JPH0549682U - ティッシュペーパー底上げ器付きケース - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】ティッシュペーパーを箱から最後までスムーズ
に取り出すための、道具を提供する。 【構成】上部が開口したケース（１）の中央部に嵌合部
（ａ）、ケース（１）の外に嵌合部（ｂ）をそれぞれ設
け、嵌合部（ａ）（ｂ）に取り付け可能な突起部（２）
を別に設けた道具である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、ティッシュペーパーを箱から最後までスムーズに取り出すための 、ティッシュペーパー底上げ器付きケースに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、ティッシュペーパーを取り出しやすくする為の棚やケースがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のものは、次のような欠点がある。 （イ）市販のティッシュペーパーの箱には、少なくなったときのために底上げ の工夫はしてあるが、不十分なため最後までスムーズに取り出せない。 （ロ）棚は、壁掛け式になるため取付けが必要になり移動できない。 （ハ）ケースは、詰め替え式のもので構造が複雑である。 本考案は、これらの欠点を解消するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

市販のティッシュペーパーの箱が入る大きさで上面が開口したケース（１）の 中央部に嵌合部（ａ）、ケース（１）の外に嵌合部（ｂ）をそれぞれ設け、嵌合 部（ａ）（ｂ）に取付け可能な突起部（２）を別に設けた構造である。

【０００５】

【作用】

ティッシュペーパーが箱一杯に入っているときは、突起部（２）は嵌合部（ｂ ）に取り付け、ティッシュペーパーの箱をケース（１）に入れて使用する。ティ ッシュペーパーが減ってきた時、箱をケース（１）から取り出し、突起部（２） を嵌合部（ａ）に取り付け、箱の底に穴を開けケース（１）に戻して底上げをし て使用する。

【０００６】

【実施例】

本考案の実施例に基づいて説明する。 市販のティッシュペーパーの箱の入る大きさで上面が開口したケース（１）の 中央部に嵌合部（ａ）、ケース（１）の外に嵌合部（ｂ）をそれぞれ設け、嵌合 部（ａ）（ｂ）に取り付け可能な突起部（２）を別に設けている。 本考案は以上のような構造で、使用方法は、ティッシュペーパーが箱一杯に入 っているときは、突起部（２）を嵌合部（ｂ）に取り付け、ティッシュペーパー の箱をケース（１）に入れて使用する。ティッシュペーパーが減ってきた時、ケ ース（１）からティッシュペーパーの箱を出して、突起部（２）をケース（１） の中央の嵌合部（ａ）に取り付ける。市販のティッシュペーパーの箱の底にある 底上げ用に工夫された部分に穴を作り、ティッシュペーパーの箱をケース（１） に入れると、突起部（２）がティッシュペーパーの箱の底の穴からティッシュペ ーパーを押し上げて、最後までスムーズに使用できる。 なお、ケース（１）に花畑の絵を描いて突起部（２）を花の形状にしたり、ケ ース全体を動物の形状、例えば犬にして犬の尻尾部分を突起部（２）として取り 付け可能なものにしてもよい。また、突起部（２）を、ロケットの形状でも、車 の形状でもよい。

【０００７】

【考案の効果】

市販のティッシュペーパーの箱のままで最後までスムーズに使用でき、棚や壁 掛け式のように固定されないので、どこでも置ける。構造が簡単なため安価にで きる。ケースに花の絵を描いたり、ケース全体を動物の形状にすることによって 見ても楽しいティッシュペーパー底上げ器付きケースにすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案のティッシュペーパー底上げ器付きケ
ースの実施例を示す斜視図である。

【図２】 本考案のティッシュペーパー底上げ器付きケ
ースの使用状態を示す側面図である。

【符号の説明】

（１）はティッシュペーパー底上げ器付きケース （２）は突起部 （ａ）は嵌合部 （ｂ）は嵌合部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】上面が開口したケース（１）の中央部に嵌
   合部（ａ）、ケース（１）の外に嵌合部（ｂ）をそれぞ
   れ設け、嵌合部（ａ）（ｂ）に取り付け可能な突起部
   （２）を、別に設けたティッシュペーパー底上げ器付き
   ケース。