JPH0542093U

JPH0542093U - 組み立て、持ち運びが容易な、プロペラで推進する、小型ゴムボート

Info

Publication number: JPH0542093U
Application number: JP10944891U
Authority: JP
Inventors: 清尾曽
Original assignee: 清尾曽
Priority date: 1991-11-07
Filing date: 1991-11-07
Publication date: 1993-06-08

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】持ち運びが容易で、組み立て取り外しを簡単
にした、プロペラで推進するゴムボートの提供。【構成】ゴムボート１と底板２からなる１ブロック
と、２ブロックは、エンジン室５からなる２ブロック
と、プロペラ６とプロペラ防護網７からなる３ブロック
と、方向舵▲１０▼と方向舵軸９からなる４ブロック
と、台座板３からなる５ブロックとで構成されるゴムボ
ート。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、プロペラの推進力で水上を走るゴムボートで、全長３・５ｍ、全巾１・５ｍ、全高１・５ｍ以下とし、搭載エンジンの出力を２・０馬力から６・０馬力までの小型エンジンとしたので、持ち運びが容易となり、更に本体を、５つのブロックに分けて組み立て取り外しを簡単にしたプロペラゴムボートである。

【０００２】

【従来の技術】

従来のプロペラゴムボートは、エンジンの出力が３０馬力から５０馬力と大型のために総重量も２００ｋｇ以上で、持ち運びが困難で、取扱いが複雑のために、親しみが薄く一般に普及されていないのが現状である。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題点】

本考案は、手軽に持ち運びが出来て簡単に組み立て、取り外しが出来る様に、総重量を５０ｋｇ以下にして親しみ易い小型のプロペラゴムホートである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のプロペラゴムボートは、全長３・５ｍ、全巾１・５ｍ、全高１・５ｍ、エンジン出力を２・０馬力から６・０馬力までとし、持ち運びが手軽に出来る様に総重量を５０ｋｇ以下とした。いまその組み立て方について図面を追いながら説明すれば、（イ）ゴムボートを広げて底板を敷く。（ロ）底板の上に台座板を乗せてボルトで固定させる。（ハ）ゴムボートに空気を注入する。（ニ）エンジン室を台座板に乗せてボルトで固定させる。（ホ）プロペラとプロペラ防護網を台座板に乗せボルトで固定する。（ヘ）次に方向舵▲１０▼と方向舵軸を台座板に乗せボルトで固定する。（ト）エンジン室の左右とプロペラ防護網の左右に付いているベルト▲１２▼と、ゴムボートの左右に付いているベルトで連結固定させる。（チ）ハンドル▲１１▼は、運転席▲１４▼の前部に差し込む。（リ）ハンドルを右に倒せば、本体は右方向に進む、左に倒せば本体は左に進む事となる。

【０００５】

【作用】

本考案は、以上のような構造であるから、組み立て方法が簡単で取り外し方も容易であり、総重量も５０ｋｇと持ち運びの出来る重量であるから、本考案の活用範囲は広がり、親しみ易い水上乗り物である。

【０００６】

【実施例】

本考案は、ゴムボートもエンジン出力も小型であるから、実施に際して次のような事ができる。（イ）軽量であるから一人で持ち運べる。（ロ）組み立て、取り外しが容易にできる。（ハ）自動車が入れない山中の湖でも、楽しく親しむ事ができる。

【０００７】

【考案の効果】

本考案のプロペラゴムボートは、小型で軽量で、手軽に持ち運べて、短時間での組み立て取り外しが可能だから、池、沼、湖、流れのゆるやかな河口周辺などや、浅瀬に於いても水上を走る事ができるから、活動範囲は広がり、親しみ易く楽しい水上乗り物である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の側面図、一部透視図。

【図２】本考案の上面図。

【図３】本考案の後面図、一部透視図。

【図４】本考案の正面図、一部透視図。

【符号の説明】

１は、ゴムボート船体。２は、底板。３は、台座板。４は、隔壁板。５は、エンジン室。６は、プロペラ。７は、プロペラ防護網。８は、プロペラ主軸。９は、方向舵軸。１０は、方向舵。１１は、ハンドル。１２は、エンジン室固定ベルト。１３は、プロペラ防護網固定ベルト。１４は、運転席。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】本考案のプロペラ、ゴムボートは、全長３
・５ｍ、全巾１・５ｍ、全高１・５ｍ以下とし、プロペ
ラを回転させるエンジン出力を２・０馬力から、６・０
馬力までの小型エンジンを搭載し、組み立て、取り外し
を簡単にして、持ち運びを容易にした水上乗り物であ
る。（イ）このプロペラ、ゴムボートは、組み立て易くする
ために、５つのブロックに分けて構成されている。（ロ）１ブロックは、ゴムボートと底板。（ハ）２ブロックは、エンジン室。（ニ）３ブロックは、プロペラとプロペラ防護網。（ホ）４ブロックは、方向舵、と方向舵軸。（ヘ）５ブロックは、エンジン室、プロペラとプロペラ
防護網、方向舵、と方向舵軸、を固定させる台座板。（ト）台座板は、底板とボルトで固定させる。