JPH054082A - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置

Info

Publication number
JPH054082A
JPH054082A JP18163291A JP18163291A JPH054082A JP H054082 A JPH054082 A JP H054082A JP 18163291 A JP18163291 A JP 18163291A JP 18163291 A JP18163291 A JP 18163291A JP H054082 A JPH054082 A JP H054082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor member
air
water
peripheral wall
cleaning material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18163291A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Kakinuma
正 柿沼
Kosuke Nishigori
宏介 錦織
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP18163291A priority Critical patent/JPH054082A/ja
Publication of JPH054082A publication Critical patent/JPH054082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
  • Physical Water Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、紫外線ランプのジャケットの洗浄の
ための繊維製小球などを有するが、水処理速度が早い、
水処理装置を提供することを目的としている。 【構成】槽1内の上方に有底の石英ガラス製のジャケッ
ト2に収納された適数個の紫外線ランプ3がそれぞれ垂
直に配置され、ジャケット2の下方に配置された通気通
水性の床部材4の上に繊維球などからなる多数の洗浄材
からなる層5が形成され、床部材4の下方または洗浄材
層5中に、洗浄材を洗浄する時に洗浄材を水中に舞い上
がらせる空気を送り出す空気噴出口を備えた散気管6が
配置されている水処理装置において、床部材4が下方に
突出し、床部材4の周壁4aが槽1の内壁から床部材4
の底部4bに向かって内方に傾斜し、床部材4内の洗浄
材層5は床部材4の周壁4aの途中までの深さに形成さ
れ、床部材4の周壁4aに洗浄材層5により塞がれてい
ない箇所4cが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水処理装置、殊に紫外
線ランプなどの殺菌ランプを用いた水処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】紫外線ランプを用いて池水の浄化、プー
ルの水の殺菌、有機物の光分解等をする装置としては種
々あるが、その中でも紫外線ランプと、繊維製小球など
からなる多数の濾過材を組み合わせた水処理装置があ
る。これは図2のように槽20内に、石英ガラス等から
なる透明なジャケット21内に収納された紫外線ランプ
22を適数個配置し、槽の中ほどに通気通水性の濾床2
3を設けてこの上に繊維製小球などからなる濾過材を多
数個配して層状にしてなる濾過層24が形成され、濾床
23の下方には空気噴出口25aを備えた散気管25が
配置されている。ジャケット21と紫外線ランプ22と
の間の空間における空気に紫外線があたることにより発
生したオゾンはオゾン捕集管26を介して集められオゾ
ン注入ブロワ27により注入管28を介してジャケット
21の下方付近に注入される。29は水位センサであ
る。
【0003】処理されるべき水は、給水口24から連続
的に槽20内に入り、紫外線ランプ22からの紫外線に
より水中の細菌類が殺菌され、またオゾンにより有機物
や悪臭の成分が分解される。水中の浮遊物や分解生成物
は濾過層24により濾過され、浄化された水は出水口3
0から連続的に排出される。濾過層24の濾過機能が低
下してきた時は、給排水を止め濾過材を洗浄する。洗浄
は外部のブロワ(図示せず)から散気管25へ空気をお
くることにより行う。散気管25から噴出した空気によ
り濾過材24は水中で舞い上がり勢いよく槽20内を循
環し、濾過材同志あるいは槽20の璧やジャケット2
1、濾床23等にぶつかって、濾過材に吸着された物質
が取り除かれて濾過材がきれいになると共に、槽内璧も
きれいになり、さらには透明なジャケット21の外壁の
汚れが取れて紫外線の透過率もよくなる。洗浄が終わる
と汚れた水はドレイン31から排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来装置
では繊維製小球などからなる濾過材を、濾過と共にジャ
ケットの洗浄にも使用するようになされているが、繊維
製小球によるジャケットの洗浄は必要だが、濾過機能は
必要としないかまたは別の方法で行う水処理装置では、
繊維製小球からなる濾過層があるために水の通過速度が
遅くなり、迅速な水処理を阻害していた。
【0005】本発明は、紫外線ランプのジャケットの洗
浄のための繊維製小球を有するが、水処理速度が早い、
紫外線ランプを用いた水処理装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、槽内の上方に有底の石英ガラス製のジャ
ケットに収納された適数個の紫外線ランプがそれぞれ垂
直に配置され、ジャケットの下方に配置された通気通水
性の床部材の上に繊維球などからなる多数の洗浄材から
なる層が形成され、床部材の下方または洗浄材層中に、
洗浄材を洗浄する時に洗浄材を水中に舞い上がらせる空
気を送り出す空気噴出口を備えた散気管が配置されてい
る水処理装置において、床部材が下方に突出し、床部材
の周壁が槽の内壁から床部材の底部に向かって内方に傾
斜し、床部材内の洗浄材層は床部材の周壁の途中までの
深さに形成され、床部材の周壁に洗浄材層により塞がれ
ていない箇所が設けられているように構成した。また、
床部材の底部ないし周壁に空気漏れ防止部材が設けられ
ているように構成した。
【0007】
【作用】紫外線ランプの紫外線により水中の細菌類が殺
菌され、またオゾンにより有機物や悪臭の成分が分解さ
れ処理された水は、床部材の周壁に洗浄材層により塞が
れていない箇所を通って下方に迅速に移動し排出され
る。ジャケットを洗浄する時は、散気管に空気を送ると
空気噴出口列から空気が広い空気噴出幅で噴出し、洗浄
材を水中に舞い上がらせ、洗浄材は勢いよくジャケット
にぶつかって、透明なジャケットの外壁の汚れを取る。
床部材の底部ないし周壁に設けられた空気漏れ防止部材
により散気管からの空気は、床部材の周壁の洗浄材層に
より塞がれていない箇所に回ることなく洗浄材層に噴射
される。
【0008】
【実施例】図1において、槽1内に、石英ガラス等から
なる透明なジャケット2内に収納された紫外線ランプ3
が適数個配置されて,槽1の中ほどに網からなる床部材
4が形成されている。この床部材4は下方に突出し、床
部材の周壁4aは槽1の内壁から床部材の底部4bに向
かって内方に傾斜している。床部材の上には網目を通過
できない大きさの合成繊維製小球などからなる多数の洗
浄材が堆積して洗浄材層5を形成し、この洗浄材層5は
床部材4の周壁4aの途中までの深さに形成され、床部
材の周壁4aに洗浄材層5により塞がれていない箇所4
cが設けられている。床部材4の底部4bの下には空気
噴出口を備えた散気管6が配置され、この散気管6はブ
ロワ7に接続されている。ブロワは槽1の外部に設けて
もよい。床部材4の底部4bの外周には空気漏れ防止部
材8が設けられ、散気管6から噴出した空気が床部材4
の周壁4aの方に行かず、もっぱら床部材4の底部4b
にいくようにしている。空気漏れ防止部材8は床部材4
の周壁4aの洗浄材層5が終わった箇所4cの手前に設
けてもよい。ジャケット2と紫外線ランプ3との間の空
間において紫外線により発生したオゾンはオゾン捕集管
9を介して集められオゾン注入ブロワ10により注入管
11を介してジャケット2の下方付近に送られ拡散され
る。12は水位センサである。処理すべき水は、給水口
13から連続的に槽1内に入り、紫外線ランプ3により
紫外線により水中の細菌類が殺菌され、またオゾンによ
り有機物や悪臭の成分が分解されるなど紫外線処理され
た水は、床部材の周壁4aの洗浄材層5により塞がれて
いない箇所4cを通って、槽1の下方に流れ出水口14
から連続的に排出される。
【0009】紫外線ランプのジャケット11の外壁が汚
れ紫外線の透過率が低下してきたときは、給排水を止め
ブロワ7から散気管6へ空気をおくる。散気管6から噴
出した空気により洗浄材層5の繊維製小球からなる洗浄
材は水中で舞い上がり勢いよく槽1内を循環し、ジャケ
ット3にぶつかりジャケット3の外壁の汚れを取る。な
お洗浄材同志もぶつかりまた槽内璧や床部材にぶつかっ
て、洗浄材自身や、槽内壁、床部材もきれいになる。洗
浄が終わると汚れた水はドレイン15から排出される。
【0010】床部材4の形状は実施例のものに限らず、
また網以外の通気通水性のものを用いてもよい。洗浄材
は、散気管6から空気を噴出した時に水中で舞い上が
り、ぶつかって汚れをとる機能を有するものであれば合
成繊維を球形状にしたものに限らず、他の材質及び形状
のものでもよい。散気管6は濾過層5中に配置されてい
てもよい。散気管6に空気を供給するブロワは、槽外に
配置されていてもよい。また、空気漏れ防止部材8は必
須のものではなく、なくてもよい、オゾン捕集管7、オ
ゾン注入ブロワ8、注入管9などからなるオゾン捕集装
置も別の構造のオゾン捕集装置を用いてもあるいは、オ
ゾナイザー(オゾン発生器)を別途設けてもよい。
【0011】
【発明の効果】本発明では、洗浄材層を支える床部材の
周壁に洗浄材層により塞がれていない箇所があるので、
紫外線処理された水は、床部材の周壁の洗浄材層により
塞がれていない箇所を通ってすみやかに排出されるの
で、処理が迅速にできる。また空気漏れ防止部材が設け
られていると、散気管からの空気は、床部材の周壁の洗
浄材により塞がれていない箇所に回ることなく洗浄材層
にもっぱら噴射され効率よく洗浄材を水中に舞い上がら
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水処理装置の一実施例の断面図。
【図2】従来の水処理装置の断面図。
【符号の説明】
1 槽 2 ジャケット 3 紫外線ランプ 4 床部材 4a 周壁 4b 底部 4c 洗浄材層により塞がれていない箇所 5 洗浄材層 6 散気管 13 給水口 14 出水口 15 ドレイン
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 29/62 C02F 1/78 9045−4D

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】槽内の上方に有底の石英ガラス製のジャケ
    ットに収納された適数個の紫外線ランプがそれぞれ垂直
    に配置され、ジャケットの下方に配置された通気通水性
    の床部材の上に繊維球などからなる多数の洗浄材からな
    る層が形成され、床部材の下方または洗浄材層中に、洗
    浄材を洗浄する時に洗浄材を水中に舞い上がらせる空気
    を送り出す空気噴出口を備えた散気管が配置されている
    水処理装置において、床部材が下方に突出し、床部材の
    周壁が槽の内壁から床部材の底部に向かって内方に傾斜
    し、床部材内の洗浄材層は床部材の周壁の途中までの深
    さに形成され、床部材の周壁に洗浄材層により塞がれて
    いない箇所が設けられていることを特徴とする水処理装
    置。
  2. 【請求項2】床部材の底部ないし周壁に空気漏れ防止部
    材が設けられている、請求項1に記載の水処理装置。
JP18163291A 1991-06-27 1991-06-27 水処理装置 Pending JPH054082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18163291A JPH054082A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18163291A JPH054082A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 水処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH054082A true JPH054082A (ja) 1993-01-14

Family

ID=16104165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18163291A Pending JPH054082A (ja) 1991-06-27 1991-06-27 水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH054082A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100676953B1 (ko) * 2005-08-31 2007-02-01 박순식 액체 청정 여과장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100676953B1 (ko) * 2005-08-31 2007-02-01 박순식 액체 청정 여과장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002316148A (ja) 汚水の浄化装置
KR20200134738A (ko) 공기정화기
KR101817981B1 (ko) 분수대 및 일반 용수 정수장치
JPH054082A (ja) 水処理装置
KR20200088110A (ko) 물 분무를 이용한 공기 정화 장치
JPH054083A (ja) 水処理装置
JPH0515873A (ja) 水処理装置
CN108626806A (zh) 一种空气净化方法和基于该方法的空气净化装置
JPH0325702B2 (ja)
JP2708086B2 (ja) 浄水装置
JP3121160B2 (ja) 気体の除塵・除菌装置
KR20100106719A (ko) 물놀이 놀이터에 설치되는 물놀이 기구의 물공급 및 배수 여과장치
JP3156800B2 (ja) 水処理装置
KR0146320B1 (ko) 공기 청정장치
KR970006462B1 (ko) 오수 처리 장치
JPH04131178A (ja) 水処理装置
JPH0670505B2 (ja) 水洗浄式空気清浄,除菌装置
KR102475559B1 (ko) 소독제를 이용한 질병 확산 저감형 공기청정기
JP3851700B2 (ja) 浴水循環装置における殺菌装置
CN210584323U (zh) 一种智能一体扰流喷淋除臭设备
JP4203793B2 (ja) 殺菌装置
JPH06165982A (ja) 水処理装置における結露防止構造
KR200144129Y1 (ko) 수족관을 이용한 공기정화 및 가습장치
KR102681426B1 (ko) 공동주택의 현관 에어샤워 시스템
JPH05131195A (ja) 水槽のオゾンによる浄化方法とその装置