JPH0551269U - 洗濯物取り出し機能付き自動洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗濯槽又は脱水槽（６）の内側に脱着式の容
器（２）を内蔵した自動洗濯機によって、洗濯物に直接
手をふれず容器（２）に取り出すのが目的である。 【構成】 洗濯槽又は脱水槽（６）に脱着式の容器
（２）を内蔵した。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この実用新案は洗濯槽又は脱水槽（６）の内側に脱着式の容器（２）を内臓し た自動洗濯機に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の、自動洗濯機は、洗濯、または脱水の作業後、洗濯物を手でつかんで取 り出し容器に移していた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これには、次のような欠点があった。 （イ）手で小量づつ洗濯物を取り出すのは面倒であり、作業時間もかかったので 寒いときには手が冷たく、体も寒かった。 （ロ）手で小量づつ洗濯物を取り出していると、取り残しをしたり容器に移すと き落としたりした。 本考案は、これらの欠点を解決するためは、洗濯槽又は脱水槽（６）から全ての 洗濯物を直接手をふれずに容器（２）に移そうと考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

洗濯槽又は脱水槽（６）から全ての洗濯物を直接手をふれずに容器（２）に移 すには、はじめから洗濯槽又は脱水槽（６）の内側に脱着式の容器（２）を内蔵 する。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構成であるから容器（２）を取り出すことによって容 器（２）内の洗濯物に直接手をふれずに取り出すことができる。

【０００６】

【実施例】 以下、本考案の実施例について説明する。 （イ）洗濯槽又は脱水槽（６）が回転したとき内側の容器（２）が同じように回 転するように、洗濯槽又は脱水槽（６）の内側に凹部（５）を付け、容器（２） の外側に凸部（３）を付け、凹部（５）と凸部（３）がはまるように作成した。 また、洗濯槽又は脱水槽（６）の内側に凸部を、容器の外側に凹部を作成しても よい。 （ロ）脱水のとき水が排水するため、容器に穴（４）を空けた。 （ハ）容器（２）を容易に取り出すため、容器（２）に可倒式取っ手（１）を付 けた。 （ニ）脱水のとき水の排水をよくするため、洗濯槽又は脱水槽（６）と容器（２ ）の間を少しあける。

【０００７】

【考案の効果】

容器（２）から洗濯物を取り出すとき、洗濯物に直接手をふれず容器（２）を 取り出すため作業時間もかからず、結果として手も冷たくなくなり洗濯物の取り 残しと落とすこともなくなった。 また、容器（２）を使用しないときも容器（２）を収納しておく場所が必要なく なったため洗濯場が有効活用でき容器（２）が目につかなくなったため見た目も 良くなった。 共同の洗濯場のような所では、先に洗濯を終了した他人の洗濯物がまだ洗濯槽又 は脱水槽（６）の中に残っているようなとき手を触れずに取り出せるため取り出 しやすく衛生的になった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の容器（２）を内蔵しているときの縦断
面図である。

【図３】本考案の容器（２）を内蔵しているときの横断
面図である。

【符号の説明】

（１）は可倒式取っ手 （２）は容器 （３）は凸部 （４）は穴 （５）は凹部 （６）は洗濯槽又は脱水槽

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】洗濯槽又は脱水槽（６）の内側に脱着式の
   容器（２）を内蔵した自動洗濯機