JPH0545213Y2 - - Google Patents

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JPH0545213Y2
JPH0545213Y2 JP9729590U JP9729590U JPH0545213Y2 JP H0545213 Y2 JPH0545213 Y2 JP H0545213Y2 JP 9729590 U JP9729590 U JP 9729590U JP 9729590 U JP9729590 U JP 9729590U JP H0545213 Y2 JPH0545213 Y2 JP H0545213Y2
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JP
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hook
locking plate
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precious metal
chain
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、チエーン材による貴金属指輪に関す
るものである。
〔従来の技術〕
プラチナ、金等の貴金属チエーン材には、デザ
インチエーンの構成により、喜平、ロープチエー
ン、ボールチエーンなど種々あるが、かかる貴金
属チエーン材を輪状にして指輪とするには、通常
指の外周と同じ程度の長さの短い貴金属チエーン
材の端部同士を突き合わせてろう付け接合のより
完全な輪体とする場合がほとんどである。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、これでは指輪をなす輪体の径が1つに
固定されてしまい、サイズの調整ができない。
また、通常の指輪のごとき形状が定まつている
ものとは異なり、貴金属チエーン材は自由に折れ
曲がるものであるため、1度自分の指に合うつも
りでサイズを定めて作つても緩みがちなものとな
るおそれがある。
さらに、ろう付けを行うのにロープチエーン、
ボールチエーンなど複雑なものほど接合状態で構
成部材同士がずれないように配慮する必要があり
きわめて困難な作業を要求され、しかもろう付け
個所が外部に露出していると、指輪全体が小さい
ものだけにこの部分が目立ち、体裁の悪いものと
なる。
このような欠点に対処するためには、ブレスレ
ツトやネツクレス等で使用されているクラスプ
(止金具)を指輪に使用することが検討される。
しかし、これらブレスレツトやネツクレスとは
異なり指輪は全体がきわめて小さなものであり、
止金具も大きくできないという特殊性があり、ま
た指を締めつけるように緩みのない状態で嵌めら
れるものであるから構造的に複雑で嵌め外しに手
数のかかるものは不適当である。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、
指輪用として開発した特殊な止金具を使用するこ
とで、サイズの調整がきき、しかもろう付けが簡
単でこのろう付け個所を外部へ露出させずにすむ
ので体裁がよく、また止金具部分は構造が簡易で
簡単に係脱ができるとともに、嵌めている最中に
ガタツキや緩みが生じるおそれのないチエーン材
による貴金属指輪を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、貴金属チエ
ーン材を輪状にしてなる貴金属製指輪において、
該チエーン材の一端にこのチエーン材とほぼ同巾
のコ字形またはロ字形の掛け金具を設け、一方、
チエーン材の他端には、裏面の上下縁にフランジ
を該縁の長さ方向に設けて先端部が開口する凹所
を形成したバツクル状の係止板体を取付けるが、
この係止板体の凹所内の上下巾は前記掛け金具の
巾に合致するものとし、かつ前記掛け金具を引つ
掛ける断面L字形のフツクをその開口部が係止板
体とチエーン材の接合部の方向に向くように係止
板体の凹所の中央に奥側のものと先端側のものと
複数個を小間隔で並べて突設し、しかも、この複
数個のフツクは奥側のフツクに掛け金具を引つ掛
けた際に先端側のフツクは掛け金具内に収まるよ
うに配置したことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、チエーン材の一端の掛け金具
が、チエーン材の他端のバツクル状の係止板体の
フツクに引つ掛かることでチエーン材は輪として
形成され指輪をなす。
そして、このフツクは奥側のものと先端側のも
のと複数個あり、いずれに掛け金具を引つ掛ける
かを選択することで輪のサイズの調整ができる。
また、係止板体のフツクに掛け金具を引つ掛け
た際にはこの掛け金具は係止板体の凹所に収ま
り、係止板体の上下縁のフランジで挟まれるよう
になるのでガタツキが防止される。
特に、奥側のフツクに掛け金具を引つ掛けた場
合でも先端側のフツクは掛け金具内に収まるの
で、このように係止板体の上下縁のフランジ間に
掛け金具をガタツキなく収めることができる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本考案のチエーン材による貴金属指輪
の1実施例を示す背面図、第2図は同上正面図、
第3図は同上平面図である。
図中1は貴金属チエーン材であり、図示の例は
小球を数珠状に連続させたものを上下に何連か
(例えば3連)並列させたボールチエーンの場合
である。
この他、貴金属チエーン材1には喜平やロープ
チエーンなど様々なデザインチエーンが利用でき
る。
この貴金属チエーン材1の一端には、コ字形ま
たはロ字形の掛け金具2を設ける。
この掛け金具2は貴金属チエーン材1にろう付
けにより取付けるものであるが、第3図に示すよ
うに全体が少し湾曲し、かつ貴金属チエーン材1
の接合部と反対側、すなわち先端側は厚みを漸次
少なくしたテーパー状2aのものとした。
一方、貴金属チエーン材1の他端にはバツクル
状の係止板体3を同じくろう付けで取付ける。
この係止板体3は全体が多少湾曲するもので、
裏面の上下縁に水平フランジ4,4′を該縁の長
さ方向に設け、この水平フランジ4,4′の端部
すなわち係止板体3の先端部が開口する凹所5を
形成した。
また、断面L字形のフツクを該凹所5の中央に
設けるが、このフツクは奥側のフツク6aと先端
側のフツク6bとの2個をその開口部がともに係
止板体3とチエーン材1の接合部の方向に向くよ
うに小間隔で並べて突設する。
これら掛け金具2やバツクル状の係止板体3も
貴金属によるものであるが、双方の関係に付いて
述べると、係止板体3の水平フランジ4,4′の
相互の巾すなわち凹所5内の上下巾は掛け金具2
の巾に合致するものとした。
そして、奥側のフツク6aと先端側のフツク6
bとはともに掛け金具2を引つ掛けるためのもの
で、フツク6aとフツク6bとの間の間隔は掛け
金具2を縦にして差し込めるだけの小間隔であ
る。
また、これらフツク6aとフツク6bはともに
同じ大きさであるが、奥側のフツク6aに掛け金
具2を引つ掛けた際に先端側のフツク6bは掛け
金具2内に収まるように配置した。
なお、フツク6a,6bともに断面L字形の角
部外側に面取り7を施す。
このようにすることで、前記フツク6aとフツ
ク6bとの間はこの面取り7がその入り口を広げ
ることになり、掛け金具2を入れ易いものとする
ことができる。
次に、使用法について説明する。
貴金属チエーン材1の一端の掛け金具2を該チ
エーン材1の他端のバツクル状の係止板体3のフ
ツク6aもしくは6bに引つ掛けることでチエー
ン材1は輪として形成され指輪をなす。
そして、先端側のフツク6bに掛け金具2を引
つ掛けるには、この掛け金具2を立てながら、テ
ーパー状2aの先端をフツク6aとフツク6bの
間に挿入し、フツク6b内に入り込ませて第4図
に示すように係止板体3に沿うように倒せばよ
い。
このようにすると、掛け金具2は係止板体3の
凹所5に収まり、係止板体3の上下縁のフランジ
4,4′で挟まれるようになるのでガタツキが防
止される。
輪ができたならば、それを指に嵌める。
一方、奥側のフツク6aに掛け金具2を引つ掛
ける場合もほぼ同様であるが、この奥側のフツク
6aに掛け金具2を引つ掛けて係止板体3に沿う
ように倒した場合でも、先端側のフツク6bはこ
の倒した掛け金具2内に収まり邪魔にならないの
で、係止板体3の上下縁のフランジ4,4′間に
掛け金具2はガタツキなく収まる。
特に、この先端側のフツク6bが掛け金具2内
に入り込むことで、より掛け金具2の固定は確実
となるものである。
奥側のフツク6aに掛け金具2を引つ掛けた場
合は指輪の径は小さいものとなり、先端側のフツ
ク6bに引つ掛けた場合は指輪の径は大きなもの
となるのでサイズの調整ができる。
また、第6図に示すように係止板体3の表側に
はダイヤモンド等の宝石8を埋込んだり、凹凸模
様の装飾を施してデザイン性を向上させるように
してもよい。
また、前記実施例ではフツクは2個としたが、
これを3個以上としてもよく、その場合は最奥の
フツクに掛け金具2を引つ掛けた場合に残りのフ
ツクがすべて掛け金具2内に収まるようにこれら
フツクの配列および、掛け金具2の大きさを定め
ればよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案のチエーン材による貴
金属指輪は、本体がやわらかな、かつ短いチエー
ン材でも指輪として2段階のサイズの調整がき
き、指にたえずフイツトさせて着け心地がよいも
のである。
しかも止金具を介して係脱させるので、この止
金具部分とチエーン材をろう付けすればよく、ろ
う付け作業が簡単ですむ。
また、止金具金具の存在でこのろう付け個所を
外部へ露出させずにすむので体裁がよいものとな
る。
さらに、止金具部分はフツクと掛け金具との組
合わせによるので、構造が簡易で簡単に係脱がで
きるとともに、嵌めている最中にガタツキや緩み
が生じるおそれがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のチエーン材による貴金属指輪
の1実施例を示す背面図、第2図は同上正面図、
第3図は同上平面図、第4図は小サイズ使用の場
合の斜視図、第5図は大サイズ使用の場合の要部
の背面図、第6図は他の実施例を示す使用状態の
斜視図である。 1……貴金属チエーン材、2……掛け金具、2
a……テーパー状、3……係止板体、4,4′…
…水平フランジ、5……凹所、6a……奥側のフ
ツク、6b……先端側のフツク、7……面取り、
8……宝石。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貴金属チエーン材を輪状にしてなる貴金属製指
    輪において、該チエーン材の一端にこのチエーン
    材とほぼ同巾のコ字形またはロ字形の掛け金具を
    設け、一方、チエーン材の他端には、裏面の上下
    縁にフランジを該縁の長さ方向に設けて先端部が
    開口する凹所を形成したバツクル状の係止板体を
    取付けるが、この係止板体の凹所内の上下巾は前
    記掛け金具の巾に合致するものとし、かつ前記掛
    け金具を引つ掛ける断面L字形のフツクをその開
    口部が係止板体とチエーン材の接合部の方向に向
    くように係止板体の凹所の中央に奥側のものと先
    端側のものとの複数個を小間隔で並べて突設し、
    しかも、この複数個のフツクは奥側のフツクに掛
    け金具を引つ掛けた際に先端側のフツクは掛け金
    具内に収まるように配置したことを特徴とするチ
    エーン材による貴金属指輪。
JP9729590U 1990-09-18 1990-09-18 Expired - Lifetime JPH0545213Y2 (ja)

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JPH0456012U JPH0456012U (ja) 1992-05-13
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JPH0456012U (ja) 1992-05-13

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