JPH0541001U - 可搬型照明装置 - Google Patents
可搬型照明装置Info
- Publication number
- JPH0541001U JPH0541001U JP8991791U JP8991791U JPH0541001U JP H0541001 U JPH0541001 U JP H0541001U JP 8991791 U JP8991791 U JP 8991791U JP 8991791 U JP8991791 U JP 8991791U JP H0541001 U JPH0541001 U JP H0541001U
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- Japan
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- lighting device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車室内など振動や衝撃の多い場所でも、太陽
電池を最適方向へ向けることができ、非常灯として好適
に使用できる可搬型照明装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 長尺状本体の少なくとも一端部に発光体を設
け、該本体の一主面側に太陽電池を設け、他の主面側に
本体を壁面等の取付け面に半固定する脚体を設けるとと
もに、前記太陽電池により充電される蓄電手段を内蔵し
て、該蓄電手段でもって前記発光体を点灯させるべく構
成したことを特徴としたので、移動する車室内のような
振動や衝撃の激しい場所でも、太陽電池を安定して発電
させることができ、蓄電池を効率よく充電でき、非常灯
として好適な可搬型照明装置を提供することができる。
電池を最適方向へ向けることができ、非常灯として好適
に使用できる可搬型照明装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 長尺状本体の少なくとも一端部に発光体を設
け、該本体の一主面側に太陽電池を設け、他の主面側に
本体を壁面等の取付け面に半固定する脚体を設けるとと
もに、前記太陽電池により充電される蓄電手段を内蔵し
て、該蓄電手段でもって前記発光体を点灯させるべく構
成したことを特徴としたので、移動する車室内のような
振動や衝撃の激しい場所でも、太陽電池を安定して発電
させることができ、蓄電池を効率よく充電でき、非常灯
として好適な可搬型照明装置を提供することができる。
Description
【0001】
本考案は、例えば壁面や車両内などで半固定されて、使用時には取り外して点 灯を行わせる可搬型照明装置に関する。
【0002】
従来より可搬型照明装置として乾電池を内蔵させた電灯や商用電源で充電可能 とした電灯などがあるが、乾電池の交換や充電を頻繁に行う必要があり、大変面 倒であった。特に、非常灯など長期間使用されることのないものは、いざという ときに役立たないという問題があった。
【0003】 そこで、このような問題を解消するための可搬型照明装置として、図6に示す ものが提案されている(例えば、実開昭63-194401 号公報参照)。この装置は、 太陽電池を発光体の電力源とした可搬型照明装置S′であって、透明の中空円筒 体20内に仕切り壁21を設け、この仕切り壁21の一方の面に太陽電池22を 配設し、他方の面に蛍光灯23を配設し、中空円筒体20に隣接した筒体24内 に蓄電池や蛍光灯の点灯回路などを内蔵して、蛍光灯を点灯するようにしたもの である。これにより、太陽光など光が当たっている場所では、常に蓄電池を充電 することができ、非常用の照明として好適に使用することができる。
【0004】 しかしながら、上記可搬型照明装置では、これを使用しないときには壁面など につりさげておくものであり、台などに置かれているようなときは本体が円筒形 となっているために転がりやすく、太陽電池の受光面が常に最適な方向へ向けら れているとは限らず、効率よく蓄電池に充電することができなかった。また、車 室内など振動や衝撃の多い場所では固定することができなかったので全く使用に 適さなかった。
【0005】
【考案の目的】 そこで、本考案は上述の問題点を解消すべく案出されたものであり、車室内な ど振動や衝撃の多い場所でも、太陽電池を最適方向へ向けることができ、非常灯 として好適に使用できる可搬型照明装置を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案の可搬型照明装置は、長尺状本体の少なく とも一端部に発光体を設け、該本体の一主面側に太陽電池を設け、他の主面側に 本体を壁面等の取付け面に半固定する脚体を設けるとともに、前記太陽電池によ り充電される蓄電手段を内蔵して、該蓄電手段でもって前記発光体を点灯させる べく構成したことを特徴とする。
【0007】
本考案に係る実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1に示すように、可搬型照明装置Sは、長尺で偏平状の樹脂製の本体1の上 面Uに、アクリルやポリカーボネートなどの樹脂から成る透光性でかつ曲面レン ズ状のカバー体2で覆われた太陽電池3が設けられており、本体1の内部には太 陽電池3の発電電力を充電する蓄電手段が内蔵されている。ここで、太陽電池3 は結晶もしくは非晶質系のシリコンや化合物系など各種の太陽電池を用いること ができる。
【0008】 また、本体1の図示右端部には高輝度LEDからなる点滅用の発光体5が設け られ、左端部にはハロゲン球の点灯用の発光体6が設けられている。ここで、発 光体5としてハロゲン球やバルブ球などの各種照明灯を用いることができるが、 点滅による寿命の低下がなく低消費電力という観点から高輝度LEDが最も望ま しいと考えられる。また、発光体6もバルブ球など他の各種照明灯を用いること ができるが、明るさや光源の色などからハロゲン球が望ましい。また、蓄電手段 はニッケル水素電池、ニッカド電池、小型鉛シール蓄電池、ペーパリチウム電池 など各種の蓄電池やコンデンサー等が使用可能であるが、省スペースや蓄電池の 廃棄時の安全性などの観点からニッケル水素が望ましい。
【0009】 また、本体1は手で握りやすいように曲面状の括れた形状となっており、本体 1の上面側へ湾曲した下面Dの両端部には、図2(a),(b)に示すように上 下に可動の2枚の板体7(鉄板等の強磁性体)で磁石8を挟持した脚体9が2箇 所に設けられており、鉄板などの強磁性体で形成された取付け面に吸着させるこ とができる。また、上述したように本体1の下面が湾曲しており、しかも板体7 が上下に可動することができるので、本体1の取付け面が凸状となっていても、 取付け面が本体1に接触することがなく、本体1を容易に取付け作業することが できる。なお、板体7の可動は上下方向だけでなく、左右方向に回動させること によって、太陽光の受光方向に応じて可変させるべく調節機構を具備させるよう にしてもよい。
【0010】 次に、発光体5,6点灯作動について説明する。本体1内は例えば図3に示す ような回路構成となっており、太陽電池3と並列に蓄電池4、付加機能回路(付 設した電気器具を作動させるための回路であり、回路内に設けられたスイッチン グ素子をオンオフすることにより電力の供給制御を行う)10、点滅回路11、 発光体5,6がそれぞれ接続されており、本体1の例えば側面などに手動のスイ ッチA,Bが設けられ、脚体9の近傍にはスイッチCが設けられている。ここで 、スイッチAは発光体5,6及び付加機能回路10に電力を供給するか否かを決 定するためのものであり、スイッチBは発光体5または6のいずれを作動させる かを決定するためのものであり、スイッチCは図4(a)に示すように、脚体9 の近傍にリミットスイッチ12を設け、脚体9が強磁性体の板体Mに吸着してい る場合には、リミットスイッチ12も板体Mにより押圧されてオフ状態に維持さ れ、脚体9が板体Mから離れるとリミットスイッチ12も板体Mから離れるので オン状態となるように構成され、このスイッチがオンで蓄電池4が満充電であれ ば付加機能回路10を作動させることができる。なお、このスイッチCは、図3 (b)のように、脚体9の近傍にリードスイッチ13を設け、脚体9が強磁性体 の板体Mに吸着している場合には、板体Mに近接して設けた磁石MGの磁気に感 応してリードスイッチ13はオフ状態に維持され、脚体9が板体Mから離れると リードスイッチ13も磁石MGから離れるのでオン状態とするようにしてもよい 。
【0011】 今、スイッチAとスイッチCがともにオンであり、かつスイッチBが発光体を 作動させるように位置していれば、発光体5または6を作動させることができる 。また、スイッチAがオンでスイッチCがオフであり、かつ蓄電池4が満充電で あれば付加機能回路10を作動させることができ、またこのとき、蓄電池4が満 充電でなければ付加機能回路10の作動を禁止する。ここで、蓄電池4が満充電 であるか否かは付加機能回路10に設けられたツェナーダイオードにより検出で きる。また、スイッチAがオフであれば発光体5,6及び付加機能回路10の全 ての作動が禁止される。なお、上記回路構成は一例であり、例えば発光体5,6 を同時に作動させるようにしてもよいし、その他各スイッチの制御は適宜変更し 実施しうるものである。
【0012】 次に、上記可搬型照明装置Sの他の実施例について説明する。図5に示すよう に本体1を設置する設置台Bに開口部Wを設け、この箇所に芳香剤やスピーカや 発光体などを配置することにより、例えば蓄電手段が満充電となると自動的に芳 香を発するようにしたり、ベル、音声、発光等の信号を発生させることにより、 蓄電手段の充電が完了したことを知らせるようさせ、さらに、充電完了を知るこ とにより余剰の電力を他の電気製品、例えばラジオ、電卓、超音波防虫装置など に利用させるように構成してもよい。また、上記実施例のように磁石を利用した 脚体のかわりに例えば吸盤を用いれば、本体を必ずしも強磁性の板に取り付ける 必要がなく、種々の取付け面に設置が可能となり、本考案の要旨を逸脱しない範 囲内で適宜変更し実施しうる。
【0013】
以上説明したように、本考案の可搬型照明装置によれば、移動する車室内のよ うな振動や衝撃の激しい場所でも、太陽電池を安定して発電させることができ、 蓄電池を効率よく充電でき、非常灯として好適な可搬型照明装置を提供すること ができる。
【図1】本考案に係る可搬型照明装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】(a)は可搬型照明装置を平面上に設置した様
子を示す側面図である。(b)は可搬型照明装置を曲面
上に設置した様子を示す側面図である。
子を示す側面図である。(b)は可搬型照明装置を曲面
上に設置した様子を示す側面図である。
【図3】(a),(b)はそれぞれ脚体の近傍に設けた
スイッチの一態様を示す概略側面図である。
スイッチの一態様を示す概略側面図である。
【図4】可搬型照明装置の回路構成例を示す図である。
【図5】可搬型照明装置の応用例を示す斜視図である。
【図6】従来の可搬型照明装置を示す斜視図である。
1 ・・・ 本体 2 ・・・ カバー体 3 ・・・ 太陽電池 4 ・・・ 蓄電池 5 ・・・ 発光体 6 ・・・ 発光体 7 ・・・ 板体 8 ・・・ 磁石 9 ・・・ 脚体 10 ・・・ 付加機能
回路 11 ・・・ 点滅回路 A,B,C ・・・ スイッチ
回路 11 ・・・ 点滅回路 A,B,C ・・・ スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺状本体の少なくとも一端部に発光体
を設け、該本体の一主面側に太陽電池を設け、他の主面
側に本体を壁面等の取付け面に半固定する脚体を設ける
とともに、前記本体内に前記太陽電池により充電される
蓄電手段を内蔵して、該蓄電手段でもって前記発光体を
点灯させるべく構成したことを特徴とする可搬型照明装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8991791U JPH0541001U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 可搬型照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8991791U JPH0541001U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 可搬型照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541001U true JPH0541001U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=13984062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8991791U Pending JPH0541001U (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 可搬型照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541001U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012064507A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯式の照明 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP8991791U patent/JPH0541001U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012064507A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 携帯式の照明 |
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