JPH0542489A - ピストル型ハンマー - Google Patents

ピストル型ハンマー

Info

Publication number
JPH0542489A
JPH0542489A JP22886691A JP22886691A JPH0542489A JP H0542489 A JPH0542489 A JP H0542489A JP 22886691 A JP22886691 A JP 22886691A JP 22886691 A JP22886691 A JP 22886691A JP H0542489 A JPH0542489 A JP H0542489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
trigger
iron core
spring
operated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22886691A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Nonaka
良一 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AISERU KK
ISEL Co Ltd
Original Assignee
AISERU KK
ISEL Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AISERU KK, ISEL Co Ltd filed Critical AISERU KK
Priority to JP22886691A priority Critical patent/JPH0542489A/ja
Publication of JPH0542489A publication Critical patent/JPH0542489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 片手だけで物を打ち付けたり一定の打力でた
たいたりすることができるとともに物に一定の穴を容易
にあけることができるようにする。 【構成】 ピストル型ハンマーを、銃身11内に摺動自
在に組付けた鉄心21、鉄心の外周に一体的に設けられ
外周に多段の鋸歯22aを有する筒状のラック22、鉄
心を銃口に向けて付勢するスプリング23、トリガー1
2に組付けられて通孔11aを通してラックと弾撥的に
係合しトリガーが所定量操作される間にはラックを鉄心
とともにスプリングに抗して銃尾方向へ移動させかつト
リガーが所定量以上操作されるとグリップ13に設けた
解除手段27と係合してラックとの係合を解除される送
り爪24、グリップに組付けられて通孔11bを通して
ラックと弾撥的に係合しトリガーが所定量以上操作され
るとトリガーに設けた解除手段25と係合してラックと
の係合を解除される止め爪26等により構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物を打ち付けたりたた
いたりすることができるとともに、物に穴をあけること
ができるピストル型ハンマーに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なハンマーは、棒状のグリップ
(柄)の先端に鎚を取付けたものであり、物(例えば、
電気配線工事に用いるステップル)を打ち付けるときに
は片手で物を持ち片手でハンマーを持って作業する必要
がある。また、ハンマーで物(タンクや鉄道車輪)をた
たいて亀裂等の有無を検出する場合には、一定の打力で
物をたたく必要があって熟練を要する。更に、物に一定
の穴をあける場合には、ハンマーとポンチ(穴あけ工
具)を用いて慎重に作業する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のハンマーを用いて行う各種の作業は作業性が悪く改善
の余地がある。本発明はかかる実状に鑑みてなされたも
のであり、その目的は片手だけで物を打ち付けたり一定
の打力でたたいたりすることができるとともに物に一定
の穴を容易にあけることができるピストル型ハンマーを
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、当該ピストル型ハンマー
を、銃身内に摺動自在に組付けた鉄心と、この鉄心の外
周に一体的に設けられ外周に多段の鋸歯を有する筒状の
ラックと、前記鉄心を銃口に向けて弾撥的に付勢するス
プリングと、トリガーに回動可能に組付けられて前記銃
身に設けた第1の通孔を通して前記ラックと弾撥的に係
合しトリガーが元位置から所定量操作される間には前記
ラックを前記鉄心とともにスプリングに抗して銃尾方向
へ移動させかつトリガーが所定量以上操作されるとグリ
ップに設けた第1の解除手段と係合して前記ラックとの
係合を解除される送り爪と、グリップに回動可能に組付
けられて前記銃身に設けた第2の通孔を通して前記ラッ
クと弾撥的に係合しトリガーが元位置から所定量以上操
作されるとトリガーに設けた第2の解除手段と係合して
前記ラックとの係合を解除される止め爪とを備える構成
とした。
【0005】
【発明の作用・効果】本発明によるピストル型ハンマー
によれば、片手だけでグリップを持ちながらトリガーを
元位置から所定量操作すれば、送り爪によってラックと
鉄心がスプリングに抗して銃尾方向へ所定量移動され
て、その移動位置にてラックが止め爪により保持され
る。また、トリガーを元位置に戻せば、送り爪が元位置
に戻って次段の鋸歯に係合する。したがって、かかる操
作を繰り返せば、ラックと鉄心をスプリングに抗して銃
尾方向へ順次移動させることができる。ところで、トリ
ガーを所定量以上操作すれば、送り爪を第1の解除手段
に係合させて送り爪とラックとの係合を解除させること
ができるとともに、止め爪に第2の解除手段を係合させ
て止め爪とラックとの係合を解除させることができて、
ラックを両爪からフリーにすることができる。このた
め、上記のようにして移動させたラックと鉄心はスプリ
ングのばね力により銃口に向けて打ち出される。
【0006】したがって、例えば、電気配線工事に用い
るステップル等の物を前方へ移動可能に保持するアタッ
チメントを銃口に取付ければ、同アタッチメントに予め
装着したステップル等の物を上記した片手だけの作業に
て容易に打ち付けることができる。また、上記したラッ
クと鉄心が銃口に向けて打ち出されるスピードはスプリ
ングのばね力によって決定されるものであり、トリガー
の繰り返し作業が同じであれば常に同じであるため、熟
練を要することなく一定の打力でタンクや鉄道車輪等の
物を鉄心の先端にてたたいて亀裂等の有無を検出するこ
とができる。また、先端の尖ったピンを鉄心の先端に取
付ければ、上記した片手だけの作業にて物に一定の穴を
容易にあけることができる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1〜図3に示した本発明によるピストル型
ハンマーは、銃身11に組付けた鉄心21,ラック22
及びスプリング23と、トリガー12に組付けた送り爪
24及び解除ベアリング25と、グリップ13に組付け
た止め爪26及び解除ベアリング27等によって構成さ
れている。なお、トリガー12は上端を支点として銃身
11間に設けたリターンスプリング14によって図1の
反時計方向に付勢されている。
【0008】鉄心21は、前方部位に段部を有してい
て、同段部に圧入嵌合した軸受メタル31と銃身11の
銃尾に取付けた軸受メタル32によって銃身11に対し
て軸方向へ摺動自在に組付けられている。ラック22
は、筒状に形成されていて、鉄心21上に圧入嵌合され
ており、外周には4段の鋸歯22aが形成されている。
スプリング23は、銃尾の軸受メタル32とラック22
の内孔段部間に介装されていて、ラック22を鉄心21
及び軸受メタル31とともに銃口に向けて付勢するよう
になっている。
【0009】送り爪24は、トリガー12の中間部に回
動可能に組付けられていて、トリガー12間に設けたリ
ターンスプリング33によって図1の時計方向に付勢さ
れて銃身11に設けた第1の通孔11aを通してラック
22の鋸歯22aに弾撥的に係合しており、トリガー1
2が図1の図示実線の元位置から図示二点鎖線の位置ま
で所定量操作される間にはラック22を鉄心21及び軸
受メタル31とともにスプリング23に抗してスプリン
グ23を圧縮させながら銃尾方向へ移動させ、かつトリ
ガー12が図4にて示したように所定量以上操作される
とグリップ13に設けた解除ベアリング27と係合して
反時計方向へ回動されラック22の鋸歯22aとの係合
を解除されるようになっている。
【0010】一方、止め爪26は、その中間部にてグリ
ップ13に回動可能に組付けられていて、グリップ13
間に設けたリターンスプリング34によって図1の時計
方向に付勢されて銃身11に設けた第2の通孔11bを
通してラック22の鋸歯22aと弾撥的に係合してお
り、トリガー12が図1の図示実線の元位置から所定量
以上操作されると図4にて示したようにトリガー12に
設けた解除ベアリング25と係合して反時計方向に回動
されラック22の鋸歯22aとの係合を解除されるよう
になっている。
【0011】上記のように構成したピストル型ハンマー
によれば、片手だけでグリップ13を持ちながらトリガ
ー12を元位置から所定量操作すれば、送り爪24によ
ってラック22と鉄心21及びメタル軸受31がスプリ
ング23に抗して銃尾方向へ所定量移動されて、ラック
22がその移動位置にて止め爪26により保持される。
また、トリガー12を元位置に戻せば、送り爪24も元
位置に戻ってラック22における次段の鋸歯22aに係
合する。したがって、かかる操作を繰り返せば、ラック
22と鉄心21をスプリング23に抗して銃尾方向へ順
次移動させることができる。ところで、図4にて示した
ようにトリガー12を所定量以上操作すれば、送り爪2
4を解除ベアリング27に係合させて送り爪24とラッ
ク22の鋸歯22aとの係合を解除させることができる
とともに、止め爪26に解除ベアリング25を係合させ
て止め爪26とラック22の鋸歯22aとの係合を解除
させることができて、ラック22を両爪24,26から
フリーにすることができる。このため、上記のようにし
て移動させたラック22と鉄心21はスプリング23の
ばね力により銃口に向けて打ち出される。
【0012】したがって、電気配線工事に用いるステッ
プルS(図1及び図4の仮想線参照)を前方へ移動可能
に保持するアタッチメント40を銃身11の銃口に取付
ければ、同アタッチメント40に予め装着したステップ
ルSを上記した片手だけの作業にて容易に打ち付けるこ
とができる。なお、アタッチメント40は、銃身11の
銃口に脱着可能に取付けたボディ41と、ボディ41に
軸方向へ移動自在に組付けられて鉄心21により打たれ
てステップルSを打つ打板42と、ボディ41に組付け
られてボディ41とにより打板42をガイドするガイド
板43と、ガイド板43と打板42を貫通してボディ4
1に螺着され打板42の軸方向移動量を規定するストッ
パピン44によって構成されている。
【0013】また、上記したラック22と鉄心21等が
銃口に向けて打ち出されるスピードはスプリング23の
ばね力によって決定されるものであり、トリガー12の
繰り返し作業が同じであれば常に同じであるため、銃身
11からアタッチメント40を取り外して使用すれば、
熟練を要することなく一定の打力でタンクや鉄道車輪等
の物を鉄心21の先端にてたたいて亀裂等の有無を検出
することができる。また、アタッチメント40に代えて
先端の尖ったピン50を鉄心21の先端に同軸的に螺着
すれば、上記した片手だけの作業にて物に一定の穴(木
ねじの下穴及びドリルの下穴)を容易にあけることがで
きる。なお、ピン50が物に刺さって抜けないときには
トリガー12を操作して鉄心21を後退させることによ
り容易に抜くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるピストル型ハンマーの一実施例
を示す部分縦断側面図である。
【図2】 同側面図である。
【図3】 同背面図である。
【図4】 同作動説明図である。
【符号の説明】
11…銃身、11a,11b…通孔、12…トリガー、
13…グリップ、21…鉄心、22…ラック、22a…
鋸歯、23…スプリング、24…送り爪、25…解除ベ
アリング、26…止め爪、27…解除ベアリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銃身内に摺動自在に組付けた鉄心と、こ
    の鉄心の外周に一体的に設けられ外周に多段の鋸歯を有
    する筒状のラックと、前記鉄心を銃口に向けて弾撥的に
    付勢するスプリングと、トリガーに回動可能に組付けら
    れて前記銃身に設けた第1の通孔を通して前記ラックと
    弾撥的に係合しトリガーが元位置から所定量操作される
    間には前記ラックを前記鉄心とともにスプリングに抗し
    て銃尾方向へ移動させかつトリガーが所定量以上操作さ
    れるとグリップに設けた第1の解除手段と係合して前記
    ラックとの係合を解除される送り爪と、グリップに回動
    可能に組付けられて前記銃身に設けた第2の通孔を通し
    て前記ラックと弾撥的に係合しトリガーが元位置から所
    定量以上操作されるとトリガーに設けた第2の解除手段
    と係合して前記ラックとの係合を解除される止め爪とを
    備えてなるピストル型ハンマー。
JP22886691A 1991-08-14 1991-08-14 ピストル型ハンマー Pending JPH0542489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22886691A JPH0542489A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 ピストル型ハンマー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22886691A JPH0542489A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 ピストル型ハンマー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0542489A true JPH0542489A (ja) 1993-02-23

Family

ID=16883108

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22886691A Pending JPH0542489A (ja) 1991-08-14 1991-08-14 ピストル型ハンマー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0542489A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100871350B1 (ko) * 2005-07-15 2008-12-01 에코케이텍 주식회사 몰딩재 고정수단의 지그 유닛
CN102806550A (zh) * 2012-09-11 2012-12-05 刘凤德 钢化玻璃快速破碎器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100871350B1 (ko) * 2005-07-15 2008-12-01 에코케이텍 주식회사 몰딩재 고정수단의 지그 유닛
CN102806550A (zh) * 2012-09-11 2012-12-05 刘凤德 钢化玻璃快速破碎器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4025029A (en) Hammer-activated powder-actuated fastening tool
US5425488A (en) Impact actuated tool for driving fasteners
US3601168A (en) Driving tool for fasteners
US8336748B2 (en) Fastener driver with driver assembly blocking member
CN1083755C (zh) 装修用的紧固件打入工具
US3900058A (en) Multipurpose impact hand tool
US20080054043A1 (en) Nailer Device
US2533851A (en) Tool
EP0589627A1 (en) Powder-actuated fastener driving tool
US3341101A (en) Power-actuated tool
TWI457212B (zh) Nailing machine
US2479431A (en) Safety mechanism for explosively actuated tools
USRE30617E (en) Power actuated tool
US4565312A (en) Powder actuated tool with safety
US20120024117A1 (en) Starter Tool
WO1990006211A2 (en) Explosive actuated extendable driving tool
US4651912A (en) Hammer-activated fastener tool
US11685032B2 (en) Rotary impact tool having bit holding device
CA2437174C (en) Stabilizing magazine follower for fastener driving tool
US3910477A (en) Powder-actuated tool
JPH0542489A (ja) ピストル型ハンマー
US9975231B2 (en) Self-contained force magnifying chisel
JP4569252B2 (ja) 動力駆動釘打機
US3194040A (en) Power flaring tool
US10654157B2 (en) Self-contained force magnifying chisel