JPH0544628A - 真空圧発電機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 さまざまな問題をかかえた、火力発電や原子
力発電の、代替エネルギー源として用いる。 【構成】 全ての真空室の中を、真空ポンプを用いて真
空状態にする。切り替え弁を開き、気圧の低い真空室の
中に流れ込む空気の勢いでタービンを回し発電する。真
空室の中の気圧が上がる前に、弁を他の真空室の吸入管
に切り替えて、空気の勢いを一定に保つようにする。気
圧が上がった真空室は、切り替え弁が閉じた時点で、室
内の装置で空気を押し寄せ、真空ポンプを稼動させ、再
び真空状態にする。真空室の数は、（弁が閉じ、空気を
出し終わる）秒÷（一つの真空室が空気を吸い込む）秒
で、求める。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】 現在使われている発電プラント
の電力需要の代替。

【０００２】

【従来の技術】 蒸気タービン発電機 太陽エネルギー
発電機

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】 資源を用いない。公
害を出さない。場所を選ばない。安全制を高める。人の
手を掛けない。コストを押える。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 どこででも手に入る無
尽蔵の空気を用いて、空気が持つ能力の範囲内で、それ
を最大限に利用する。自動制御により、出来るだけ人の
手を掛けずに操作する。

【０００５】

【作用】 空気の力を利用しただけの発電機なので、最
初の製造費以外にコストがほとんど掛からず、空気をそ
のままの形で用いるので、公害の心配もない。又従来の
発電プラントは、内側から外側に圧力をかけていたので
危険も大きかったが、この真空圧発電機は、外側から内
側に圧力をかけるので、万が一の時も危険を最低限に押
えることが出来る。 空気吸入管の中は、全ての圧力が
等しいので、能力に合わせて複数のタービンを取り付け
ることが出来る。

【０００６】

【発明の効果】 火力発電や原子力発電の代替エネルギ
ーとなることによって、現在問題になっている資源の枯
渇を防ぎ、二酸化炭素による温室効果や放射能の環境汚
染を防ぐ。

【図面の簡単な説明】

【図１】は真空室を二つにした場合の簡単な断面図で
す。真空室の一面に真空ポンプを取り付け、その面と平
行になるように空気を押し寄せる装置を取り入れる。そ
れぞれの真空室の空気吸入管を一つにまとめて、そこに
切り替え弁を取り付け、その先にタービン発電機を取り
付ける。

【符号の説明】

１ 真空室 ２ 真空ポンプ ３ 空気押
し寄せ装置 ４ 空気吸入管 ５ 切り替え弁 ６ タービ
ン ７ 発電機

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 真空ポンプの付いた真空室を複数用い
   る。
2. 【請求項２】 真空室の中に空気を押し寄せる装置を付
   ける。
3. 【請求項３】 真空室の空気吸入管の先を一つにまと
   め、そこに切り替え弁を取り付ける。
4. 【請求項４】 一つにまとまった空気吸入管に、能力に
   合わせた数だけタービンを取り付け、そのタービンに発
   電機を取り付ける。
5. 【請求項５】 装置類は一括した自動制御により操作す
   る。