JPH0547727U - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH0547727U
JPH0547727U JP9553791U JP9553791U JPH0547727U JP H0547727 U JPH0547727 U JP H0547727U JP 9553791 U JP9553791 U JP 9553791U JP 9553791 U JP9553791 U JP 9553791U JP H0547727 U JPH0547727 U JP H0547727U
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JP
Japan
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outdoor unit
fan
fans
air conditioner
heat exchanger
Prior art date
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Pending
Application number
JP9553791U
Other languages
English (en)
Inventor
司 石曽根
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、複数のファンを有する空気調和機
の室外ユニットに関するもので、低コストで、風量増
加,騒音低減,熱交換器の有効利用をはかり、さらに異
常な共鳴音,うなり騒音の発生を防いだ空気調和機の室
外ユニットを提供することを目的とする。 【構成】 ファン15a,15bと、ファンプーリ16
a,16bと、ファンモータ18と、モータプーリ19
と、伝達ベルト21a,21bと、熱交換器14とから
構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は複数のファンを有する空気調和機の室外ユニットに関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の空気調和機の室外ユニットは、特開平1−142348号公報で 示されているように、ファンと同じ数のファンモータが用いられている。
【0003】 以下図面を参照しながら、従来の空気調和機の室外ユニットについて説明する 。図7は従来の空気調和機の室外ユニットの縦断面図である。1は室外ユニット 本体で、2,3はファン、4,5はファンモータ、6は熱交換器である。
【0004】 以上のように構成された空気調和機の室外ユニットについて、以下その動作を 説明する。
【0005】 ファン2,3をファンモータ4,5で回転させることにより外部の空気を熱交 換器6を通して吸入し、熱交換を行なったのち吹出口へ流出する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、ファンモータ4,5やファンモータ取付 金具がファン2,3の数だけ必要となり、コスト高となる。また、ファン2,3 とファンモータ4,5を同一軸上に配置することにより、ファン2,3中心部で は風量が減少し風の流れが乱れる。この風の乱れにより騒音も増加する。
【0007】 さらに熱交換器6を通る風も不均一となり有効に熱交換されないという欠点を 有していた。また、ファン2,3同士の回転数が等しい場合に発生する共鳴音, うなり騒音を防ぐために、ファン回転数を大幅に異ならせても負荷状態によって はファン回転数が接近し、異常な共鳴音,うなり騒音が発生する。
【0008】 本考案は、上記課題に鑑み、低コストで、ファンから吹き出す風の流れをスム ーズにして、風量増,騒音減少、熱交換器の有効利用をはかり、かつ異常な共鳴 音,うなり騒音の発生を防いだ空気調和機の室外ユニットを提供するものである 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の空気調和機の室外ユニットは、複数のファ ンと前記複数のファンの回転軸に設けられた複数のファンプーリと前記複数のフ ァンを駆動するファンモータとファンモータの回転軸に設けられたモータプーリ と、ファンプーリとモータプーリとに接続し前記ファンモータの回転を複数のフ ァンに伝達する複数の伝達ベルトとから構成されている。
【0010】 また、さらにファンモータを室外ユニットの吸込口から熱交換器を介して吹出 口から吹き出される空気の風路を避けて、機械室に設置した構成となっている。
【0011】 また、さらに複数のファンの回転軸に設けられた複数のファンプーリ同士のフ ァンプーリ径を異ならせて複数のファン同士の回転数を異ならせた構成となって いる。
【0012】
【作用】
本考案の空気調和機の室外ユニットは、以上の構成により、複数のファンを伝 達ベルトを使うことにより1台のファンモータで駆動させることが可能となり、 ファンモータ取付金具も1台分しか必要でないため、コストを抑えることができ る。
【0013】 また、さらにファンモータを熱交換器を介して流れる空気の風路を避けて機械 室に設置することにより、ファン中心部での風の乱れを防ぎ、風量が増加し騒音 も低下する。そして熱交換器を通る風も均一となり、熱交換器を有効に利用でき る。
【0014】 また、さらに複数のファンプーリ同士のファンプーリ径を異ならせることによ り確実に複数のファン同士の回転数を異ならせることができ、異常な共鳴音,う なり騒音を防ぐことができる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の空調脇の室外ユニットの第1の実施例について、図面を参照し ながら説明する。
【0016】 図1は本考案の第1の実施例による空気調和機の室外ユニットの縦断面図で、 図2は同実施例の室外ユニットの横断面図である。図1,図2において、11は 空気調和機の室外ユニット、12は前記室外ユニット11の吸込口、13a,1 3bは前記室外ユニットの吹出口、14は前記吸込口11に設置された熱交換器 である。15a,15bは前記熱交換器14と吹出口13a,13bの間に位置 し、吸込口12から熱交換器14を介して吸い込んだ空気を吹出口13a,13 bから吹き出すファンで、16a,16bは前記ファン15a,15bの回転軸 17a,17bに取り付けられたファンプーリ、18は前記ファン15a,15 bを駆動するファンモータ、19は前記ファンモータの回転軸20に取り付けら れたモータプーリ、21a,21bは前記ファンプーリ16a,16bと前記モ ータプーリ19とに掛けられた伝達ベルトである。
【0017】 また矢印は風の流れを示している。 以上のように構成された空気調和機の室外ユニットについて、以下その動作を 説明する。
【0018】 空気調和機の室外ユニット11において、ファンモータ18が回転するとモー タプーリ19が回転し、伝達ベルト21a,21bによりファンプーリ16a, 16bが回転する。そしてファンプーリ16a,16bの回転によりファン15 a,15bが回転し、吸込口12から吹出口13a,13bへの風の流れ(矢印 )が生じる。吸込口12から吸い込んだ空気は熱交換器14で熱交換されたのち 、ファン15a,15bを通過し吹出口13a,13bから外部へ吹き出される 。
【0019】 以上のように本実施例の空気調和機の室外ユニット11は、1台のファンモー タ18により2台のファン15a,15bを回転させることができ、ファンモー タ取付金具も1台分とすることができるため、コストを低減することができる。
【0020】 次に本考案による空気調和機の室外ユニットの第2の実施例について、図面を 参照しながら説明する。なお、第1の実施例と同一構成については同一符号を付 して詳細な説明は省略する。
【0021】 図3は本考案の第2の実施例による空気調和機の室外ユニットの縦断面図、図 4は同実施例の室外ユニットの横断面図、図5は同実施例の室外ユニットの水平 断面図である。図4〜図6において、22は空気調和機の室外ユニット11を風 路23と機械室24に分割する仕切板であり、ファンモータ18が機械室24に 設置されている。
【0022】 以上のように構成された空気調和機の室外ユニットについて、以下その動作を 説明する。
【0023】 空気調和機の室外ユニット11において、仕切板22で仕切られた機械室24 に設置されたファンモータ18が回転すると伝達ベルト21a,21bにより風 路23内にあるファン15a,15bが回転し吸込口12から吹出口13a,1 3bへの風の流れが生じる。吸込口12から吸い込んだ空気は熱交換器14で熱 交換されたのち、ファン15a,15bを通過し吹出口13a,13bから外部 へ吹き出される。
【0024】 以上のように本実施例の空気調和機の室外ユニット11は、風路を避けて機械 室24にファンモータ18を設置することができるため、ファン15a,15b 中心部での風の乱れを防ぎ、風量が増加し、騒音も低下する。そして熱交換器1 4を通る風も均一となり、熱交換器14を有効に利用できる。
【0025】 次に本考案による空気調和機の室外ユニットの第3の実施例について、図面を 参照しながら説明する。
【0026】 図6は本考案の第3の実施例による空気調和機の室外ユニットの横断面図であ る。図6において、ファンプーリ16aとファンプーリ16bは互いに径を異な らせている。
【0027】 以上のように構成された空気調和機の室外ユニットについて、以下その動作を 説明する。
【0028】 空気調和機の室外ユニット11において、ファンモータ18が回転するとモー タプーリ19が回転し伝達ベルト21a,21bによりファンプーリ16a,1 6bが回転する。そしてファンプーリ16aとファンプーリ16bの径が互いに 異なるため、ファン15aとファン15bは互いに異なった回転数で回転し送風 を行なう。
【0029】 以上のように本実施例の空気調和機の室外ユニット11は、2台のファン15 a,15bの回転数を確実に異ならせて回転させることができるので、異常な共 鳴音,うなり騒音を防ぐことができる。
【0030】 なお、本実施例においてファンプーリ16aとファンプーリ16bの径を変え てファン15a,15bの回転数を異ならせたが、モータプーリ18に設けられ た2つのプーリの径を異ならせても良い。
【0031】 第1から第3のいずれの実施例にあってもその他の構成は図1に示す実施例と 同様である。
【0032】 なお、これらの実施例にあってはファンの数を2台としたが、複数個のファン としても同じである。
【0033】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、伝達ベルトを使うことにより1台のファンモー タで複数のファンを回転することができ、ファンモータ取付金具も1台分とする ことができるので、空気調和機の室外ユニットのコストを低減することができる 。
【0034】 また、さらにファンモータを室外ユニットの風路を避けて設置することにより 、風の乱れを防ぎ、風量増加,騒音の低減,熱交換器の有効利用ができる。
【0035】 また、さらに複数のファンの回転数を互いに異ならせることにより、異常な共 鳴音,うなり騒音を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例における室外ユニットの
縦断面図
【図2】本考案の第1の実施例における室外ユニットの
横断面図
【図3】本考案の第2の実施例における室外ユニットの
縦断面図
【図4】本考案の第2の実施例における室外ユニットの
横断面図
【図5】本考案の第2の実施例における室外ユニットの
水平断面図
【図6】本考案の第3の実施例における室外ユニットの
縦断面図
【図7】従来の空気調和機の室外ユニットの縦断面図
【符号の説明】
11 室外ユニット 12 吸込口 13a,13b 吹出口 14 熱交換器 15a,15b ファン 16a,16b ファンプーリ 17a,17b ファンの回転軸 18 ファンモータ 19 モータプーリ 20 ファンモータの回転軸 21a,21b 伝達ベルト 23 風路 24 機械室

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機の室外ユニットの吸込口に設
    置された熱交換器と前記熱交換器と室外ユニットの吹出
    口の間に位置し、前記吸込口より熱交換器を介して吸い
    込んだ空気を室外ユニットの吹出口から吹き出す複数の
    ファンと、前記複数のファンの回転軸に設けられた複数
    のファンプーリと前記複数のファンを駆動する1台のフ
    ァンモータとファンモータの回転軸に設けられたモータ
    プーリと、ファンプーリとモータプーリとに接続し前記
    ファンモータの回転を複数のファンに伝達する複数の伝
    達ベルトからなる空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 ファンモータを室外ユニットの吸込口か
    ら熱交換器を介して吹出口へ吹き出される空気の風路を
    避けて機械室に設置した請求項1記載の空気調和機の室
    外ユニット。
  3. 【請求項3】 複数のファンの回転軸に設けられた複数
    のファンプーリ同士のファンプーリ径を異ならせて複数
    のファン同士の回転数を異ならせた請求項1記載の空気
    調和機の室外ユニット。
JP9553791U 1991-11-21 1991-11-21 空気調和機の室外ユニット Pending JPH0547727U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115342571A (zh) * 2022-06-30 2022-11-15 河北工程大学 一种温度可调的冰温贮藏保温设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115342571A (zh) * 2022-06-30 2022-11-15 河北工程大学 一种温度可调的冰温贮藏保温设备
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