JPH0545842Y2 - - Google Patents

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JPH0545842Y2
JPH0545842Y2 JP12552687U JP12552687U JPH0545842Y2 JP H0545842 Y2 JPH0545842 Y2 JP H0545842Y2 JP 12552687 U JP12552687 U JP 12552687U JP 12552687 U JP12552687 U JP 12552687U JP H0545842 Y2 JPH0545842 Y2 JP H0545842Y2
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JP
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sensor
stroke
box
stroke sensor
piston rod
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JP12552687U
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JPS6431207U (ja
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Actuator (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はシリンダストロークを検出できるよう
にしたストロークセンサ付きのシリンダ装置に関
する。
(従来の技術) 流体圧シリンダ、例えば油圧シリンダのシリン
ダストローク量を検出するために、ストロークセ
ンサを備えたシリンダ装置が、実願昭61−100250
号を含めて、数多く出願されている。
第3図に示すように、ストロークセンサ1はシ
リンダ2のシリンダヘツド部3に取付けられ、ピ
ストンロツド4のストローク量を検出する磁気セ
ンサ等を用いることが多く、このためにピストン
ロツド4には所定のピツチ間隔で磁気スケールが
埋め込まれており、したがつてピストンロツド4
の移動に伴い磁気センサはスケールピツチに同期
したサインカーブの出力波を発生する。
そしてシリンダヘツド部3に取付けられるスト
ロークセンサ(磁気センサ)1の出力は、ケーブ
ル5を介して接続されるセンサアンプ6により増
幅、波形整形され、サインカーブが90°位相のず
れた2相の矩形波として出力される。
(考案が解決しようとする問題点) このようにしてセンサアンプ6によりアナログ
出力をデジタル出力に変換しているが、センサア
ンプ6がシリンダ2とは別に設置される関係上、
製作、組立時にストロークセンサ1との結線が煩
わしいうえ誤つて接続することもあり、作業能率
を著しく悪化させる原因となつている。
またセンサアンプ6の据え付けの必要性からコ
ンパクトな設計ができず、さらにはケーブル5が
長いときは信号処理の過程でノイズの影響を受け
やすいという問題もあつた。
なお、ストロークセンサ1はピストンロツド4
の表面に埋設した磁気スケールとの間隔が厳密に
所定の範囲に収まつていないと安定した出力が得
られず、この寸法管理が難しいこともあつてスト
ロークセンサ1とセンサアンプ6等を一体に組み
込んだままシリンダヘツド部に取付けることをな
お一層困難なものとしている。
本考案はこのような問題を解決することを目的
とする。
(問題点を解決するための手段) そこで本考案は、シリンダヘツド部にピストン
ロツドの移動を検出するストロークセンサを備え
たシリンダ装置において、ストロークセンサの出
力信号を処理するセンサアンプを内蔵したボツク
スを設け、ボツクスに形成した支持孔にセンサホ
ルダを摺動自由に挿入し、かつセンサホルダの摺
動を所定範囲に規制する係合手段を設けると共
に、センサホルダを突出方向に付勢するスプリン
グを取付け、センサホルダの先端部分にストロー
クセンサを配置しこのストロークセンサを摺動部
材を介しピストンロツドに近接させるようにして
前記ボツクスをシリンダヘツド部に固定した。
(作用) このようにして、シリンダヘツド部にストロー
クセンサと共にセンサアンプを内蔵したボツクス
を取付けたので、予めセンサとセンサアンプとを
結線した状態でシリンダヘツド部に取付けること
ができ、ストロークセンサ及びセンサアンプのシ
リンダに対する組み付けが容易になり、かつ全体
的にコンパクトな設計が可能となる。
ストロークセンサを支持するセンサホルダはス
プリングによつてピストンロツドに向けて付勢さ
れているが、その突出を係合手段により一定量に
制限されるので、組み付け時にセンサホルダがボ
ツクスから落下することがなく、しかも組み付け
後はスプリングで付勢された摺動部材がピストン
ロツドに接触することにより、ストロークセンサ
とピストンロツドのスケールとの間隔が自動的に
かつ精度よく規定値に調整される。
(実施例) 第1図、第2図に本考案の実施例を示す。
ピストンロツド4を摺動自由に支持するシリン
ダヘツド部3には、センサアンプ6を内蔵したボ
ツクス7がボルト8を介して締結される。
センサアンプ6はストロークセンサ1と予め短
いケーブル5を介して接続されており、かつセン
サアンプ6の出力を取り出すためのレセプタクル
(コネクタ)9もボツクス7に取付けてある。
ストロークセンサ1はボツクス7に一体に組み
付けておき、シリンダヘツド部3の取付孔10に
挿入した状態で、前記ボルト8により固定され
る。
このために、ボツクス7に形成した支持孔12
にはセンサホルダ13が摺動自由に挿入され、か
つセンサホルダ13の摺動を一定量で制限する係
合手段として、ボツクス7に螺合したスクリユー
14の先端部が、センサホルダ13に設けた長孔
15に挿入されている。
センサホルダ13はその外側であつて、かつ先
端つば部とボツクス7との間に介装したスプリン
グ16により常時突出方向に付勢される。そして
センサホルダ13の先端にはストロークセンサ1
が圧入または接着材で固定され、かつこのストロ
ークセンサ1の外側には例えば非磁性体からなる
円筒上の摺動部材17が嵌合される。摺動部材1
7はストロークセンサ1にきつちりと嵌合され、
その下端面がピストンロツド4の表面に接触する
ことにより、ピストンロツド4の表面とストロー
クセンサ1との間隔が所定値となるように規定し
ている。
なお、摺動部材17の外周に形成した環状溝1
9にはシールリング20を介在させ、これにより
取付孔10とセンサホルダ13との摺動面を水
密、油密的に封止している。
以上のように構成したので、ストロークセンサ
1の検出信号をデジタル信号に変換処理するセン
サアンプ6は、シリンダヘツド部3に取付けたボ
ツクス7に内蔵され、したがつてセンサアンプ6
とストロークセンサ1との結線を現場作業で行う
必要がなく、予め組立ておくことにより、シリン
ダヘツド部3に対して簡単にかつ誤ることなくセ
ンサ部分の組み付けが行える。
この場合、ストロークセンサ1を支持するセン
サホルダ13はスプリング16によつてピストン
ロツド4に向けて付勢されているが、その突出を
スクリユー14と長孔15により一定量に制限さ
れるので、シリンダヘツド部3に対する組み付け
時にセンサホルダ13がボツクス7から落下する
ことがなく、組立作業性が良い。
しかも組み付け後はスプリング16で付勢され
た摺動部材17がピストンロツド4に接触するこ
とにより、ストロークセンサ1とピストンロツド
4の磁気スケールとの間隔が自動的にかつ精度よ
く規定値に調整されるため、ストロークセンサ1
の出力特性が常に安定する。
また、ストロークセンサ1とセンサアンプ6と
が隣接しているので、ケーブル5の長さも著しく
短縮され、コンパクトな設計ができると共に、ノ
イズ等の影響を極力回避することが可能となる。
なお、ボツクス7にはセンサアンプ6の出力を
取り出すためのレセプタクル9も備えているの
で、ピストンロツド4のストロークに基づいてシ
リンダ2の作動を制御するための制御機器に対す
る結線もワンタツチで行える。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、シリンダヘツド
にセンサアンプを内蔵したボツクスを取付けたの
で、予めストロークセンサとセンサアンプとを接
続した状態でシリンダヘツドに取付けることがで
き、ストロークセンサ及びセンサアンプのシリン
ダに対する組み付けが容易になり、かつ全体的に
コンパクトな設計が可能となる。
また、スプリングによつてピストンロツドに向
けて付勢されているセンサホルダは、その突出を
係合手段により一定量に制限されるので、組み付
け時にセンサホルダがボツクスから落下すること
がなく、このため良好な組立作業性が確保され、
しかも組み付け後はスプリングで付勢された摺動
部材がピストンロツドに接触することにより、ス
トロークセンサとピストンロツドのスケールとの
間隔が自動的にかつ精度よく規定値に調整され、
ストロークセンサによる位置検出特性が安定する
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す要部断面図、第
2図は第1図とは異なつた切断面を示す要部断面
図、第3図は従来例の断面図である。 1……ストロークセンサ、2……シリンダ、3
……シリンダヘツド部、6……センサアンプ、7
……ボツクス、10……取付孔、12……支持
孔、13……センサホルダ、14……スクリユ
ー、16……スプリング、17……摺動部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダヘツド部にピストンロツドの移動を検
    出するストロークセンサを備えたシリンダ装置に
    おいて、ストロークセンサの出力信号を処理する
    センサアンプを内蔵したボツクスを設け、ボツク
    スに形成した支持孔にセンサホルダを摺動自由に
    挿入し、かつセンサホルダの摺動を所定範囲に規
    制する係合手段を設けると共に、センサホルダを
    突出方向に付勢するスプリングを取付け、センサ
    ホルダの先端部分にストロークセンサを配置し、
    このストロークセンサを摺動部材を介してピスト
    ンロツドに近接させるようにして前記ボツクスを
    シリンダヘツド部に固定したことを特徴とするス
    トロークセンサ付きシリンダ装置。
JP12552687U 1987-08-18 1987-08-18 Expired - Lifetime JPH0545842Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12552687U JPH0545842Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12552687U JPH0545842Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6431207U JPS6431207U (ja) 1989-02-27
JPH0545842Y2 true JPH0545842Y2 (ja) 1993-11-29

Family

ID=31376211

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JP12552687U Expired - Lifetime JPH0545842Y2 (ja) 1987-08-18 1987-08-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5455509A (en) * 1990-10-26 1995-10-03 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Device for mounting position detecting sensor

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Publication number Publication date
JPS6431207U (ja) 1989-02-27

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