JPH0550943U - 電流制御回路の短絡検出装置 - Google Patents

電流制御回路の短絡検出装置

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JPH0550943U
JPH0550943U JP9924991U JP9924991U JPH0550943U JP H0550943 U JPH0550943 U JP H0550943U JP 9924991 U JP9924991 U JP 9924991U JP 9924991 U JP9924991 U JP 9924991U JP H0550943 U JPH0550943 U JP H0550943U
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JP
Japan
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circuit
solenoid
current
short
energization
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Pending
Application number
JP9924991U
Other languages
English (en)
Inventor
政彦 若色
Original Assignee
日本電子機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本電子機器株式会社 filed Critical 日本電子機器株式会社
Priority to JP9924991U priority Critical patent/JPH0550943U/ja
Publication of JPH0550943U publication Critical patent/JPH0550943U/ja
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通電電流をチョッピング制御されるソレノイド
の短絡を検出する。 【構成】フリップ・フロップ51,アンド回路52により、
ソレノイド1の電流をチョッピング制御する回路におい
て、タイマー53により通電のONからOFFまでの時間
を計測し、基準値以下である場合は、ソレノイド1が短
絡であるとしてラッチ回路54の出力をローレベルとし、
第2のアンド回路55の出力をOFFとすることにより、
ソレノイド1への通電を停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の電動用オイルポンプや電磁式燃料噴射弁等のソレノイドへ の通電電流をチョッピング制御する回路においてソレノイドの短絡を検出する装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の電流制御回路の基本構成を図3に基づいて説明する。 オイルポンプや電磁弁等のソレノイド1は電流検出用抵抗2及びスイッチング 素子としてのトランジスタ3と直列に電源VB に接続されている。電流検出用抵 抗2の端子電圧が電流検出回路4に入力されてソレノイド1の通電電流が検出さ れ、該通電電流が上限レベルIHH及び下限値IHLに達した時に、夫々パルスを発 生して制御回路5内のフリップ・フロップ51のリセット端子Rとセット端子Sに 出力する。フリップ・フロップ51の出力端子Qとソレノイド駆動信号inとがア ンド回路52に入力され、その出力が前記トランジスタ3に供給されるようになっ ている。
【0003】 したがって、ソレノイド1への通電を開始して電流が上限値IHHに達すると、 フリップ・フロップ51がリセットされてアンド回路52の出力がローレベルとなっ てソレノイド1の通電がOFFとされ、電流が減少して下限値IHLに達すると、 フリップ・フロップ51がセットされてアンド回路52の出力がハイレベルとなって ソレノイド1の通電がONとされる動作を繰り返すことにより、ソレノイド1の 通電電流が上限値IHHと下限値IHLとの範囲内に保持される (図4 (A) 参照) 。
【0004】 尚、ソレノイド1及び電流検出用抵抗2と並列にソレノイド1の逆起電力発生 時における電流の逆流防止用のためダイオード6が接続されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、かかる従来のソレノイドの電流制御回路にあっては、ソレノイドが 短絡故障した場合でも、図4 (B) に示すように電流が上限値IHHと下限値IHL の範囲内に保持されることには変わりがないため、該ソレノイドが短絡故障して いると検出することができなかった。
【0006】 本考案はこのような従来の問題点に鑑みなされたもので、ソレノイドの通電特 性が一定の時定数を持つことに着目し、チョッピング制御方式においてもソレノ イドの短絡を検出できるようにした電流制御回路の短絡検出装置を提供すること を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、ソレノイドへの通電電流を検出しつつ、該通電電流を所定 範囲内に保持するように通電をON,OFF制御する電流制御回路において、定 常通電状態で通電電流がON,OFFの切り換えにより、増大し又は減少する速 度を基準レベルと比較してソレノイドの短絡を検出する短絡検出手段を設けた構 成とした。
【0008】
【作用】
ソレノイドが正常である場合にソレノイドが有する通電特性の時定数により、 通電のON, OFFの切り換えにより増大又は減少する速度は、定まっており、 ソレノイドが短絡された場合に比較して十分小さい値である。 そこで、前記短絡検出手段により、ソレノイド通電電流が増大し又は減少する 速度を基準値と比較することにより、短絡故障を検出できる。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図に基づいて説明する。 本実施例は、前記従来例の構成に以下の構成が付加される。尚、従来例と同一 の構成部分は同一符号を付し説明を省略する。 即ち、制御回路5のアンド回路52の出力端子をスタート端子に接続し、フリッ プ・フロップ51のリセット端子をストップ端子に接続したタイマー53と、該タイ マー53の出力端子に接続されたラッチ回路54と、アンド回路52の出力及びラッチ 回路54の出力を入力する第2のアンド回路55と、を追加し、該第2のアンド回路 55の出力をソレノイド1駆動用のトランジスタ3に供給する構成とする。
【0010】 ここで、タイマー53は、スタート端子にハイレベル信号を入力して起動されて からストップ端子にハイレベル信号を入力して停止されるまでの時間をカウント し、該カウント値と基準値とを比較して基準値より大きい場合はソレノイド1が 短絡していないとしてラッチ回路54をハイレベルとする信号を出力するが、前記 カウント値が基準値以下である場合には、ソレノイド1が短絡しているとしてラ ッチ回路54をローレベルに切り換える信号を出力する。
【0011】 即ち、前記基準値は図2に示すように、ソレノイド1の正常時には、その時定 数により定まる通電がONされてからOFFされるまでの時間に比較して十分小 さいが、ソレノイド1の短絡時において通電がONされてからOFFされるまで の時間よりは十分大きい値に設定されているので、ソレノイド1の短絡を検出で きる。
【0012】 その結果、ソレノイド1の短絡時には第2のアンド回路55の出力がローレベル となってトランジスタ3がOFFとされ、ソレノイド1の通電が停止される。 尚、タイマー53,ラッチ回路54及び第2のアンド回路55により短絡検出手段が 構成される。 前記実施例では、通電電流の増大速度を下限値から上限値に達するまでの1回 分の時間を基準値と比較して短絡検出を行うものを示したが、ソレノイド1の正 常時におけるON, OFF切り換えの周期が短く、短絡時と判別する精度を出し 難いような場合には、切換複数回分の時間を比較して行う構成とすればよい。
【0013】 また、逆に所定時間内における通電のON,OFF切換回数を基準値と比較し て基準値以上の場合には短絡と判定する構成とすることもできる。更に、精度を 要求されるが、増大開始時又は減少開始時の電流値を微分した値を増大速度又は 減少速度として直接検出し、これを基準値と比較して短絡を検出する構成とする こともできる。
【0014】 尚、実施例では、短絡の検出をアナログ回路で行うものを示したが、マイクロ コンピュータによりソフトウエアで行うこともできる。例えば、通電のONから OFFまでの時間をカウントし、基準値と比較して基準値以下の場合には通電を 遮断するようなルーチンをプログラムして制御すればよい。
【0015】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、チョッピング制御されるソレノイ ド駆動回路におけるソレノイドの短絡を迅速に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図
【図2】同上実施例の作動を示すタイムチャート
【図3】従来例を示す回路図
【図4】同上従来例の作動を示すタイムチャート
【符号の説明】
1 ソレノイド 2 電流検出用抵抗 3 トランジスタ 4 電流検出回路 5 制御回路 51 フリップ・フロップ 52 アンド回路 53 タイマー 54 ラッチ回路 55 第2のアンド回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソレノイドへの通電電流を検出しつつ、該
    通電電流を所定範囲内に保持するように通電をON,O
    FF制御する電流制御回路において、定常通電状態で通
    電電流がON,OFFの切り換えにより、増大し又は減
    少する速度を基準レベルと比較してソレノイドの短絡を
    検出する短絡検出手段を設けたことを特徴とする電流制
    御回路の短絡検出装置。
JP9924991U 1991-12-02 1991-12-02 電流制御回路の短絡検出装置 Pending JPH0550943U (ja)

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JPH0550943U true JPH0550943U (ja) 1993-07-02

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015090369A (ja) * 2013-11-05 2015-05-11 ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 誘導素子の駆動を監視するための装置、および方法

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