JPH05505438A - 遠心送風機 - Google Patents

遠心送風機

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JPH05505438A
JPH05505438A JP91503858A JP50385891A JPH05505438A JP H05505438 A JPH05505438 A JP H05505438A JP 91503858 A JP91503858 A JP 91503858A JP 50385891 A JP50385891 A JP 50385891A JP H05505438 A JPH05505438 A JP H05505438A
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JP91503858A
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アンドレイチェンコ,アレクセイ フェドロヴィッチ
ヴァシリエフ,ヴィタリー アレクサンドロヴィッチ
ゲムバルゼフスキー,ミハイル ヤコヴレヴィッチ
ソロマホヴァ,タチヤナ ステパノヴナ
シェーキン,イゴール ロスチスラヴォヴィッチ
ヴァシレンコ,ニコライ イラリオノヴィッチ
クリコフ,ゲンナディ セルゲーヴィッチ
マロフ,ウラジミール イヴァノヴィッチ
Original Assignee
フィリアル ツェントラルノゴ アエロギドロジナミチェスコゴ インスチトゥータ イメニ プロフェッソラ エン イェー ズコフスコゴ
ヴセソユズニー ナウチノ・イスレドヴァテルスキー イー プロエクトノ・コンストルクトルスキー インスチトゥート ポ オボリュドヴァニュ ドリャー コンジチョニロヴァニア ヴォズデュカ イー ヴェンティ リャツィー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 遠心送風機 産業上の利用分野 本発明は、送風機工学分野、とりわけ、遠心送風機に関する。
従来の技術 本発明は、換気システムや空調システムにおける、中および高回転速度の遠心送 風機の設計に最も有効に適用しうるちのである。
最新の送風機設計の基本要件とは、高レベルの空力パラメータ、広範囲の経済的 運転、製造技術、強度、構造上の信頼性などである。「空力パラメータ」という 用語は、送風機を通過する気体の容積流量率、送風機によって与えられる全体圧 力、および後者(全体圧力)の効率を意味するものとする。「広範囲の経済的運 転」という概念は、効率の高い運転モードの範囲を意味するものとする。。
上記の各要件を満たすような遠心送風機の開発を進める中において、羽根を間に 挟んだ支持ディスクと上蓋ディスクとで構成されるホイールを収容するスパイラ ル・ケーシングを備えた遠心送風機が発達してきた[ティー・ニス・ソロマホー バ(T、S、5o1oa+ak’hova)その他、「遠心送風機J、1975 年、マシノストロエニエ・パブリッシング・ハウス(Mashinostroe nie Publishing House) 、モスクワ、6〜7ベージコ。
各羽根の側面は、円筒面を呈しており、母線はホイール軸に平行である。これら の各羽根において、羽根の側面部分における曲線部と、送風機ホイール軸に垂直 な面と、ホイール軸に中心を有し、またホイール軸に最も近い上述した曲線部の 点を通過する円とによって形成される角度は、送風機ホイールの幅全体を通じて 一定である。この角度を、以降「羽根人口角」と呼称する。
同様に、各羽根側面部分で作られた曲線部と、ホイール軸に垂直な平面と、およ びホイール軸に中心を有し、またホイール軸から最も遠いこの曲線部の点を通過 する円とによって形成される羽根の角度も、送風機ホイールの幅全体を通じて一 定である。この角度を、以降は「羽根出口角」と呼称する。
駆動する送風機中の気体流が、軸方向から半径方向に変わると、羽根の入口端部 沿いに、ホイール幅を横切る気体流の速度場のむらが見られる。すなわち、送風 機ホイール幅に沿って、羽根周囲の気体流の状態にばらつきが生じる。これによ って、送風機ホイールの幅方向に、各羽根に不均等な負荷が生じ、羽根の間の溝 に激しい2次流が発達し、気体流中の分離が強まって、最終的に遠心送風機の空 力パラメータが低下し、経済的運転の領域が狭くなる。
さらに、この種の遠心送風機を使用した実際の経験では、送風機ホイールの周辺 速度が高いと、各羽根は、安定度を失って変形することが分かった。このような 現象は、強い遠心力と、不十分な構造的剛性との影響によって生じる。これによ って、送風機ホイールと遠心送風機の強度と信頼性が、全体的に低下する。
空力パラメータの改善に努力を払って、遠心送風機の強度と信頼性を高めること により、羽根を間に挟んだ支持ディスク、および上蓋ディスクからなる送風機羽 根の各側面は曲線状であり、ホイール軸に垂直な面と交差して、曲線部を形成し 、これによって、ホイール軸に中心を有し、またホイール軸に最も近い該曲線部 の点を通過する円と共に、支持ディスクから」ディスクに向かう方向で、ホイー ル幅全体を通じて増大する羽根人口角を形成する。すなわち、各羽根の入口角は 、支持ディスクから上蓋ディスクまで、送風機ホイール幅を横切って増大する。
これによって、羽根の負荷は均一になり、羽根の間の溝部の2次流が弱まり、気 体流の分離域が挟まり、遠心送風機の空力特性は改善されて、その経済的性能の 範囲は広げられる。
ただし、支持ディスクから上蓋ディスクに至るホイール幅を横切って、各羽根の 入口角を確実に増大させるため、製造過程において羽根を縦軸を中心にねじ曲げ る。このような羽根が付いた遠心送風機を用いた実際の運転で、上蓋ディスク部 の羽根人口角が、支持ディスク部の羽根人口角より少なくとも1.5倍以上大き い時に、特に効果的であることが実証されている。
このように羽根をねじることは、羽根の軸方向の伸びが大きく、ねじりの相対角 が小さい場合にしか可能ではない。もし、羽根の軸方向の伸びが小さければ、ね じりの相対角は大きい。相対ねじり角が大きいと、羽根の製作に従来用いられて きた材料が、製造過程で弱くなる。
そのため、かかる遠心送風機の羽根は、軸方向に非常に長くなっている。その結 果、送風機ホイールの吸入孔の径は大きく、各羽根の半径方向の長さは短くて、 ホイールの回転に備えて曲げられた羽根の出口角は小さい。羽根の半径方向の長 さが短く出口角も小さいと、遠心送風機によって与えられる全体圧力が小さくな ることは、良く知られている。
また、羽根をねじることにより、その材料内に残留応力が生じ、羽根の強度ノく ラメータが低下し、その結果、強い遠心力を特徴とする送風機ホイールの高い周 辺速度では、各羽根が安定を失って変形する。これは、遠心送風機の強度や信頼 性にとって悪影響となる。
さらに、羽根のねじりは、その製造を複雑なものにする。特にこれが当てはまる のは、羽根が最新の送風機工学で最もよく用いられる、シート材料でできている 時である。これらのすべての要因から、上記のような羽根が付いた遠心送風機は 、送風機工学の現場では、あまり普及していない。
発明の開示 本発明は、基本的には、各羽根横面の形状によって、送風機が生み出す全圧力が 増大し、構造上の強度が向上し、運転時の信頼性が得られるような遠心送風機を 提供することを目指している。
この目標は、羽根を間にしっかりと固定した支持ディスクと上蓋ディスクからな る送風機ホイールを収容するためのスパイラル・ケーシングを備え、送風機ホイ ールに垂直な面との交差面において、各羽根の少なくとも一つ以上の曲面が曲線 部を限定し、これが送風機ホイール軸に中心を有し、またこの中心に最も近い曲 線部の点を通過する円と共に、羽根人口角が、支持ディスクから上蓋ディスクに 向かう方向に、送風機ホイール幅を横切って増大するようにした遠心送風機を提 供することによって達成される。
羽根の曲線状側面は、送風機ホイール軸に垂直な面に対して、45°から85° まで変化する傾斜母線を有する、所定の展開可能面の形状を有し、また、送風機 ホイール軸に垂直な面上への上記の1つ以上の母線の投影は、この面の曲線部の 接線になっている。
開示された送風機において、羽根人口角が、支持ディスクから上蓋ディスクに向 かう送風機ホイール幅を横切って増大するための要件は、羽根側面が、上述のよ うな形状を取ることによって確保される。
またこの形状は、羽根材料に対して、ねじりその他の実質的な可塑変形を加えず に形成することができる。すなわち、必要な側面形状や羽根形状を得るために、 曲げ加工を行うだけで十分である。この方法では、残留応力が発生しないため、 羽根の軸寸法が制限されることはない。
従って、本発明の遠心送風機は、送風機ホイール幅を横切って変化する人口角と 、軸長が短かい羽根を用いて製作することができる。羽根の軸長が短い送風機は 、半径方向の長さが増大して、他の全ての条件が等しければ、各羽根の出口角が 増し、それに伴って、送風機によって生じる全体圧力が高まるという特徴を発揮 する。
羽根の軸方向の長さがより短くなり、羽根材料の残留応力がかなり除かれること によって、羽根や送風機ホイールの強度パラメータは、全体として改善される。
そのため、送風機ホイールの周辺速度が増し、送風機の空力特性が改善されるか 、あるいは送風機ホイールの周辺速度を同一に維持することによって、遠心送風 機の機械的強度や信頼性が高まる。
さらに、前記したように、羽根を製造するためには、必要な側面の輪郭や形状を 得られるように、これらの材料を曲げ加工するだけで十分であり、製造が簡単化 される。
シート材料で製造された羽根は、周速度が約70m/秒を越えないような送風機 ホイール周辺速度で用いられる。周速度が70m/秒を越える場合には、羽根は 翼形とされる。この形状により、展開可能面の形の1側面と2側面を伴った羽根 を設計することが可能になる。
羽根出口端部の相対幅が0.2を下回らないような送風機ホイールの実際運転時 には、展開可能面は円筒状になる。
羽根出口端部の相対幅が、0.15から0.2まで変動するような送風機ホイー ルでは、展開可能面を円錐状にすると効果的である。円錐面では、支持ディスク から上蓋ディスクに向かう方向で送風機ホイール幅を横切る、羽根人口角の変化 が激しくなる。
羽根側面が、支持ディスクの平面と交差して形成する曲線部が、羽根の出口およ び入口端部をそれぞれ通過する円の直径の平方の差に対する弦の長さの平方の比 が、0.2〜0.25になっているような円の弧を形成することも、実際的であ る。
本発明は、遠心送風機の高レベルの効率や全体圧力を達成することができる羽根 入口および出口角の範囲を確認するため、送風機ホイール軸に垂直な様々な翼断 面を持った羽根板について実験した。
羽根の側面が支持ディスク面と交差する―に形成される曲線部によって、羽根出 口端部側からの直線部と接合した円の弧が、羽根人口端部側で形成され、かつ羽 根の出口端部と入口端部を通過する円の直径の平方の差に対する該曲線部の端部 間の距離の平方の比が、0.15〜0.22の範囲にあると、きわめて好ましい 。
上記のような翼形の羽根では、羽根出口角が増大し、送風機ホイール幅を横切っ て一定のままであり、送風機の全体圧力が増大するようになる。
羽根の出口端部と入口端部を通過する円の直径の平方の差に対する上述した部分 の各端部間の距離の平方の比によって、遠心送風機の効率と全体圧力が高い値を 得るように、羽根の入口角と出口角の値の範囲が確保される。
直線部と接合した円弧の形をした翼を有する羽根では、支持ディスクの直径に対 する各羽根の出口端部を通過する円の直径の比が、0.9〜1.1の範囲である ことが望ましい。
このため、本発明の遠心送風機ホイールで用いられる各羽根は、長いか、または 短い直線部分を伴った翼を有している。これによって、遠心送風機の離散的空力 特性の選択が行われ、送風機の効果的運転域、すなわち高効率の性能域が広がる 。
次に、本発明を、添付図面に示す例を用いて説明する。
図1は、本発明による遠心送風機の縦断面図である。
図2は、図1のI I−I X線の断面図である。
図3は、羽根を取り付けた、送風機ホイールの支持ディスクの一部を示す等角拡 大図である。
図4は、図1のIV−IV線断面図である。
図5は、図1のV−v線断面図である。
図6は、図1のV I −V I線断面図である。
図7は、羽根を取り付けた、送風機ホイールの支持ディスクの別の例を示す図3 と同様の図である。
図8は、羽根を取り付けた、送風機ホイールの支持ディスクのさらに別の例を示 す図3と同様の図である。
図9は、図1のIX−IX線断面図で、本発明の送風機ホイール羽根の別の例を 示す図である。
図10は、図1のX−X線断面図で、本発明の送風機ホイール羽根のさらに別の 例を示す図である。
ここに示す例は、産業用または民間用建物の空調システムや換気システムなどで 用いられる遠心送風機に関するものである。
この種の遠心送風機は、入口管(2)と出口管(3)(図2)を有するスパイラ ル・ケーシング(1)(図1)を具備している。スパイラル・ケーシング(1) のチャンバー(4)は、支持ディスク(6)(図1)と上蓋ディスク(7)から 構成される送風機ホイール(5)を収容し、その間の周辺部に羽根(8)があっ て、送風機ホイール(5)内部で、チャンバー(9)(図2)を、また羽根(8 a)の間で溝を形成している。支持ディスク(6)は、駆動シャフト(11)( 図面には示されていない。)上のハブ(10)(図1)によって、しっかり固定 されている。
送風機ホイールの相対幅、すなわち、羽根(8)の出口端部を通過する円の直径 D2に対する、羽根(8)の出口端部での送風機ホイール(5)の幅(b2)の 比は、実施例では0.25である。
羽根(8)の側面(12)(図3)の1つ以上、また本発明の実施例では、すべ ての羽根(8)は、シート材料でできている。その結果、各羽根(8)の両側面 (12)は、送風機ホイール(5)の軸(01−Ol)に垂直な面による断面に おいて、送風機ホイール(5)の軸(0+ Ox)上に中心(0,)を有し、ま たこの中心(0いに最も近い曲線部(13)の点(15)を通過して、羽根(8 )の人口角(β、)を形成する円(14)と共に、曲線部(13)(図4)を形 成している。
羽根(8)の入口角(β1)は、支持ディスク(6)から上蓋ディスク7に向か う方向において、送風機ホイール(5)の幅(b、)に沿って増大していく。
本実施例では、支持ディスク(6)の羽根(8)の入口角(β°、)(図15) は約15°であり、上蓋ディスク(7)の羽根(8)の大口角(β”、)は約2 1°である。
羽根(8)の出口角(β、)(図4)も、同じ要領で決定される。各羽根(8) の出口角(β、)も、支持ディスク(6)から上蓋ディスク(7)に向かう方向 において、送風機ホイール(5)の幅(b2)に沿って増大する。この特定の例 では、支持ディスク(6)の羽根出口角(β゛、)(図5)は約32°であり、 上蓋ディスク(7)の羽根出口角(β°、)は約35°である。
羽根(8)の各曲線状側面(12)(図3)は、展開可能面であり、本実施例で は円筒状である。この側面(12)の母線(16)は、送風機ホイール(5)の 軸(01−0、)に垂直な平面に対して、45°から85°まで変化する角度( α)で傾斜している。本実施例では、角度(α)は78゛であり、送風機ホイー ル(5)の軸(0゜−〇、)に垂直な面とは支持ディスク(6)の平面である。
支持ディスク(6)の面上の少なくとも1つ以上の母線(16)(本実現形式で は1つだけ)の投影(17)は、この面の曲線部(13)の接線になっている。
支持ディスク(6)の平面と羽根(8)の側面(12)が交差して形成される曲 線部(13)は、円(19)の弧(18)(図6)である。
円(19)の孤(18)の形状は、羽根(8)の出口端部(23)と入口端部( 24)を通過する円(21)、(22)の直径(D、)、(D、)の平方の差に 対する、上記の弧(18)の弦(20)の長さ11の平方の比が、0.2〜0. 25の範囲内にあるようになっている。実施例では、この割合は0.21である 。
羽根(8)を、他の形式とすることも可能である。送風機の運転条件により、送 風機ホイール(5)の周辺速度が70m/秒以上になる場合には、羽根(8)を 翼形とする。かかる羽根(8)を図7に示す。
遠心送風機の運転条件により、送風機ホイール(5)の相対幅が0. 2より小 さくなるような場合には、1つ以上の側面(12)が円錐状である羽根(8)を 用いて、送風機の空力パラメータを高めることができる。他の点では、送風機の 設計は、円筒状の羽根が付いた送風機の場合と同じである。羽根(8)のこの例 については、図8に示す。
また、遠心送風機の基本的技術要件としての効率が高い値であれば、図9の羽根 (8)の全体圧力は、側面(12)が支持ディスク(6)の平面と交差する際に 、羽根(8)の入口端部(24)側の円(26)の弧(25)が、羽根(8)の 出口端部(23)側の直線(28)の線分(27)と接合しているような、曲線 部(13)を形成するように構成される。かかる曲線部(13)の形状は、羽根 (8)の出口端部(23)と入口端部(24)を通過する円(21)、(22) の(Dl)、(D2)の平方の差に対する端部間の距離1.の平方の比が、0. 15〜0.22の範囲になるようにする。実施例では、この割合は0.19であ る。この羽根(8)の例は、側面(12)が円筒および円錐形状の場合に可能で あることに留意されたい。
遠心送風機の性能の範囲を広げるために、図10の羽根(8)は、直線(28) の線分(27)と接合した円(26)の弧(25)の形状となっている。支持デ ィスク(6)の直径(D3)に対する、羽根(8)の出口端部(23)を通過す る円(21)の直径(D2)の比は、0. 9〜1.1の範囲にある。図10に 示した例では、上記の比は1,05とされる。
この遠心送風機は、次のように機能する。
駆動シャフト(11)(図面には示されない)が回転すると、スパイラル・ケー シング(1)のチャンバー(4)に収容された、送風機ホイール(5)のハブ( 10)によってシャフト(11)にしっかりと固定された支持ディスク(6)を 介して、その回転が伝えられる。
送風機ホイール(5)が矢印(A)(図2)方向に回転すると、気体は、送風機 ホイール(5)のチャンバー(9)内で、入口管(2)を通じて、矢印(B)( 図1)で示された軸方向に移動し、ここで、羽根(8)の入口端部(24)付近 の真空の作用を受けて、方向を軸方向から回転方向に変え、送風機ホイール(5 )の羽根(8)まで移動する。
気体流が90”回転すると、羽根(8)の入口端部(24)に沿って速度の不均 等が生じる。この不均等によって、上蓋ディスク(7)での羽根(8)の周囲を 流れる気体は、支持ディスク(6)でよりも高速になる。
送風機ホイール(5)の軸(01−01)に垂直な面に対して、角度(α)で、 羽根(8)の側面(12)の母線(16)の傾斜によって、支持ディスク(6) から上蓋ディスク(7)に向かう方向に、送風機ホイール(5)の幅(b、)を 横切る羽根(8)の入口角(β、)が増大することによって、気体流は、送風機 ホイール(5)の幅(bl)全体を通じて送風機ホイール(5)へ流入する際の 、圧力損失を減する最適な入射角で、羽根(8)まで移動する。
気体が、送風機ホイール(5)の羽根(8a)間にある溝を通じてさらに移動す ると、気体は、シャフト(11)、ハブ(10)、支持ディスク(6)、羽根( 8)などを通じて、連続的に駆動軸からエネルギーを受け取り、送風機によって 発達させられた全体圧力を結集する。
これにより、実際上羽根(8a)間にある溝中の気体流分離域が発達する条件が なくなり、送風機ホイール(5)の幅(bl)を横切って羽根(8)の均一な負 荷が確保され、上蓋ディスク(7)において、2次流の強さが最小限になる。
次に気体は、スパイラル・ケーシング(1)のチャンバー(4)に流れ込み、こ こで、送風機ホイール(5)を去った気体流の動的圧力の一部が、静的圧力に変 換される。さらに、この気体流は、図2の矢印(C)が示す方向に、出口管(3 )を通じて送風機から出る。
送風機ホイール(5)の出口部で速度域が均一になると、スパイラルケーシング (1)のチャンバー(4)の圧力損失は減少する。これらのすべての要因から、 送風機によって与えられた全体圧力とその効率が増大する。
側面(12)に上述した形状の羽根(8)を備える遠心送風機であれば、どれも 同じ原理で機能する。
本発明の遠心送風機の(15)の実施態様の要約を、表1に示す。
ここで: Z = 送風機ホイール(5)の羽根(8)の数bi = 羽根(8)の出口端 部(24)の送風機ホイール(5)の幅り、= 送風機ホイール(5)の羽根( 8)の出口端部(24)を通過する円(22)の直径 Dz= 送風機ホイール(5)の羽根(8)の出口端部(23)を通過する円( 21)の直径 り、= 送風機ホイール(5)の支持ディスク(6)の直径α = 送風機ホイ ール(5)の軸(0,−0,)に垂直な面に対する各羽根(8)の側面(12) の母線(16)の傾斜角β°1= 送風機ホイール(5)の支持ディスク(6) の羽根(8)の入口角β“1= 送風機ホイール(5)の上蓋ディスク(7)の 羽根(8)の入口角β°2= 送風機ホイール(5)の支持ディスク(6)の羽 根(8)の出口角β”2; 送風機ホイール(5)の上蓋ディスク(7)の羽根 (8)の出口角1、= 羽根(8)の側面(12)が支持ディスク(6)の平面 と交わるときに作られる円(19)の弧(18)の弦(20)の長さL = 羽 根(8)の側面(12)が支持ディスク(6)の平面と交差し、また羽根(8) の出口端部(23)側の直線(28)の線分(27)と接合した円(26)の弧 (25)を、羽根(8)の入口端部(24)側で形成するようなときに作られる 曲線部(13)の端部間の距離Q = 遠心送風機の気体容積流量率 Pv = 遠心送風機によって発生される全体圧力η = 遠心送風機の効率 送風機ホイール速度は1450rpmであり、直径り、はD!=0.63mであ る。
実施様態 羽根佃1面と Z α β°、βτ βt β;番号 翼の形状 個  度 度 度 度 度2 円筒状羽根の側面、 10 81 15 20 30  323 円弧状羽根の翼 12 81 15 20 30 327 円筒状羽 根の側面、 13 75 13 20 40 408 直線区間と接合した 1 2 75 13 20 40 409 円弧状羽根の翼 12 78 15 2 1 47 4713 円錐状羽根の側面、 12 50 15 31 32 3 814 円弧状羽根の翼 12 60 13 25 29 33表1(続き) 一一一 −が/s Pa % 1 0.25 0.250 − 1.0 2.89 1015 842 0.2 5 0.226 − 1.0 2.95 1043 843 0.25 0.2 26 − 1.0 3.06 1084 854 0.25 0.210 −  1.0 3.28 1119 855 0.25 0.206 − 1.0 3 .13 1089 846 0.25 − 0.190 1.0 3.28 1 200 867 0.25 − 0.200 1.0 3.15 1210 8 38 0.25 − 0.200 1.0 3.11 1200 849 0. 25 − 0.204 1.1 3.27 1744 8310 0.25 −  0.200 1.05 3.28 1483 8411 0.25 − 0. 180 0.95 2.81 1105 8512 0.25 − 0.170  0.9 2.61 839 8213 0.16 0.210 − 1.0  2.53 1120 8314 0.15 0.250 − 1.0 2.14  1030 8415 0.15 0.250 − 1.0 2.03 100 5 83産業上の利用性 本発明は、換気システムや空調システムで探用される中/高速遠心送風機におい て、最も効果的に適用しうる。
− f’FJ、7 FFJ、コ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.間に羽根(8)をしっかりと固定した支持ディスクと上蓋ディスク(6)、 (7)を備えるホイール(5)を、スパイラル・ケーシング(1)に収納してな り、各羽根(8)の側面(12)の1つ以上は曲面を有し、送風機ホイール(5 )の軸(O1−01)に垂直な面における断面において、曲線部(13)となっ ており、この曲線(13)は、ホイール(5)の軸(O1−O1)に中心(O2 )を有し、またこの中心(O2)に最も近い曲線部(13)の点(15)を通過 する円周(14)によって、羽根(8)の入口角(β1)を形成し、羽根(8) の上記の入口角(β1)は、支持ディスク(6)から上蓋ディスク(7)に向か う方向において、ホイール(5)の幅(b1)を横切って増大しており、羽根( 8)の側面(12)は、ホイール(5)の軸(O1−O1)に垂直な面に対して 45°〜85°の範囲の角度(α)で傾斜した母線(16)を有する線形の展開 可能面にほぼなっており、また送風機ホイール(5)の軸(O1−O1)に垂直 な面上の母線(16)の1つ以上の投影(17)が、この面の曲線部(13)の 接線になっていることを特徴とする遠心送風機。 2.線形展開可能面が円筒状面であることを特徴とする請求項1記載の遠心送風 機。 3.線形展開可能面が、おおむね円錐状面であることを特徴とする請求項1記載 の遠心送風機。 4.支持ディスク(6)の平面と羽根(8)の横面(12)とが交差して形成さ れた曲線部(13)が、実質的に円(19)の弧(18)となり、羽根(8)の 出口端部(23)と入力端部(24)を通過する円(21)、(22)の直径( D2)、(D1)の平方の差に対する弦(20)の長さ(l1)の平方の比が、 0.2〜0.25の範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の遠心送風機。 5.支持ディスク(6)の平面が、羽根(8)の側面(12)と交差して形成さ れた曲線部(13)が、実質的に入力端部(24)側の円(26)の弧(25) になっており、上記の弧が、羽根(8)の出口端部(23)側で直線(28)の 部分(27)と接合しており、また羽根(8)の出口端部(23)および入口端 部(24)を通過する円(21)、(22)の直径(D2)、(D1)の平方の 差に対する曲線の上記曲線部(13)の端部(29)の差(l2)の平方の比が 、0.15〜0.22の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の遠心送風機 。 6.支持ディスク(6)の直径(D3)に対する、羽根(8)の出口端部(23 )を通過する円(21)の直径( D2)の比が、0.9〜1.1の範囲内にあることを特徴とする請求項5記載の 遠心送風機。
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