JPH054260Y2 - - Google Patents

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JPH054260Y2
JPH054260Y2 JP10763490U JP10763490U JPH054260Y2 JP H054260 Y2 JPH054260 Y2 JP H054260Y2 JP 10763490 U JP10763490 U JP 10763490U JP 10763490 U JP10763490 U JP 10763490U JP H054260 Y2 JPH054260 Y2 JP H054260Y2
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JP
Japan
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magnet
mild steel
hole
bag
steel plate
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は袋物の口金等に多く使用されている磁
石式止め金具の、外れ易いという欠点を取り除い
た外れにくい構造に関する。
[従来の技術] 例えば袋物即ちハンドバツグ又はカバンなどの
口金は当初はボタン式、ホツク式等から、次第に
見栄え良く取扱いが簡単な器具へと変遷し、近年
になつて粉末治金の磁石が市場に出回るに連れ、
磁石式止め金具が非常に簡単に開閉し得ることか
ら、袋物の口金として組込まれ、使用者の好評を
得ていた。
しかし、従来の磁石式口金は第4図のごとく、
単に磁石の凹み部内の極と軟鋼の凸部とが嵌まり
合つて引つ付いているのであつたから、横方向の
力に対しては非常に強いが、軟鋼と磁石を離す方
向の力に対しては、単に引くことのみで、袋物の
蓋を開けることが出来たため、内容物を多く入れ
過ぎて袋の蓋が引張られている様な場合、袋物を
置いたシヨツクで内容物が動き、蓋に掛かつた力
の一部が磁石式口金を離す方向に働き、蓋が開く
ことがあつた。
この磁石式止め金具が簡単には外れない様にな
れば、袋物の口金のみならず例えばバンドのバツ
クルなどの止め金具として、広範囲の用途が考え
られる。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案においては袋物の磁石式口金等の止め金
具が、使用者が開こうとする時のみ離すことが可
能で、内容物の移動や蓋が他の物に引掛かつた程
度では絶対に開かず、且つ開閉の操作は、簡便さ
において従来の袋物の場合と変わらない磁石式止
め金具を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る止め金具は、従来の袋物口金の軟
鋼側の凸部に代えて、ボルトの頭の叩く突端を大
きくし、その支持部は細い首状をなす凸部とす
る。また磁石側の磁石カバーの四角の凹み部は穴
に変更し、その穴の一辺の縁は磁石の穴に斜めに
折り込み、その対辺は中心線付近に設け、対辺上
に軟鋼側の凸部の首部が入る半円状切欠きを設け
た構造とする。
[作用] 袋物について説明すれば、磁石側を袋物の本体
に取付け、軟鋼側を蓋に取付けた場合、閉じる時
は蓋を軟鋼の凸部と共に、先ず下方に引き上げて
から、斜め上方の本体の磁石カバーの穴に、斜め
折込みに沿つて滑り込ます。軟鋼の凸部の首部は
磁石カバーの半円状切欠きに嵌まり込んで停止
し、頭部は磁石の穴内の磁石の極をなす軟鋼突起
に吸着して、蓋を本体に固定する。
この状態においては磁石を引き離す方向の力に
対しては、軟鋼の凸部の頭部が半円状切欠きに引
つ掛かつて絶対に離れない。
開く時は蓋を本体に対し斜め下方に引き下げれ
ば容易に開くことができる。この操作が使用者の
意に反して弾みなどで起こることは有り得ない。
閉じる時は2段操作を必要とする様に見える
が、従来の口金においても両側の位置合わせが必
要であつたので、操作としては変わらない。
他の磁石式止め金具についても、上記袋物口金
と同様である。
[実施例] 本考案の一実施例を袋物について図によつて説
明する。第1図は口金の軟鋼側の正面図と側面断
面図、第2図は磁石側の正面図と側面断面図、第
3図は分解し並べた斜視図、第4図は従来の口金
を磁石側と軟鋼側に引離し並べた斜視図である。
第2図において左から、軟鋼側は1は軟鋼板
で、その正面中央に軟鋼板凸部2が固定されてい
る。軟鋼板凸部2の突端は大きく頭部3を形成
し、その軟鋼板1との間は細い首部4を形成して
いる。尚軟鋼板1の裏側には袋物蓋に取付けるた
めの2本の足5が固定されている。
磁石側では6は磁石カバー、7は磁石である。
8は磁石保持軟鋼板で構造は軟鋼板1と同形であ
り、中央に磁石の極となる軟鋼突起9が固定さ
れ、裏側に袋物本体に取付けるための2本の足5
を有する。
磁石7の穴は下部を削り取つて広げる。磁石カ
バー6の穴の形は従来とは全く異なり、穴の下辺
を磁石7の穴の中に斜めに折込む。その折込部1
0の幅は軟鋼板凸部2の頭部3が通る程度とす
る。磁石カバー6の穴は中心線付近を上辺とし、
上辺に軟鋼板1の軟鋼板凸部2の首部4の半分が
入る半円状切欠き11が切り開けられているのみ
である。
上記構造の作用は閉じる時は、磁石カバー6の
穴の下部は磁石7の穴に向かつて折込まれている
ので、折込部10に沿つて軟鋼板凸部2を磁石7
の穴に滑込ませると、その首部4の半分が半円状
切欠き11に突当たつて停止し、頭部3は磁石7
の極の軟鋼突起9に吸着され、両方は固定され
る。
もし磁石側から軟鋼側を引き離そうとする強い
力が掛かつた場合は従来構造では外れるが、この
場合は軟鋼側の頭部3が磁石カバー6の半円状切
欠き11に引掛かり絶対に外れることはない。
磁石側から軟鋼側を外すには磁石側に対し軟鋼
側を斜め下方に引き下げればよい。袋物に取付け
てある時はこの方向の力は人為的以外には起こり
難い。
[考案の効果] 本考案の構造を使用すれば磁石式止め金具を、
例えば袋物の口金やバンドのバツクル等に組込め
ば、使用者の意向に反して開いたり外れたりする
ことは絶対にない。また開閉の操作は従来の袋物
の磁石式口金と殆ど変わらず簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は磁石式止め金具の軟鋼側の正面図と側
面断面図、第2図は磁石側の正面図と側面断面
図、第3図は分解し並べた斜視図、第4図は従来
の袋物口金を磁石側と軟鋼側に引離し並べた斜視
図である。 1……軟鋼板、2……軟鋼板凸部、3……頭
部、4……首部、5……足、6……磁石カバー、
7……磁石、8……磁石保持軟鋼板、9……軟鋼
突起、10……折込部、11……半円状切欠き。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁石を用いた止め金具の軟鋼側は軟鋼板凸部2
    の突端を大きくし、磁石側は磁石の穴の下部を広
    げて磁石カバー6の穴の一辺の縁を斜めに磁石の
    穴に折込み、磁石カバー6の中心線付近に設けた
    対辺の縁に、軟鋼板凸部2の首部4が入る半円状
    切欠き11を切り開けた外れにくい磁石式止め金
    具。
JP10763490U 1990-10-16 1990-10-16 Expired - Lifetime JPH054260Y2 (ja)

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JP10763490U JPH054260Y2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16

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Publication Number Publication Date
JPH0465413U JPH0465413U (ja) 1992-06-08
JPH054260Y2 true JPH054260Y2 (ja) 1993-02-02

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