JPH0541951B2 - - Google Patents

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JPH0541951B2
JPH0541951B2 JP63182525A JP18252588A JPH0541951B2 JP H0541951 B2 JPH0541951 B2 JP H0541951B2 JP 63182525 A JP63182525 A JP 63182525A JP 18252588 A JP18252588 A JP 18252588A JP H0541951 B2 JPH0541951 B2 JP H0541951B2
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JP
Japan
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buried
buried pipe
pipe
water
temperature
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP63182525A
Other languages
English (en)
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JPH0231185A (ja
Inventor
Nukio Kinoshita
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIBU GAS KK
Original Assignee
SEIBU GAS KK
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Publication date
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  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建築物のコンクリート壁、天井、床ス
ラブ或いは道路等に埋設した埋設管の探査方法に
関する。
(従来の技術とその問題点) 従来、此種方法は目的の埋設管の露出部と発振
器を電気的に接続し、発振器から電流を流すこと
で同埋設管に磁気を発生させ、その磁気を検知機
により検知して埋設位置を探査していた。
ところが、この従来方法によれば、目的の埋設
管に流した電流がその付近に埋設された他の埋設
管、鉄筋等に短絡し、これら埋設管、鉄筋等から
も磁気が発生して目的の埋設管の埋設位置が特定
できなくなるという不具合が生じていた。
(発明が解決しようとする課題) 以上の問題点を解決する為の本発明の課題は、
目的の埋設管だけを所望の温度に上昇又は下降さ
せその温度変化を埋設箇所の表面部分にて検索し
て、他の配設管、鉄筋等に影響されることなく目
的の埋設管の埋設位置を特定することである。
(課題を達成する為の手段) 以上の課題を達成する為の本発明の第一の手段
は、埋設管内に温風を吹込んで埋設管を加熱し、
それに伴う埋設箇所表面の温度分布の変化を赤外
線走査装置により捉えることを特徴とする。
また、本発明の第二の手段は、上記第一の手段
における温風に霧状の水を混入したことを特徴と
する。
また、本発明の第三の手段は、上記第一の手段
における温風に代えて温水又は冷水を埋設管内に
流入させることを特徴とする。
(作用) 上述した第一の手段によれば、温風によつて加
熱された埋設管の熱が埋設箇所表面に伝達して同
表面部分の赤外線量を増加させ、その増加箇所を
赤外線走査装置により検索して配設管の埋設位置
を特定する。
また、第二の手段によれば、上述した作用に加
え、温風によつて霧状の水を加熱して埋設管の温
度を上昇させる。
さらに、第三の手段によれば、温水によつて埋
設管を加熱して埋設箇所表面部分の赤外線量を増
加させるか、又は、冷水によつて埋設管を冷却し
て埋設箇所表面部分の赤外線量を低減させ、その
増加或いは低減箇所を赤外線走査装置により検索
して埋設管の埋設位置を特定する。
(発明の効果) 本発明は以上の様に構成したことにより以下の
効果を有する。
請求項1の方法によれば、目的の埋設管の近辺
にある他の埋設管、鉄筋等の温度が変化する虞れ
がなく、よつて他の埋設管、鉄筋等に影響される
ことなく目的の埋設管の埋設位置を確実に特定す
ることができる。
また、請求項2の方法によれば上記請求項1の
効果に加え、温風だけを吹込む場合に比べて埋設
管を短時間で加熱することができ、よつて探査作
業の作業性を向上することができる。
さらに、請求項3の方法によれば上記請求項1
の効果に加え、温風に霧状の水を混入した場合に
比べ熱量が大きくなつて埋設管の温度をさらに短
時間で目的の温度に変化させることができ、よつ
て探査作業をより短時間で行うことができる。
(実施例) 以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
まず、第1図及び第2図に示す第一実施例につ
いて説明すると、図中1は建築物のコンクリート
壁、天井、床スラブ或いは道路等の埋設部、2は
埋設管、3は赤外線走査装置で、埋設管2を加熱
しその熱を埋設部1表面に伝達させ同表面の温度
分布を赤外線走査装置3で検索するようになつて
いる。
埋設管2は埋設部1に埋設されたガス管で、そ
の埋設部分に連続する一方の露出部2aにはブロ
ワ4及び加熱装置5が取付けられ、他方露出部2
bには吹出し箇所(不図示)を設けてある。
ブロワ4は先端に備えた吐出口4aから空気を
噴出する送風機で、吐出口4aを上記一方の露出
部2aに設けられたガスメータ取付口2cに連絡
して埋設管2に取付けられている。そして、吐出
口4aから吹出す噴出流aを埋設管2内に流入さ
せ吹出し箇所から吹出すようになつている。
加熱装置5は、第2図に示す如く、埋設管2周
囲を囲む外筒5aと、その外筒5aの内外に配設
されて露出部2aを加熱する内外のヒータ5bと
から形成されている。そして、露出部2a内を通
過する噴出流aを温風bに変えて埋設管2の埋設
部分を加熱するようになつている。
ヒータ5bは、埋設部1表面に伝達される埋設
管2の熱が、埋設部1表面における埋設管2直上
部分cの温度をその周辺部分dの温度より0.1℃
以上上昇させるに十分な熱放出機能を備えてい
る。
赤外線走査装置3は、物体表面の赤外線量を検
索して同表面における0.1℃以上の温度差をモニ
ター3aに映し出す周知の構造の装置で、埋設部
1表面の温度分布を検索して埋設管2の埋設位置
を特定するようになつている。
而して、ブロワ4からの噴出流aを加熱装置5
によつて温風bに変えて埋設管2の埋設部分を加
熱し、その熱が埋設部1表面に伝わつて同表面に
おける埋設管2直上部分cの温度がその周辺部分
dより0.1℃以上上昇して同直上部分cの赤外線
量を周辺部分dより増加させる。そして、赤外線
走査装置3によつて埋設部1表面の温度分布をモ
ニター3aに映し出して前記直上部分cを検索
し、同部分cを埋設部1表面に記入して埋設管2
の埋設位置を特定する。
尚、赤外線走査装置3による検索データをIC
カード等に記憶させそのデータに基づいて設計図
面等に埋設位置を記入することも可能である。
本実施例においては、埋設管2をガス管とした
が、これに限定されず、給水管、配水管、その他
の配管等においても同様にその埋設位置を特定す
ることができる。
次に第3図に示す第二実施例について説明す
る。この実施例は上述した第一実施例における温
風bに霧状の水7を混入させた例で、図中6はミ
スト(霧状の水)発生装置を示している。
ミスト発生装置6は、内部に水を貯溜しその液
面上の空間6aを埋設管2の流路における加熱装
置5の下流側に連絡した密閉容器6b、この密閉
容器6bの底部に設けられると共に発振ユニツト
6cに連絡して密閉容器6b内の水を振動させる
振動子6dから形成されている。
而して振動子6dを利用して密閉容器6b内の
水をミスト化し、このミスト7が空間6aを通過
する温風bに混入して加熱されると共に埋設管2
の埋設部分内へと流入して同部分の加熱し、埋設
部表面における埋設管直上部分の赤外線量をその
周辺部分より増加させる。そして、第一実施例同
様、赤外線走査装置によつて埋設管の埋設位置を
特定する。
この実施例においては霧状の水7を用いて埋設
管2を加熱しているので、温風bだけを用いた場
合に比べ埋設管を短時間で加熱できる。
次に、第4図に示す第三実施例について説明す
る。この実施例は上述した第一実施例における温
風bに代えて温水eを埋設管2内に流入させた例
で、図中8は循環路を示している。
循環路8は循環ホース9一端を埋設管2のガス
メータ取付口2cに連絡し他端を吹出し箇所2
c′に連絡し、この循環ホース9の中途部に循環ポ
ンプ10及び温水eを貯溜した温度調節装置11
を設けて構成されている。
循環ポンプ10は温度調節装置11内の温水e
を埋設管2内に流入させると共に循環ホース9を
介して温度調節装置11内へ戻すようになつてい
る。
温度調節装置11は内部に温水eを貯溜した容
器12内にコイル線13を設け、このコイル線1
3を電源14に接続して形成されており、コイル
線13によつて温水eを所望温度に保持するよう
になつている。コイル線13は前述したヒータ5
bと同様の熱放出機能を備えている。
而して、温度調節装置11によつて所望温度に
保持された温水eを循環ポンプ10によつて埋設
管2内へ流入させて埋設管2の埋設部分を加熱
し、埋設部1表面における埋設管2直上部分cの
赤外線量をその周辺部分dより増加させる。そし
て、第一実施例同様、赤外線走査装置3によつて
埋設管2の埋設位置を特定する。
また、この実施例においては、上述したコイル
線13、電源14に代えて所望の冷却手段(不図
示)を設け、この冷却手段によつて温水eを所望
温度の冷水に変えて埋設管2の埋設部を冷却し、
埋設部1表面における埋設管2直上部分cの赤外
線量をその周辺部分dより低減させ、赤外線走査
装置(不図示)によつて同部分cを検索すること
も可能である。
尚、その際、冷却手段に、埋設管2直上部分c
の温度をその周辺部分dより0.1℃以上下げるに
十分な冷却機能を持たせることは云うまでもな
い。
この実施例においては、温水e又は冷水を用い
て埋設管2を加熱又は冷却するので、温風に霧状
の水を混入する場合に比べ熱量が大きくなつて埋
設管の温度をさらに短時間で目的の温度に変化さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図、第3図、第4図は夫々本発
明の実施例を示し、第1図は埋設管の露出部にブ
ロワ及び加熱装置を取付け埋設部表面の温度分布
を赤外線走査装置で検索する状態の正面図、第2
図は第1図の2−2線拡大断面図、第3図は埋設
管に連絡するミスト発生装置の拡大断面図、第4
図は埋設管の露出部に温水を流入させるポンプを
連絡した状態の正面図である。 尚、図中、埋設管:2、温風:b、赤外線走査
装置:3、埋設箇所:1、霧状の水:7、温水:
eとする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 埋設管内に温風を吹込んで埋設管を加熱し、
    それに伴う埋設箇所表面の温度分布の変化を赤外
    線走査装置により捉えることを特徴とする埋設管
    の探査方法。 2 温風に霧状の水を混入させたことを特徴とす
    る請求項1記載の埋設管の探査方法。 3 温風に代えて温水又は冷水を埋設管内に流入
    させ埋設管を加熱又は冷却することを特徴とする
    請求項1記載の埋設管の探査方法。
JP63182525A 1988-07-20 1988-07-20 埋設管の探査方法 Granted JPH0231185A (ja)

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JPH0231185A JPH0231185A (ja) 1990-02-01
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JP4997000B2 (ja) * 2007-07-05 2012-08-08 株式会社日立製作所 埋設配管経路探索システム、及び埋設配管経路探索方法
JP6723636B2 (ja) * 2016-02-04 2020-07-15 三菱重工業株式会社 識別システム、及び識別方法

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