JPH0543426U - パツキン - Google Patents

パツキン

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Publication number
JPH0543426U
JPH0543426U JP9205891U JP9205891U JPH0543426U JP H0543426 U JPH0543426 U JP H0543426U JP 9205891 U JP9205891 U JP 9205891U JP 9205891 U JP9205891 U JP 9205891U JP H0543426 U JPH0543426 U JP H0543426U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
electric wire
hole
opening
thin film
Prior art date
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Pending
Application number
JP9205891U
Other languages
English (en)
Inventor
野間寅彦
中尾孝志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP9205891U priority Critical patent/JPH0543426U/ja
Publication of JPH0543426U publication Critical patent/JPH0543426U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1種類のパッキンで1本から複数本までの配
線のシールに対応することができることを目的とする。 【構成】 ボディの開口部を閉塞するように配設され
て、ボディとこのボディ内に配線される電線5との間を
シールするパッキン1であって、前記開口部を閉塞する
パッキン本体1aに前記電線5が挿通可能であるととも
に、一部が薄膜4で閉塞している複数の孔2を形成し、
前記電線5の挿通時に前記薄膜4が裂開される孔2を電
線5が挿通する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はパッキンに関し、特に、ボディと電線との間をシールするパッキン に関するものである。
【0002】
【従来技術および解決しようとする課題】
従来、ボディの開口部に配設されて、このボディと電線との間をシールするパ ッキンとしては、図4〜図6に示すようなパッキン51が知られている。
【0003】 このパッキン51は略円柱状であるとともに、一端側が全周に渡ってテーパー 状に形成され、外周側に環状に凹部53が設けられたパッキン本体51aの軸方 向に、貫通孔52が3箇所設けられたものである。 また、前記貫通孔52の一方の開口部は、電線54の挿入を容易にするためテ ーパー状に面取りされている。
【0004】 そして、上記のように構成されたパッキン51はボディ(図示しない)の開口 部に配設されて、このボディと貫通孔52に挿通する電線54との間をシールす るようになっていて、電線54の数に応じた貫通孔52を有するパッキン51が 用いられ、このパッキン51の場合は電線54が3本配線される場合に用いられ る。
【0005】 しかしながら、図6に示すように、電線54が1本配線される場合に貫通孔5 2が3箇所に設けられたパッキン51が用いられると、電線54が挿通しない貫 通孔52から水、塵埃等がボディ内部に侵入してパッキン51としての機能を果 たさなくなり、配線される電線54の数に応じてパッキン51の種類を変えなけ らばならず、1種類のパッキン51を共用することができないという問題点を有 していた。
【0006】 この考案は上記のような従来のもののもつ問題点を解決したものであって、電 線の数に応じてパッキンを選択する必要がなく、1種類のパッキンを共用するこ とができるパッキンを提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案はボディの開口部を閉塞するように配 設されて、ボディとこのボディ内に配線される電線との間をシールするパッキン であって、前記開口部を閉塞するパッキン本体に前記電線が挿通可能であるとと もに、一部が薄膜で閉塞している複数の孔を形成し、前記電線の挿通時に前記薄 膜が裂開される孔を電線が挿通するという手段を採用したものである。
【0008】
【作用】
この考案は上記の手段を採用したことにより、電線を孔に挿入すると、この電 線が薄膜を裂開して孔に挿通する。 そして、この電線は孔に隙間なく挿入されているため、電線の外周面と孔の内 周面とが密着して電線とパッキンとの間のシール性は確保される。 また、前記電線が挿通していない孔は薄膜によって閉塞された状態となってい るため、この孔からボディ内部に水、塵埃等が侵入するおそれがない。 そして、パッキンに孔を複数設けることにより、ボディの開口部が同一であれ ば、電線が1本挿通する場合から複数挿通する場合までこのパッキンを共用する ことができる。 さらに、孔に電線を挿通させない場合であっても、ボディの開口部を閉塞する 目的で使用することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に示すこの考案の実施例について説明する。 図1〜図3にはこの考案によるパッキンの実施例が示されていて、図1は平面 図、図2はA−A断面図、図3は電線が挿通した状態を示す概略断面図である。
【0010】 このパッキン1は略円柱状であるとともに、一端側が全周に渡ってテーパー状 に形成され、外周側に環状に凹部3が設けられたパッキン本体1aの軸方向に、 電線5が挿通可能であるとともに、一部が薄膜4で閉塞している孔2が3箇所設 けられたものである。 また、前記孔2の一端側の開口部は、電線5の挿入を容易にするためテーパー 状に面取りされ、孔2の他端側は前記電線5で裂開可能な薄膜4で閉塞されてい る。
【0011】 そして、上記のように構成されたパッキン1の作用について以下に説明する。 まず、図3に示すようにパッキン1に設けられた孔2にテーパー状に面取りさ れた開口部から電線5を挿入すると、孔2の他端側に形成されている薄膜4は電 線5の挿入によって裂開し、孔2に電線5が挿通する。
【0012】 つぎに、パッキン1の孔2に電線5を挿通させた状態でボディ(図示しない) の開口部にこのパッキン1をテーパー状に形成された一端側から凹部3が設けら れている部分まで挿入すると、前記パッキン1はボディの開口部に固定される。
【0013】 そして、電線5は孔2に隙間なく挿通されるため、電線5の外周面と孔2の内 周面とが密着して電線5とパッキン1との間のシール性が確保される。 また、電線5が挿通していない孔2は薄膜4によって依然として閉塞されてい るため、この孔2からボディ内部に水、塵埃等が侵入するおそれがない。
【0014】 また、パッキン1に複数の孔2を設けることにより、ボディの開口部が同一で あれば、電線5が1本挿通する場合から複数挿通する場合までこのパッキン1を 共用することができる。
【0015】 さらに、このパッキン1は孔2に電線5を挿通させない場合であっても、ボデ ィの開口部を閉塞する目的で使用することもできる。
【0016】 なお、この実施例においては、孔2を3箇所設けたが、孔2の数には限定され ないことは勿論である。 また、薄膜4は孔2を閉塞した状態で設ければよく、実施例のように孔2の端 部に設けてもいいし、孔2の中間位置に設けてもよく、薄膜を設ける位置は限定 されない。
【0017】
【考案の効果】
この考案は前記のように構成したことにより、電線を孔に挿入すると、この電 線によって容易に孔を閉塞している薄膜が裂開して孔に電線が挿通する。 そして、電線は孔に隙間なく挿通するため、電線の外周面と孔の内周面とが密 着して電線とパッキンとの間のシール性は確保される。 また、前記電線が挿通していない孔は薄膜によって閉塞された状態となってい るため、この孔からボディ内部に水、塵埃等が侵入するおそれがない。 そして、パッキンに孔を複数設けることにより、ボディの開口部が同一であれ ば、電線が1本挿通する場合から複数挿通する場合までこのパッキンを共用する ことができる。 さらに、このパッキンは、孔に電線を挿通させない場合であっても、ボディの 開口部を閉塞する目的で使用することができるという優れた効果を有するもので ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるパッキンの実施例を示す平面図
である。
【図2】図1のA−A断面図であって、この考案による
パッキンの実施例を示す概略断面図である。
【図3】この考案によるパッキンの実施例において、孔
に電線を挿通した状態を示す概略断面図である。
【図4】従来のパッキンを示す平面図である。
【図5】図4のB−B断面図であって、従来のパッキン
を示す概略断面図である。
【図6】従来のパッキンにおいて、貫通孔に電線を挿通
した状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1、51……パッキン 1a、51a……パッキン本体 2……孔 3、53……凹部 4……薄膜 5、54……電線 52……貫通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディの開口部を閉塞するように配設さ
    れて、ボディと該ボディ内に配線される電線(5)との
    間をシールするパッキン(1)であって、前記開口部を
    閉塞するパッキン本体(1a)に前記電線(5)が挿通
    可能であるとともに、一部が薄膜(4)で閉塞している
    複数の孔(2)を形成し、前記電線(5)の挿通時に前
    記薄膜(4)が裂開される孔(2)を電線(5)が挿通
    することを特徴とするパッキン。
JP9205891U 1991-11-11 1991-11-11 パツキン Pending JPH0543426U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9205891U JPH0543426U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 パツキン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9205891U JPH0543426U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 パツキン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0543426U true JPH0543426U (ja) 1993-06-11

Family

ID=14043894

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JP9205891U Pending JPH0543426U (ja) 1991-11-11 1991-11-11 パツキン

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JP (1) JPH0543426U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214883B2 (ja) * 1982-06-01 1990-04-10 Yuu Esu Jii Corp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0214883B2 (ja) * 1982-06-01 1990-04-10 Yuu Esu Jii Corp

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