JPH0541815Y2 - - Google Patents

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JPH0541815Y2
JPH0541815Y2 JP1987004397U JP439787U JPH0541815Y2 JP H0541815 Y2 JPH0541815 Y2 JP H0541815Y2 JP 1987004397 U JP1987004397 U JP 1987004397U JP 439787 U JP439787 U JP 439787U JP H0541815 Y2 JPH0541815 Y2 JP H0541815Y2
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rod
container
opening
sliding hole
hole
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は市販されている養毛剤等の液体容器
に簡単に取付けられると共に少量の養毛剤等の薬
液を局部に適確に塗布し、且つ局部の刺激を行う
ことができる塗布具に関するものである。
《従来の技術》 従来養毛剤等の薬液を塗布するには例えば養毛
剤を封入した液体容器の蓋を開いてふりかけ、そ
の上を手でもんで皮膚に刺激を与える等の操作を
行つていたものである。
又液体塗布用容器の口栓で第6図、第7図に図
示したように液体塗布用容器の容器40と球状の
塗布部41との間にスプリング42の作用によつ
て流通口43を適宜開閉できる管状体44を設け
たものが知られている「実公昭34−16594号公報
参照」。
又塗布装置で第8図、第9図、第10図に図示
したように主貯液室50と塗布先部51との間に
弁体52を介して副貯液室53を設けたものが知
られている「実願昭59−49502号(実開昭60−
161473号)のマイクロフイルム参照」。
《考案が解決しようとする問題点》 ところで液体容器の蓋を開いてふりかけ、その
上を手でもんで皮膚に刺激を与える等の操作を行
つていたものでは大量の養毛剤を必要として無駄
であり、且つ刺激を与えるために手を汚す等の欠
点があつた。
又第6図、第7図に図示した液体塗布用容器の
口栓では球状の塗布部41が大きく頭皮に薬液の
付着をすることができないような傷があるような
場所を確実に避けて局部のみに薬液の塗布及びマ
ツサージを行うことができない等欠点を有するも
のである。
又第8図、第9図、第10図に図示した塗布装
置では塗布先部51を塗布面へ押付け、スプリン
グ54の弾発力に抗してボール55を後退させ流
通口56を開口し、弾性体よりなる副貯液室53
を把持力で挟圧して液体を流出させるようにした
もので、このものは比較的高粘度のインキ修正液
や糊等の塗布に際して適するもので弾性体よりな
る副貯液室53を押圧して高粘度の流出量を目視
し乍らその押圧の加減をするものであるので、粘
度が少ない養毛剤等の薬液の流出に際して使用し
た場合は副貯液室53を押圧して流出するために
薬液の微量を一定量平均して流出させることがで
きず、又更に副貯液室53を分解洗滌することが
簡単にできないので衛生的に保持しなくてはなら
ない養毛剤等の薬液の塗布装置としては適さない
等の欠点を有するものである。
この考案は上記の問題点を解決したものであ
り、薬液の塗布及びマツサージを必要な個所、即
ち局部のみに限定して行うことができてマツサー
ジを行うことができない頭部の傷面等は確実に避
けることができ、更に分解しての洗滌操作を簡単
に行うことができて衛生的に保持することができ
る等使用便利な塗布具を得ることを目的としたも
のである。
《問題点を解決するため手段》 上記の目的を達成するためのこの考案は、容器
20の首部内周面部21に嵌入する容器嵌入筒体
1の底部中央部2に開閉杆3の下端部4を装着
し、且つ開閉杆3は外嵌したスプリング5により
上方に押し上げられると共に開閉杆3に設けた弁
体6が容器嵌入筒体1に設けた弁座7に接離する
ように形成し、且又容器20の首部外周面部26
に外嵌する容器嵌着口8を下方に設けると共に上
方中央に摺動孔10を有した案内筒体9を設け、
該案内筒体9の摺動孔10に中心軸孔11を設け
た進退杆12を装着し、進退杆12の先端に中心
軸孔11と連通した流出孔13を設けた球体部1
4を形成し、且つ進退杆12の基部に形成した基
部杆15の端部が開閉杆3に設けた弁体6の端部
に着脱自在に当接し、該基部杆15に中心軸孔1
1と相対して連設した流入孔16,16を設ける
と共に案内筒体9の内部に流入孔16,16と、
開閉杆3に設けた弁体6の外周に設けた間隙部1
7とに連通した小貯留部18を設け、且又案内筒
体9には摺動孔突出基部23を設けると共に進退
杆12に摺動孔突出基部23に係止する係止鍔部
22を設け、更に球体部14は摺動孔10よりも
小径に形成したものである。
《実施例》 以下図面についてこの考案の実施例を説明する
と、1は養毛剤等の薬液19を封入した合成樹脂
材又はガラス剤等で形成した容器20の首部内周
面部21に嵌入する容器嵌入筒体であり、容器嵌
入筒体1の底部中央部2に開閉杆3の下端部4を
装着し、且つ開閉杆3は外嵌したスプリング5に
より上方に押し上げられると共に開閉杆3に設け
た弁体6が容器嵌入筒体1に設けた弁座7に接離
するように形成し、且又容器20の首部外周面部
26に外嵌する容器嵌着口8を下方に設けると共
に上方中央に摺動孔10を有した案内筒体9を設
け、該案内筒体9の摺動孔10に中心軸孔11を
設けた進退杆12を装着し、進退杆12の先端に
中心軸孔11と連通した流出孔13を設けた球体
部14を形成し、且つ進退杆12の基部に形成し
た基部杆15の端部が開閉杆3に設けた弁体6の
端部に着脱自在に当接し、該基部杆15に中心軸
孔11と相対して連設した流入孔16,16を設
けると共に案内筒体9の内部に流入孔16,16
と、開閉杆3に設けた弁体6の外周に設けた間隙
部17とに連通した小貯留部18を設け、又更に
進退杆12には係止鍔部22を設け、この係止鍔
部22は案内筒体9の摺動孔突出基部23に係止
して摺動孔10よりの進退杆12の抜け出しを防
止したものであり、且つ球体部14は摺動孔10
内を挿通できる大きさとして案内筒体9は進退杆
12の基部杆15を摘んで引張れば案内筒体9と
進退杆12は外して洗浄できるものである。
又案内筒体9には内周突条24を設けて容器2
0の蓋体(図示せず)を螺合部25より外せば螺
合部25の上部に形成されている首部外周面部2
6の小径部27に嵌着し、容器20と案内筒体9
との離脱を防止するものである。又28は容器嵌
入筒体1に設けた底部孔、29は基部杆15の嵌
入凹部、30は弁座形成用嵌合筒体であり、容器
嵌入筒体1の補強を行つて首部内周面部21への
嵌入を強固に行うことができるものである。
又31はこの考案の塗布具である。
《考案の作用効果》 この考案は以上のような構成であり、容器20
の首部内周面部21に嵌入する容器嵌入筒体1の
底部中央部2に開閉杆3の下端部4を装着し、且
つ開閉杆3は外嵌したスプリング5により上方に
押し上げられると共に開閉杆3に設けた弁体6が
容器嵌入筒体1に設けた弁座7に接離するように
形成し、且又容器20の首部外周面部26に外嵌
する容器嵌着口8を下方に設けると共に上方中央
に摺動孔10を有した案内筒体9を設け、該案内
筒体9の摺動孔10に中心軸孔11を設けた進退
杆12を装着し、進退杆12の先端に中心軸孔1
1と連通した流出孔13を設けた球体部14を形
成し、且つ進退杆12の基部に形成した基部杆1
5の端部が開閉杆3に設けた弁体6の端部に着脱
自在に当接すると共に中心軸孔11と連設した流
入孔16,16を設け、更に案内筒体9の内部に
流入孔16,16と開閉杆3の外周に設けた間隙
部17とに連通した小貯留部18を設けたので容
器20の首部内周面部21へ容器嵌入筒体1を嵌
入すると共に容器20の首部外周面部26に案内
筒体9の容器嵌着口8を嵌合すれば第1図に図示
したように容器20にこの考案の塗布具31が装
着されるものである。
ところで使用に際しては第2図、第3図に図示
したように逆さにして球体部14を頭皮に当て進
退杆12を後退させて薬液19が小貯留部18に
流入し、容器20を軽く持ち上げたり、下げたり
すると共に球体部14で皮膚面をこすつて刺激を
与えて所望の薬液19を効率よく塗布することが
できるものである。
又薬液19の塗布時には第2図、第3図に図示
したように容器20を逆さとして球体部14を頭
皮に当てゝ押せば弁体6と弁座7との間に隙間が
できて間隙部17より容器20内の薬液19が小
貯留部18に流入し、そこで球体部14を頭皮に
当てる力を加減しながら進退杆12を前進、後退
させることによつて頭皮を球体部14で刺激する
ことができるものであり、更に進退杆12の前進
時は弁体6と弁座7とが当接して余分な薬液19
の流出が防止されて無駄なく使用できるものであ
る。
又案内筒体9の内部に設けた小貯留部18と連
通した流入孔16,16も中心軸孔11を中心と
して相対して設けたので使用中に進退杆12をや
や傾斜するも小貯留部18内の薬液19を流入孔
16,16の何れかより中心軸孔11に流入して
流出孔13からの薬液19の流出を確実とするも
のである。
又案内筒体9には摺動孔突出基部23を設ける
と共に進退杆12に摺動孔突出基部23に係止す
る係止鍔部22を設けたことによつて妄りに進退
杆12が案内筒体9より離脱することがなく、又
更に球体部14は摺動孔10よりも小径に形成し
たことによつて進退杆12を案内筒体9より外し
て洗滌することができるので中心軸孔11内の目
詰まりによる使用不能が生じるようなことがな
く、更に進退杆12の先端である球体部14を清
潔に保持して頭皮をマツサージすることができ
る。
又頭皮をマツサージする球体部14を1個設
け、その球体部14に流出孔13を設けたことに
よつてマツサージをするに必要な局部のみ薬液1
9を流出塗布させることができ、他の不要な個所
に薬液19を付着させることがないので頭皮に傷
があるような場合はその場所を避けて必要な個所
即ち局部のみのマツサージ及び薬液の塗布を集中
して行うことができて使用が確実である。
又更に構造が極めて簡単であり、安価に提供で
きる等の幾多の実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は容器に取り付けた状態を表した一部切
欠正面図、第2図、第3図は使用時の一部切欠側
面図、第4図は第2図に於けるA−A拡大一部断
面図、第5図は第2図に於けるB−B断面図、第
6図は従来品の一部切欠側面図、第7図は第6図
に於ける管状体の断面図、第8図は他の従来品の
一部切欠側面図、第9図は第8図に於けるA−A
断面図、第10図は第8図に於けるB−B断面図
である。 1……容器嵌入筒体、2……底部中央部、3…
…開閉杆、4……下端部、5……スプリング、6
……弁体、7……弁座、8……容器嵌着口、9…
…案内筒体、10……摺動孔、11……中心軸
孔、12……進退杆、13……流出孔、14……
球体部、15……基部杆、16……流入孔、17
……間隙部、18……小貯留部、19……薬液、
20……容器、21……首部内周面部、22……
係止鍔部、23……摺動孔突出基部、24……内
周突条、25……螺合部、26……首部外周面
部、27……小径部、28……底部孔、29……
嵌入凹部、30……弁座形成用嵌合筒体、31…
…塗布具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器20の首部内周面部21に嵌入する容器嵌
    入筒体1の底部中央部2に開閉杆3の下端部4を
    装着し、且つ開閉杆3は外嵌したスプリング5に
    より上方に押し上げられると共に開閉杆3に設け
    た弁体6が容器嵌入筒体1に設けた弁座7に接離
    するように形成し、且又容器20の首部外周面部
    26に外嵌する容器嵌着口8を下方に設けると共
    に上方中央に摺動孔10を有した案内筒体9を設
    け、該案内筒体9の摺動孔10に中心軸孔11を
    設けた進退杆12を装着し、進退杆12の先端に
    中心軸孔11と連通した流出孔13を設けた球体
    部14を形成し、且つ進退杆12の基部に形成し
    た基部杆15の端部が開閉杆3に設けた弁体6の
    端部に着脱自在に当接し、該基部杆15に中心軸
    孔11と相対して連設した流入孔16,16を設
    けると共に案内筒体9の内部に流入孔16,16
    と、開閉杆3に設けた弁体6の外周に設けた間隙
    部17とに連通した小貯留部18を設け、且又案
    内筒体9には摺動孔突出基部23を設けると共に
    進退杆12に摺動孔突出基部23に係止する係止
    鍔部22を設け、更に球体部14は摺動孔10よ
    りも小径に形成したことを特徴とした塗布具。
JP1987004397U 1987-01-14 1987-01-14 Expired - Lifetime JPH0541815Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60161473U (ja) * 1984-04-03 1985-10-26 株式会社 サクラクレパス 塗布装置

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