JPH05509225A - C型ロタウイルス培養体およびその利用法 - Google Patents

C型ロタウイルス培養体およびその利用法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C型ロタウィルス培養体およびその利用法関連する出願 Mark W、 Welter、David M、 Chambers C,な らびにJoseph WelterはB型ロタウィルスの培養体およびその利用 法という名称に係る発明につき1989年11月13日付出願番号第07/43 4.209号にて共同出願している。
発明の分野 本発明は濃度を薄めたタンパク質分解酵素により二倍体の細胞培養体にC型ロタ ウィルスを増殖し、診断用キットに側層する抗原および抗血清を産生じ、そして C型ロタウィルス感染予防用の修飾生菌ワクチンならびにホルマリン殺の死菌ワ クチンを産生ずることに関する。
発明の背景 ロタウィルスは乳幼児や子ブタのウィルス性胃腸炎の主原因となっている(2. 3.4.7.8.9.17.20.27.37.)。きわめて多くの動物種に発 見されているロタウィルスは、電子顕微鏡で見たときのその特徴的な車輪状外観 から命名されたものである。ロタウィルスのゲノムは、11個の二重鎖RNAセ グメントにゲノムが分裂しているためレオウィルスやオルビウイルスからは区別 されるが、その他のFleoviridaeと同様、二重鎖(ds)RNA形を している。
1983年にPedley(24)は1次元ターミナルフィンガープリント分析 で特徴付けることにより血清学的差異、蛍光抗体、および核酸上の差異に基づき ロタウィルスを数個のグループに分類した。RNAエレクトロフェロタイプもこ の分類の基礎として用いられた(29〕。グループへのロタウィルスは「典型的 」と考えられ、それ以外のものは全て(B、C,D、E) r非典型的」とされ た。このうちパラロタウィルスと呼ばれることもあるC型(グループC)ロタウ ィルスは、ニワトリ、ブタおよびヒトに胃腸炎を起こすことが分かった(1.4 .5.7.10.11.12.13、14.20.21.22.25.26.3 3.34)。16個の単クローン性抗体のパネル[panel]かブタC型ロタ ウィルスに作られ(Cowden株)、そのうち4つは中和力を持つものであっ た。C型の抗原だけがこの単クローン性抗体によって検出され、A型またはB型 のロタウィルスには何の反応も見られなかった(23)。
ウェスタンプロット法によるブタC型ロタウィルスの構造ポリペプチドの分析は 、ブタロタウィルスA型の構造ポリペプチドとの間に交差反応の欠如があること を明らかにしたが、これは両者が互いに明確に異なり、したがって異なる血清グ ループの分類に属するという事実を支持するものである(6.18.23)。
C型ロタウィルスは、授乳ブタや弱ったブタにおける下痢の原因に関係している とされている(4.8.15. ’17.21)。数年に亙って行われた診断調 査によれば、ロタウィルスが作因と考えられる場合、C型ロタウィルス感染が離 乳前の試験体の25%を占め、離乳後の試験体の40%を占めていることが分か った(17)。オーストラリアではロタウィルス性下痢症の235原因中7つが C型ロタウィルスに関係していることがゲル電気泳動で分かっている(21)。
C型ロタウィルスの流行にはC型特異的血清抗体によって測定されたもう一つの 証拠がある。オハイオ州で血清抗体レベルで測定したとき、成熟ブタの100% 、離乳ブタの59%、授乳ブタの86%がC型ロタウィルスに暴H[expos ure]されていることを示した(特異的間接蛍光抗体;IFA、31)。英国 ではIFAで測定したとき、3〜26週齢の子ブタの58〜90%がプラスのC 型抗体力価を持っていたが、IFA測定で成熟ブタの77%はC型に従前から暴 露されていることを示した(9.11)。
ブタC型ロタウィルスは、免疫電子顕微鏡(IEM)およびIFA血清学分析に よりヒトC型ロタウィルスの少なくとも8つの異なる単離体[1solates ]と交差反応することが分かったが、これはある一つの共通するグループ抗原が ブタC型ロタウィルスの株とヒトC型ロタウィルスの株とに存在することを示唆 するものと思われる(7.10.12.20.25.26.27.33.34) 。
A型ロタウィルスについてはいくっがの異なる細胞系で増殖が成功しているが、 タンパク質分解酵素、DEAEデキストラン、あるいはこれら両者の組合せのい ずれかと共に使うことを必要としている。増加したウィルスの接種量を使うこと もまたA型ヒトロタウィルス株のあるものを成長させるのに貢献した(42)。
A型ロタウィルスの診断キット、および子ウシやブタのA型ロタウィルスの修飾 生ウイルスワクチンが市販されている(38.39.40.1516.35.3 6)。しかしヒトのワクチンは開発されてはいるが商業化されていない。
ブタC型ロタウィルスの僅かながらの複製(cmwden株)は、二種類の細胞 培養体、すなわち初生のブタ腎臓(以下、PK)と胎児アカゲザル腎臓C以下、 Ma−104)で成功している(28.30)。高(細胞障害)レベル、例えば 80〜120μg/mlという高レベルのタンパク質分解酵素(パンクレアチン 、30)を取り入れることによって、腸由来のC型ロタウィルスをPK細胞中に 17代維持することができた。パンクレアチンは、プロテアー七(例えばトリプ シン、キモトリプシン、αトリプシン、等)、リパーゼ、およびアミラーゼなど からなるいくつかの酵素の混合物である。C型ロタウィルスのPKでの第9代を Ma−104での次継代[subpassage]の接種物[inoculum lとして使った。すると再び高レベルのパンクレアチンがウィルスを維持するた めめられた。
しかしこのようなパンクレアチンの高レベルでは、細胞培養体に及ぼすタンパク 質分解酵素の細胞毒性効果(例えば細胞の分離)があるので、ウィルスの細胞変 性効果(CP E)を観察することは容易でなかった。(40μg/nlだけし かパンクレアチンを使わなかったときは、ウィルスの成長は3代後に止まってい る)。PK継代したC型ロタウィルスを次にMa−104で18代継代すると、 第16代で5 x 106FFU/m1(Fluorescent Foci  Upits、 R光焦点ユニット)のピーク力価をもたらした。
これまで細胞培養継代のどれも5 X 10 ’FFU/mlより高いウィルス 力価を有していることが報告されたことはない。さらに、第22代および第26 代の細胞培養継代休をノドパイオートのブタに食餌したか、なお病原性であるこ とか分かった。動物たちは下痢を発展させ急速に衰弱していった。感染したブタ の腸内物から直接にブタC型ロタウィルスをMa−104細胞培養で増殖するこ とは成功しなかった(28)。報告されたC型ロタウィルス技術とか、A型ロタ ウィルスの成長に使われているこれまで報告されている技術を使ってC型ロタウ ィルスを細胞培養で増殖し7ようとする試みはどれも失敗に終わった(28.3 0.31.33)。ウィルスの成長のため初代の組織培養体(P K)を用いる ということは、初代組織培養体が簡単に検出され得ないウィルスで汚染されやす いという欠点、そI7て初代組織を実際に使用する前にそフした蓄熱性を徹底的 に確立(−得ないきいう点において不利である。このように初代Mi&iにより ワクチンを生成することは、そのlツクチン成分の調製後長時間経過して初め・ て検出されるような外来ウィルスに汚染される危険にさらされている。
ブタの流行病学から(8,9,,1,7,31)、効果的なワクチンは不活性イ Lされ、あるいは薄められる必要があることが明らかとなっている。C型ロタウ ィルス感染予防のための診断補助の開発の必要性もある。したがって好ましくは 免疫原性を著しく喪失させずに高いウィルス力価で何代も継代してC型ロタウィ ルスの病毒力を減衰して、C型ロタウィルスを培養する方法がめられている。
ここに記載の参考文献は全てここに言及したことで必要な限りにおいて明細書に 組み込むものとする。しかしこれら参考文献はいずれも従来技術としての位置付 けをされるものではない。
発明の概要 本発明は、上記した従来技術の欠点を克服することを目的とする。
また、病毒力のあるC型ロタウィルスを培養体中に成長させるため取り入れるこ とも本発明のもう一つの目的である。
本発明の目的である。
C型ロタウィルスの診断キットに使う抗血清を生成することも本発明の目的であ る。
さらにまた、C型ロタウィルス感染予防のため修飾した性菌ワクチンを産生ずる ことも本発明の目的である。
さらにまた、C型ロタウィルス感染防止のためホルマリンで殺した死菌ワクチン を産生ずることも本発明の目的である。
そ(7てさらに、診断テスト用またはワクチン用の多量のウィルス抗原を産生ず るため、低減(非細胞変性的)量のタンパク質分解酵素の存在下’Cブタ翠丸[ 5w1ne testicular] (以下、ST(!:いう)細胞中にC型 ロタウィルスを連続的に増殖することも本発明の目的である。
その結果もたらされた修飾生ウィルスを、もとの宿主種牛に逆継代[backp assage] したときでも非病原性であるが、それにもかかわらずST細胞 中では少なくとも追加的な55継代だけ免疫原性である。
本発明によれば、感染ブタの腸内物由来病原性ブタC型ロタウィルスは、樹立し たブタ二倍体細胞系、つまりST細胞中で成長させられる。この方法は高い力価 のC型ロタウィルスの成長および細胞培養での維持を可能にする。
C型ロタウィルスの成長は、ST細胞がA型ロタウィルスに感染したときに見せ る細胞変性効果に類似の細胞変性効果をST細胞に表出する。この細胞変性効果 は細胞破壊片[cellulardebris]の細い糸によって単分子層に感 染細胞のあるものか所々くっついた細胞とその後の細胞溶解で特徴つけられるも のである。こうした現象は細胞フラッギング[cellular flaggi ng]と呼ばれる。
ST細胞のC型ロタウィルス感染は、感染した培養体を特殊な間接免疫蛍光染色 法[1ndirect immunofluorescent (I F A) 5taining]で調べるか、または回収液をRNA抽出およびポリアクリル アミドゲル電気泳動(PAGE)評価することによって確認された。
初生のブタ腎臓およびMa−104(胎児アカゲザル腎臓)の細胞におけるC型 ロタウィルスの成長は以前にも報告されているが(28,30)、これら参考文 献中に記載の成長は高レベルのタンパク譬分解酵素を必要とするもので、ウィル ス収量は比較的低く、ウィルスの細胞変性効果はバンクレアチン自体のCPEに よって不明瞭にされてしまう。
本発明はC型ロタウィルスを非毒量(10〜20μg/rnl) トリプシン単 独の存在下で≦T細胞に取り込むもので、ST細胞に対する細胞変性効果により ウィルスの生成量を好都合に測量することができるもので、またウィルス生成量 を有為に増加するものである。本発明は診断薬あるいはワクチンとして使用する ことができるウィルス抗原を大量に産生ずるため、比較的少量の(好ましくは8 0μg/m1以下1.より好ましくは20μg/ml)タンパク質分解酵素の存 在下でST細胞中にC型ロタウィルスを連続的に増殖する方法に関する。
ヒトC型ロタウィルスに対する快復期血清[convalescent ser um]およびブタC型ロタウィルスに対する快復期血清は互いに交差反応するこ とが発見されているが、これはこれらC型ロタウィルスの2株間に関係があるこ とを示唆している。また、ブタC型ロタウィルスに対する高度免疫血清もヒトC 型ロタウィルスの幾つかの株と交差反応することが報告されている(6)。
このような現象があるため、本発明の細胞培養で採取したブタC型ロタウィルス は抗血清生成の検出ウィルスとして、また診断用キットに使う抗原ソースとして 役立てることができる。さらに、ここに記載の細胞培養から採ったブタC型ロタ ウィルスはまた、その他の非ブタ種によるC型ロタウィルス感染に対するワクチ ンとしても有効である。
ST細胞へ繰り返し継代することにより、C型ロタウィルスはその病毒力を喪失 するが、宿主動物でテストした結果では抗原性(修飾生ウィルス)を維持する。
以下の例は、C型ロタウィルス修飾の生ロタウィルス(MLV)が予想されるよ うな病毒力なしにウィルス接種された動物中に複製されることを明らかに示して おり、後で有毒なブタC型ロタウィルスでチャレンジしでも保護される(能動免 疫)。
また、ST細胞中での継代により生成されたMLVのC型ロタウィルスとホルマ リンで殺したC型ロタウィルスは共にC型ロタウィルスに対し有効に妊娠ブタを 免疫させるために使われたが、これてC型ロタウィルスに感染しかちな出生動物 の乳児ブタに供給される初乳抗体および乳抗体を増加することができる。こうし て得られた免疫は受動免疫と呼ばれ、乳抗体力価が十分高く、またその動物が乳 を飲み続ける限り乳児動物を感染から守るのである。
細胞培養体におけるブタC型ロタウィルスの増殖を具体的に例証したが、この方 法はヒト、子ウシその他の種のC型ロタウィルスにも採用することができること か理解されなければならない。
このように本発明は、ヒトおよび動物をC型ロタウィルス由来の病気から守るた めに使うことができる修飾生菌ワクチンまたは死菌ワクチンのいずれをも産生ず るC型ロタウィルスの連続的増殖法を提供することを目的とする。
図面の簡単な説明 図1はRNA抽出およびPAGE分析(32)により単離したブタC型ロタウィ ルスのウィルスゲノム(フィンガープリント)である。有毒(腸由来の母体)単 離体さ、細胞培養採取(第50代)の単離体の双方とも同様のフィンガープリン トを示す。
細胞培養継代はST細胞を使った。
図2はST細胞内におけるブタC型ロタウィルスの第50代の免疫電子顕微鏡写 真で、細胞培養継代を経ても抗原性を維持しているものを示す。
発明の詳細な説明 本発明の上記目的および効果は以下に述へる実施例によって実現される。
無限増殖性[cootinuous]細胞系(Ma−104)は通常、サブ四倍 体の抜型のある異数体で、構造上例外的性質を示す染色体を有している。無限増 殖性細胞系は理論上無限の生命をもつか、「形質転換」するので、つまりその染 色体成分は逸脱し内部に腫瘍遺伝子特性または発癌性特性の可能性を秘めている のでウィルス増殖のためには好ましくない。
ST細胞は、汚染物(細菌ウィルス、マイコプラズマウィルス、外来ウィルス) のない純性および染色体安定性(染色体的に例外がないこま)が政府のガイドラ インで決定されているブタ二倍体の細胞系である。これら細胞はワクチン生成の ためU。
S、 D、 A、により登録されている。
ST二倍体細胞系は広範囲のブタウィルスに極めて感染性が高いことが分かって いる。たとえばパルボウイルス、転移性胃腸炎、アデノウィルス、およびA型、 B型そしてC型ロタウィルスなどである。PKまたはMa−104の培養体にS T細胞を使うことの上に列挙した利点に加えて、きわめて著しい利点は既に報告 されている通り、ここに記載の過程を経たST中の僅か25代後、C型ロタウィ ルスはブタに対する病原性を失うか抗原を残していることである。
これまでC型ロタウィルスはうまく生成されてこなかったし、二倍体細胞中すな わちST細胞中で継代されたことはなかった。
細胞培養生成されたC型ロタウィルスは病原性がないためヒト株より著しく大き な利益をもたらす。感染した細胞培養体を間接免疫蛍光染色法で調べた結果、明 らかにこれら2株間に抗原関係[antigenic relationshi p]かあることが確立された。
ST二倍体細胞系の利点の少なくともいくつかはほかの二倍体細胞系にも拡大さ れるもので、その他の二倍体細胞系の使用限度はそれらがC型ロタウィルスの成 長を支持できる限りまでと考えてよい。もし無限増殖性の(安定な)細胞系がこ のような成長を支持することができるなら、前に注意したことはあるものの、こ れもまた使用可能とすることができるであろう。
本発明の実施に当たっては上記の材料に同等の材料および上記の方法に同等の方 法を用いることもできるが、以下には好ましいものにつき説明する。
ここにアンピコC型ロタウィルス株−1(以下、AmC−1という)と記載の単 離体は、 American Type Cu1ture Co11ectio nがらATCCUR−958として入手可能のものである。これは叶、 E、H ,Bohlによりウィルス単離体を接種したノドパイオートブタ由来の腸内物( bulk 1ntestinal fl、uids)の20%懸濁液としてAT CCに提出されている。C型ロタウィルスに感染した動物なら何でもC型ロタウ ィルス単離体に代わるソースとして用いることかできる。
この単離体をノドハイオートブタに3代継代したが、そのとき感染した腸内物か ら大量の液体か取り出された。この単離体を遠心および濾過殺菌により精製した 。そしてC型ロタウィルスだけを第3伏目の継代てブタ内に同定した。その純性 および同定は次の方法で明らかにされた。(a)チャレンジした試験動物(チャ レンジ後16時間)の小腸セクションの特殊な間接IFA染色法、(b)図1に 示した腸内物のRNA抽出PAGE評価によるウィルスケツムのプロフィル、( C)腸内物の免疫電子顕微鏡写真、である。この腸内物を使って、初乳を奪った 帝王切開[C○lostrum deprived Ce5arean der ived] (以下、CDCDという)ブタ内で高度免疫血清を生成したのて純 性はさらに高められ、C型ロタウィルスに対する反応だけが高度免疫後の血清中 に認められた。
この実施例は前以てノドパイオートブタて継代したウィルス単離体をST細胞内 で増殖する方法に係るが、さらに実験した結果、C型ロタウィルスの野株[fi eld 5trains]を直接ST細胞内て継代してもよいことが分かった。
生きている動物内で前以て継代しておくことはウィルス力価を高めるため、また 、偶発的感染を排除するため、好ましいであろう。
C型のバルクウィルスの毒性をCDCDブタで試験した。チャレンジされたブタ は接種後24時間以内に水様下痢を起こし、接種後5〜7日で死亡した。この死 亡するブタの接種後16〜18時間から採取した小腸セグメントは小腸の絨毛を 萎縮させる症状(絨毛萎縮)を示した。IFA染色した冷凍セグメントは、その 絨毛の末端部にその小腸の十二指腸および空腸に発生した支配的に感染か広かっ た領域を見せた。小腸の管腔には水が充満し、チャレンジを受けた動物はチャレ ンジされなかった対照に比し平均的に体重減少か見られた。ブタにとっての感染 fi[pig 1nfectious dose] (以下、PID)は5〜7 日の持続時間[duration]をもつ103PID5o/mlであると決定 された。
上記のバルク腸液を細胞培養の成長の出発物質として使用した。ST細胞(第5 4代レベル)をNational AniI[lal DiseaseLabo ratoryの叶、 Ar11n McCIurkioから得た。第114代レ ベルのST細胞はAmerican Type Cu1ture Co11ec tionからATCCCRL 1746として入手できる。これらのST細胞は Dr、 McClurkinによりATCCへ提出されている。
C型ロタウィルスを第1次のPK細胞およびMa−104細胞に取り込む手法は 既に報告されている通りである(28.30)。これらの研究ではタンパク質分 解酵素(パンクレアチン)の毒性量または次毒性量が成長を促進するために要求 された。ST細胞へ取り込むため、トリプシンだけを濃度約5〜80μg/ml 、好ましくは約10〜20μg/a+1のウィルス維持培地に組み込んだ。Ma −104細胞のC型ロタウィルス細胞変性効果が、使用パンクレアチン量の細胞 障害効果によって曖昧にされるということか報告されているが、それに比しこれ は著しい進歩である。10〜20μg/a+ルベルでトリプシンを組み込むと、 ウィルスの細胞変性効果が容易に観察できるのである。ST細胞での最初の5回 の連続継代にとっては継代間でウィルスを濃縮することか好ましかった。要する に上記の有毒ウィルスのバルクを例1として記載した方法でST細胞の回転瓶中 に接種した。接種後48時間では細胞変性効果は明らかにならなかった。細胞お よびウィルスの増殖培地を3回冷凍および解凍し、それから瓶中の全内容物を1 00.000x gで遠心した。そうして得たペレットを新たなウィルス増殖培 地に再接種した。この過程をST細胞中で5代連続して継代を繰り返した。第5 伏目では細胞変性効果が明白になり、C型ロタウィルスかRNA抽出、PAGE 分析によりウィルス増殖培地中に同定された。この時点てST細胞内での継代を 続けるためそれ以上ウィルスバルクを濃縮する必要はなくなった。
例1 樹立した二倍体ブタ翠丸(S T)細胞系中でのウィルス増殖および連続継代 ウィルス増殖に使われた培地は非必須アミノ酸のイーグルの最少必須培地および pnを炭酸水素ナトリウムで7.2に調整したアールBSS、0.1Mのピルビ ン酸ナトリウム中のLグルタミンで構成した。使用する直前にこの基礎培地に0 .2MのHEPES緩衝液、50 μg/mlのゲンタマイシン、10〜20μ g/mlのトリプシンをさらに補充し、pnをIONの水酸化ナトリウムで7. 4に調整した。トリプシンの代わりに、あるいはトリプシンに加えて他のタンパ ク質分解酵素を組み合わせることも、それらの細胞変性効果がウィルス細胞病理 学を曖昧なものにしないレベルに限定されている限り許される。例えば1〜20 μg/mルベル、好ましくは10μg/+nlレベルのパンクレアチンかある。
ウィルス吸収中にDEAEデキシトランを使用し、そのウィルス増殖培地中に組 む込むことは細胞変性効果の効率を向上させることが知見されたが、ウィルス力 価を有為に高めることはなかった。使用したDEAEデキシトランのレベルは0 ゜05〜0.1μg/a+1であった。細胞培養体をウィルス増殖培地で3回洗 浄し、接種する前に37℃で30〜60分間インキュベートした。これらウィル ス増殖に使用した細胞培養容器は、ミクロチター皿、組織培養管、レイトン管、 32オンス瓶、640cIn2回転瓶である。回転培養こそウィルス産生に最も 効果的な方法であることか分かった。静置培養は一般に細胞質効果を示さなかっ たが、IFA評価すると感染していることが観察され、典型的な細胞質の蛍光を 示した。
接種用のウィルス液は500mgものトリプシン、または0.1%ドデシル硫酸 ナトリウム(S D S)で、接種前に前処理することができる。前処理しても ウィルスの複製を阻害することはなく、ウィルス力価あるいは細胞培養へのウィ ルス適用を有為に増加もしくは減少するようなことは発見されなかった。
洗浄媒体を除去後、培養体にC型ロタウィルスを接種し、37〜39°Cて1〜 2時間インキュベートした。接種物は洗浄され流されてしまうか、または新たな ウィルス増殖培地で希釈されてしまった。培養体は、回転培養、静置培養のいず れの場合も、37〜39°Cで1〜2日インキュベートした。感染した培養体は 接種後わずか14時間で感染による巣状域を時間とともに増大して細胞変性効果 を示した。
細胞変性効果は、感染細胞のあるものが細胞の破壊片の細い糸で単分子層に所々 で絡み付き、細胞のストランディング、そしてその後、細胞溶解するという特徴 があった。この細胞変性効果は全部の細胞が関与し、細胞溶解か単分子層の全体 に見られる点にまで進展する。この細胞変性効果が繰り返された結果多数のウィ ルスが収穫された。ここでウィルスを液体、冷凍、または減圧凍結乾燥で保存し た。この方法で得たウィルスの典型的な力価は1ml当たり約1075〜109 5組織培養感染量[Ti5sue Cu1ture Infectious D oseso] (T CI F so)である。好ましくは、このウィルスを少 なくとも30回継代する。病原性は大概22継代目までて喪失する。こうした細 胞培養体の接種、インキュベーションおよび収穫は、ウィルスゲノムまたはその 抗原性に影響することなく50回続けられた。図1および図2に示した通りであ る。
ST細胞中での ウィルス存在量 C型ロタウィルスC型ロタウィルス (TC IDso/ml) の同定の継代レベル IFA’ GE2 A+nC−a/5T−I CP Eなし + +AmC−1/5T−10 10 5−10 ’ ++Aa+C−1/5T−25 108−10 ’ + +Am C−1/5T−50 108−109+ +@ IFA:間接免疫蛍光染色法 GE・RNA抽出PAGE評価:ロタウィルスのフィンカープリント分析 例2 特殊なIFAおよび免疫電子顕微鏡写真(IEM)分析で評価してみると、ヒト C型ロタウィルスに対する抗血清はブタC型ロタウィルスと交差反応し、ブタC 型抗血清はヒトC型ロタウィルスと交差反応する。さらに公表されている報告に よると、複数の国からのヒトC型ロタウィルスの少なくとも8つの単離体はブタ C型ロタウィルスと交差反応することか知られている(7.10.12.20. 25.26.27.33.34)。
ヒトC型ロタウィルスの抗血清には2つの源かつきとめられた。快復期にある血 清[convalescent serum]はスタッフォード大学退役軍人病 院のDr、 Lennart 5venssonから提供してもらった。ミクロ チター皿上に成長したST細胞には例1て記載の通りAmC−1継代52を接種 した。この感染細胞をアセトンに固定し、ヒトC型ロタウィルス抗血清の種々の 希釈液を使って間接蛍光抗体法により染色した。C型ロタウィルスは細胞変性的 であるので、固定した材料には抗体に結合され得る無細胞のウィルス破片が含ま れている。このほかに考えられる固定液きしては、メタノール、エタノール、プ ロパツール、ブインズ、ゼンカーズ、グルタルアルデヒド、およびホルマリンな どがある。
固定液は抗原性を著しく減少させるようなものであってはならない。抗ヒトIg G蛍光イソチオシアナート(FITC)を抱合体として使った。ローダミンのよ うなその他の蛍光標識をFITCの代わりに使用してもよい。
特異的な細胞質蛍光か1/10希釈液および1/100希釈液で見られたが、1 /1000希釈液ては見られなかった。このように、ヒトC型ロタウィルス感染 に反応するヒト抗体の存在をブタC型ロタウィルスに感染させたST細胞から調 製した抗原試薬を使って検出することか可能であった。
ヤギおよびギニャブタで調製したC型ロタウィルスに対する抗血清を用いて抗原 捕獲EL I SAを評価した。例1て記載したようにST細胞中で増殖させた C型ロタウィルスのバルク液を、抗血清産物の免疫剤[immunizing  agent]として使用した。
このウィルス液を3回、冷凍と解凍を繰り返し、細胞破片を10゜000Xgて 30分遠心して分離した。このウィルスをさらにショ糖密度勾配超遠心法(10 0,000x g、2時間)で精製した。ウィルスを集め殺菌水中で反復懸濁し た。余分なショ糖を排除するためウィルスを再度上述の方法で超遠心し、そうし て得たウィルスのペレットを殺菌水中で繰り返し懸濁した。
6週間、フロイントの完全アジュバント中でアジュバントしたウィルスで1週間 、3週問および5週間注射して動物を高質免疫した。
C型ロタウィルスに対する抗血清力価を、抗ギニャブタまたは抗ヤギのIgGペ ルオキシダーゼ抱合体とABTS基質を使って精製した上記方法によるC型ロタ ウィルス抗原に対しELISAブロック滴定によって判定した。
C型ロタウィルス検出に使った分析法は、ミクロチター皿をヤギ抗C型ロタウィ ルスの所望の希釈液で塗布し4°Cで−晩インキュベートしたサンドイッチEL ISAである。その皿を生理食塩水で洗浄し、2%ウシ胎児血清を使って非結合 部位を阻止した。その皿を再び生理食塩水で洗浄した後、例1に記載の方法で産 生したC型ロタウィルスのバルク液の(生理食塩水中への)4倍希釈液を接種し た。対照として各面の最後列にA型ロタウィルスの4倍希釈液を接種した。室温 で1時間インキュベート後、皿を生理食塩水で洗浄してウサギの抗ギニャブタわ さびベルオキシダーセを容器全部に加えた。室温で1時間インキュベート後、皿 を生理食塩水で洗浄してABTS基質を各面に加えた。室温で暗闇中で1時間イ ンキュベート後、皿を410nmフィルタのあるELISAリーダーにて読み取 った。プラスの読み取り値は特異的色彩反応≧0.1光学密度単位を示すサンプ ルで決定した。
Maunulaらの「ロタウィルスCに起因する系の破壊」 (フィンランドの ヘルシンキ大学ウィルス学部のLeena Maunulaから入手した再刻版 )は、我々の細胞培養植え付けのブタC型ロタウィルスを中和試験およびヒトの 体内のヒト抗C群ロタウィルスの有無についての免疫蛍光抗体試験で首尾よく使 用できたとしている。
例3 組織培養植え付けのC型ロタウィルスのワクチンとしての評価:能動免疫 C型細胞培養植え付けのロタウィルスがブタに対しなお有毒であるかを決定する ため実験を行った。全部で5回CDCDブタにウィルスを逆継代[backpa ssage] した研究では毒性への逆行を示さなかった。ワクチンの安全性は 、ギニャブタ、マウス、ウサギ、乳幼児ブタ、および妊娠ブタへ接種することに より試験された。ワクチン接種による不都合な反応はとの動物にも見られなかっ た。
ワクチンの動物実験は、細胞培養適合したブタC型ロタウィルスがこの方法によ るST細胞中ての50継代後にその免疫原性をなお維持するか否かを見極めるた めに行った。適合されたブタC型ロタウィルスの種々の細胞培養継代レベルを評 価するため、10頭のCDCDブタを使用した。2頭はワクチン接種しない対照 で、4頭はC型ロタウィルスST継代25てワクチン接種し、残り4頭はC型ロ タウィルスST継代50でワクチン接種した。AmC−1/5T−25ワクチン の力価は1080TCI D、、。
/ブタであった。それらブタに1ff+1を経口接種、1mlを筋肉的接種した 。そして接種後2週間目に全動物に毒性C型ロタウィルスをチャレンジした。接 種時、チャレンジ時(ワクチン接種後2週間経過時)、およびチャレンジ後3週 間経過時に各々、血液サンプルを集めた。
C型ロタウィルスに対する血清中和抗体レベルを血清定数を変更するウィルス分 析で決定した。要約すると、血清希釈液を調製し、同量のレファレンスのC型ロ タウィルスを各希釈液に加えた。血清中和に使ったウィルス量は血清希釈液当た り300〜1000TCI Dsoであった。さらに標準プラス血清および標準 マイナス血清を各分析に行った。ウィルス血清混合物を37°Cて60分インキ ュベートし、その後側1に記載の方法て集密的なST細胞培養に接種した。細胞 変性効果の有無如何を見るため5〜7日後に培養体を調べた。細胞変性効果を示 した血清希釈液を(+)とし、血清中和力価をSpearman Karber 法で計算した。そのデータを表1に記す。
表1 ワクチン接種したCDCDブタにおけるブタ抗C型ロタウィルス血清の中 和抗体反応ブタ 接種物 C型ロタウィルス チャレンジ チャレンジ頭数 血 清の中和抗体力価ネ1 前の接種口ネ2 後3週間百4 C型ロタ/5T−25 355506404C型ロタ/5T−50−352806402無接種 40  35 280 本1グループの幾何平均血清中和力価 ネ2チャレンジの日、接種後3週間目 C型ロタウィルスのワクチン接種を受けたグループは共に接種後に血清転換[5 eroconversion]を示した。これらワクチン接種されたグループの 抗体レベルは、接種を受けなかった対照の抗体レベルより少なくとも8倍または それ以上であった。
動物たちを日に2回、ロタウィルス感染の症状かないか診断した。どの動物も接 種後には何らの症状も示さなかったので、このC型組織培養継代休は非病原性で あることが分かった。これらのデータはウィルスが病気に関与する病毒因子なし に免疫応答できるように修飾されていることを示している。これらワクチン接種 されたブタにおけるこうした免疫応答は、表2に示すようにワクチン接種しなか った対照に比しC型ロタウィルスの罹患率[morbidity]において著し い減少を示した。
表2 チャレンジ後の罹患率および耐久期間グループ MID零1 % 減少  対照比非接種 11/14 79 C型/MA−250/28 0 100%C型/MA−505/28 18 7 7%本I M I D : Morbidity Incidence and  Durationの略、即ち罹患率および耐久期間。ブタ延日数全体に対し下 痢症状を示したブタ延日数で表す。
上記データは、ここに記載の方法でC型ロタウィルスをブタ毫丸細胞へ適応する こと[adaptation]がその免疫原性にとって有害でないことを明白に しているし、また、二倍体のブタ寒丸細胞系に増殖させたウィルスは、ブタを実 際に免疫することができる有効なワクチンになることを示している。ブタ翠丸細 胞における継代は、したがってその免疫原性を変えることなくC型ロタウィルス の病毒力を減衰もしくは除去することをか分かった。
○5U(A−1、血清型)およびIowa(A−2、血清型)として同定される 2つの主たるブタロタウィルスのA型断片を含む多価ロタウィルスワクチン中に 取り込んだ細胞培養適応させたC型ロタウィルスの安全性および有効性を評価す るため動物実験を行った。MLVのA型ロタウィルスはロタウィルス感染予防の 米国り、 A、ライセンスを受けたワクチンであるが、これを好振動物および幼 児ブタに接種した。このA型ロタウィルスワクチンの安全性および有効性につい ては既に報告されている(15.16.34.35)。
この実験の目的は多価ロタウィルスワクチン接種した動物がなおC型ロタウィル スへ血清転換[5eroconvert]するが、またこの動物がC型ロタウィ ルスでチャレンジされたときこれを予防し得るかを見ることであった。
10匹のCDCDブタをこの多価MLVロタウィルスワクチンの有効性評価のた めに使用した。そのうち4匹は接種せず6匹にだけ接種した。使ったロタウィル ス量は次の通りである。
A−1ブタの10”TCIDsolA 2/ブタの1073TC■D5o、ブタ 当たりAmC−1(ST継代25)の1083TCID5゜である。ブタたちに は経口で1田1投与し、1fl!1は筋肉内接種した。ワクチン接種後14日で 動物全てに病毒性C型ロタウィルスを経口チャレンジした。
ワクチン接種時およびC型ロタウィルスチャレンジ時(接種後14日目)に血液 サンプルを収集した。全ロタウィルス断片につき血清中和抗体レベルを既述の血 清変化・ウィルス固定の分析法で判定した。その結果を表3に示す。
表3・多価MLVロタウィルスワクチンに対するCDCDブタ血清中和抗体応答 ブタ数 接種物 C型 A型I A型。
14−DPV 14−DPV 14−DPV6 MLVo夕40 363(9X ) 35 2090(60X) 40 832(21X)4 非接種 23 4 0(OX) 35 40(OX) 23 23(OX)@ 14−DPV ワク チン接種後14日(C型ロタウィルスチャレンジの日)0内は血清中和力価の増 加倍率 C型ロタウィルスをMLVA型ロタウィルスワクチンと組合せて使用したとき、 その血清転換招来能如何で測定した限りワクチン接種した動物にとってなお有効 であることが明らかである。
接種後、動物たち全てにつき日に2回ロタウィルス感染の症状如何を診断した。
しかし動物はどれひとつとして感染症状を示さず、したがってA型とC型を組合 せたMLVワクチンの安全性か明確になった。ワクチン能の他の証明は、表4に 示すように病毒性のC型、A1、A2の各ロタウィルスでワクチン接種したブタ と対照の非接種ブタとにチャレンジした後の観察により明らかにされた。
表4=チャレンジ後の症状とロタウィルス排泄便ロタウィルス排泄便零2 チャレンジ後のM I D*1 チャレンジ後のグループ C型 A型、 A型 2 C型 A型、A型2対照(非接E 20/28(71%) 24/2g(8 6%) 16/28(57%)+++ロタの成分 2/42(4%) O/42 (0%) O/42(0%)−一一%減少(比対」 94% 100% 100 % 100% 100% 100%$I M [D : 1iorbidity  Incidence and Durationの略。下痢症状のブタ延日数 /全ブタ延日数で表す。
零2感染細胞のIFA染色法及び/又は大便サンプルのRNA抽出とPAGE分 析で判定。
このデータはロタウィルス病および大便によるウィルス排泄の症状から見る限り 、はぼ100%の予防ができることを明らかにしている。また、C型のST細胞 培養適応されたロタウィルスか、たとえ多価A型ロタウィルスワクチンに添加し たとしてもなお、病毒性のC型ロタウィルス感染に対する安全かつ有効な予防ワ クチンとして使用することかできることも示している。
本発明は活性免疫感作のための具体的な手続に限定されるようなものではない。
このワクチンは経口投与でも、筋肉内接種、皮下注射ないし血管的注射ても、あ るいは鼻骨的接種でも行うことかできる。
例4 ST細胞培養適応のMLV− C型ロタウィルスのワクチン評価−受動免疫単独あるいは多価ワクチンの1成分 としてのMLV−C型ロタウィルスの安全性および有効性を評価するため妊娠ブ タ[g11t]について動物実験を行った。28頭の妊娠ブタ全部をこの実験に 使った。10頭は接種せず、10頭は多価ワクチン中のC型ロタウィルスで接種 、残り8頭はC型ロタウィルス単独で接種した。この多価ワクチンは、MLV− C型ロタウィルス、MLV−A型ロタウィルス、M L V−T G E (T ransmissible Ga5troenteritisの略。伝染性胃腸 炎) 、C1ostrゆ、um perfrin ensC型、およびEsch ericbia coliを含有していた。C型ワクチンは例1に記載の方法で 作り、妊娠ブタに次の2方法のうちのいずれかで投与した。(a)ワクチンを分 娩1週間前に行った筋肉的投与に引き続き、分娩5週間前および3週間前に経口 投与する。または(b)分娩5週間前または2週間前にワクチンを筋肉的投与す る。
ワクチン接種前および分娩日に各々動物たちから採血した。
さらに乳サンプル(初乳)を分娩日および分娩後7〜14日に採取した。血清サ ンプルおよび乳サンプルを例3に記載の方法て抗C型血清中和抗体につき分析し た。ワクチン接種したブタ[gilt3]たちは正常の健康な子供を分娩し、有 害なワクチン反応は何も観察されなかった。表5に示すように、C型MLVDタ ウイルスを多価ワクチンに添加してもC型ロタウィルスの有効性を減衰すること はなかった。
表5−妊娠ブタにおけるMLV−C型 ロタウィルスワクチンの有効性の評価 グループの幾何平均C型ロタウィルス中和抗体力価予防接種 分娩日 分娩後 動物数 接種物 の血清 の血清ネ1 初乳零2 7〜14日の乳零310 非 接種 126 189(OX) 640 7110 C型ロタ/多価 69 6 40(9X) 3648(6X) 363(5X)8 C型ロタ/単独 57  363(6X) 3030(5X) 245(3X)@ 11 0内は予防接種 力価からの倍率零20内は非接種の対照グループに比較したときの初乳の幾何平 均力価(GMT)[GeoIoetric Mean Titer]の増加倍率 。
零30内は非接種の対照グループに比較したときの乳の幾何平均力価(GAIT )の増加倍率。
ワクチン接種した動物たちはC型ロタウィルスへ血清転換し、たちに比較しより 高いレベルを示した。これは妊娠ブタに一価MLV−C型ロタウィルスワクチン またはMLV−C型ロタウィルス含有の多価ワクチンを接種することにより、乳 児ブタかC型ロタウィルスに対する受動免疫を得ることができることを示してい る。
本発明は受動免疫に関する上記プロトコルに限定されるものではない。例えば、 経口または筋肉内投与を分娩前2〜3週間に行うこともできる。
例5 組織培養適応のC型ロタウィルス死菌 ワクチンのワクチン評価:受動免疫 死菌C型ロタウィルスワクチン単独および多価ワクチン成分としてのものの安全 性および有効性を評価するため、妊娠ブタ[giltslを使って動物美装を行 った。妊娠ブタの全数10頭中、4頭はワクチン接種せず、3頭はC型ロタウィ ルス含有の多価ワクチンで接種し、残り3頭はC型ロタウィルス単独のワクチン で接種した。ワクチン接種した動物全部は正常の健康な子供を分娩し、ワクチン 接種したことに起因する有害な反応は観察されなかった。C型ロタウィルスワク チンは例1記載の方法で調製した。細胞破片を遠心除去し、浮遊物を採集した。
次にC型ロタウィルスのバルクを0.1%ホルマリンに5日間37°Cて不活性 化した。このバルクはRNA抽出PAGE分析て死菌ウィルスバルク中で同定し た。
死菌ワクチンを分娩前5週間口および2週間口に筋肉内投与した。動物たちから ワクチン接種前および分娩口に各々採血した。また、乳サンプルを分娩口(初乳 )および分娩後7〜14日目に各々採集した。血清および乳サンプルを例3記載 の方法でC型ロタウィルス中和抗体如何につき分析した。
死菌C型ロタウィルスを多価ワクチン中への添加はC型ロタウィルスの有効性を 減衰しなかった。ワクチン接種した動物たちはC型ロタウィルスに血清転換され 初乳その他の乳の血清中和抗体力価につき非接種の対照動物たちより高いレベル を示した。
これらの結果を表6に示す。
表6:妊娠ブタにおける死菌C型ロタウィルスワクチンの有効性の評価 グループの幾何平均C型ロタウィルス中和抗体力価予防接種 分娩口 分娩後 動物数 接種物 の血清 の血清零1 初乳本2 7〜14日の乳*34 非接 種 53 91(OX) 832 693 C型ロタ/多価 130 640( 5X) 2750(3X) 、279(4X)3 C型ロタ/単独 91 55 0(6X) 3630(4X) 363(5X)e 本1 0内は予防接種力価 からの増加倍率軸0内は非接種の対照グループに比較したときの初乳の幾何平均 力価(G訂)[Geometric 1lean Titer]の増加倍率。
零30内は非接種の対照グループに比較したときの乳の幾何平均力価(GMT) の増加倍率。
表6の結果を見ると、死菌C型ロタウィルスワクチン(単独および多価ワクチン との混合ともに)は妊娠動物のC型ロタウィルスへの免疫性を高め、ひいてはそ れら乳児ブタに与えられる受動免疫レベルを向上させるために有効に使用できる ことか明らかである。
こうしたデータは、本発明方法による二倍体のブタ電光細胞系へのC型ロタウィ ルスの適応かその免疫原性にとって有害でなく、本発明方法によるブタ皐丸細胞 で増殖させたウィルスが、MLVワクチンとしであるいは死菌ワクチンとして、 病毒性のC型ロタウィルス感染に対する有効なワクチンたり得ることを明確に示 している。ブタ皐丸細胞培養による継代は、その免疫原性に影響を及ぼすことな く、C型ロタウィルスの病毒力を低下ないし除去することが知見されたのである 。
例6 C型ロタウィルス感染能を見るための細胞系試験ノドパイオートブタて産生じた 病毒性C型ロタウィルス腸内物を使って実験を行った。腸内物を下記細胞系の集 密的細胞単層上に接種した。接種細胞を2日間インキュベートした後、アセトン に固定し、間接蛍光抗体法deウィルス感染能[1nfectivityコを調 べた。
細胞系 型 感染した単層の% 第5回目のCPEブタ皐丸蛍光二倍体 75%  プラス MA−104安定 15% なされず Vero 安定 8% なされず ウシ鼻介骨 安定 8% なされず PK、5 安定 0% なされず BSC安定 0% なされず ■ 感染した単層の%は、接種後48時間の接種細胞をIFA [Indire ct Imn+unofluoresceot Staining]すなわち間 接蛍光抗体染色法で分析したもの。
修飾 薬学的に許容されるキャリヤ中に本発明に従い調製したC型ロタウィルスの有効 量を使ってワクチンを調製した。そのワクチンにとり適した投与方法に従いキャ リヤも経口、筋肉内、その他のワクチン投与の従来法に適したものにした。修飾 した生菌ワクチンの場合、ウィルスをスクロース、ゼラチンおよびペプトンと共 に凍結乾燥し安定化することが好ましい。死菌ウィルスワクチンの場合は、好ま しいキャリヤはフロイントの完全アジュバントまたは不完全アジュバント、スク アラン、および水素化アルミニウム水である。さらに、本発明で調整したC型ロ タウィルスは、A型ロタウィルス、伝染性胃腸炎、Clostridium p erfringens C型、およびEscherichia coliの単独 または適当な何らかとの混合といった従来の多価ワクチン形式で組合せることも できる。
本発明により調整したC型ロタウィルス抗原は、C型ロタウィルス感染を診断す るための診断試験に使用することかできる。
免疫学的試験の種類は、RIA、ELISA、蛍光抗体法、化学ルミネセンスな ど当業者間に周知の技術である。粗C型ロタウィルス抗原でも精製C型ロタウィ ルス抗原でも抗体含有液の産生における、あるいはC型ロタウィルスに対する感 受性体のワクチン接種における免疫原エージェントとして、あるいはまた、C型 ロタウィルス特異性抗体の精製におけるイムノソーベント[1aonunoso rbentJ (!:して使用することができる。そしてこうした抗体は、治療 薬としても、あるいはワクチン接種により免疫応答の誘導薬として使用すること ができる。抗体は免疫血清すなわち乳の形式、あるいは精製した形式で投与する ことができる。
C型ロタウィルス粒子は宿主細胞の増殖を支持する培養基から得ることができる が、宿主細胞が溶解、例えば凍結/解凍を数回繰り返すとかソニケーション[5 onicatioΩ]をすれば、収穫量を向上させることができる。次にウィル ス液を例えば2.000〜6.000Xgの遠心で細胞破片から精製する。ある いは、ウィルスを例えばスクロース20%クッション中に10.000 x g の超遠心でさらに精製し、生理食塩水中で再懸濁する。そうして得た抗原調製物 を診断薬として使用するため標識付けるか固定化する。
あるいはそうして得た調製物を、例えばキレート化剤及び/又は洗浄剤で処理し サブユニット抗原を産生ずるか、または例えばゲル濾過、イオン交換クロマトグ ラフィ、レクチンアフィニティクロマトグラフィ、逆相HPLCなどで成分抗原 分子中にクロマトグラフィ溶解させる。
本発明の診断的分析は特定のアッセイフォーマットに限定されるものではない。
例2に記載の蛍光抗体法の代わりに、酵素免疫検定法、ラジオイムノアッセイ、 粒子(例、ラテックス)凝集分析などを使用することもできる。この分析は競合 的に行ってもサンドイッチ方式に行ってもよく、また標識付けした抗抗体に代え て標識付けした抗原を用いてもよい。EIAの場合、好ましい標識は1125で ある。標識種(または支持体)を免疫Hit薬[immuooreagent] に共役することによりアビジン/ビオチン結合させることもできる。
適当な希釈剤中に適当な容器で所望の試薬および任意の支持体と共に包装するこ とで、本発明による抗原から診断キットを調整することができる。
1、Be1linzoni、N、、Matti、on、L、、Vallejos 、J、、LaTorre、E。
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39、米国特許第3.839.556号、MebusおよびTwiebaus、  10−4−74、子ウシ下痢ウィルスワクチンおよびその製造法。
40、米国特許第3.869.547号、Mebusら、3−4−75、子ウシ 下痢ウィルスワクチンおよびその製造法。
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42、米国特許第4.624.850号、Albertら、11−25−86、 ヒトロタウィルスの生弱毒ワクチン。
図1 ブタA型ロタウィルスおよび C型ロタウィルスのゲノムの エレクトロフェロタイプ 第1列 細胞培養適応したA型(血清型A、)第2列 細胞培養適応したA型( 血清型A2)第3列 病毒性腸内物由来のC型 第4列 第3列と第5列の共同電気泳動第5列 細胞培養適応したC型 図2 要約書 診断キット用の抗原および抗血清およびC型ロタウィルス感染予防の死菌ワクチ ンを産生ずるため、ブタ畢丸細胞中で希釈濃度のタンパク質分解酵素と共にC型 ロタウィルスを増殖する。
ブタ翠丸細胞中のC型ロタウィルスを増殖することは、C型ロタウィルス感染予 防のために修飾生菌ウィルスワクチンとして使用するためウィルスを修飾するこ ともできる。
国際調査報告 Pffi/II!iQ)/Q4170 Attachment t、o Form PCT/工PEA/210にτ用刃 IAX3刀 Attachm@nt to PCT/FiA/210. S田買ON VT: 1nvenセive concept、PCT Ru1e 13.1 and  13.2 do not provid@ forMultlple dist lnct produets and +*ethods。

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.C型ロタウイルスの増殖を少なくとも5代は支持することができる細胞増殖 支持培地が設けられた二倍体細胞内で継代し、このC型ロタウイルスに細胞変性 効果を起こすことができるタンパク質分解酵素の非細胞変性効果量を有している ことを特徴とする細胞培養におけるC型ロタウイルス増殖法。
  2. 2.細胞がブタ睾丸細胞である請求項1のC型ロタウイルス増殖症。
  3. 3.増殖培地がトリプシンを含む請求項1のC型ロタウイルス増殖法。
  4. 4.トリプシンが約10μg/mlないし80μg/ml未満の範囲で含まれる 請求項3のC型ロタウイルス増殖法。
  5. 5.C型ロタウイルスが免疫原性を著しく喪失せずに実質的に非病原性になるま でブタ睾丸(ST)細胞中で連続継代することを特徴とする請求項1のC型ロタ ウイルス増殖法。
  6. 6.C型ロタウイルスがST細胞中で少なくとも約22代連続継代されることを 特徴とする請求項1のC型ロタウイルス増殖法。
  7. 7.C型ロタウイルスがST細胞中で少なくとも約30代連続継代されることを 特徴とする請求項6のC型ロタウイルス増殖法。
  8. 8.培養基がタンパク質分解酵素を含むことを特徴とする請求項1のC型ロタウ イルス増殖法。
  9. 9.培地が実質的にパンクレアチンまたはトリプシン以外のパンクレアチン成分 のないものであることを特徴とする請求項1のC型ロタウイルス増殖法。
  10. 10.pHが約6〜約8の範囲内である請求項1のC型ロタウイルス増殖法。
  11. 11.C型ロタウイルスの細胞変性効果がウイルスの首尾よい継代を確認するた め定期的に観察することを特徴とする請求項1のC型ロタウイルス増殖法。
  12. 12.薬学的に許容できるキャリヤ中に請求項1のC型ロタウイルス増殖法に従 って増殖した実質的に非病原性のC型ロタウイルスの有効量を含むワクチン。
  13. 13.薬学的に許容できるキャリヤ中に請求項5のウイルスを実質的に非病原性 にする増殖法で増殖したC型ロタウイルスの有効量を含む弱毒ワクチン。
  14. 14.薬学的に許容できるキャリヤ中に請求項6のウイルスを実質的に非病原性 にする増殖法で増殖したC型ロタウイルスの有効量を含む弱毒ワクチン。
  15. 15.薬学的に許容できるキャリヤ中に請求項1のC型ロタウイルス増殖法に従 って増殖し、その後そのウイルスを実質的に非病原性にするため不活性化したC 型ロタウイルスの有効量を含む死菌ワクチン。
  16. 16.請求項12のワクチンをヒトまたは動物に投与することを特徴とするC型 ロタウイルスにより引き起こされる感染に対しヒトまたは動物を免疫感作する方 法。
  17. 17.分娩前6週間以内に請求項12のワクチンを妊娠したホスト哺乳動物に投 与し、これによって当該ホストに免疫応答を引き起こし、当該ホストから新生哺 乳動物児へ授乳される初乳および初乳以外の乳経由のC型ロタウイルス感染に対 し受動的に予防することを特徴とするC型ロタウイルス起因の感染からの新生哺 乳動物児の予防法。
  18. 18.請求項1のC型ロタウイルス増殖法により増殖させたC型ロタウイルスの ウイルス粒子でサンプルをインキュベートし、これによって当該サンプル内の抗 体がこれらウイルス粒子の少なくともいくつかに結合させ、そうしてウイルス粒 子に結合した抗体の存在を検出することを特徴とするC型ロタウイルスに対する 抗体のサンプル内検出法。
  19. 19.抗体がヒト抗体であり、増殖させたC型ロタウイルスがブタから得たもの であることを特徴とする請求項18のC型ロタウイルスに対する抗体のサンプル 内検出法。
  20. 20.結合した抗体を抗ヒトIgG−FITCとの結合抗体をインキュベートす ることにより検出することを特徴とする請求項19のC型ロタウイルスに対する 抗体のサンプル内検出法。
  21. 21.抗体が結合したウイルス粒子を中和させ、その中和させたウイルス粒子ひ いては結合抗体をウイルス粒子をST細胞に暴露することで検出し、当該ST細 胞の感染を非結合ウイルス粒子により検出する請求項18のC型ロタウイルスに 対する抗体のサンプル内検出法。
  22. 22.宿主細胞を溶解し、そのライゼートからウイルス抗原を少なくとも一部分 純化採取することにより、請求項1のC型ロタウイルス増殖法に従ってC型ロタ ウイルスを増殖することで得た、標識付けされたか固定化された形で存在するC 型ロタウイルス抗原を有する抗原試薬。
  23. 23.請求項1のC型ロタウイルス増殖法によりC型ロタウイルスを増殖し、そ の宿主細胞および薬学的に許容できるキャリヤを溶解することにより得た1また は2以上のC型ロタウイルス抗原を有し、免疫担当サブジェクト中にC型ロタウ イルスと免疫学的に交差反応する抗体を生成することができる免疫学的組成物。
  24. 24.請求項23の免疫学的組成物を投与することを特徴とするヒトまたは動物 の免疫感作法。
  25. 25.C型ロタウイルスが請求項1のC型ロタウイルス増殖法により増殖された C型ロタウイルスまたはC型ロタウイルス由来の抗原調製剤に対し生成される抗 体を有する組成物。
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