JPH05502561A - 広帯域信号の伝送 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 広帯域信号の伝送 本発明は、例えばデータおよび／またはビデオ用の広帯域電気信号を、加入者、 特に既に配設された電話線ケーブルを有する加入者に伝送するための方法および 装置に関する。本発明によれば、新たなデータまたはビデオサービス用に引き込 み線（通常、同軸ケーブル）を新たに配設する必要性を省くことが可能である。

通信技術の進歩につれて、加入者は単純な電話サービスに加えてさらに新たなサ ービスを必要としている。例えば、伝送用に高帯域幅を必要とするケーブルによ るビデオおよびデータの要求がある。

この明細書では、単純な電話操作（音声帯域、通常はぼ４キロヘルツのアラログ 振幅変調および６４キロヘルツのデジタル）よりも大きな帯域幅、好ましくは、 ２．３．４．５．１０または２０の結合一般切り換え電話信号よりも大きな帯域 幅のことを広帯域と述べており、これはデータおよびビデオを含むがそれらに限 定されるものではない。特に、ＲＦＳＶＨＦおよびＵＨＦ信号に関しては、２゜ より大きなＲ波数であることが好ましく、さらには３ｏより大きなものがより好 ましく、４０キロヘルツのアナログ（ＡＭ）より大きいかまたは２００，３００ または４００キロヘルツのデジタルより大きなものがさらに好ましい。実際には 、３０または４０メガヘルツより大きな値、特に４７から８６２メガヘルツの値 のものに関することが好ましい。本発明は、また、ＮＴＳＣ型ビデオの帯域幅の 少なくともｏ、０００１、あるいは０．００１．０．０１倍ノ帯域幅を有する信 号に対して有用であると考えられている。

ここ何年かの間は広帯域信号は同軸ケーブルによって電気的に伝送されていた。

多くの配線構成においてネットワークがアクチブ（能動）、すなわち増幅器が数 キロメートルごとに設けられていることを意味しており、一部のネットワーク、 すなわち、いわゆる分割器ボックスから続いている個々の加入者への引き込みは パッシブ（受動）である。もし、例えば有線テレビジョン（ＣＡＴＶ）を加入者 に供給しようとする場合は、公共道路および加入者の庭は掘り茗こされ、新しい 同軸線を地中に埋設しなければならない。これは当然、非常に高価なものとなる 。

我々は今度、新たなケーブルの配設は省略することが可能であり、それに替えて 通常の電話線ケーブル、特に、加入者が既に利用している配設済みのケーブルを 使用することが可能であることを発見した。

このように、本発明は、広帯域電気信号（例えばデータまたはビデオおよび、特 に、ＲＦ、ＶＨＦまたはＵＨＦ信号など）を電気通信ケーブル、好ましくは電話 線ケーブル、特に引き込み線、好ましくはすでに配設済みのケーブルによって加 入者に伝送する方法において、この電気通信ケーブルは電気的シールドによって 囲まれた少なくとも一組の電気導電体を有し、この方法は、（ａ）上記シールド と（ｂ）上記−組の導電体のうちの一方の導電体との間に広帯域信号を供給する ことを有することを特徴とする方法を提供するものである。シールド内のすべて の導電体は好ましくは二つづづ組みにして設けられ、より好ましくは捩り合わさ れた組ごとに設けられ、そしてこのケーブルは好ましくは同軸型ではない。

この方法は、電話線ケーブル（または他の電気通信ケーブル）が既に配設済みで あり、その容量に余剰を有し、例えば、単一の電話線のみを必要とする加入者に 、少な（とも二組の導電体を有するケーブルで、加入者に供給をおこなう場合に は特に好適であろう。加入者への電話線ケーブル（しばしば引き込み線または引 き込みケーブルとよばれる）は、しばしば６．１０．２０または３０組の導電体 を含み、電話サービス用に使用されない余分の組となることがしばしばある。こ の場合、電話サービスと広帯域サービスとは異なった組を利用することが可能で ある。

それにもかかわらず、本発明は容量に余剰が存在しない場合にも利用可能である 。これは、例えば、通話信号を高周波信号に変換し、その信号と新たな広帯域信 号と多重化処理をし、結合された信号を上記規定された方法で伝送することによ り、実行することが可能である。これらの信号はその後加入者の敷地内において 分離される。

他の方法としては、通話信号を音声帯域周波数で保持し、また広帯域信号をより 高い周波数においてそれの最高値に印加することが可能となるであろう。再度、 何らかの分離手段を加入者の構内に設けることもできる。

広帯域信号をケーブルに印加する正確な方法は、ケーブルの種類、その長さ、ネ ットワーク構造および伝送信号などに依存する。例えば、それは（ａ）シールド と（ｂ）両導電体の組、との間に印加することが可能である。ケーブルは電気的 シールドによって囲まれた少なくとも二組の電気的導電体を有することが可能で あり、また、上記信号は、（ａ）シールドおよび一組の導電体の少なくとも一方 （好ましくは両方）と、（ｂ）他の組の導電体の少なくとも一方（好ましくは両 方）、との間に印加される。上記組の両方の導電体が使用された構成は、少なく とも、６組（例えばドイツのブンデスポストＢｕｎｄｅｓｐｏｓｔによって使用 されたものなど）を有する引き込み線ケーブル用として、および以下に述べる好 ましいネットワーク方式用として好ましい。このようなケーブルを用いれば、音 声帯域信号の電送用に更に１組以上を追加して適用することができ、このような 信号は、通常の方法で一組の導電体間に印加される。必要に応じて、未使用の組 を実質的に総てシールドに接続可能であり、後で追加の電話サービスが必要な場 合には、１組以上をシールドから切り離して、通話信号用に使用することが可能 である。

さて、好ましい広帯域ネットワークおよびそれに使用できる好ましい電話線ネッ トワークについて以下に述べる。好ましくは、電話線ネットワークの加入者ルー プに関するものであり、また“ローカルループ”または”ラストマイル”とも呼 ばれている。ネットワークのこの部分では、数百組の導電体を有することが可能 な配線ケーブルが、通常公共道路などに沿って配線されており、分岐接続点が当 間隔に形成され、ここで各加入者に接続している引き込み線またはケーブルが配 線ケーブルに接続されている。これらの分岐接続点は、接続ケースとして公知の エンクロージャ、例えば商標ＶＡＳＭのもとにレイケムによってドイツのＢｕｎ ｄｅｓｐｏｓｔに与えられた熱収縮製品などよって、環境シール構成とすること が可能である。

現にある広帯域信号は、好ましくは配線ケーブルにおける接続ケースと加入者と の間の場所において引き込み線ケーブルに印加される。接続ケースおよび更に別 のエンクロージャ（これも熱収縮部品を有することが可能である）が広帯域信号 を印加しているケーブルに対して接続を環境シールし、台座またはマンホール（ この用語はハンドホールを含む）などの単一のハウシング内に含まれることが可 能なように、その信号は好ましくは接続ケースの近くに印加される。広帯域信号 を印加しているケーブルは配線ケーブルと引き込み線ケーブルとの間の接続ケー スで接続可能であり、単一の接続ケースはそれで使用可能となる場合がある。

広帯域信号を導入するケーブル（これは同軸ケーブルを有することが可能である ）は、好ましくは、以下の方法で引き込み線ケーブル（または配線ケーブルまた はそれの引き込み接続部）に接続され、すなわち、接続期間中に引き込み電話線 ケーブルの少なくとも一組の導電体に沿って導電性を保持する方法で接続される 、なぜならこの方法では加入者への電話サービスは新たな広帯域サービスの導入 中に中断される必要がないからである。これの実行可能な好ましい方法を以下に 述べる。

広帯域信号は好ましくは、短い距離能れた能動ネットワーク装置から引き込み線 ケーブルに伝送され、好ましくは、この能動ネットワーク装置は同一の台座、マ ンホールまたは接続閉鎖部を有するその他のハウシングに含まれる。上記の能動 装置は増幅器を有することが可能であり、また光ファイバなどの導波管から回収 された光信号から広帯域電気信号を発生する電気／光の変換器を有することもで きる。能動装置は、好ましくは引き込み電話線ケーブルの減衰特性によって広帯 域信号の電力調整を行うための手段を有することが可能である。信号を調整する この能力は重要である。なぜなら、一般に引き込み線ケーブルは、同軸ケーブル においては予知可能な、ケーブルの長さや信号周波数関数としての減衰などの所 定の特性を有していないからである。

このような能動装置は各加入者に１ａｌずつ設けることが可能であり、その場合 、引き込み線ケーブル（通常１００メートル以下、好ましくは５０メートル以下 ）の、信号が各加入者に導入される地点からの距離の変化にもかかわらず、各加 入者に対して最適の性能が得られる。

本発明は広帯域信号を搬送する光フアイバ配線ネットワークと共同して特に便利 に利用される。上記配線ネットワークは音声帯域電話信号もまた搬送可能であり 、これら２種の異なった信号はその後、既設の電話配ネットワークの引き込み線 ケーブルに印加される。広帯域および音声帯域は引き込み線ケーブルに印加され る前は分離可能であり、これらは上記のように分離して印加することができる。

新たな広帯域方式の配設には通常、公共道路に沿ってファイバケーブルを配設す る必要がある一方、客の構内に新たな引き込みケーブルを設ける費用および不便 さが回避される。また別に、光フアイバネットワークはデータまたはビデオなど の新たなサービスを供給し、また現にある電話配線ネットワークは電話サービス を供給し続ける。

本発明を、以下のような構成の光フアイバ配線ネットワークと共に使用するとき に、特に良好な結果が期待される。単一モードまたは多重モードファイババスが 、多（の加入者の構内に隣接する公共道路または他の路線に沿って電気通信中央 局から接続されている。

バスは多重送信された信号を搬送することができ、多くのまたはすべての加入者 が独自に通話することが可能となっている。加入者インターフェースユニット（ ＳＩＵｓ）がバスに沿って等間隔に設けられ、その好ましい個数はバス当たり２ ０ないし３０で、通常はほぼ２４である。各ＳＩＵには１個以上の光タップ（取 出口）が設けられ、このタップにより光信号がバスから回収される。タップは好 ましくは非侵入構成であり、また好ましくは、ファイバおよび光カブラを曲げる ための手段を有し、この手段は、光信号がそれの長さ方向の中間位置でのファイ バのバッファを介して回収されるようにファイバの曲げ部分に取り付けられてい る。電気／光変換器は、ファイバからの光信号を引き込み線ケーブルに印加され る広帯域電気信号に変換するために設けられている。このタッピング（取り出し ）および検出は米国４７４７６５２　（レイケム）に開示され請求されており、 その開示は参照してここに導入されている。ＳＩＵはまた電力の供給も可能であ り、例えばアドレスコードによって受信された情報群を確認し、それが提供する 単数または複数の加入者用に意図された情報群のみ通過させることが可能な電子 工学部品を有することができる。各ＳＴＵは好ましくは４ないし２５、特におよ そ８の加入者に役立ち、また本発明の方法は、それゆえに、必要に応じて各加入 者に対して信号電力を個々に調整しながら、複数の加入者に１個以上の信号を伝 送することを想定している。

ＳＩＵはある手段が設けられており、それによって各引き込み線ケーブルにそれ を印加する各信号の特性（特に電力）が、それぞれの引き込み線ケーブルの何ら かの特性（特に減衰）により独自に調整可能となる。

ＳＩＵは好ましくは特に突き合わせ型のエンクロージャを有し、単数または複数 のタップと電子部品などを外部から保護している。

入力側および電力側光ファイバケーブルは熱収縮部品によってエンクロージャに 対して密閉構成とすることができ、あるいはエンクローツヤ自体に熱収縮部品を 設けることも可能である。このエンクロージャは好ましくは同じ台座、マンホー ルまたはその他の上記のようなハウジング内に含まれる。

ファイババスに沿って非侵入型のタップを使用している光フアイバネットワーク の詳細は米国４７６８８５４　（レイケム）に開示および請求され、その開示内 容をここで参照により引用する。

広帯域信号を電話線引き込みケーブルに印加することができる好ましい方法およ び製品について以下に説明する。

電話線引き込みケーブルの電気的シールド部材の中間長さ部が除去され、エンク ロージャが該シールドの残った端部をつなぐように設けられることが好ましい。

従って、本発明は、（１）シールドの一方の端部に対して第１の電気的接点を有 する、上記電話線ケーブルの入り口部と、 （２）シールドのもう一方の端部に対して第２の電気的接点を有する、上記電話 線ケーブルの出口部と、（３）上記第１および第２の接点部の間に設けられた電 気的接続部（これはエンクロージャの壁部材によって構成可能である）と、（４ ）上記電話線ケーブルの導線間および／または導線に接続を行う手段と、 （５）上記電話線ケーブルの導線の組を形成する任意の手段と、（６）エンクロ ージャを通過している上記電話線ケーブルの導線を広帯域信号から遮蔽するため の減衰コイルなどの任意の手段、とを有するエンクロージャを提供するものであ る。

エンクロージャが全体としてケーブルを断絶することな（、ケーブルの周囲に取 り付は可能とするために、エンクロージャまたはその一部が好ましくは“ラップ アラウンド”型に構成される。”う・ツブアラウンド”という用語はケーブルア クセサリ技術（例えばＧＢ１１５５４７０において参照可能）ではよく理解され ており、またここで使用されたように、それは何ら特定の形状も適応性も意味す るものではなく、むしろそれの端部へのアクセス（出入り）なしに（ケーブルな どの）細長い基板の周囲に取り付は可能であることを意味する。このように、エ ンクロージャは、好ましくは、断面形状が常時閉じられた構成ではなく、ケーブ ルが縦方向に挿入可能なように開口されまたは開口可能である入り口および出口 部を有している。エンクロージャは、ケーブルの周囲に共に配設される２個のバ ーフンエルを有することが可能である。上記ハーフシェルは蝶番構成されるかま たは一体的に固定されクラムシェル構成のエンクロージャを提供することができ る。このラップアラウンド、バーフンエル、またはクラムンエルの構成はエンク ロージャ全体またはその一部分のみによって構成できる。例えば、エンクロージ ャは取り外し可能な蓋を有する実質的に方形の箱を有することもできる。出口お よび入り口は（線型用では）対向する端部面、または（突き合わせ型では）一方 だけの端部面に形成可能である。出口／入り口は両端面まで延在することも可能 であり、または出口／入り口の一部は、出口／入り口の閉じられた断面が蓋が適 所にあるときに閉じられた断面に帰着するように、端部面、および蓋の一部によ って形成可能である。

このようなエンクロージャはケーブルのすべての導線を断絶することなくケーブ ルの周囲に形成配置できる。

入り口／出口は好ましくは機械的接触などの接触手段を有し、該接触手段は好ま しくは弾性付勢され、特に板ばね形状で、ケーブルのシールド部材と接触するよ う構成されている。

エンクロージャは電話線ケーブル用の入り口および出口と、同様に広帯域信号搬 送用同軸ケーブル用の入り口を有することも可能である。従って、エンクローシ ャは従来のＣＡＴＶの分割ボックスといくつかの類似点を有することができる。

しかし、その機能は異なるものであり、従ってその構造のいくらかの態様は異な るものとなる。特に、その主要人り口および出口は、外部導線用の接点部を有し ているが、通常は同軸ケーブル中心導線用の接点部は有しておらず、好ましくは 、規則的な電話線ケーブルにより搬送される導線の組との接続を構成し実行する 手段を有するであろう。

それ故に、本発明は、電気的シールドによって囲まれた導体を少なくとも一組を 有するケーブルに電気的接続を行う為の方法及び、その方法に用いるエンクロー ジャを提供するものであって、その方法及びエンクロージャは以下のもを有する 。

（ａ）　ケーブルの両端の間の部分からノールドを取り除くと共に、少なくとも 該ケーブル（通常、電話サービス、特に既設の電話サービスに用いられている導 線の一組）の導線の一本は未使用のままに放置し、； （ｂ）　−組の導線の少なくとも一本の該部分に、一本の導線を電気的に接続し 、（通常、広帯域ケーブルを該ケーブル及び−組の導線のうちの一本或は二本に 電気的に接続するが、好ましくは同軸ケーブルの外側導線を両シールドと一組の 導線の両方に間接的にあるいは直接接続すると共に、同軸ケーブルの内側の導線 をもう一方の一組の同軸ケーブルの両方の導線に接続し、）：そして（Ｃ）　該 部分の周囲に、該ケーブルの為の入口と出口を有するエンクロージャを取り付け ると共に、該入口と出口をラップアラウンドタイプで構成し、それぞれ該部分の 各端部近傍のシールドを行うと共に、電気接点間で電気接続を行う電気接点を有 し、好ましくは、使用の際該同軸ケーブルの内側の導体に接続する。

以下の添付図面を参照して、本発明中について更に説明する。

区２は、本発明を用いたネットワークを示す。

図３は、本発明による手段を用いて電気接続を行う方法を示す。

図４は、本発明に基づくエンクロージャを示す。

図５は、ラップアラウンドクロージャ（ｗｒａｐａｒｏｕｎｄ　ｃｌｏｓｕｒｅ ）示す。

図１は、電話１あるいは加入者の構内２にあるソケットに電話信号を伝送する従 来の方法を示す。配線ケーブル３は引き込み電話ケーブル４に接続されており、 その接続部は接続ケース５でシールされている。更に、受動スプリッタ８に接続 された引き込み同軸ケーブル７を有する広帯域同軸ケーブル６が取り付けられて いる。引き込み同軸ケーブル７は、また加入者２に到達し、そしてテレビやコン ピュータ等あるいはそれらのソケットで終わる。加入者工に広帯域サービスを提 供するには新線７を新たに追加しなければならないが、現存のケーブル４はダク ト配線よりも、むしろ直埋膜されいることが多いので、通常は掘り返し工事が必 要である。

図２に、本発明を図解する。広帯域ケーブル１０によって、加入者２と接続ケー ス５との間の位置１１で、引き込みケーブル４に広帯域信号が供給される。

ケーブル１０の中を伝送される広帯域信号は、加入者インタフェースユニット（ ＳＩＵ）のような装置から得られるのが好ましく、なおケーブル１０は同軸ケー ブルで構成されてもよい。５ＩＵ１２は多機能、特に光フアイババス１３からの 光信号の回収（ｗｉｔｈｄｒａｗａｌ）及びその光信号を所望の電力を有する電 気信号へ変換する機能を有している。電気信号の所望電力は引き込みケーブル４ の特性、特に位置１１と加入者２との間での減衰に依存する。

接続部５．５ＩＵ１２、及びケーブル４．１０の間の接続部の周囲のエンクロー ジャは、熱収縮性製品を用いてシールされており、それらは互いに近傍に好まし く位置しているので、好ましくは単一のハウジング１５内に収納される。

図３Ａ及び３Ｂ、３Ｃはケーブル１０を引き込みケーブル４に結合する方法を図 解している。ケーブル４の両端間のケーブル被覆１６の一部分が取り除かれ、ケ ーブルシールド１７の短長が除かれて、暴露されたケーブルをそれぞれの一端で シールドする。そして、捩じられた組みになった導線１８が表われる。ケーブル １０によって搬送される広帯域信号が、（ａ）シールド１７及び−組の導線６Ａ と（ｂ）他の一組の導線６Ｂとの間に印加されるように、ケーブル１０がケーブ ル４に電気的に接続されている。他の組になった導線、たとえは６Ｃは電話信号 の伝送の為に残っている。実施例において図解されている広帯域信号を供給する ケーブルは軸芯導線１９及び外側導線２０、被覆２１より構成される同軸ケーブ ルである。

図３Ａ、及び３Ｂ、３Ｃに示す接続は、捩じられた一組の導線６Ｃで提供されて いる電話サービスを損なうこと無く行う事ができる。

これは、例えばケーブル１０をエンクロージャに差し込むなどして、引き込みケ ーブル４の周囲にエンクロージャを設ける事により実現出来る。このようにエン クロージャは、必要な各種の接続と電子機器を有している。

このようなエンクロージャ２２が図４Ａ及び４Ｂに図解されている。引き込みケ ーブル４は入口２３を通って出口２４に抜ける。広帯域信号を供給するケーブル １０は、入口２５を通って入る。

図４Ｂは、図４Ａに表されている一般的なタイプのエンクロージャの部分断面を 示す。エンクロージャは、大略矩形の中空本体２６と蓋２７を有する。出口２４ は接点２８によって、シールド１７に電気的に接触する。本体２６またはエンク ロージャの他の部分は、シールド及び接点２８を接点２９と接触させる為の金属 を有しても良い。接点２９は、同軸ケーブル１０（図３０参照）が差し込まれる 入口２５の中に設けられている。このようにして、ケーブル１０のシールドはケ ーブル４のシールドに接続されている。図４Ｂに示されるでいるシールドに接続 されている組になった導線６Ａは、本体２２の壁面の位置３０で終端している。

ケーブル１０がエンクロージャ２２に差し込まれた時に、ケーブル１０の軸芯導 線１９（図３０）は接点３１に接続される。こうして、軸芯導線が組になった導 線６Ｂに接続される。組みになった導線６Ｃは、エンクロージャ２２から断面図 の視野の外に出ている。

エンクロージャ２２に出入りする各種のケーブルは、必要に応じてシーリング材 を内側に被覆した熱収縮性スリーブ３２によって、入口及び出口でシールされる 。

組になった導線６のオーガナイザ（ｏｒｇａｎｉｚｅｒ）　３３及び必要に応じ て導線を接続する装置３４を有するエンクロージャが表されている。電子基盤３ ５もまた設けられている。

エンクロージャ２２はラップアラウンド設計で、図５にその半分が不完全に示さ れている。半分の入口２３とオーガナイザ３３が示されている。このような半分 のエンクロージャ、および／または半分の入口／出口、および／または半分のオ ーガナイザは、所望に応じて蝶番留めしても良い。

疑義を避ける為、本発明は、特に現有の電話ケーブルを通して、加入者に信号を 供給する各種の方法及び事物を提供するもである。

ケーブル、接続部、エンクロージャおよび／あるいはネットワーク構成のいかな るものを選択しても良い。

国際調査報告 ｌｎｍｅｅ＋ｉｏ＋ｍＡ、ｐｌｋｍ＋ｉｗ＋Ｉａ　ＰＣＴ／ＧＢ　９０１０１６ ８０国際調査報告 ＰＣ丁／ＧＢ９０１０１６８０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．電気シールドで囲まれた電線を少なくとも一組有する電気通信ケーブルを用 いて加入者に広帯域電気信号を伝送する方法であって、（ａ）シールドと（ｂ） 一組の電線の少なとも一本との間に広帯域信号を印加することを特徴とする方法 。 ２．該電気通信ケーブルは既設ケーブルであることを特徴とする請求項第１項に 記載の方法。 ３．該広帯域信号を（ａ）該シールドと（ｂ）該一組の導線の両方との間に印加 することを特徴とする請求項第１項及び第２項に記載の方法。 ４．該電気通信ケーブルが電気シールドで取り囲まれた電線を少なくと２組有す ると共に、（ａ）該シールド及び該一組の導線の少なくとも一本と（ｂ）他の一 組の導線との間に該広帯域信号を印加することを特徴とする請求項第１項或は第 ２項、第３項に記載の方法。 ５．音声帯域電気信号を該加入者に伝送する方法を更に有し、該電気通信ケーブ ルは電気シールドで取り囲まれた電線を少なくと２組有すると共に、更に（ａ） 該シールドと（ｂ）該一組の導線の少なくとも一本との間に該広帯域信号を印加 し、他の一組の導線間に該音声帯域信号を印加することを特徴とする上述請求項 の何れか一項に記載の方法。 ６．該電気通信ケーブルは電気シールドで囲まれた導線を少なくとも六組有する と共に、更に（ａ）該シールド及び少なくとも一組の導線の一本と（ｂ）他の一 組の導線との間に該広帯域信号を印加すると共に、他の一組の導線の間に該音声 帯域信号を印加することを特徴とする請求項第５項に記載の方法。 ７．該電気通信ケーブルは配線ケーブルから該加入者まで配役されていると共に 、該広帯域信号が該電話ケーブルが該配線ケーブルと連結される位置に供給され ることを特徴とする上述の請求項の何れか一項に記載の方法。 ８．該電気通信ケーブルは配線ケーブルから該加入者まで配設されていると共に 、該電話通信ケーブルが配線ケーブルと連結する位置と該加入者との中間位置に 該広帯域信号を印加することを特徴とする請求項第１項から第６項の何れか一項 に記載の方法。 ９．接続中も電話信号を連続的に伝送できる該電気通信ケーブルの導線の少なく とも一組の電導性を保持し、該広帯域信号用の電気ケーブルが該中間位置で該電 気通信ケーブルに接続されることを特徴とする請求項第８項に記載の方法。 １０．該電気通信ケーブルに該広帯域信号が印加される位置に、該電気通信ケー ブルを取り囲んでエンクロージャが取り付けられることを特徴とする請求項第８ 項あるいは第９項に記載の方法。 １１．該電気通信ケーブルの電気シールドの中間長さが取り除かれると共に、そ の結果シールドに生じた両端部を橋渡しするように、該エンクロージャか取り付 けられ、該エンクロージャは：（１）該シールドに生じた一端と接続される第一 の電気接点を有する該電気通信ケーブル用入口、 （２）該シールドに生じた他端と接続される第二の電気接点を有する該電話通信 ケーブル用出口、 （３）第一と第二の接点の間の電気的接続、（４）該電気通信ケーブルの導線に 、および／または、導線の間に接続する手段とを有することを特徴とする請求項 第１０項に記載の方法。 １２．該エンクロージャは更に： （５）該電気通信ケーブルの組になった導線用のオーガナイザを有することを特 徴とする請求項第１１項に記載の方法。 １３．該エンクロージャは更に： （６）ハウジングを該広帯域信号が通る時に、該電気通信ケーブルの導線を該広 帯域信号からシールドする手段を有することを特徴とする請求項第１１項または 第１２項に記載の方法。 １４．該エンクロージャは、該電気通信ケーブル用としてラップーアラウンド設 計の入口と出口を有することを特徴とする請求項第１０項から第１３項の何れか に一項に記載の方法。 １５．該広帯域信号は電気／光学変換器を有する装置によって光信号から作り出 されることを特徴とする上述の請求項の何れか一項に記載の方法。 １６．該装置は更に、該広帯域信号の電力を調整する手段を有すると共に、該電 力は該電気通信ケーブルの減衰特性に基づいて調整されることを特徴とする請求 項第１５項に記載の方法。 １７．該光信号はタップによって、光ファイババスの長さに沿った中間位置から 回収されることを特徴とする請求項第１５項または第１６項に記載の方法。 １８．該電気／光学変換器及び該タップには環境シールされたハウジングが設け られていることを特徴とする請求項第１７項に記載の方法。 １９．（ａ）該電気通信ケーブルは配線ケーブルから該加入者まで配設されてお り、該電気通信ケーブルと該配線ケーブルとの間の接続部は第一の環境シールさ れたエンクロージャに包まれており；（ｂ）電気ケーブルが電気／光学変換器と 光ファイバケーブル上の光学タップから該電気通信ケーブルまで設けられおり、 （ｃ）該電気／光学変換器と該タップは第二の環境シールされたエンクロージャ に包まれており； （ｄ）該電気ケーブルと該電気通信ケーブル間の接続部は第三の環境シールされ たエンクロージャに包まれていることを特徴とする請求項第１８項に記載の方法 。 ２０．該第一および／または、第二および／または、第三のエンクロージャは熱 収縮性材でシールされることを特徴とする請求項第１９項に記載の方法。 ２１．該第一および、第二、第三のエンクロージャは一つのハウジングに収納さ れることを特徴とする請求項第１９項または第２０項に記載の方法。 ２２．該電気通信ケーブルは、装置によって、加入者に於いて終端させられると 共に、該装置は、 （ａ）電話ソケット； （ｂ）広帯域信号受信器と接続するためのソケット；及び（ｃ）該広帯域信号か らソケット（ａ）をシールドする手段とを有することを特徴とする上述の請求項 の何れか一項に記載の方法。 ２３．信号を複数の加入者に伝送すると共に、（ａ）広帯域光信号を光ファイバ に沿って送信し；（ｂ）該ファイバから広帯域信号をタップし；（ｃ）該広帯域 光信号を広帯域電気信号に変換し；（ｄ）該広帯域電気信号を複数の電気通信ケ ーブルに沿って送信し； 各電気通信ケーブルは電気シールドに囲まれた電線を少なくとも一組有すると共 に、該広帯域電気信号は（ａ）該シールドと（ｂ）一組の該導線のうちの少なく とも一本との間に印加されることを特徴とする方法。 ２４．各電気通信ケーブルは電気シールドに囲まれた導線を少なとも三組有する と共に、該広帯域電気信号は（ａ）該シールド及び一組の該導線のうちの少なく とも一本と（ｂ）もう一組の導線との間に印加されることを特徴とする請求項第 ２４に記載の方法。 ２５．該電気通信ケーブルのそれぞれに沿って送信された該広帯域電気信号の電 力は、該電気通信ケーブルの各々の減衰特性に基づいて調整されることを特徴と する請求項第１２項または第２４項に記載の方法。 ２６．該光ファイバは複数の多重光信号を搬送するバスであることを特徴とする 請求項第２３項、または第２４項、第２５項に記載の方法。 ２７．該バスはセントラルオフィスからの配設された電気通信ネットワークの加 入者ループを有することを特徴とする請求項第２６に記載の方法。 ２８．電気シールドによって囲まれた導線を少なくとも二対有するケーブルに電 気的に接続すると共に、（ａ）該ケーブルの両端間の部分から該シールドを除去 し、且つ該ケーブルの導線を少なくとも一組未使用状態にし、（ｂ）もう一組の 導線の少なくとも一本の、該部分に、導線を電気的に接続し； （ｃ）該部分の回りに該ケーブルの為のラップアラウンドタイプの入口と出口を 有し、且つ該部分の各端部に近接するシールドの為のそれぞれの電気接点と該接 点間に電気接続を有するするエンクロージャを取り付けることを特徴とする方法 。 ２９．ケーブルの両端間の部分に電気的接続を行う為に用いられるエンクロージ ャであって、該ケーブルは電気的シールドで取り囲まれた導線を少なくとも一組 有し、更に：（ａ）ラップアラウンドタイプの中空本体；（ｂ）該ケーブルのシ ールド用の電気接点手段を有する、電気通信ケーブル用のラップアラウンドタイ プの入口と出口；（ｃ）該電気接点手段間の電気的接続；（ｄ）電気通信ケーブ ルの導線間を、および／または、導線に接続する手段；と （ｅ）高周波放射から該電気通信ケーブルの導線をシールドする手段を有するこ とを特徴とするエンクロージャ。