JPH0545618A - 可変波長フイルタ - Google Patents

可変波長フイルタ

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JPH0545618A
JPH0545618A JP4013811A JP1381192A JPH0545618A JP H0545618 A JPH0545618 A JP H0545618A JP 4013811 A JP4013811 A JP 4013811A JP 1381192 A JP1381192 A JP 1381192A JP H0545618 A JPH0545618 A JP H0545618A
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Hiroyuki Tsuda
裕之 津田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1.3〜1.55μm帯において、周波数多
重通信に適用できる透過率,半値幅を達成する。 【構成】 ガラス基板8A、透明電極層5A、高反射ミ
ラー4A、配向膜3A、液晶層1、配向膜3B、液晶層
1の液晶と屈折率の一致したガラス板2または高分子膜
18、高反射ミラー4B、透明電極層5B、ガラス基板
8Bをこの順序で積層配置して構成した可変波長フィル
タ。エタロンキャビティに液晶層1とその液晶と屈折率
の一致したガラス板2または高分子膜18による2層を
配置することにより、キャビティ長を長くしてもキャビ
ティの吸収散乱が増加することがないので、半値幅を狭
く、かつ透過率を高くすることができ、FDMの要求条
件である半値幅0.07nm、透過率35%以上、可変
幅12nmを達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ中の波長多
重された光信号から任意所望の波長の光信号を選択的に
かつ可変に取り出す可変波長フィルタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ファイバによる光通信は大容量の情報
を高速に伝送することができるために、最近急速に実用
化されつつある。しかし、現時点では、ある特定の波長
の光パルスを伝送しているのみである。多数の異なった
周波数の光パルスを伝送することができれば、さらに大
容量の情報を伝送することができる。これを周波数多重
通信(FDM)と呼び、現在活発に研究されている。
【0003】周波数多重通信においては、多数の周波数
の光パルスの中から選択的に任意所望の周波数の光のみ
を選び出す可変波長フィルタが必要となる。その選択条
件としては、可変波長範囲10nm程度、透過ピークの
半値幅0.07nm(9GHz)、ロス4dB以下であ
ることが要求される。
【0004】種々の可変波長フィルタが検討されている
が、たとえば、エタロンキャビティ内に液晶を充填し、
電圧を印加することにより、液晶の屈折率を変化させ、
エタロンの光学的ギャップを可変するようにしたフィル
タがある(StephenR.Mallinson,A
pplied Optics Vol.23,No.3
(1987)p430)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この液晶を用
いた可変波長フィルタにあっては、可変波長範囲は数1
0nm以上と非常に大きいが、液晶層の吸収散乱が大き
いため、ピークの半値幅は1nm、フィネスは30程度
であり、透過率は38%であり、FDMに適用が困難で
ある。
【0006】また、エタロンキャビティのキャビティ長
を長くして半値幅を狭くしても、液晶の吸収散乱が大き
くなり、透過率が低下する。またキャビティ長を長くす
ると、液晶の応答速度が著しく遅くなるという欠点が生
じる。例えば70μmのキャビティ長の場合応答速度は
数秒〜数十秒となり、実用に供することができない。す
なわち、半値幅と透過率および応答速度とはトレードオ
フの関係にあり、両者の特性を同時に上げることはでき
ない。
【0007】FDM通信においては、可変幅10nm程
度、半値幅0.1nm以下、透過率50%以上が要求さ
れるが、上記の液晶エタロン型可変波長フィルタについ
ては可変幅は十分要求条件を満たしているが、半値幅,
透過率は要求を満たしていない。
【0008】そこで、本発明の目的は、液晶を充填した
可変波長フィルタにおいて、1.3〜1.55μm帯に
おいて、周波数多重通信に適用できる透過率,半値幅を
達成するべく、キャビティの吸収,散乱を低減するよう
に適切に構成した可変波長フィルタを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、第1ガラス基板、第1透明電極
層、第1高反射ミラー、第1配向膜、液晶層、第2配向
膜、前記液晶層の液晶と屈折率の一致したガラス板また
は高分子膜、第2高反射ミラー、第2透明電極層および
第2ガラス基板を、この順序で配置して構成したことを
特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、エタロンキャビティ全体を液晶で
埋めるのではなく、このキャビティに液晶と屈折率の合
致した透明なガラス板を挿入することにより、エタロン
全体の吸収,散乱を低減する。また液晶の厚さを薄く保
ったままであるので、応答速度が遅くなるという欠点も
ない。これにより、可変波長幅は狭くなるが、現在FD
Mに要求されている可変波長範囲は高々10nm程度で
あるので、このような構造にしても上述した要求条件を
満足できる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】実施例1 図1に本発明の可変波長フィルタの一実施例の構造を示
す。
【0013】ここで、1はホモジニアス配向したネマチ
ック液晶層、2は液晶層1の液晶と屈折率の一致した透
明なガラス板、3Aおよび3Bは液晶用配向膜、4Aお
よび4Bは高反射ミラーとしての誘電体ミラー、5Aお
よび5Bはインジュウムチンオキサイド(ITO)透明
電極層、6Aおよび6Bはスペーサ用のガラス板、7A
および7Bはスペーサ、8Aおよび8Bはガラス基板、
9Aおよび9BはARコートである。
【0014】ここで、ガラス基板8Aの上に各層5A,
4A,3A,1,3B,2,4B,5B,9Aを配置
し、さらに、ガラス基板8Aおよび8Bの各外側表面上
にARコート9Aおよび9Bをそれぞれ被着する。基板
8Aと8Bとの間隔はスペーサ用ガラス板6Aおよび6
Bとスペーサ7Aおよび7Bとにより規定される。
【0015】一般に、エタロンのキャビティ内に吸収、
散乱のある材料がある場合には、エタロンの特性は以下
のように示される。
【0016】
【数2】T =Tmax /{1+Fsin2 (2πmL/ λ)}
【0017】
【数3】 Tmax= {(1−R)2・exp・ (−αL)} /{ 1−R・exp(−αL)}2
【0018】
【数4】F = 4R・exp(−αL) /{1−R・exp(−αL)}2
【0019】
【数5】
【0020】
【数6】FWHM= 2λ0 /KπF ここで、Tはエタロンの透過率、Tmax は最大透過率、
FWHMは半値幅,λは入射光波長、αはキャビティの
吸収係数、Lはキャビティギャプ、Rはミラーの反射
率、mは整数である。
【0021】ところが、図1に示した本発明の実施例の
ように、エタロンのキャビティが液晶層1とガラス板2
による2層構成であり、ガラス板2の吸収散乱が0の場
合には、エタロンの特性は以下のように表せる。
【0022】
【数7】T =Tmax /{1+Fsin2 (2πmL/ λ)}
【0023】
【数8】 Tmax= {(1−R)2 B・exp(−αL)}/{1−R・B・exp(−αL)}2
【0024】
【数9】 F = 4R・B・exp(−αL) /{1−R・B・exp(−αL)}2
【0025】
【数10】
【0026】
【数11】FWHM= 2λ0 /KπF
【0027】
【数12】B =4n1 n2 /(n1 +n ここで、n ,n2 は液晶とガラス板の屈折率であ
り、Bは2層1と2との間の屈折率の差から生じる反射
ロスである。
【0028】今、キャビティギャップを70μmとし、
液晶層1およびガラス層2の厚さを、それぞれ、15μ
mおよび55μmと仮定し、液晶層の屈折率およびガラ
スの屈折率を、それぞれ、1.5296および1.50
563(BK7ガラス)と仮定すると、透過率、フィネ
ス、半値幅のミラーに対する反射率依存性は図2,図3
および図4に示すようになる。図2,図3および図4に
は、キャビティ全体が70μmの液晶層であると仮定し
た場合についても示す。Aが本発明による2層構造キャ
ビティ素子、Bが従来の1層キャビティ素子についての
特性である。
【0029】図2,図3および図4からわかるように、
本発明によれば、2層構造とし、99%前後のミラーを
用いることにより、透過率80%以上で半値幅0.05
nmを実現できる。この場合の可変波長範囲は約10n
mであり、FDMの要求条件を達成できる。これに対
し、全体を液晶層とした従来例では、99%前後のミラ
ーを用いると、半値幅は0.05nmとなるが、透過率
が50%以下となってしまい、FDMの要求条件を満足
できない。またこの図面には示していないが、液晶層の
膜厚が70μmの場合応答速度は数秒〜数十秒と遅くな
る。
【0030】次に液晶層の膜厚をd1 、ガラスまたは高
分子層の膜厚をd2 、液晶の異常光線屈折率をne
常光線屈折率をn0 とした場合、これらの最適な関係を
以下に説明する。
【0031】透過ピークの波長は
【0032】
【数13】
【0033】で与えられ、ピーク間隔は、
【0034】
【数14】
【0035】で与えられる。
【0036】液晶の屈折率変化Δn=ne −no とする
と、電圧印加によるシフト幅は
【0037】
【数15】
【0038】の近似式で与えられる。
【0039】従って最適条件は、ピーク間隔とシフト幅
が等しい時得られ、
【0040】
【数16】1.5d1(ne−no) = 2ne(d1 +d2)/(m+1) d2/d1 =A = 0.75(ne−no) (m+1)/ne −1 となる。ここで、mは1より充分大きいので、
【0041】
【数17】d2/d1 ≒A = 0.75(ne−no) m/ne−1 となる。
【0042】たとえば、Δn=0.07の場合、ne
1.5,λ=1.5μm,d1 +d2 =70μmとする
とm=140であり、d1 =14μm,d2 =56μm
が最適値であり、この時ピーク間隔は10nmとなる。
しかしd2 /d1 の値は正確にAに等しくなくても、
0.8Aから1.2Aの間に入っていればほぼ問題はな
い。
【0043】以上の計算結果を参考にして本発明素子を
作製した具体例について述べる。
【0044】図1に示した本発明の可変波長フィルタの
構造において、まず、裏面にARコート9をあらかじめ
設けてある面精度λ/20の合成石英ガラス基板8Aお
よび8B上にインジュウムチンオキサイド(ITO)透
明電極5Aおよび5Bを、それぞれ、厚さ10〜40n
mほど形成し、さらに各透明電極層5Aおよび5B上
に、それぞれ、99%反射率の誘電体ミラー4Aおよび
4Bを形成する。
【0045】次いで、55μm厚(面精度λ/20)の
BK7ガラスをガラス板2として接着剤(屈折率がBK
7ガラスとほぼ等しい接着剤)で誘電体ミラー4Bのミ
ラー面と接着する。さらに、同じ厚さのBK7ガラスを
ガラス板6Aおよび6Bとしてガラス基板8Bの両端部
に接着する。その際、接着部の厚さは1μm以下とす
る。
【0046】さらに、誘電体ミラー4Aおよびガラス板
2の上にスピナーにより、それぞれ、液晶用配向膜3A
および3Bを60nm厚に形成し、それぞれ、対向する
面が反平行になるようにラビングする。
【0047】次に、ガラス基板8Aの両端部に液晶ディ
スプレイ用の球状スペーサ7A(15μm)および7B
を接着剤と混ぜて接着すると共に、層5A,4Aおよび
3Aの設けられたガラス基板8Aと、層5B,4B,2
および3Bの設けられたガラス基板8Bとをガラス板6
Aおよび6Bを介して張り合わせ、両ガラス基板8Aと
8Bとが互いに平行になるように、干渉縞を観測しなが
ら調整して固定する。その後に、配向膜3Aと3Bとの
間に形成されているキャビティにネマチック液晶を充填
して液晶層1を形成する。液晶層の厚さは15μmであ
った。
【0048】このようにして作製した液晶エタロン型可
変波長フィルタに対して、波長1.52μm付近に広い
発光スペクトルを持つスーパールミネセントダイオード
からの光を、光ファイバ,レンズおよび偏光ビームスプ
リッタを通して入射させ、その出射光を光スペクトルア
ナライザで観測した。その透過スペクトルを図5に示
す。波長1.5μm付近でのピークの間隔は約12nm
であり、その半値幅は0.07nmであり、そのロスは
4dB,応答速度は10msecであった。
【0049】さらに、この可変波長フィルタの液晶層に
電圧を印加した場合のピークのシフトの様子を図6に示
す。約30Vの電圧を液晶層に印加することにより、ピ
ークは10nmシフトした。この電圧印加によっても半
値幅,透過率は変化を受けなかった。
【0050】このように、本発明可変波長フィルタは、
従来の液晶エタロン型可変波長フィルタに比べて、可変
幅は狭いが、半値幅が狭く、透過率が高いため、FDM
通信に十分適用できることが確認された。
【0051】なお、上述した本発明実施例では、液晶層
1としてネマチック液晶の例を示したが、本発明におけ
る液晶層はネマチック液晶に限られるものではなく、い
かなる種類の液晶であってもよいことは勿論である。
【0052】実施例2 実施例1では、透明物質としてガラス板を用いたが、こ
こではポリイミド高分子膜を用いた例について説明す
る。ここで用いたポリイミド膜はNTT開発のFLUP
I−01である(参考文献:佐々木,プラスチック,v
ol.42,No.9,pp.47、またはMatsu
mura et al. Macromolecul
e,vol.24,No.18,1991)。FLUP
I−01はトリフルオロメチル基を2つもつ特定のフッ
素化ジアミンと2種類の酸無水物から合成される。FL
UPI−01の合成原料を図7に、FLUPIの化学構
造を図8に示す。FLUPI−01のフッ素含有量は3
1.3%である。FLUPI−01のロスは波長1.3
μmにおいて、0.3dB/cmであり非常に透明性が
高い。屈折率は約1.52である。ARコート付きのガ
ラス基板に透明電極ITOを40nm形成し、さらにそ
の上に誘電体ミラー(反射率99%)を形成する。この
上にDMAcを溶媒として、スピナーで55μmFLU
PI−01を形成する。その後350℃で1時間アニー
ルした。
【0053】その後実施例1と同様に素子を作製した。
その構造を図9に示す。11は液晶層(15μm)、1
2は配向膜、13は誘電体ミラー、14は透明電極、1
5はガラス基板、16はARコート、17はスペーサ、
18はポリイミド高分子膜である。
【0054】このようにして作製した液晶エタロン形可
変波長フィルタに対して、波長1.5μm付近に広い発
光スペクトルを持つスーパールミネセントダイオードか
らの光を光ファイバ,レンズ、および偏光ビームスプリ
ッタを通して入射させ、その出射光を光スペクトラムア
ナライザで観測した。その透過スペクトルを図10に示
す。波長1.5μm付近でのピークの間隔は約12nm
であり、その半値値は0.07nmであり、その透過率
は約35%であった。
【0055】さらに、この可変波長フィルタの液晶層に
電圧を印加した場合のピーク波長のシフトの様子を図1
1に示す。約60Vの電圧を印加することにより、ピー
ク波長は12nmシフトした。この電圧印加によっても
半値値、透過率は変化を受けなかった。また素子の応答
速度は数10msecであり、実用上問題は無かった。
【0056】このように、透明物質をガラス板の代わり
に、ポリイミド膜を用いても同様の効果が得られた。本
実施例では、高分子膜として、ポリイミドを用いたが、
他の高分子膜であっても、透明性の高いものであれば、
同様の効果が得られた。
【0057】
【発明の効果】以上説明してきたたように、本発明によ
れば、液晶エタロン型可変波長フィルタにおいて、エタ
ロンキャビティ全体に液晶を充填するのではなく、2層
キャビティとして、液晶およびこの液晶と屈折率の一致
した透明なガラス板または高分子膜を配置することによ
り、キャビティ長を長くしてもキャビティの吸収散乱が
増加することがないようにしたので、半値幅を狭くし、
かつ透過率を高くすることができ、以て、FDMの要求
条件である半値幅0.07nm、透過率35%以上、可
変幅10nmを達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶エタロン型可変波長フィルタ
の実施例1の構造を示す断面図である。
【図2】図1に示した本発明可変波長フィルタの透過率
のミラー反射率依存性を示す図である。
【図3】図1に示した本発明可変波長フィルタのフィネ
スのミラー反射率依存性を示す図である。
【図4】図1に示した本発明可変波長フィルタの半値幅
(FWHM)のミラー反射率依存性を示す図である。
【図5】本発明可変波長フィルタの電圧無印加時の透過
スペクトルを示す図である。
【図6】本発明可変波長フィルタのピーク波長の電圧印
加によるシフトの様子を示す図である。
【図7】FLUPI−01の合成原料の分子構造を示す
化学構造式である。
【図8】FLUPI−01の化学構造を示す化学構造式
である。
【図9】本発明による液晶エタロン型可変波長フィルタ
の実施例2の構造を示す断面図である。
【図10】本発明の実施例2の素子の透過スペクトルで
ある。
【図11】本発明の実施例2の可変波長フィルタの波長
可変特性である。
【符号の説明】
1 ホモジニアス配向したネマチック液晶層 2 液晶と屈折率の一致した透明ガラス板 3A,3B 液晶用配向膜 4A,4B 誘電体ミラー 5A,5B インジュウムチンオキサイド(ITO)透
明電極層 6A,6B スペーサ用のガラス板 7A,7B スペーサ 8A,8B ガラス基板 9A,9B ARコート 11 液晶層(15μm) 12 配向膜 13 誘電体ミラー 14 透明電極 15 ガラス基板 16 ARコート 17 スペーサ 18 ポリイミド高分子膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ガラス基板、第1透明電極層、第1
    高反射ミラー、第1配向膜、液晶層、第2配向膜、前記
    液晶層の液晶と屈折率の一致したガラス板、第2高反射
    ミラー、第2透明電極層および第2ガラス基板を、この
    順序で配置して構成したことを特徴とする可変波長フィ
    ルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変波長フィルタにおい
    て、前記ガラス板の代わりに液晶と屈折率の一致した高
    分子膜を用いることを特徴とする可変波長フィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の可変波長フィル
    タにおいて液晶層膜厚d1 、ガラス板または高分子膜厚
    2 、液晶の異常光線屈折率ne ,常光線屈折率no
    透過ピーク波長がλmであり、 【数1】 とした時、d2 /d1 の値が0.8Aから1.2Aの内
    に入ることを特徴とする可変波長フィルタ。
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Cited By (4)

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