JPH05508197A - ナイロンフラット糸における改良 - Google Patents

ナイロンフラット糸における改良

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ナイロンフラット糸における改良 発明の背景 本発明は、改良された衣装用連続マルチフィラメントナイロン糸に関するもので あり、より詳細には、ナイロンフラット糸を製造するための縦糸延伸(warp −draw)方法、およびそれで製造した改良系製品に関する。
ナイロンフラット糸は、使用する前に染色される種々の織物および縦編み織物で 用いられている。これらの織物で小さい分子の染料を用いる場合、通常、大きな 困難さ無しに均一な染色を達成することができる。
しかしながら、いくつかの重要な染料用途、例えば優れた洗浄および光堅牢度が 要求されている水着および自動車用室内装飾品のための織物に関しては、巨大分 子の酸染料を用いるのが望ましい。これらの織物を巨大分子の酸染料で染色する 場合、これらのフラット糸の染料吸収においてわずかでも不均一さが生じると、 織物染色において目立った不均一さが生じる可能性があり、従うて劣った織物外 観をもたらす結果と成り得る。
ナイロンフラット糸は、一般に、約60%未満の破壊伸びを有しており、「充分 に延伸された」糸と呼ぶことができるであろう。典型的に、公知のフラット糸に おける高い度合の配列度は、一体化されたスピン−ドロー(spin−draw )工程(紡糸口金からの引き抜き速度が1分当たり約1400から2000メー トル(mpm)であり、そして巻き上げ速度が約2500から3500mpmで ある)またはスプリット(split)工程(ここでは、典型的に100100 O未満の引き取り速度で紡糸した糸のパッケージを、単−末端延伸巻き取り機を 用いた個々の工程で延伸する)で、糸を製造している間に延伸されることによっ て与えられる。
しかしながら、このように製造した糸は、しばしば、許容される染料均一性を達 成するためには、上記糸の製造中および得られる織物の製造および染色中に多大 な注意を払わなければならないため、重要な染色用途、例えば水着または自動車 用室内装飾品にとっては望ましくないことが見いだされた。
熱水浴中でナイロン糸の縦糸を延伸することができる装置が市販されている。し かしながら、このような装置を用いた工程は染料均一性を上昇させ得るが、この 装置が数多くの固有の欠点を有していることは認識されている。この装置を用い た工程は繁雑であり、そして延伸中に糸仕上げ剤が除去されて水の中に入るため 、汚染された水の排出流が生じる。
更に、編み物でこの糸を使用する場合、延伸した後再び仕上げ剤を用いる必要が ある。浸潤延伸用として市販されている装置に関するもう1つの重大な欠点は、 巻き取る前の糸を乾燥する装置の容量が限定されているため、この工程速度が典 型的にはおおよそ300−350mpmに制限されることである。
発明の要約 本発明に従い、重要な染色用途に対して特に適切な連続マルチフィラメントナイ ロン製の衣装用フラット糸および上記糸の製造方法を提供する。これらの糸の製 造方法には下記が含まれる:相対粘度(RV)が約35から約80のナイロンポ リマーを紡糸し、二こで、この紡糸を、残存延伸比(RDR)Sが約2.75未 満の紡糸した糸を生じさせるに充分な引き取り速度(Vs)で行い;この紡糸し た糸を安定化し、織り交ぜ、そして仕上げ剤を塗布することで、残存延伸比(R DR)Fが約1.55から約2.25である送り糸を生じさせ、ここで、この送 り糸の動的長さ変化(ΔL)および収縮率(ΔL/ΔT)の両方共、40℃から 135℃で0未満であり;この送り糸を乾燥延伸した後、乾燥リラックス処理す ることで、延伸した糸を生じさせ、ここで、この乾燥延伸を、約1.05から約 (RDR)、/1.25の延伸比および約20℃からおおよそ上記ポリアミドポ リマーの温度T + l* *の糸延伸温度(To)で行い、そしてこの延伸し た送り糸の乾燥リラックス処理を、約20℃からこのポリアミドポリマーの融点 (T、4)よりも約40℃低い温度の糸リラックス処理温度(T)Rで行う、こ こで、このリラックス温度を更に、以下の方程式:%式% [式中、 K+=1000/ CTl1.L+273)+1.25に2、およびに2= [ 1000/ (Tl、L+273) 1000/ (T、1゜**+273)]  10.3である] で定義する(この温度TI1.LおよびT++、**は、以下に詳しく説明する 定張力における、温度に対する長さの変化%を測定することによって決定される )。この乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、この延伸した糸のボイル−オフ (boil−off)収縮率(BO5)が約3%から約10%になりそして残存 延伸比(RDR)oが約1.25から約1.8になるように行う。
本発明の好適な形態において、この乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、上記 送り糸から成る縦糸に対して行う。
ナイロン66ポリマー類の送り糸に関しては、この延伸糸の、与えられた残存延 伸比(RDR)、に好適なリラックス処理温度範囲は、上記方程式中のに1に4 .95の値を割り当てそしてに2に1.75の値を割り当てることによって得る ことができる。ナイロン6ポリマー類に関する好適な温度範囲を得るためには、 K1が5.35でありに2が1.95であるのが適切な値である。
1つの好適な方法に従い、紡糸中の引き取り速度は、この紡糸した糸の残存延伸 比が約2.5未満であるに充分な程高い。本発明のもう1つの好適な形態におい て、この糸の紡糸速度は、紡糸したままで、225未満、最も好適には20未満 の残存延伸比を与える。通常、このような残存延伸比を有する紡糸した糸は、4 0℃から135℃で両方が0未満の動的長さ変化(ΔL)および収縮率(ΔL/ ΔT)を有する。従って、それによって、充分に高い速度で紡糸することにより 、追加的安定化処理を行うことなく、この紡糸した糸が安定化され、従ってこの 糸は、紡糸したままで、その送り糸とし7て用いられ得る。
本発明に従う別の好適な方法に従い、この送り糸の延伸張力(D T 3 x% )が約1.2g/d未満、特に約1g/d未満になるように、紡糸と安定化を行 う。
本発明の方法において、この送り糸の乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、好 適には同時に処理する糸の縦糸形態で行う。好適には、不活性気体雰囲気、例え ば約50%から約90%の相対湿度(RH) 、より好適には約60%から約8 0%のRHを有する空気の中で、該乾燥延伸および乾燥リラックス処理を行う。
この乾燥リラックス処理において、約65℃未満、特にTIl、L未満のリラッ クス処理温度を用いる。このリラックス処理で好適な条件を用いることによって 、この延伸した糸のボイル−オフ収縮率(BO8)が約3%がら約8%になり、 そしてこの延伸した糸の残存延伸比(RDR)oが約1.25から約1.55に なる。好適には、この方法によって、染料転移温度(dye transiti ontemperature) T dF、が約65℃未満の糸が得られる。
本発明に従う方法は、大部分のナイロンポリマーにとって有効である。
好適なナイロンポリマー類にはナイロン66ポリマーおよびナイロン6ポリマー が含まれる。特に好適なナイロンポリマー類は、少量の三官能ポリアミドコモノ マー単位を含んでいるが或はナイロン66ポリマーと水素結合し得る反応性を示 さない添加剤を含んでいるナイロン66である。
本発明に従い、ナイロン66ポリアミドポリマーから成る衣装用マルチフィラメ ントフラット糸を提供する。この繊維のポリマーは、約245℃から約265℃ の融点(T、)を有しており、約50から約80の相対粘度(RV)を有してい ると共に、このポリマー106グラム当たり約30から約70当量のNH2末端 を有している。この衣装用マルチフィラメント糸は、更に、その残存延伸比(R DR)。が約1.25から約1.55であり、初期モジュラスが約15g/d以 上であり、ボイル−オフ収縮率(S)が約3%から約10%であり、C,1,A c1d Blue122の染料転移温度(T、Y、)が約65℃未満であり、2 5℃で測定したC、 1. Ac1d Blue 40の見掛は染料拡散係数( DA)が少なくとも約20x10”cm/秒であり、そして見掛は細孔移動度( APM)が約[5−0,37xlO−’APV]であり、そしてここで、見掛は 細孔容積(APV)が約4xlO’立方オングストローム以上である1、ことを 特徴とする。本発明の好適な形態において、この見掛は細孔移動度は約2以上で ある。
本発明の方法は、巨大分子染料で均一に染色する必要のある幅広い種類の縦編み 物および織物に有効である。本発明の好適な形態に従う糸は、上記用途に特によ く適合しており、そしてそれの巨大分子染料均一さ等級(large mole cule dye uniformity rating) (LMDR)は少 なくとも約6である。
図の簡単な説明 図1は、本発明に従う方法で送り糸を製造するに有効な装置の図式図である。
図2は、本発明に従う方法で有効な、典型的な市販の縦糸延伸装置の図式図であ る。
図3は、室温における延伸比(DR) 、伸びパーセント(E)および残存延伸 比(RDR) oに対する、延伸張力(DT)の典型的なプロット(ラインA) および端に沿った(along−end)延伸張力変化(DTV)の相当するプ ロット(ラインB)である。
図4は、Du Pontの熱機械分析装置(Thermal Mechanic al Analyser)を用い、1分当たり50℃から成る一定した加熱速度 で、初期の前張力を3mg/デニールから500mg/デニールに変化させたと き得られる、温度に対するナイロン送り糸の長さ変化のパーセント(Δ長さ%) の代表的なプロットであり、ここで、この糸は、約50mg/d以上の張力下で 伸長しく図4A−上手分)、そして約50mg/d未満の張力下で収縮する(図 4B−下半分)。
図5は、Du Pontの熱機械分析装置を用い、1分当たり50”Cがら成る 一定した加熱速度で得られる、5oがら500mg/dがら成る前張力下のナイ ロン送り糸に関する、温度に対する動的伸長率(ΔL/ΔT)の代表的なプロッ トであり、ここで、最大動的伸長率(ΔL/ΔT)、、□は、ここでは主要結晶 化の開始点として見なされ、そして温度T+、*(即ち、大部分のナイロン糸に 関しては、約110−140℃の間)で生じる。
図6は、図5に記述したように、前張力応力(σ)に対する動的伸長率(ΔL/ ΔT)□8の代表的プロットであり、ここで、300mg/dの時のスロープd (ΔL/ΔT)、、、/ (σ)は、応力レベルを変化させることに対して(即 ちオーバーフィード(overfeed)%を変化させることに対して)リラッ クス処理段階中の延伸送り糸が示す感受性の尺度と見なされる。
図7は、Du Pontの熱機械分析装置を用い、300mg/dの前張力で得 られる、ナイロン送り糸の長さ変化パーセント(Δ長さ%)の典型的なプロット (ラインA)、およびラインAに関する瞬時の、摂氏度当たりの長さ変化(Δ長 さ%)/(Δ温度℃)で定義される動的伸長率の相当するプロット(ラインB) である。
図8は、処理温度に対する相対的結晶化率dX/dtの代表的プロットであり、 ここで、dX/dtの値が上昇し、T3で最大値に到達する。
図9は、延伸した糸の残存延伸比(RDR) Dに対する、1000/(T、+ 273)で示すリラックス処理温度(T I 、℃)の逆数のグラフ表示である 。太線で囲まれている領域1 (ABDE)およびII(AEHI)は、優れた 巨大分子染料均一さ等級(LMDR)を有する糸を製造するに有効な方法の延伸 段階(RDR)Dに関連させた時の、リラックス処理段階(TR)における温度 条件を示している。
図10(ラインA)は、温度に対する、1分当たり30℃の加熱速度の時の、定 長条件下の動的収縮張力(ST)のプロットであり、これは、温度T1で急速に 上昇し、モしてTst、 118!で最大値に到達する。そしてラインBは、温 度(T)プロット(ラインA)に対する、動的収縮張力(ST)の相当する導関 数d (ST) ンd (T)である。この導関数プロット(B)は最小値[こ れはおおよそ、それぞれ温度T目+LおよびT+1.**に相当している]と、 幅広い最大値[これはおおよそ、温度T1.*からTcの間の範囲に相当してい る〕を表している。
図11は、Lavson−Hemphill TYTを用い、70℃から150 ℃に段階的に温度を上昇させることによって測定した乾燥熱収縮率の典型的なプ ロットである。
図12は、温度に対する動的モジュラス(E′)の対数の典型的なプロット(ラ インA)と、温度に対するtanΔの相当する対数の典型的なプロット(ライン B)である。
図13は、示差走査熱量計(DSC)で測定した、温度に対する熱流変化の典型 的なプロットである。60℃から200℃の温度範囲の挿入拡大図は、それぞれ 、T ll+ L% Tll、 *およびT11.**に帰すべき3つの熱転移 を示している。
図14および15は、延伸した糸に関する、温度に対するTMA動的伸長率の典 型的なプロットであり、ここで、図14の延伸糸は、6未満のLMDRを有して おり、そして図15の糸は6以上のLMDRを有している。
図16は、スピン速度に対する、その逆数1/ (RDR)、で表した紡糸した ままの(as−spun)ナイロン66糸が有する残存延伸比(RDR)、の代 表的プロット(ラインA)および密度の代表的プロット(ラインB)である。
図17は、スピン速度に対する、新しく紡糸したままの糸をボイル−オフした後 の長さ変化の代表的プロット(ラインA)およびパイレフリンジエンス(bir efringence)の代表的プロット(ラインB)である。
図18は、縦糸延伸用の送り糸として実施例で用いたところの、種々の、紡糸配 列させそして部分延伸した糸に関する、温度に対する300mg/d張力下の動 的伸長率(ΔL/ΔT)の代表的TMAプロットである。
図19は、異なる種類の糸に関する、5mg/cl張力下の、温度に対する収縮 率(Δ長さ%)の代表的TMAプロットである。
図20は、20℃、75℃、125℃および175℃における、延伸比に対する 、延伸デニール当たりのダラム(g/dd)で表した延伸応力(σ0)の代表的 プロットであり、ここで、このスロープを延伸モジュラス(M o )と呼び、 そして(ΔσD/ΔDR)によって定義する。
図21は、種々の送り糸に関して、75℃で、延伸比(DR)に対する延伸応力 (σIl+)を比較したものである。
図22は、図21の送り糸に関する、[1000/ (To、℃+273)]に 対する延伸モジュラスの対数1 n (Mo)の代表的プロットであり、ここで 、このスロープは延伸エネルギー(E、)の尺度と見なされる。
図23(ラインA)は、約15%消耗に到達する染料浴温度[ここでは染料転移 温度T。YEと呼ぶ]に相当している約57−58℃で生じる染料消耗の上昇に 伴う、染料温度(0C)に対する、C,I、 Ac1d Blue 122に関 する染料消耗パーセント(%E)の代表的プロットである。図23(ラインB) は、1000/ (T+273)として表す染料浴温度の逆数に対する、対数目 盛り上の消耗パーセントとして表すラインAの相当するプロットである。
図24は、表1中の送り糸rGJから製造した4種の延伸糸に関する、温度に対 する、図23(ラインA)と同様な染料浴消耗曲線の代表的プロットである。
図25は、異なる送り糸から製造した延伸糸の、残存伸びに対する、巨大分子酸 染料C,1,Ac1d Blue 40を用いて測定した染色率(S25)の代 表的プロットである。
図26は、表Xに挙げた異なる延伸糸に関する、広角X線回折スキャンから誘導 される見掛は細孔容積(A P V)に対する、非晶質ポリマー鎖セグメントの 配列から誘導される見掛は細孔移動度(APM)のプロットである。
図27−36は、本出願の実施例で製造した糸のL M D Rを決定するため のガイドとして有効な、コンピューターが作り出した織物条こんシ本出願で用い るナイロンポリマーは、典型的には織物用途に適切な特性を有する繊維を生じさ せるように溶融紡糸可能な、種々の、一般に線状の脂肪族ポリカーボンアミドホ モポリマー類およびコポリマー類のいずれにも関する。好適なナイロンポリマー 類は、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)(ナイロン66)およびポリ(L−カ プロアミド)(ナイロン6)である。このナイロンポリマーは、紡糸したとき約 35から約80の相対粘度(RV)を有する。
ナイロン66ポリマーを用いる場合、このポリマーのRVは、US。
Re1ssue特許番号33.059 (米国特許番号4.583,357)  (この開示はここでは参照にいれられる)に教示されているように、約46以上 であるのが有利である。しかしながら、このRVは通常約65未満であるべきで ある、と言うのは、Re1ssue特許33.059に従って得られる利点は、 RVが65以上では有意に増大しないからである。また、ナイロン66を紡糸す る場合、1種以上の異なるコポリマー単位、例えばe−カプロアミドおよび/ま たは2−メチル−ペンタメチレンアジパミド(Me5−6)か或はナイロン66 と水素結合し得る反応性を示さない添加剤を少量含んでいるナイロン66を用い るのが有利である。この送り糸を紡糸するための与えられた1組の紡糸条件に関 して、上記は、破壊伸びを上昇させ、そして一定の破壊伸びに対しては、延伸張 力を低下させ、これによって、この工程の縦糸延伸段階における延伸が容易にな る。この66ナイロンポリマーの中に2−メチル−ペンタメチレンアジパミド単 位を与える目的で、2−メチル−ペンタメチレンジアミンを用いると、これは特 に、より高いスピン速度で、より低いRVを有するポリマーを用いて同じ送り特 性を得ることが可能なため、特に好適である。この縦糸延伸方法でMe5−6. 66コポリマー送り糸を用いると、同じ延伸比で延伸張力が小さくなり、このこ とは、この延伸糸の機械的品質が改良されることを示唆している。Me5−6の 量を上昇させるにつれて、染色の深さが上昇する。このことは、Me5−6の量 を上昇させるにつれて染色率が上昇するか、或はこの構造が益々開いたものにな り、これは通常、改良された染色均一性の示唆である。Me5−6の量を上昇さ せるにつれて延伸糸の収縮率が上昇し、そして20%のMe5−6で〉10%の BOSレベルに到達する。このレベルは、良好な機械的品質を与える延伸比でナ イロン66を用いたのでは得るのが困難である。二者択一的に、望まれるならば 、米国特許番号4.721.650に開示されている如き交差分枝(cross −branchj、ng)剤を用いることができる。本分野でよく知られている ように、二酸化チタンの如き不透明化剤、着色剤、抗酸化剤および他の有効な添 加剤をこのポリマーに組み込むことができる。
この66ナイロンポリマーと水素結合し得る三官能コポリアミドコモノマーを用 いたナイロン66は、適当な比率でこれらのモノマー類を含んでいる「塩」水溶 液中の縮合重合で製造され得る。この塩溶液に加えると一カプロラクタムを用い たN6,66の製造に、ホモポリマーナイロン66の製造で有効な操作を適用す ることができる。Me5−6゜66を製造する目的で、所望重量%の2−メチル −ペンタメチレンアジパミドを有するコポリマーを製造するに必要なモル比で、 アジピン酸とへキサメチレンジアミン(HMD)と2−メチル−ペンタメチレン ジアミン(MPMD)とを用いて、この塩溶液を製造する。しかしながら、Me 5 6,66に関しては、一般に、より高い揮発性を示すMPMDが反応するに 充分な程良(それが溶液中に存在することを確実にするように、この通常のナイ ロン66操作を修飾する必要がある。2−メチル−ペンタメチレンジアミンは商 業的に入手可能であり、商標DYTEK ARの下で、E、 1. du Po nt de Nemours & Co、、Yilmington、 Dela wareが市販している。
送り糸を製造するための代替法を含む工程を説明している図1を参照して、高速 溶融紡糸方法を用い、紡糸口金1から糸Yを紡糸する。例えば、20℃の交差流 空気を用いた「クエンチ」排気筒中で、これらのフィラメントを冷却した後、ロ ールまたは計量した仕上げ剤の塗布装置の如き、仕上げ剤塗布装置の所で収束さ せる。
本発明の方法に従い、この引き取り速度(Vs)、即ち紡糸口金1から出て行く 糸を引っ張るように働く第一ロールの速度は、「残存延伸比」(RDR) 、が 約2.75未満の紡糸した糸を生じさせるに充分である。
以下に説明するように、この第一ロールは、用いる特定装置に応じて、数多くの 異なるロールのいずれかであってもよい。本特許出願で用いる「残存延伸比」は 、この糸が破壊する前の延伸によってこの糸の長さが数倍に上昇し得ることを表 しており、そして下記の式%式%) によって、%(E、)で表される破壊伸びから計算され得る。この紡糸した糸の 残存延伸比(RDR) sは2.75未満である必要があり、そしてこの延伸し た糸で改良された巨大分子染色均一性を得るためには、この方法の工程の別の段 階と組み合わせる必要がある、ことが見いだされた。好適には、この残存延伸比 (RDR)、は、紡糸した糸に関して約2.5未満、最も好適には約2.25未 満である。
この紡糸した糸に2.75未満の残存延伸比を与える引き取り速度は、この紡糸 工程中の数多くの因子に依存しており、これらには、紡糸する糸の細かさくフィ ラメント当たりのデニール)、このポリマーの相対粘度、紡糸温度、紡糸口金キ ャピラリーの寸法、並びにクエンチ空気流パターン、流速、およびクエンチ空気 温度によって決定されるクエンチの効率、が含まれる。275未満の残存延伸比 (RDR)、を与える典型的な最小引き抜き速度は、名目上の織物糸に関しては 、約2000mpmの位である。一般に、注意深い工程条件制御を必要としない 約3000mpm以上の引き取り速度でこの送り糸を紡糸するのが好適である。
本発明の方法において、残存延伸比(RDR)Fが約1.55から約2.25で ありそして動的長さ変化(ΔL)および収縮率(ΔL/ΔT)の両方が40℃か ら135℃で0未満である送り糸を与えるように、この紡糸した糸を安定化する 。好適には、この送り糸の残存延伸比(RDR)、は約1.55から約2.0で ある。
図1に破線で示すように、数多くの異なる代替方法を用いて安定化を行うことが できる。米国特許番号3.994.121に記述されている如き蒸気チャンバ4 の中でこの紡糸した糸を蒸気に暴露するか、或は米国特許番号4.181.69 7に記述されているように、蒸気無しに加熱した管にこの糸を通すことによる、 代替方法Aに示すようにして安定化を達成することができる。次に、この糸を、 引き抜きロールおよび降下ロール、即ちそれぞれ5および6に通すが、これは如 何なる実質的度合にも延伸されない。代替方法Bは、実質的に巻き上げ速度と同 じ速度で駆動しており、従ってこれらのロールと巻き上げ装置との間ではこの糸 の実質的な延伸が生じないところの、1組の引き抜きロールおよび降下ロール5 および6を示している。それによって、代替方法Cと同じ高紡糸速度、例えば約 4000mpm以上の紡糸速度により安定化が与えられる。このロール5および /または6は、望まれるならば、おおよそ4000mpm以下の速度で紡糸する 場合、この糸の収縮を安定化する目的で加熱され得る。代替方法Cは、紡糸口金 と巻き上げ装置との間に在るロールにこの糸が接触しない[ゴデツトレス(go detless) J方法である。この巻き上げ速度は、他の個別の安定化段階 を必要とせず、紡糸中にこの糸に与えられるスピン配列は、安定な送り糸を与え るに充分な程充分である。
これを達成するための典型的な速度は約4000mpm以上である。代替方法B およびCで得られる糸は、しばしば、スピン配列した糸またはrsOYj糸と呼 ばれる。代替方法りは、この糸を安定化するための「部分延伸」の使用を説明す るものである。これらの降下ロール6の前に、送りロール7と延伸ロール8が、 安定化に充分な程この糸を延伸する。これを達成するに必要な延伸度合は、紡糸 速度および条件による、この糸の配列に応じて約1.05から約1.8である。
代替方法りで製造される糸は、しばしば、「部分延伸した」またはrPDYJ糸 と呼ばれる。記述した多様な安定化代替方法は、本発明の方法の範囲内に入り得 る。
巻き上げ装置10で送り糸の充分な巻き上げ、そして縦糸延伸のためのボビンか らこの送り糸を取り出すのを可能にするに充分な度合の織り交ぜを有するように 、これらの糸をインターレースジェット(interlacejet) 9で組 み合わせる。この目的・に適切な度合の織り交ぜレベルは、迅速ピンカウント( rapidpincount) (RPC)方法で測定して、約14以下のRP C織り交ぜである。更に一層の加工で望まれているか或は織物製造で用いられて いる如き、縦糸延伸の場合の「絡み合わせ(tanglereed) Jを用い ることによって、織り交ぜを上昇させることもできるが、この送り糸における高 い織り交ぜ度合は、このような追加的織り交ぜを用いる必要性を回避する実施で 望まれている。従って、好適な特定送り糸における織り交ぜレベルは、この延伸 で織り交ぜ結合点間の距離を延ばした後、所望度合の織り交ぜを得るに充分な程 高くあるべきである。この目的のための正確な度合の織り交ぜは、一般に、この 糸フィラメントの数およびdpf、糸仕上げ剤の種類、そしてこの糸が経験する 延伸比および延伸張力、並びに特に美的目的に関する、この延伸糸を含んでいる 最終織物で望まれている特性に依存している。数多くの送り糸に関して、約6か ら約10のRPC織り交ぜを用いるのが有利である。
本発明の好適な形態に従って、この送り糸を、紡糸後縦糸に組み立てる。これを 効率良く達成するためには、これらの糸から成る縦糸を生じさせるクリールから 供給され得る数多くの、一般に均一な長さを有するパンケージ上に、これらの送 り糸を−まとめにするのが有利である。
本発明の方法において、この送り糸は、好適には同時に処理される送り糸の縦糸 として、延伸した糸を生じさせるための乾燥延伸および乾燥リラックス処理を受 けさせる。本出願で用いる「乾燥」延伸および「乾燥」リラックス処理は、これ らの糸に液状の水を付けることなく、気体環境下で延伸およびリラックス処理を 行う、ことを示すことを意図している。本発明に従う乾燥延伸および乾燥リラッ クス処理に好適な雰囲気は、不活性な気体雰囲気、例えば相対湿度が50から9 0%、好適には60から80%の空気である。この乾燥延伸および乾燥リラック ス処理は、他の不活性ガス、例えば熱源並びに不活性雰囲気を与え得る蒸気など の存在下で行われ得る。
約1.05から約(RDR)、/1.25の延伸比(DR)でこれらの糸を延伸 する。本出願における「延伸比J (DR)は、この方法で得られる、即ちリラ ックス処理を受けさせた後の、延伸糸の残存延伸比(RDR)、に対する送り糸 の残存延伸比(RDR)、の比率として定義する「全延伸比J (TDR)から 計算され得る:TDR−’ (RDR)F/ (RDR)。
この全延伸比(TDR)は、下記の方程式:%式%) [ここで、%OFは、以下に詳しく考察するオーツく一フィード(overfe ed)を表すコ で表される延伸比(DR)に関係している。この延伸比(RD)はまた、この糸 に、例えばそれぞれの送りロールに対する延伸ロールの速度比を受けさせた長さ 変化から計算され得る。同様に、この全延伸比(TDR)は、それぞれの送りロ ールに対する、リラックス処理後のロールの速度から計算され得る。
延伸中の糸温度(TD)は、約20℃からおおよそこのポリマーの温度T目、* *の間である。図7およびそれに付随した以下の説明および試験方法で示すよう に、T+++ **は、温度に対する糸の長さ変化を定張力で測定することによ って定義される、このナイロンポリマーの温度である。本発明の方法における延 伸張力を低下させるためには、この乾燥延伸中に加熱することは有利であり得る 。好適には、延伸中のこの糸の温度は、最も好適にはおおよそTII+L未満で ある。ナイロン66、および水素結合する成分を少量含んでいるナイロン66に 関しては、この延伸温度は約175℃以下であってもよい。好適には、この温度 は約20℃から約135℃、最も好適には約20℃から約90℃である。ナイロ ン6に関する糸の延伸温度は、ナイロン66に関する相当する温度よりも一般に 約2O−400C低くあるべきである。非接触もしくは接触加熱装置、例えばオ ーブン、輻射ヒーター、プレートヒーター、ホ・ソトロール、マイクロ波ヒータ ーなどが、延伸中の糸の加熱で適切である。
ボイル−オフ収縮を調節する目的で、この糸に加熱リラ・ソクス処理段階を受け さ也そしてこのリラックス処理はまた、この延伸糸力(有する残存延伸比(RD R,)も若干上昇させる。この乾燥延伸中の延伸比(D R)および乾燥リラッ クス処理中の条件を選択して、この延伸糸のボイル−オフ収縮率(BO8)が約 3%から約10%になり、そして残存延伸比(RDR)。が約1.25から約1 .8になるようにする。好適には、このボイル−オフ収縮率は約3から約8%で あり、そしてこの延伸糸の残存延伸比(RDR)oは約1.25から約1.55 である。
更に、本発明に従う延伸およびリラ・ソクス処理中に、糸が有する他の特性を所 望の最終使用に合わせることができる。本発明は、この糸の中の均一さを維持し ながら破壊伸びおよび他の所望特性の範囲を与えることが可能であり、これによ って、良好な染色均一性を示す染色した織物を生じさせることができる。好適に は、この延伸糸が有する粘り強さ1よ、約2g/d以上であり、そして約6g/ dもしくはそれ以上にも成り得る。好適なモジュラスのレベルは、約15g/d 以上であり、そして約40g/dもしくはそれ以上の範囲にも成り得る。
この方法のりラックス段階におけるオーツ(−フィード%、即ち収縮(こよって 長さ変化が生じる度合は、所望の特性を得るように選択される必要がある。この オーバーフィード%は、このリラ・ツクス処理の前後でこの糸に接触するロール の速度を調節することによって設定すること力(可能であり、そしてこの収縮率 は一般に、オー/く−フイードを上昇させるに従って低下する。この糸がリラッ クス処理段階に到達したときの配列および所望の延伸糸特性に応じて、このオー バーフィードは非常に小さくてもよ(、そして約10%以下の範囲である。好適 には、このオーバーフィード%は約2から約8%である。このオーバーフィード %は上記範囲内で変化し得るが、このオーバーフィード%は、特別な送り糸およ びリラックス処理温度に対しては高すぎるべきてな(、さもなければ、このリラ ックス処理段階中の糸の張力がゼロまで降下し、そしてこの工程が働かな(なる 。適当なオーバーフィード調節もまた、これらの糸に追加的織り交ぜを与えるた めの、例えば縦糸延伸中の絡み合わせを用いる場合、重要である、と言うのは、 リラックス処理張力が低い場合、より密な絡み合いを与えるからである。この絡 み合わせを用いる場合、リラックス処理ゾーンの張力が延伸デニール当たり0. 25から0.50グラム(g/dd)、好適には0.30から0.375g/d dになるように、オーバーフィードを調節すべきである。〜0.25g/dd以 下のリラックス処理ゾーン張力では、この絡み合わせを用いた操作性が悪くなる 。
本発明の方法において、リラックス処理中の糸の温度(TR)は、約20℃から 、このナイロンポリマーの融点(T、)より約40℃低い温度、の間である必要 がある。リラックス処理中の糸を加熱するためには、この方法の延伸段階と同様 、非接触もしくは接触加熱装置、例えばオーブン、輻射ヒーター、プレートヒー ター、ホットロール、マイクロ波ヒーターなどが適切である。
この延伸した糸の残存延伸比(RDRD)に対する特別な関係にリラックス処理 中の糸温度(TR)を相応させるように調節することにょうて、巨大染料分子の 高い染料均一さ等級が得られる、ことを見い出した。
本発明に従い、このリラックス処理温度(TR)を、下記の関係:Ti(’c)  ≦ [1000/ (K、−に2 (RDR) 。) コ −273[ここで 、K、=1000/ (T++、L+273) +1.25に2、および に2= [1000/ (T目、、+273)−1000/ ((T、、。
**+273)] 10.3である] に従って選択し、そして好適には、この糸リラックス温度は、T11゜**未満 、最も好適にはT目、*未満である。TM、 Tz、 t、T11゜**および T++、*は、図7およびそれに付随した説明および以下の試験方法に示すよう にして、用いたナイロンポリマーの送り糸に対して決定される。
ナイロン66ポリマー類の送り糸では、上記方程式のに、に4.95の値を割り 当てそしてに2に1.75の値を割り当てることによって、延伸した糸の与えら れた残存延伸比(RDR)oに好適なリラックス処理温度を得ることができる。
ナイロン66、および水素結合する成分を少量含んでいるナイロン66に関する 好適なリラックス処理温度は、約175℃未満であり、最も好適には約135℃ 未満である。ナイロン6に関する好適な温度範囲は、それぞれに1に5.35の 値およびに2に1.95の値を割り当てることによって限定され得る。一般に、 ナイロン6糸に好適な温度は、66ナイロンの相当する温度よりも20−40℃ 低い。
本発明に従う適当な送り糸の縦糸延伸では、市販の装置が適切であることが見い だされた。Karl Mayer Textilmaschinenfabri k GmbHSD−60530bertshausen、 Germany製の モデルDSST 50、およびBarmag Aktiengesellsha ft、 5630 Rem5cheid、 Germany製のモデル5TFI が適切であり、そしてこの両方の使用を以下の実施例で説明する。上記装置に典 型的な巻き上げ速度は、約600mpm以下の範囲である。この装置は類似して いるため、Barmagの5TFIのみを図2に図式的に示す。
図2を参照して、送り糸の縦糸シート(文字Wで示す)を、左側のクリール(示 されていない)から送りロール11−13で引っ張る。送りロール13は加熱可 能であり、そして通常、約50から約90℃の温度に加熱されている。傾斜した プレートヒーターをこの装置の中に配備し、そしてこれは、望まれるならば、こ の糸を更に加熱するために用いられ得る。次に、糸Wの縦糸を、加熱されていな い延伸ロール14−17に進める。これらの延伸ロール14および15−17は 、これらの糸から成る縦糸に所望の延伸度合を与える目的で、該送りロールより も早い速度で運転されている。
延伸ロール17を通過した後、これらの糸は、この特別な縦糸延伸モデルでは約 200℃にまで加熱する能力を有するプレートヒーターに接触して、縦糸の状態 で通過する間に、リラックス処理を受ける。このリラックス処理の度合は、出口 ロール18−20 [これらは、所望のオーバーフィードを与えるように、延伸 ロール14−17のそれよりも適度に低い速度で運転されている]によって調節 される。これらの得られる糸を、ビーム巻き取り装置(示されていない)で、ビ ームとして同時に巻き上げる。
図2に示す装置では、ロール13と14の表面速度比で限定される縦糸延伸比( WDR)(即ち、WDR=V14/V13)を用い、延伸温度(T、)で、これ らの送り糸から成る縦糸/−トがロール13と14の間で延伸され:リラックス 温度(TR)で、オーバーフィードパーセント%OF= (1−V18/V17 )100 [ここで、V18/V17は、ロール17と18の表面速度比である ]を用い、ロール17と18の間で熱リラックス処理が行われ:そして典型的に はV14=V17であるため、全縦糸延伸比TWDRに式:TWDR=WDRx  (1−%OF/100)= (V14/V13)x (V18/V17)=V 18/V13が与えられる。
本発明に従って製造される糸は、際だって、重要な染色用途に良く適合した特性 を有する。これらの糸が有する数多くの物性は、均一な染色性の原因となるもの であり、そして染色における均一さにとって非常に重要な、これらのいずれか1 種以上の原因となっている。この方法の特徴でありそして本発明の方法で製造さ れた糸の特徴であると考えられる2つの特性は、送り糸および延伸糸の両方に関 するデニール変化分析(denier variation analysis ) (DMA)で、端に沿った%CVが約0.7未満であること、そしてこの送 り糸を1.33X (DT3s%)に延伸したときの、延伸張力の端に沿った% Cvが約1,0未満であることである。
本発明に従う好適な方法では、「巨大分子染料均一さ等級J (LMDR)が少 な(とも約6の糸が得られる。この言葉「巨大分子染料」は、^nthraqu inone Milling Blue BL (C,1,Ac1d Blue  122)または5andolin Milling Blue BL−N ( C,I、 Ac1d Blue 80)のどちらかを表している。
これらの染料の両方共、巨大分子の洗浄堅牢度を有する、等級に感受性を示す( rate−sensitive)酸染料である。本出願におけるLMDRの測定 にとっては有効でないが、他の巨大分子染料もまた多かれ少なかれ重要である。
本出願で用いる[巨大分子染料均一さ等級J (LMDR)は、これらの糸をト リコット織物に編んだ後、上記巨大分子染料のどちらかを用いて染色することに よって得られる糸染色均−さの評価を表している。この評価操作で染色した後、 指標として図27−36に示す織物条こんに関するコンピューター化したシミュ レーションを用い、以下に示す試験方法で詳述するように、熟練者から成る審査 員によって1から10の目盛りでこの織物の等吸付けを行う。5またはそれ以下 の等級は、許容されないものとして見なされ、そして5から6の等級は、あまり 重要でないい(つかの縦編み織物では許容されるボーダーラインであると見なさ れる。6またはそれ以上の等級は、大部分の縦編み織物にとって許容されると見 なされる。6.5またはそれ以上の等級は、重要な縦編み織物、例えば水着で用 いられる織物に適切であると見なされ、そして約6.5以上の均一さ等級を生じ る本発明に従う糸がより好適である。7またはそれ以上の等級は優れていると見 なされ、そして7以上の等級を生じ得る本発明に従う糸が最も好適である。本発 明に従い、8゜0およびそれ以上の高い等級も可能である。
図3は、伸び%(E)、延伸比(DR=1+E/100) 、および延伸糸の残 存延伸比[(RDR)。= (RDR)、/DR]に対してプロットした破壊伸 び(E、)が80%(即ち、(RDR)F=1+80/100=1.80)であ るナイロン送り糸に関して、室温で測定した延伸張力DTの典型的なプロット( ラインA)(元のデニールに対するダラムとして表す)であり、ここで、DTは 最初に、約5%E(即ち約1゜05xDR)の降伏点(Ey、i)まで延伸比と 共に急激に上昇し、そしてEbの破壊(即ちRDR=1.0)まで延伸比と共に ゆっくりと上昇する、モして%C■で表す端に沿った延伸張力変化(DTV)の 相当するプロット(ラインB)の典型的なプロットであり、これは、最初の降伏 点(Ey、i)に向かって急激に低下し、そしてEV、fに向かう降伏領域Ey 、iに渡って実質的に一定のままであり、そしてその後、この糸が破壊するまで 典型的に上昇する。この最適延伸ゾーンは、EV。
fに対するEy、iで定義される、即ち、この実施例では、それぞれ1.25の (RDR)、、。に対する1、71 (=1. 8/1. 05)の(RDR) 、、□に相当している、1. 44 (=1. 8/1. 25)の(WDR) 、、、に対する1、05の(WDR)、、、に等しい、55%に対する5%の、 E−値によって定義される。
図4Aおよび4Bは、Du Pontの熱機械分析装置(Thermal Me chanica1^nalyser) (TMA)を用い、1分当たり50℃( ±0. 1℃)から成る一定した加熱速度で、前張力(ここではまた、元のデニ ール当たりのミリグラムとして表す応力σとしても表す)を3mg/デニールか ら500mg/デニールに変化させたとき得られる、温度に対するナイロン送り 糸の長さ変化のパーセント(Δ長さ%)の代表的なプロットであり、ここで、こ の糸は、約50mg/d以上の前張力下で伸長しく図4へ−上半分)、そして約 50mg/d未満の前張力下で収縮する(図4B−下半分)。
与えられた張力に関する、温度に対する瞬時の長さ変化応答[(Δ長さ%)/( Δ温度’C) ] = [ΔL/ΔT]を、ここでは、収縮条件下の「動的収縮 率」と呼び、そして伸長条件下の「動的伸長率」と呼ぶ。本発明で用いる好適な 送り糸は、おおよそガラス転移温度(Tg)および主要結晶化の開始温度(Tz 、*)に相当する1、40’Cと135°Cの間の初期張力である5mg/d下 で収縮し、そして同じ条件下でゼロ未満の動的収縮率を有する(即ち、収縮率は 温度と共に上昇し、そして約40°Cと135℃の間では、初期収縮後、自然発 生的伸長を全く示さない)。
図5は、50から500mg、/dがら成る張力下のナイロン送り糸に関する、 温度に対するTMA動的伸長率(ΔL/IT)の代表的なプロットである(詳細 に関しては図4を参照のこと)。ここで、最大動的伸長率(ΔL/ΔT) ff i、、は主要結晶化の開始点と見なされ、そして温度T1.。
*で生じる。この好適な延伸温度(TD)は’L、*未満である。
図6は、元のデニールに対するミリグラムとして表す、初期応力に対する最大T  M 、Al動的伸長率(ΔL/IT)、、、の代表的プロットであり、ここで 、正のスロープd (jL/ΔT)、、。/dσによって特徴づけられる応力( σ)が上昇するにつれて、(ΔL/ΔT)、、、、が上昇する。このd(ΔL/ ΔT)1.工/dσの値(ラインEからラインA)は、一般に、ポリマーのRV が上昇しそしてスピン速度が上昇する(即ち(RDR)、が減少する)につれて 減少する。本発明で用いる好適な送り糸は、(iL/ΔT)、□値が約0.20 未満、好適には約0.15から約0.05%/℃の間であり、そして本発明の好 適な送り糸を特徴づけるように選択した300mg/dの応力(σ)でd(ΔL /ΔT)、ax/da値が約3x10−4と7xlO−’(%10C)/ (m g/d)である、ことによって特徴づけられる、と言うのは、これは典型的に、 リラックス処理ゾーン(図2中のロール17と18の間)における名目上の張力 レベルであるからである。
図7(ライン、八)は、Du PontのTher+++al Mechani cal Analyserを用い、元のデニール当たり300mgの定張力下、 1分当たり508C(+/−01°C)の一定加鳩速度で得られる、温度(0C )に対するナイロン送り糸の長さ変化パーセント(Δ長さ%)の典型的なプロッ トである。伸長の開始(即ちΔL〉0)は、おおよそガラス転移温度(T g) の所で起こり、そして温度Tll+Lで急激に上昇するが、これは、水素結合が 壊れ始めて、ポリマー鎖の伸長を許すと共に結晶薄層の動きを可能にする温度に 関係していると考えられる。
図7(ラインB)は、ラインAに対する相当するTMA動的伸長率のプロットで あり、ここでは、摂氏度当たりの瞬時の長さ変化(Δ長さ%)/(Δ温度’C) =(ΔL/ΔT)で定義され、そしてこの動的伸長率(ΔL/ΔT)は、Tgと TIIILの間で比較的一定であり、そして温度Tl1H本で最初の最大値にま で上昇し、これは、主要な結晶化の開始に関連していると考えられる。この動的 伸長率は、本質的に、温度範囲T+1.*からT11.uに渡ってより高いレベ ルで一定のままであり、そしてその後、これは、張力下、融点(T、)よりも典 型的に低い温度でこの糸が破壊するまで急激にT l + l υで上昇し、こ れは、この糸の結晶の溶融および軟化の開始に関連しており、そしてここで、T ll、uは、T、、よりも40℃低い。
大部分の脂肪族ポリアミド類は、ラインBの、温度に対する動的伸展率挙動を示 し、ここで、この動的伸長率は、Tx、*における最初の最大値の後若干減少し 、温度T++、**で最小値に到達するが、これは、ナイロン66ポリアミド類 に関しては、しばしばBr1ll温度と呼ばれており、そしてより低い熱安定性 を示すベータ結晶構造が熱的により安定なアルファ結晶構造に転換することに関 連しており、そしてナイロン6ポリアミド類に関しては、温度T11.**は、 スピン配列によってのみ生じるカンマ結晶構造が、延伸および/または熱処理系 に典型的な、より安定なアルファ結晶構成に転換することに関連していると考え られる。
重要な酸染色性に好適な延伸条件は、延伸の度合(DRで与えられる如き)、延 伸温度(1) 、リラックス処理温度(Tll)、および許容されるリラックス 度合(オーバーフィード%、即ち%OFでか、或はリラックス処理の度合、即ち 1−%OF/100で与えられる如き)の注意深い均衡に関係していることが見 いだされた。ここで、この好適な範囲は次の通りである。DRが約105Xから (RDR)、/1.25の間であること:Toが20°Cから約TI1. ** 未満、好適には約T11゜*未満、特に約Tll+L未満であること;TRが約 T、、、u(即ち、TM−40℃)、好適には約Tll、**、特に約T+、* 未満であること。
(RDR)。が減少するに伴ってT3が減少する(即ち、DRが上昇しそして% OFが減少する)ための必要条件は、結晶子間の細孔サイズの分布が最小値にシ フトすることに関連していると考えられ、これが、染料の分散速度(ここでは糸 のMBB値で表される)を減少させ、そして細孔の主要な移動を開始させる温度 を上昇させる(ここでは、染料転移温度T。Y5および最大動的モジュラスの温 度(TE″1.8)に関係している)。細孔サイズの分布と、重要な酸染料性を 限定する細孔の移動性との組み合わせが存在していると考えられる。この組み合 わせは、送り糸を適当に選択しそして本発明の延伸方法を用いることによって達 成されると考えられる。
図8は、処理温度に対する相対的結晶化率dX/dtの代表的プロットである。
このdX/dt値が上昇し、Tcで最大値に到達するが、これはおおよそ、ナイ ロン66では]50℃でありそしてナイロン6では146℃である。温度T、と T、は、相対的結晶化度X=1/2の場合の処理温度を表している。ナイロン6 6に関するT2およびT、は、約T。
+/’−40℃であり、そしてナイロン6に関するT2およびT1は、約T、十 /−20℃である2、温度TI、とT1〕の間で、結晶化は核形成を通して1「 行し、そし?:TCとT7.の間では、存在している結晶の成長を通し、て継続 する。図8と7の比較は、TILLおよびTll、11はそれぞれT1.および T2.に相ソ雇ッている可能性があること、そしてTz、*およびTz、**は ぞれぞilT、5.およびT2,7に相当(7,ている可能性があることを示唆 しでいる61本発明は如何なる特別な理論にも拘束されるものではないが、延伸 中の好適なリラックス処理温度は、約T6未満、即ち、結晶成長に対して均一な 核形成が生じる条件下であると考えられる、と言うのは特1ご、延伸した糸の( RDR)。が減少するからである。
図9は、延伸(7,た糸の残存延伸比(RDR) l)に対する、1000/( 7M+273)で示tリーラノクス処理温度(TR1℃)の逆数のグラフ表示で ある。太線で囲まれている領域1(ABDE)およびII(AEx(■)は、優 ねた巨大分子染料均一さ等級(LMDR)を有する糸を製造するに有効な方法の 延伸段階(RDR,)に関連させた時の、リラックス処理段階(TIl)におけ る温度条件を示している。ラインBCDは室a (RT)t、−相応シテオリ、 ラインAMEはTll、L(約90℃)に相応しており、ラインKLFはT11 .*(約135℃)に相応しており、ラインJGはT、、、** (約175℃ )に相応しており、そしてライン】1−1はT11.LI(ナイロン6Gポリア ミド類では約225℃、または他のポリアミドでは約TM−40℃)に相応して いる。ラインAKJIは、方程式: [1000/(T鈍+273)コ≧Kl− に2 (RDR)oに相応しており、この式を整理し直して、式:T、(℃)≦ [1000(Kl−に2(R,DR)。)コ −273 [ここで、K+=10 00/ (Tz、LI273) +1.25に2、およびに2= [1000/  (Tl、 LI273)−1000/ (T、、、**+273)]10.3 である]が得られる。
大部分のナイロンに関するに1およびに2の値は、それぞれ約495および17 5である。より低い融点(TM)を有するナイロン、例えばナイロン66ホモポ リマ〜のそれよりも約40℃低い融点を有するナイロン6に関するT11.Lお よびTi、**値は、典型的にそれよりも低く、K1およびに2に関して異なる 値を与える(高速紡糸し、たナイロン6およびナイロン66ホモポリマーに関す るTMA曲線の比較のための図18を参照)。
図10から13は、図6に示すのと同様に、同様な熱転移を示すナイロン送り糸 の代表的熱応答である。図1.0(ラインA)は、温度に対する、1分当たり3 0℃の加熱速度の時の、定長条件下の動的収縮張力(ST)のプロットであり、 こねは、温度T、で急速に上昇し、そしてTST□1で最大値に到達し7た後、 ここではTIl、lと表す温度に向かって急激に減少し、そしてT11.Lと、 ここではTII、**とじて表す温度の間で、よりゆっくりではあるが継続して 減少した後、より急激に減少する。このTXT、、atは、しばしば、主要なポ リマー鎖移動の開始および次の核形成に関連している。特に好適な延伸温度(T o)は、典型的にはTgとT11.Lの間に在る。TSTaax近くで、実施例 中の大部分の糸を延伸した。図1−0(ラインB)は、温度(T)プロット(ラ インA)に対する、動的収縮張力(ST)の相当する導関数a (ST)/d( T)である。この導関数プロット(B)は最小値[これはおおよそ、それぞれT ll+LおよびTx、**に相当している]と、幅広い最大値[これはおおよそ 、Tj;*からTcの温度範囲に相当している]を表している。
図11は、Lawson4emphill TYTを用い、70℃から150℃ に段階的に温度を上昇させることによって測定した収縮率の典型的なプロットで ある。この収縮率は約90℃で急激に上昇し、これは、DIJ PontのTM Aを用いたとき観察されたのと同様である(図4参照)。この収縮率の急激な温 度上昇は、温度T11.Lに関連している。
図12は、温度に対する動的モ)、ラス(E゛)の対数の典型的なプロット(ラ インA)と、温度に対する損失tanΔの相当する対数の典型的なプロット(ラ インB)であり、ここで、両方共、レオビブロン(rheovibron)を用 い、5℃/分の加熱速度で測定したものである。この特徴的な熱転移は顕著であ り、そして図6および10で観察したものに匹敵している。
図13は、示差走査熱量計(DSC)で測定した、温度に対する熱流変化の典型 的なプロットである。60℃から200℃の温度範囲の挿入拡大図は、それぞれ 、TIl+L、Tz、*およびTz、**に帰すべき3つの熱転移を示している 。このナイロン66糸に関する約225℃の溶融吸熱の開始は、Tz、uに関連 しており、そして融点TMよりも約40℃低い。
図14および15は、それぞれ実施例IV−3およびIV−10の縦糸延伸糸に 関する、温度に対する、300mg/d前張力におけるTMA動的伸長率の典型 的なプロットであり、ここで、実施例IV−10の糸は〉6のLMDRを有して おり、そして実施例IV−3の糸は6未満のLMDRを有しており、これは、温 度AとDの間、特にAとCの間の、温度に対する、より大きな(ΔL/ΔT)変 動性に相当している(図15に対して図14を比較)。
図16および17は、スピン速度(Vs)に対する、紡糸したままのナイロン6 6糸が有する重要な特性のプロットであるが、この一般的な挙動はまたナイロン 6でも見られる。図16(ラインA)は、スピン速度(Vs)に対する、その逆 数1/ (RDR) Sで表す、紡糸したままのナイロン66糸が有する残存延 伸比(RDR)、(これは、おおよそ、分子の鎖伸長度に比例しており、そして しばしば、紡糸した糸の延伸比と呼ばれる)の代表的プロットであり、そしてこ れは、100100Oから約4000mpmの範囲に渡って、スピン速度(Vi )が上昇するにつれて直線的に上昇した後、約4000から約8000mpmの 範囲に渡って、スピン速度に対して減少した速度で直線的に上昇する、ことが観 察される。この(RDR) Sの絶対値は、例えばポリマーのRVおよびdpf に従って変化することが知られているが、図16のラインAの重要さは、約40 00mpmにおける(RDR)、挙動における転移である。約4000mpm以 上では、通常、安定な糸パツケージを得るための熱/機械的安定化を必要とりて いない。約4000mpm未満では、この紡糸したままの糸を更に安定化して、 縦糸延伸に有効な糸パツケージを生じさせる必要がある(図1の考察を参照)。
図16(ラインB)において、密度(ρ)はスピン速度が上昇するにつれて上昇 し、そして約4000mpm以上ではより急速に上昇する。
この紡糸した糸の(RDR)、が約2.75未満である(これは、約0364以 上の1/ (RDR) s値に相当している)送り糸が延伸に好適であることが 見いだされた。図16は、単独では、(RDR)、値の必要条件が約275未満 であることの理由を示していない。
図17(ラインA)は、スピン速度に刻する、24時間以上の熟成を行っていな い紡糸し7た糸をボイル−オフした後の長さ変化の代表的プロットである。約2 000mpm以下で、これらの紡糸した糸は沸騰水中で伸びる(領域I)。約2 000から約4000mpmの間で、この紡糸した糸は沸騰水中で伸びるが、ス ピン速度に対してはより低い度合である(領域II)。約4000mpm以上で 、この紡糸したままの糸は、沸騰水中で収縮する(領域I I I)。
図17(ラインB)中に、これらの糸に関する相当するパイレフリンジエンスを 、スピン速度に対してプロットする。約2000mpmでは、スピン速度に対す るパイレフリンジエンスの上昇率の減少が観察され、これは、領域■と領域II 挙動の間の転移に関連しており、そしてスピン−ライン上の応力誘発核形成の開 始に帰するものと考えられる。領域IとIIの間の転移は、おおよそ、紡糸した ままの糸(RDR)Sが約2.75未満であることに相当している。紡糸したま まの糸の特性が領域Iを表示している送り糸を「乾燥」延伸したのでは、6以上 のLMDRを得ることは不可能である。本発明で用いる糸は、領域IIおよびI IIのものであり、好適には領域IIIのものである、と言うのは、領域III の糸の、仕上げ剖検布中の糸上の水分に対する感受性は、染料レベル(MBB) に対して非常に小さく、そしてそれらの糸特性は、貯蔵時間に関してより安定で ある、ことが観察されるからである。
図18は、種々の種類の送り糸に関する、温度に対する、300mg/d張力下 の動的伸長率(ΔL/八Tへの代表的TMAプロットであり、ここで、A=53 00mpmで紡糸しそして5%のMO5−6を含んでいる名目上5QRVのナイ ロン66糸; B=5300mpmで紡糸したナイロン66ホモポリマー系(実 施例■の糸J); C=5300mpmで紡糸したナイロンコポリマー糸(実施 例Iの糸K);D一部分延伸したナイロン糸(実施例Iの糸D−Fを示す):E =5300mpm1?紡糸した名目上47RVのナイロン6ホモポリマー系。ナ イロン6の送り糸は、ナイロン66送り糸に対して約20−30℃低い温度にシ フトし、これにより、ナイロン66ホモポリマーに関するそれに対して、ナイロ ン6に関する最大リラックス処理温度(T、) 、4A、が約20−30℃低下 する。
図19は、異なる種類の糸に関する、5 m g / d張力下の、温度に対す る収縮率(Δ長さ%)の代表的TMAプロットである。大部分の送り糸は、特に 40℃から135℃の間で温度が上昇するにつれて収縮するが、しかしながら、 糸Aは最初伸長し、そして約150℃以上の温度でのみ収縮する。糸Aは40か ら135℃で収縮しないで伸長しく即ちΔL>O)、、そしてここでは、「正の 動的収縮率」と呼ぶ正の長さ変化率(即ちΔL/ΔT>0) 、℃)によって特 徴づけられるため、好適な送り糸ではない。延伸にとって好適な送り糸は、40 ℃から135℃の温度範囲に渡って、負の動的長さ変化および負の動的収縮率を 有する。
図20は、20℃、75℃、125℃および175℃における、延伸比に対する 、延伸デニール当たりのダラムで表した延伸応力(σ0)の代表的プロットであ る。この延伸応力(σ0)は、降伏点以上では延伸比と共に直線的に上昇し、そ してここでは、このスロープを延伸モジュラス(M、)と呼び、そして(ΔσD /ΔDR)によって定義する。延伸応力(σD)および延伸モジュラス(M、) の値は、延伸温度(To)が上昇するにつれて減少する。
図21は、種々の送り糸(A=5300mpmで紡糸した名目上65RVのナイ ロン66ホモポリマー;B=5300mpmで紡糸した名目上68R■のナイロ ン6.66:lポリ?−;C=約3300mpmで紡糸した名目」二、4 Q  RVのナイロン66ホモポリマー)に関して、75℃で、延伸比(DR)に対す る延伸応力(σD)を比較したものである。送り糸の種類および延伸温度(TD )を選択することにより、所望レベルの延伸応力(σl))および延伸モジュラ ス(MO)を調節することができる。好適な延伸送り糸は、約1、Oから約2. 0g/ddの延伸応力(σD)を有し、そして延伸比に対する延伸応力(σ、) のプロ・ソトから取った1、35延伸比(DR)および75℃で測定して、約3 から約7g/ddの延伸モジュラス(MD)を有する。
図22は、図21の3種の送り糸に関する、[1000/ (TD、℃+273 )]に対する延伸モジュラスの対数1 n (Mn)の代表的プロットである。
図22中の直線関係にあるスロープは、温度に対するMOのArrhenius 型依存関係を仮定した見掛は延伸エネルギー(ED)Aと見なされる(即ち、M I、=A e x p (Eo/RT) 、ここで、Tはケルビン度で表した温 度であり、Rは一般ガス定数であり、モしてrAJは物質定数である)。好適な 延伸送り糸は、約0.2から0.6 (g/dd)/’ Kの見掛は延伸エネル ギー(ED) A[=E、/R=Δ(l n Mo)/Δ(1000/T、)  、ここで、Toはケルビン度である]を有する。
図23(ラインA)は、約15%消耗に到達する染料浴温度[ここでは染料転移 温度Tn v tとして定義する]に相当している約57−58℃で生じる染料 消耗の上昇に伴う、染料温度(℃)に対する、C,1,^C1dBlue 12 2に関する染料消耗パーセント(%E)の代表的プロットである。
図23(ラインB)は、1000/ (TI273)として表す染料浴温度の逆 数に対する、対数目盛り上の消耗パーセントとして表すラインAの相当するプロ ットである。この染色転移温度は、1000/(TI273)に対するLog  (%E)プロット中のようには明らかでないが、この滑らかな直線に近い関係の ため、ここでは15%染料浴消耗(C,I。
^aid Blue 122使用)の時の温度T(’C)とし7て定義する染料 転移温度(T、、、)の、より正確な補間が可能である。図24は、表■中の送 り糸rGJから製造した4種の縦糸延伸糸に関する、温度に対する、染料浴消耗 曲線(CJ、 Ac1d Blue 122)の代表的プロットであり、ここで 、曲線A=1.15X DR/T、(57℃):曲線B=1.15X DR/T 、(177℃);曲線C=1.45X DR/TR(57℃):および曲線D= 1.45X DR/T、(177℃)。糸A、BおよびCは、約65℃未満のT I)vt、値を有しており、糸に均一な染色織物を与える一方、糸りは65℃以 上のTDYE値を有しており、巨大分子酸染料で染色したときの染色織物に許容 される程の均一性を与えない。
図25は、異なる送り糸から製造した縦糸延伸糸の残存伸びに対する、巨大分子 酸染料C,I、Ac1d Blue 40を用い25℃で測定した染色率(S  25)の代表的プロットであり、ここで、ラインAは、送り糸から約4000m pm以上で紡糸したもの(図16および17中の領域III)であり、ラインB は、送り糸から約2500から4000mpmで紡糸したもの(図16および1 7中の領域II)であり、ラインCは、送り糸から2000mpm未満で紡糸し たもの(図16および17中の領域I)である。与えられた残存伸びにおける染 色率は、この乾燥延伸/乾燥リラックス縦糸延伸方法で用いる送り糸のスピン速 度と共に上昇することが観察される。送り糸Cから延伸した糸は、全ての延伸お よびリラックス処理工程条件で不均一であり、そしてこれらが有する不均一さは 、領域IIおよびIIIの送り糸から延伸した糸のそれに対して、領域■の送り 糸から延伸した糸が有する明らかに固有の低い染色率に関係しているものと考え られ、そしてこのような低い染色率を有する延伸糸はまた、65℃以上のT。V F、値を有することも見いだされる。
図26は、表Xに挙げた異なる延伸糸に関する、広角X線回折スキャンから誘導 される見掛は細孔容積(APV)に対する、非晶質ポリマー鎖セグメントの配列 から誘導される見掛は細孔移動度(APM)のプロ、 l−である。少なくとも 約6のI−M D Rを与える延伸糸は、約2以上であり(ラインCC’ E) そし、て約(4,75−0,37xlO−’AP’v’)(ライ〉、八BCD) 以上のAPMと、4:<10−’立方オングストローム(ラインBB’ G)以 にの、へPVとの組み合わせを有することが見いだされる。好適な糸は、2以上 でありそして(5−0,37xlO”AP〜′)以上のAP〜1(ラインA’  B’ C” D)と4xlO−’立方オングストローム以上のAPVを有する。
領域BGFECに相当するAPMとA1)Vの組み合わせを有する糸はまた、約 65℃未満の染料転移温度TovEを有することによっても特徴づけられる。
以下に示す実施例は本発明を更に説明するものであり、制限することを意図し5 たものではない。以下に示す試験方法に従って、糸の特性および工程パラメータ ーを測定する。部およびパーセントは、特に明記されていない限り重量である。
述されているのと同様にして、このポリアミドが有する相対粘度(RV)を測定 する。
デニール・ASTM表示D−1907−80に従ってこの糸のデニールを測定す る。Goodrich他の米国特許番号4,084.434に記述されている如 き自動カットアンドウェイ(cut−and−veigh)装置を用いることで も、デニールを測定することができる。
引張り特性6L1の米国特許番号4.52]、、 484、コラム2.1.61 からコラム3.16に記述されているようにして、引張り特性(粘り強さ、モジ ュラスおよび破壊伸び)を測定する。「初期モジュラス」としてしばしば表すモ ジュラス(M)は、X軸上の伸びに対してy軸上の張力をプロットした負荷−伸 び曲線の、最初のかなり真っすぐな部分のスロープから得られる。5%伸長(M 5)における正割係数を、(粘り強さ/ 05)X100の比率として定義し、 ここで、粘り強さを5%伸長で測定する。
巻具r : Zieminskiおよび5pruiell、J、 Appl、  Polymer 5cience、 35.2223.2245 (1988) およびBhedaおよび5pruiell、J、 Appl、 Polymer  5ci6nce 39.447−463 (1990)が記述した操作を用い 、赤外顕微鏡を用いた非接触方法で糸温度を測定する。ここに記述した装置、例 えばロールなどの温度を標準的熱電対で測定する。
ボイル−オフ収縮(BO3):本出願に記述した送り糸では、以下に示すリラッ クス処理した東方法を用い、沸騰水中に浸漬したときの糸の束の、元の長さのパ ーセントとして、長さの変化を測定する。円周が1−1/8メートルの標準デニ ールリールを用いて糸の束を調製する。このリールの回転数を、この束の長さ測 定で用いる重量から決定する。この重Iは下記の通りであるべきである。
〈30デニール −−100g 30−100デニール −−250g 〉100デニール −−500g0 回転数は、55mg/デニールの負荷を与えるに必要な数であり、そして下記の 式から計算される R= 1000W/2 LD 「式中、 R:最も近い整数に四捨五入した回転数。
W=ダラムで表した重1 D−デニール。
L−負荷=55mg/デニール]。
フックにかけて重りを付けることによって、これらの束を真っすぐにする。この 束の長さを1mm近似で測定し、Llとして記録する。次に、。
これらの束をチーズ布に包んで、98±1℃のボイル−オフポットの中に20± 1分間入れる。これらの束を浴槽から取り出した後、空気乾燥させる。ボイル− オフ後の束の長さL2を、Llと同じ方法で測定する。
ボイル−オフ収縮を下記の如く計算する。
%BO8= (Ll−L2)x100/LL。
ボイル−オフ収縮率(BO3):縦糸延伸した糸のボイル−オフ収縮率の測定で は、以下に示すループ方法を用いる。糸を縛って長さが約50cmのループ状に した後、0.05g/dの負荷の下で、このループの長さを物差しで測る。この 負荷を取り除いた後、それが水中で浮遊して絡まるのを防ぐため約06gの荷重 を用いて、このループを沸騰水の中に入れる。このループを空気中で乾燥した後 、0.05g/dの負荷の下で、この長さを測定する。ボイル−オフ収縮率を下 記の如く計算する: 水の中に浸漬した後、これを熱オーブンの中に入れ、そして収縮を測定すること によって、ボイル−オフ後の熱収縮を測定する。より詳細には、糸にかかる力が 83mg/デニールになるように、この試験糸の3000デニ一ル束(6000 デニールのループ)から500グラムの重りを吊し、この束の長さを測定する( Ll)。この500グラムの重りを30グラムの重りに取り替えた後、この重さ を計った束を沸騰水中に20分間浸漬し、取り出した後、20分間空気乾燥させ る。次に、この束を、175℃のオーブン中に4分間吊し、取り出し、30グラ ムの重りを500グラムの重りに取り替えた後、この束の長さを測定する(L2 )。
下記の式で「ボイル−オフ後の熱硬化収縮率」を計算する。
ボイル−オフ後の熱硬化収縮率(H5S/ABO)は、典型的にはBO8よりも 大きい、即ち、ABo 175℃のDH8に対してこれらの糸は収縮し続け、こ れは、均一な染色と仕上げを達成するに好適である。
4、134.882、コラム11.11.42−45に記述されている方法で静 的乾燥加熱収縮を測定したが、但し、このオーブン温度は、160℃の代わりに それぞれ90℃、135℃および175℃である。
巨大分子酸染料均−さくLMDR)+32ゲージのトリコット機を用いて糸を編 んでトリコット織物を生じさせた後、C,1,^cid Blue 122また はC,1,Ac1d Blue 80のどちらかを用いた下記の操作で染色する 。
この操作を用いて少量の(〜1−3ヤード)の織物を染色する。重さを計った織 物を、Cookウオッシャ−の中に入っている110度Fの水30リットルニ加 える。この浴槽に、3gのMerpol HC3(E、 1. du Pont de Nemours and Companyが市販している液状の非イオン 系洗剤)と3gの10%水酸化アンモニウムを加える。この浴温度を3度F/分 で160度Fに上昇させた後、このCookウオッシャ−を15分間運転する。
次に、この浴槽を空にした後、完全に奇麗にし、そして30リツトルの水を入れ る。この温度を80度Fにセットした後、織物の重量を基準にして05%のMe rpol D^(E、 1. du Pant de Nemours and  Companyが市販している非イオン系界面活性剤)を加える。この浴槽を 5分間運転して混合を行った後、織物の重量を基準にして2%のMSP(−塩基 性燐酸ナトリウム)を加える。この浴槽のpHを酢酸で6.0に調整する。
次に、織物の重量を基準にして6%の硫酸アンモニウムを加え、そしてこの浴を 5分間運転した後、織物の重量を基準にして1.0%のDu Pont Ant hraquinone Milling B]、ue BL(C,1,Ac1d  Blue 122)または5andolin milling blue N −BL (C,I ^cid Blue 80)を加える。この浴槽を5分間運 転した後、この浴槽温度を3度F/分で212度に上昇させる。
この浴槽を60分間運転した後、pHを測定する。pHが〉57の場合、5.5 に調節して更に30分間運転する。次に、この浴槽を170度Fに冷却し、空に した後、奇麗な水で洗浄する。この浴槽から織物を取り出した後、乾燥する。
織物の状態の糸を下記の如<LMDRに関して評価する。
拡散蛍光灯が備わっている部屋の中で、鈍い黒色のプラスチック製カバーが付い ている大きなテーブルの上に、織物の見本(全幅、即ちおおよそ60インチの幅 で、約20−60インチの長さ)を置(。指標として、図23−32に示す織物 条片に関するコンピューター化したシミュレーションを用い、以下に詳述するよ うに1から10の目盛りで、熟練者から成る審査員によってこの織物の等級付け を行う(5から7人の熟練者の等級付けを平均する)。
等級付は目盛りに対して選択した等級は下記の通りである:10=目に見える欠 陥無し、完全に均一;8=僅かな不規則さが観察されるが、検出するのは困難で あり、はとんど全ての最終使用によって許容される。
7=優れている。
6.5=非常に重要な縦糸編み織物、例えば水着で用いられる織物などに許容さ れる: 6=気が付(程の不規則さ、大部分の衣装に使用可能。
5=第二等級の衣装以外は許容されない;4=非常に目立つ不規則さ、全ての衣 装にとって余りにも不規則である:そして 2=極めて不規則、破壊的な欠陥。
42個の糸サンプルから成る1組を試験するMBB染色では、好適には、糸を小 さい皿の上に噴出させることにより、重さが1グラムのサンプル各々を調製する 。9個のサンプルが対照用であり、そしてその残りは試験用である。
次に、140mLの標準緩衝溶液と80mLの122%Anthraquino ne Milling Blue BL (MB Bと省略する) (C,L  Ac1d Blue 122)から成る染料水溶液54リツトルに浸漬すること によって、全てのサンプルを染色する。この浴槽の最終pHは51である。この 溶液の温度を3−10°C/分で室温からToY=(染料転移温度、これは、染 料の吸収速度が急激に上昇する温度である)に上昇させ、この温度で3−5分間 保持する。この染色したサンプルを濯ぎ、乾燥した後、反射比色計で染色の深さ を測定する。
反射率の読みからに/S値を計算することによって、染色値を決定する。この方 程式は下記の通りである二 にこで、R=反射率値]。対照サンプルの染色性を公知ベースに調節および正規 化する目的で180の値を用いる。
、へBB染色性 MBB染色性と同様にして1組のサンプルを調製する。次に、140mLの標準 緩衝溶液、100mLの10%Merpol LFH(E、■、 du Pan tde Nemours and Co、製の液状非イオン系洗剤)および80 80−5O0の領 56%ALIZARINE CYANINE BLUE S AP (A B Bと省略する)(C,I。
Ac1d Blue 45)から成る染料水溶液54リツトルに浸漬することに よって、全てのサンプルを染色する。この浴槽の最終pHは5.9である。
この溶液の温度を3−106C/分で室温から120℃に上昇させ、そしてこの 温度で3−5分間保持する。この染色したサンプルを濯ぎ、乾燥した後、反射比 色計で染色の深さを測定する。
反射率の読みからに/S値を計算することによって、染色値を決定する。この方 程式は下記の通りである R [ここで、R=反反射率ココ対照サンプルの染色性を、織物に対して測定したに /Sの%CVに調節および正規化する目的で180の値を用い、これはLMDR の指示を与える。高いLMDRは低いに/S値に相当している。K/S値の低い %CVが望ましい。
染料転移温度:繊維の構造が充分に開いて、染料の吸収速度が急激に上昇する染 色中の温度が染料転移温度である。これは、ポリマーのガラス転移温度、繊維の 熱機械的履歴、並びに染料分子の大きさおよび構造に関係している。従って、こ れは、特別な染料に対する間接的な、繊維が有する「細孔ヨサイズの尺度と見な すことができる。
この染料転移温度は、下記の如< C,1,acid blue 122に関し て測定され得る:糸すンプル1g当たり800gの溶液が入っている浴槽の中で 糸を前洗浄する。0.5g/Lのピロ燐酸四ナトリウム(TSPP)および0. 5g/LのMerpol(R) Ne3を加える。浴温度が60℃になるまで3 ℃/分の速度で浴温度を上昇させる。60℃で15分間保持した後、濯ぐ。この 前洗浄温度が繊維の染料転移温度を越えないように注意する。
もしこの染料転移温度がこの洗浄温度に近いと考えられる場合、より低い洗浄温 度でこの前洗浄を繰り返すべきである。この浴槽を30°Cにセットした後、繊 物の重量を基準にして1%のC,■、 acid blue 122と5g/L の一塩基性燐酸ナトリウムを加える。M、S、P と酢酸を用いてpHを50に 調整する。糸サンプルを加えた後、3°C/分の速度で浴温度を95℃に上昇さ せる。
浴温度が5℃上昇する毎に、この染料浴から〜25mLの染料液サンプルを採取 する。このサンプルを室温に冷却した後、水対照を用いた分光光度計を用い、約 6331mの最大吸収で各々のサンプルの吸収を測定する。染料消耗%を計算し て、染料浴温度に対して染料消耗%をプロットする。この曲線の2つの直線部分 の各々に沿って、交差するラインを引き、この交点が染料転移温度である。測定 の再現性を改良する目的で、15%染料消耗の時の染料転移温度を測定するのが 好適である。この染料転移温度(ToYF)は、この繊維構造の開放の尺度であ り、縦糸延伸した糸に関する好適なT。V、値は約65°C未満、特に約60℃ 未満定するための、Usterと同様な原理を用いた静電容量装置である。この DVAは、240メートルのサンプル長に渡って、1/2メートル毎にデニール の変化を測定し、これらの測定の%C■を報告する。これはまたデニール分布% を報告するものであり、これは、8個の30メートルサンプルに関する、(高い 読み値)−(低い読み値)の平均である。このDVAを用いた表中の測定を、変 化率(DVA%CV)として報告する。
動的機械分析二以下の操作に従って試験を行う。lll1ass、 Inc、、 Jlingham MA製のr AutovibronJコンピューター化キッ トおよびImass、 Inc、製のlMC−1フアーネスが備わっているrR heovibronJ DDV−TIcを用いる。標準的ステンレス鋼製の標本 支持用ロッドおよび繊維用クランプ(これらもまたImass、 Inc、製) を用いる。Autovibronと一緒に供給されたコンピュータープログラム を修飾して、−30から220℃の温度範囲に渡って、一定した選択可能加熱速 度および標本上の静的張力を維持できるようにした。張力および加熱速度の定常 性を確実にし、そして温度に対する収縮率を定応力で測定できるように、データ 点を採用したときいつでも静的張力、時間および標本の現在長をプリントするよ うにも改良した。このコンピュータープログラムは、クランプマスおよびロード セルコンプライアンスに関する補正は含まれておらず、そして上述したものを除 く全ての操作および計算は、Autovibronと一緒にImassによって 供給されたままである。
本発明の標本に対する試験に関しては、デニール(予備試験したデニールを基準 )当たり0.1gに相応する静的張力を用いる。1.4±01℃/分の加熱速度 を用い、そして試験周波数は110Hzである。
このコンピューター装置はおおよそ1.5分毎に1回の読みを行うが、これは、 標本の長さを調節することによってこのコンピューターが静的張力を一定に保つ に必要な時間が変化するため、一定ではない。初期の標本長は2.0±0.1c mである。、−30から230℃の温度範囲に渡って試験を行う。動的および静 的な力がこのロードセル範囲の中間になることを確実にする目的で、この糸を折 り畳むか分割することによって、標本のデニールを400±30に調整する。
以下に示す方法を用いて、tanΔおよびE“ピークの位W(即ち温度)を測定 する。最初に、温度に対する適当なパラメーターをプロットすることで、ピーク のおおよその位置を見積もる。温度は独立して変化すると見なし、この見積もっ た位!に関して、±10−15度の範囲に渡る二次多項式に適合する最小平方に よって、このピークの最終位置を決定する。このピーク温度を、二の多項式の最 大値の温度と見なす。転移温度、即ち屈曲点の温度を同様に決定する。プロット から、おおよその屈曲点を見積もる。次に、温度は独立して変化すると見なし、 1つの見掛は水平域からもう1つの水平域への転移を取り扱うに充分なデータ地 点を、三次多項式に適合させる。1.00℃近くのE“ピーク温度(T、1.。
)(図12参照)を、アルファ転移温度(TA)の指示と見なし、そして均一な 染色性のためには、これを低い値(即ち100℃未満、好適には95℃未満、特 に90℃未満)にしておくのが重要である。
溶融挙動7示差走査熱量計(D S C)または示差熱分析(DTA)を用いて 、初期溶融速度を含む溶融挙動を測定する。この測定ではいくつかの装置が適切 である。これらの1つは、E、■ Du Pont de Nemoursan d Company、 Wilmington、 DE製のDu Pont熱分 析装置であるOキャ・ノブが付いているアルミニウム製カプセルの中に3.0± 0.2mgのサンプルを入れ、けん線用装置の中でけん縮を行う(これらは全て 、この装置の製造業者によって提供されたものである)。融点(TM)の測定に 関しては、これらのサンプルを1分当たり20°Cの速度で加熱し、そしてこの 糸を加熱している間に起こる急速な結晶化のため通常は見られない低い温度転移 を検出する目的で、1分当たり50℃の速度を用いる。
この装置の製造業者が提供するガラス製ペルジャーカバー(bell jar( □ver)を用い、窒素雰囲気(43mL/分の入り口流)下で加熱を行う。こ のサンプルが溶融した後、窒素雰囲気下、このサンプルを1分当たり10℃で冷 却することによって、冷却発熱を測定する。ナイロン66ホモポリマーの融点は 典型的に260−262℃であり、コポリアジパミド類、例えばNeおよびMe −5,6を1重量%添加する毎に約1℃低下する。ナイロン6ホモポリマーの融 点は典型的に222℃(即ち、ナイロン66よりも約40℃低い)であり、そし てより高い融点を有するコポアミド類、例えばN66を添加することによって上 昇し得る。
インターレース(interlace) :このポリアミド糸のインターレース レベルをピン挿入(pin−inseertion)技術を用いて測定し、これ は、基本的に、動いている糸にピンを挿入し、このピンを挿入した糸の位置と、 このピンの上の予め決めた力に到達する糸の位置と、の間の糸の長さくcmで表 す)を測定する、ことを伴う。〉39デニールの糸に関しては、この予め決めた 力が15グラ与であり、そして≦39デニールの糸に関しては、この予め決めた 力は9グラムである。20回の読みを行う。
位置間の各々の長さに関して、少数を省いて整数を保ち、ゼロのデータを省き、 そしてその整数から底10に対するlogを取り、そして10を掛ける。20回 の読み各々に関する結果を平均して、インターレースレベルとして記録する。
ε−カプロアミドモノマーの量:下記の如く6−6ナイロン中のと一カプロアミ ドモノマー(ここでは、表中N6%)の量を測定する。重さを計ったナイロンサ ンプルを加水分解(6NのHCI中で還流)した後、内部標準として4−アミノ 酪酸を加える。このサンプルを乾燥し、そしてカルボン酸末端をメチル化(無水 メタノール系3NのHCIを用い)した後、1/1体積比の無水トリフルオロ酢 酸/CH2Cl2でアミン末端をトリフルオロアシル化する。溶媒と過剰の試薬 を蒸発させた後、残渣をMeOH中に取り上げ、80 / 1’OO5upel coport上に10%の5P2100 (Supelco Co、、Be1l efonte、 P^が市販)が充填されている6フィートx4mmlDガラス 製の5upelcoカラムを用い、炎イオン化検出装置が備わっているHede tt Packard 5710^(Hewlett Packard Co、 、Pa1o^lto、 CAが市販)の如きガスクロを用いて、ガスクロにかけ る。この測定では数多(のガスクロ装置、カラムおよび支持体が適切である。引 き出された4−アミノ酪酸ピークに対する引き出された6−アミノカプロン酸ピ ークの面積比を較正曲線で6ナイロンのmgに変換して、6ナイロンの重量%を 計算する。
Me5−6の量:20mLの濃塩酸と5mLの水が入っている溶液中、100℃ で一晩、フレーク、フィルム、繊維または他の形態のポリマー(仕上げ剤の如き 表面材料を除去した)の2グラムを加熱することを通して、Me5−6の量を重 量%(表中MPMD%として報告)で測定する。次に、この溶液を室温に冷却し 、アジピン酸を沈澱させた後、これを除去した(何らかのTlO2が存在してい る場合、濾過または遠心分離によってこれを除去すべきである)。この溶液の1 mLを、水中33%の水酸化ナトリウム1mLで中和する。この中和した溶液に 1mLのアセトニトリルを加えた後、この混合物を振とうする。2つの相が生じ る。この上相にジアミン類(MPMDとHMD)が存在している。この上相の1 ミクロリツトルをガスクロで分析する。この用いるガスクロは、例えば30メー トルのDB−5カラム(95%のジメチルポリシロキサン15%のジフェニルポ リシロキサン)が備わっているキャピラリーガスクロであるが、この測定では、 他のカラムおよび支持体も適切である。
適切な温度プログラムは、100℃で4分間加熱した後、8℃/分の速度で25 0℃まで加熱するプログラムである。このカラムから、約5分以内に該ジアミン 類が溶離し、そしてMPMDが最初に溶離する。MPMDおよびHMDのピーク の下方を積分した面積の比率から、MPMDの重量パーセントを計算し、そして このMPMDの重量%からM e 5−6の重量%を計算する。
延伸張力(DT33%):試験すべき糸を加熱しつつこれを延伸しながら、元の デニールに対するダラムとして表す延伸張力(DTss%)を測定する。これは 最も便利に、糸を、おおよそ180メ一トル/分の表面速度で回転している1対 のニップロールから、直径がl、3cmであり長さが1メートルの吊用通路が備 わっている185±2℃(高速織り中の出口ゲイン温度に特徴的)の筒状ホット チューブを通した後、2番目の対のニップロールに通すことによって行われるが 、ここで、これは1番目の対よりも速(回転しており、その結果として、これら の組のニップロール間で、1.33Xの延伸比で糸が延伸される。このホットチ ューブと1番目の組のニップロールの間に置いた通常のテンジオメーターで、糸 の張力を測定する。読みを繰り返すことによって統計学的に変化率を決定する。
新しく紡糸した糸を、この測定を行うに先立って24時間熟成する。延伸比を1 33Xの代わりに1.05Xにしそしてホットチューブ温度を185°Cの代わ りに135℃にする以外は同様にして、延伸張力@1.05延伸比(DT5%) を測定する。このような設定をで平均正割係数(M5)を計算する(平均値を括 弧で表す)。このようにしてM5の変化率%も得られる。
延伸張力@1.00延伸比(ここでは、「端に沿った収縮張力」とも呼ぶ):延 伸比を1.OOXにしそしてホットチューブ温度を75℃にする以外はDT5% と同様にして、この延伸張力@1.00延伸比を測1.20Xの残存延伸比を基 にしている以外、即ち100+E、(%) である以外、DT5と同様にして延伸張力@1.20残存延伸比(DTRDR= 1.2)が得られる。このデータを用いて変化率%も計算する。
動的収縮張力(S T) : Kanebo Engineering、 LT D、、0sakaSJapanが製造しそしてToyomenka Ameri ca、 Inc、 of Charlotte、 North Carolin aが米国で販売しているKanebo 5tress Te5ter、モデルK E−2Lを用い、動的収縮張力(ST)を測定する。縛ってループ状にし、1デ ニール当たり5mgの初期前頁荷下の2つのループの間に置き、そして1分当た り30°Cで室温から260℃まで加熱した、7cmの糸サンプルに対して、温 度当たりのダラムでこの張力を測定する。最大収縮張力(g/d)(ST7.8 )、およびS 7mg工の温度(Ts、、、、で表す)を記録する。他の熱転移 も検出できる(図10の詳しい考察を参照)。
動的長さ変化(ΔL) : E、 I、 Du Pant de Nemour s and Co、、 Inco、WilmingtonSDelawareか ら入手可能なりu Pont Thermomechanical Analy zer (TMA) 、モデル2940を用いて、上昇温度(八T)に対する、 前張力負荷下の糸の動的長さ変化(ΔL)を測定する。12.5ミリメートルの 長さの糸に対して、温度(摂氏度)に対する糸の長さ変化(351%)を測定す るが、これは下記の通りである:1)個々のフィラメントが滑らないようにする ためのミクロはんだ付は装置を用い、ポール取り付は台の外側に切断フィラメン ト末端をはんだ付けすることで、個々のフィラメントの全てを真っすぐにしそし て応力がかからないようにしながら、2つの圧入アルミニウムボールの間に注意 深(置き、2)収縮率を測定するため5mg/デニールの初期負荷にまで前応力 を加え、そして張力を測定するため300mg/デニールにまで応力を加え、モ して3)初期長として限定した35℃における長さの糸を用い、1分当たり50 ℃で室温から300℃まで加熱する。2秒毎(即ち1.7度毎)に長さ変化(3 51%)を測定し、デジタル的に記録した後、標本の温度に対してプロットする 。少な(とも3つの代表的プロットから平均的関係を明らかにする。好適な延伸 送り糸は、40℃から135℃の温度範囲に渡り5mg/d張力下で、負の長さ 変化(即ち糸の収縮)を示す。
ここでは、収縮条件(5mg/d)下の動的収縮率、および伸長条件(300m g/d)下の動的伸長率と呼ぶところの、温度に対する瞬時の長さ変化(351 %)/(ΔT、℃)を、変動する平均計算値によって元のデータから引き出し、 これを標本の温度に対して再びプロットする。
好適な延伸送り糸は、40℃から135℃の温度範囲に渡って負の動的収縮率を 示す(即ち、この糸は、最初に収縮した後、伸長しない)。伸長条件(300m g/dの前張力負荷)下で、この(ΔL/ΔT)値は、温度が上昇するにつれて 上昇し、約110−140℃で中間的最大値に到達し、約160−200℃で値 が若干低下した後、溶融前にこの糸が軟化し始めるに従って、値が急激に上昇す る、ことが見いだされる(図7参照)。約110−140℃の間で起こる(ΔL /ΔT)の中間的最大値を、ここでは(ΔL/ΔT)maxと呼び、そして応力 および高温度下でのポリマー網目構造の可動性の尺度と見なす。好適な延伸送り 糸は、300mg/dで測定して、約0,2(%/℃)未満、好適には約0゜1 5(%/℃)未満で約0.05%/℃以上の、(ΔL/ΔT)max値を有して いる。
ポリマー網目構造に関するもう1つの重要な特性は、300mg/dのJD値に おける、JDに対する(ΔL/ΔT)maxのプロット(d (!L/ΔT)M Ax/dσ0として表す)の接線として定義し、そして3 m g / dから 500mg/dに前応力をかけた個々の標本に対して測定したところの、応力を 上昇させた時のその(ΔL/ΔT)max値の鋭敏さである(図5および6参照 )。特性記述の目的で300mg/d応力値を選択する、と言うのは、これは、 延伸リラックス処理ゾーン(即ち、図2中のロール17と18の間)における名 目上の応力レベルに近いからである。
加熱延伸応力(σo):延伸比曲線に対する加熱延伸応力(C0)を用いて、上 昇する延伸比(DR)および延伸温度(To)に対する延伸送り糸の応答を模擬 する。糸の速度を1分当たり50メートルに低下させて、100メートルの長さ に渡って測定を行い、そしてここに記述する如き異なる温度と延伸比を用いる以 外はDT!j%と同様にして、この延伸応力(JD)を測定する。この延伸応力 (C0)を延伸デニール当たりのダラム(g/dd)として表す、即ち(lD= DT (g/d)xDRとして表し、そして75℃、125℃および175℃の 延伸比(D R)に対してプロットする(図20参照)。この延伸応力(JD) は、DR値が約1.05以上(即ち降伏点以上)から歪み硬化の開始点(即ち約 1.25の残存延伸比(RDR)、)に向かう間、延伸比と共に直線的に上昇し 、そして延伸比に対する延伸応力に関する最も適合した線状プロットのスロープ をここでは延伸モジュラス(MD=ΔσD/ΔDR)と呼ぶ。延伸応力(C0) および延伸モジュラス(MD)の値は、延伸温度(To)が上昇するにつれて減 少する。延伸応力(JD)および延伸モジュラス(Mo)の所望レベルは、送り 糸の種類と延伸温度(To)を選択することによって調節され得る。好適な延伸 送り糸は約1.0から約2.0g/ddの延伸応力(JD)を有しており、そし て延伸比に対する延伸応力(JD)の最も適合した線状プロットから取った1、 35延伸比(DR)および75℃で測定して、これは約3から約7g/ddの延 伸モジュラス(MD)を有する(図20および21参照)。75℃の温度を選択 した、と言うのは、大部分のナイロンの、スピン配列させた送り糸は、それらの 最大収縮張力に到達した後、有意な再結晶化を受け始めることはない、ことを見 い出したからである(即ち、これは、熱的再結晶化によって網目構造が修飾され る前に、そのガラス転移温度T、以上の「紡糸したままの(as−spun)  Jポリマー鎖ネットワークが有する機械的性質に関する、より高い指示である) 。 見掛は延伸エネルギー(Eo)、:見掛は延伸エネルギー(Eo) 、は、 温度が上昇(75℃、125℃、175°C)するにつれて延伸モジュラスが減 少する割合であり、Arrhenius型の温度依存を仮定した[1000/  (T、、℃+273)]に対する延伸モジュラスの対数1 n (Mo)のプロ ットのスロープとして定義する[即ち、Mo=Aexp (En/RT) 、こ こで、Tはケルビン度で表した温度であり、Rは一般ガス定数であり、そしてr AJは物質定数である]。好適な延伸送り糸の見掛は延伸エネルギー(Eo)、 [=E、/R=Δ(lnM、)/Δ(1000/ (T、) 、ここで、Toは ケルビン度である]は、約0.2から約0.6 (g/dd)/度にである。
示差染色分散(Differenctial Dye Variance) : 示差染色分散は、縦糸延伸糸の端に沿った染色均一性の尺度であり、そしてこれ は、ここに記述するMBB染色操作に従って染色したローソンニット靴下に対し てそれぞれ軸および半径方向で測定したに/Sの分散における差によって定義さ れる。縦編み織物のLMDRは、この縦糸延伸した糸の示差染色分散とは逆比例 的に変化することが見いだされる(軸方向に/S分散−半径方向に/S分散)。
本発明の縦糸延伸方法は、延伸温度、延伸度合、リラックス処理温度およびリラ ックス処理度合の均衡が取れており、その結果として、この縦糸延伸した糸製品 の示差染色分散(DDV)が最当たりのダラム(g/dd)として表す張力(こ こでは時には「応力」と呼ぶ)を測定することができる。モデルR−1192A の操作条件は下記の通りである:0から100グラムのヘッド;範囲=25(表 示ではOから40グラムの目盛り) : Lawson4emphill 5a les、 Tnc、、PODrawer6388が市販しているLawson− [1emphill Tenxsiometer Ca1ibration D eviceを用いて測定する。
収縮率:下記の如(Lawson−Hemphill Texcured Ya rn Te5tシステム(TYT)を用いて、糸の端に沿った収縮率を測定する ことができる。適切な試験機は、Lawson−Hemphill 5ales 、 Incl、PODrawer 6388、Spartansburg、 S Cから入手可能なモデル30である。糸の長さ測定を次の順に4回行う: (L l); (2)この糸を真っすぐするにちょうど充分な張力下の長さくL2);  (3)非常に小さい張力下で更に収縮を進展させるために加熱した時の長さく り、):そして(4)この糸を真っすぐするにちょうど充分な張力下の最終的な 糸の長さくL4)。下記の式:を用いて収縮率を測定する。
アミン(NH2)およびカルボキシル(COOH)末端: John 1ile y& 5ons、 Inc、が出版している「産業化学分析の百科事典J (E ncyclopedia of Industrial Chemical^n alysis) 、1973の17巻、293および294頁に記述されている 方法で、アミンおよびカルボキシル末端を測定し、106グラム当たりの当量と して表す。典型的なナイロン66ポリマーは約30−50当量のNH,末端を有 しており、そして「深い」染色ナイロン66ポリマーは約50−70当量のNH ,末端を有している。数平均分子量(MN)は、おおよそ106グラム当たりの 当量として表すNH2およびC0OH末端の全数の逆数に比例している、即ち、 MN= 2 x 106はまだ(NH2+C0OH+SE)[ここで、SEは、 反応性を示さない安定化末端基の当量数である]の中に在る。例えば、M、が約 15゜000のナイロン66ポリマーは、約44のRvと約133の全末端数を 有しており、そして例えば、M、が約20.000のナイロン66ポリマーは、 約66のRVと約100の全末端数を有しており、ここで、ナイロン66ポリマ ーに関するMNおよびRVは、式MN=1065(RV)07でおおよそ相互関 係にあり、そしてナイロン6ポリマーに関しては、式M、=1002 (RV) a74が用いられ得る。約30から約70当量のNH2末端を有しそしてRVが 約50から約80のポリアミドポリマーが好適である。
密度(ρ):25°Cの四塩化炭素とへブタンから成る液体を用いた標準密度勾 配カラム技術を用いることで、ポリアミド繊維の密度(ρ)を測定する。
分別体積結晶化度(Xv) 次の式・X、=(ρ−ρ、)/(ρ。−ρ、)[式 中、ρ。は完全結晶相の密度であり、モしてρ、は非晶質相の密度であるコを用 いた繊維密度(ρ)測定値から、分別体積結晶化度(Xv)を計算する。ナイロ ン66では、ρ。=1.22g/cm3であり、ρ、=1.069g/cm”で ある[H,W、 Starkweather、 Jr、、R,E、 Moyni han。
Journal of Polymer 5cience、22巻、363頁( 1956)コ。分別重量結晶化度(Xw)と分別体積結晶化度(Xv)とは、式 Xw=Xv (ρ/ρ、)で関係している。この分別体積結晶化度は、縦糸延伸 工程条件に従って若干のみ変化する。例えば典型的には、約05から約0.55 で変化する。
光学パラメーター:以下の説明および付記と共に、FrankfortおよびK noxの米国特許番号4.134.882中のコラム9の59行からコラム10 の65行に記述されている方法に従って、繊維の光学パラメーターを測定する。
最初に、ポラロイドT−410フィルムおよび100OX画像倍率の代わりに、 オシロスコープトレースを記録することを意図した高速35mmフィルムおよび 300X倍率を用いて、干渉パターンを記録する。
同じ結果を与える適切な電子画像分析方法も使用できる。次に、コラム10の2 6行の言葉rthanJを言葉randJに換えることによって、誤植を訂正す る。本発明の繊維は4.134.882の繊維とは異なっているため、±、05 で、同じnllおよびn上分布から追加的パラメーターを計算する。ここで、士 は、繊維画像の中心から反対側を表している。
次の関係: RISO(,05) = [(n l l) (,05) + 2 (n 工)  (,05))コから、等方性屈折率(RISO)を士、05で決定する。最後 に、全ての光学パラメーターの平均値を、±、05で、2つの値の平均値として 定義する、例えば <RISO>= (RISO(,05)+RISO(−,05))/2であり、 平均パイレフリンジエンス(birefringence) (Δn)l、関し ても同様に定義する。逆に、この平均パイレフリンジエンス(Δn)は、結晶性 (八〇)および非晶性(Δa)パイレフリンジエンスの合計として表すことがで きる、即ちΔn=ΔC+Δa[ここで、ΔC=Δc’fcXvおよびΔa=Δa ’ f a (1−Xv)であり、モしてΔc6.aOはそれぞれ、0.073 の値を有する結晶領域および非晶質領域の固有パイレフリンノエンスであり[M 、 F、 CuLpinおよびに、 if、 Kemp、 Proc、 Phy sics 5ociety、69c巻、1301頁(1956)] ; f c 、aは、それぞれ、結晶領域および非晶質領域の配列関数であり、そしてXvお よび(1−X v)は、それぞれ、結晶領域および非晶質領域の分別体積である 。結晶配列関数(f c)の値は、式fc=1−OA/180 [式中、OAは 、以下に定義する結晶配列角であるコによって定義され、これによって、非晶質 配列関数(fa)を式fa=(Δn−Δc0 fcXv)/Δa’ (1−Xv )から計算することが可能であり、そして平均配列関数(favg)を式fav g=(Δn)10.073から計算することが可能である。
[1S、 5tein、 Jounal Polymer 5cience、  21巻、381−396頁(1956) ]。
結結晶完全インデックスCPI)および見掛は結晶サイズ、X線回折スキャンか ら結晶完全インデックス(CPI)および見掛は結晶サイズを引き出す。これら の組成物を有する繊維の回折パターンを、約20’−21°および23°の散乱 角(2θ)で起こるピークを有する目立った2つのエフアトリアルX線反射によ って特徴づける。
これらの繊維が有するX線回折パターンは、回折ビームモノクロメータ−および ンンチレーション検出装置を用いた、反射様式のX線回折測定装置(Phili ps Electronic InstrumentsSMahwah、 N、  J、、カタログ番号P111075100)を用いて得られる。レートメータ ーを用いて強度のデータを測定し、コンピューター化したデータ集積/減数シス テムで記録する。下記の装置設定を用いて回折パターンが得られる:走査速度1 °2θ/分; 段階増分0.025°2θ。
走査範囲6°から38°、2θ;およびパルス高分析装置、「微分」。
結晶完全インデックスおよび見掛は結晶子サイズ測定の両方において、このデー タを滑らかにし、ベースラインを決定し、ピークの位置と高さを測定するコンピ ュータープログラムを用いて、回折データを処理する。
66ナイロン、6ナイロン、および66と6ナイロンのコポリマー類における結 晶化度に関するX線回折測定値が、結晶完全インデックス(CP I) (P、  F、 dismoreおよび?、 O,5tatton、 J、 Polym 、 Sci、バートC,No、13.133−148頁、1966に教示されテ ィるのと同様)である。
21°および23°2θにおける2つのピーク位置がシフトすることが観察され 、そしてこの結晶化度が上昇するにつれて、これらのピークは更に離れるように シフトし、そしてBunn−Garnerの66ナイロン構造を基とする「理想 的」位置に相当する位置に近付く。ピーク位置に関するこのソフトは、66ナイ ロンにおける結晶完全インデックスの測定値に関する基準を与えるものである: [式中、d(外側)およびd(内部)は、それぞれ、23°および21″のピー クに関するBraggの「d」間隔であり、そして分母の0. 189は、Bu 曲およびGarnerが報告した如き充分に結晶化した66ナイロンに関するd  (100)/d (010)のための値である(Proc、 RoyalSo c、(London)、A189.39.1847) 、 2θ値を基とする、 同等でありそしてより有効な方程式は、 CP I = [2fl (外側) /2B (内部)−1コ X546.7で ある。
見掛は結晶子サイズ:エクアトリアル回折ピークの半分の高さ部分のピーク幅測 定値から、見掛は結晶子サイズを計算する。これらの2つのエフアトリアルピー クは重なっているため、半分の高さのピーク幅の測定は、半分の高さの所の半分 の幅を基準にしている。20°−21°ピークに関する半分−最大ピーク高の位 置を計算し、この強度に関する2θ値を、低角側に対して測定する。この20値 と最大ピーク高における2θ値との間の差に2を掛けることで、半分高のピーク (または「ライン」)の幅が得られる。23°ピークに関する半分−最大ピーク 高の位置を計算し、そしてこの強度に関する2θ値を、高角側に対して測定し、 この20値と最大ピーク高における2θ値との間の差に2を掛けることで、半分 高のピークの幅が得られる。
この測定において、装置上の広がりに関してのみ補正を行い、他の広がり効果の 全ては、結晶子サイズの結果であると仮定する。rBJがこのサンプルの測定ラ イン幅である場合、この補正したライン幅「ベータ」は、 β= (B2−b2) l/2 [ここで、rbJは、装置上の広がり定数である]である。ケイ素の結晶粉末サ ンプルの回折パターン中のおおよそ28゜2θに位置しているピークのライン幅 を測定することによって、rbJを決定する。
見掛は結晶子サイズ(AC5)は、 AC8=(Kλ)/(βCOS θ) [式中、 Kは、1(単位)と見なされ; λは、X線波長(ここでは1.5418人)であり:βは、ランアンで表す補正 したライン幅であり、そしてθは、Bragg角の半分(回折パターンから得ら れる時の、選択したピークの2θ値の半分)であるコ で与えられる。「外側」および「内部」d間隔に関するAC8はまた、それぞれ AC8(100)およびAC3(010)とも呼ばれる。ここでは、式:ACV = [AC3(100)*AC5(010)] ””、人3によって見掛は結晶 子体積(A CV)を定義する。
X線配列角:フィラメントを本質的に平行になるように注意しながら、直径が約 0.5mmのフィラメントの束をサンプルホルダー上に巻き付ける。この充填し たサンプルホルダー中のフィラメントを、Ph1lips Electroni c Instrumentsから入手可能なPh1lipsのX線発生装置(モ デル12045B)が作り出すX線ビームに暴露する。これらのサンプルフィラ メントからの回折パターンを、farhusピンホールカメラ中のKodak  DEF Diagnostic Direct Exposure X線フィル ム(カタログ番号154−2463)上に記録する。このカメラ中のコリメータ ーの直径は0.64mmである。
この暴露を約15分から30分間継続する(または一般に、測定すべき回折特徴 を〜1゜0の光学密度で記録するに充分な長さ)。ビデオカメラを用いて、この 回折パターンの計数化画像を記録する。黒と白の対照を用いて、透過強度を測定 し、そして灰色のレベル(0−255)を光学密度に変換する。66ナイロン、 6ナイロン、および66と6ナイロンのコポリマーに関する回折パターンは、2 θおおよそ20°−21゜および23°に目立った2つのエフアトリアル反射を 有しており、そして配列角の測定では、外側(〜23°)反射を用いる。この選 択した2つのエフアトリアルピーク(即ち、このパターンの各々の側の外側反射 )を通る方位角トレースに相当するデータ配列を、デジタル画像データファイル からの補間によって作り出し、そして1つのデータ地点が弧中の1つの角の1/ 3に等しくなるように、この配列を構築する。
この配列角(OA)は、背景に対して補正したエフアトリアルピークの半分−最 大光学密度における角度で表した弧の長さく最大密度の50%の、角に向かい合 う地点)であると見なされる。これは、このピークの両側に在る半分の高さの地 点の間のデータ点の数(補間を用いるとき、これは完全数(integral  number)ではない)から計算される。両方のピークを測定し、そして2つ の測定値の平均として配列角を取る。
長周期間隔および正規化した長周期強度: Anton Paar K、 G、 、Graz。
Au5triaが製造したKratky小角回折測定装置を用いて、長周期間隔 (iong period spacing) (L P S)および長周期強 度(long period 1ntensity) (LPI)を測定する。
45KVおよび40maで作動している長いファインフォーカスX線管が備わっ ているPh1lips XRG3100X線発生装置のラインフォ−カス部に、 この回折測定装置を取り付ける。
このX線焦点を6度のテークオフ角で眺めさせ、そしてビーム幅を、120ミク ロメートルの入すロスリットで限定する。X線管からの銅に一アルファ放射線を 、07ミルのニッケルフィルターに通し、そしてこれを、CuK−アルファ放射 線の90%を対称的に通すようにセットされているパルス高分析装置が備わって いるNaI(TI)シンチレーション計数器で検出する。
直径が2cmの穴が備わっているホルダーの回りに、繊維を互いに平行になるよ うに巻き付けることによって、ナイロンサンプルを調製する。
これらの繊維で覆われている面積は約2cmx2.5cmであり、典型的なサン プルは約1gのナイロンを含んでいる。強いCuK−アルファX線シグナルを有 するサンプルによる減衰を測定し、このX線ビームの透過率が1 / eまたは 0.3678に近くなるまで、このサンプルの厚さを調整することによって、こ のサンプルの実際の量を決定する。この透過率を測定する目的で、この回折位置 の中に強力な散乱体を置き、そしてこのナイロンサンプルを、そのビーム限定ス リットを越えて直ぐの、それの前に挿入する。減衰無しで測定した強度がIOで ありそして減衰した強度がIである場合、この透過率TはI/(Io)である。
透過率が1/eのサンプルは最適な厚さを有している、と言うのは、最適な厚さ 以上か或はそれ以下のサンプルから回折した強度は、最適な厚さを有するサンプ ルのそれ以下であるからである。
この繊維の軸がこのビームの長さ方向に対して垂直になるように(または、検出 器の移動方向に対して平行になるように)、このナイロンサンプルを置く。水平 のラインフォーカスを見るKratky回折測定装置に関しては、この繊維の軸 はテーブルトップに対して垂直である。以下のような180地点の走査を、0.  1および4.0度2θの間で集積するニステップサイズ0.0125度を用い て0.1から1.1度の間で81地点;ステップサイズ0.025度を用いて1 .1から3.1度の間で80地点;ステップサイズ0.05度を用いて3.1か ら4.0度の間で19地点。各々の走査のための時間は1時間であり、各々の地 点のための計数時間は20秒間である。この得られるデータを、可動放物ウィン ドーを用いて滑らかにし、そして装置背景を差し引く。この装置背景、即ちサン プルが無いとき得られる走査に、透過率Tを掛け、そして地点地点で、このサン プルから得られる走査から差し引く。次に、補正ファクターCF=−1,0/  (eT l n (T))を掛けることによって、サンプル厚に関してこの走査 のデータ地点を補正する。ここで、eは自然対数の底であり、そしてIn(T) はTの自然対数である。Tは1未満であるため、In(T)は常に負でありそし てCFは正である。また、T=1/eの場合、最適な厚さを有するサンプルでは CF=1である。
従って、CFは常に1以上であり、そしてこれは、最適な厚さを有する以外のサ ンプルから得られる強度を、この厚さを最適にしたとき観察されるであろう強度 に補正する。最適にかなり近いサンプル厚では、一般に、CFを101未満に維 持することが可能であり、その結果として、サンプル厚に関する補正は、計数統 計学によって与えられる不確定さの範囲内に入るパーセント未満に維持され得る 。
これらの測定した強度は、繊維の軸に平行な回折ベクターを有する反射から生じ る。大部分のナイロン繊維では、1度2θの近(で反射が観察される。この反射 の正確な位置および強度を測定するためには、最初に、このピークの下側に、こ のピークそれ自身よりも高い角度および低い角度の両方で、回折曲線に接する背 景ラインを引く。この接する背景ラインに平行なうインを、次に、その見掛は最 大値に近いピークに接しているが、一般に若干高い2θ値で引く。この接触地点 における2θ値をこの位置であると見なす、と言うのは、このサンプルの背景を 差し引(場合、それが最大値の位置であるからである。このようにして引き出さ れたピーク位置を用い、ブラッグ法則から、長周期間隔LPSを計算する。小角 に関しては、これは下記の式に変わる・LPS=L/s in (2θ)。
このピークの強度LPIを、この曲線の接触点とそれの下に在る背景ラインの間 の、秒尭たりの数で表す垂直距離として定義する。
このKratky回折測定装置は単光装置であり、そして測定強度は、標準化さ れるまでは不定である。これらの測定した強度は、装置と装置の間で変化すると 共に、X線管の劣化、配列の変化、ドリフト、およびシンチレーション結晶の劣 化のため、与えられた装置に関して時間と共に変化し得る。サンプル間の定量的 比較に関しては、安定な標準対照サンプルと比例させることによって、測定強度 を正規化する。この選択した対照は、この特許の第一実施例における送り糸(送 り糸1)として用いたナイロン66サンプル(E、 r、 du Pant C o、、filmington、 De製のT−71748、844のコラム5. 17から38行(この開示はここでは参照にいれられる)に報告されているよう にしてソニックモジュラスを測定したが、但しここでは、試験に先立って70度 F(21℃)および65%相対湿度で24時間繊維を条件付けした後、この引用 した特許のポリエステル繊維で報告されている0、5−0. 7グラム/デニー ルではなり0.1グラム/デニールの張力で、これらのナイロン繊維を試験する 。
好適な延伸糸は、約40から60 g/d、特に約40から55g/dのソニッ クモジュラス(Ms)値を有する。
「マジックアングルスピニング(magic angle spinning)  J (CP/MAS)と組み合わせた直交偏波は、スペクトルデータを集める ために用いる核磁気共鳴(NMR)技術であり、これらは、構造および組成の両 方に関するコポリマーとホモポリマーとの間の差を説明するものである。特に、 CP / M A Sを用いて得られる固体状態の炭素−13(C−13)およ び窒素−15(N−15)NMRデータを用いることで、このポリマーの結晶相 および非晶質相両方からの貢献を試験することができる。このような技術は、5 chaefer他著、Macromolecules 10.384 (197 7)および5chaefer他著、J、 Magnetic Re5onanc e 34.443 (1979)、そしてより最近のVeemanおよび共著者 のMacromolecules 22.706 (1989)に記述されてい る。
このポリマーの非晶質相に関する構造上の情報は、上述した論文中のVeema nが記述した技術、およびVanderHart著、Macromolecul es 12.1232 (1979)およびMacromolecules 1 8.1663 (1985)の技術で得られる。
分子の動きを支配しているパラメーターは、C−13TlおよびC13Tlrh oを含む種々の技術によって得られる。このC−13TlはTorchiaによ って開発されたものであり、J、 Magnetic Re5onance、3 0巻、613 (1978)に記述されている。C13Tlrhoの測定は5c hafer著、11acromolecules 10.384 (1977) に記述されている。
天然に豊富な窒素−15NMRを用いて、炭素−13固体状態N M R分析で 得られる情報に追加する補足的情報が得られる。この分析はまた、Mathia s著、Polymer Commun、 29.192 (1988)に記述さ れている如きポリマーに関する結晶構造分布に対する情報も提供する。
染色率方法 ナイロン繊維の染色率はその構造に太き(依存していることはよ( 知られている。ナイロン繊維中の染料に関する半径方向および軸方向の拡散率は 、Dye Transport PhenoIIlenaSProgress  I?eport No。
15の中のTextile Re5earch In5titute of P r1ncetonSN、 J、およびその中の引用文献の中に記述されている操 作に従って測定され得る。
染料浴からの染料の損失、従って繊維による染料の吸収、およびこのデータから の拡散率の計算は、Textile Re5earch Journal、55 巻、No。
10 (1985年10月)中の573頁から始まる1組の論文中のHoKob saによって記述された操作を用いて行われ得る。この方法の変法は、Hamb y Textile In5titute、 Carey、 N、C,で入手可 能であり、ここでは、秒の逆数(秒−1)の単位で表す染色率C325)を、C ,1,Ac1d Blue 40を用い25°Cで測定する。染料吸収に対する 繊維構造の「多孔性」の特徴となる見掛は拡散率(DA)を、ユニでは、式・D A (cm2/秒)=測定染色率(S25) X平均フィラメント断面積(cm D÷フィラメント形状ファクターによって定義し、ここで、平均フィラメント断 面積は、次の関係・面積(cm2)= (dp f/密度)/(9xlO5)に より、フィラメントのデニールと密度の項で定義され、そしてフィラメント形状 ファクターは、[1/4zx(このフィラメントの周囲の平方)をこのフィラメ ントの断面積で割った値]である:即ち見掛は拡散率(DA)を、によって定義 する。測定した染色率が50xlO”5秒1であり密度が1゜14g/cm3の 、3dp f丸フィラメントは、14. 6 x I Q−”cm2秒1の、計 算した見掛は拡散率(DA)を有している。好適なフィラメントの見掛は拡散率 (DA)は少なくとも約15X10−1°cm2秒−1であり、そして特に好適 なものの見掛は拡散率(DA)は少なくとも約20XIO”cm2秒−1である 。
見掛は細孔移動度(APM)および見掛は細孔容積(APV):見掛は細孔移動 度(APM)および見掛は細孔容積(A P V)は、均一な端に沿った染色に とって充分な染料吸収を生じさせる非晶質領域の開放の尺度である。この見掛は 細孔移動度(APM)は、式 (1−fa)/f a= (1/ f a−1) で定義され[^、 Peterlin、 J、 Macromol、 5ciB 、11巻、57頁(1975) ] 、そして見掛は細孔容積(APV)は、式 ・(CPI/]、、00)ACVで定義され、これは、ポリエステル繊維で用い られた、結晶子当たりの非晶質遊離容積のための式に類似している[J、 H, DumbletonおよびT、 Murayama、 Kolloid−Z、、 Z、 Polym、、 220巻、NO61,41頁(1967) ] 、 C ,1,Ac1d Blue 122の如き巨大分子染料を用いて均一な染色を達 成するためには、これらの延伸糸は、好適には約2以上であり約[4,75−( 0,37x1.O”APVコのA P Mと約4X104立方オングストローム 以上のAPVを有しており、そして好適な延伸糸は、約2以上であり約[5−( 0,37xlO”APVコのAPMと約4xlO’立方オングストローム以上の APVを有している(図26に示すように)。
実施例I パー1−A−Eは、低い引き取り速度で紡糸した送り糸を縦糸延伸およびリラッ クス処理することによって製造し・たナイロンフラット糸から得られる織物ニッ トを染色した後、劣った織物外観を示すことを説明するものである。重要な染色 用途にとっては満足できるものではない」二記糸は、これらの端に沿、った染料 吸収変化が、通常のスビンードロ一工程で製造した充分に延伸した糸よりも劣っ ているため、劣った織物外観を生じさせるものと考えられる。バー)F−には本 発明の詳細な説明するものであると共に、本発明に従って製造した糸を用いるこ とで得られる優れたL M D R値を説明するものである。
長さが0022”であり直径が0015“のキャピラリが13個備わっている紡 糸口金を通し、270℃の溶融温度で、RVが〜46のナイロン6を紡糸する。
クエンチキャビネットに、1分当たり〜67フイート(fpm)の平均速度で2 0℃のクエンチ空気の直交流を供給する。非常に低い引き取り速度である589 mpmを用いてこれを紡糸し、そしてこの紡糸工程中の機械的延伸は行わない。
この糸を「低配列糸」(LOY)と呼ぶことができる。これらのフィラメントを 収束させた後仕上げ剤を塗布するが、織り交ぜは行わない。この得られる134 デニールの糸は非常に低い配列を有しており、そのため、約320%の高い伸び で明らかなように、編み物または製織には不適切である。
幅が21”のトリコント用の糸を製造するときに用いられる引張り装置が備わっ ているクリールの上に、この送り糸から成る670個のボビンを置く。このクリ ールおよび引張り装置は、糸巻きの製造で通常に用いられているものと同様であ る。これらの糸を平行に配置させて縦糸を生じさせるように設計されているリー ドとガイドに、上記糸の端を通した後、300の縦糸延伸比、60℃の延伸ロー ル温度、2.5%のオーバーフィード、および22℃のリラックス処理温度で、 Barmag 5TFI延伸装置に通した後、320mpmの速度で糸巻き上に 巻き取る。この得られる糸は44.2のデニールと52゜8%の伸びを有してい る。
この延伸した糸の糸巻きを編んで32ゲージのトリコット織物を生じさせ、L  M D R操作に従い、c、 r、^cid Blue 80染料で染色する。
この染色した織物を均一さに関して等級付けし、許容されないLMDRである4 が得られる。この方法および糸の特性に関する詳細を表1に示す。
長さが0022“であり直径が0015”のキャピラリが14個備わっている紡 糸口金を通し、290℃の溶融温度で、RVが〜40のナイロン66を紡糸する 。、パートAと同様にして、これらのフィラメントをクエンチした後、収束させ て、表Iに記述する如き特性を有する125デニールの送り糸が得られる。表I に記述したのと同様なKarl 11aycr DSST 50装置を用い、こ の送り糸から成る670個のボビンを500mpmで延伸して、表■に挙げる特 性を有する44デニールの糸が得られる。パート、・〜と同様にしてC11,A c1d Blue 80染料で染色したとき、このLMDRは許容されない35 である。
パートC−比較 長さが0022“であり直径が0.015”のキャピラリが13個備わっている 紡糸口金を通し、290℃の溶融温度で、RVが〜42のナイロン6.6を紡糸 する。クエンチキャビネットに、1分当たり〜67フイート(fpm)の平均速 度で20°Cのクエンチ空気の直交流を供給する。これらのフィラメントを、該 クエンチキャビネットの直ぐ下に在る仕上げロール塗布装置の所で収束させて糸 を生じさせる。次に、この糸を、インターフロア−チューブ(interflo or tube)を通した後、1500mpmの引き抜き速度を与える送りロー ルに通し、そして次にこの送りロールの速度の1.60倍の速度、即ち2400 mpmの速度の延伸ロールに通す。次のロールの速度は、張力を調整する目的で 、2400mpmから若干変化してもよい。後でボビンからこの糸を充分に取り 出すことができるに充分なレベルで、インターレースを行った。〜0.2g/d の張力で、この糸をチューブの上に巻き取る。1. 60Xにのみ機械的延伸さ れたこの糸は、この時点で、部分的にのみ配列しており、そし、てまだ、縦編み または製織に理想的な引張り特性を有しておらず、そして前に記述した縦糸延伸 操作のための送り糸として用いられる。これは、55のデニールと〜80%の伸 びを有しており、部分延伸した糸(PDY)と呼ぶことができる。
Barmagモデル5TFI延伸装置を用い、1.39Xの延伸比、60℃の延 伸温度、5%のオーバーフィード、および120℃のリラックス処理温度で、こ の送り糸を縦糸延伸した後、500mpmの速度で巻き取って糸巻きを生じさせ る。この得られる糸は42のデニールと30%の伸びを有している。この延伸し た糸を編んでトリコット織物を生じさせ、C,1,Ac1d Blue 122 染料で染色した後、LMDRに関する等級付けを行う。このLMDRは許容され ない4.4である。この工程および糸の特性の詳細を表1に示す。
パートD −比較 RVが44であり、送りロール(引き抜き)速度が1849mpmであり、巻き 上げ速度が3217mpmであり、そして延伸比が1,74Xである以外は、パ ートCに記述したのと同様にして送り糸を製造する。
この実施例の送り糸は53デニール/13フイラメントであり、そして74%の 伸びと58gの延伸張力を有している。
Karl Mayer DSST 50装置を用い、1.35Xの延伸比および 70℃の延伸ロール温度で、この送り糸を縦糸延伸する。この延伸した糸を5% のオーバーフィードで出口ロールに送り、延伸ロールと出口ロールとの間で12 9℃のリラックス処理を受けさせた後、500mpmで巻き取って糸巻きを生じ させる。この得られるPDY糸は、41のデニールと〜40%の伸びを有してい る。
この縦糸延伸した糸の糸巻きを、32ゲージのトリコット編み機で編んで、縦編 み織物を製造する。この編み物をC,1,Ac1d Blue 80染料で染色 し、■、MDR均一さに関して等級付けする。許容されないLMDRである3が 得られる。この方法および糸の特性に関する詳細を表1に示す。
パートE −比較 RVが45であり、送りロール(引き取り)速度が1937mpmであり、巻き 上げ速度が3254mprriであり、そして延伸比が1.68Xである以外は 、パートCに記述したのと同様にして送り糸を製造する。
この実施例の送り糸は95デニール/34フイラメントであり、そして67%の 伸びと、表Iに示す他の特性を有する。
Barmagモデル5TFI装置を用い、1.43Xの延伸比および60℃の延 伸ロール温度で、この送り糸を縦糸延伸する。この延伸した糸を5%のオーバー フィードで出口ロールに送り、延伸ロールと出口ロールとの間で22℃のリラッ クス処理を受けさせた後、500mpmで巻き取って糸巻きを生じさせる。この 得られるPDY糸は、72.7のデニールと〜34.2%の伸びを有している。
この縦糸延伸した糸の糸巻きを、32ケージのトリコット編み機で編んで、縦編 み織物を製造する。この織物をC1,^aid Blue 80染料で染色し、 LMDR均一さに関して等級付けする。許容されないLMDRである3が得られ る。この方法および糸の特性に関する詳細を表■に示す。
パートF −発明 長さが0022”であり直径が0.015”のキャピラリが17個備わっている 紡糸口金を通し、290℃の溶融温度で、RVが〜42のナイロン6.6を紡糸 する。クエンチキャビネットに、〜67fpmの平均速度で20℃のクエンチ空 気の直交流を供給する。これらのフィラメントを、該クエンチ装置の直ぐ下に在 る仕上げロール塗布装置の所で収束させて糸を生じさせる。次に、この糸を、イ ンターフロア−チューブに通した後、2818mpmの引き抜き速度を与える送 りロールに通し、そして次にこの送りロールの速度の1.26倍の速度、即ち3 551mpmの速度の延伸ロールに通す。次のロールの速度は、張力を調整しそ してインターレースを行う目的で、3551mpmから若干変化してもよい。こ の糸を、約3551および〜0.2gpdの張力で、チューブ上に巻き取る。こ の得られるものは、60%の伸びと59gの延伸張力を有する55デニールのP DYである。
Barmag 5TFI延伸装置を用い、1.29の延伸比、60℃の延伸温度 、6%のオーバーフィードで、この糸を縦糸延伸した後、22℃のリラックス処 理を受けさせ、そして550mpmの速度で巻き取って糸巻きを生じさせる。こ の得られる糸は45.5のデニールと28.5%の伸びを有していた。 この延 伸した糸を編んでトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC,L A c1d Blue 80染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行う。こ の均一さ等級は優れており7.8である。
パートG −発明 レッグ長さが0.015”でありレッグ幅が0.004”のトリロバルキャピラ リが17個備わっている紡糸口金を通し、290℃の溶融温度で、RVが〜50 のナイロン6.6を紡糸する。クエンチキャビネットに、〜127fpmの平均 速度で20℃のクエンチ空気の直交流を供給する。これらのフィラメントを、該 クエンチ装置の直ぐ下に在る仕上げロール塗布装置の所で収束させて糸を生じさ せる。次に、この糸を、インターフロア−チューブに通した後、3909m′p mの速度(引き抜き速度)を有する不従(undrjven)空気軸受はセパレ ーターロールに通し、そしてインターレースを行う。この糸を、3909mpm および〜0.2gpdの張力で、チューブ上に巻き取る。従って、機械的延伸は 存在していない。この得られるものは、評価される程には延伸されていないが、 高速紡糸による張力のため、該クエンチゾーンで充分に配列して85%の伸びと 40gの延伸張力が与えられた55デニールの、トリロバル断面を有する送り糸 である。従って、これを「紡糸配列した糸」(SOY)として呼ぶことができる 。
Barmag 5TFI延伸装置を用い、1.316Xの延伸比、60°Cの延 伸温度、5%のオーバーフィードで、この送り糸を縦糸延伸した後、周囲温度の りラックス処理を受けさせ、そして550mpmの速度で巻き取って糸巻きを生 じさせる。この得られる延伸糸は43.8のデニールと53.1%の伸びを有し ている。
この延伸した糸を編んでトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC, 1,Ac1d Blue 80染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行 う。このLMDRは優れており7.1である。この工程および糸の特性に関する 詳細を表1に示す。
パートH−発明 長さが0022”であり直径が0.015”のキャピラリが17個備わっている 紡糸口金を通し、290℃の溶融温度で、RVが〜50のナイロン6.6を紡糸 する。クエンチキャビネットに、〜67fpmの平均速度で20°Cのクエンチ 空気の直交流を供給する。これらのフィラメントを、該クエンチ装置の直ぐ下に 在る仕上げロール塗布装置の所で収束させて糸を生じさせる。次に、この糸を、 インターフロア−チューブに通した後、3954mpmの速度(引き取り速度) を有する不従空気軸受はセパレーターロールに通し、そしてインターレースを行 う。この糸を、3989mpmおよび〜領 2gpdの張力で、チューブ上に巻 き取る。従って、この機械的延伸は有意ではなく1.009Xである。
この得られるものは、評価される程には延伸されていないが、高速紡糸による張 力のため、該クエンチゾーンで充分に配列して78%の伸びと40gの延伸張力 が与えられた52デニールの送り糸である。従って、これを「紡糸配列した糸J  (SOY)と呼ぶことができる。
Barmag 5TFI延伸装置を用い、1.45Xの延伸比、60℃の延伸温 度、6%のオーバーフィードで、この送り糸を縦糸延伸した後、22℃のリラッ クス処理を受けさせ、そして550mpmの速度で巻き取って糸巻きを生じさせ る。この得られる延伸糸は39.6のデニールと30゜6%の伸びを有している 。
この延伸した糸を編んでトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC, 1,Ac1d Blue 80染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行 う。このLMDRは優れており7.4である。この工程および糸の特性に関する 詳細を表■に示す。
パートI −発明 長さが1010”であり直径が領 020”のキャピラリが10個備わっている 紡糸口金を通し、275℃の溶融温度で、RVが46のナイロン6を紡糸する。
クエンチキャビネットに、〜67fpmの平均速度で20℃のクエンチ空気の直 交流を供給する。これらのフィラメントを、該クエンチ装置の直ぐ下に在る計量 仕上げ剖検布装置の所で収束させて糸を生じさせた後、この糸を、インターフロ ア−チューブを通しそして巻き上げ機の上に通し、ここで、この糸を、4200 mpmの速度(引き取り速度)および〜0. 2gpciの張力で巻き取る。こ のsoY糸の機械的延伸は行われておらず、そして巻き上げ機以前にはロール上 を全く通していないが、高速紡糸による張力のため、この糸には、該クエンチゾ ーンで充分に配列して〜67.5%の伸びと42.8gの延伸張力が与えられて いる。この糸は46のデニールを有する。
Karl Mayer DSST 50延伸装置を用い、1.23の延伸比、8 0℃の延伸温度、6.7%のオーバーフィード、および120’Cのリラックス 処理温度で、この送り糸を縦糸延伸した後、500mpmの速度で巻き取って糸 巻きを生じさせる。この得られる延伸糸は4oのデニールと42%の伸びを有し ている。
この延伸した糸を編んでトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC, 1,Ac1d Blue 122染料で染色した後、均一さに関する等級付けを 行う。この均一さ等級は優れており7.4である。
パートJ −発明 巻き上げ(引き抜き)速度が5300mpmである以外は、実施例Fと同様にし て、RVが65のナイロン66を製造する。縦糸延伸のためのこの得られる13 フィラメントSOY送り糸は、50.5のデニール、73.5%の伸びおよび6 3gの延伸張力を有している。
Barmag 5TF1装置を用い、1.15Xの延伸比、60℃の延伸温度、 5%ノオーハーフィードで、この送り糸を縦糸延伸した後、22℃のリラックス 処理を受けさせ、そして550mpmの速度で巻き取って糸巻きを生じさせる。
この得られる延伸糸は46.5のデニールと47%の伸びを有している。
この延伸した糸を編んでトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC, L Ac1d Blue 80染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行 う。この均一さ等級は優れており7.6である。
パートK −発明 実施例Jと同様にして、95モル%がポリ(ヘキサメチレンアジパミド)であり そして5重量%がε−カプロアミド単位である、RVが65のナイロン66コポ リマーを製造する。縦糸延伸のためのこの得られる13フィラメントSOY送り 糸は、50.0のデニール、76.1%の伸びおよび63gの延伸張力を有して いる。
Barmag 5TFl装置を用い、1.30Xの延伸比、60℃の延伸温度、 5%のオーバーフィードで、この送り糸を縦糸延伸した後、118℃のリラック ス処理を受けさせ、そして550mpmの速度で巻き取って糸巻きを生じさせる 。この得られる延伸糸は39.5のデニールと41゜7%の伸びを有している。
この延伸した糸を編んでトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC, 1,Ac1d Blue 80染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行 う。この均一さ等級は優れており7.6である。
表 1 実施例I−パート ABCDE スピン速度(mpm) 590 889 1500 1849 1937スピン 延伸比 1.00 1.00 1.60 1.73 1.68送り糸 ナイロンポリマ一種類 6 6,6 6,6 6.6 6.6デニール 134  125 55 53 95フイラメント数 13 14 13 13 34R V 46 40 42 44 45 伸び(%) 320 250 80 74 67(RDR)、 4.2 3.5  1.80 1.74 1.67(RDR)、 4.2 3.5 2.88 3 .01 2.81粘り強さくg/d) 1.I N/A 2.99 4.14  3.9モジユラス(g/d) N/^ N/A 8.2 16.6 N/ADT ss(g) N/A 49 36.5 58 114DTas (%CV) N /A 1.0 1.3 .87 1.3DT3s(g/d) N/A O,52 0,661,091,20DVA(%CV) N/A N/A 、40 N/A  N/AUSTER(%) N/A N/^ N/A N/A N/A縦糸延伸 条件 縦糸延伸装置 BARMAG MAYERBARMAG MAYERBARMA G縦糸延伸速度(mpm) 320 500 500 500 550縦糸延伸 比 3.00 3.00 1.39 1.35 1.43縦糸延伸温度(’C)  60 85 60 70 60オーバーフイード(%) 2.5 9 5 5  5ヒ一タ一温度(’C) オフ 180 130 140 オフリラックス処 理温度(0C) 22 161 120 129 22延伸糸特性 デニール 44.2 44 42 41 72.7伸び(%) 52.8 48  30 35 34.2CRDR)0 1.528 1.48 1.30 1. 35 1.342粘り強さくg/d) 3.70 4.I N/A 5.0 5 .19モジユラス(g/d) 19.4 20 N/A 32 24.2DVA (%CV) 1.42 N/A N/A N/A 、47USTER(%) N /^ N/A N/A N/^ N/Aボイル−オフ収縮率(%)10.8 3 .5 N/八 8.4 7.6LMDR等級 4 3.5 4.4 3.0 3 .0表 ■ (続き) 実施例■−パート FGtlIJ スピン速度(mpm) 2818 3909 3954 4200 5300ス ピン延伸比 1,26 1.00 1.009 1.00 1.00送り糸 ナイロンポリマ一種類 6,6 6.6 6.6 6 6.6デニール 55’ 55 52 46 50.5フイラメント数 17 17 17 10 13R V 42 50 50 46 65 伸び(%) 60 85 78 67.5 73.5(RDR)、 1,60  1.85 1.78 1.675 1.735(RDR)、 2.02 1.8 5 1,80 1.675 1.735粘り強さくg/d) 3.6 2.97  2.88 4.3 4.23モジユラス(g/d) L8.5 12.8 1 2.7 N/A 14.3DT33(g) 63 41.9 43.4 42. 8 63.5DT33(%CV) 、63 .36 .30 −1.0 .39 DTs3(g/d) 1.15 0.76 0.83 0.93 1.26DV A (%CV) 、38 .27 .41 N/A 、46USTER(%)  、82 .68 .63 .91 .62縦糸延伸条件 縦糸延伸装置 BARMAG BARMAG BARMAG MAYERBAR MAG縦糸延伸速度(mpm) 550 550 550 500 550縦糸 延伸比 1.29 1.316 1.45 1.23 1.15縦糸延伸温度( ℃) 60 60 60 80 60オーバーフイード(%) 6 5 6 6 .7 5ヒ一タ一温度(℃) オフ 130 オフ 130 オフリラックス処 理温度(℃) 22 11g 22 120 22延伸糸特性 デニール 45.5 43.8 39.6 40 46.5伸び(%) 28. 5 53.1 30.6 42 47(RDR)。 1.285 1531 1 .306 1.42 1.47粘り強さくg/d) 4.3 3.87 4.1 6 4.89 4.51モジユラス(g/d) 25゜6 15.2 N/A  N/A 20.9DVA(%CV) 、37 .35 .35 N/A 、40 USTER(%) 、74 N/八 N/A N/入 、73ボイル−オフ収縮 率(%) 5.1 6.5 8.3 7.0 5.9LMDR等級 7.8 7 .1 7.4 7.4 7.6表 I (続き) 実施例I−パート K スピン速度(m p m) 5300 スピン延伸比 1.00 送り糸 ナイロンポリマ一種類 95%75%6676デニール 50.0 フイラメント数 13 RV 65 伸び(%)76、1 (RDR) F 1.761 (RDR)、 1761 粘り強さくg/d) 4.24 モジユラス(g/d) 13.7 DT3s (g) 58.8 DT33(%CV) 、 41 DT33 (g/ d) 1.18 DVA (%CV) 、46 USTER(%)、70 縦糸延伸条件 縦糸延伸装置 BARMAG 縦糸延伸速度(m p m) 550 縦糸延伸比 1.30 縦糸延伸温度(℃) 60 オーバーフイード(%) 5 ヒータ一温度(’C) 130 リラックス処理温度(℃)118 延伸糸特性 デニール 39.5 伸び(%) 41.7 (RDR)。 1.417 粘り強さくg/d) 5.27 モジユラス(g/d) 21.8 DVA (%CV) 、45 USTER(%)、73 ボイル−オフ収縮率(%)7.5 LMDR等級 7.6 実施例、I I 実施例IIは、LMDRに対する縦糸延伸条件の効果を説明するものである。B armag 5TFI装置を用い、上の実施例I−パートrFJに記述したPD Y送り糸を、種々の縦糸延伸比および表II中の品目1−13に示すリラックス 処理温度で縦糸延伸する。この得られる糸巻きを縦編みして、32ゲージのトリ コット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC,1,Ac1d Blue 8 0染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行い、その結果を表■Iに示す 。
送り糸 I−F I−F I−F I−F I−F延伸品目番号 ll−1丁I −2ll−3ll−4ll−5縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(mpm) 500 500 500 550 550縦糸延伸比  1.25 1.25 1.38 1.48 1.48縦糸延伸張力(g) 8 2 68 >100 80 84縦糸延伸張力(g/dd)* 1.78 1. 48 >2.41 2,05 2.13縦糸延伸温度(℃) 60 60 60  60 60オーバーフイード(%)56556 ヒ一タ一温度(’C) 140 オフ 140 160 オフリラックス処理温 度(℃) 130 22 130 143 22延伸糸特性 デニール 46 46 41.5 39 39.5伸び(%) 32 33 2 1 15.5 16.5(RDR)、 ]、、32 1,33 1.21 1. 155 1.165粘り強さくg/d) 4.2 4.1 4.9 5.9 5 .5モジユラス(g/d) 27.6 25.0 34.4 39.6 34. 4DVA (%CV) 、44 .44 .44 .34 .37USTER( %)、82 .78 .73 .82 .82ボイル−オフ収縮率(%) 7. 0 7.2 7.8 8.0 7.4LMDR等級 6.0 6.2 5.8  5.4 6.1送り糸 I−F I−F I−F I−F I−F延伸品目番号 xI−a ll−7ll−8ll−9ll−10縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(mpm) 550 550 550 550 550縦糸延伸比  1.05 1.05 1.29 1.29 1.29縦糸延伸張力(g) 2 4 26 58 58 56縦糸延伸張力(g/dd) * 、46 .49  1.27 1.30 1.26縦糸延伸温度(’C) 60 60 60 60  60オーバーフイード(%)11665 ヒ一タ一温度(’C) 160 オフ オフ 100 130リラックス処理温 度(’C) 143 22 22 94 118延伸糸特性 デニール 52 53.5 45.5 44.5 44.5伸び(%) 52. 5 56.5 28.5 29 29(RDR)、 1.525 1.565  1.285 1.29 1.29粘り強さくg/d) 3.7 3.5 4.3  4.4 4.3モジユラス(g/d) 18.4 19.5 25.6 27 .0 28.6DVA (%CV) 、31 .34 .37 .3Q 、36 USTER(%) 、83 .73 .74 .73 .78ボイル−オフ収縮 率(%) 3.4 4.8 5.1 5.7 N/ALMDR等級 6.3 7 .8 7.8 7.1 6.4表 II (続き) 送り糸 I−F I−F I−F 延伸品目番号 ll−11ll−12ll−13縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m p m) 550 550 550縦糸延伸比 1,29  1.29 1.48縦糸延伸張力(g) 60 53 80縦糸延伸張力(g/ dd) * 1.35 1,20 2.05縦糸延伸温度(℃) 、 60 6 0 60オーバーフイード(%) 5 5 5 ヒ一タ一温度(℃) 160 190 130リラックス処理温度(℃) 14 3 169 118延伸糸特性 デニール 44.5 44 39 伸び(%) 30 30.5 15.5(RDR) I、1.30 1.305  1.155粘り強さくg/d) 4.7 4.9 5.7モジユラス(g/d ) 30.1 32.2 29.9DVA (%CV) 、28 .31 .2 9USTER(%) 、81 .89 .83ボイル−オフ収縮率(%)6.2  5.2 8.3LMDR等級 5.3 4.8 5.2* g/d d :延 伸張力(g)/延伸デニール実施例III 実施例IIIもまた、LMDRに対する縦糸延伸条件の効果を説明するものであ る。Barmag 5TFI装置を用い、上の実施例I−パート「G」に記述し たSOY送り糸を、種々の縦糸延伸比および表III中の品目1−6に示すリラ ックス処理温度で縦糸延伸する。この得られる糸巻きを縦編みして、32ケージ のトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC,1,Ac1d Blu e 80染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行い、その結果を表II Iに示す。
送り糸 I−G I−G I−G I−G I−G延伸品目番号 III−I  lll−2lll−3lll−4lll−5縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(mpm) 550 550 550 550 550縦糸延伸比  1.316 1.316 1.447 1.447 1.608縦糸延伸張力 (g) 60 58 77 60 96縦糸延伸張力(g/dd)* 1.37  1.33 1.92 1.49 2.66縦糸延伸温度(’C) 60 60  60 60 60オーバーフイード(%)55555 ヒ一タ一温度(℃) 130 160 130 オフ オフリラックス処理温度 (℃) 118 143 118 22 22延伸糸特性 デニール 43.8 43.7 40.0 40.2 36.1伸び(%)53 .1 51,9 39.8 43.6 30.5(RDR)。 1.531 1 .519 1.39g 1.436 1.305粘り強さくg/d) 3,87  3.97 4.31 4.33 5.03モジユラス(g/d) 15.2  16.2 17.9 29.2 23.9DVA (%CV) 、35 .36  .38 .40 .37USTER(%)N/A N/A N/^ N/^  N/Aボイル−オフ収縮率(%)6.5 6.2 7.4 6.6 7.3送り 糸 I−G 延伸品目番号 lll−6 縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m p m) 550 縦糸延伸比 1.608 縦糸延伸張力(g) 96 縦糸延伸張力(g/dd) * 2.68縦糸延伸温度(℃) 60 オーバーフイード(%) 5 ヒータ一温度(’C) 130 リラツクス処理温度(℃) 11.8 延伸糸特性 デニール 35.8 伸び(%)22.8 (RDR) 1l11.228 粘り強さくg/d) 5.18 モジユラス(g/d) 47.0 DVA (%CV) 、40 USTER(%) N/A ボイル−オフ収縮率(%)76 LMDR等級 5.3 *g/dd=延伸張力(g)/延伸デニール実施例IV 実施例IVもまた、LMDRに対する縦糸延伸条件の効果を説明するものである 。Barmag 5TFI装置を用い、上の実施例I−バートrHJに記述した SOY送り糸を、種々の縦糸延伸比および表III中の品目1−14に示すリラ ックス処理温度で縦糸延伸する。この得られる糸巻きを縦編みして、32ゲージ のトリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC,1,^cid Blu e 80染料で染色した後、均一さに関する等縁付けを行い、その結果を表IV に示す。
表IV 送り糸 I−EI I−Hl−11I−HI−H延伸品目番号 IV−I IV −2IV−3IV−4IV−5縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(mpm) 550 550 550 550 550縦糸延伸比  1.3OL、30 1.45 1.45 1.60縦糸延伸張力(g) 24 .5 19 50 49 61縦糸延伸張力(g/dd) * 、56 .43  1.25 1.22 1.72縦糸延伸温度(’C) 60 60 60 6 0 60オーバーフイード(%)56565 ヒ一タ一温度(’C) 160 オフ 160 オフ 160リラツクス処理温 度(’C) 143 22 143 22 143延伸糸特性 デニール 44 44.5 40 40 35.5伸び(%) 39 45 2 7 30 23(RDR)。 1.39 1.45 1.27 1.30 1. 23粘り強さくg/d) 3.4 3.6 4.1 4.1 5.2モジユラス (g / d ) N/A N/A N/^ N/A N/ADVA (%CV ) 、32 .34 .40 .35 .34USTER(%) N/^ N/ ^ N/^ N/A N/Aボイル−オフ収縮率(%) 6.6 7.0 7. 3 8.3 6.9LMDR等級 4.8 6.6 5.8 7.4 5.0送 り糸 I−HI−HI−■ I−Hl−11延伸品目番号IV−6IV−7IV −8IV−9IV−10縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(mpm) 550 550 550 550 550縦糸延伸比  1.60 1.15 1.15 1.45 1.45縦糸延伸張力(g) 6 1 59.5 57.5 50 49縦糸延伸張力(g/dd)* ]、、72  1.21 1.62 1.27 1.24縦糸延伸温度(℃) 60 60  60 60 60オーバーフイード(%)65666 ヒ一タ一温度(℃) オフ 160 オフ オフ 100リラツクス処理温度( ℃) 22 143 22 22 94延伸糸特性 デニール 35.5 49 49.5 39.5 39.5伸び(%) 22  64 71 39 38.5(RDR)、 1.22 1.64 1.71 1 .39 1.385粘り強さくg/d) 5.1 3.3 3.3 4.1 4 .1モジユラス(g/d) N/A N/A N/^ N/A N/ADVA  (%CV) 、35 .32 .35 .35 .37USTER(%) N/ A N/A N/A N/A N/Aボイル−オフ収縮率(%) 6.6 4. ON/A 6.1 6.7LMDR等級 4.8 6.5 7.0 7.1 6 .9表 IV (続き) 送り糸 l−11I−EI I−HI−H延伸品目番号 IV−11IV−12 IV−13IV−14縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m p m) 550 550 550 550縦糸延伸比 1 .45 1,45 1.45 1JO縦糸延伸張力(g) 49 49 46  39.5縦糸延伸張力(g/dd)* 1.26 1.26 1.18 .91 縦糸延伸温度(’C) 60 60 60 60オーバーフイード(%)555 5 ヒータ一温度(℃) 130 160 190 130リラツクス処理温度(℃ ) 118 143 169 118延伸糸特性 デニール 39 39 39 43.5伸び(%)34 32.5 32 44 (RDR) D 1.34 1.325 1.32 1.44粘り強さくg/d ) 4.3 4.4 4.5 3.8モジユラス(g/d) N/A N/A  N/^ N/ADVA (%CV) 、31 .40 .33 .39USTE R(%) N/A N/^ N/A N/^ボイル−オフ収縮率(%) 6.2  6.1 5.7 5.9LMDR等級 5.4 5.2 4.8 7.2*g /dd=延伸張力(g)/延伸デニール実施例■ 実施例Vもまた、L M D Rに対する縦糸延伸条件の効果を説明するもので ある。Barmag 5TFI装置を用い、上の実施例I−パート「J」に記述 したSOY送り糸を、種々の縦糸延伸比および表v中の品目1−8に示すリラッ クス処理温度で縦糸延伸する。この得られる糸巻きを縦編みして、32ゲージの トリコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC,1,Ac1d Blue  80染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行い、その結果を表■に示 す。
延伸品目番号 V−I V−2V−3V−4V−5縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(mpm) 550 550 550 550 550縦糸延伸比  1.15 1.15 1.30 1,30 1.45縦糸延伸張力(g) 8 0 53 92 90 120縦糸延伸張力(g/dd)* 1.72 1.1 5 2.24 2,15 3.23縦糸延伸温度(’C) 60 60 60  60 60オーバーフイード(%)55555 ヒ一タ一温度(℃) オフ 160 160 オフ オフリラックス処理温度( ’C) 22 143 143 22 22延伸糸特性 デニール 46.5 46.0 41.1 41.9 37.2伸び(%) 4 7.0 58.9 39.1 41.6 29.5(RDR)。 1.47 1 .589 1.391 1.416 1.295粘り強さくg/d) 4.51  4.51 5.06 4.96 5.81モジユラス(g/d) 20.9  19,0 25.3 22,8 30.7DVA (%CV) 、52 .62  .62 .64 .60USTER(%) 、73 .80 .82 .77  .88ボイル−オフ収縮率(%) 5.9 4.9 6.7 5.9 6.9 LMDR等級 7.6 6.6 6.7 6.7 5.1送り糸 I−J I− J I−J 延伸品目番号 V−6V−7V−8 縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m p m) 550 550 550縦糸延伸張力(g) 1 35 109 80縦糸延伸張力(g/dd)* 3.67 2.71 2.0 0縦糸延伸温度(℃) 60 6[160オーバーフイード(%) 5 5 5 ヒ一タ一温度(℃) 160 オフ 130リラックス処理温度(℃) 143  22 118延伸糸特性 デニール 36.8 40.2 40.0伸び(%) 28.3 41.2 3 6.0(RDR) l)1.283 1.412 1.36粘り強さくg/d)  6.06 5.31 5.27モジユラス(g/d) 28.6 23.4  26.。
DVA (%cv)、63 .59 、atUSTER(%) 、96 .85  .82ボイル−オフ収縮率(%) 7.2 6.4 6.9LMDR等級 4 .5 6.5 5.3*g/dd=延伸張力(g)/延伸デニール実施例Vl 実施例Vlもまた、LMDRに対する縦糸延伸条件の効果を説明するものである 。Barmag 5TFI装置を用い、上の実施例I−パートrKJに記述した SOY送り糸を、種々の縦糸延伸比および表VI中の品目1−7に示すリラック ス処理温度で縦糸延伸する。この得られる糸巻きを縦編みして、32ゲージのト リコット織物を生じさせ、LMDR操作に従ってC1,^cid Blue 8 0染料で染色した後、均一さに関する等級付けを行い、その結果を表Vlに示す 。
延伸品目番q VI−I VI−2VI−3VI−4縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m p m) 550 550 550 550縦糸延伸比 1 .15 1,30 1,30 1.30縦糸延伸張力(g) 50 85 80  8θ縦糸延伸張力(g/dd) * 1.12 2.14 2.03 1.9 8縦糸延伸温度(’C) 60 60 60 60オーバーフイード(%) 5 555 ヒ一タ一温度(℃) 160 160 130 オフリラックス処理温度(’C ) 143 143 118 22延伸糸特性 デニール 44.7 39.8 39.5 40.5伸び(%) 60.3 4 3.2 41.7 49.8(RDR)。 1.603 1.432 1.41 7 1.498粘り強さくg/d) 4.69 5.29 5.27 5.15 モジユラス(g/ d ) 18.4 23.5 21.8 21.8DVA  (%CV) 、46 .4g 、45 .42USTER(%) 、 7.1  、76 、73 、71ボイル−オフ収縮率(%) 5.9 7.6 7.5  6.9LMDR等級 ?、7 5.7 7.6 5.8送り糸 I−K I−K  I−に 延伸品目番M VI−5VI−6VI−7縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m p m) 550 550 550縦糸延伸比 1.45  1.45 1.45縦糸延伸張力(g) 105 115 110縦糸延伸張力 (g/dd) * 2.88 3.23 2.87縦糸延伸温度(℃) 60  60 60オーバーフイード(%) 5 5 5 ヒ一タ一温度(℃) オフ 130 160リラックス処理温度(’C) 22  118 143延伸糸特性 デニール 36.5 35.6 35.4伸び(%) 36.4 33.2 3 0.5(RDR)o 1.364 1.332 1.305粘り強さくg/d)  5.86 6.13 6.17モジユラス(g/d) 21.3 29.2  26.6DVA (%CV) 、51 .49 .41USTER(%) 、7 3 .72 .72ボイル−オフ収縮率(%)8.1 8.68.3LMDR等 級 6.5 3.6 5.6*g/dd=延伸張力(g)/延伸デニール実施例 Vll 実施例VIIは、LMDRに対する延伸温度の効果を説明するものである。Ba rIIlag 5TF1装置を用い、上の実施例I−バートrJJに記述したS OY送り糸を、表VII中の品目1−8に示す種々の縦糸延伸温度で縦糸延伸す る。この得られる糸巻きを縦編みして、32ゲージのトリコット織物を生じさせ 、LMDR操作に従ってC,1,Aeid Blue 80染料で染色した後、 均一さに関する等吸付けを行い、その結果を表Vllに示す。156から178 ℃の糸延伸温度で、均〜・さに関して鋭角的悪化送り糸 I−J I−J I− J I−J I−J延伸品目番号 VII−I VH−2VH−3YET−4V II−5縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(mpm) 550 550 550 550 550縦糸延伸比  1,33 1.33 1.33 1.33 1.33縦糸延伸張力輸) 88  85 82 74 75縦糸延伸張力(g/dd)* 2.18 2.16  2.06 1.88 1.92縦糸延伸ヒ一タ一温度(℃)80 95 100  125 150縦糸延伸糸温度(℃) 80 90 94 113 135オ ーバーフイード(%) 5 5 5 5 2.5リラツクスヒ一タ一温度(0c ) オフ オフ オフ オフ オフリラックス処理温度(0C) 22 22  22 22 22延伸糸特性 デニール 40.4 39,8 39,9 39.4 39.0伸び(%)42 ,1 42,1 42.5 40.6 38.6 36.9(RDR)。 1. 421 1.425 1.406 1.386 1.369粘り強す(g/d)  5,23 5,44 5.40 5.51 5.65モ’)x ラス(g/  d) 21.6 19.3 23.0 24.3 28.2DVA (%CV)  42 .53 .43 .39 .41USTER(%) N/A N/^  N/A N/A N/^ボイル−オフ収縮率(%) 6.5 7.0 6.7  6.9 6.9LMDR等m &3 8.3 6.4 7.0 8.2送り糸  I−J I−J r−J 延伸品目番号 YII−6VII−7VII−8縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m p m) 550 550 550縦糸延伸比 1,33  1.33 1.33縦糸延伸張力(g) 75 60 65縦糸延伸張力(g/ dd) * 1.94 1,58 1.70縦糸延伸ヒ一タ一温度(℃) 17 5 200 225縦糸延伸糸温度(’C) 156 178 199オーバー フイード(%)2.0 1.7 0.2リラツクスヒ一タ一温度(0C) オフ  オフ オフリラックス処理温度(℃) 22 22 22延伸糸特性 デニール 38.6 37.9 38.2伸び(%) 35.0 33.3 3 2.2(RDR)D I、35 1.333 1.322粘り強さくg/d)  5,73 6.01 5.94モジユラス(g/d) 32.5 41.7 3 9.4DVA (%CV) 、41 .48 .45USTER(%) N/^  N/A N/Aボイル−オフ収縮率(%) 6.6 6.0 5.ILMDR 等級 7.7 3.6 3.6実施例VIII 実施例Vlllは、MPMDを含んでいる縦糸延伸糸の可能性を説明するもので ある。3種のSOY送り糸を用いた。品目Jは、実施例I−バートrJJに記述 したのと同じ糸である。品目りは、これが5%のMOS−6を含んでいる以外は 実施例I−バートrJJに記述したのと同様にして紡糸したものであり、そして 品目Mもまた、これが20%のMPMDを含んでいる以外は実施例I−パートr JJに記述したのと同様にして紡糸したものである。Barmag 5TFI装 置を用い、これらの品目を同じ延伸比で紡糸したが、種々のリラックス処理温度 を用いて単−末端巻き取り機上に巻き取った。この得られるボビンの糸をLaw son Tubingに編んだ後、単に相対的染色色合いを評価する以外はLM DR染色操作を用い、C,1,Aeid Blue 122が入っている同じ染 料洛中で、全ての延伸品目を染色した。
表VIIi 送り糸 LLLMM 延伸品目番号VIII−I VIII−2VIII−3VIII−4VIII− 5スピン速度(mpm) 5300 5300 5300 5300 5300 スピン延伸比 1.00 1.00 1.00 1.00 1.00送り糸 MPMD (%) 5 5 5 20 20デニール 50,7 50.7 5 0.7 50.5 50.5フイラメント数 13 13 13 13 13R V 66.4 66.4 66.4 66.8 66.8伸び(%) 80.3  80.3 go、3 74,5 74.5(RDR)、 1.803 1.8 03 1.803 1.745 1゜745(RDR)、 1.803 1.8 03 1.803 1.745 1.745粘り強さくg/d) 3.84 3 .84 3.84 3.58 3.58モジユラス(g/d) 11.6 11 .6 11,6 10.9 10.9DTs3(g) 55.8 55.8 5 5.8 52.6 52.6DTss (にCV) 、79 .79 .79  .46 .46DTss(g/d) 1.10 1.10 1.10 1−o4 1.04DVA(%CV) 、86 .86 .86 N/A N/A縦糸延伸 速度(mpm) 550 550 550 550 550縦糸延伸比 1.3 16 1.316 1.316 1.316 1.316縦糸延伸温度(’C)  60 60 60 60 60オーバーフィード(%) 55555 ヒ一タ一温度(’C) オフ 105 130 オフ 95リラックス処理温度 (’C) 22 98 118 22 90縦糸延伸張力(g) 90 88  82 80 78縦糸延伸張力(g/dd) 2.12 2.04 1.90  1.88 1.84延伸糸特性 デニール 42.3 43,1 43.2 42.5 42.4伸び(%) 4 6.3 45.2 44,8 37.5 39.3(RDR)t、 1.463  1.452 1.448 1.375 1.393粘り強さくg/d) 4, 55 4.51 4,54 4.28 4.34モジユラス(g/d) 27, 0 29.6 35.6 30.2 25.6DVA (%CV) 、67 . 86 .76 .57 .58ボイル−オフ収縮率(%)8.3 8.3 7. 6 10,7 10.7相対的染色色合い 中間 中間 中間 暗い 暗い表  VIII (続き) 送り糸 M I−J I−J I−J 延伸品目番号VIII−6VIII−7VIII−8VIII−9スピン速度( mpm) 5300 5300 5300 5300スピン延伸比 1.00  1.00 1.00 1.00送り糸 MPMD(%) 20 0 0 0 デニール 50.7 50.5 50.5 50.5フイラメント数 13 1 3 13 13RV 66.8 65 65 65 伸び(%)74.5 73.5 73.5 73.5(RDR) 、 1.74 5 1.735 1.735 1.735(RDR) 、 1.745 1.7 35 1.735 1.735粘り強さくg/d) 3.5g 4.23 4. 23 4.23モジユラス(g/d)1o、9 14.3 14.3 14.3 DTss (g) 52,6 63.5 63.5 63.5DTss(%CV ) 、46 .39 .39 .39DTss (g/ d) 1.04 1. 26 1.26 1.26DVA (%CV) N/A 、46 .46 .4 6縦糸延伸条件 縦糸延伸装置 BARlllAG BARMAG BARMAG BARMAG 縦糸延伸速度(m p m) 550 550 550 550縦糸延伸比 1 .316 1.316 1.316 1.316縦糸延伸温度(’C) 60  60 60 60オーバーフイード(%) 5555 ヒ一タ一温度(’C) 120 オフ 95 120リラックス処理温度(℃)  109 22 90 109縦糸延伸張力(g) 80 96 96 98縦 糸延伸張力(g/dd) 1.90 2.28 2.32 2.38延伸糸特性 デニール 42.2 42.1 41.4 41.1伸び(%) 42.1 3 6.5 35.8 34.1(RDR) Dl、421 1.365 1.35 8 1.341粘り強さくg/d) 4.46 5.05 5.0g 5.04 モジユラス(g/d) 28.0 42.1 37.5 38.8DVA (% CV) 、56 .51 .44 .41ボイル−オフ収縮率(%) 10.6  7.3 7.3 7.3相対的染色色合い 暗い 明るい 明るい 明るい実 施例IX 実施例IXは、延伸によって与えられる特定の物性を糸が有していない場合、劣 った織物均一さが生じ得る、ことを説明している。品目lX−1は、5重量%の ナイロン6を含んでいるナイロン66の、縦糸延伸した「送り」糸であり、これ は、品目lX−1中のフィラメントが有する断面がトリロバルである以外は、表 I中の品目にと同様である。延伸もしくは熱硬化を行うことなく、通常の下巻き 操作を用いて品目lX−1を糸巻きにした。「送り」糸として品目lX−1を用 いて、品目lX−2を延伸糸巻きにした。次に、両方の品目を編んだ後、いくつ かの操作で染色して織物均一さを分析した。操作「8」は、染料がPontam ineFast Turquoise 8GLである以外はLMDR操作と同じ である。操作「4」は、界面活性剤Merpol D^を用いていない以外はL MDR操作と同じである。操作「4」と「8」の両方共、構造感受性を示し、そ して操作「4」は、LMDR操作よりも細かい構造変化(即ち、構造開放性に関 する変化)に対して、より高い感受性を示す。操作「2」は、均染染料であるC 、 1. Disperse Blue 3を0. 5%含んでいる浴中100 ℃で60分間織物を染色する操作である。操作「2」を用いて、染色した織物の 不均一さ、即ち染色吸収(即ち、染色率および/またはTDYE)の差ではな( て糸の物理的な差によって生じる不均一さ、の構造的原因を同定するために用い る。品目lX−1(送り、未延伸糸)および品目lX−2(縦糸延伸糸)に関す る織物染色等級(操作「2」、「4」および「8」)の比較から、品目lX−2 は、その相当する下巻きした未延伸送り糸品目lX−1よりも均一である、こと が分かる。操作「4」および「8」における不均一さは、繊維構造における変化 によって生じる何らかの不均一さに付は加えられた構造的染色不均一さく操作「 2」で見られるような)が原因となっている、と結論付けることができるであろ う。品目lX−1に関する劣った織物均一さは、部分的には、品目■X−2の高 い初期モジュラス(21,3g/d)に対する低い初期引張りモジュラス(12 ,2g/d)に帰するものである。約15g/d未満の初期モジュラスを有する 糸は、通常の下巻きおよび編みで不均一に伸ばされ易く、その結果として劣った 構造的染色織物不均一さをもたらす、ことが見いだされる。均一な送り糸を縦糸 延伸して、それらが有する初期モジュラスを約15 g/d以上の値に上昇させ ると、織物製造中に構造的欠陥が生じる可能性が低下することによって、染色し た織物の均一性が改良される。しかしながら、ここに記述する本発明に従って該 送り糸を延伸および熱硬化しない限り、約し5g/d以上の初期モジュラスを有 するように上記送り糸を延伸したとしても6以上のLMDRを確保することには ならない。
特表千5−508197 (30) 表IX 送り糸 丁X−I lX−2 延伸品目番号 IX−I lX−2 送り糸特性 ナイロンポリマーの種類 95駕15%6676デニール 51.2 51.2 フイラメント数 1313 RV 65 65 伸び(%)68 68 (RDR) 、 1,68 1.68 (RDR) 、 1,68 1.68 粘り強さくg/d) 3.9 3.9 モジユラス(g/d) 12.1 12.1DT3! (g) 63.7 63 .7DTss (%(:V) 0.38 0.38DT33 (g/d) ’  1.26 1.26DVA (%CV) 0.30 0.30縦糸延伸条件 縦糸延伸速度(m I) m) 273 550縦糸延伸比 to 1.30 縦糸延伸張力(g) N/^ 72 縦糸延伸張力(g/dd) * N/A 1.70縦糸延伸ヒ一タ一温度(℃)  N/A 80オーバーフイード(%) N/A 4 リラツクスヒ一タ一温度(’C) N/A オフリラックス処理温度(’C)  N/A 22延伸糸特性 デニール 51.2 42.4 伸び(%) 66 36 (RDR)ゎ 1,66 1.36 粘り強さくg/d) 3.90 4J9モジユラス(g/d) 12,2 21 .3DVA (%CV) 0.34 0.34ボイル−オフ収縮率(%) 4. 9 7.7操作8の均一さ等級 4.76.9 操作4の均一さ等級 4.9 6.4 操作2の均一さ等級 4.3 7.0 実施例X 表Xの中に、低配列糸(図17、領域■、<2000mpm) 、中配列糸(図 17、領域I L 2000−4000mpm)および高配列糸(図17、領域 III、>4000mpm)の代表的な、乾燥延伸および乾燥リラックス処理用 の種々の紡糸送り糸、を用いて製造した延伸糸に関する、繊維の構造的特性を要 約する。延伸した糸X−15,16および21から24の製造で用いた送り糸は 、領域■の送り糸の代表例である。延伸した糸X−2から13.18および19 の製造で用いた送り糸は、領域IIの送り糸の代表例である。延伸した糸X−2 6から29.31.32および34の製造で用いた送り糸は、領域IIIの送り 糸の代表例である。延伸比(DR) 、延伸温度(TD)およびリラックス処理 温度(T、)を変化させて製造した延伸糸に関する、非晶質配列で引き出される 見掛は細孔移動度(APM)および広角X線で引き出される見掛は細孔容積(A PV)を測定した。図26に、APMおよびAPVに関する値をプロットする。
〉6のLMDRおよび約65℃未満の染料転移温度(TDY、)を与える延伸糸 は、約(5−0,37xlO”APv)、好適には約2以上のAPMを有し、そ して約4X10’立方オングストローム以上のAPVを有する、ことが見いださ れる。
、且 5ミi蝕社1べ=≦+、7 ”?:: =二二1711/+ w l/l  m −1x−ゆ l/l−1−ミ1 :二::、:::、ニア j K 77  %&:二 −モモ 芒−円++ −++1−++ −+ ++ F@ ?@  F@ I+@1+TI PTI=宅1 :’:、?:l:;::;二:::E  : @1111 w m 5三二二==よ1 1−m−7二二二i二二二i二i  モモ==#=翅響::: * S :北2 =:: ::%M :芯=−−= ″′″ニー=−11−一一 −m−−一−殖 −一一一一一、−1−−=: = := 二==h: Fl +ミ=ミ三=ミニ g :::: :黛= :舎=− −−ロー −一−1++− rPI : :: ::: :::::e :: 2 : : 2 e:::一 一ロロQいl/I噴−一〇01 eh C11い。
:l:::ニ二=7777 ==j : T二 :ユニ;領 一部一一ビ ミゴ 妥社社 −妥ま がまミl :E:E:E:二 =:ニニ=ユニ二 ユニh:1 7774− 74w7+−rH777H+:91 : : :?:′:、二 : 22g22 + g32 +ψ=l i、:”、E i=二ユニ に::=冊: :2 ==”: = = : ’T4 ==:四FIG、1 延伸張力変化(DTV) EV グラム/デニール 温度 °C FIG、5 温度 °C 応力 (σ)、MG/D FIG、7 温度 °C FIG、9 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0FIG、10 温度 ℃ 収縮率 2 嘗 Log(tan△) 〜 LOG (動的モジュラス El) ? 1 : し= FIG、16 スピン速度、×10oo(MPM) バイレフリンジェンス x 1o3 長さ変化 2 寥 (△長さ、 ”1.>/ (△温度、 C)△ 長 さ (χ) 延伸応力 (σD)、G/D 延伸応力 (σD)s G/D しN(延伸モジュラス 、 MO)、9/ddFIG、23 1000/(T + 273) 温度 ℃ FIG、24 温度 ℃ FIG、25 残存伸び (χ) FIG、26 見掛は細孔容積 (APV) X 10000! 1 FIG、27 1”TG 2R FIG、29 FiC,31 FTG:”)4 FIG−3F。
要 約 書 重要な染色用途に適切な衣装用連続マルチフィラメントナイロンフラット糸およ び上記糸の製造方法を提供する。該糸の製造方法には、相対粘度が約35から約 80のナイロンポリマーを紡糸した後、安定化して送り糸を生じさせる、ことが 含まれる。紡糸中の引き取り速度は、高度に均一な送り糸が得られるように充分 に高い。この方法では、好適には縦糸の糸形態として、送り糸を延伸した後、リ ラ・ソクス処理し、その結果としてこの得られる延伸糸は、フラット糸として用 いるに適切な特性を有すると共に、巨大分子酸染料を用いた時の優れた染料均一 さを有する。
平成4年12月18日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.相対粘度(RV)が約35から約80のナイロンポリマーを紡糸し、ここで 、上記紡糸を、残存延伸比(RDR)Sが約2.75未満の紡糸した糸を生じさ せるに充分な引き取り速度(VS)で行い;上記紡糸した糸を安定化し、インタ ーレースし、そして仕上げ剤を塗布することで、残存延伸比(RDR)Fが約1 .55から約2.25である送り糸を生じさせ、ここで、上記送り糸の動的長さ 変化(ΔL)および収縮率(ΔL/ΔT)の両方共、40℃から135℃で0未 満であり; 上記送り糸を乾燥延伸した後、乾燥リラックス処理することで、延伸した糸を生 じさせ、ここで、上記乾燥延伸を、約1.05から約(RDR)F/1.25の 延伸比および約20℃からおおよそ上記ポリアミドポリマーの温度TII,** の糸延伸温度(TD)で行い、そして上記延伸した送り糸の上記乾燥リラックス 処理を、約20℃から上記ポリアミドポリマーの融点(TM)よりも約40℃低 い温度の糸リラックス処理温度(T)Rで行うが、ここで、上記糸リラックス温 度を更に、以下の方程式: TR(℃)≦[1000/(K1−K2(RDR)D)]−273[式中、 K1=1000/(TII,L+273)+1.25K2、およびK2=[10 00/(TII,L+273)−1000/(TII,**+273)]/0. 3である] で定義し、上記乾燥延伸および上記乾燥リラックス処理を、上記延伸した糸のボ イル−オフ収縮率(BOS)が約3%から約10%になりそして残存延伸比(R DR)Dが約1.25から約1.8になるように行う; ことから成る、重要な染色最終使用に特に適切な、衣装用連続マルチフィラメン トナイロンフラット糸の製造方法。 2.相対粘度(RV)が約35から約80のナイロンポリマーを紡糸し、ここで 、上記紡糸を、残存延伸比(RDR)Sが約2.75未満の紡糸した糸を生じさ せるに充分な引き取り速度(VS)で行い;上記紡糸した糸を安定化し、インタ ーレースし、そして仕上げ剤を塗布することで、残存延伸比(RDR)Fが約1 .55から約2.25である送り糸を生じさせ、ここで、上記送り糸の動的長さ 変化(ΔL)および収縮率(ΔL/ΔT)の両方共、40℃から135℃で0未 満であり; 上記送り糸を乾燥延伸した後、乾燥リラックス処理することで、延伸した糸から 成る縦糸を生じさせ、ここで、上記乾燥延伸を、約1.05から約(RDR)F /1.25の縦糸延伸比(WDR)および約20℃からおおよそ上記ポリアミド ポリマーの温度TII,**の糸延伸温度(TD)で行い、そして延伸した送り 糸から成る上記縦糸の上記乾燥リラックス処理を、約20℃から上記ポリアミド ポリマーの融点(TM)よりも約40℃低い温度の糸リラックス処理温度(T) Rで行うが、ここで、上記糸リラックス温度を更に、以下の方程式:TR(℃) ≦[1000/(K1−K2(RDR)D)]−273[式中、 K1=1000/(TII,L+273)+1.25K2、およびK2=[10 00/(TII,L+273)−1000/(TII,**+273)]/0. 3である] で定義し、上記乾燥延伸および上記乾燥リラックス処理を、上記延伸した糸から 成る縦糸のボイル−オフ収縮率(BOS)が約3%から約10%になりそして残 存延伸比(RDR)Dが約1.25から約1.8になるように行う; ことから成る、重要な染色最終使用に特に適切な、衣装用連続マルチフィラメン トナイロンフラット糸の製造方法。 3.上記紡糸中の上記引き取り速度を、上記紡糸した糸の残存延伸比(RDRS )が2.5未満になるようにし、ここで、上記乾燥延伸および上記乾燥リラック ス処理を、相対湿度(RH)が約50%から約90%の不活性ガス雰囲気中で行 い、そして上記乾燥リラックス処理を、約10%未満のオーバーフィード(OF )%で行う、請求の範囲1または2記載の方法。 4.上記紡糸中の上記引き取り速度を、上記紡糸した糸の残存延伸比(RDRS )が2.25未満になるようにし、ここで、上記乾燥延伸および上記乾燥リラッ クス処理を、相対湿度(RH)が約50%から約90%の不活性ガス雰囲気中で 行い、そして上記乾燥リラックス処理を、約10%未満のオーバーフィード(O F)%で行う、請求の範囲1または2記載の方法。 5.上記紡糸中の上記引き取り速度を、上記紡糸した糸の残存延伸比(RDRS )が2.0未満になるようにし、ここで、上記乾燥延伸および上記乾燥リラック ス処理を、相対湿度(RH)が約50%から約90%の不活性ガス雰囲気中で行 い、そして上記乾燥リラックス処理を、約10%未満のオーバーフィード(OF )%で行う、請求の範囲1または2の方法。 6.上記紡糸および上記安定化を、上記送り糸が約1.2g/dd未満の延伸張 力(DT33%)を有するように行う、請求の範囲1または2記載の方法。 7.上記紡糸および上記安定化を、上記送り糸が約1.0g/dd未満の延伸張 力(DT33%)を有するように行う、請求の範囲1または2記載の方法。 8.上記紡糸および上記安定化を、上記送り糸のTMA最大動的張力率(ΔL/ ΔT)maxが約0.05から約0.15%/℃になり、そして応力(σ)に対 する(ΔL/ΔT)maxの変化[=d(ΔL/ΔT)max/dσ]が約3x 10−4から約7x10−4(%/℃)/(mg/d)になるように行う、請求 の範囲5記載の方法。 9.上記紡糸および上記安定化を、上記送り糸が約1.0から約2.0g/dd の延伸応力(σD)と、約3から約7g/ddの延伸モジュラス(MD)と、約 0.2から約0.6(g/dd)/°Kの見掛け延伸エネルギー(ED)を有す るように行う、請求の範囲5記載の方法。 10.上記乾燥延伸を、約20℃から約TII,Lの延伸温度(TD)で行う、 請求の範囲1または2記載の方法。 11.上記乾燥延伸を、約20℃から90℃の延伸温度(TD)で行う、請求の 範囲1または2記載の方法。 12.乾燥リラックス処理を、約TII,*未満のリラックス処理温度(TR) で行う、請求の範囲1または2記載の方法。 13.乾燥リラックス処理を、約TII,L未満のリラックス処理温度(TR) で行う、請求の範囲1または2記載の方法。 14.上記ナイロンポリマーがナイロン66ポリマーを含む請求の範囲1または 2記載の方法。 15.上記ナイロンポリマーが、二官能ポリアミドコモノマー単位、または66 ポリマーと水素結合し得る反応性を示さない添加剤を少量含んでいるナイロン6 6のポリマーを含む請求の範囲1または2記載の方法。 16.上記ナイロンポリマーが、イプシロン−カプロアミドコモノマー単位を少 量含んでいるナイロン66のポリマーを含む請求の範囲1または2記載の方法。 17.上記ナイロンポリマーが、2−メチル−ペンタメチレンアジパミドコモノ マー単位を少量含んでいるナイロン66のポリマーを含む請求の範囲1または2 記載の方法。 18.上記ナイロンポリマーが、イプシロン−カプロアミドコモノマー単位を約 2から8重量%含んでいるナイロン66のポリマーを含む請求の範囲1または2 記載の方法。 19.上記ナイロンポリマーが、2−メチル−ペンタメチレンアジパミドコモノ マー単位を約2から約20重量%含んでいるナイロン66のポリマーを含む請求 の範囲1または2記載の方法。 20.上記ナイロンポリマーが、イプシロン−カプロアミドコモノマー単位と2 −メチル−ペンタメチレンアジパミドコモノマーを含んでいるナイロン66のポ リマーを含む請求の範囲1または2記載の方法。 21.上記ナイロンポリマーが、イプシロン−カプロアミド単位を含む請求の範 囲1または2記載の方法。 22.上記ナイロンポリマーがナイロン66ポリマーを含み、ここで、K1が4 .95でありそしてK2が1.75である、請求の範囲1または2記載の方法。 23.上記ナイロンポリマーが、イプシロン−カプロアミドコモノマー単位を約 2から8重量%含んでいるナイロン66のポリマーを含み、ここで、K1が4. 95でありそしてK2が1.75である、請求の範囲1または2記載の方法。 24.上記ナイロンポリマーが、2−メチル−ペンタメチレンアジパミドコモノ マー単位を約2から約10重量%含んでいるナイロン66のポリマーを含み、こ こで、K1が4.95でありそしてK2が1.75である、請求の範囲1または 2記載の方法。 25.上記ナイロンポリマーが、イプシロン−カプロアミド単位を含み、ここで 、K1が5.35でありそしてK2が1.95である、請求の範囲1または2記 載の方法。 26.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記延伸した糸のボイル−オフ収縮率(BOS)が約3%から約8%になりそし て上記延伸した糸の残存延伸比(RDR)Dが約1.25から約1.55になる ように行う、請求の範囲1または2記載の方法。 27.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記延伸した糸の少なくとも一部のボイル−オフ収縮率(BOS)が約8%未満 でありそして上記延伸した糸の他の部分のボイル−オフ収縮率(BOS)が約8 %以上であり、その結果として上記延伸した糸のボイル−オフ収縮率(BOS) の差がパーセントで少なくとも4%になるようにし、そして上記延伸した糸の残 存延伸比(RDR)Dが約1.25から約1.55になるように行う、請求の範 囲1または2記載の方法。 28.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記延伸した糸のTdyeが約65℃未満になりそして上記延伸した糸の残存延 伸比(RDR)Dが約1.25から約1.55になるように行う、請求の範囲1 または2記載の方法。 29.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記延伸した糸のTE′′maxが約100℃未満になりそして上記延伸した糸 の残存延伸比(RDR)Dが約1.25から約1.55になるように行う、請求 の範囲1または2記載の方法。 30.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 延伸した糸から成る得られる縦糸が少なくとも約6の巨大分子染料均一さ等級( LMDR)を与えるように行う、請求の範囲1または2記載の方法。 31.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 延伸した糸から成る得られる縦糸が少なくとも約6.5の巨大分子染料均一さ等 級(LMDR)を与えるように行う、請求の範囲1または2記載の方法。 32.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 延伸した糸から成る得られる縦糸が少なくとも約7.0の巨大分子染料均一さ等 級(LMDR)を与えるように行う、請求の範囲1または2記載の方法。 33.上記縦糸の送り糸が、異なるナイロンポリマー類および/または送り糸型 の送り糸から成る、請求の範囲2記載の方法。 34.請求の範囲1または2記載の方法で製造した衣装用マルチフィラメントポ リアミドナイロンフラット糸。 35.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記延伸した糸のボイル−オフ収縮率(BOS)が約3%から約8%になりそし て上記延伸した糸の残存延伸比(RDR)Dが約1.25から約1.55になる ように行う、請求の範囲1または2記載の方法で製造した衣装用マルチフィラメ ントポリアミドナイロンフラット糸。 36.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記衣装用フラット糸のシー・アイ・アシッド・ブルー(C.I.Acid B lue)122 Tdyeが約65℃未満になりそして上記延伸した糸の残存延 伸比(RDR)Dが約1.25から約1.55になるように行う、請求の範囲1 または2記載の方法で製造した衣装用マルチフィラメントポリアミドナイロンフ ラット糸。 37.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記衣装用フラット糸のTE′′maxが約100℃未満になりそして上記延伸 した糸の残存延伸比(RDR)Dが約1.25から約1.55になるように行う 、請求の範囲1または2記載の方法で製造した衣装用マルチフィラメントポリア ミドナイロンフラット糸。 38.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記衣装用フラット糸が、約1.25から約1.55の残存延伸比(RDR)D 、約3%から約8%のボイル−オフ収縮率(BOS)、および約65℃未満のシ ー・アイ・アシッド・ブルー122Tdyeを有するように行う、請求の範囲1 または2記載の方法で製造した衣装用マルチフィラメントポリアミドナイロンフ ラット糸。 39.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記衣装用フラット糸が、約1.25から約1.55の残存延伸比(RDR)D 、約3%から約8%のボイル−オフ収縮率(BOS)、および約100℃未満の TE′′maxを有するように行う、請求の範囲1または2記載の方法で製造し た衣装用マルチフィラメントポリアミドナイロンフラット糸。 40.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記衣装用フラット糸が、約1.25から約1.55の残存延伸比(RDR)D 、約3%から約8%のボイル−オフ収縮率(BOS)、および約[5−0.37 x10−4APV]以上の見掛け細孔移動度(APM)を有するように行い、こ こで、見掛け細孔容積(APV)が約4x104立方オングストローム以上であ る、請求の範囲1または2記載の方法で製造した衣装用マルチフィラメントポリ アミドナイロンフラット糸。 41.上記紡糸および安定化および上記乾燥延伸および乾燥リラックス処理を、 上記衣装用フラット糸が、約1.25から約1.55の残存延伸比(RDR)D 、約3%から約8%のボイル−オフ収縮率(BOS)、約65℃未満のシー・ア イ・アシッド・ブルー122染色転移温度(TDYE)、約100℃未満のTE ′′max、および約[5−0.37x10−4APV]以上の見掛け細孔移動 度(APM)を有するように行い、ここで、見掛け細孔容積(APV)が約4x 104立方オングストローム以上である、請求の範囲1または2記載の方法で製 造した衣装用マルチフィラメントポリアミドナイロンフラット糸。 42.約245℃から約265℃の融点(TM)を有する上記ポリマーが、ポリ マー106g当たり約30から約70当量のNH2末端を有すると共に、約50 から約80の相対粘度(RV)を有し、そしてここで更に、約1.25から約1 .55の残存延伸比(RDR)Dと共に、約15g/d以上の初期モジュラス、 約3%から約10%のボイル−オフ収縮率(S)、約65℃未満のシー・アイ・ アシッド・ブルー122染料転移温度(TDYE)、少なくとも約20x10− 10cm2/秒の25℃で測定されたシー・アイ・アシッド・ブルー40見掛け 染料拡散率(DA)、および約[5−0.37x10−4APV]以上の見掛け 細孔移動度(APM)によって特徴づけられ、ここで、見掛け細孔容積(APV )が約4x104立方オングストローム以上である、ナイロン66ポリアミドポ リマーの衣装用マルチフィラメントフラット糸。 43.上記見掛け細孔移動度が約2以上である請求の範囲42記載の衣装用マル チフィラメントフラット糸。 44.上記ナイロン66ポリアミドポリマーが、二官能ポリアミドコモノマー単 位、またはナイロン66ポリマーと水素結合し得る反応性を示さない添加剤、を 少量含んでいる、請求の範囲42または43記載の衣装用マルチフィラメントフ ラット糸。 45.上記二官能ポリアミドコモノマー単位が少なくとも部分的にイプシロン− カプロアミドコモノマー単位で構成されている、請求の範囲44記載の衣装用マ ルチフィラメントフラット糸。 46.上記二官能ポリアミドコモノマー単位が少なくとも部分的に2−メチル− ペンタメチレンアジパミドコモノマー単位で構成されている、請求の範囲44記 載の衣装用マルチフィラメントフラット糸。 47.少なくとも部分的に請求の範囲42記載の上記糸で構成されている衣装用 マルチフィラメント糸の縦糸シート。
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