1図の実施
例と異なる点は、子局装置11に計測回路17を
追加した点のみである。このことにより、子局装
置11も親局装置4と同様な手順により、接地コ
ンデンサの容量を決めることができるわけであ
る。
今、親局装置4から子局装置11に対して、区
分開閉器の操作を行なうと同時にその状態を親局
装置4に返信するよう要求した場合、親局装置4
が送信している時と、子局装置11が区分開閉器
の操作を実行し、ただちに親局に返信しようとし
た時とでは、系統の対地静電容量は変化して異な
ることが容易に理解できる。したがつて、本実施
例のように、子局装置自身で接地コンデンサの容
量を決めるなら対地静電容量が変化しても適切な
零相電圧レベルで送信できるという効果がある。
また、子局装置11、親局装置4においても系統
に発生した零相電圧の変化の大きさを計測回路
9,17により知ることができるから、信号伝送
時零相電圧の変化分がある値(保護リレーが動作
する値よりも小さい値)を超えたときには、直ち
に送信動作を停止するようにする。そして再度送
信するときには最小の接地コンデンサから送信す
るようにする。このように接地コンデンサを制御
することにより、系統の対地静電容量が変化し、
系統保護リレーの動作値を超える零相電圧が発生
する状態になつても直ちに送信停止するため、系
統保護リレーが動作する前に零相電圧の発生を停
止することができる。これにより、系統保護リレ
ー協調が確実に取れるというもう一つの効果があ
る。次に、零相電圧発生回路5,12のスイツチ
SW1〜SW3の制御のやり方についての別の実施例
を以下述べる。前述本発明による実施例において
零相電圧発生回路のスイツチSW1〜SW3の制御手
順については、第10図の波形により説明した。
この場合は、対地静電容量が3(μF)であるた
め、1回目の送信時には0.01(μF)、2回目は0.02
(μF)、3回目に0.03(μF)となり、3回の送信動
作で目標の1(%)にスイツチSW1〜SW3を制御
できた。しかし、対地静電容量が7(μF)である
と7回の送信動作によつて目標の1(%)にスイ
ツチSW1〜SW3を完了することになる。ところ
が、零相電圧発生回路の用意しているコンデンサ
の容量はあらかじめわかつていること、接地コン
デンサの容量と発生する零相電圧の大きさと比例
関係にあることから、1回目の送信動作により計
測回路より得られる結果から、目標値に対し2回
目の送信時には、1回目の何倍の容量を選べばよ
いか演算により決めることができる。すなわち7
(μF)の対地静電容量の系統に対し、0.01(μF)
のコンデンサで送信した場合、0.14(%)の零相
電圧発生値を得られる。したがつて目標値が1
(%)であれば、 1(%)/0.14(%)=7 より、1回目のコンデンサ容量の7倍の容量で送
信すればよいことから、2回目の送信時は、0.07
(μF)のコンデンサで送信するわけである。これ
により、2回の送信動作で目標値の零相電圧発生
ができる。すなわち本実施例によれば、対地静電
容量の大きさに関係なく2〜3回の送信動作によ
りSW1〜SW3の組み合せ制御が完了できるという
効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、送信する時の零相電圧の変化
分の大きさを自ら管理できるので、系統の対地静
電容量が変化しても常に一定の電圧で送受信がで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の図、第2図は本発
明の別の一実施例の図、第3図は従来技術を説明
する図、第4図は従来技術による一実施例の図、
第5図は従来技術による実施例を説明する図、第
6図は各部の動作を説明する波形図、第7図は復
調回路のブロツク構成図、第8図は計測回路のブ
ロツク構成図、第9図は各部の動作を説明する波
形図、第10図は各部の動作を説明する波形図、
第11図は実施例の動作を説明する説明図であ
る。 1……主変圧器、2,19……高圧配電線、
3,20……対地静電容量、4,21……親局装
置、5,12……零相電圧発生回路、6,13…
…零相受信分圧回路、7,14……低圧制御部、
8,15……復調回路、9,17……計測回路、
10……親局送受信主回路、11,22……子局
装置、16……子局送受信主回路、18……接地
コンデンサ、23……区分開閉器、24,25,
26……遮断器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 零相信号の大きさにより開放制御される遮断
    器を含む三相配電線の零相信号を検出する零相信
    号検出部と、三相配電線の特定相と大地間にイン
    ピーダンスとスイツチング回路を直列に接続した
    直列回路と、スイツチング回路を送信情報に基づ
    いて開閉する信号変調回路と、前記零相信号検出
    部の出力と前記特定相の信号とを積演算し前記送
    信情報を得る信号復調回路とから構成される信号
    伝送装置を三相配電線の複数個所に設置して構成
    される電力線搬送伝送装置において、 少なくとも一つの信号伝送装置の直列回路は、
    インピーダンスと選択回路の直列回路が複数組並
    列接続され、かつこの並列回路と直列に接続され
    たスイツチング回路が三相配電線の特定相と大地
    間に設けられており、選択回路は三相配電線に注
    入する零相信号の大きさを調整するために使用さ
    れることを特徴とする電力線搬送伝送装置。
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