JPH054557U - ケーブルダクト - Google Patents

ケーブルダクト

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JPH054557U
JPH054557U JP4951891U JP4951891U JPH054557U JP H054557 U JPH054557 U JP H054557U JP 4951891 U JP4951891 U JP 4951891U JP 4951891 U JP4951891 U JP 4951891U JP H054557 U JPH054557 U JP H054557U
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JP
Japan
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cable
duct
holder
fixed
cable holder
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JP4951891U
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English (en)
Inventor
謙二 重山
愼次郎 大塚
文隆 安藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルダクトに関し、収納数量に無関係に
確実にケーブルを固定できるケーブルホルダを備えるケ
ーブルダクトを提供することを目的とする。 【構成】 ケーブル布線を収納する四角形断面の樋状に
成形したダクトと、ダクトを横切り固定されるケーブル
ホルダとから成るケーブルダクトにおいて、L字形に折
曲し、一方をケーブル9の抑え部44とし、他方を抑え部
44の幅より拡げて両側に平行に固定長孔41又は固定溝を
設けた固定部42とした金属薄板成形のケーブルホルダ4
と、金属成形のダクト3の一側面に、L字形の折曲向き
を上下自在且つ上下移動自在にケーブルホルダ4を取付
ける切欠部31とその両側に固定ねじ孔32とを設け、ケー
ブル9の抑え範囲を固定長孔41の有効長さの2倍まで連
続的に可変自在とするように構成したり、ダクト3及び
ケーブルホルダ4を合成樹脂のモールド成型してなるよ
うに構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はケーブルダクトに関する。 電子装置は電子部品の小形化と共に高密度実装が行われ、益々装置の小形化、 高性能化が図られて来ている。
【0002】 部品〜プリント板パッケージ〜シェルフ〜架装置と構成される汎用電子装置に おいても、回路接続、配線、放熱冷却等の小形化対応が十分にとられなければな らない。
【0003】
【従来の技術】
図3は従来の一例のシェルフ実装を示し、(a) は実装斜視図、(b) はケーブル ダクトである。
【0004】 図3の(a) に一例を示す如く、回路を構成しモジュール化したプリント板パッ ケージ( 以下PKGと略記す)7を前面から装着させ、図示省略の後面のプリン ト配線板から成るバックボードのコネクタにプラグイン接続させて相互接続を行 うシェルフ8が、上下に所定間隔を空けて架筐体に積み上げ実装されて、多数の PKG7を架筐体に効率良く実装している。
【0005】 シェルフ8への外部配線のケーブル9は、バックボードの接続端子に接続する 場合と、実装したPKG7への個別配線とがあり、何れの配線も架筐体の両側部 を収納部とし上下に布線させ、所定のシェルフ8に対する分を分岐させて、シェ ルフ8の前下部に設けたケーブルダクト56に導入し、これから所定のPKG7の 近傍で分岐して接続したり、後方に布線させてバックボードと接続させる。
【0006】 PKG7は、後部にバックボードのコネクタとプラグイン接続するコネクタ71 と、前部表面に前面コネクタ72とを有し、コネクタ71には主として共通接続回路 及び同一シェルフ8実装のPKG7との相互接続回路を収容し、前面コネクタ72 には固別の外部接続回路を収容している。
【0007】 このケーブルダクト56は、図3の(b) に示す如く、四角形断面の樋状のダクト 36と、開口面を横切る橋渡し状に取付けられるL字形の3個のケーブルホルダ46 とから成る。
【0008】 ダクト36は、鉄薄板の対向辺を縁曲げしたもので、一方の縁はシェルフ8の下 縁にねじ止めしてケーブルダクト56を固定し、他方の縁は3個所にねじ孔37が設 けられ、ケーブルホルダ46を固着させる。
【0009】 図示のように、架筐体の左側部のケーブル9から分岐したシェルフ8へのケー ブル9は、ダクト36に全て格納され布線されて、内部で更に分岐して各PKG7 の前面コネクタ72に接続したり、又はバックボードの接続端子に接続される。
【0010】 図示は架筐体の左側部のケーブル9からの布線状態を示したが、図示省略した が当然右側部からの布線も行われる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、 図示のように、左側部のケーブル9に対してはケーブルダクト56の左側の導 入部は全量のケーブル9が入り最も多量となるが、中央部方向に進むつれて分岐 してPKG7に逐次接続されて行き、次第にケーブル量が減少していく。 又、図示省略したが右側部から導入されるケーブル9もあり、同様に中央部 に進むに従って減少していく。 更に、これらのケーブル9数量は、PKG7の実装数や機能の違いにより異 なる。 以上の如く、ダクト36の長手方向の場所により、ケーブル数量が異なること になり、各ケーブルホルダ46で一律に抑え確実に保持することができないと言う 問題があった。
【0012】 本考案は、かかる問題点に鑑みて、収納数量に無関係に確実にケーブルを固定 できるケーブルホルダを備えるケーブルダクトを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、図1の本考案の原理説明図に示す如く、 ケーブル布線を収納する四角形断面の樋状に成形したダクトと、ダクトを横切 り固定されるケーブルホルダとから成るケーブルダクトにおいて、L字形に折曲 し、一方をケーブル9の抑え部44とし、他方を抑え部44の幅より拡げて両側に平 行に固定長孔41又は固定溝を設けた固定部42とした金属薄板成形のケーブルホル ダ4と、ダクト3の一側面に、L字形の折曲向きを上下自在且つ上下移動自在に ケーブルホルダ4を取付ける切欠部31とその両側に固定ねじ孔32とを設け、ケー ブル9の抑え範囲を固定長孔42の有効長さの2倍まで連続的に可変自在とした、 本考案のケーブルダクト5により達成される。
【0014】 尚、このダクト3及びケーブルホルダ4を、金属薄板の成形や合成樹脂のモー ルド成型を行って作成するものである。
【0015】
【作用】
図1は本考案の原理説明図で、(a) は要部斜視図、 (b)〜(e) はケーブルホル ダの各状態を表し、(b) は通常最上位置、(c) は通常最下位置、(d) は反転最上 位置、(e) は反転最下位置を示す。
【0016】 即ち、ケーブルホルダ4はダクト3の固定ねじ孔32にねじ止めするので、通常 は固定長孔41の長さの範囲は移動できるが、その移動範囲を更に拡げるには、L 字形の折曲向きを反対に固定して、抑え部44のレベルをずらせば、更にその位置 にて同様に固定長孔41の長さ分移動ができることになり、固定長孔41の有効長さ の2倍まで移動範囲が得られることになる。
【0017】 この際、固定長孔41の位置が抑え部44の幅の両外側に設けてあるので固定がで き、更に、抑え部44の位置が変わる範囲に切欠部31が設けてあるので、移動自在 となる。
【0018】 ダクト3への固定孔は、固定長孔41の他に図示省略の一端を縁まで延長して切 り欠いた固定溝であっても、同様に有効長さ分移動できる。 このダクト3及びケーブルホルダ4は、金属薄板の折曲成形品が一般的である が、この他に合成樹脂のモールド成型を行って作成することも可能であり、同種 大量生産に適し廉価となる。
【0019】 かくして、本考案により、収納数量に無関係に確実にケーブルを固定できるケ ーブルホルダを備えるケーブルダクトを提供することが可能となる。
【0020】
【実施例】
以下図面に示す実施例によって本考案を具体的に説明する。全図を通し同一符 号は同一対象物を示す。図2は本考案の一実施例を示し、(a) はシェルフ実装斜 視図、(b) はケーブルダクト構成図である。
【0021】 本実施例は架筐体にシェルフ実装した中容量以上の電子交換機装置を対象に試 作したものである。 図2の(a) に示す如く、各シェルフ8に対応して、その前部下縁にケーブルダ クト5がねじ止め取付けされている。
【0022】 ケーブルダクト5は、図2の(b) に示すように、シェルフ8の横幅と略同長と した7×2cmの四角形断面の樋状から成るダクト3と、これにねじ固定するケー ブルホルダ4とから構成する。
【0023】 ダクト3は、鉄薄板を樋状に折曲したもので、その前縁には3個のケーブルホ ルダ4を定間隔に取付ける深16×幅22mmの切欠部31が設けられ、その両側に固定 ねじ孔32が上縁から6mmの位置に2個宛穿設してある。
【0024】 ケーブルホルダ4は、T字形の鉄薄板を元部でL字形に折曲成形し、幅20mmの 真中片を抑え部44とし、両側部は固定部42としダクト3の固定ねじ孔32にねじ締 着させる。この固定用に幅3.5 ×有効長さ9mmの固定長孔41を、一端が抑え部44 のレベル位置まで係るように設ける。
【0025】 この固定長孔41とダクト3側の切欠部31とにより、更に、抑え部44の抑え面を 反転させて取付けることにより、ケーブルホルダ4のホルダ面の高さ、即ちケー ブル9の抑え寸法が約3〜21mm迄連続的に可変設定できるようにしてある。
【0026】 図示省略したが本考案の他の実施例は、ABS樹脂をモールド成型してダクト 3とケーブルホルダ4とを形成し、表面をニッケル鍍金及び銅鍍金して電磁遮蔽 層を設けたものである。
【0027】 上記実施例は一例を示したもので、各部の形状、寸法、材料は上記のものに限 定するものではない。
【0028】
【考案の効果】
以上の如く、本考案により、ケーブルの収納数量に無関係に確実にケーブルを 抑え固定するケーブルホルダを備えるケーブルダクトが得られ、装置の輸送時の 振動衝撃にもケーブルの擦り傷や断線等の発生を低減することができ、その効果 は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の原理説明図 (a) 要部斜視図 (b) 通常最上位置 (c) 通常最下位置 (d) 反転最上位置 (e) 反転最下位置
【図2】 本考案の一実施例 (a) シェルフ実装斜視図 (b) ケーブルダクト構成図
【図3】 従来の一例のシェルフ実装 (a) 実装斜視図 (b) ケーブルダクト
【符号の説明】
3,36ダクト 4,46 ケーブルホルダ 5,
56ケーブルダクト 7 PKG 8 シェルフ 9
ケーブル 31 切欠部 32 固定ねじ孔 37
ねじ孔 41 固定長孔 42 固定部 44
抑え部 71 コネクタ 72 前面コネクタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル布線を収納する四角形断面の樋
    状に成形したダクトと、該ダクトを横切り固定されるケ
    ーブルホルダとから成るケーブルダクトにおいて、 L字形に折曲し、一方をケーブル(9) の抑え部(44)と
    し、他方を該抑え部(44)の幅より拡げて両側に平行に固
    定長孔(41)又は固定溝を設けた固定部(42)とした金属薄
    板成形のケーブルホルダ(4) と、 金属成形のダクト(3) の一側面に、L字形の折曲向きを
    上下自在且つ上下移動自在に該ケーブルホルダ(4) を取
    付ける切欠部(31)とその両側に固定ねじ孔(32)とを設
    け、ケーブル(9) の抑え範囲を該固定長孔(41)の有効長
    さの2倍まで連続的に可変自在としたことを特徴とする
    ケーブルダクト。
  2. 【請求項2】 ダクト(3) 及びケーブルホルダ(4) を合
    成樹脂のモールド成型してなることを特徴とする、請求
    項1記載のケーブルダクト。
JP4951891U 1991-06-28 1991-06-28 ケーブルダクト Withdrawn JPH054557U (ja)

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Cited By (3)

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Effective date: 19950907