JPH0547423Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0547423Y2
JPH0547423Y2 JP10875389U JP10875389U JPH0547423Y2 JP H0547423 Y2 JPH0547423 Y2 JP H0547423Y2 JP 10875389 U JP10875389 U JP 10875389U JP 10875389 U JP10875389 U JP 10875389U JP H0547423 Y2 JPH0547423 Y2 JP H0547423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
zero
phase current
current transformer
concentration
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10875389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0348777U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10875389U priority Critical patent/JPH0547423Y2/ja
Publication of JPH0348777U publication Critical patent/JPH0348777U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0547423Y2 publication Critical patent/JPH0547423Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は室内等の温度・湿度・気流・CO濃
度・CO2濃度・粉塵量及び水タンクから送られて
くる水の測定装置と、閉回路もしくは接地線に生
ずる洩れ電流を自動的に計測する零相電流測定装
置と、これらの測定値の記録装置に関するもので
ある。
(ロ) 従来技術 環境測定とは室内の空気中の温度・湿度・気
流・CO濃度・CO2濃度・粉塵量の測定やビル等
における貯水タンクや水質の測定であつて、特に
空調設備の完備したビル等や、ビルの屋上に貯水
タンクを備えたものにあつてはその測定は必要不
可欠である。
また零相電流測定とは配線や電気機器等の漏電
状態を知る測定であり、この測定は防災上必要不
可欠である。
従来から、室内の環境を測定し表示する環境測
定装置は存在していた。
また零相電流計測装置に関する技術も、実開昭
61−57873号公報記載の如く公知技術となつてい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかるに従来の環境測定装置は、その測定値を
表示することはあつてもそのデータを記録紙に記
録するような構成には至つていなかつた。ゆえ測
定に際し測定と記録をおこなう二人のオペレータ
ーを必要としていた。
また環境測定装置と零相電流計とはそれぞれ独
立して構成されており、必要な測定作業に応じて
それぞれの機材を持ち出すようにしていたが、こ
れら各測定作業は定期的に行うのが常であるため
にこれら各機材は測定作業や保管等の面から、一
体的に構成されている方が便利である。
(ニ) 問題点を解決するための手段 よつて本考案は以上の問題点を解消すべく、室
内空気中の温度・湿度・気流・CO濃度・CO2
度・浮遊粉塵量及び水質を測定する環境測定装置
と、開閉・走行昇降が可能な2分割の零相変流器
を装備して被測定電線内を流れる一次電流により
生ずる零相変流器の巻線内の二次電流の洩れ電流
量を測定する零相電流測定装置と、前記各測定装
置のデジタル表示装置と記録紙による記録装置を
一体的に構成すると共にその下部に車輪を有せし
めたのである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の通りであり、以下
添付の図面に示した実施例の構成を説明すると。
第1図は本測定装置の全体側面図、第2図は同
じく全体平面図、第3図はブロツク線図、第4図
はCOセンサの回路図、第5図は水質測定方法を
示した略示図である。
第1図乃至第3図に示す如く、本考案の環境・
零相電流測定装置は、環境測定装置Aと零相電流
測定装置Bと制御装置Cと表示・記録装置Dによ
つて構成され、これらは一体的にかつ移動可能に
構成される。
温度・気流は各測定装置、特に室内の上下位置
では大きな差があり、またCO含有量・CO2含有
量・及び粉塵量の各測定は装置本体1内に空気を
取り込んで行う必要がある。
このために細長いパイプ状に構成された空気採
集部2がフレキシブルホース3を介して装置本体
1内に接続され、該空気採集部2の先端部に温
度・気流の測定装置をなす温度・気流センサ4,
5が装備され、その基部は握持部として構成され
る。
測定装置本体1内に引き込まれたフレキシブル
ホース3の一端は吸引フアン6を経て各空気採取
室7a,7b,7c,7dに連結されている。
空気採取室7a内には湿度の測定装置を構成す
る湿度センサ8が、空気採取室7b内にはCO濃
度の測定装置を構成するCO濃度検出センサ9が、
空気採取室7c内にはCO2濃度の測定装置を構成
するCO2濃度検出センサ10が、空気採取室7d
内には粉塵量の測定装置を構成する粉塵量検出セ
ンサ11が装備される。
第3図に基づいて、これら各センサについて説
明すると。
温度センサ4は半導体センサで構成され、より
迅速にかつ正確な温度検知を可能としている。
気流センサ5は受感部が金属線(白金線・ニツ
ケル・タングステンなど)で構成され、加熱され
た金属線に風が当たると温度変化によつて電気抵
抗が変わるために回路に流れる電流に変化が生
じ、この変化をとらえて風速及び指向の検出を可
能としている。
温度センサ8はヒユミセラムからなる金属酸化
物セラミツクの細孔に付着した水分による電気抵
抗値の変化を利用した相対湿度センサで構成さ
れ、低湿度領域では高抵抗を示すヒユミセラムの
特性をとらえて湿度の検出を可能としている。
CO濃度検出センサ9は、保守が容易で応答が
速く、かつ選択性よくCOの検出が出来る半導体
式のもの等で構成されている。
すなわち第4図に示す如く、温度変化による抵
抗値が変化する抵抗体からなる検知素子Raと、
硝子等で被覆して純空気中の密閉するかまたは
COに対して不感知の構造にした温度補償素子Rb
とによつてブリツジ回路を構成し、検知素子の周
囲空気中にCOがない状態のとき、 RaR2=RbR1 となるようにR1とR2を調整しておけば、出力端
(+)(−)間は出力0であるからCO濃度は0%
を現示する。
このときRaの周囲のCO濃度が次第に多くなつ
てくると、Ra素子はCOの吸脱着に伴つて電導度
が変化し、電気抵抗はRa+ΔRとなり出力端
(+)(−)間にΔR分だけの電流が流れる。
この変化分ΔRはそのCO濃度に比例するので、
出力端に電流計を接続してCO濃度を測定するよ
うに構成されている。
CO2濃度検出センサ10もCO濃度検出センサ
9と同様に半導体式のもので構成されている。
粉塵量を検出するセンサー11は発光部と受光
部とで構成され、暗室で構成された空気採取室7
d内に装備された発光部から受光部に向けて当て
ると、光は空気採取室7d内を通過する空気中の
粉塵の粒子により散乱するのを利用したものであ
る。
すなわちこの散乱光を光電子増倍管(図示して
いない)で光電流に変換し、光電流の積算光電量
がある値に達したとき1個のパルスを発生させ、
一定時間に発生するパルス数が計数器(図示して
いない)でカウントされ、この時間の粉塵濃度に
比例した相対濃度が検出される。
これら各センサ5,8,9,10,11はそれ
ぞれ制御装置Cを構成する増幅器12からA/D
変換回路13・記憶装置14へ、さらに表示・記
録装置Dを構成する表示装置15・記録装置16
へと結線され、各検出値はそれぞれ表示装置15
で表示されると共に、記録装置16によつて記録
紙19に記録される。
第1図乃至第3図に示す如く、零相電流記録装
置Bは本体1の内部に開閉装置20を装備する2
分割の零相変流器17と、零相変流器17の走行
装置(図示していない)及び昇降装置(図示して
いない)と、この走行装置及び昇降装置の通路
(図示していない)とを有する。
本体1の上面には開口1aを有し、該本体1の
上部に被測定電線22の握持部18,18を3対
有する。握持部18,18は2本の蝶ネジ23,
23で被測定電線22を固定する。
被測定電線22は各対の握持部18,18に走
行方向Nと交叉するように張設される。
零相変流器17は被測定電線22が零相変流器
17の貫通孔17aに挿通する位置に停止可能で
ある。
零相変流器17の巻線17bは増幅器12に結
線され、被測定電線内22に流れる一次電流によ
り生ずる零相変流器17の巻線17b内の二次電
流を洩れ電流量として増幅器12内で増幅した後
に、その数値をデジタル表示装置15に表示する
と共に記録装置16によつて記録紙19に記録さ
れる。
零相変流器17に装備された制御装置にはタイ
マー(図示さていない)が装備されており、零相
変流器17がセツトされた時間だけ、任意の被測
定電線22内の洩れ電流を計測し、その数値をデ
ジタル表示装置15によつて表示し、さらに記録
装置16によつて記録紙19に記録すると、開閉
装置20が開き零相変流器17もこれに従い開
き、その後下降・走行、上昇、閉止して、次なる
被測定電線22についての測定、計測をおこな
う。
制御装置はこれらの動作をシーケンサに制御す
る。
第3図において、電源側24と負荷側25まで
の間に洩れ電流がないと、零相変流器17の巻線
内には二次電流の発生はなく、逆に被測定電線2
2内に洩れ電流が発生すると、零相変流器17は
これを計測してデジタル表示装置15で表示する
と共に記録装置16によつて記録紙19に記録す
る。
所要時間経過後、記録紙19に記録された洩れ
電流量より回路の異常を検知することが出来るの
である。
なおビルの屋上等に設置されている上水道の貯
水タンク内での水苔や微生物を発生を防ぐため
に、定期的にその水質を検査すると共に貯水タン
ク内を定期点検・清掃をおこなう必要がある。ま
た排水の水質を定期的に検査する必要も生じる場
合がある。
本考案の環境測定装置はこのような上水や排水
の検査をもおこなうことが出来るように構成され
ている。
すなわち第3図・第5図に示す如く、機体1内
には水質を検査するためのPH度検出センサ26・
酸アルカリ度検出センサ27及び濃度検出センサ
28等が装備されている。
そして前述の開閉装置20によつて二次電流を
流していない状態の零相変流器17を開放させ、
検査に必要な水を入れた試験管等の容器29を零
相変流器17で挟持させるようにしたのである。
なお零相変流器17で直接に容器29を挟持す
ると、誤つて零相変流器17に二次電流を流して
いた場合に危険であることから、また安定した姿
勢でソフトに容器29を挟持させるため、容器2
9と零相変流器17との間にゴム体30を介在さ
せてある。
このような状態で容器29を挟持した零相変流
器17を任意の各センサ26,27,28の下方
位置まで移動させた後、上方に移動させると任意
の各センサ26,27,28が容器29内に入
り、各種水質の検査がおこなえるのである。
なお、これら各センサ26,27,28はその
測定の内容に応じて簡単に脱着・交換が出来るよ
うに構成されている。
検出された各センサ値は前記の各環境装置と同
様にデジタル表示されると共に、記録装置16に
よつて記録紙19に印字される。
このように環境測定と零相変流の測定をおこな
い、かつその測定値の表示装置及び記録装置を搭
載した本体1の下部には車輪21,21が装備さ
れており、測定に必要なビル内の各測定位置への
移動が出来るように構成されている。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したことにより、次の
ような効果を奏するのである。
第1に、室内の温度・湿度・気流やガス等さら
には上下水道等の水質を測定をおこなう環境測定
装置と、配線や電気機器等の漏電状態を知る零相
電流測定装置を一体的に構成したことにより、定
期の測定時において、一台の装置でこれらの測定
を行うことが出来、操作を便利にすると共に測定
作業時間の短縮を図ることが出来たのである。
第2に、以上のように環境測定装置と・零相電
流測定装置の測定結果を、デジタル表示装置と記
録紙に記録する構成としたので、測定値をより判
り易くすると共にその数値の記入作業を不要とす
ることが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本測定装置の全体側面図、第2図は同
じく全体平面図、第3図はブロツク線図、第4図
はCOセンサの回路図、第5図は水質測定方法を
示した略示図である。 A……環境測定装置、B……零相電流測定装
置、15……デジタル表示装置、16……記録装
置、17……零相変流器、17b……巻線、19
……記録紙、21……車輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内空気中の温度・湿度・気流・CO濃度・
    CO2濃度・浮遊粉塵量及び水質を測定する環境測
    定装置Aと、開閉・走行昇降が可能な2分割の零
    相変流器17を装備して被測定電線内を流れる一
    次電流により生ずる零相変流器17の巻線17b
    内の二次電流の洩れ電流量を測定する零相電流測
    定装置Bと、前記各測定装置A,Bのデジタル表
    示装置15と記録紙19による記録装置16を一
    体的に構成すると共にその下部に車輪21を有す
    ることを特徴とする環境・零相電流測定記録装
    置。
JP10875389U 1989-09-18 1989-09-18 Expired - Lifetime JPH0547423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10875389U JPH0547423Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10875389U JPH0547423Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0348777U JPH0348777U (ja) 1991-05-10
JPH0547423Y2 true JPH0547423Y2 (ja) 1993-12-14

Family

ID=31657374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10875389U Expired - Lifetime JPH0547423Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0547423Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0348777U (ja) 1991-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN206193013U (zh) 一种液体pH连续自动测定装置
CN208171950U (zh) 一种voc检测仪
US20200018737A1 (en) Method for detecting compromised zone in cleanroom
CN209387067U (zh) 一种环境保护监理实时检测装置
CN208888104U (zh) 一种便携式机动车尾气检测仪
JPH0547423Y2 (ja)
JPH03220453A (ja) 雨水連続モニタリング装置
US20030015423A1 (en) Method and apparatus for calibrating a pH/ISE meter
Welch et al. Developments in the measurement of atmospheric sulfur dioxide
CN208887023U (zh) 一种洁净室
CN207946405U (zh) 一种pH值测定装置
ATE352769T1 (de) Vorrichtung zum messen des durchflusses eines messmediums durch ein messrohr
CN211955133U (zh) 通风系统用空气净化过滤材料的测试装置
CN208612111U (zh) 能检测腐蚀性气体的化学过滤器
US3068684A (en) Device for supervising the oxygen content in water
CN219512149U (zh) 一种双氰胺pH值在线测量装置
CN208383841U (zh) 氢气质量分析仪及氢冷系统
CN219512046U (zh) 一种洁净室微粒计数浓度测定仪
JPS5914759Y2 (ja) 隔膜式電極装置
JPH0212607Y2 (ja)
CN208998213U (zh) 能检测腐蚀性气体的ffu装置
JP2564905Y2 (ja) 水質測定装置
CN103675455B (zh) 一种四探针电阻测试装置
CN209214715U (zh) 液体量检测装置
CN214095895U (zh) 一种建筑结构物形变检测装置