JPH05505315A - コンドーム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 コンドーム 現在販売量か最大のコンドームは、一端が閉止、他端が開放され、全長に亘って 直径が一定のシースを備えている。閉止端を延長させて小径の乳頭状の奥端を形 成してもよい。開放端において下向きの延長部を含み、この延長部が使用者の陰 のうを受け入れる袋体を形成するようにしたコンドームが提案されている。この 延長型のものは、本発明の知る限り、市販されていなく、又は、大量には市販さ れていない。その主な理由は、この種のコンドームは、製造、梱包及び使用か困 難であると共に、使用中に応力を発生して破裂することか多いことによる。

本発明の目的は、陰のうを包みこみ、製造、梱包及び使用が容易であり、前記の ように破裂するおそれのないコンドームを提供することにある。

この目的は、本発明によれば、一端が開放され他端が閉止されているシースを有 し、該シースは、一定の直径の円筒状部分を含み、該円筒状部分は該シースの閉 止端から開放端に向かって延長されているコンドームであって、一定の直径のリ ングの直径は、該大径の部分よりも小径とし、該大径の部分は、該円筒状部分及 び弾性リングと同軸的であって、使用時に、使用者の陰のうとこの陰のうと直径 上に向かい合う領域とを包みこむための袋体を形成し、該領域は、ひだ状となる ことによって、恥骨に隣接して円周上に延長する一連の突条を形成し、これらの 突条かペニスからの血流を抑制すると共に女性に刺激を与えることを特徴とする コンドームか提供される。

好ましい実施態様によれば、大径の部分は、弾性リングに続くように形成される 。しかし弾性リングと大径の部分との間に一定の直径の別の部分を形成しても良 い。この別の部分は、大径の部分よりも小径とする。一定の直径の部分と別の部 分とは同径とすることができる。

別の好ましい態様によれば、大径の部分は、はぼ半径状の袋体を形成し、該袋体 は一側において、前記一定の直径の部分に合一され、他側において狭められて弾 性リングに続くようにする。更に別の好ましい態様によれば、前記大径の部分は 、円筒状の中心部と、一定の直径の部分に平滑に合一される第一端部と、弾性リ ングの直径まで直径が減少する第２端部とを備えている。

一定の直径の円筒状部分の閉止端を延長させて乳頭状の突端を形成してもよい本 発明を更に理解し、どのような効果を発するのか次の図面を参照しながら実施例 を挙げる。

図１は、本発明によるコンドームの一実施例を示す側面図である。

図２は、図１のコンドームの使用状態を示す側面図である。

図３は、本発明によるコンドームの別の実施例を示す側面図である。

図４は、本発明のコンドームの更に別の実施例を示す部分的な側面図である。

最初に図１を参照して、図示のコンドームは、全体か符号ＩＯによって示され、 シースを有し、このシースの一端即ち図において右側端は、はぼ半球状の壁部１ ４によって閉ざされ、他端は開放されている。開放端は符号１６によって示され ている。コンドームＩＯは、コンドームの製造において慣用されている任意の材 料を用いて製造される。

シース１２は、一定の直径の部分１８を有し、この部分１８は、半球状の壁部１ ４から開放端１６に向かって延長されている。一定の直径の部分１８と開放端１ ６との間には、大径の部分２０かある。大径の部分２０は、一定の直径の部分１ ８と同様に、円形の断面をもち、これらは互いに同軸的とされている。図１の実 施例によれば、大径の部分２０は、はぼ半球状の袋体を形成しており、大径の部 分２０に近接して、開放端１６を囲むように、保持リング２３か配設されている 。

一定の直径の部分１８は、−例として、長さ２０５ｍｍ、扁平にした時の幅を５ ０ｍｍとすることができる。これは、円筒状に膨張させるか伸長させてはいない 状態において、部分１８の直径は３２ｍｍ、部分２０の直径は４８ｍｍであるこ とを意味している。

図２を参照すると、使用者のペニスの長さの主要部は部分１８に収容される。

部分２０は恥骨に近接したペニスの部分を受け入れると共に陰のうを受け入れる 袋体を形成している。部分１８．２０は、同心的なため、コンドーム１０を嵌め る際に部分２０を後下方に引っ張ることになり、それによって、直径に向かい合 う部分２０の上部は、図２に示すように、ひだ状となり、一連の突条２４を形成 する。突条２４は一般に互いに平行であり、部分２０の円周の約１８０°に亘っ て延長している。突条２４は、ペニスの頂面を横断する個所で最大の高さとなり 、そこから高さが減少し、図２に示すように消失している。これらの突条２４と 、四国に近接した自然の溝に嵌合するリング２２とは、ペニスの頂面に沿った皿 部を通ってペニスから流出する血液流を制限する。ペニスの下方には突条２４は なく、リングか２２は、ペニスへの血流を制限するに足りる絞り作用はもたない 。これによって勃起を増進すると共に、女性に刺激を与える。

図３の実施例によれば、閉止端側の部分１８の延長部分を形成する乳頭状の突端 ２６と、保持リング２２と部分２０との間の円筒状部分２８とか配されている。

この部分２８は、部分１８より大径でも小径でもよいか、好ましくは、部分１８ と同径とする。明らかなように、突部２６は、図１のコンドーム１０に組み込ん でも良い。

図４の実施例によるコンドームは大径の部分２０．１が、図１の大径の部分２０ に比へて長めとなっており、それによって、はぼ円筒状の中心部と、部分１８に 平滑に合一している端部とか形成される。図４のコンドームの全長は図１のコン ドーム１０の全長に比べて少し増大させることかできる。

Ｃ４ 国際調査報告 国際調査報告 ＰＣＴ／ＧＢ　９０１０１６２６ ＳＡ　４１４６６

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. １．一端が開放され他端が閉止されているシースを有し、該シースは、一定の直 径の円筒状部分を含み、該円筒状部分は該シースの閉止端から開放端に向かって 延長され、該開放端を囲むように弾性リングが配置されているコンドームであっ て、一定の直径の円筒状部分（１８）と該開放端との間に、該円筒状部分（１８ ）よりも大径の部分（２０、２０．１）があり、弾性リング（２２）の直径は、 大径の部分（２０、２０．１）よりも小径とし、大径の部分（２０、２０．１） は、円筒状部分（１８）及び弾性リング（２２）と同軸的であって、使用時に、 使用者の陰のうとこの陰のうと直径上に向かい合う領域とを包みこむための袋体 を形成し、該領域は、ひだ伏になることによって、恥骨に隣接して円周上に延長 する一連の突条（２４）を形成し、これらの突条（２４）がペニスからの血流を 抑制すると共に女性に刺激を与えることを特徴とするコンドーム。
2. ２．大径の部分（２０）を弾性リング（２２）に続くように形成したことを特徴 とする請求項１記載のコンドーム。
3. ３．弾性リング（２２）と大径の部分（２０、２０．１）との間に別の一定の直 径の部分（２８）を形成し、この部分（２８）の直径は大径の部分（２０、２０ ．１）の直径よりも大としたことを特徴とする請求項１記載のコンドーム。
4. ４．大径の部分（１８）及び別の一定の直径の部分（２８）を周径としたことを 特徴とする請求項１乃至２記載のコンドーム。
5. ５．大径の部分（２０）がほぼ半球状の袋体を形成し、該袋体が一側において前 記一定の直径の部分（１８）に合一され、他側において狭められて弾性リング（ ２２）に続くようにしたことを特徴とする請求項１乃至２記載のコンドーム。
6. ６．大径の部分（２０．１）が、ほぼ円筒状の中心部と、一定の直径の部分に平 滑に合一される第１端部と、弾性リング（２２）の直径まで直径が減少する第２ 端部とを有する請求項２乃至５のいずれか１項記載のコンドーム。
7. ７．一定の直径の円筒状部分（１８）の閉止端を延長させて乳頭状の突端（２６ ）を形成したことを特徴とする請求項１乃至６記載のコンドーム。