JPH0549627A - 平衡機能評価装置 - Google Patents

平衡機能評価装置

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JPH0549627A
JPH0549627A JP3218380A JP21838091A JPH0549627A JP H0549627 A JPH0549627 A JP H0549627A JP 3218380 A JP3218380 A JP 3218380A JP 21838091 A JP21838091 A JP 21838091A JP H0549627 A JPH0549627 A JP H0549627A
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克明 深井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きなスペースを必要とせず、しかも、広範
囲の平衡機能を評価する。 【構成】 被検者の頭部に装着したヘルメットの眼前に
固定した反射鏡に、刺激パターンを投影する。この刺激
に対する被検者の反応を、眼球の動きや頭の動き等によ
り検出する。また、刺激パターンをコンピュータ・グラ
フィックにより作成し、被検者の反応に応じてパターン
を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視覚刺激によって誘発
される眼球運動及び体傾斜により、視機能、前庭機能及
び中枢神経系を検査する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】人間が宇宙船等により宇宙に滞在する
と、いわゆる「宇宙酔い」という症状を起こすことが知
られている。これは、無重力状態では地上のような重力
が人体に働かないため、前庭が十分に機能することがで
きないのに対し、視覚からは周囲の景色の変化により自
分の姿勢の変化が検出されるため、両者のアンバランス
が引き起こすものと考えられている。このような前庭の
機能を検査し、また、宇宙飛行士の訓練のために、前庭
機能評価装置が従来より使用されている。
【0003】従来の前庭機能評価装置の概略の構成を図
6に示す。被検者10の眼前に大きなドーム状のスクリ
ーン61を設け、スライド投影機又は映写機62により
このスクリーンに検査パターンを投影する。一方、被検
者の立つ台には被検者10の体の重心の前後左右の揺れ
を検出する体動検出装置63が設けられている。検査パ
ターンの例を図7に示すが、これらのパターンを矢印の
ように移動させると、被検者の体はそれに応じて無意識
のうちに前後・左右等に傾く。この体の動きをパターン
の動き(速度、方向、応答時間等)と関連させて解析す
ることにより、被検者の前庭機能を評価することができ
る。また、視運動刺激によって生ずる眼球運動を解析す
ることにより、視機能と前庭機能とを合わせて評価する
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6を見ても明かな通
り、従来の前庭機能評価装置は被検者10の前面の全体
をカバーするようなスクリーン61を設ける必要がある
ため、大きくならざるを得ず、これを設置するためには
専用の部屋を必要とする。また、検査することのできる
被検者10の応答は、被検者の立つ台における体動検出
装置63により検出できるものだけであるため、視覚刺
激入力に対する被検者10の応答を広い範囲で検出する
ことができず、十分な解析を行なうことができなかっ
た。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その目的とするところは、大きな
スペースを必要とせず、しかも、視覚刺激に対する被検
者の応答を広範囲に検出することのできる平衡機能評価
装置(本発明の評価装置では、前庭機能以外に視機能等
も評価対象に入るため、以下、平衡機能評価装置と呼
ぶ)を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された第1の発明である平衡機能評価装置は、 a)被検者の頭部に装着するヘルメットと、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
する眼球運動検出装置と、 を備えることを特徴とする。
【0007】また、第2の発明である平衡機能評価装置
では、 a)被検者の頭部に装着するヘルメットと、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
する眼球運動検出装置と、 e)任意の画像を生成し、映像投影装置にその画像の信
号を供給するコンピュータ画像生成装置と、 を備えることを特徴とする。
【0008】第3の発明である平衡機能評価装置では、 a)被検者の頭部に装着するヘルメットと、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
する眼球運動検出装置と、 f)ヘルメットの動きにより被検者の頭部の動きを検出
する頭部動作検出装置と、 を備えることを特徴とする。
【0009】そして、第4の発明である平衡機能評価装
置では、 a)被検者の頭部に装着するヘルメットと、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
する眼球運動検出装置と、 g)被検者の体を回転させる運動刺激入力装置と、 を備えることを特徴とする。
【0010】なお、以上の構成の記述において、「ヘル
メット」は頭部の全体を覆うようなものばかりでなく、
頭部に装着して固定することのできるものの一般を指
し、例えば、頭部に巻き付けるバンド状のものや、フレ
ーム状のものをも含む。
【0011】
【作用】第1の発明の平衡機能評価装置では、被検者の
視覚刺激となるパターンの信号を映像投影装置に送る。
映像投影装置はこの視覚刺激パターンを被検者の眼前の
反射鏡に投影する。これを見る被検者の眼球の動きは眼
球運動検出装置により検出され、視覚刺激入力に対する
被検者の反応として解析される。なお、この眼球運動に
加え、従来の装置と同じ体動検出装置による反応(体の
重心の揺れ)を検出し、これらを総合的に解析すること
もできる。また、1個の映像投影装置により眼前の1枚
の反射鏡に映像を投影するようにしてもよいが、反射鏡
を左右眼毎に独立して設け、2台の映像投影装置で各眼
前の反射鏡に左右眼の視差を考慮した別異の映像を投影
することにより、立体視、奥行感覚等を作り出すことが
できる。
【0012】第2の発明の平衡機能評価装置では、被検
者の視覚刺激となるパターンの信号をコンピュータ画像
生成装置により生成するため、視覚刺激パターンを従来
のスライドや映写機等よりも大幅に広い範囲で、しかも
短時間に、自由に変化させることができる。このため、
これまで評価できなかった広い範囲の前庭機能(あるい
は平衡機能)を評価できるようになる。
【0013】第3の発明の平衡機能評価装置では、ヘル
メットの動きにより被検者の頭部の動きを検出すること
ができる。これは上記の眼球運動を検出するのと同様、
被検者の応答をより広い範囲で検出することができるも
のであり、より広い範囲の前庭機能(平衡機能)の評価
を行なうことができるようになる。また、被検者の視線
の動きにより視覚刺激パターンを動かせる場合と同様
に、被検者の頭の動きに応じて視覚刺激パターンを動か
せることにより、パターン移動の効果をより多様に検出
することができるようになる。
【0014】第4の発明の平衡機能評価装置では、被検
者に視覚刺激以外に回転による運動刺激を与えるもので
あり、被検者に対する入力刺激がより広範囲にわたるこ
ととなる。このため、更に広い範囲の前庭機能(平衡機
能)の評価が可能となる。
【0015】なお、以上の各発明で用いた刺激入力装置
及び反応検出装置を適宜組み合わせ、更に多様な平衡機
能評価装置を作ることも可能である。
【0016】
【実施例】第1発明の一実施例である平衡機能評価装置
を図1により説明する。本実施例の平衡機能評価装置
は、被検者10の頭部に装着するヘルメット11、ヘル
メット11に取り付けられた映像表示装置(HMD=ヘ
ルメット・マウンテッド・ディスプレイ)12、HMD
12に表示させる映像の信号を生成するHMDコントロ
ーラ13、HMD12に表示させる映像のパターンを生
成するパターン発生器14、ヘルメット11に取り付け
られた眼球運動検出器15、眼球運動検出器15からの
出力を解析して、被検者の反応(平衡機能)を評価する
眼球運動評価装置16等から構成される。
【0017】ヘルメット11を拡大して図2に示す。図
2(a)の正面図に示すように、ヘルメット11を装着
する被検者の眼前となる位置には、左右独立に映像を反
射する反射鏡21、22が設けられている。装着者(被
検者)の左右の耳の外側の部分には、それぞれ映像投影
器23、24が固定されており、各反射鏡21、22に
映像を投影するようになっている。ここで、両映像投影
器23、24が上記HMD12を構成する。なお、投影
器23、24は必ずしも図2に示すような左右の耳の外
側の位置でなくてもよく、斜め下あるいは真上に固定さ
れていても構わない。
【0018】図2(b)の側面図に示すように、各映像
投影器23、24には画像表示器25とレンズ系26が
設けられており、HMDコントローラ13からの信号を
表示する画像表示器25の画面上に形成された映像を、
任意の焦点距離で対応する反射鏡21、22に映し出
す。これにより、このヘルメット11を装着した被検者
10に対して、あたかも眼前のスクリーンに投影した映
像を見るような視覚感覚を与えることができる。なお、
左右の映像投影器23、24に投影する映像には、通
常、左右の眼球の視差に応じた差異を設け、自然な映像
となるようにする。もちろん、意識的に同一又は全く別
個の映像を投影して、それに対する反応を検査するとい
う使い方をすることもできる。
【0019】ヘルメット11の上部、被検者の額に相当
する箇所の外部には、眼球運動検出器15が設けられて
いる。この眼球運動検出器15は両反射鏡21、22を
介して被検者の両眼球を撮影するものであり、撮影した
映像を眼球運動評価装置16に送ると、眼球運動評価装
置16では周知の画像解析技術により両眼球の動きをそ
れぞれ測定するようになっている。なお、眼球運動検出
器15としてはこの他に、眼球の分極(眼球は前方のレ
ンズ側が+に、後方の網膜側が−に帯電している)を利
用して、眼窩の上下・左右に設けた電極対の間の電位差
を検出することにより眼球の運動を検出するもの(EO
G法)でもよい。
【0020】以上のような構成を有する本実施例の平衡
機能評価装置では、パターン発生器14から、従来の装
置のスライドあるいは映写機で使用していたようなパタ
ーンをHMDコントローラ13に出力し、その視覚刺激
に対する被検者10の眼球の運動を被検者10の応答と
して眼球運動評価装置16により検出する。これによ
り、例えば図7(a)のようなパターンの動きにより誘
発される眼振(視運動性眼振検査)により、又、眼球追
跡テストにより、前庭機能(あるいは平衡機能)を評価
することができる。図7(a)のパターンの動きに対す
る眼球の左右の動きのグラフの例を図8に示す。
【0021】また、本実施例のHMD12では左右の眼
に独立に映像刺激を入力することができるようになって
いるため、左右眼の視差を考慮して、被検者10の前後
に移動するような視覚刺激パターンを被検者10に入力
することもできる。これは、従来の2次元的なスクリー
ン映像による入力では行なうことのできなかった新しい
種類の視覚刺激入力であり、これにより、更に広範囲の
前庭機能(平衡機能)の評価を行なうことができるよう
になる。
【0022】次に、第2発明の一実施例である平衡機能
評価装置を図3により説明する。本実施例の平衡機能評
価装置は、図1に示した装置のパターン発生器14の代
わりにパソコン34を使用して、HMD12に表示する
パターンをコンピュータグラフィックにより生成するよ
うにしたものである。これにより、被検者10に対する
入力である視覚刺激パターンの変化の自由度が飛躍的に
拡大する。例えば、検査を行なう医師等は、眼球運動評
価装置16により被検者の反応を見ながら、被検者の反
応に応じてパターンを変化させるということが可能とな
る。従来のスライドあるいは映写機を用いた装置では、
このような臨機応変の対応は不可能であった。また、検
査者がパターンを変化させるのではなく、眼球運動評価
装置16により検出した被検者10の反応に応じてパソ
コン34が自動的にパターンを変化させるようにしても
よい。この場合には、被検者10に対する視覚刺激の入
力−被検者の応答−それに応じた視覚刺激の入力−…と
いうサイクルを遅滞なく繰り返すことができるようにな
り、人間の実体験に近い状態で前庭機能(平衡機能)の
評価を行なうことができるようになる。
【0023】第3発明の一実施例である平衡機能評価装
置を図4により説明する。本実施例の平衡機能評価装置
は、図3に示した装置に加え、ヘルメット11の動き
(位置及び向きの変化)を検出する装置を設け、視覚刺
激入力に対する反応の一つとして被検者10の頭の動き
を検出することができるようになっている。本実施例で
はヘルメット11の動きを検出する装置は、ヘルメット
11の頂部に固定された位置センサ41、ヘルメット1
1の上部の部屋の天井等に固定された発信器42、及
び、センサ41からの信号を受けてヘルメット11の3
次元的位置、向き及びそれらの時間的変化(動き)を測
定するヘッドモーショントラッカ43から構成される。
この装置では、発信器42から発信される3次元的な電
磁波、赤外線、超音波等の発信信号をセンサ41が受
け、その信号の強度あるいは変化の位相を検出すること
により、センサ41の位置及び姿勢(すなわち、ヘルメ
ット11の位置及び向き)を検出する。
【0024】このようなヘルメット位置検出装置を加え
た本実施例の平衡機能評価装置では、被検者10の眼球
の動きに加えて頭の動きを検出することができるため、
前庭機能(平衡機能)をより広い範囲で評価することが
できるようになる。また、本実施例の装置に従来の装置
で用いられていた体動検出装置を加えることにより、さ
らに細かい解析を行なうことができるようになる。
【0025】また、本実施例の平衡機能評価装置の別の
使い方として、次のようなことを行なうこともできる。
例えば、検出した頭の動きに対して、視覚入力パターン
の動きを、頭の動きと視覚入力とが一致しないように
(例えば、頭の動きに対して視覚入力パターンの動きが
2倍或いは1/2倍になるように)設定することによ
り、被検者に対して乗り物酔い或いは宇宙酔いの状態を
作り出すことができる。このようにして作り出された酔
いの症状に対する薬物の効果のテスト等を行なうという
こともできる。
【0026】第4発明の一実施例である平衡機能評価装
置を図5により説明する。本実施例の平衡機能評価装置
は、図3に示した装置に加え、被検者10の体を動かす
ための動揺装置50を設けているところに特徴がある。
この動揺装置50はパソコン34により制御され、HM
D12に送る視覚刺激と同期した動き(体動)を被検者
10に与えることにより、被検者10に対して視覚と体
動の双方から刺激を入力することができる。このため、
本実施例の装置では更に広い範囲の前庭機能(平衡機
能)の評価を行なうことができるようになる。
【0027】動揺装置50による被検者に対する体動入
力の例としては、人体の鉛直中心軸回りに被検者の体を
回転させるとか、鉛直中心軸から少しずれた位置にある
鉛直軸を中心に(例えば、右耳を通る鉛直軸を中心に)
回転させる(偏心回転)等を挙げることができる。
【0028】なお、動揺装置50には、従来の装置と同
様に、被検者10の体の動きを検出する体動検出装置を
組み込んでもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の平衡機能評価装置はいずれも、
単に被検者の頭部にヘルメットを装着するのみでよく、
大きなスクリーンを必要としないため、狭い部屋(例え
ば、臨床の検査室又は患者のベッドサイド)でも簡単に
検査を行なうことができる。また、被検者の姿勢や向き
が限定されないため、被検者の心理的負担も軽減され
る。
【0030】本発明ではさらに、従来の平衡機能評価装
置では評価することのできなかった多様な、広範囲の機
能の評価を行なうことができる。例えば、被検者の眼球
の動きや頭部の動きに基づいて、単に眼前の刺激入力映
像の動きを補正するばかりではなく、映像に新たな動き
を加えて二次的な反応を検査することができる。また、
第4発明の装置では、被検者の視覚刺激と同時に、それ
と連動させて体に運動刺激を与えることにより、新規な
前庭機能(平衡機能)の評価を行なうことができる。さ
らに、第2発明では、映像刺激をコンピュータグラフィ
ックにより生成することにより、従来のスライドや映写
機によるパターンの移動とは比べ物にならないほどの多
様な、広範囲の視覚刺激を与えることができるようにな
り、これまで知られていなかった多くの前庭機能(平衡
機能)に関する情報を得ることができるようになる。
【0031】なお、本発明に係る平衡機能評価装置は、
前述のような宇宙医学のみならず、通常の臨床医学にお
ける診断、治療にも利用することができることはもちろ
んである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1発明の一実施例である平衡機能
評価装置のシステム構成図。
【図2】 実施例の平衡機能評価装置で用いられるヘル
メットの正面図(a)及び側面図(b)。
【図3】 第2発明の一実施例である平衡機能評価装置
のシステム構成図。
【図4】 第3発明の一実施例である平衡機能評価装置
のシステム構成図。
【図5】 第4発明の一実施例である平衡機能評価装置
のシステム構成図。
【図6】 従来の平衡機能評価装置のシステム構成図。
【図7】 視覚入力パターン及びその動きの2例を示す
説明図。
【図8】 図7(a)の視覚刺激入力に対する眼球の左
右の動きの一例を示すグラフ。
【符号の説明】
10…被検者 11…ヘルメッ
ト 12…HMD 13…HMDコ
ントローラ 14…パターン発生器 15…眼球運動
検出器 16…眼球運動評価装置 21、22…反射鏡 23、24…映
像投影器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61B 5/11 (72)発明者 深井 克明 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所三条工場内 (72)発明者 天藤 久 京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会 社島津製作所三条工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)被検者の頭部に装着するヘルメット
    と、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
    反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
    する眼球運動検出装置と、 を備えることを特徴とする平衡機能評価装置。
  2. 【請求項2】 a)被検者の頭部に装着するヘルメット
    と、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
    反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
    する眼球運動検出装置と、 e)任意の画像を生成し、映像投影装置にその画像の信
    号を供給するコンピュータ画像生成装置と、 を備えることを特徴とする平衡機能評価装置。
  3. 【請求項3】 a)被検者の頭部に装着するヘルメット
    と、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
    反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
    する眼球運動検出装置と、 f)ヘルメットの動きにより被検者の頭部の動きを検出
    する頭部動作検出装置と、 を備えることを特徴とする平衡機能評価装置。
  4. 【請求項4】 a)被検者の頭部に装着するヘルメット
    と、 b)ヘルメットに固定され、被検者の眼前に配置された
    反射鏡と、 c)反射鏡に映像を投影する映像投影装置と、 d)ヘルメットに固定され、被検者の眼球の動きを検出
    する眼球運動検出装置と、 g)被検者の体を回転させる運動刺激入力装置と、 を備えることを特徴とする平衡機能評価装置。
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