JPH055100U - アイロン - Google Patents

アイロン

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JPH055100U
JPH055100U JP5799191U JP5799191U JPH055100U JP H055100 U JPH055100 U JP H055100U JP 5799191 U JP5799191 U JP 5799191U JP 5799191 U JP5799191 U JP 5799191U JP H055100 U JPH055100 U JP H055100U
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耐三 馬場
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株式会社家庭洗濯専門学院
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、水または温水を吹き付ける噴霧作
動と、当該吹き付けた水または温水を吸引するためのバ
キュウム作動が成されるように構成し、これに依り、被
服等布製品に対するウエットクリーニング法に基づく汚
れ落とし作用と、型崩れを防ぐ作用とが奏されると言
う、新規なアイロンを提供するものである。 【構成】 本考案は、アイロン盤2の先端寄り部分に、
多数の小孔8aで構成する吸気用面部8を設けると共
に、その前方に、温水又は水を霧状に噴出するためのノ
ズル孔13を穿設し、当該吸気用面部8には、一連の連
通機構を介して適宜吸気用器具を接続し、また、当該ノ
ズル孔13には、一連の連通機構を介して適宜給水ポン
プ等に接続するように構成したことを特徴とするアイロ
ン。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
クリーニングの形式としては、ドライクリーニング法(乾式洗濯)、ランドリ ークリーニング法(水式洗濯)に大別される。 本考案は、被服等繊維製品を湿 らせた状態でバキューム処理を施すことに依り、湿気で浮きだした汚れを吸い取 ってしまうと言うような形態を具えた新規な洗濯法、すなわち、ウエットクリー ニング法(湿式洗濯)と称し得る、新しい洗濯法の実行が出来るようにしたアイ ロンに関するものである。 換言すると本考案は、霧吹き作動と吸引作動が出来るように構成し、これに依 り、被服等繊維製品に対するウエットクリーニング法に依る洗浄作用が奏される ようにしたものである。 そして、本考案は主として業務用アイロンとして用い られるが、一般家庭での利用も可能とするものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のアイロンは、蒸気を噴出してアイロン対象物に湿り気を与え、この状態 で熱プレスを施すように構成したものであった。 そして、従来のアイロンは、 もっぱらプレス作用を奏させる道具としての地位に留まるものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、通常のアイロンとしての機能以外に、温水又は冷水に依る噴霧作動 及びバキュウム作動が成されるように構成することに依り、アイロン掛け対象品 に対する極めて良好な、ウエットクリーニング法に基づく汚れ落とし作用が奏さ れる、と言うような新規なアイロンを提供するものである。 そして、当該バキ ュウム作動が極めて良好に成されるように構成したことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、水または温水を吹き付ける噴霧作動と、当該吹き付けた水または温 水を吸引するためのバキュウム作動が成されるように構成し、これに依り、被服 等布製品に対するウエットクリーニング法に基づく汚れ落とし作用と、型崩れを 防ぐ作用とが奏されると言う、新規なアイロンを提供するものである。
【0005】
【実施例】
図に於いて、1はアイロン器体、2は該器体1の下面に固設したアイロン盤で あって、当該気体内に收装した電熱ヒーター3に依り、所定の温度に加熱される ものである。 4は当該ヒーターに対する温度制御用サーモスタットであり、通 電用コード4aが接続してある。 尚、当該アイロン盤2の底面形態であるが、 これは、図5に示すような平坦面が通常の形態であるが、図6に示すような下向 き彎曲面に形成したものを用いる場合もある。
【0006】 5は上記したアイロン器体1の上面側に装設した操作用ハンドルであって、そ の先端側は中空パイプ6を介して、また、基端側は連結片7を介して、夫々アイ ロン器体1側に固着してある。
【0007】 8はアイロン盤2の先端寄り部分に形成した吸気用面部であって、当該吸気用 面部は、0.2〜1mm程度の小孔8aを多数穿設して形成したものである。 そして、当該吸気用面部8であるが、図示の実施例にあっては多数の小孔8aを 円形状に配設して形成してあるが、これ以外、例えば当該多数の小孔8aを矩形 状または三角形状等に配設することに依り、吸気用面部8を矩形状または三角形 状等の形態を呈するように形成して実施しても良い。
【0008】 9は上記吸気用面部8の背面部全体を覆うようにアイロン器体1の下面対応部 分に形成した吸気室である。 そして当該吸気室9は、アイロン器体1の後方寄 りに設けた吸気制御用バルブ10に対して、導管11を介して連通可能に連結し てある。 12は当該吸気制御用バルブ10に設けた接続用筒状金具であって、 不図示の外部接続用バキュームホースを接続するためのものである。 そして、 当該バキュームホースは適宜吸気用器具に接続される。 すなわち、本考案を家 庭用として使用する場合は、掃除機のバキューム口にジョイントして使用する。 そして、業務用として使用する場合は、専用の吸引機器に接続する。 なお、上 記した吸気制御用バルブ10はこれを省略し、吸気用器具側で当該吸気制御を行 うように構成しても良い。
【0009】 13は温水又は水を霧状に噴出するためのノズル孔であって、前記した吸気用 面部8の前方部分に形成してある。 そして、当該ノズル孔13は、操作用ハン ドル5の先端寄り内部に收装した噴霧制御用バルブ14に対して、導霧パイプ1 5を介して連通可能に連結してある。 16は当該噴霧制御用バルブ14に設けた接 続用筒状金具であって、不図示の外部接続用導水パイプを接続するためのもので ある。 そして当該導水パイプは、水道の蛇口、または、適宜給水ポンプ等に接 続される。 尚、本考案を家庭用として実施する場合は、適宜の貯水タンクをア イロン内に收装し、これを適宜噴霧器で、噴霧させるように構成しても良い。 すなわち、適宜の貯水タンクと噴霧器をアイロン内に收装し、これに依り、ノズ ル孔13からの噴霧を手動的に成すように構成しても良い。
【0010】 図1に示す状態に於いて、吸気制御用バルブ10に設けた接続用筒状金具12 に対して、外部接続用バキュームホースを介して、適宜吸気用器具に接続してお く。 同時に、噴霧制御用バルブ14に設けた接続用筒状金具16に対して、外部 接続用導水パイプ16を介して、適宜給水ポンプ等に接続しておく。
【0011】 この状態に於いて、噴霧制御用バルブ14を操作することに依り、ノズル孔13か ら温水又は水を霧状に噴出させる。 これに依り、所要の被服等に対し霧吹きを なし適度の湿り気が付与され、従って、麻、綿、化繊の場合は皺が伸ばされる。 同時に、当該湿り気付与に基づき、繊維に付着していた汚れが浮き出される。
【0012】 次に、吸気制御用バルブ10を操作することに依り、上記連結した適宜吸気用器 具の吸引作用が奏され、導管11及び吸気室9を介して、アイロン盤2の先端寄り 部分に穿設した多数の小孔8aで構成する吸気用面部8は、強力なる吸引作用を 奏することとなる。 従って、上記した噴霧に基づき浮き上がった汚れが吸引さ れ、外部に放出される。
【0013】 前記した噴霧作動は、上記した吸引作動時には停止しておくことを原則とする も、両者を同時に作動させるようにして使用しても良い。
【0014】 処で、電熱ヒーター3に対する通電を成し、通常のアイロンとしての利用が図 られることは勿論である。 そして、このような通常のアイロン掛けに際し、前 述した噴霧機能を、皺伸ばしのための湿らせ用として利用可能である。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、アイロン盤2の先端寄り部分に、多数の小孔8aで構成する吸気用 面部8を設けると共に、その前方に、温水又は水を霧状に噴出するためのノズル 孔13を穿設し、当該吸気用面部8には、一連の連通機構を介して適宜吸気用器 具を接続し、また、当該ノズル孔13には、一連の連通機構を介して適宜給水ポ ンプ等に接続するように構成したから、ウエットクリーニング法に依る洗濯の実 施が可能化される。
【0016】 すなわち、繊維製被服等、ウール地及び化繊地製品、並びに車の座席シート等 、あらゆる繊維製品に対して、ノズル孔13からの噴霧に依る起毛処理、並びに 、当該噴霧に基づく汚れを浮き出しと、吸気用面部8に依る吸引作用に基づき、 当該繊維被服等に対するウエットクリーニング法に依る洗濯処理が果たされるこ ととなる。 従って、本考案に依れば、ウエットクリーニング機能を具えたアイ ロンと言う新規な製品の提供が可能化される。
【0017】 また、本考案は請求項2に記載のように、噴霧制御用バルブ14に代えて、適宜 の貯水タンクと噴霧器をアイロン内に收装し、これに依り、ノズル孔13からの噴 霧を成すように構成した場合、給水用ポンプを用いなくて済むため、一般家庭用 として最適な形態とされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案全体の一部切欠側面図である。
【図2】本考案の側面図である。
【図3】本考案の底面図である。
【図4】本考案の平面図である。
【図5】アイロン盤2の底面形態を平坦面として成る本
考案を示す説明用略図である。
【図6】アイロン盤2の底面形態を下向き湾曲面として
成る本考案を示す説明用略図である。
【符号の説明】
1 アイロン器体 2 アイロン盤 3 電熱ヒーター 4 サーモスタット 4a 通電用コード 5 操作用ハンドル 6 中空パイプ 7 連結片 8 吸気用面部 8a 小孔 9 吸気室 10 吸気制御用バルブ 11 導管 12 接続用筒状金具 13 ノズル孔 14 噴霧制御用バルブ 15 導霧パイプ 16 接続用筒状金具

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイロン盤(2)の先端寄り部分に、
    多数の小孔(8a)で構成する吸気用面部(8)を設け
    ると共に、その前方に、温水又は水を霧状に噴出するた
    めのノズル孔(13)を穿設し、当該吸気用面部(8)
    には、一連の連通機構を介して適宜吸気用器具を接続
    し、また、当該ノズル孔(13)には、一連の連通機構
    を介して適宜給水ポンプ等に接続するように構成したこ
    とを特徴とするアイロン。
  2. 【請求項2】 適宜の貯水タンクと噴霧器をアイロン
    内に收装し、これに依り、ノズル孔(13)からの噴霧
    を成すように構成した請求項1に記載のアイロン。
  3. 【請求項3】 アイロン盤(2)の底面形態を平坦面
    として成る請求項1または請求項2に記載のアイロン。
  4. 【請求項4】 アイロン盤(2)の底面形態を下向き
    湾曲面として成る請求項1または請求項2に記載のアイ
    ロン。
JP5799191U 1991-06-28 1991-06-28 アイロン Expired - Lifetime JPH0727039Y2 (ja)

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JP5799191U JPH0727039Y2 (ja) 1991-06-28 1991-06-28 アイロン

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JPH0727039Y2 JPH0727039Y2 (ja) 1995-06-21

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