JPH05502401A - ブラシのない歯清浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ブラシのない歯清浄器 一般的に、日常的に歯を清浄するために歯ブラシを用いるのは普通である。歯ブ ラシは直線、屈曲又は屈折された杆の端部にブラシを形成したものである。この 歯ブラシは各種各様の剛さと形のブラシを備えている。この構造には色々なもの がある。近年ブラシ部分を交換可能にすることが提案され、衛生の面から多くの 利点がある。ブラシ部分は杆に着脱可能に固定しなければならない他、歯を清浄 しているときブラシの運動をゆるませなくする様に杆に確実に取付けなければな らないから、適正価格にするためには問題が残っている。

又、指にはめ込み可能で、繊維等の粗い表面の形の指サツク状の清浄器も各種提 案されている。この指サツクは歯みがき剤を含浸させることができる。このいわ ば原始的方法による清浄器では歯ブラシがないときに指を動かして歯をきれいに することになり、歯の衛生的観点からは不充分になりやすい。

最近の常識によれば、歯そのものを規則正しく数分間で集中的にやわらかいブラ シで歯をこすると、歯の表面に微細な傷を生じるということが確実視されている 。この点は歯を溶かしやすい食物を取った後溶けに＜＜、目立ちやすい歯のほう ろう質に生じるのである。

従って本発明の課題は、容易且つ良好に製造でき、需要者の近くに配ることがで き、数回の使用を限度とするが数ケ月は使用せずに捨ててしまうことができるブ ラシのない清浄器を提供することにあり、又実施例では数回使用した後にヘッド を変換できるようにしたこの清浄器を提供することにある。

又別の課題は歯の表面に傷を付けることなくした清浄器を提供することにある。

この課題は請求の範囲１による発明の態様により解決する。

推奨される実施例では従属請求の範囲に記載している。

実質的に本発明は清浄器の弾性にあり、弾性は歯の少なくとも３面、即ち喰切る 面、内外面で少なくとも１個の歯を同時的に完全に包囲し、歯の表面を清浄器の 清浄作用表面との常時接触を清浄中に確実にし、上下の歯のそれぞれ相異する形 状、即ち門歯から奥歯へ移動させる際自動的に適合させる構成とすることが可能 となる。歯に清浄器をはめ込むのは、門歯にはめ込む際の開口により実施されこ の様にして清浄器乃至ヘッドを歯の全高に達し、歯肉の縁迄達する迄押込める。

清浄器を前後運動させると（歯と歯の間の凹所を含めて歯の表面全体を清浄化で き、このとき、エナメル質を傷付けることなく歯石や付着物をやわらかく除去す る。

基本的には次の構成も可能である。

Ａ、杆なしの弾性材料からなる長いブロック。このブロックは一方の側面に貫通 開口を有し、この開口が歯にはめ込まれる。材料の弾性により同時的に複数の歯 にかぶさるブロックは口蓋のわん曲に追従し、清浄中の前後運動でも常時上顎と 歯に適合する。この構成に特に適当な材料は１体的発泡体である。

Ｂ、杆に着脱可能な清浄ヘッド。弾性はヘッド材料の形成及び／又は杆のバネ力 により保証される。ヘッドは丸か、角形かが有利であり、１個又は２個の歯にか ぶさる。

ヘッドを杆に固定するのは周知の手段、スナップシステム、ネジシステム、ラッ チシステム等による。

ヘッドは例えば発泡体、１体発泡体、ゴム、シリコンゴム等からなる。ヘッドを 複数の層の材料、例えば弾性の外層、非常にやわらかい弾性の中間層及び歯の表 ｍｌに接触させ：例えば粗い表面の発泡材、各種のベルベット、パイル及び他の 繊維、フェルト、ブロック等の繊維材料、又は繊維フリース、パイル状の人工繊 維等からなる内層から構成すると有利である。

本発明を次に実施例により詳細に説明する。

図１ａは上述カテゴリＡによるブロックの構成図であり、図１ｂは多数の歯には め込んだ図１ａによるブロックを示し、図２は弾性材料からなり、回転可能には め込んだ清浄ヘッドと杆の横断面図であり、図３は弾性フォーク状の杆と杆先端 に取付けた多少とも弾性の清浄ヘッドとの横断面図であり、図４８は図２の清浄 ヘッドと門歯にはめ込んだときの横断面図であり、図４ｂは図４ａの清浄ヘッド を奥歯方向に更に動かしたときの横断面図であり、図５はフォーク状杆の側面図 であり、図６は図３に対応した清浄ヘッドの横断面図である。

図１ａ、ｌｂにおいて、清浄ブロック１は側方の開口２と一端に設けた開口３と を有する１体発泡材からなる。もう一方の端にはキー又は軸４が形成されている 。このキー又は軸４で、歯の中間へこみが清浄できる。開口２は清浄ブロックを 歯にはめこむのに役立ち、その除土から下顎、下から上顎に複数の歯を包囲する 。開口３は少なくても１個の歯にはめ込まれるのに役立つ。特に良好な清浄を行 えるために、この間口２，３は粗い表面を有し１例えば粗目加工、歯形加工又は 突起加工が施されている。

歯を清浄にするために、所望の場合、開口して清浄剤を入れた後歯６にはめ込み 、手で前後動する。又所望の場合、歯や口蓋に接従しない面５も、粗くされ、例 えば粗目加工、凹凸加工等さし指が確実に保持できるようにする。

図２には、１児歯ブラシの杆に似た場合により屈曲する杆７を示している。この 杆７は剛性高く、一端に球８を備えていて、この球８にヘッド９が回転可能及び 交換可能に取付けられる。球８の替りに他の着脱可能な固定手段、例えば、ネジ 、球ヒンジ、スナップ等を設けてもよい。

清浄ヘッド９は特に丸形であるが他の形状にしてもよい。

この場合（図示していない）、当然杆のヘッド端が対応した凹所を有している。

開口１３内には歯を清浄にするための材料及び交換可能な層１２を設けることも できる。この変形例は全ての他の実施例でも用いることができる。

図４ａ、４ｂには門歯１５（図４ａ）乃至奥歯１６（図４ｂ）に取付けたヘッド ９を示している。丸形のヘッド９は弾性のある外側カバ１０、例えば１体発泡材 からなるカバ１０により包囲され、このカバ１０には弾性発泡材、ゴム、シリコ ンゴム等が取付けられている。層１１には内側清浄層１２が接続され、この層１ ２はベルベット、パイル、糸織物、フリース等から形成され、場合により清浄剤 で含浸できる。所望の場合、中間層１２が歯処理剤を備えていてもよく、清浄処 理剤は使用前に設け、ゆっくりとなくなる様なものであってよい、多層ヘッドの 替りに一層形のヘッドとしてもよい。

歯と接する表面はヘッドを歯の上で前後動すると、歯の表面は（歯の頂面、唇面 及び舌面）全面で機械的に摩擦により清浄化され、歯に傷を付けることがないよ うに形成されている。

ヘッドの寸法は次の様に選択される、清浄ヘッドの端部１４が両側でほぼ歯肉に 達する。歯肉の損傷を防しために、この端部が対応してやわらかくなる様にする ことに注意する。

この点は場合により特別な層形成により実施される。

杆７に取付けられるヘッド９は歯を清浄にするために、先ず門歯に取り付けられ 、その薄い噛面が開口１３内に挿入される。軽い押圧力でヘッドが歯に押込まれ 、端部１４が所望の深さに達する。ヘッドを歯の上で前後運動することにより清 浄が急速に行われ、問題なく高能率で実施される。１回の前後動の後、ヘッドを 杆と共に次の歯に移動させ、この歯も同様に清浄化する。最後の歯では清浄器は 前から外され、他の歯列を清浄するために別の歯にはめ込まれる。図４ａは。

門歯１５に、図４ｂは奥歯１６にヘッドを設けている。本質的に幅と深さが大き い奥歯１６は弾性中間層１工を圧縮し、弾性外側カバ１０を伸ばす。

別の構成（図３）では、杆７が弾性フォーク１７として形成されている。フォー ク１７の先端は次の様に形成されている。このために設けられた孔１９によりヘ ッド１８が挿入される。このフォークの例は図５にも示している。肥厚部２１は ヘッドの滑りを防ぎ、ヘッドは先端のかぎ状の端２２により固定される。ヘッド を交換するために、軽い引張り、固定に打勝つ程度の引張りで充分である。ヘッ ド１８はフォーク１７の先端により矢印方向に圧縮される。歯にはめ込んだ後、 対応して歯に圧力を与える。ヘッドとフォーク間の連結はスナップ連結でもよい 。

杆はフォーク状の替りに舌状、ビンセラ１−状に形成してもよい。この例はヘッ ドにより生じる圧力を調節し歯肉の圧力のないマツサージでも実施できる。この 様なフォーク、舌状、又はピンセット状の杆に取付けるための、２個の孔１９及 び開口２０を備えた清浄ヘッド１８は、上述の様な材料からなり、多層のもので あってよい。弾性が杆にあるので、その弾性は図４の例よりも小さくてよい。

要約 器具が開口を備えた弾性、清浄ヘッドを有している。開口側の内側にはブラシの ない、例えば糸織物からなる清浄層（１２）を有している。清浄するためにヘッ ドは先ず門歯（１５）にはめ込まれ１前後動され、歯（１！５，１６）は３方か ら包囲されている。器具は簡単でしかも製造しやすく、歯の表面に傷を付けるこ となく歯の清浄をきれいに実施できる。

国際調査報告 【

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．門歯の頂面を越えて少なくとも１個の歯にはめ込みための開口を有し、はめ 込み部分が頂面、唇面及び舌面側の側壁で少なくとも１個の歯を完全に包囲する ように形成されていることと、歯清浄器が門歯から臭歯に移動されるとき大きな 頂面の歯でも完全に包囲するように充分な弾性を有していることと、その歯に接 触する表面が歯の表面に傷を付けるようなことになるく機械的に清浄を行う様に 形成されていることを特徴とするブラシのない歯清浄器。
2. ２．請求の範囲１において、杆と該杆と着脱可能で交換可能な摩擦ヘッドを有し ていることを特徴とする歯清浄器。
3. ３．請求の範囲２において、杆が剛性を有し、ヘッドが弾性を有していて、ヘッ ドが複数の層を有し、該層のうち最外層が中間層及び歯の表面に接触する最内層 よりも弾性が小さく、最内層が粗目加工されていることを特徴とする歯清浄器。
4. ４．請求の範囲２又は３において、ヘッドが杆に回転可能に固定されていること を特徴とする歯清浄器。
5. ５．請求の範囲２において、杆がヘッドを収容する端部に、弾性のフォーク状、 舌状又はピンセット状の部材を有し、その両自由端がヘッドに着脱可能に連結可 能であることを特徴とする歯清浄器。
6. ６．請求の範囲５において、ヘッドが少なくとも１個の弾性材料からなり、杆の 自由端を挿着する孔を備えていることを特徴とする歯清浄器。
7. ７．請求の範囲２から６までのいずれかの項において、ヘッドが少なくとも部分 的に発泡材、ベルベット、マンチェスタベルベットパイル又は他の糸織物、又は フェルトフロック等の繊維又はフリース、人造絹糸、１体発泡材、ゴム、シリコ ンゴム又は繊維付発泡ゴムからなることを特徴とする歯清浄器。
8. ８．請求の範囲１において、清浄器が杆のない手によって把持されるブロックか らなり、その寸法が同時的に複数の歯を清浄内面により包囲されるように決めら れていることを特徴とする歯清浄器。
9. ９．請求の範囲１から８のいずれかにおいて、歯と接触させられる内面が歯清浄 剤により含浸されていることを特徴とする歯清浄器。
10. １０．請求の範囲１から９のいずれかにおいて，開口内に交換可能な層が着脱可 能に固定されていることを特徴とする歯清浄器。