JPH0550321U - 計量タンク構造 - Google Patents

計量タンク構造

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JPH0550321U
JPH0550321U JP9999191U JP9999191U JPH0550321U JP H0550321 U JPH0550321 U JP H0550321U JP 9999191 U JP9999191 U JP 9999191U JP 9999191 U JP9999191 U JP 9999191U JP H0550321 U JPH0550321 U JP H0550321U
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JP
Japan
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liquid
overflow
tank
level
pipe
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Pending
Application number
JP9999191U
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English (en)
Inventor
武人 白浜
健吉 森下
重樹 梨田
茂 安田
Original Assignee
日清食品株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0550321U publication Critical patent/JPH0550321U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計量タンクに対して任意にオーバーフローレ
ベルが設定できて、毎回の計量が簡単に確実にできる計
量タンクを提供する。 【構成】 計量タンク1内に連通させて計量タンク1側
部に、オーバーフロー管4の基部を縦方向に傾動自在に
設けたことを特徴とする計量タンク構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主に液体をバッチ的に定量排出する容積式の計量タンクに関する 。
【0002】
【従来の技術】
水または溶液を、他の流体や粉体などとバッチ的に定量混合したり、バッチ的 に定量排出したりするのに、容量式の計量タンクが用いられる。
【0003】 従来より、工業的に計量タンクを用いて液体をバッチ的に計量するには、タン ク内に貯蔵される液体の液面位置や、タンク内の液体により発生する液圧を電気 センサーで検知する構造のものが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記するようにタンク内の液体の液面位置や液体により発生する液圧 を電気センサーで検知するような計量タンクでは、液体の物性により、または物 性による経時的な要因により、電気的センサーの性能が損なわれる可能性がある とともに、電気的センサーそのものの故障もあり、毎回の計量のたびに計量ミス が発生する可能性をはらんでいる。また、この種の計量タンクは高価なものであ る。
【0005】 この考案は上述の点に鑑みなされたものであって、計量タンクに対して任意に オーバーフローレベルが設定できて、毎回の計量が簡単に確実にできる計量タン クを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨とするところは、計量タンク内に 連通させて計量タンク側部に、オーバーフロー管の基部を縦方向に傾動自在に設 けたことを特徴とする計量タンク構造にある。
【0007】
【作用】
オーバーフロー管が直立したときを計量最大量とし、オーバーフロー管が水平 になったときを計量最小量とし、この間におけるオーバーフロー管の傾斜角によ ってタンク内に貯蔵される液体量の計量値が決まる。予めオーバーフロー管を傾 動させてオーバーフローレベルを設定し、計量タンクに供給される液体の液面を オーバーフローレベルより高くし、余分な液体をオーバーフロー管を介してオー バーフローさせてオーバーフローレベルで落ち着いたところで計量タンク内の液 体量を計量値とするもので、確実な計量ができる。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1はこの考案の全体構成図である。
【0010】 図において、1は計量タンクで、底部に開閉弁2を備えた排出管3が接続して ある。
【0011】 4はオーバーフロー管で、逆U字状に屈曲してなり、その一端をタンク側壁で 計量基準液面部位にタンク内に連通して水平に設けた固定管5にロータリージョ イント6を介して回動自在に接続するとともに、他端を固定管5に対応して固定 された回収管7の固定管部7aにロータリージョイント6を介して回動自在に接 続し、屈曲頂部に空気抜き管8を突設してなり、ロータリージョイント6の接続 部を中心に縦方向に傾動してその傾斜角によってオーバーフローレベルを設定す る。
【0012】 9はオーバーフロー管4を傾動させるギヤードモータで、ロータリージョイン ト6近傍でオーバーフロー管4と回動連動機構10を介して連結している。
【0013】 11はオーバーフロー管4に結合したロータリーエンコーダーで、ギヤードモ ータ9とともにオーバーフロー管4の傾斜角を電気的に設定するためのものであ る。
【0014】 なお、上記実施例のオーバーフロー管4は、オーバーフローした液体を再利用 するために、オーバーフロー管4が逆U字状をなし、その一端を回収管7に接続 した密閉式のものを示したが、オーバーフロー管4の頂部から液体を直接にオー バーフローされる開放式のものもある。
【0015】 また、実施例ではオーバーフロー管4を傾動させるのにギヤードモータ9を用 いる電動式のものを示したが、手動その他の手法によって傾動させるものもある 。
【0016】 図中、12は計量タンク1内においてオーバーフローレベル近傍に設けた固定 式フロートで、計量タンク1内のオーバーフローレベル上位の液量を少なくする ためのものである。13は計量タンク1に供給される液体の貯留タンクで、この 貯留タンク13には液体圧送ポンプ14を備えた供給管15が接続してあって、 供給管15を介して計量タンク1には液体が供給される。
【0017】 上記構成において、貯留タンク13から液体を計量タンク1に供給して計量排 出する場合について説明する。
【0018】 計量タンク1内の液体量とオーバーフロー管4の傾斜角の関係は予め計測され ていて、オーバーフローレベルBによって計量タンク1内の液体量の計量値が決 まる。
【0019】 そこで、ギヤードモータ9とロータリーエンコーダー11の制御によりオーバ ーフロー管4を傾動させてオーバーフローレベルBを設定し、計量タンク1内の 液体量が希望計量値になるような傾斜角にオーバーフロー管4を保持しておく。
【0020】 排出管3の開閉弁2を閉じた状態で計量タンク1に貯留タンク13から液体を 供給する。計量タンク1内の液体レベルが徐々に上昇し、固定管5位置まで達す ると、オーバーフロー管4内にも液体が流入して計量タンク1内の液体レベルと 同じにオーバーフロー管4内の液体レベルも上昇し、終には液体レベルがオーバ ーフローレベルBに達してオーバーフローを開始し、オーバーフローした液体は 回収管7を経て貯留タンク13に戻される。
【0021】 液体レベルがオーバーフローレベルBを超えてオーバーフロー管4からの液体 のオーバーフローが確実に始まった後に、液体圧送ポンプ14を停止し、計量タ ンク1への液体の供給を停止させる。このとき、計量タンク1内の液体レベルは 一時的にオーバーフローレベルBを超えて液体供給レベルAまで達することもあ るが、オーバーフロー管4からのオーバーフローが続いて液体レベルは次第に降 下してオーバーフローレベルBに達してオーバーフローは停止し、計量が完了す る。
【0022】 こうして計量された計量タンク1内の液体は開閉弁2を開くと排出管3を介し て排出される。
【0023】 なお、計量タンク1内のオーバーフローレベル上位の液量を少なくするために 、底面をオーバーフローレベルより下位に設定して固定式フロート12を設ける 場合は、液体供給レベルAからオーバーフローレベルBに達するまで、計量タン ク1内からオーバーフロー管4を介して排出される液体量が少なくなり、比較的 短時間で計量が実施できる。
【0024】 また、オーバーフロー管4が開放式の場合に、オーバーフロー管4からオーバ ーフローした液体を回収するには、オーバーフロー管4下方に、例えば、漏斗状 の受け皿を設けてこれで受けて回収する。
【0025】
【考案の効果】
上記のように構成したこの考案によれば、次のような効果を奏する。
【0026】 (a) オーバーフロー管が直立したときと水平になったときの液位の差、す なわち、計量タンク内に貯蔵される液体の最大量と最小量を計量範囲とし、オー バーフロー管を手動または電気的に傾動操作してオーバーフローレベルを設定し て計量値を決めるから、繰り返し計量ができることは勿論のこと、計量値が毎回 変化するような場合でも、電気的なトラブルなどの発生がなく毎回の計量が簡単 に確実にできる。
【0027】 (b) 計量タンクに供給される液体が、一時的に計量値を決めるオーバーフ ローレベルを超えることがあっても、液体の物性により差があるものの時間の経 過とともにオーバーフローにより液体レベルが減少して終には、オーバーフロー レベルに落ち着くから、オーバーフローレベルが一定であれば計量タンクに貯蔵 された液体の容積は一定であるという倫理に基づき、液体の種類(物性)に関係 のない確実な計量ができる。
【0028】 (c) 計量タンク内でオーバーフローレベル近傍に計量タンク内のオーバー フローレベル上位の液量を少なくする固定式フロートを設けると、計量時間を短 縮したい場合や、計量する液体の粘性が大きく、オーバーフローにより液体がオ ーバーフローレベルに達するまでの時間が長い場合に、オーバーフローして排出 される液体量が減少できて計量時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の要部の正面図である。
【符号の説明】
1…計量タンク 2…開閉弁 3…排出管 4…オーバーフロー管 5…固定管 6…ロータリージョイント 7…回収管 8…空気抜き管 9…ギヤードモータ 10…回動連動機構 11…ロータリーエンコーダー 12…固定式フロート 13…貯留タンク 14…液体圧送ポンプ 15…供給管 A…液体供給レベル B…オーバーフローレベル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量タンク内に連通させて計量タンク側
    部に、オーバーフロー管の基部を縦方向に傾動自在に設
    けたことを特徴とする計量タンク構造。
JP9999191U 1991-12-04 1991-12-04 計量タンク構造 Pending JPH0550321U (ja)

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JP9999191U JPH0550321U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 計量タンク構造

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JP9999191U JPH0550321U (ja) 1991-12-04 1991-12-04 計量タンク構造

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JPH0550321U true JPH0550321U (ja) 1993-07-02

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ID=43727647

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008224672A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Chemflow Systems Inc 一定速度での液体の提供及び厳密に再現可能な容積の液体供給方法並びに装置
CN112957878A (zh) * 2021-02-02 2021-06-15 江阴联众环保工程有限公司 聚酯废气处理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5350944U (ja) * 1976-10-05 1978-04-28

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