JPH05503588A - 光ファイバの相互接続装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 前記定心手段（３７）は前記の両側の受器手段（５５）を通して延在するように 配置されることを特徴とする請求項１に記載の接続装置。

１０、　受器（１１）は、両側がら２つの相互接続される挿入手段（１２）を同 軸的に受けるために両側の受器点を備え、 また前記の各受器点は定心スリーブ（３７）の円錐形に対応する円錐形を有する ように形成されることを特徴とする請求項７に記載の接続装置。

Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ　Ｂｕｌｌｅｔｉｎ、　Ｖｏｌ、２１．Ｎｏ、５．１９７ ８．１０月）にお光ファイバの相互接続装置 本発明は、軸方向に相互に対向するように配置された光ファイバの端部を相互に 接続するため、前記端部を相互に放射方向および軸方向に定心させるために少な くとも１つの定心手段と協働するように設計された挿入手段および受器手段を含 む接続装置に関するものである。

発明の背景 この数年間に、光ファイバの末端を相互に軸方向に正確に対向配置するようにし て光ファイバを相互に接続する接続装置が開発されている。このような接続装置 の一例はスエーデン特許第４２６，８８２号に記載されている。光ファイバの末 端を相互に接続する場合の問題点は、その直径が小さい事であり、その直径は１ ミリメートルの１／１０乃至は数１／１０であり、またその光学コアは１０乃至 ５０μｍの直径を有する。１ミリメートルの１／１０００乃至は数１７１０００ のファイバケーブルの末端部の偏心は大きな偏角を生じ、これによって損失が急 激に増大する。従って、接続装置の公差について非常に高い要求が加えられ、そ の結果として複雑な製造装置と高価な製造コストをもたらす。

公知の光フアイバ接続装置（ＩＢＭ　Ｔｅｃｈｎｉｃａｌいては、ファイバが円 錐形の案内部材の中に配置された３本の軸方向ロッドによって案内されまた固定 され、この案内部材が放射方向みぞ穴を有する。この案内部材は対応の円錐部を 有する受器手段の中に挿入され、これによって案内部材がキャップナツトによっ て受器手段の中に圧入される。案内部材の後部の円錐部分が中実環状部材の上を 通過させられるので、案内部材を受器手段の中に入れる場合、円錐形部分の前部 のみが圧縮される。これは光ファイバがその前端においてのみ案内され固定され る事を意味する。案内部材の中に（れより大きな光フアイバ部分を固定するため に締め付は圧力を増大すれば、案内部材の末端における圧縮応力が非常に大きく なってファイバが圧潰されるであろう。

西ドイツ特許公報節２７．５７，２１５号において開示された接ｖｃ装置におい ては、多数のロッドがみぞ穴付きサークリップによって包囲され、このサークリ ップの機能はロッドを相互に集合させて受器手段を成し、その中に両端から接続 ビンを挿入するにある。一方の接続ビンの中の光ファイバの直径が他方の接続ビ ンの中の光ファイバの直径より大または小であれば、一方の接続ビンのみが受器 の中に固定され、他方の接続ビンは一方の接続ビンに対して偏心位置をとる。

本発明の目的および最も本質的な特徴 本発明の目的は前記の型の光ファイバの接続装置において、この装置によれば、 ａ）非常に簡単な手段によって光ファイバの末端の確実なまた非常に正確な定心 を実施し、 ｂ）相異なる直径の光ファイバの末端部分を相互に正確に同軸位置に対向して接 続する事ができ、Ｃ）光ファイバを接続装置に接続する際に変形されないように 成し、 ｄ）光ファイバと挿入手段との接続、および挿入手段と受器手段との接続が特殊 の工具、接着継手または成形継手を使用する事な〈実施する事ができる。

前記の課題は、本発明によれば前記定心手段が断面において閉鎖されたスリーブ から成り、前記スリーブは、その長手力に延在する定心軸状の内側案内要素と、 同様にスリーブの長手力に延在するリッジ状の外側案内要素とを備え、前記リッ ジ状外側案内要素は前記定心軸に接続されこの定心軸をスリーブの軸線の方向に または軸線から離間する方向に放射方向に弾発させるように設計されている接続 装置によって達成される。

図面の説明 以下本発明を付図について詳細に説明する。

第１図は本発明による接続装置の中に含まれる挿入手段の断面図、 第２図は第１図の■−■線に沿った断面図、第３図は第１の■−■線に沿った断 面図、第４図、第５図および第６図は定心手段の３実施態様の斜視図 第７図は本発明による接続装置の中に使用される受器手段の断面図、 第８図は本発明による挿入手段と受器手段とを含む接続装置の断面図、 第９図は第８図のＩＸ−ＩＸ線に沿った断面図、第１０図は一体的に定心手段を 備えた受器手段の断面図、 第１１図は第１０図のＸｌ−Ｘ１線に沿った断面図、第１２図は本発明による変 形接続装置の断面図、第１３図は第１２図の接続装置の中に使用される定心手段 の平面図、 第１４図は第１３図のｘ＋ｖ−ｘｔｖ線に沿ってとられた断面図である。

発明の詳細な説明 ２本の光ファイバの末端を接続するための本発明の接続装置は受器手段１１と２ 個の挿入手段１２とから成る。

前記の挿入手段１２に対してそれぞれ１本の光ファイバが軸方向に配列され、ま たこの挿入手段１２は受器手段ユ１に対して接続可能である。

第１図に図示の挿入手段１２はプラグ１３を含み、このプラグはその先端部にＹ 形断面の軸方向チャンネル１５を備えている。チャンネル１５は、これに対して 同軸の中心通り孔に移行し、この通り孔は小径の第１部分１６と、いくぶん大径 の第２部分１７と、挿入手段の後端部分８の中に配置された相当大径の部分１９ とから成る。

Ｙ形断面のチャンネル１５はその断面の延長部分において放射方向みぞ穴２０に 接続している。みぞ穴２０の底部２１は円錐形を成し、すなわち底部２１はチャ ンネル部材から上方にランプ状に傾斜し、その最大深さはチャンネル１５に最も 近接している。底部２１には、フック状凹部２２が備えられている。またプラグ １３はショルダ２３を形成され、このショルダ２３がキャップナツト２４に対し てストッパ面を成す。

図８から明かなように、光フアイバケーブル２５を受けるための孔が備えられ、 このケーブルの歪取り外装２６がケーブルの上に露出され反転され、またケーブ ルは締め付はスリーブ２７によって締め付けられている。

中央孔１７の中にケーブルカバーから離脱した第２保護外装２８が配置され、ま た最小孔１６まで第１保護外装２９が延在している。完全に露出された光ファイ バ３０が孔１６の中に通され、このファイバは挿入手段１２の接続ビン３２によ って定心され固定され、図示の実施態様の前記の接続ピン３２は相互に接触させ られた円形断面の３本の円筒形ロッド３３から成り、従ってこれらのロッド３３ は相互間に光ファイバ３０を受けるための中心みぞ穴またはチャンネル３４を形 成している。ロッド３３の約１／３はプラグ１３の外側に配置され、中央の１／ ３はＹ形チャンネル１５の中に配置されるが、最後の１／３は、取り付けに際し てみぞ穴２０の円錐形底部２１に沿って滑動するように成された平滑面３５を備 える。平滑面３５の中にリップ３６が備えられ、このリップがみぞ穴２０の底面 ２１のフック状凹部２２と協働する。みぞ穴底部２１の円錐度は、ロッド３２が Ｙ型チャンネル１５を通してプラグ１３の中に挿入される際に外側に弾発されて カンチレバーとして作用するように選定される。この場合、平滑面３５を有する ロッドの後端部分がカンチレバーの一部を成し、ロッドの円筒形部分がカンチレ バー他方の部分を成す。従って光ファイバ３０を相互間に配置したロッド部分に おいて、みぞ穴２０の円錐形底面２１は相互に放射方向内向き力を加え、この力 かロッド間に光ファイバを効果的に案内しまた固定する。ロッド３３の外部に突 出した光ファイバ３０の部分は切断され、切断面が研摩される。

光フアイバケーブルを挿入手段１２の中に取り付けるには、まずケーブルから第 １保１外装と第２保護外装とをはぎ取る。光ファイバ３０が露出された時に、こ の光ファイバを孔１６の中に通し、つぎにロッド３３の間に形成されたみぞ穴ま たはチャンネル３４の中に配置する。

光ファイバ３０はみぞ穴３４の中において、ロッド２２のリップ３６を備えた平 滑面３５がフック２２の背後に嵌着する事によって固定される。ケーブル２５の カバーは孔１９の中において締め付はスリーブ１７によって締め付けられる。こ のようにして簡単な挿入手段が得られ、光ファイバは正確に定心され、ロッド３ ３に対して同軸に配向される。そこでつぎの目的は、このような２つの挿入手段 を相互に定心し、それらの接続ビンが相互に正確に配置されまた序文に記載の精 度が達成されるような小さい公差を得るにある。この目的は、定心手段３７によ って解決された。この定心手段はスリーブ３８から成り、このスリーブは放射方 向弾性定心軸の形の内部案内要素３９を備え、この場合これらの案内要素３９の 弾性はこれらの要素に連結された外部案内要素４０によって得られる。これらの 外部案内要素４０は第９図に図示のように外側の軸方向折り曲げ縁、リッジなど の形を成し、その折り曲げ縁４１は定心手段の外側接触面を成す。定心軸３９に よって画成されるスペースは接続ビン３２の外側限界より少し小さいので、ビン ３２が前記のスリーブ３８の中に導入された時に定心軸３９は放射方向に少し押 圧される。このような拡張を接触ビン３２の挿入されたスリーブ部分にのみ限定 するため、スリーブ３８は周方向みそ穴４２を備える事ができる（第４図および 第５図）。

スリーブ３８は、第４図、第５図および第６図に図示のように、接続ビン３２の 種々の形状およびサイズ、またこの接続ビン３２の中に収容されるロッド３３の 数に対応するように種々の形状を与える事ができる。

第７図乃至第９図に図示の受器手段１１はその外側にネジ山５２を備え、このネ ジ山５２は挿入手段１２のスリーブナツト２４の内側ネジ山５３に嵌合する。従 って受器手段１１の両端にそれぞれスリーブナツト２４を使用して挿入される２ つの挿入手段１２は受器手段１１に対して固定され、この場合、挿入手段１２の 前端部分４４は、この前端部分と受器１１の前端または後端の対応の凹部４５と の協働作用によって案内される。

受器手段１１は２つの部材から成り、各部材はそれぞれフランジ５４を備え、こ れらのフランジ５４が受器の組立状態において相互に対向配置される。各受器部 材のフランジ５４を備えた末端に、凹部４５と同軸に配置された中央凹部５５と 、これらの凹部５４と５５を相互に連結する孔５６とが備えられている。中央四 部５５の中に定心手段３７が配置され、この場合円筒形凹部５５の内径は定心手 段３７の外径に対応する。凹部５５の長さは主として定心手段３７の長さに対応 するので、定心手段３７はその定位置に固定される。

第１０図と第１１図に図示の実施態様は受器手段１１と定心手段３７が例えば押 し出し成形によって弾性材料の一体部品として製造される点が前記の実施態様と 相違する。スリーブ３８の外側案内要素は、受器手段の円形断面の円筒形内側面 と固く連結されている。スリーブ３８は３個またはその他の奇数の定心軸３９に よって構成され、これらの定心軸３９か放射方向フランジ４３によって前記の受 器手段の円筒形内側面に対して連結される。

本発明による連結装置の他の実施態様を第１２図乃至第１４図に示す。この実施 態様における定心手段３７は円錐形スリーブ４７から成り、このスリーブは材料 の一部を削減して形成された軸方向部分４９から成る弾性セクター４８を備える 。この実施例においてはスリーブ４７の内側面が定心手段３７の案内面３９を成 し、また外側案内面４０は、弾性セクター４８の間の外側面部分によって構成さ れる。受器１１は、定心手段３７の円錐度に対応する円錐形受座５０を備える。

円錐形スリーブ４７の内側面は接続ビン３２の外側面の形状に従って形成される 。この接続ビン３２は第１２図においては円筒形である。挿入手段１２の接続ビ ン３２は外周フランジ５１を備え、このフランジは円錐形スリーブ４７の一方の 端面が当接するンヨルダを成す。スリーブナツト２４によって、スリーブ４７が 受器１１の円錐形受座５０に対して圧着され、従ってスリーブ４７はその全長に 沿つて挿入手段１２の接続ビン３２の周囲に配置され、この接続ビンをスリーブ ４７の中心に定心する。スリーブ４７か円錐形受座５０に対して圧着される際に 、スリーブ４７の薄い部分４つが外側に向かって膨張する。これは第１３図にお いて破線によって示されている。従ってスリーブ４７の内側限界が挿入手段１２ の直径に適合する事ができる。挿入手段１２の公差は一般に２−３μｍ以下であ るので、スリーブ４７の比較的小さい変形が生じる。挿入手段１２はその全長に 沿って、スリーブ４７の円錐度に対して例えば３μｍの精度をもって対応するよ うに研削される。スリーブナツト２４の一定の締め付はモーメントにおいて、第 １２図に図示のように光ファイバは軸方向に正確な位置に入り、このようにして 種々の直径の挿入手段を定心させる事が可能になる。定心手段３７は種々の直径 に適合させられるが、同一受器を使用する事ができる。これは、市販の種々のシ ステムの中に種々の直径の挿入手段１２を接続できる事を意味する。

ＦＩＧ、８　ＦＩＧ、９ 国際調査報告 国際調査報告 ＩＧＢ−＾−２１１９９４８８３−１１−２３Ｎ０ＩＩＥ　ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．軸方向に相互に対向するように配置された光ファイバ（３０）の端部を相互 に接続するため、前記端部を相互に放射方向および軸方向に定心させるよため少 なくとも１つの定心手段（３７）と協働するように設計された挿入手段（１２） および受器手段（１１）を含む接続装置において、 前記定心手段（３７）が断面において閉鎖されたスリーブ（３８）から成り、前 記スリーブ（３８）は、その長手方に延在する定心軸状の内側案内要素（３９） と、同様にスリーブの長手方に延在するリッジ状の外側案内要素（４０）とを備 え、前記リッジ状外側案内要素（４０）は定心軸（３９）に接続されこの定心軸 （３９）をスリーブの軸線の方向にまたは軸線から離間する方向に放射方向に弾 発させるように設計されている事を特徴とする接続装置。 ２．前記外側および内側案内要素（３９、４０）は挿入手段（１２）の接続ピン （３２）の外側限界面に対して、また受器手段（１１）の内側限界面に対して実 質的に平行であることを特徴とする請求項１に記載の接続装置。 ３．挿入手段（１２）は少なくとも３本の円筒形ロッド（３３）を含み、これら のロッド（３３）はその中間に光ファイバ（３０）を受けるための中心チャンネ ル（３４）を画成し、また前記ロッド（３３）は、その内端部分が挿入手段（１ ２）の保持手段（１３）の中に固着されその外端部分が前記保持手段の外部にあ って接続ピン（３２）を成し、このピン（３２）は定心手段（３７）の弾性定心 軸（３９）と協働し、また前記ロッド（３３）を挿入手段（１２）の軸線に向か って同時的に圧縮する際に、前記接続ピン（３２）の取付け端部が放射方向外側 に折り曲げられてそれぞれの位置に保持されることを特徴とする請求項１に記載 の接続装置。 ４．ロッド（３３）の取付け端部は少なくとも１つの放射方向突出手段（３６） を形成され、この手段（３６）が挿入手段（１２）の対応手段（２２）と協働し てロッド（３３）を軸方向にロックすることを特徴とする請求項３に記載の接続 装置。 ５．ロッド（３３）はカンチレバーとして形成され、このカンチレバーの一方の アームがロッド（３３）の取付け端部を成し、この取付け端部が平滑面（３５） を備え、この平滑面（３５）が挿入手段（１２）の対応の円錐形案内面（２１） と協働するように成され、また前記案内面（２１）はロッド（３３）の前記取付 け端部を放射方向外側に押圧するように設計され、このようにして挿入手段（１ ２）の接続ピン（３２）から成る外端部分が放射方向に相互に接触するように押 圧されることを特徴とする請求項３に記載の接続装置。 ６．定心手段（３７）の弾性部分は軸方向折り曲げ縁部材（４０）、リッジまた は類似物から成り、各折り曲げ縁部材（４０）は外側弾性定心軸を成し、その折 り曲げられた縁部分（４１）が定心手段（３７）の外側案内面の一部を成し、 また前記折り曲げ縁部材（４０）の間の部分が定心手段（３７）の内側案内／定 心面（３９）を成すことを特徴とする請求項２に記載の接続装置。 ７．定心手段（３７）は円錐形スリーブ（４７）から成り、その弾性セクター（ ４８）は材料を削減された軸方向部分（４８）から成り、この軸方向部分（４８ ）は弾性的に変形可能また／あるいは断面湾曲性であって、折り曲げられまたは その他弾性的に変形自在であることを特徴とする請求項２に記載の接続装置。 ８．定心手段（３７）はスリーブ（３８）から成り、その内部にロッド数に対応 する軸方向定心面（３９）を備え、これらの定心面（３９）の湾曲部分（４６） が放射方向フランジ（４３）を介してスリーブ（３８）に連結されていることを 特徴とする請求項２に記載の接続装置。 ９．受器（１１）は、両側から２つの挿入手段（１２）を同軸的に受けるために 両側の受器手段（５５）を備え、 前記定心手段（３７）は前記の両側の受器手段（５５）を通して延在するように 配置されることを特徴とする請求項１に記載の接続装置。 １０．受器（１１）は、両側から２つの相互接続される挿入手段（１２）を同軸 的に受けるために両側の受器点を備え、 また前記の各受器点は定心スリーブ（３７）の円錐形に対応する円錐形を有する ように形成されることを特徴とする請求項７に記載の接続装置。