JPH05503239A - 膨縮自在のシールを備えた尿制御器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 膨縮自在のシールを備えた尿制御器 又■且１ 本出願は、１９８９年２月９日に出願された「尿制御器及びその使用方法」と題 する本出願人の米国特許願第０７／３０７，９９２号の一部継続出願である。

失禁は、老人を含む多くの人の問題である。失禁を処置するための現行の解決法 、例えばフオレ一式カテーテルを用いる方法は、しばしば尿道感染を起こす。こ の方法には尿を入れるための袋を必要とし、その臭が問題となる。そして袋を交 換する度に感染の機会が増大する。

しかも、フォレ一式カテーテル及びパッドのコストが相当に高い。カテーテルを 膀胱内に保持するために膨縮自在の慣用の球状バルンが用いられるが、カテーテ ルの周りから尿の漏れが生じ、問題となる。膀胱の口のところでカテーテルの周 りにシールを設定することは、このバルンの目的ではない。

本出願の上記米国特許願において、本出願人は、尿道の口に装着する尿道弁を開 示した。この弁の周りに漏れが生じる場合もあり得る。現在求められているもの は、尿道内の尿の流れを制御するためのものであって、人の体に対して適合性が あり、不快感や感染を起こさず、カテーテルの外周を操作するのではなく、弁を 操作することによってのみ尿を通すようにした簡単で安価な器具である。

兄ｍ 本発明の圧制御器は、一端に膨縮自在のバルンを有し、他端に空気人口を有する 空気管と、人口端と出口端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限する ための弁を備えており、前記空気管に平行に配置され、膀胱から尿を受容するよ うになされた尿管と、前記空気管に結合されており、前記バルンを膀胱の頚部に 密封係合させるように膨満状態に維持するためのシール手段とから成る。

上記尿管は、尿道を通して膀胱内へ挿入される。上記膨縮自在のバルンは、尿道 口のところの膀胱の内壁面の形状にほぼ合致する形状を有し、尿管の人口端（膀 胱内に挿入される端部）近くに設けられており、膨満したとき膀胱内の尿道の口 にシールを設定する。

上記空気管は、尿道の外部から上記尿管内に延長している。尿道の外部に位置す る該空気管の入口端には、皮下注射器のような空気ポンプを接続することができ るようになされている。空気ポンプは、上記バルンを膨満させて膀胱の頚部及び 口のところで尿管の周りにシールを設定するための空気を空気管へ導入するため のものである。上記弁は、尿道の外部に位置するように尿管に配設されている。

上記バルンを膀胱の頚部に♂封係合した状態に保持するために、ヒドロゲル材製 の繋留カラーを前記尿管の外周面に摩擦係合させ、尿道の出口端のところに当接 させることができる。

本発明の圧制御器を男性に適用するときは、ペニス内に通された上記尿管を安定 化するためにペニスを覆って嵌合する支持殻体を用いることができる。その場合 、上記ヒドロゲル材製の繋留カラーは、支持殻体の外端に当てかう。該支持殻体 の内端とペニスの恥骨基部の間にもヒドロゲル材製のカラーを介設することがで きる。

この支持殻体は、一体部片とすることができるが、いろいろな異るサイズのペニ スに嵌合することができるように複数の部分を含む構成とすることができる。例 えば、支持殻体は、いろいろな異るサイズのペニスに嵌合し、身体に対している いろな角度に配置することができるように可撓性を付与するアコーデオンひだを 含む構成とすることができる。

以下に、添付図を参照して本発明の圧制御器の実施例を説明する。

の　な：明 図１は、膨縮自在のシールを備えた本発明の圧制御器の部分透視図である。

図２は、女性の尿道に装着された圧制御器の長手断面図である。

図３は、図２の線３−３によって示された部分の拡大断面図である。

図４は、図２の＃１４−４に沿ってみた断面図であり、弁が閉じた状態にあると ころを示す。

図５は、図４と同様な図であるが、弁が開放した状態にあるところを示す・ 図６は、図２と同様な図であるが、弾性の尿道に装着された尿制御器弁を示す。

及Ｕ 図１を参照して説明すると、本発明の圧制御器１０は、弁１４を備えた尿管即ち カテーテル１２を有する。尿管（単に「管」とも称する）１２は、外側出口端１ ５と内側人口端Ｉ６をを有し、内側人口端１６の側壁には複数個の側壁開口１８ が穿設されている。

空気管２０が、弁１４の弁筺を貫通し、管１２を通してその長平方向に入口端１ ６に向けて延設されている。

空気管２０は、人口端２２と出口端２４を有し、出口端２４は、一部は尿管１２ の側壁によって形成されたバルンシール（単に「バルンＪとも称する）２６内に 位置している。空気管２０の出口端２４は、バルン２６のチャンバー２８内に臨 む開口３０を有している。

弁１４内には、常態においては閉鎖している１対の対置したブレード状弁部材３ ２が設けられている。弁１４の弁筺の対向した両側の側壁に外部から圧力を加え ると、図５にみられるように１対の弁部材３２が拡開し、尿が出口端１５の方へ 流れることができるようにする。

バルン２６より外方で尿管１２の外周面にヒドロゲル材製のＶ！留カラー３６が 嵌められている。繋留カラー３６は、尿管１２の外周面に摩擦係合し、図２にみ られるようにバルン２６の壁を膀胱口及び膀胱頚部３８に緊密にＺ封接触した状 態に保持する。バルン２６は、膀胱口の内側側壁の形状に対応する形状とされて おり、それによって尿管即ちカテーテルの周りにシールを設定し、尿の漏れを防 止する。このバルンの形状は総体的に西洋型の形である。女性の場合には、カラ ー３６を尿道への開口の周りに身体に当てて押圧する。

尿管１２の外周面には又、スリーブ４２が嵌められている。スリーブ４２は、カ ラー３６を尿道の出口端のところで身体に密着させて保持するのを助成するため にカラー３６に圧接するように調節することができる。

尿管１２の外周面に丸み付鋸歯又は波形４４が形成されており、鋸歯４４は、カ ラー３６の内面に形成された鋸歯に係合してカラー３６を所定位置に保持し、そ れによってカラー３６はバルンシール２６を所定位置に保持し管１２の周りの漏 れを防止する。

空気ポンプとして機能する皮下注射器４８の針５０を空気管２０の入口端２２に 挿入する。空気管２０の入口端２２は、常態においては閉鎖している通路５２を 有している。通路５２は、針５０によって開かれ、空気を空気管２０内へ導入し 、バルン２６を膨満する。針５０を引き抜くと、通路５２が閉じ、空気が逃出す るのを防止するので、バルン２６が収縮することなく膨満状態に保たれる。

本発明の圧制御器を男性に使用する場合は、ベニス６２の周りに一体の支持殻体 ６０を嵌める。支持殻体６０は、ペニスの先頭の曲面に合致するように丸みを付 された外端６４Ａを有する外側部分６４と、ベース部分６４Ｃと、外側部分６４ とベース部分６４Ｃの間に延長したアコーデオンひた部分６４Ｂから成る。ベー ス部分６４Ｃは、ペニスの基部（恥骨）６８に押し当てたヒドロゲル材製カラー ６６に圧接する。別のヒドロゲル材製カラー７０を丸み付外端６４Ａの最外端に 当てがって、尿管１２を所定位置に保持する。この状態でバルン２６を膨満させ ると、バルンは膀胱頚部３８に圧接する。ヒドロゲル材の特性の１つは、柔らか で、しなやかであるが、引き締まった肉のような固さを有することである。

使用において、尿管１２を、そのバルン２６が膀胱の顕部３８に座着するまで十 分に深く男性又は女性の膀胱に挿入する。次いで、皮下注射器４８を用いて空気 管２０に空気を導入する。次いで、ヒドロゲル材製カラーを膀胱の出口端のとこ ろで身体に当てて装着し、バルン２６を所定位１に保持し、それによって膀胱の 頚部３８との間にシールを設定する。ここで、更に空気を導入してバルン２６を 図２に実線で示される位置から破線で示される膨満状態にまで膨らませる。バル ンが完全に膨満されると、バルンが膀胱の頚部３８との間に設定するシールによ り尿管１２の周りから尿が漏れることがない。尿は、開ロエ８から尿管１２の入 口端１６に流入し、弁１４内に入る。弁１４の両側に外部から圧力を加えること によって弁部材３２を拡開し、弁を開放すれば、膀胱からの尿が尿管の出口端１ ５を通して排出される。

弁１４及び尿管１２は、米国ダウ・コーニング社製のジュロメータ−硬度５０又 は５５のエラストマーシリコーン材で形成する。バルン２６は、はぼ４０ｃｃの 容量を有する大きさとすることができる。

要　約 尿管（１２）は、膀胱の頚部（３８）内で膨満して尿管の周りにシールを設定す る膨縮自在のバルン（２６）を有している。バルン（２６）は、シールを設定し 易いように膀胱の頚部（３８）のところの膀胱の内壁面の形状にほぼ合致する形 状を有している。弁（１４）が尿管（１２）の出口端（Ｉ５）に配設されており 、空気管（２０）は、尿管（１２）の実質的に全長に亙って延長しており、バル ン（２６〕内に突入している。尿道の外部に位置する空気管（２０）の入口端（ ２２）に、皮下注射器（４８）のような空気ポンプを接続することができる。空 気ポンプは、バルン（２６）を膨満させるための空気を空気管へ導入するための ものである。バルン（２６）を膀胱の頚部に密封係合した状態に保持するために 、ヒドロゲル材製の撃留カラー（３６）を尿管の外周面に摩擦係合させ、尿道の 出口端のところで身体（４０）に当接させることができる。

補正書の写しく翻訳文）提出書 （特許法第１８４条の７第１項の規定による書面）１、特許出願の表示 ＰＣＴ／ＵＳ９１１０６２２８ ２、発明の名称 膨縮自在のシールを備えた尿制御器 ３、特許出願人 住所　アメリカ合衆国　アイオワ州　５０２６５゜ウェスト　デ　モイン、ヴア リイ　リッジ　コー）　３２２０氏名　サラマ、ファード　エイ。

国電　アメリカ合衆国 ４、代　理　人 住所　〒１００東京都千代田区丸の内２丁目４番１号丸ノ内とルヂング　４５２ 区 西暦１９９２年　２月　６日 補正された特許請求の範囲 １９９２年２月６日に国際局に受理された。原クレーム６が削除され、原クレー ム１〜５．７及び８が補正された。その他のクレームは不変である。

１工立亘１ １、尿道の尿の流れを制御する方法であって、膨満したとき尿道口のところの膀 胱の形状にほぼ合致する非球形状バルンを一端に有し、他端に空気入口を有する 空気管を準備し、 入口端と出口端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 有する尿管を準備し、前記尿管及びバルンを尿道に挿入し、収縮したバルンを膀 胱の頚部及び口のところに位置づけし、該尿管の入口端を膀胱内に挿入し、 前記バルンを膨らませて尿道口のところの膀胱の形状に合致させ、それによって 膀胱の頚部及び口のところにシールを設定して尿道の尿が前記尿管の外周に沿っ て流れるのを防止し、 前記弁を操作して膀胱から前記尿管内を通して尿管の出口端へ尿を流すことから 成る方法。

２、尿道の尿の流れを制御する方法であって、膨満したとき尿道口のところの膀 胱の形状にほぼ合致する非球形状バルンを一端に有し、他端に空気入口を有する 空気管をｒｓ備し、 入口端と出り端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 有する尿管を準備し、該尿管を前記バルンを通して延長させ、該尿管の入口端を 該バルンの外部に位置させ、前記尿管、空気管及びバルンを尿道に挿入し、収縮 したバルンな膀胱の頚部及び口のところに位置づけし、該尿管の入口端を膀胱内 に挿入し、前記バルンを膨らませて尿道口のところの膀胱の形状に合致させ、そ れによって膀胱の頚部及び口のところにシールを設定して尿道の尿が前記尿管の 外周に沿って流れるのを防止し、 前記弁を操作して膀胱から前記尿管内を通して尿管の出口端へ尿を流すことから 成る方法。

３、前記バルンと膀胱の頚部との間のシールを維持するように前記尿管を膀胱内 へ所定位置を越えて移動しないように保持するために尿道の出口端のところで該 尿管及び空気管に繋留手段を装着する操作を含むことを特徴とする請求の範囲第 ２項に記載の方法。

４、前記バルンを膀胱の頚部に圧接するように引きつけるために前記繋留手段を 尿道の出口端に係合させる操作を含むことを特徴とする請求の範囲第３項に記載 の方法。

５、使用者のペニスを囲包する支持殻体を設け、前記尿管の出口端を該支持殻体 の外部に突出させ、前記バルンを膀胱の頚部に圧接するように引きつける力に対 抗する力を提供するために前記撃留手段を該支持殻体の出口端に係合させ、該支 持殻体の内端をペニスの近傍の身体部分に係合させる操作を含むことを特徴とす る請求の範囲第４項に記載の方法。

７、膀胱内の尿道の口にシールを設定するために膨満したとき尿道口のところの 膀胱の形状にほぼ合致する膨縮自在の非球形状のバルンを一端に有し、他端に空 気入口を有する空気管と、 入口端と出口端を有し、該人口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 備えており、前記空気管に平行に配置され、膀胱から尿を受容するようになされ た尿管と、 前記空気管に結合されており、前記バルンを膀胱の頚部に密封係合させるように 該バルンを尿道口のところの膀胱の形状に合致する膨満状態に維持するためのシ ール手段と、 から成る法制ｇ！Ｊ器。

８、膀胱内の尿道の口にシールを設定するために膨満したとき尿道口のところの 膀胱の形状にほぼ合致する膨縮自在の非球形状のバルンを一端に有し、他端に空 気人口を有する空気管と、 入口端と出口端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 備えでおり、膀胱から尿を受容するように前記バルンを通して延長し、該入口端 を該バルンの外部に位置させた尿管と、前記空気管に結合されており、前記バル ンを膀胱の頚部に密封係合させるように該バルンを尿道口のところの膀胱の形状 に合致する膨満状態に維持するためのシール手段と、 から成る尿制御器。

９、前記バルンを膀胱の頚部に圧接した状態に保持するために前記尿管に装着さ れ、尿道の出口端のところで身体に係合するようになされた撃留手段を含むこと を特徴とする請求の範囲第８項に記載の装置。

１０、前記撃留手段は、使用者のペニスを覆って嵌合する殻体を含み、該殻体は 、内端と外端を有し、該内端はペニスの恥骨基部に係合するようになされている ことを特徴とする請求の範囲第９項に記載の装置。

１１、前記船体は、いろいろな異るサイズのペニスに嵌合し、身体に対している いろな角度に配置することができるようになされた可撓性の、伸縮自在部分を有 することを特徴とする請求の範囲第１０項に記載の装置。

１２、前記可撓性の、伸縮自在部分は、アコーデオンひだを含むことを特徴とす る請求の範囲第１１項に記載の装置。

１３、前記バルンを膀胱の口に密封接触した状態に保持するために尿道の出口端 のところに配置されるように前記尿管の外周に装着された撃留カラーを含むこと を特徴とする請求の範囲第８項に記載の装置。

１４、前記カラーと尿管とは、両者を密に嵌合させて両者の相対移動を制限する ために互いに協同する鋸歯を有することを特徴とする請求の範囲第１３項に記載 の装置。

１５、前記カラーは、柔らかく、しなやかな材料で製造されていることを特徴と する請求の範囲第１４項に記載の装置。

１６、前記カラーは、ヒドロゲル材で製造されていることを特徴とする請求の範 囲第１５項に記載の装置。

国際！ｌｌ簀報告

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．尿道の尿の流れを制御する方法であって、膨満したとき尿道口のところの膀 胱の形状にほぼ合致するバルンを一端に有し、他端に空気入口を有する空気管を 準備し、 入口端と出口端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 有する尿管を準備し、前記尿管及びバルンを尿道に挿入し、収縮したバルンを膀 胱の頸部及び口のところに位置づけし、該尿管の入口端を膀胱内に挿入し、 前記バルンを膨らませて膀胱の頸部及び口のところにシールを設定し、それによ って尿道の尿が前記尿管の外周に沿って流れるのを防止し、 前記弁を操作して膀胱から前記尿管内を通して尿管の出口端へ尿を流すことから 成る方法。
2. ２．尿道の尿の流れを制御する方法であって、膨満したとき尿道口のところの膀 胱の形状にほぼ合致するバルンを一端に有し、他端に空気入口を有する空気管を 準備し、 入口端と出口端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 有する尿管を準備し、前記空気管を前記バルン内に位置づけし、前記尿管を該バ ルンの外側に位置づけし、 前記尿管及びバルンを尿道に挿入し、収縮したバルンを膀胱の頸部及び口のとこ ろに位置づけし、該尿管の入口端を膀胱内に挿入し、 前記バルンを膨らませて膀胱の頸部及び口のところにシールを設定し、それによ って尿道の尿が前記尿管の外周に沿って流れるのを防止し、 前記弁を操作して膀胱から前記尿管内を通して尿管の出口端へ尿を流すことから 成る方法。
3. ３．前記バルンと膀胱の頸部との間のシールを維持するように前記尿管を膀胱内 へ所定位置を越えて移動しないように保持するために尿道の出口端のところで該 尿管に繋留手段を装着する操作を含むことを特徴とする請求の範囲第２項に記載 の方法。
4. ４．前記バルンを膀胱の頸部に圧接するように引きつけるために前記尿管に装着 した前記繋留手段を尿道の出口端に係合させる操作を含むことを特徴とする請求 の範囲第３項に記載の方法。
5. ５．使用者のペニスを囲包する支持殻体を設け、前記尿管の出口端を該支持殻体 の外部に突出させ、前記バルンを膀胱の頸部に圧接するように引きつける力に対 抗する力を提供するために前記繋留手段を該支持殻体の出口端に係合させ、該支 持殻体の内端をペニスの近傍の身体部分に係合させる操作を含むことを特徴とす る請求の範囲第４項に記載の方法。
6. ６．前記バルンを膀胱の頸部に圧接するように引きつける力に対抗する力を提供 するために前記繋留手段を尿道の口のところで身体にさせる操作を含むことを特 徴とする請求の範囲第４項に記載の方法。
7. ７．膀胱内の尿道の口にシールを設定するために膨満したとき尿道口のところの 膀胱の形状にほぼ合致する膨縮自在のバルンを一端に有し、他端に空気入口を有 する空気管と、 入口端と出口端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 備えており、前記空気管に平行に配置され、膀胱から尿を受容するようになされ た尿管と、 前記空気管に結合されており、前記バルンを膀胱の頸部に密封係合させるように 膨満状態に維持するためのシール手段と、 から成る尿制御器。
8. ８．膀胱内の尿道の口にシールを設定するために膨満したとき尿道口のところの 膀胱の形状にほぼ合致する膨縮自在のバルンを一端に有し、他端に空気入口を有 する空気管と、 入口端と出口端を有し、該入口端から出口端への尿の流れを制限するための弁を 備えており、膀胱から尿を受容するように前記バルンの外部に配置された入口端 を有する尿管と、 前記空気管に結合されており、前記バルンを膀胱の頸部に密封係合させるように 膨満状態に維持するためのシール手段と、 から成る尿制御器。
9. ９．前記バルンを膀胱の頸部に圧接した状態に保持するために前記尿管に装着さ れ、尿道の出口端のところで身体に係合するようになされた繋留手段を含むこと を特徴とする請求の範囲第８項に記載の装置。
10. １０．前記繋留手段は、使用者のペニスを覆って嵌合する殻体を含み、該殻体は 、内端と外端を有し、該内端はペニスの恥骨基部に係合するようになされている ことを特徴とする請求の範囲第９項に記載の装置。
11. １１．前記殻体は、いろいろな異るサイズのペニスに嵌合し、身体に対していろ いろな角度に配置することができるようになされた可撓性の、伸縮自在部分を有 することを特徴とする請求の範囲第１０項に記載の装置。
12. １２．前記可撓性の、伸縮自在部分は、アコーデオンひだを含むことを特徴とす る請求の範囲第１１項に記載の装置。
13. １３．前記バルンを膀胱の口に密封接触した状態に保持するために尿道の出口端 のところに配置されるように前記尿管の外周に装着された繋留カラーを含むこと を特徴とする請求の範囲第８項に記載の装置。
14. １４．前記カラーと尿管とは、両者を密に嵌合させて両者の相対移動を制限する ために互いに協同する鋸歯を有することを特徴とする請求の範囲第１３項に記載 の装置。
15. １５．前記カラーは、柔らかく、しなやかな材料で製造されていることを特徴と する請求の範囲第１４項に記載の装置。
16. １６．前記カラーは、ヒドロゲル材で製造されていることを特徴とする請求の範 囲第１５項に記載の装置。