JPH05502814A - 調節可能な管腔内弁切開器 - Google Patents

調節可能な管腔内弁切開器

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JPH05502814A
JPH05502814A JP3507736A JP50773691A JPH05502814A JP H05502814 A JPH05502814 A JP H05502814A JP 3507736 A JP3507736 A JP 3507736A JP 50773691 A JP50773691 A JP 50773691A JP H05502814 A JPH05502814 A JP H05502814A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 調節可能な管腔内弁切開器 発明の背景 多くの個人、特に中年すぎの人は、より一般にアテローム性動脈硬化症と称する 動脈を詰まらす沈着物に悩んでいる。全くしばしば、これらの沈着物は下肢の動 脈中の血液の流れを遮断したり制限したりし、これにより患者の脚および足への 血液の流れを制限してしまう。脚および足への血液の流れおよび酸素の不足は患 者を衰弱させたり生命を脅かしたりすることがあり、矯正手段を採らなければな らない。
いくらかの個人は薬物で治療し得るが、はとんどの場合、外科手術を必要とする 。成る動脈沈着物を除去し得、或いは種々の外科技術で動脈を拡張し得るが、こ れらの手順はあらゆる患者に長く効くとはかぎらない。
アテローム性動脈硬化症を克服するのに効果的であるとわかった一手順は他の血 液輸送導管で閉塞動脈をバイパスすることである。実験の結果、多くの外科医は 交換動脈用の合成種類の材料を使用するようになってきた。このような材料には ダクロンまたはプラスチックから製造される人工管がある。これらの人工導管は 、一時的には適当であるが、再度詰まる傾向があり、従って、それらの使用は特 に遠位バイパスには制限されていた。
動脈バイパス用の好ましい材料は個人自身の静脈のうちの1つである。より詳細 には、脚における大腿部の動脈が塞がった場合、閉塞動脈をバイパスするのに、 より大きく長い伏在静脈を使用するのが望ましい。
外科医が患者自身の静脈を使用する2つの方法がある。患者の脚から静脈を採取 し、患者の身体から取出し、引っ繰り返した後、この静脈を身体に再設定して閉 塞動脈をバイパスするように使用する。静脈を引っ繰り返すことにより、弁が心 臓から脚および足へ血液の流れをもたらすのに適切な方向に配向される。この手 順は、一般に使用されているが、静脈の完全性を害し、小径の静脈の長い断片が 短いまたは長い期間で閉塞されるこまがある。
第2の好ましい手順はその場での伏在静脈バイパスである。この手順中、静脈を 患者の脚に適所に置いておき、静脈の諸部分を動脈の閉塞部分をバイパスするよ うに大腿動脈に繋ぐ。しかしながら、手順をここでやめたとしたら、静脈の弁が 脚への血液の流れを防いでしまう。従って、静脈に挿入してバイパス静脈の弁を 溶解するか、或いは破壊して無能にする弁切開器と呼ばれる器械が開発された。
今日、2または3の弁切開器械が入手可能である。各々は薄いステンレス鋼ワイ ヤに取付けられた小さい切断ブレードを有するという点で全く同様である。この 器械を使用するには、外科医が切り口を形成し、ブレードを患者の静脈に挿入す る。器械を切り口から最も遠い弁を通り越して静脈の中へ前進させる。弁切開器 のブレードを最も遠い弁を通り越して押し入れたら、次いで、外科医はブレード をワイヤ上に引き戻して弁膜尖と係合させ、それにより弁に穴をあけ、この弁を 無効にする。
現在使用されているブレードは幾つかの形状を有する。1つの形状はフックの湾 曲部分の内側に刃を有する「3字形」または「フンク状」のブレードである。
他の普通の形状は「逆U字形」または「キノコ状」ブレードである。他の形状も 利用できるが、すべては、刃がたった1つしかないという点で制限がある。しか しながら、これらの種類のブレードの使用では、幾つかの重大な複雑な問題が生 じていた。ブレードが弁膜尖と係合し、それらに穴をあけるようになっているが 、ブレードを静脈を通して引き戻すとき、このブレードがしばしば静脈の壁部に も係合してそれらに穴をあけてしまうことが最大の問題であった。また、静脈は 実に多くの分岐を有するので、ブレードがこれらの分岐に通じる開口部に引っ掛 かって係合し、この接合部を破壊してしまう恐れもある。これが起こると、思い がけない望ましくない破損を矯正するために矯正手術を行わなければならない。
既存のブレードは脚および足への十分な量の血液を考慮して弁を常に十分に破壊 するわけではないという点でなお一層の問題が生じる。弁膜尖が形成されて静脈 “カップ”のヒンジ運動方向内側壁部に取付けられている。弁膜尖が閉じると、 これらの弁膜尖は互いに接触し、血液の逆流によりこれらの弁膜尖が互いにしっ かり押し当てられてそれ以上の逆流を防ぐ。現在の弁切開器のブレードはたった 1つの刃しか有していないので、弁膜尖は十分に無能化されず、或いは「3字形 」ブレードの場合、一度に一方の弁膜尖しか無能化されない。
現在のブレードの設計についての更に別の問題は、ブレードが成る大きさのもの であり、静脈自身が鼠径部領域の近くで大きい直径を有し、足首の近くで幅狭く なっていると言う点である。これにより、静脈の内壁部に外傷を引き起こすこと なしに弁膜尖に穴をあけようとする際に複雑な問題を引き起こす。また、ブレー ドは、引っ込み可能でないので、静脈に挿入したら、静脈の弁または他の部分と 係合することなしに引き戻すことができない。
発明の概要 従って、本発明の目的はブレードを切断のために伸張させることができ、且つ保 護位置へ引っ込めることができる改良弁切開器を提供することである。
本発明の更にの目的はブレードの伸張および引っ込みを身体の外側の遠隔位置か ら制御することができるかかる弁切開器を提供することである。
本発明の更に他の目的は静脈の内壁部の外傷を最小にするかかる弁切開器を提供 することである。
本発明の更に他の目的は各々が弁膜尖の完全な穴あけを行うために互いに横な多 数の刃を持つ1つより多いブレードを有するかかる弁切開器を提供することであ る。
本発明のなお一層の目的はブレード間の距離を静脈の大きさに一致するように遠 隔制御することができるかかる弁切開器を提供することである。
本発明の更に他の目的は弁に何ら損傷を引き起こすことなしに静脈の内側に一旦 回収することができるかかる弁切開器を提供することである。
本発明の更に他の目的は製造費が安価であり、使い捨て可能なかかる弁切開器を 提供することである。
本発明の更に他の目的はブレードの刃を保護して、静脈壁部または静脈分岐の外 傷なしに静脈内で器械を操ることが可能な端部材を有するかかる弁切開器を提供 することである。
本発明の更に他の目的はブレードの刃を保護して、静脈分岐に入ることなしに静 脈内で器械を操ることが可能な端部材を有するかかる弁切開器を提供することで ある。
本発明は、分離を遠隔操作で変化させることができ、遠隔操作で保護された非切 断位置へ引っ込めたり、切断位置へ伸張させたりすることができる複数の切断ブ レードを使用することによって真に新規な且つ効果的な弁切開器を達成すること ができることがわかったことに由来する。
本発明はワイヤ制御部材が摺動可能に配置された中空の管状部材を有する調節可 能な管腔内弁切開器を特徴とする。前記ワイヤ制御部材の一端には、第1および 第2切断ブレードが夫々の第1および第2ワイヤ連結耶材により連結されている 。ワイヤ制御部材の他端邪には、管状部材に対する出入りのワイヤ制御部材の長 さ方向の移動を制御するための手段が設けられている。ワイヤ制御部材の長さ方 向の移動を制御する手段により、第りおよび第2切断ブレードを第1伸張切断位 置と第2引っ込み位置との間で移動させることができる。保護手段が第トおよび 第2切断ブレードを完全引っ込み非切断位置に拘束する。
好ましい実施例では、第1および第2切断ブレードの各々は互いに実質的に垂直 な第1および第2刃を有している。第1および第2切断ブレードをワイヤ制御部 材に相互に連結する手段は、各々の第1端部がそれぞれ第1および第2切断ブレ ードに取付けられた第りおよび第2ワイヤ要素と、第りおよび第2ワイヤ要素の 第2端部をワイヤ部材に接合するための手段とを有している。第1および第2ワ イヤ要素の第2端部をワイヤ部材に接合する手段は溶接接合部を有するのがよい 。本発明の一特徴では、ワイヤ要素は概ね平らなはねワイヤよりなる。
更に、弁切開器は前記管状部材の端部からの第1および第2切断ブレードの突出 距離を概ね示す手段を有している。また、伸張位置にあるときの第1および第2 切断ブレード間のブレード間間隔を示す手段を設けるのがよい。保護手段は第1 および第2切断ブレードの少なくとも一部を包囲するための受け手段を有するの がよい。
また、本発明は弁切開器を使用して静脈に位置決めされた弁を破壊して無効にす る方法を特徴とし、この方法は弁を無効にすべき静脈に切り口を形成し、複数の 切断ブレードを有する管腔内弁切開器を静脈に導入することを含む、。また、こ の方法は、切断ブレードが無効にすべき弁に隣接するが、この弁を越えない程度 まで切断ブレードを静脈内へ前進させることを含む。更に、この方法は、切断ブ レードを弁を越えた切断位置へ伸張させ、切断ブレードを少なくとも部分的に引 っ込めてブレードを弁と係合させ、それにより弁膜尖を破壊して無効にすること を含む。次いで、刃を保護された非切断位置へ完全に引っ込める。更に別の弁を 無効しようとする場合、切断ブレードが無効すべき次の弁に隣接するが、この弁 を越えない程度まで、弁切開器を静脈内に再び位置決めする。所望に応じて、切 断ブレードを伸張させ、ブレードを弁と係合させて弁を破壊し、無効にし、切断 ブレードを保護された非切断位置まで完全に引っ込める諸操作を、無効にしたい 静脈内の弁すべてが破壊されるまで繰り返す。
本発明の一特徴では、方法は更に、アンギオスコーブを静脈に挿入し、切断ブレ ードが無効にすべき弁を通り越して伸張させたときを観察することを含む。本発 明の他の特徴では、方法は弁が無効にされるようにアンギオスコーブで弁が無効 にされたことを確かめることを含むのがよい。
図面の簡単な説明 第1図は本発明による調節可能な管腔内弁切開器の第1実施例の倒立面図である 。
第2図は第1図の弁切開器の中空の管状部材を通る制御ワイヤおよび切断ブレー ドの移動を制御する手段を示し、更に切断ブレードの伸張位置を測る目盛マーク を示している部分切取詳細側立面図である。
第3図は部分伸張位置にある2つの切断ブレードを示す第1図の弁切開器の端部 材の詳細側立面図である。
第4図は引っ込み位置にあるブレードを示す第1図の弁切開器の端側の倒立面図 である。
第5図はブレードが引っ込み位置にあり、刃が受け部に固着された状態の第1図 の弁切開器の受け端部の変更実施例である。
第6図は第1図の弁切開器の切断ブレードの部分切取側立面図である。
第7図は基部刃およびブレードにチャンネルを切削することにより形成された垂 直刃を示す第1図の弁切開器用の切断ブレードの第1の実施例の斜視図である。
第8図はブレードの平らな表面における突出部により形成された垂直刃を示す第 1図の弁切開器用の切断ブレードの第2の実施例の斜視図である。
第9図は弁切開器およびアンギオスコーブを挿入した静脈でバイパスされた閉塞 大腿部動脈を有する脚の概略図である。
第10図はアンギオスコーブとともに第1図による弁切開器を挿入した静脈弁の 横方向横断面図である。
第11図はブレードの刃と弁膜尖との係合を示す第10図の静脈および静脈弁の 横断面図である。
第42図は弁膜尖と係合してこれを破壊した後の切断ブレードの引っ込みを示す 、第10図の静脈および静脈弁の横断面図である。
第13図は単一の破壊された弁膜尖の詳細図である。
第14図は部分伸張位置にある2つの切断ブレードを示す本発明による調節可能 な管腔内弁切開器の第2実施例の側斜視図である。
第15図は引っ込み位置にある2つの切断ブレードを示す第14図の弁切開器の 側斜視図である。
第16a図および第16b図はそれぞれ第14図の弁切開器の切断ブレードの右 側および左側斜視図である。
第17a図および第17b図はそれぞれ第14図の弁切開器の切断ブレードの前 方および後方斜視図である。
第18図は引っ込み位置にある第14図の弁切開器の切断ブレードの横断面図で ある。
第19図は引っ込み位置にある切断ブレードの弁膜実間への挿入を示す静脈およ び静脈弁の斜視図である。
第20図は弁膜尖の破壊に先立つ切断ブレードの伸張を示す静脈および静脈弁の 斜視図である。
第21図は弁膜尖を破壊する操作における切断ブレードを示す静脈および静脈弁 の斜視図である。
第22図は弁膜尖の破壊に引き続いて静脈弁から抜き出された切断ブレードを示 す静脈および静脈弁の斜視図である。
第23図は部分伸張位置にある2つの切断ブレードを示す本発明による調節可能 な管腔内弁切開器の第3実施例の倒立面図である。
第24図は引っ込み位置にある2つの切断ブレードを示す第23図の弁切開器の 倒立面図である。
第25図は第23図の弁切開器の切断ブレードの左側立面図である。
第26図は第25図の切断ブレードの正両立面図である。
第27図は第25図の切断ブレードの右側立面図である。
第28図は第26図の線28−28に沿った第25図の切断ブレードの横断面図 である。
第29図は第26図の線29−29に沿った第25図の切断ブレードの横断面図 である。
第30図はブレードの刃七弁膜尖との係合を示す、第23図の弁切開器を静脈弁 に挿入した静脈の横方向横断面図である。
好ましい実施例の説明 図面に示す本発明の好ましい実施例を説明するにあたり、明確化のために特定の 用語を用いる。しかしながら、本発明をそのように選択された特定の用語に限定 しようとするものではなく、各特定の要素が同様な目的を達成するように同様に 作動するあらゆる技術的同等なものを含むことを理解すべきである。
本発明による調節可能な管腔内弁切開器はワイヤ部材を摺動可能に配置した中空 の管状部材を設けることにより達成し得る。このようなワイヤを収容する中空の 管状部材はバイオプシーを行うために利用される標準の内視鏡器械から構成する のがよい。このような器械の例はアメリカンニドワードから入手でき、4Fの外 径を有するものとして示されている。これらの器械は80cmから100cmま で長さが変化する。ワイヤの一端に近接して、プラスチックまたは他の適当な材 料のハンドルが設けられており、このハンドルにより、管を通るワイヤの摺動を 容易にする。プラスチックハンドルの近くのワイヤ部材はワイヤが管状部材の端 部から外方に伸張される長さ方向の距離、並びに2つの切断ブレード間のブレー ド間間隔を示すために目盛マークを有するのがよい。代表的には、ブレードは、 ブレード間間隔が略2mm〜5mmはどに広いところの管状部材の端部から外方 に2.3センチメートルの距離伸張されるのがよい。
各切断ブレードは平らなはね負荷ワイヤ要素に設けられている。ワイヤのばね作 用はブレードを管状部材から長さ方向外方に伸張させるとき、ブレード間または 半径方向の間隔を増大するように機能する。各ワイヤ要素ははんだ付けまたは溶 接のような手段によって共通の箇所でワイヤ部材に接合されている。
ブレードを引っ込めると、ワイヤ要素が通る管状部材の端部の小径穴即ち孔によ り、ブレードを密接に引き寄せる。使用者がブレードを引っ込め始めると、ブレ ードは弁の尖頭に係合し、これらの尖頭を切断して静脈内の弁を無効にする。
弁の尖頭を破壊した後、ブレードは部分的に引っ込められた中間位置にある。ブ レードを更に保護された非切断位置へ完全に引っ込めるのがよい。ブレードはそ れらの刃を任意の外部表面との接触から保護するように機能する銃弾状又はノズ ル状端部材にぴったりと載ることができる。好ましい実施例では、管状部材の端 部は、2つの切断ブレードの少なくとも一部を取り囲み、収容してこれらのブレ ードを静脈と接触しないように保護するように機能する受け部を有するのがよい 。
各切断ブレードはステンレス鋼製であり、関連した平らなばねワイヤに電子溶接 されるのがよい。これらのブレードは長さが略3〜4nn++、幅が2mm、厚 さが1mmである。平らなばねワイヤは一端でブレードに個々に取付け、他端で ワイヤ部材にまとめて取付けるのに適切な大きさであるべきである。切断に使用 されない切断ブレードのいずれの縁部または隅部は静脈の内壁部を損傷するのを 回避するために丸いか、或いは磨かれている。
第3図を参照すると、第1実施例において、調節可能な管腔内弁切開器10はワ イヤ部材14を摺動可能に貫通して設けた中空の管状部材12を有している。
ワイヤ14の一端には、ハンドル16が取付けられている。ワイヤ部材の他端邪 には、切断ブレード18a、18bが設けられている。中空の管状部材]2は弁 切開器を静脈の中へどれだけ前進させたかを示すのに役立つ印20a〜20dを 有している。
第2図に示すように、ワイヤ部材14は又、2つの切断ブレード間のブレード間 間隔を示すのにガイドとして機能する目盛印22a〜22fを有している。
第3図を参照すると、切断ブレード18a、18bはそれぞれ、ばねワイヤ要素 24.26に取付けられている。ワイヤ要素24.26は端部材38の幅の狭い 孔28を通っている。後でより詳細に説明するように、端親イ38は、切断ブレ ード18a、18bを完全に引っ込めたとき、これらの切断ブレード18a、1 8bを抑制し、非切断位置に保持するように機能する。
ワイヤ要素24.26は第3図に示すように、例えば、溶接により接合部3゜の ところでワイヤ部材14に取付けられている。ワイヤ部材14は中空止材12内 で矢印方向32に摺動できる。ワイヤ部材14を摺動させることにより、切断ブ レード18a、18bを第4図に示す完全引っ込め位置から、ブレード間間隔の 矢印34で示すように互いに隔てた第3図に示す中間位置まで伸張させ、次いで 、破線で示す完全伸張位置まで伸張させて、破線矢印36で示すブレード間間隔 を達成する。
第3図および第4図を参照して説明すると、中空の管状部材12は切断ブレード 18a、18bを完全引っ込み位置にあるときに周囲の組織と接触しないように 保護する受け部として機能する端部材38を有している。端部材38は第4図に 示すように切断ブレード18a、18bの第1刃が静止するキャビティ42を有 している。切断ブレード18a、18bの側方刃62は、引っ込み位置において 、第11図に示すように互いに背中合わせで面していて、静脈または他の対象物 と接触するこきがないと言うことにより、保護されている。
変更例として、第5図に示すように、端部材52は、切断ブレード18a、18 bを完全引っ込み位置で保護するために、切断ブレード18a、18bを端部材 52のその後端における最大直径よりも実質的に小さいテーパ領域で@i部材5 2の側壁領域54a、54bに当接させる涙滴または他のテーパ形状の形態であ るのがよい。更に、コイルはね56によって輻狭い孔28を構成することができ る。ワイヤ要素24.26はばね5Gの中心を通っている。ブレード18a、1 8bを伸張させると、ワイヤ要素24.26は孔28を形成するばね56の部分 に押し当たってこの部分を拡張する。ブレード18a、18bを引っ込めると、 ばね56は孔28を押し狭め、かくして切断ブレード18a、18bを端部材5 2にぴったり接触した状態に保つ。ばね56を端部材38に同様に使用すること ができる。
第6図に示すように、切断ブレード18bは平らなばねワイヤ要素26に取付け られている。ばねワイヤ要素26を切断ブレード1.8 bの内面64の穴58 に挿通して適所に溶接するのがよい。同じ構成を使用してばねワイヤ要素24を 切断ブレード18aに取付ける。
第1図の弁切開器の切断ブレードの第1および第2の実施例がそれぞれ第7図お よび第8図に示されている。第7図および第8図は切断ブレード18bを示して いるが、切断ブレード18bのここにおける説明は切断ブレード18aに同等に 適用できることが理解されよう。
第7図を参照して説明すると、ブレード18bの第1の実施例はブレードの後縁 部70に沿って第1即ち後方の刃60、ならびにブレードの一側72に沿って、 刃60に対して横方向であり且つ切断ブレード18bの長さ方向軸線Aと概ね平 行である第2即ち側方の刃62を有している。第1具体例では、ブレード18b にへこみ162を側部72の内方に切削することにより側部の刃62を構成する ことができる。変更例として、第2の実施例では、側部72の内方に切断ブレー ド18bの長さ方向軸線Aき整合した突出した刃262を設けることによって側 部刃62を構成することができる。切断ブレード18bの前縁部74および側縁 部78のようなすべての残りの縁部は静脈の内壁部を損傷するかも知れない鋭い 縁部を回避するために適切に丸くなっている。
第14図ないし第22図を参照すると、本発明による調節可能な管腔内弁切開器 10′の第2実施例が示されている。第14図および第15図に示すように、弁 切開器10’ は第1図ないし第8図に示す弁切開器10について前記した中空 の管状部材12、ワイヤ部材]4およびハンドル16と夫々本質的に中空の管状 部材12、ワイヤ部材14およびハンドル16を有している。ばねワイヤ要素2 4°、26”には、切断ブレード18a’ 、18b’が夫々設けられており、 ばねワイヤ要素24“、26“は弁切開器10について第3図に示すように接合 部30のところでワイヤ部材14に取付けられている。弁切開器10′ はその 切断ブレード18a” 、18b’の構成の点で弁切開器10と異なっている。
第16図ないし第18図かられかるように、切断ブレード18a’、18b’は 同じである。第16図および第17図を参照すると、切断ブレード18a′が示 されているが、切断ブレード18a’ 、18b’ は同じであるいうことがわ かるので、第16図および第17図について切断ブレード18a’ 、18b’ を両方とも説明する。
第7図および第8図に示す切断ブレード18bのように、切断ブレード18a’ 、18b°は夫々、第1即ち後方の刃60゛および第2即ち側方の刃62°を有 している。第1即ち後方の刃60゛ は概ねブレード18a’ 、18b’ の 後縁部70゛ に沿って延びており、第2即ち側部刃62゛ は第1刃60°に 対して概ね横方向にブレード18a’ 、18b’の一側部72゛ から内方に 垂下している。
しかしながら、切断ブレード18a、18bの外面80および内面64の両方は 実質的に平らであり、実質的に矩形の形状を有しているが、切断ブレード18a “、18b°の内面のみが実質的に平らである。切断ブレード18a” 、18 b’の外面80゛ は第14図ないし第18図に示すように、複合的凸形の表面 を有している。複合的凸形の表面とは、軸方向および横方向の両方向に凸形であ る表面を意味している。外面80°はこれが静脈壁部に接触する表面であるので 、複合的凸形の表面を有しており、複合的凸形の表面は滑らかであり、静脈壁部 を損傷しない。
切断ブレード18a’ 、18b’ の側部72’、78° は第1刃60゛  の前方では実質的に平行であるが、第1刃60°の々ころでは内方にテーパであ る。第1刃60゛ はくさび形であり、その内面および外面60a’ 、60b ’の両方は第16a図および第1.6b図に示すように横方向に凹形である。
第16図ないし第18図に示すように、切断ブレード18a’ 、18b′は、 それらの長さ方向中心線から片寄り、長さ方向中心線C(第17図および第18 図)と側部78′ との間に位置決めされた平らなばねワイヤ要素24’、26 ’に取付けられている。かくして、切断ブレード18a’ 、18b’を完全に 引っ込めると、ワイヤ要素24”、26′ は並んで位置する。
切断ブレード18a” 、1.8b” は、切断ブレード18a、18bをそれ ぞれワイヤ要素24.26に取付けるのと同じ方法でワイヤ24°、26゛ に それぞれ取付けられている。また、ワイヤ24’ 、26’ は好ましくは、平 らなワイヤが円形の横断面を有するワイヤよりも小さい空間を中空の管状部材1 2に取るので、平らなワイヤはねよりなる。しかしながら、円形の横断面を有す るワイヤを使用することもできる。
また、弁切開器10°の端部材38°は弁切開器10の端部材38と異なる形状 を有している。切断ブレード18a’ 、18b’の構成を良好に受け入れるた めに、端部材38′は底辺に向けて内方にテーパした側部を有する截頭円錐形で ある。かくして、切断ブレード18a’、18b“を引っ込めたとき、成る理由 で切断ブレード18a“、18b’ が端部材38′ 内に適切に着座しなくて も、それらの刃60°は端部材38′の外面に圧接し、それにより周囲の組織と 接触しないように保護される。端部材38° には、第5図に示す端部材52に ついて述べたようにコイルはね56が設けられるのがよい。
切断ブレード18a’ 、18b’ の構成の結果、切断ブレード]8a’、1 8b゛が第15図および第18図に示すように、引っ込み位置にあり、第1刃6 0゛が端部材38に着座されているとき、第2刃62“及び側部72°、78゛ の平行部分は対になって整合し、即ち、係合している。このようにして、切断ブ レード18a’ 、18b’ の刃は、これらを引っ込めると、周囲の組織と接 触しないように保護される。
第23図ないし第30図を参照すると、本発明による調節可能な管腔内弁切開器 10”の第3の実施例が示されている。第23図及び第24図に示すように、弁 切開器10゛′ は第1図ないし第8図に示す弁切開器10について前記した中 空の管状部材12、ワイヤ部材14およびハンドル16と本質的に同じ中空の管 状部材I2、ワイヤ部材14およびハンドル16を存している。はねワイヤ要素 24” 、26” には、切断ブレード18a” 、18b”がそれぞれ設けら れており、ワイヤ要素24°’ 、26” は弁切開器10について第3図に示 すように接合部30のところでワイヤ部材14に取付けられている。弁切開器1 0°゛は、それだけに限られるわけではないが、主として、その切断ブレード1 8a” 、18b’“の構成の点で弁切開器10’、10°゛ と異なっている 。
第23図及び第24図かられかるように、切断ブレード18a” 、18b”は 同じである。第25図ないし第29図を参照すると、切断ブレード18a”が示 されているが、切断ブレード18a” 、18b“は同じであるので、切断ブレ ードエ8a” 、18b”を両方とも第25図ないし第29図について説明する ことになると言うことがわかるであろう。
第7図および第8図に示す切断ブレード1.8 bおよび第16図および第17 図に示す切断ブレード18b’のように、切断ブレード18a” 、18b’“ は第1即ち後方の刃および第2即ち側部の刃を有している。第1即ち後方刃60 ゛′は概ねブレード18a” 、1.8b” の後縁部70゛″に沿って延びて おり、第2即ち側部の刃62゛は第1刃60′に対して概ね横方向にブレード1 8a” 、1.8b” の−側部72゛′から内方に垂下している。また、切断 ブレード18a’ 、18b’ の外面80゛ のように、切断ブレード]3a ” 、18b゛の外面80“は第25図および第29図に示すように複合的凸形 の表面を有している。しかしながら、切断ブレード18a゛、18b” の内面 64“は第25図および第29図に示すように複合的凹形の表面を有している。
複合的凹形の表面とは、軸方向および横方向の両方向に凹形である表面を意味し ている。
また、第26図に最も良く示すように、外面80“°は、平面図で見て、丸い先 縁部および後縁部74” 、70’“を有する実質的に台形の形状を有している 。また、側部72” 、78” には、第24図に示すように切断ブレード18 a” 、I 8b” が完全引っ込み位置にあるとき、互いに整合する、即ち、 係合するように構成された上方の直線部分72a”(第27図)、78a”(第 25図)がそれぞれ形成されている。第りおよび第2刃60“、62°′は後縁 部および側部および70” 、72” を角度をなして切削することによって形 成することができる。切断ブレードl 3a” 、18b” の他の側部78゛ ′および先縁部74゛° は滑らかである。
切断ブレード18a’ 、1.8b’ のように、切断ブレード18a” 、1 8b”は、それらの長さ方向中心線から片寄っていて、長さ方向中心線と側部7 2°“、80°゛ との間に位置決めされた平らなワイヤ要素24” 、26”  に取付けられている。切断ブレード1.8a“’、18b” は、切断ブレー ド18a、18bおよび18a’ 、18b’をそれぞれワイヤ要素24.26 に取付けるのと同じ方法でワイヤ要素24” 、26°°にそれぞれ取付けられ ている。また、ワイヤ要素24” 、26” は好ましくは平らなワイヤばねよ りなる。しかしながら、第25図および第27図に最も良く示すように、ワイヤ 要素24゛、26°′は、これらが刃60゛′ と概ね反対側の箇所90で鋭角 で曲げられているき言う点でワイヤ要素24.26と異なっている。この曲がり により、切断ブレード18a” 、18b” は引っ込めると、適切に寄り合う 。
また、弁切開器10゛′の端部材38パ は弁切開器10.10′の端部材38 .38′ と異なる形状を有している。切断ブレード18a” 、18b”の構 成を良好に受け入れるために、端部材38パ は底部に向けて内方にテーパな丸 い側部を有するカップ状である。かくして、切断ブレード18a” 、18b”  を引っ込めたとき、これらの切断ブレード18a” 、18b”が成る理由で 端部材38内に適切に着座しなくても、それらの刃601が端部材38゛′の外 面に圧接し、それにより周囲の組織と接触しないように保護される。端部材38 “ には、第5図に示す端部材52について述べたように、コイルばね56が設 けられるのがよい。
切断ブレード]3a” 、18b”の構成の結果、切断ブレード18a” 、1 8b”が第24図に示すように完全引っ込み位置にあるとき、対向した直線部分 72a” 、78a”が互いに整合し、第1刃601がQ:ijs材381に着 座されるように、切断ブレード18a” 、18b″の先縁部74゛°が相接す る。このようにして、切断ブレード18a1.18b”の刃は、切断ブレード1 8a” 、18b”を引っ込めると、周囲の組織と接触しないように保護される 。
本発明による管腔内弁切開器を使用する方法は第9図ないし第12図、第19図 ないし第22図および第30図に示されている。第9図に示すように、動脈10 8内の遮断体106をバイパスするように使用した切り口100を静脈104に 近接して脚102に形成する。調節可能な管腔内弁切開器10.10′または1 0”を切り口から挿入し、無効にすべき弁114にこれを越えず隣接して端部材 を設置する距離まで静脈104内へ前進させる。多くの弁を破壊しようとする場 合、管腔内弁切開器10.10゛ または10°°を最も遠い弁まで挿入し、次 いで、まず切り口から最も遠い弁から始めて切り口に最も近い弁で終わる順序で 弁を破壊することができる。アンギオスコープ116(第10図)を切り口11 8から挿入し、これを使用してモニタ】20上の切断ブレード18a及び]、  8 b、18a°及び18b°または18°゛及び18b”の位置を監視するこ とができる。
弁切開器の端部材38.38′ または38′′を第19図に示すように弁11 4の弁膜尖124a、124bのすぐ近くまで前進させると、矢印121bで示 すブレード間間隔が弁膜尖124a、124bと係合するのに十分であるが、内 壁部123を損傷するほどは広くない程度になるまで、切断ブレード18a及び 18b、18a゛及び18b゛または18°°及び18b” を第10図及び第 20図に示すように弁膜尖124a、124bを越えて長さ方向且つ半径方向外 方に伸張させる。アンギオスコーブ116を使用して第11図に示すようにブレ ードの位置決めおよび伸張を監視することができる。次いで、切断ブレード18 a及び18b、18a′及び18b°または18−及び18b”を第21図およ び第30図に示すように引っ込めてこれらのブレードを第11図、第12図およ び第22図に示すように弁膜尖124a、124bと係合させ、これらの弁膜尖 124a、124bを線126.128に沿って切断し、これらの弁膜尖を破壊 して弁114を無効にする。次いで、切断ブレード]、 8 a及び18b、1 8a゛及び18b゛または18°′及び18b” を完全保護位置へ完全に引っ 込めることができる。次いで、弁切開器の端部材38.38゛ または38″を 無効にすべき次の弁に近接して再び位置決めすることができる。外科医は、切断 ブレードを弁膜尖を越えて伸張させ、ブレードを引っ込め、ブレードを次の弁膜 尖と係合させ、これらの弁膜尖を切断して破壊する諸操作を繰り返す。この手順 を無効にすべき弁の各々毎に繰り返す。外科医に対する助けとして、アンギオス コーブ116を利用して、弁すべてを適切に破壊することができる。最も重要な ことには、外科手術を中断する必要がある場合、切断ブレード18a及び18b 、18a′及び18b゛または18°“及び18b”がそれらの完全引っ込み/ 保護位置にある状態の弁切開器を弁膜尖または静脈の内壁部のいずれの損傷もな しに静脈から抜き出せばよい。
前記教示を鑑みて、当業者にはわかるように、本発明の前記実施例の変更例およ び変形例が可能である。従って、添付の請求の範囲または同等の範囲内で、本発 明の詳細な説明した以外にも実施することができることは理解されよう。
FIG、 /9 FIG、 20 平成 年 月 日

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.遠位端部および近位端部を有する中空の管状部材と、前記管状部材の前記遠 位端部に対して伸張位置と引っ込み位置との間で、および互いから間隔を隔てる 開放位置と、互いにぴったりと引き寄せられる閉鎖位置との間で移動可能な第1 および第2の実質的の同じ対向した切断ブレードとを備え、前記切断ブレードは 、前記引っ込み位置にあるときには前記閉鎖位置にあり、前記伸張位置にあると きには前記開放位置にあり、前記切断ブレードの各々は複合的な凸形内面、複合 的な凹形外面、伸張方向における前方の鈍い縁部、引っ込み方向における後方刃 、および一対の対向側縁部を有しており、前記側縁部の一方は鈍い縁部であり、 前記側縁部の他方は刃であり、前記切断ブレードの前記内面前記位置すべてにお いて実質的に互いに面しており、前記別方の鈍い縁部は前記切断ブレートが前記 閉鎖/引っ込み位置にあるときに相接し、 前記中空の管状部材内に摺動可能に配置され、前記第1および第2切断ブレード を前記伸張位置および引っ込み位置と、前記伸張位置と引っ込み位置の間の複数 の部分伸張位置との間で移動させるための制御手段と、前記制御手段が前記第1 および第2切断ブレードを前記引っ込み位置から前記伸張位置まで移動させると き、前記第1および第2切断ブレードを前記閉鎖位置から前記開放位置まで互い にから横方向に移動させるための間隔手段と、前記引っ込み/閉鎖位置において 前記第1および第2切断ブレードの少なくとも前記後方刃を保護するための保護 手段とを備えたことを特徴とする調節可能な管腔内弁切開器。
  2. 2.前記側方刃は前記切断ブレードの前記内面から内方に延びており、それによ り、前記切断ブレードが前記閉鎖位置にあるとき、前記刃はいずれの周囲の組織 とも接触しないように保護されることを特徴とする請求項1に記載の弁切開器。
  3. 3.前記間隔手段は前記第1および第2切断ブレードを互いに離れるように横方 向に付勢するための付勢手段よりなることを特徴とする請求項1に記載の弁切開 器。
  4. 4.前記制御手段は、近位端部、および前記第1切断ブレードに取付けられた遠 位端部を有する第1ワイヤ要素と、近位端部、および前記第2切断ブレードに取 付けられた遠位端部を有する第2ワイヤ要素とを備えていることを特徴とする請 求項1に記載の弁切開器。
  5. 5.前記制御手段は更に前記第1および第2ワイヤ要素の前記近位端部に連結さ れた第3ワイヤ要素を備えていることを特徴とする請求項4に記載の弁切開器。
  6. 6.前記第1および第2ワイヤ要素は各々、前記後方刃の近傍に曲がり部を有す ることを特徴とする請求項4に記載の弁切開器。
  7. 7.前記保護手段は、前記管状部材の前記遠位端部に形成され、前記第1および 第2切断ブレードの少なくとも一部を包囲するための受け部手段よりなることを 特徴とする請求項1に記載の弁切開器。
  8. 8.前記受け部はカツプ状であり、引っ込み方向に内方にテーパした側部を有し ていることを特徴とする請求項7に記載の弁切開器。
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