JPH05501654A - 霊長類レンチウイルスワクチン - Google Patents

霊長類レンチウイルスワクチン

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JPH05501654A
JPH05501654A JP3513074A JP51307491A JPH05501654A JP H05501654 A JPH05501654 A JP H05501654A JP 3513074 A JP3513074 A JP 3513074A JP 51307491 A JP51307491 A JP 51307491A JP H05501654 A JPH05501654 A JP H05501654A
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デスロジアーズ,ロナルド シー.
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プレジデント アンド フェロウズ オブ ハーバード カレッジ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 霊長類レンチウィルスワクチン 1豆立11 この発明は、一般に、霊長類レンチウィルス及びそれらの防御ワクチンとしての 利用の分野にある。 ヒト免疫不全ウィルス1型(HI V−i ) (レトロウィルスのレンチウィ ルスサブファミリーの一員)は、後天性免疫不全症候群(AIDS)という病気 の病因子である( F、 Barre−Sinoussi等、5cience  220:868.1983、R,C,Ga1lo等、5cience 224: 500.1984 ) aこのウィルスは免疫系を抑制し、様々な日和見感染及 び新生物に対して宿主を高度に感受性にする。このAIDS伝染病は世界中に広 まっており、数千人のヨーロッパ人及び恐らく数百万人のアフリカ人がこのウィ ルスに感染している(T、仁Quinn等、5cience 234:955. 191116 ) 。 1987年12月現在で47.000例のAIDSが合衆国内にあり、更に百〜 二百万人が感染でいる(しかし、その時点では無症候である)と見積もられた( U、S。 Public Health 5ervice、 Public Health  Rep、 101:341゜1986) 、 HI V感染は性的接触により 、感染血液又は血液製剤により、モして周産期に母親から幼児に広がる(A、  S、 Fauci等、^nn、 Intern、 Med、、出:92.19+ 14゜J、 W、 Curran 等、5cience 229:1352.1 985) m密接に関係しているが全く別のウィルスであるヒト免疫不全ウィル ス2型()IIV−2)がHIV−1誘発AIDSに類似する臨床的症候群を有 する患者から単離された。HIV−2は、HIV−1と有意の程度の配列ホモロ ジー及び血清学的反応性を共有する(F、 C1avel。 N、 Eng、 J、 of Mad、 316:11g0.1987 ) 。 B、 Hahn等(Nature 312:16B、 19g4)及びG、 M 、 Shaw等(Science 226:1165.1984)は、培養細胞 に感染することの出来るHIV−1のDNAクローンの単離を報告している。  1. Ratner等(Nature 313:277、1985)及びS、  1ain−Hobson等(Ce1l 40:9.1985)はHIV−1の完 全なヌクレオチド配列を報告している。 HIV−1ゲノムは少な(とも9つのオープンリーディングフレームを含む*  Cu1len及び胃、 C,Green (Ce1158:423.1989) によって目録化、されたように、これらは構造蛋白質(Gag、 Pal、 E nv ) 、ウィルス粒子の形態形成及び成熟に必要な蛋白質(Vif、 Vp u) 、非構造用の制御蛋白質(Tat、 Rev、 Nef ) 、及び機能 未知の蛋白質(Vpr )をコードしている。 サルの免疫不全ウィルス(S I V)は、HIV−1及びHIV−2の最も近 い既知の近縁種である非ヒト霊長類レンチウィルスである。それらは、遺伝的構 成及び生物学的特性において、それらのヒトにおける同等物と類似している。H IVとSIVとの間の類似性は、レンチウィルス的形態、CD4リンパ球及びマ クロファージに対する向性;一般に他のレトロウィルスには存在しないtat、  rev、vif、 v34.及びゴと呼ばれる外来遺伝子(extra ge nes ) ;宿主細胞上のCD4レセプターとの相互作用;細胞変性;及び慢 性病を引き起こし、(少なくとも幾つかのウィルスにおける)長期の持続的感染 の後に死亡させる能力を含む(R,C,Desrosiers、 Annu。 Rev、 Microbiol、 42:607.19118) 。 SIV分子クローンは、マンガベー等の他の種がそれらの自然の宿主であるにも かかわらず、マカック属のサルから単離され、一般にSIVmacと呼ばれる( L。 Chakrabarti等、Nature 328:543.1987. V、  )lirsch等、Ce1l 49:307.1987. G、 Franc hini等、Nature 32g+539.1987)。マカック属の末梢血 液リンパ球において良好に生育する能力により選択された1つのクローンはSI Vmac239と呼ばれた( Y、 M、 Na1du等、J。 Virol、 62:4691.198g) 、クローン化SIVmac239 DNAから得られた株化ウィルスを接種されたアカゲザルはAIDS様の病気を 起こし、結局死亡した(H,Kestler等、5cience 248:11 07.1990)。 今日まで、HIVに対する防御免疫応答を誘発する努力が、一般に、HIVにコ ードされた蛋白質等の特定の抗原に集中してなされてきた。HIV−1に感染し た患者の血清は、ウィルスのエンベロープ(env)遺伝子i物、gp120の 前駆体及びプロセッシングを受けた型を認識する抗体を含む(J、 S、^1l an等、5cience 228:1091、 1985. F、Barin等 、5cience 228:1094. 1985) 。 これらの抗体は、報告によれば、少な(とも感染者の大多数において、AIDS に対する免疫を与えるためには十分でない(J、 5chupbach等、5c ience 224:5(13,1984゜M、Es5ex等、5cience  220:859. 1983. Barre−Sinoussi等、5cie nce 220:8611.1983 ) 、しかしながら、様々なEnvに基 づくワクチンが、現在、研究されている(例えば、 D、 Zagury等、N ature 332ニア28.1988. W、 C。 Koff及びA、S、Fauci、AIDs 19893 (別冊) :512 5.1989を参照)。 殺した、非感染性の、エンベロープを減らした(envelope−deple ted )全HIV−1ウィルスも又、既にHIV−1に感染している患者にお いて試験された( A、 Levine等、Fifth Internatio nal Conference onAIDS、 The 5cientifi c and 5ocial Challenge、、 p、219゜1989  ) 。 D、 Ba1tia+ore (Nat、ure 335:395.1988) は、ヒト患者に、“HIVの細胞内増殖を優性に妨害することの出来るRNA又 は蛋白質をコードするウィルス又はDNA構築物により感染又はトランスフェク トされた”骨−骨髄幹細胞を導入するための提出された方法を報告し、それを“ 細胞内免疫”と呼ぶことを提案している。 M、 H,Malim等(Cell 58:205.1989 )は、トランス 優性(trans−dominantly)に野生型のRev機能を阻止し且っ HIV−1の複製を阻止するRev変異株の単離を報告しており、トランス優性 Rev変異株が”HIV〜1に対する細胞内免疫”を与える手段として有用であ り得ると言う。 D、 Trono等(Cell 59:113.19g9 )は、野生型HIV −1ウィルスの複製は優性の負(negative)のGag蛋白質の同時発現 (co−expression )により阻止されると報告しており、これらの 変異蛋白質は“細胞内免疫に基づ(抗ウイルス計画を展開するための適当な基質 を構成するようである”と言う。 M、 Green等(Cell 511:215.1989 )は、不完全なT atペプチドがHIV−1のLTRのトランス活性化をブロックすると報告して おり、それらの結果は″AIDS治療の開発の興味深いアプローチを示唆する” と言う。 I豆二I上 1つの面において、この発明は、nef遺伝子の不可逆的ヌル変異(null  mutation )を含む感染性の非病原性霊長類レンチウィルス(FLY) のゲノムのDNAクローンを記述する。”霊長類レンチウィルスゲノム”とは、 レトロウィルスから得られる遺伝物質を意味し、それは、野生型形態において、 (a)taユ、r e v 及Unef遺伝子を含み、(b)霊長類宿主のT4 細胞に感染することが出来、そして(C)レンチウィルスサブファミリーの特徴 のウィルス形態形成及び形態を有する。この用語は、制限することなく、HTL V−III 、 ARV 、 LAV 、 HIV−1、HIV−2、SIVm ac、SIVagm、SIVmnd、SIVsmm、SIVman、SIVma nd及び5IVcpzを含む、HIV及びSIVのすべての変異体を含む。 “ヌル変異”とは、遺伝子が機能的蛋白質産物の発現を出来ないようにするヌク レオチド配列における変化を意味する。“不可逆的゛とは、野生型ウィルス又は 意図的な遺伝的操作が存在しない場合に機能的蛋白質産物を作成する能力を得る ことが出来ないことを意味する。 この発明による好ましいクローンは、単離されたレンチウィルスから得られるが 、例えば、それらは、自然に生じた分離株を改変して所望のnef変異を造り出 すか又は自然に生じた分離株の配列に一般的に対応するが所望の1!」変異を有 する核酸を合成することにより作成される。従って、この発明は如何なる特定の ウィルス性クローンにも限定されない、当業者は、例えば、グリシンのアラニン での置換等の変化させたコドンが非冨に類似したアミノ酸配列をコードするよう に、保存的置換により核酸配列を変えた等価なりNAクローンを、容易に、単離 又は製造することが出来る。更に、核酸配列は、子孫のウィルスを作るウィルス の能力を破壊しない1つ以上の非保存的コドン置換又は1つ以上の欠失を有して 良い、そのような等価なりNAクローンは標準的な組換えDNA技術(例えば、 ランダム又は部位特異的なイン・ビトロ変異誘発又は制限部位間の配列の欠失) によって製造することが出来、且つ標準的組換えDNA技術(PCR及びラムダ 、プラスミツド、コスミッド、及び/又は他のクローニングベクターの利用を含 むが5これらに制限されない)によって単離することが出来る。 更に、この発明は、図に示した1!」遺伝子の特定の不可逆的ヌル変異に限定さ れない;当業者は、nsf遺伝子の檀能的蛋白質産物を作る能力を妨害し且つ不 可逆な他の変異(例えば、nef遺伝子配列の一層大きい又は小さい欠失)を容 易に単離することが出来る。そのような等価な変異は標準的組換えDNA技術( 例えば、イン・ビトロ変異誘発)によって製造又は単離することが出来る6 関係する面において、この発明は、ゲノムがnef遺伝子における製造された( 即ち、意図的に造られるか又は意図的に選択され、単離された)不可逆的な、ヌ ル変異を含む霊長類レンチウィルス(即ち、RNAクローン又はウィルス的にパ ッケージされたRNA)を記述する。そのようなウィルスは感染性であるが病原 性ではなく、そして、それは上述のDNAクローンの1つを培養霊長類細胞にト ランスフェクトして子孫ウィルスを採集することにより容易に単離することが出 来る。 両方の面の好ましい実施態様において、霊長類レンチウィルスのDNAクローン の核酸配列は霊長類レンチウィルス、詳細にはHIV又は5IV(特に、srv mac)から得られ、且つ変異は1工ユ遺伝子配列を無傷で残す。 他の好ましい実施態様において、霊長類レンチウィルスのDNAクローンの核酸 配列は、(前述の)nef変異に加えて、1つ以上の下記の配列における不可逆 ヌル変異を含む: NRE、 v34.又は!i!(サルレンチウィルスの場合 )又は± (ヒトレンチウイルスの場合)、特に、この発明による好ましいDN AクローンはSIVmac239Δnef△NRE、SIVmac239Δ3、 SIVmac239△4.HIV−1△nefΔNRE、HrV−1△3.及び HIV−1△4を含む。 他の面において、この発明は、精製した霊長類レンチウィルス又はそのDNAク ローンを製薬上許容されるキャリアー中に含むAIDS及び関連する病気に対す る防御を引き出すワクチンを記述する。そのようなりNAAc−ンはnef遺伝 子の不可逆的ヌル変異を含んでおり且つNRE、 v52;、 v34.及び/ 又は±配列の1つ以上における不可逆的ヌル変異をも含み得る。更に、この発明 は免疫量のワクチンを患者(即ち、生きている病原性ウィルスの宿主)に投与す る方法を記述する。 最後に、この発明は、培養霊長類細胞をこの発明による霊長類レンチウィルス核 酸(即ち、1!ユ遺伝子の製造した不可逆的ヌル変異を含み且つNRE、 v2 H,v23.及び/又は上記列中の不可逆的ヌル変異をも含み得るもの)でトラ ンスフェクトし、ゲノムが1且l遺伝子の変異を含むレンチウィルスを単離し、 そして、そのウィルスを製薬上許容されるワクチンに混合することによりそのよ うなワクチンを製造する方法を記述する。 本発明のワクチンは、生きている、感染性であるが非病原性の親ウィルスからの 誘導体を用いて、霊長類レンチウィルスに対する免疫的防御を与える。不可逆的 変異の導入は、弱毒化ウィルスワクチンを製造するために以前に用いられた方法 (例えば、野生型配列に先祖返りすることの出来るゲノムの点突然変異を含むウ ィルス株の単離)を上回る利点を与える。更に、製造したウィルスDNAクロー ンの構築、及び嗜乳類細胞培養中での弱毒化ウィルスの増殖によるワクチンの製 造方法は早く且つ安価である。 この発明の他の特徴及び利点は下記の好ましい実施態様及び請求の範囲から明ら かとなるであろう。 しい の・ 図面を先ず説明する。 図面の簡単な説明 図1は、SIVmac239 (この発明において有用な霊長類レンチウィルス の1例)ゲノムの完全な核酸及びアミノ酸配列の描写である。1二」オーブンリ ーディングフレームの境界及び突然変異クローンにおけるnef欠失の範囲(p SIVmac239 n e f欠失)を示す。 図2は、HI V−1の単離株の完全な核酸及びアミン酸配列の描写である*  n (9fオーブンリーディングフレームはEoで示され、その境界を示しであ る。 図3 (SEQ ID NO:5 )は、HIV NL43の完全な核酸配列の 描写である。 レンチウィルスクローン 今から、この発明によるSIVmac239又はHIv−1のnet遺伝遺伝子 犬失を含むDNAクローンの実施例を記す、今日までに単離されたすべてのne f遺伝子配列は、ヌクレオチド及びアミノ酸レベルにおいてホモロジーを示して いる(Human Retroviruses andAIDS 1990.  A Compilation and Analysis of Nuclei cAcid and Am1no Ac1d 5equences、 G、 M yersll、 LosAlamos National Laborator y、Los Alamos、ニューメキシコ)。更に、レンチウィルスゲノムに おけるnef遺伝子の位置(即ち、1旦ユ遺伝子と3’ LTRとの間)は保存 されている(Human RetrovLruses and AIDS 19 90゜A Compilation and Analysis of Nuc leic Ac1d andAmino Ac1d 5equences、G、 Myers !1. Los AlamosNational Laborat ory、Los Alamos、ニューメキシコ ) 、 それ故、任意の既知 の又は新たに単離された霊長類レンチウィルスにおける1工ユ遺伝子配列を同定 することは当業者が行ない得ることである。上述した様な標準的技術を用いて、 前記の1旦」遺伝子を適当に変異させ、病原性を試験し、そしてAIDSに対す る防御を引き出す適したワクチンに混合することが出来る。 下記のクローンをこの発明を説明するために記載する(制限するためではない) 、下記のように、当業者はAIDSに対する非病原性ウィルスワクチンの製造に おいて類似の利用性を有するDNAクローンを、他のSIV又はHIV単離株か ら容易に製造することが出来る。 SIV ac239nef 親ウィルスSIVmac239を、低下したT細胞機能、リンパ増殖性疾患、及 び日和見感染(S I V感染の特徴的症状)を示すマカックサル(New E nglandRegional Primate Re5earch Cent er)から単離した。この動物からの無細胞血清試料をHut−7!l細胞(A HricanType Cu1ture Co11ection、 12301  Parklawn Drive。 Rockville、メリーランド20852から受入れ番号TlB161にて 、入手可能なヒト腫瘍子細胞系統)と−緒に培養し、そしてM、 D、 Dan iel等(Science 228:1201.1985)に記載されたように Hut−78細胞上清から感染性SIVmac239ウィルスを単離した。この 細胞上清は、−緒に培養を始めてから12−18日後に始まる検出可能な逆転写 酵素活性を有することを示された(M、 D。 Daniel等、5cience 228:1201.1985の方法による) 。この細胞系統中におけるウィルス粒子の存在は電子顕微鏡観察により確実にさ れる;SIVmac239感染細胞は、霊長類レンチウィルスの形態的特徴を有 する出芽中のウィルス粒子を見せた。 ウィルスゲノムの全長のクローニングを容易にするために、エンドヌクレアーゼ EcoRIがSIVmac239 DNAを切断しないことを確認した。全細胞 DNAをSIVmac239感染Hut−78細胞から調製し、EcoRIで消 化した。シ3糖密度勾配でサイズ分画した10〜20キロ塩基対のEcoRI断 片をラムダクローニングベクターEMBL4のEcoRI部位に挿入した。この ライブラリーをp K 2 B amA (V、 Hirsch等、Ce1l  49:30?、 1987に記載)をプローブとして用いてスクリーニングし、 全長を有する分子クローンSIVmac239を単離した0両鎖のヌクレオチド 配列を、シーケナーゼ(即ち、T7DNAポリメラーゼ)バージョン1.0又は 2 、0 (United 5tates Biochea+1cal。 C1eveland、オハイオ)を用いて、Sanger等のプライマー指示( primer−directed )ジデオキシチェーンターミネーション法( Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 USA 74:5463.  1977)により決定した。1″’S [m配列決定反応生成物を緩衝液勾配( 0,75〜2.5%トリスホウ酸緩衝液)を有する6%ポリアクリルアミド/8 M尿素ゲル上で電気泳動にかけた。配列をIBIゲルリーダー及びデジタイザー を用いてIBM−PCコンピューターに入力し、よりIパステルDNA分析ソフ トウェア(InternationalBiotechnologies、In c、、New )laven、コネチカブト) によ リ 分析した。 EMB L4中のSIVmac239クローンを、次いで、下記の2つのプラスミツドサ ブクローンを生成するために用いた。EMBL−SIVmac239を5phI で消化し、6706塩基対断片(左隣接細胞DNA配列中の5phI部位からウ ィルスのヌクレオチド番号6451の5phI部位までの配列を含む)をベク  ター p B S (+ ) (Stratagene、La Jolla、カ リ本ルニ7)の5phI部位に挿入してサブクローンp239SpSp5゛を作 成した0分離反応において、EMBL−SIVmae239を5phI及びEc oRIで消化し、6361塩基対断片(ウィルスヌクレオチド6452の5ph I部位から右隣接細胞性配列中のEcoRI部位までの配列を含む)をS p  h I / E c o RIで開裂したベク ター p B S () (S tratagene、La Jolla、カリ本ルニア)に挿入してサブクロー ンp239SpE3″を作成した。これらのサブクローンを下記のように全長を 有するゲノム配列を生成するために用いた。p239SpSp5°及びp239 SpE3’の両者を5phIで消化し、で互いに結合し、そして培養細胞(例え ば、マカツク属の末梢血液リンパ球)に直接トランスフェクトするために用いた 。 不可逆性のヌル変異(欠失)をSIVmac239クローンのnef遺伝子内に 下記のようにして造った。 1旦l遺伝子のC末端(p239SpE3’の5stl断片内に含まれ、ヌクレ オチド9230〜11,436を包含する)をMl3中にクローン化してMl  3−5STBを作成した。このM13クローンを、M、 J、 Zoller及 びM、 5w1th (DNA 3:479.1984 )又はM、 5tra uss等(Gene 49:331.1986 )に記載の方法を用いて、オリ ゴヌクレオチド部位特異的欠失突然変異誘発にかけた。塩基(9215〜925 0)及び(9433〜9469)に相補的な73塩基対のオリゴヌクレオチドを 合成した。この2つの部分は隣接させた(即ち、塩基9251〜9432は、こ の73量体上に存在しない)、このオリゴヌクレオチドを、相補鎖の合成を促進 するために、に1enovポリメラーゼ及び4種のデオキシリボヌクレオチドの 存在下で1本MM13−3STBにアニールさせた。塩基9251〜9432は このオリゴヌクレオチドブライマーに含まれていないので、それらの相補物は、 同様に、新たに合成された完全な負IA (negativestrand ) には含まれなかった。2本鎖複製形態(RF)のファージDNAで、E、col i宿主JM109をトランスホームした。その結果生じたM13プラークからの DNAを標準的技術(胃、 D、 Benton及びR,W。 Davis、 5cience 196:1g0.1977)によりニトロセル ロースフィルター上に固定し、欠失配列に相補的なオリゴヌクレオチドプローブ を用いて欠失領域の配列についてスクリーニングした。負の信号が、クローンが nef欠失を含んでいるという指示として得られた。DNA配列決定により所望 の欠失を有することが確実にされた1つのM13クローンを、続いて、下記のよ うに、ウィルス性配列の全長を再構築するために用いた。欠失を含む断片を、欠 失したMl 3−5STBの5stIでの消化により遊離させた。前記の断片を 、次いで、p239SpE3°中にクローン化してp239SpE3° (ne f欠失)を産出した。プラスミツドサブクローンp239SpSp5°及びp2 39SpE3° (nef欠失)をsph Iで消化し、互いに結合し、そして 培養細胞(例えば、マカック属の末梢血液リンパ球)を直接トランスフェクトす るために用いた。 図1に示すように、SIVmac239n旦ユ遺伝子はenv遺伝子配列と重複 するa SIVmac239ゲノムのenv遺伝子配列の、又は、一般に、任意 のPLVゲノムの崩壊は、レンチウィルスを非感染性にし且つ、それ故、効果的 な生ワクチンの製造に有用ではない、この理由のため、p239SpE3’ ( nef欠失)に含まれるnef欠失はenv遺伝子を無傷に残す。 プラスミツドクローンp239SpSp5°及びp239SpE3° (nef 欠失)をAmerican TypeCulture Co11ectionに 寄託し、それらはそれぞれ受入れ番号+ATCCNo、68365及びNo、6 8364を有する。出願人の譲受人(President and Fello wsof Harvard [Jniversity )は、ここに発行された 特許の期間の終了前にそれらが死んだ場合には、これらの培養物を交換するべき 彼らの責任を認め、且つそのような特許の発行をATCCに知らせるべき彼らの 責任を認めるが、その時点において、その寄託物は公衆が利用出来るようになる 。その時までは、この寄託物は、米国特許法規則37CFR1,14及び米国特 許法112条の下で米国特許庁長官に入手されよう。 図1に与えられたSIVmac239配列を用いて、当業者は、1!ユ遺遺伝子 列中の他の不可逆的ヌル変異を製造することが出来る。SIVのnefオープン リーディングフレームの一部(≧10%)を除去する欠失は制限地図により容易 に確認することが出来る。そのようなNefをコードしている核酸の欠失、又は Nef制御又は応答配列を崩壊させる欠失は、殆どの場合、遺伝子がNef遺伝 子産物を産生ずることを出来な(する。 Nef遺伝子産物の不存在は、Nef蛋白質に対する精製された抗体又は霊長類 レンチウィルスに感染した霊長類からの血清を用いて、イムノアッセイ(例えば 、ウェスタンプロット分析)によって確認することが出来る。 他の型のヌル変異が達成された場合(例えば、もつと小さい欠失)には、それら の効力はイン・ビポアツセイを用いて試験することが出来る0手短に言えば、サ ル免疫不全ウィルスについては、突然変異の1旦lクローンから得られた精製し たウィルスのアリコートを静脈経由で生きている許容的宿主(好ましくは、アカ ゲザル)に投与して、病原性(即ち、AIDS様の病気の症状を誘導する能力) について試験することが出来る。1!l遺伝子中にヌル変異を有するゲノムを含 んでいるウィルス(例えば、SIVmac239nef欠損)は非病原性である 。 SIVmac239 nef NRE この発明による5IVDNAクローンの他の実施例(即ち、nef遺伝子中の欠 失及びロングターミナルリピート(LTR)のNRE配列中の欠失を含むもの) を下記のように構成した。 プラスミツドp239SpE3° (nef欠失)をN5iI及び5tuI ( SIVmacLTRのNRE領域内に独自の部位で切断する酵素)で消化した。 このプラスミツド配列の大部分を含む(しかし、を内部NRE断片を欠()DN A断片を単離し、突き出ている末端をT4DNAポリメラーゼを用いて平滑化し 、そしてその平滑末端を互いに結合して環状プラスミツドを再生した。このプラ スミツドを再単離し、ヌクレオチド配列分析により、ヌクレオチド9660〜9 831 (NRE領域内)の欠失を確認した(このプラスミツドをp239Sp E3°ΔnefΔNREと呼ぶ)。 プラスミツドp239SpSp5°及びp239SpE3’ΔnefΔNREを それぞれ5phIで消化し、互いに結合し、そして、上述のように、許容的培養 細胞(例えば、マカツク属の末梢血液リンパ球)を直接トランスフェクトするた めに用いた。そのような細胞は、ゲノムが1旦」遺伝子中の欠失及びNRE配列 中の欠失を含むSIVmac239ウィルスを生成した(即ち。 SIVmac239ΔnefΔNRE)。 SIVmac239 3 この発明によるS I VDNAクローンの他の実施例(即ち、nef及びU遺 伝子並びにNRE配列中の欠失を含むもの)を下記のように構成した。 プラスミツドp239SpSp5°を、HO等の方法(Gene 77:51. 1989)によりポリメラーゼ連鎖反応(PCR)部位特異的突然変異誘発にか けた。35bpのオリゴヌクレオチド(SIVrnac239の塩基(6135 〜6152)及び(6254〜6270)に相補的)をそれぞれ合成し、PCR プライマーとして用いた。具体的には、そのようなオリゴヌクレオチドは下記の 配列である: 5°TCCAGGACTAGCATAAATTTGATCCTCGCTTGCT A 3°(SEQlo No:1)及び 5’ TAGCAAGCGAGGATCAAATTTATGCTAGTCCTG GA 3° (SEQID No:Z) 。 その結果生じたプラスミツド(p239SpSp5°△vprと呼ぶ)は、L2 工遺伝子のヌクレオチド6153〜6253の欠失を含んだ。 プラスミツドp239SpSp5°Δvpr及びp239SPE3°ΔnefΔ NREを各々5phIで消化し、互いに結合し、そして、上述のように、許容的 培養細胞(例えば、マカツク属の末梢血液リンパ球)を直接トランスフェクトす るために用いた。そのような細胞は、ゲノムが1!」及び二二二遺伝子中の並び にNRE配列中の欠失を含むSIVmac239ウィルスを生成した(即ち、S IVmac239Δ3)。 SrVmac239 4 この発明によるS I VDNAクローンの他の実施例(即ち、1立ユ、L2工 及び1二上遺伝子並びにNRE配列中の欠失を含むもの)を下記のように構成し た。 プラスミツドp239SpSp5°を、上述のようにPCR部位特異的突然変異 誘発にかけた。30bpのオリゴヌクレオチド(SIVmac239の塩基(5 973〜5987)及び(6254〜6268)に相補的)をそれぞれ合成し、 PCRプライマーとして用いた。具体的には、そのようなオリゴヌクレオチドは 下記の配列である: 5’ ATACTGGCATGATGATTGATCCTCGCTTGC3°  (SEQ IDNo:3) 及び5’ GCAAGCGAGGATCAATCATCATGCCAGTAT  3° (SEQ IDNo・4)6 その結果生じたプラスミツド(p239SpSp5°△vpx△vprと呼ぶ) は、Uλ及びLL工遺伝子のヌクレオチド5988〜6253の欠失を含んだ。 プラスミツドp239SpSp5’ △vpx△vpr及びp239SpE3° △nef△NREを各々Sph工で消化し、互いに結合し、そして、上述のよう に、許容的培養細胞(例えば、マカック属の末梢血液リンパ球)を直接トランス フェクトするために用いた。そのような細胞は、ゲノムが1旦」、LL工及びm 遺伝子中の並びにNRE配列中の欠失を含むSIVmac239ウィルスを生成 した(即ち、SIVmac239Δ4)。 他の霊長類レンチウィルスゲノム(例えば、HIV−1)のゲノムnef配列中 に不可逆的ヌル変異を製造することも出来る。図2は、HrV−1単離株の完全 なヌクレオチド及びアミノ酸配列を示す、この図に示されているように、1互」 遺伝子(E’で示す)はヌクレオチド8,347と8,992の間の配列を含む 、前記の配列は見立Σ遺伝子と3°LTRとの間に位置し、サルレンチウィルス 単離株SIVmac239のnef遺伝子に対するヌクレオチド及びアミノ酸配 列のホモロジーを示す。不可逆的ヌル変異を、標準的組換えDNA技術(例えば 、部位指示(site directed )イン・ビトロ突然変異誘発又は制 限部位間の配列の欠失)によってHIV−1のnef配列に導入することが出来 る。又、HIv−1オーブンリーデイングフレームの全部又は大部分を除去する 欠失は、制限地図又はイムノアッセイによって確認することが出来る。Nefl ll@又は応答エレメントを崩壊させる欠失も、殆どの場合、遺伝子がNef遺 伝子産物を生成することを出来なくし、この出来事も又上記のように5IVNe fについてのイムノアッセイによって試験することが出来た。他の型のヌル変異 (例えば、もっと小さい欠失)が達成された場合、それらの効力はイン・ビボア ッセイを用いて試験するべきである。 変異HIVクローンの病原性を直接イン・ビボで試験するための許容的宿主はな い(ヒトを除く)、シかしながら、下記のごとく、ヒト及びサルのnef配列に おける類似性のために等価の5IVnef変異クローン(即ち、対応する5IV Nef領域内の欠失を有する)を製造して、上記のように、アカゲザルにおいて 病原性を試験することが出来る。 今から、この発明によるHIV−1クローンの特定の実施例を記載する。これら の実施例は、この発明を説明することを目的としており、制限するものではない 。 HIV−1△nef NRE この発明によるH I VDNAクローンの1つの実施例(即ち、nef遺伝子 及びNRE配列中に欠失を含むもの)を下記のように構成する。pNL4−3と いうプロウィルスクローン(Adachi等、J、 Virol、 59:28 4.1986;^IDS Re5earch and Reference R eagent Program、 NIAID、National In5ti tute of Health、Bethesda、メリーランドかう入手可能 )を用いて始めて、HIV−1配列を2つの別個のベクター中にサブクローン化 する。詳細には、pNL4−3をApaLI及びEcoRIで消化し、bp−1 54(隣接する細胞性配列内)からbp5743(隣接する細胞性配列内)(即 ち、ウィルス性遺伝子り且1、L旦工、L工l、及びLP!i)を含む5897 bp断片をpDR8と呼ばれるプラスミツドベクターに挿入してpLEFTを作 成する。 プラスミツドpDR8は、pUc19をNde r及びEarIで消化しく即ち 、1 acZ及び1acI遺伝子並びにポリリンカーを欠失する)、突き出てい る末端をT4DNAポリメラーゼで平滑化することによって構築した。このバッ クボーンに、平滑化末端結合により、下記の配列のオリゴヌクレオチドを挿入し てpDR8を作製した: 5°TGGTGACCTTCGA AG GATCCCATATGTCTAGA  GAATTCG GTCACCA 3゜3 ’ A CCACTGGAAG( :TTCCTAGGGTATAC:AGAT(:T(:TTAAG(:CAGT GGT5゜(SEQ ID NO:14)。 分離反応において、pNL4−3をEcoRI及びThaIで消化し、図3の塩 基対5743 (SEQ IDNo : 5)から塩基対9745 (隣接する 細胞性配列内)を含む4002bp断片(即ち、ウィルス遺伝子tat、 re v、 vpu、 env、 nef、及びLTR)をプラスミツドベクターpD R8に挿入してpRIGHTを作製する。 nef及びNRE遺伝子を突然変異させるために、pRI GHTをNde I 又はApaLI及びThaIで消化し、それぞれ、3247bp又は3136b pにてウィルス性断片を単離し、プラスミツドベクターpDR8に挿入してpR I GHT−3UB 1を造る*nef遺伝子及びNRE配列を、Ho等の方法 (前出)によりPCR部位特異的突然変異誘発によって突然変異させる。大部分 又はすべてのnef及びNRE配列が欠失するようにPCRプライマーを選択す る0例えば、nef遺伝子の欠失を下記の配列のPCRプライマーを用いて達成 することが出来る: 5°AAGGATTTTGCTATAATAGCCACTTTTTTAAAA  3°(SEQ IDN0:6)及び 5°TTTTAAAAAAGTGGCTTATTATAGCAAAATCCTT  3°(SEQ IDN0ニア)、 (図3(7)HI V−1配列(SEQ ID NO:5)(7)塩基(877 0〜8785)及び(9047〜9062)と相補的である)。 NRE配列の欠失は下記の配列のPCRプライマーを用いて達成することが出来 る: 5°ACTGA(:CTTTGGATGGCATCCGGAGTACTTCA  (SEQ ID No:8)及び 5°TGAAGTACTCCGGATGCCATCCAAAGGTCAGT 3 ” (SEQ ID NO:9)、 (図3のHI V−1配列(SEQ ID NO:5)の塩基(9194〜92 09)及び(9381〜9396)と相補的である)、pRIGHT−5UBI の変異型をNde r又はApaLI (上で選択した酵素に対応する)及びT haIで消化し、3075bp又は2964bp断片をそれぞれ単離し、Nde  I又はApaLI及びThar消化したpHIGHTに再挿入してpRIGH T−MUT 1を造る。pRIGHT−MUTI及びpLEFTをEcoRIで 消化し、互いに結合し、そしてSompayracとDanna (Proc、  Natl、 Acad、 Sci、 USA 78ニア575、1981)又 はMilmanとHerzberg (Soa+at、 Ce1lGenet、 ヱ:161.1981)又はNa1du等(J、 VLrol、 62:469 1、1988 )に記載されたように、許容的培養細胞(例えば、ヒトの末梢血 液リンパ球)を直接トランスフェクトするために用いる。そのような細胞は、ゲ ノムがnef遺伝子中及びNRE配列中の欠失を含むHI V−1ウイルスを生 成する(即ち、HIV−1△nef△NRE)。 HI V−1△3 この発明によるHIVDNAクローンの他の実施例(即ち、nef及びLL工遺 伝子並びにNRE配列中の欠失を含むもの)を下記のように構成する。 プラスミツドpRIGHT−MUTI及びpLEFTを上述のようにして構成す る。L且工遺伝子を含む断片を更にサブクローン化する。特に、pLEFTをB spMl又はNde I及びEcoRIで消化し、697bp又は621bpの ウィルス性断片をそれぞれ単離し、プラスミツドベクターpDR8に挿入してp LEFT−3UBIを造る。ム!工遺伝子をPCR部位特異的突然変異誘発によ って突然変異させる(Ho等の方法(前出)による)、PCRプライマーをL2 工遺伝子の大部分又はすべてを欠失するように選定する。例えば、プライマーは 下記の配列であって良い: 5° AATGAATGGACACTAGTAATAAGAATTC3° (S EQ ID NO:10)及び 5’ GAATTCTTATTACTAGTGT(:(:ATTGATT 3° (SEQ ID NO:11)、 (図3(7)HI V−1配列(SEQ rD NO:5)の塩基(5604〜 5619)及び(5737〜5748)と相補的である) @ pLEFT−3 OB 1をBspMI又はNdeI(上で選択した酵素に対応する)及びEco Rrで消化し、5〜.79bp又は503bpのウィルス性断片をそれぞれ単離 し、B s p M I又はNde I及びEcoRI消化したpLEFTに再 挿入してpLEFT−MUTを造る。pLEFT−MUT及びpRIGHT−M UTIをEcoRIで消化し、互いに結合し、そしてSompayracとDa nna (Proc、 Natl、Acad、 Sci。 USA 78ゴ575.1981)又はMilmanとHerzberg (S oo+at。 Ce1l Genet、ヱ:161.1981)又はNa1du等(J、 Vi rol。 62:4691.1988 )に記載されたように、許容的培養細胞(例えば、 ヒトの末梢血液リンパ球)を直接トランスフェクトするために用いる。そのよう な細胞は、ゲノムがnef及びL且工遺伝子中及びNRE配列中の欠失を含むH I V−1ウイルスを生成する(即ち、HI V−1Δこの発明によるH I  VDNAクローンの他の実施例(即ち、nef、vエエ及びm遺伝子並びにNR E配列中の欠失を含むもの)を下記のように構成する。 プラスミツドpLEFT−MUT、pRIGHT及びp RI GHT−MUT  1を上述のようにして構成する。 U遺伝子を含む断片をサブクローン化する。特に、pRIGHTをEcoRI及 びNde I又はApaLlで消化し、864bp又は656bpの断片をそれ ぞれ単離し、プラスミツドベクターpDR8に挿入してpRI GHT−3UB 2を造る。L旦!遺伝子をPCR部位特異的突然変異誘発によって突然変異させ る(Ho等の方法(前出)による)、PCRプライマーをLL!遺伝子の大部分 又はすべてを欠失するように選定する0例えば、プライマーは下記の配列であっ て良い:5’ GTAAGTAGTACATGTAATGAGAGTGAAGG AGA 3°(SEQ rDNO:12)及び 5°T(:TCCTTCACTCTCATTACATGTACTACTTAC3 °(SEQ IDN0:13)、 (図3のHIV−1配列(SEQ ID NO:5))塩基(6045〜606 0)及び(6221〜6236)と相補的である)、 pRIGHT−3UB2 の変異型をEcoRI及びNde I又はApaLI (上で選択した酵素に対 応する)で消化し、475bp又は686bpのウィルス性断片をそれぞれ単離 し、EcoRI及びNde I又はApaLI消化したpRIGHT−MUTエ バツクボーンに挿入してpRIGHT−MUT2を造る。pLEFT−MUT2 及びpLEFT−MUTをEcoRIで消化し、互いに結合し、そしてSomp ayracとDanna (Proc、 Natl、 Acad、 Sci、  USA 78ゴ575.1981)又はMil+eanとHerzberg ( So+mat、 (:ell Genet、 7:161、、1981)又はN a1du等(J、Virol、 62:4691.1988 )に記載されたよ うに、許容的培養細胞(例λば、ヒトの末梢血液リンパ球)を直接トランスフェ クトするために用いる。そのような細胞は、ゲノムが1且」、l及びl遺伝子中 及びNRE配列中の欠失を含むHIV−1ウイルスを生成する(即ち、HIV− 1△4)。 レンチウィルスの この発明によるnef変異を含む感染性DNAクローンを生成したので、そのク ローンを適当な細胞(例えば、不滅化されたリンパ球(H9細胞又はHuT−7 8細胞等)、又はドナー動物からの末梢血液リンパ球)をトランスフェクトする ために用いる。感染した細胞を培賞した後、ワクチンを作るのに適した霊長類レ ンチウィルスを、野生型ウィルスを単離するために用いられるのと同じ方法を用 いて、遠心分離及び濾過の後に細胞上清から単離することが出来る。 霊長類レンチウィルスを単離する方法を一層十分に説明するために、下記の実施 例を提供する。 SIVmac239nef ウィルスのp239SpSp5°及びp239Sp E3° (nef欠失)DNAをsph Iで消化し、互いに結合し、そしてS ompayracとDanna (Proc、 Natl、 Acad、 Sc i、USA78ニア575.1981)及びMilmanとHerzberg  (Soma、t、 Ce1lよりHuT−78細胞にトランスフェクトし、その 後、下記の様に子孫のウィルスを単離することによりSIVmac239nef 欠失ウィルスを単離することが出来る。 ウィルス性DNAの5つのアリコート(3μgの結合したDNA/アリコート) を、125ug/mlのDEAE−デキストラン及び50mMトリス(pH7, 3)を含む1.4mlの無血清のダルベツコ改変イーグル培地(GIBCO,G rand l5land、 N、Y、 )に、断続的に攪拌しながら、続けて加 える。Hut−78細胞を1:2又は1:3に分け、3X10“細胞/プレート にまで生長させ(即ち、24時間又は24時間未満)、ダルベツコ改変イーグル 培地で2回洗い、1.4mlのDNA溶液と混合し、そして37℃で1時間イン キュベートする。その細胞を、続いて、無血清のダルベツコ改変イーグル培地で 洗い、無血清のRPM11640培地(GIBGO。 Grand l5land、 NY)で洗い、そして10%ウシ胎児血清を含む RPM11640培地中で37℃でインキュベートする。トランスフェクトした 細胞を、週に2回、1:2又は1:3に分ける。 別法として、欠失していないSIVmac239を上の方法によりH9細胞をト ランスフェクトすることにより、又は、本質的に上の方法によりマカック属の末 梢血液リンパ球をトランスフェクトすることにより増殖させることが出来る(但 し、その細胞をトランスフェクシヨンに先立って1μg / m 1フイトヘマ グルチニン(GIBCO,Grand l5land、 NY )で48時間刺 激し、トランスフェクション後、10%インターロイキン2(レクチンフリーの T細胞生長因子; Electro−Nucleonics。 Inc、、Fafrfield、ニューンヤージー ) を含む RPMI 1  640培地中で生長させる)。 一般に、トランスフェクションの7〜14日後に、細胞を遠心分離(1500g 、10分、4℃)により除去し、上清を使い捨ての0.45ミクロンフィルター (Corning、 Corning、 NY)を通して濾過する。無細胞の上 清を、M、 D、 Daniel等の方法(5cience 228:1201 ゜19115)を用いて、逆転写酵素活性について、又はGag抗原の量につい て、抗原捕捉により監視する(CH1ter1+++munology、 Hi aleah、フロリダ)@無細胞上清(検出可能な逆転写酵素活性及びウィルス 性抗原を有する)をウィルスストックとして保存する。ストックは、液体窒素中 に、長期間(例えば、1〜2年間)にわたって、ウィルスの生存力の有意の損失 を生じることなく保存し得る。 しかしながら、凍結と融解のサイクルはウィルスの感染性を約10倍減少し得る 。 二久土之11 nef遺伝子中に不可逆的ヌル変異を含むウィルス又はそのような変異ゲノムを 含むウィルスを、上述の方法を用いて、適当な霊長類細胞(例えば、不滅化Hu T細胞又はH9細胞、或は末梢血液リンパ球)をトランスフェクトするため又は 感染させるために用いる。標準的インキュベーション時間(例えば、7〜14日 間)の後、培養培地を吸引により除去し、細胞をリン酸緩衝塩溶液(137mM NaC1,2,7mMKCl、4.3mMNa、HPO,・7Hx 0.1.4 mMKH,PO,、pH7,3)で2回洗浄し、そして培地を無細胞RPM11 640で置換する。無血清培地中での適当なインキュベーション時間(約12〜 24時間)の後、ウィルスを遠心分離により採集し、更に無細胞上清を上記の0 ゜45ミクロンフィルターを通すことにより精製する。ウィルスストックの力価 を標準的技術(Techniques 1nHIV Re5earch、 A、  Aldovini及びB、 D、 1lalkerW、5tockton P ress、 New York、 NY)により測定し、必要ならば生理的塩溶 液等の製薬上許容されるキャリアーで希釈し、そして1回の免疫用の投与量とし て適当なアリコートにて凍結保存する。安定剤(例えば、MgCl2、加水分解 したゼラチン、又はソルビトール)、抗生物質(例λば、ストレプトマイシン又 はネオマイシン)、及びpH指示薬(例えば、フェノールレッド)も又、貯蔵の 直前にワクチンに加えて良い。 ワクチン の ゛ このワクチンの免疫化量(即ち、感染投与量)を任意の標準的方法1例^ば、筋 肉注射)により投与する。この投与量は少な(とも12か月の経過にわたって効 果的である。 他の実施態様は下記の請求の範囲内にある6例えば、このゲノムは、上で論じた 1!ユ変異及び感染性に必須でない1つ以上の他のPLV遺伝子、例えば、m、 U、又はvif(例えば、上述のもの)中の不可逆的ヌル変異又はウィルス複製 に必須でないLTR配列の欠失がなければ、実質的に、PLVゲノムと同一であ る。 −5N5 P+? +″51′+5 −: h−〇9 aq C+シ −セゼ  へψ彎F’l!、!? wε? で〒1 !?5−チク !?、乙 か曾995 − =曾ぶ 祷り!2−二5!シヒ 9=5 ?セII 6%−Haシ!^^9 亡−号幣 6 (e セ 995−+tqqaaqqqc【JJLIIqqLC ecaaaraaqaciagagatect+qarc+qxqqfree龜 cmnef遺伝子中に製造された不可逆的ヌル変異を含み且つ更に1つ以上のN RE、vpr、vpx、及び/又はvpu配列中に不可逆的変異を含み得る霊長 類レンチウィルスの分子クローンを開示する。そのような変異ゲノムを含む無傷 のウィルスをも開示する。これらの感染性の非病原性ウィルスは防御的宿主免疫 応答を引き出すことが出来、従って、ヒト患者においてAIDSに対する防御を 与えるワクチンとして有用である。 国際調査報告 °″′□A″に@′#に、 、、、圃傭

Claims (70)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.nef遺伝子中に製造した不可逆的ヌル変異を含む霊長類レンチウイルスの DNAクローン。
  2. 2.前記の変異がゲノムenv遺伝子配列を無傷で残す、請求項1に記載のDN Aクローン。
  3. 3.前記のクローンをヒト免疫不全ウイルスから得る、請求項1に記載のDNA クローン。
  4. 4.前記のクローンをHIV−1のゲノムから得る、請求項3に記載のDNAク ローン。
  5. 5.前記のクローンをサル免疫不全ウイルスのゲノムから得る、請求項1に記載 のDNAクローン。
  6. 6.前記のクローンをSIVmacのゲノムから得る、請求項5に記載のDNA クローン。
  7. 7.ATCCに寄託され、No.68364及びNo.68365と指定された DNAクローンを含む、請求項6に記載のDNAクローン。
  8. 8.ERE配列中に製造された不可逆的ヌル変異を更に含む、請求項1に記載の DNAクローン。
  9. 9.vpr遺伝子配列中に製造された不可逆的ヌル変異を更に含む、請求項1に 記載のDNAクローン。
  10. 10.vpx遺伝子配列中に製造された不可逆的ヌル変異を更に含む、請求項1 に記載のDNAクローン。
  11. 11.vpu遺伝子配列中に製造された不可逆的ヌル変異を更に含む、請求項1 に記載のDNAクローン。
  12. 12.前記のクローンがSIVmac239ΔnefΔNREである、請求項6 に記載のDNAクローン。
  13. 13.前記のクローンがSIVmac239Δ3である、請求項6に記載のDN Aクローン。
  14. 14.前記のクローンがSIVmac239Δ4である、請求項6に記載のDN Aクローン。
  15. 15.前記のクローンがHIV−1ΔnefΔNREである.請求項4に記載の DNAクローン。
  16. 16.前記のクローンがHIV−1Δ3である、請求項4に配置のDNAクロー ン。
  17. 17.前記のクローンがHIV−1Δ4である、請求項4に記載のDNAクロー ン。
  18. 18.ゲノムがnef遺伝子中に製造された不可逆的ヌル変異を含む霊長類レン チウイルス。
  19. 19.前記のウイルスをヒト免疫不全ウイルスから得る、請求項18に記載の霊 長類レンチウイルス。
  20. 20.前記のウイルスをHIV−1から得る、請求項19に記載の霊長類レンチ ウイルス。
  21. 21.前記のウイルスをサル免疫不全ウイルスから得る、請求項18に記載の霊 長類レンチウイルス。
  22. 22.前記のウイルスをSIVmacから得る、請求項21に記載の霊長類レン チウイルス。
  23. 23.前記のウイルスをATCCに寄託され、No.68364及びNo.68 365と指定されたDNAクローンから得る、請求項22に記載の霊長類レンチ ウイルス。
  24. 24.前記のゲノムが更にERE配列中に製造された不可逆的ヌル変異を含む、 請求項18に記載の霊長類レンチウイルス。
  25. 25.前記のゲノムが更にvpr遺伝子配列中に製造された不可逆的ヌル変異を 含む、請求項18に記載の霊長類レンチウイルス。
  26. 26.前記のゲノムが更にvpx遺伝子配列中に製造された不可逆的ヌル変異を 含む、請求項18に記載の霊長類レンチウイルス。
  27. 27.前記のゲノムが更にvpu遺伝子配列中に製造された不可逆的ヌル変異を 含む、請求項18に記載の霊長類レンチウイルス。
  28. 28.前記のレンチウイルスをSIVmac239ΔnefΔNREから得る、 請求項22に記載の霊長類レンチウイルス。
  29. 29.前記のレンチウイルスをSIVmac239Δ3から得る、請求項22に 記載の霊長類レンチウイルス。
  30. 30.前記のレンチウイルスをSIVmac239Δ4から得る、請求項22に 記載の霊長類レンチウイルス。
  31. 31.前記のレンチウイルスをHIV−1ΔnefΔNREから得る、請求項2 0に記載の霊長類レンチウイルス。
  32. 32.前記のレンチウイルスをHIV−1Δ3から得る、請求項20に記載の霊 長類レンチウイルス。
  33. 33.前記のレンチウイルスをHIV−1Δ4から得る、請求項20に記載の霊 長類レンチウイルス。
  34. 34.霊長類レンチウイルスに対する防御を与えるワクチンの製造方法であって 、 培養霊長類細胞をnef遺伝子の製造された不可逆的ヌル変異を含む霊長類レン チウイルスの核酸でトランスフェクトし、 ゲノムが前記のnef遺伝子の変異を含むレンチウイルスを単離し、そして 前記のウイルスを製薬上許容されるワクチンに混合することを含む、前記の製造 方法。
  35. 35.前記のレンチウイルスの核酸が更にNRE配列中に製造された不可逆的ヌ ル変異を含む、請求項34に記載の方法。
  36. 36.前記のレンチウイルスの核酸が更にvpr遺伝子配列中に製造された不可 逆的ヌル変異を含む、請求項34に記載の方法。
  37. 37.前記のレンチウイルスの核酸が更にvpx遺伝子配列中に製造された不可 逆的ヌル変異を含む、請求項34に記載の方法。
  38. 38.前記のレンチウイルスの核酸が更にvpu遺伝子配列中に製造された不可 逆的ヌル変異を含む、請求項34に記載の方法。
  39. 39.ゲノムがnef遺伝子中に製造された不可逆的ヌル変異を含む単離した霊 長類レンチウイルス又はそれらの感染性DNAクローンを製薬上許容されるキャ リアー中に含むワクチン。
  40. 40.前記の霊長類レンチウイルスをヒト免疫不全ウイルスから得る、請求項3 9に記載のワクチン。
  41. 41.前記の霊長類レンチウイルスをHIV−1から得る、請求項40に記載の ワクチン。
  42. 42.前記の霊長類レンチウイルスをサル免疫不全ウイルスから得る、請求項3 9に記載のワクチン。
  43. 43.前記の霊長類レンチウイルスをSIVmacから得る、請求項42に記載 のワクチン。
  44. 44.前記の霊長類レンチウイルスをATCCに寄託され、No.68364及 びNo.68365と指定されたDNAクローンから得る、請求項43に記載の ワクチン。
  45. 45.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にNRE配列中に製造された不可 逆的ヌル変異を含む、請求項39に記載のワクチン。
  46. 46.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にvpr遺伝子配列中に製造され た不可逆的ヌル変異を含む、請求項39に記載のワクチン。
  47. 47.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にvpx遺伝子配列中に製造され た不可逆的ヌル変異を含む、請求項39に記載のワクチン。
  48. 48.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にvpu遺伝子配列中に製造され た不可逆的ヌル変異を含む、請求項39に記載のワクチン。
  49. 49.前記の霊長類レンチウイルスをSIVmac239ΔnefΔNREから 得る、請求項43に記載のワクチン。
  50. 50.前記の霊長類レンチウイルスをSIVmac239Δ3から得る、請求項 43に記載のワクチン。
  51. 51.前記の霊長類レンチウイルスをSIVmac239Δ4から得る、請求項 43に記載のワクチン。
  52. 52.前記の霊長類レンチウイルスをHIV−1ΔnefΔNREから得る、請 求項41に記載のワクチン。
  53. 53.前記の霊長類レンチウイルスをHIV−1Δ3から得る、請求項41に記 載のワクチン。
  54. 54.前記の霊長類レンチウイルスをHIV−1Δ4から得る、請求項41に記 載のワクチン。
  55. 55.ゲノムがnef遺伝子中に製造された不可逆的ヌル変異を含む単離した霊 長類レンチウイルス又はそれらの感染性DNAクローンを製薬上許容されるキャ リアー中に含むワクチンを患者に投与することを含むワクチン接種の方法。
  56. 56.前記の霊長類レンチウイルスをヒト免疫不全ウイルスから得る、請求項5 5に記載の方法。
  57. 57.前記の霊長類レンチウイルスをHIV−1から得る、請求項56に記載の 方法。
  58. 58.前記の霊長類レンチウイルスをサル免疫不全ウイルスから得る、請求項5 5に記載の方法。
  59. 59.前記の霊長類レンチウイルスをSIVmacから得る、請求項58に記載 の方法。
  60. 60.前記の霊長類レンチウイルスをATCCに寄託し、No.68364及び No.68365と指定されたDNAクローンから得る、請求項59に記載の方 法。
  61. 61.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にNRE配列中に製造された不可 逆的ヌル変異を含む、請求項55に記載の方法。
  62. 62.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にvpr遺伝子配列中に製造され た不可逆的ヌル変異を含む、請求項55に記載の方法。
  63. 63.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にvpx遺伝子配列中に製造され た不可逆的ヌル変異を含む、請求項55に記載の方法。
  64. 64.前記の霊長類レンチウイルスゲノムが更にvpu遺伝子配列中に製造され た不可逆的ヌル変異を含む、請求項55に記載の方法。
  65. 65.前記のレンチウイルスをSIVmac239ΔnefΔNREから得る、 請求項59に記載の方法。
  66. 66.前記のレンチウイルスをSIVmac239Δ3から得る、請求項59に 記載の方法。
  67. 67.前記のレンチウイルスをSIVmac239Δ4から得る、請求項59に 記載の方法。
  68. 68.前記のレンチウイルスをHIV−1ΔnefΔNREから得る、請求項5 7に記載の方法。
  69. 69.前記のレンチウイルスをHIV−1Δ3から得る、請求項57に記載の方 法。
  70. 70.前記のレンチウイルスをHIV−1Δ4から得る、請求項57に記載の方 法。
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