JPH0551364U - 鼻栓マスク - Google Patents

鼻栓マスク

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Publication number
JPH0551364U
JPH0551364U JP11072991U JP11072991U JPH0551364U JP H0551364 U JPH0551364 U JP H0551364U JP 11072991 U JP11072991 U JP 11072991U JP 11072991 U JP11072991 U JP 11072991U JP H0551364 U JPH0551364 U JP H0551364U
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JP
Japan
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water
nostril
mask
nose
polymer material
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Pending
Application number
JP11072991U
Other languages
English (en)
Inventor
政孝 西山
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鼻孔内に鼻水が溜ったり鼻孔外に鼻水が漏出
するのを防止し、鼻水の鼻孔内からの除去動作を不要と
することができる鼻栓マスクを提供する。 【構成】 鼻の少なくとも下部を覆うマスク部20と、
このマスク部20から突設され鼻孔内に挿入される挿入
部30と、両耳に係止され前記マスク部を鼻の前に保持
する係止部材とを備える鼻栓マスク10であって、前記
マスク部20及び挿入部30は、水分の通過を可能とし
た透水性部材31と、水分の吸収を可能とした吸水性高
分子材32と、該透水性部材31及び吸水性高分子材3
2を覆い、水分の外部への漏出を不能とするシート33
とで構成され、前記鼻孔内に挿入される透水性部材31
部分或は吸水性高分子材32部分には鼻孔の延在方向に
沿って延出し鼻孔の内部と外部を連通する通気路34が
貫設されていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鼻孔内に挿入して鼻水止めに使用する鼻栓マスクに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
花粉症等のアレルギー疾患や風邪等に罹患すると鼻孔内の粘膜が刺激されて鼻 水を生じる場合があるが、この鼻水が鼻孔から漏出すると周囲の者に不快感を与 えることがあるため、上記疾病に罹った患者は鼻孔内に鼻水が溜ったことを自覚 するとその都度ティッシュペーパー等を用いて鼻水を鼻孔内から除去していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ティッシュペーパー等を用いて鼻水を鼻孔内から除去するため に鼻から息を強く吐き出すと、それによって鼻孔内の粘膜が刺激されてさらに鼻 水が生じてしまう場合があり、また、鼻から息を強く吐き出す動作を執拗に行う と、鼻孔内の粘膜だけでなく中耳等の他の器官まで痛めてしまう場合があるとい う問題があった。 さらに、鼻水を鼻孔内から除去する動作は視覚的にも聴覚的にも回りの者に不 快感を与えてしまうという問題があり、また、作業中や運転中等両手が塞って鼻 水を拭き取る動作が行えない状態のときには、鼻孔内に鼻水が溜って不快であり 、或は鼻水が鼻孔から漏出して衛生上好ましくないという問題があった。
【0004】 本考案は上述のような点に鑑みてなされたものであり、鼻孔内に鼻水が溜った り鼻孔外に鼻水が漏出するのを防止し、鼻水の鼻孔内からの除去動作を不要とす ることができる鼻栓マスクを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、鼻の少なくとも下部を覆うマスク部と、 前記マスク部から突設され鼻孔内に挿入される挿入部と、両耳に係止され前記マ スク部を鼻の前に保持する係止部材とを備える鼻栓マスクであって、前記マスク 部及び挿入部は、水分の通過を可能とした透水性部材と、水分の吸収を可能とし た吸水性高分子材と、該透水性部材及び吸水性高分子材を覆い、水分の外部への 漏出を不能とするシートとで構成され、前記鼻孔内に挿入される透水性部材部分 或は吸水性高分子材部分には鼻孔の延在方向に沿って延出し鼻孔の内部と外部を 連通する通気路が貫設されていることを特徴とする。 また本考案は、鼻の少なくとも下部を覆うマスク部と、前記マスク部から突設 され鼻孔内に挿入される挿入部と、両耳に係止され前記マスク部を鼻の前に保持 する係止部材とを備える鼻栓マスクであって、前記マスク部及び挿入部は、水分 の吸収を可能とした吸水性高分子材と、該吸水性高分子材を覆い、水分の外部へ の漏出を不能とするシートとで構成され、前記鼻孔内に挿入される吸水性高分子 材部分には鼻孔の延在方向に沿って延出し鼻孔の内部と外部を連通する通気路が 貫設されていることを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案の一実施例による鼻栓マスクの概略構成を示す拡大断面図、図2 は図1の鼻栓マスクの使用状態を示す正面図、図3は同一部截断側面図であり、 図3に示すように、全体符号10で示す本実施例の鼻栓マスクは、鼻1の少なく とも下方を覆うマスク部20と、該マスク部20から突設され、鼻孔2に挿入さ れる挿入部30とを備えており、前記マスク部20には、ガーゼ等よりなるカバ ー41が係脱可能に取着されている。 このカバー41の側部には、図2に示すように、耳3に係止されてマスク部2 0を鼻1の前に保持する耳掛け42が設けられており、本実施例ではこのカバー 41と耳掛け42とが係止部材に相当している。
【0007】 前記マスク部20と挿入部30とは図1に示すように、例えば樹脂や不織布か らなり水分の通過を可能とする透水性部材31で形成されており、マスク部20 から挿入部30にかけての透水性部材31は、例えばアクリル酸・ビニルアルコ ール共重合体等からなる吸水性高分子材32により覆われている。 さらに、前記透水性部材31及び吸水性高分子材32の周囲は、マスク部20 及び挿入部30内の水分が外部へ漏出するのを阻止する樹脂シート33により覆 われており、また、鼻孔2内に挿入される前記挿入部30の透水性部材31部分 及び吸水性高分子材32部分には、鼻孔2の延在方向に延出して鼻孔2の内部と 外部とを連通する通気路34が、例えば多少の可撓性を有する遮水性の樹脂チュ ーブにより形成されている。
【0008】 このような構成による本実施例の鼻栓マスク10では、鼻孔2内に鼻水(図示 せず)が生じると、この鼻水が樹脂シート33を通してマスク部20及び挿入部 30の透水性部材31に浸透し、さらに吸水性高分子材32に誘導されてこれに 吸収される。一方、呼気及び吸気は前記通気路34及びカバー41を通して吸入 吐出される。
【0009】 このように、本実施例の鼻栓マスク10によれば、鼻孔2内に溜った鼻水が吸 水性高分子材32に吸収され、また、透水性部材31を通過し或は吸水性高分子 材32に吸収された鼻水は、樹脂シート33に遮られてマスク部20及び挿入部 30の外部に漏出することがないので、鼻水が鼻孔2内に溜って不快感を感じた り鼻孔2の外部に漏出して不衛生な状態となることが防止される。 このため、鼻水が生じる度にこれを鼻孔2内から除去する必要がなくなり、こ の除去動作に伴って新たな鼻水を誘発したり中耳等の他の器官を痛めたりするこ とや、回りの者に不快感を与えることを防止することができる。また、両手が自 由に使えるため運転や作業に支障を来すことがなく、さらに、鼻孔2内の鼻水で 不快感を感じることがないようにすることができる。
【0010】 尚、マスク部20及び挿入部30に設けられる吸水性高分子材は、透水性部材 31の内部に配置してもよい。 また、本実施例では食事時等における利便性を考慮して、マスク部20及びカ バー41の大きさを鼻1の下方部分のみを覆う大きさとしたが、市販のマスクと 同様に鼻1から口唇部分までを覆う大きさとしてもよい。
【0011】 さらに、上述の実施例ではマスク部20にカバー41を係脱可能に取着し、こ のカバー41の側部に耳掛け42を設ける構成としたが、カバーをマスク部と一 体として図4に示すようなマスク部50を形成し、このマスク部50の側部に耳 掛け(図4中不図示)を設ける構成としてもよい。この場合には、前記不図示の 耳掛けのみが係止部材に相当する。 また、前記マスク部50と、該マスク部50から突設された挿入部30との内 部を、図5に示すように全て吸水性高分子材35によって形成し、鼻水の吸収能 力を高めるようにしてもよい。
【0012】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、鼻孔内に挿入される挿入部の透水性部材 或は吸水性高分子材に鼻孔内の鼻水が浸透し、該吸水性高分子材に鼻水が吸収さ れるので、鼻孔内に鼻水が溜って不快感を感じたり、鼻孔外に鼻水が漏出して不 衛生な状態となることを防止することができ、鼻から息を強く吐き出す等の、鼻 孔内からの鼻水の除去動作を不要とすることができる。 これにより、鼻孔内を刺激して新たな鼻水を誘発したり、中耳等の他の器官を 痛めてしまうことを防止することができると共に、回りの者に不快感を与えるこ とを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による鼻栓マスクの概略構成
を示す拡大断面図である。
【図2】図1に示す鼻栓マスクの使用状態を示す正面図
である。
【図3】図2の一部截断側面図である。
【図4】本考案の他の実施例による鼻栓マスクの使用状
態を示す一部截断側面図である。
【図5】図4に示す鼻栓マスクの概略構成を示す要部拡
大断面図である。
【符号の説明】
1 鼻 2 鼻孔 3 耳 10 鼻栓マスク 20,50 マスク部 30 挿入部 31 透水性部材 32,35 吸水性高分子材 33 樹脂シート(シート) 34 通気路 41 カバー(係止部材) 42 耳掛け(係止部材)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鼻の少なくとも下部を覆うマスク部と、 前記マスク部から突設され鼻孔内に挿入される挿入部
    と、 両耳に係止され前記マスク部を鼻の前に保持する係止部
    材と、 を備える鼻栓マスクであって、 前記マスク部及び挿入部は、 水分の通過を可能とした透水性部材と、水分の吸収を可
    能とした吸水性高分子材と、該透水性部材及び吸水性高
    分子材を覆い、水分の外部への漏出を不能とするシート
    とで構成され、 前記鼻孔内に挿入される透水性部材部分或は吸水性高分
    子材部分には鼻孔の延在方向に沿って延出し鼻孔の内部
    と外部を連通する通気路が貫設されている、 ことを特徴とする鼻栓マスク。
  2. 【請求項2】 鼻の少なくとも下部を覆うマスク部と、 前記マスク部から突設され鼻孔内に挿入される挿入部
    と、 両耳に係止され前記マスク部を鼻の前に保持する係止部
    材と、 を備える鼻栓マスクであって、 前記マスク部及び挿入部は、 水分の吸収を可能とした吸水性高分子材と、該吸水性高
    分子材を覆い、水分の外部への漏出を不能とするシート
    とで構成され、 前記鼻孔内に挿入される吸水性高分子材部分には鼻孔の
    延在方向に沿って延出し鼻孔の内部と外部を連通する通
    気路が貫設されている、 ことを特徴とする鼻栓マスク。
JP11072991U 1991-12-17 1991-12-17 鼻栓マスク Pending JPH0551364U (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014120492A1 (en) * 2013-02-04 2014-08-07 Naturs Design, Inc. Liner for use with respiratory mask
US9113667B2 (en) 2008-05-29 2015-08-25 Naturs Design, Inc. Liner for use with respiratory mask
US10071216B2 (en) 2008-05-29 2018-09-11 Naturs Design, Inc. Liner for use with respiratory mask
KR20220144472A (ko) * 2021-04-20 2022-10-27 장용기 김서림 방지구

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