JPH0540680A - フアイル階層管理システム - Google Patents

フアイル階層管理システム

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JPH0540680A
JPH0540680A JP3195251A JP19525191A JPH0540680A JP H0540680 A JPH0540680 A JP H0540680A JP 3195251 A JP3195251 A JP 3195251A JP 19525191 A JP19525191 A JP 19525191A JP H0540680 A JPH0540680 A JP H0540680A
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JP
Japan
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file
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directory
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module
Prior art date
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JP3195251A
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English (en)
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Tsutomu Shomura
勉 正村
Tetsuo Abe
哲男 安部
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で参照対象のファイルを迅速に取
り出すことができ、また参照対象のファイルが別の階層
に移動した場合でも、それに伴う存在場所等の変更作業
を軽微なものに止めることができるようにする。 【構成】 プログラムからのファイル作成要求に対して
ファイルを作成する際に、システムに固有の名称を付与
し、その名称とディレクトリとを一対にしてインデック
ス情報として記憶しておき、任意のファイルを参照する
場合は、そのファイル名称を指定するのみで該当するフ
ァイルを検索するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】パーソナルコンピュータやワーク
ステーションなどで作成したファイルを階層構造で管理
するファイル階層管理システムに係り、特にファイル内
に他のファイルの内容を取り込んで使用する場合に好適
なファイル階層管理システムに関する
【0002】
【従来の技術】周知のように、パーソナルコンピュータ
やワークステーションなどのプログラムで作成したファ
イルは、オペレーティングシステムと呼ばれる基本ソフ
トウェアに付随させたファイル管理部が行っている。こ
のファイル管理部で作成されるファイルは、通常、階層
構造の論理的な存在場所を示すディレクトリと呼ばれる
情報によって管理され、例えば、8〜256文字からな
る名称を付けて管理されるようになっている。この場
合、ディレクトリ自身にも同じように名称を付けて管理
するが、階層が複雑になるほど目的とするファイルが存
在する階層を検索するのに手間がかかる。そこで、最近
のパーソナルコンピュータやワークステーションなどに
おいては、ファイルの一覧をディスプレイなどの表示画
面に表示し、ファイルの検索を支援する機能を具備させ
るのが標準的になってきている。
【0003】このようにファイルを階層構造で管理する
パーソナルコンピュータやワークステーションなどにお
いては、最近では、ユ−ザのソフトウェア開発に要する
負担を軽減するために、「ソフトウェア開発支援ツ−
ル」と呼ばれるソフトウェアを使用し、ユ−ザ独自のソ
フトウェアの開発を支援するという開発手法が多く採用
されるようになって来ているが、このソフトウェア開発
支援ツ−ルを用いたプログラム作成作業においては、作
成しようとしているプログラムが出力するファイルの中
に他のプログラムが出力するファイルの内容を参照し、
目的とするプログラムを作成する場合が多い。
【0004】そこで、現在作成しているファイルから別
のファイルを参照するための管理方法として、(1)オ
ペレーティングシステムが提供しているファイル管理機
能を利用し、プログラム作成担当者に、その都度ファイ
ルの物理的な存在場所を指定させる方法、(2)ファイ
ルの中に参照対象のファイルの物理的な存在場所を含め
て記憶させておく方法、(3)参照するファイルが多
く、その存在する場所が特定できない場合は、オペレー
ティングシステムが提供しているファイル管理機能を利
用せずに、独自にファイル管理ソフトウェアを開発し、
ファイルを階層構造で管理するのでなく、ファイルの存
在場所を固定にし、かつ単一レベル構造で管理し、プロ
グラム作成担当者にはあたかも階層管理しているように
シミュレートする方法、などの方法が実施されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に、作成しようとしているプログラムが出力するファイ
ルの中に他のプログラムが出力するファイルの内容を参
照し、目的とするプログラムを作成する場合、その作成
作業を効率良く進めるためには、対象とするファイルを
簡単な操作で参照することができるといった操作性と、
参照しようとするファイルを迅速に検出できるといった
迅速性とが同時に要求される。
【0006】しかしながら、上記(1)のオペレーティ
ングシステムが提供しているファイル管理機能を利用し
た管理方法では、ファイル名称とその存在場所とを対に
して覚えておき、参照しようとするファイルの物理的な
存在場所をプログラム開発担当者が毎回指定しなければ
ならないので、操作が極めて面倒で、かつ管理が煩雑に
なったうえ、所望のファイルを迅速に参照できないとい
う問題がある。
【0007】また、(2)のファイル名称とその存在場
所とをファイルの中に記憶させておく方法では、参照対
象のファイルが別の階層に移動したような場合には、す
でに記憶させた「存在場所」の情報を全て変更しなけら
ばならないという二次的な作業が発生し、その作業が面
倒になって操作性が低下し、しかも階層を移動する前の
作業が無駄になってしまう問題がある。
【0008】これに対し、(3)のオペレーティングシ
ステムとは別に独自に単一レベルでファイル管理を行う
方法では、ある特定の階層に存在するファイルを取り出
したりする場合、オペレーティングシステムと同様の階
層管理機能をさらに付加しなければならないので、管理
機構が複雑化したうえ、所望のファイルを迅速に参照で
きないという問題がある。
【0009】本発明はかかる問題を解決すべくなされた
もので、その目的は、簡単な操作で、かつ管理機構を複
雑化することなく、参照対象のファイルを迅速に参照す
ることができ、また参照対象のファイルが別の階層に移
動した場合でも、それに伴う存在場所等の変更作業を軽
微なものに止めることができるファイル階層管理システ
ムを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、外部からのファイル作成要求に対して階層
構造のファイルを作成するファイル作成手段と、このフ
ァイル作成手段が作成したファイルの存在場所を示すデ
ィレクトリを作成するディレクトリ作成手段と、前記フ
ァイル作成手段が作成したファイルにシステムに固有の
名称を付与するファイル名称付与手段と、このファイル
名称付与手段が付与した名称のファイルについてファイ
ル名称と前記ディレクトリ作成手段が作成したディレク
トリとを一対にしてインデックス情報として格納する記
憶手段と、外部から指定されたファイル名称のファイル
について前記記憶手段に格納されたインデックス情報を
参照し、外部から指定されたファイルを検索する検索手
段とから構成した。
【0011】
【作用】上記手段によれば、プログラムからのファイル
作成要求に対してファイル作成手段がファイルを作成す
るが、この作成されたファイルに対しては、システムに
固有の名称が作成され、その名称とディレクトリ(存在
場所)とが一対にしてインデックス情報として記憶され
る。そして、ある任意のファイルを参照する場合に、そ
のファイル名称を指定すると、この指定された名称のフ
ァイルがインデックス情報を参照して検索される。
【0012】従って、あるファイルから他のファイルの
内容を参照する場合、そのための操作は参照対象のファ
イル名称を指定するだけの極めて簡単なものとなり、迅
速に所望の階層のファイルを参照することができる。
【0013】また、ファイルの存在場所が変更になった
場合は、その変更になったファイルの名称と対になって
いるディレクトリを変更するだけで済み、存在場所等の
変更作業を軽微なものに止めることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0015】図1は、本発明のファイル階層管理システ
ムの一実施例を示すブロック図である。この実施例はソ
フトウェア開発のための開発支援ツールと共に使用する
場合を想定して構成したものである。
【0016】図1において、1は本発明に係るファイル
階層管理システム、2は開発支援ツ−ル、3はこの開発
支援ツ−ル2を用いて開発するプログラムが作成した多
数のファイルを格納するファイル群、4は各ファイルの
名称とディレクトリとを対にしてインデックス情報とし
て記憶するインデックス情報ファイル、5はファイルの
一覧などを表示する表示装置である。
【0017】ここで、ファイル群3の中の記号A,B,
C,D,E,F等はプログラムが作成したファイルの名
称を表し、記号a,b,c,d,e等はそのディレクト
リを表している。インデックス情報ファイル4にはこれ
らの各ファイルに対応したレコ−ド40が設けられてい
る。そして、各レコ−ド40には、名称フィ−ルド41
とディレクトリフィ−ルド42が設けられ、A,B……
等のファイル名称と/a,/a/b,/a/c,……等
のディレクトリとが一対になってインデックス情報とし
て格納されている。なお、「/」の記号はル−トディレ
クトリを示す。
【0018】本発明に係るファイル階層管理システム1
は、開発しようとしているプログラムからのファイル作
成要求に対してファイルの階層を決定するファイル階層
作成モジュ−ル10と、このファイル階層作成モジュ−
ル10が決定した階層に階層構造のファイルを新規に作
成するファイル新規作成モジュ−ル11と、このファイ
ル新規作成モジュ−ル11が作成したファイルの存在場
所を示すディレクトリを作成するディレクトリ新規作成
モジュ−ル12と、ファイル新規作成モジュ−ル11が
作成したファイルにシステムに固有の名称を付与するフ
ァイル名称付与モジュ−ル13と、プログラムから指定
されたファイル名称のファイルについてインデックス情
報ファイル4を参照し、指定されたファイルを検索する
ファイル検索モジュ−ル14と、ファイル群3の中のフ
ァイルのうち指定されたファイルを指定されたディレク
トリに移動するファイル移動モジュ−ル15と、ファイ
ル群3の中のファイルのうち指定されたファイルを削除
するファイル削除モジュ−ル16と、表示装置5にファ
イルの一覧等を表示させるためのファイル階層表示モジ
ュ−ル17とから構成されている。
【0019】このうち、ファイル新規作成モジュ−ル1
1はファイル名称と存在場所(ディレクトリ)の引き渡
しエリア18を介して開発支援ツ−ル2と接続され、ま
たファイル検索モジュ−ル14はファイル名称と存在場
所(ディレクトリ)の引き渡しエリア19を介して開発
支援ツ−ル2と接続されている。
【0020】そして、ディレクトリ新規作成モジュ−ル
12は、具体的には、オペレーティングシステムの一部
であるファイル管理機能を用いて実現されている。
【0021】また、ファイル名称付与モジュール13
は、図2に示すように、ファイル名称管理テ−ブル13
0と、ファイル名称更新部132と、ファイル名称決定
部133とから構成され、ファイル名称決定部133は
ファイル名称管理テ−ブル130に格納されている次の
ファイル名称131を、新たなファイル作成要求に対す
るファイル名称21として決定し、ファイル新規作成モ
ジュ−ル11およびディレクトリ新規作成モジュ−ル1
2に引き渡す。その後、ファイル名称更新部132がフ
ァイル名称管理テ−ブル130に格納されているファイ
ル名称を新たな名称に更新する。
【0022】ここで、ファイル名称の更新に際しては、
システムに固有の名称にする必要があるが、これは例え
ば図3および図4のフロ−に示すような手順によって実
現することができる。すなわち、図5(a)に示すよう
に、ファイル名称131を4桁の64進数で構成し、そ
の上位桁にグル−プ識別子131Aを付加した構成に
し、このグル−プ識別子Aと共にファイル名称131を
ファイル管理テ−ブル130に格納するようにする。そ
して、ファイルの新規作成に際しては、プログラムから
ファイル名称のグル−プを指定させるようにしておく。
この場合、グル−プとは、ファイル名称の大分類に相当
するもので、必須のものではない。
【0023】そこで、ファイルの新規作成要求があった
ならば、ファイル名称決定部133は、図3のフロ−チ
ャ−トに示す処理を起動し、まず、その新規作成要求に
付随して入力されたファイル名称のグル−プを示す情報
によってファイル名称のグル−プを選択する(ステップ
1320)。次に、そのグル−プに対応する識別子13
1Aを持つファイル管理テ−ブル130のレコ−ドから
新規に作成するファイルの名称131を取り出し、これ
をファイル新規作成モジュ−ル11およびディレクトリ
新規作成モジュ−ル12に引き渡す(ステップ132
1)。この後、図4に示す次の名称作成ル−チンを呼出
し、このル−チンにおいてそのグル−プで今回使用した
ファイル名称を次に付与すべき新たな名称に更新する
(ステップ1322)。そして、次のステップ1323
においてファイル名称管理テ−ブル130における該当
するグル−プのファイル名称131を更新しておく。
【0024】図4の次の名称作成ル−チンにおいては、
最初のステップ1330において、今回使用した4桁の
ファイル名称の中の「+」、「@」の文字コ−ドがあれ
ば、これを「+」は「.」に、「@」は「/」にそれぞ
れ変換する。これは、一般的な計算機システムに準備さ
れている64進数/10進数変換の関数を利用して同一
名称が存在しないファイル名称を作しようとした場合
に、「/」はディレクトリの階層を示す文字コ−ドとし
て一般的に使用され、「.」はワイルドカ−ドを示す文
字コ−ドとして一般的に使用されているので、これらの
「/」および「.」の文字コ−ドがファイル名称のいず
れかの桁位置に現われると不都合が生じる。そこで、6
4進数/10進数変換の関数を利用してファイル名称を
順次更新するが、その結果、「/」および「.」の文字
コ−ドを含んだファイル名称になったならば、上記のよ
うな不都合を避けるために、「.」は「+」に、「/」
は「@」にそれぞれ変換し、その変換後の文字コ−ドを
最終的なファイル名称として採用するようにしているか
らである。
【0025】したがって、この最初のステップ1330
においては、今回使用したファイル名称の各文字コ−ド
を標準の64進数に戻す処理を行っていることになる。
【0026】次に、64進数に戻したファイル名称を1
0進数のファイル名称に変換する(ステップ133
1)。そして、最下位の桁に「1」を加算し、10進数
でのファイル名称を1つだけ更新する(ステップ133
2)。その後、10進数のファイル名称を64進数のフ
ァイル名称に変換し(ステップ1333)、次に、上記
の理由により、64進数の4桁の文字コ−ドからなるフ
ァイル名称の中に「/」および「.」の文字コ−ドがあ
れば、「.」は「+」に、「/」は「@」にそれぞれ変
換し、その変換後のファイル名称を最終的に次に使用す
べきファイル名称として採用し(ステップ1334)、
次のステップ1335においてファイル名称管理テ−ブ
ル130における該当するグル−プのファイル名称13
1を更新する。
【0027】このような手順により、システムに固有の
名称をグル−プ別に付与することが可能になる。
【0028】〔ファイルの新規作成〕次に、新規にファ
イルの作成要求が発生した場合の動作について図6のフ
ロ−チャ−トを参照して説明する。
【0029】まず、開発支援ツール2を用いて開発して
いるプログラムからファイルの新規作成要求が発生し、
かつファイル階層表示モジュ−ル17を介した表示装置
5からプログラム作成担当者によるファイルの作成場所
(作成階層)の指定がなされると(ステップ100)、
ファイル階層作成モジュ−ル10はそのファイル新規作
成要求に対して作成するファイルの階層をプログラム作
成担当者から指定された階層に決定し、その階層を示す
作成場所の情報20をファイル新規モジュ−ル11に通
知すると共に、ディレクトリ新規作成モジュ−ル12に
対してその作成場所に対応したディレクトリを作成する
ように指示する。
【0030】そこで、ファイル新規作成モジュール11
はファイル名称付与モジュ−ル13に対し、システムに
固有の名称を作成するように要求する。一方、ディレク
トリ新規作成モジュ−ル12は新規ファイルのディレク
トリを作成したならば、作成終了をファイル名称付与モ
ジュ−ル13に通知する。
【0031】そこで、ファイル名称付与モジュ−ル13
は、システム内において固有のファイル名称を作成し、
その作成した名称21をファイル新規作成モジュ−ル1
1およびディレクトリ新規作成モジュ−ル12に返信す
る(ステップ101)。ファイル新規作成モジュ−ル1
1はファイル群3の中の階層のうち作成場所の情報20
で指定された階層に新規のファイルを作成する(ステッ
プ102)。
【0032】ファイル新規作成モジュ−ル11は、ファ
イルの新規作成が終ると、その名称とディレクトリ新規
作成モジュ−ル12が作成したディレクトリを対にして
インデックス情報としてインデックス情報ファイル4に
格納する。これによって、インデックス情報ファイル4
のインデックス情報はファイル群3に作成されている複
数のファイルの階層構造に対応したものに更新される
(ステップ103)。
【0033】そして、ファイル新規作成モジュ−ル11
は、引き渡しエリア18に今回新規に作成したファイル
名称22を設定し、開発支援ツ−ル2に通知する(ステ
ップ104)。開発支援ツ−ル2は通知されたファイル
名称をファイル名称一覧として記憶し、開発支援ツ−ル
2を用いて作成しているプログラムがいずれかのファイ
ルを参照する場合の情報として提供する。
【0034】〔ファイルの入出力〕次に、開発支援ツー
ル2が記憶しているファイル名称をもとにいずれかのフ
ァイルを入出力する場合は、引渡しエリア19のファイ
ル名称24に入出力したいファイル名称を設定し、ファ
イル検索モジュール14を呼び出す。すると、ファイル
検索モジュール14は、インデックス情報ファイル4の
インデック情報を読み込み、その中に開発支援ツ−ル2
から指定されたファイル名称24と同一のファイル名称
が格納されているかどうかを検索する。その結果、同一
のファイル名称が格納されていたならば、それと対にな
っているディレクトリを抽出し、引き渡しエリア19の
存在場所25に設定し、開発支援ツール2に引き渡す。
【0035】開発支援ツール2は、引渡しエリア19か
ら通知された存在場所25の情報をもとに目的とするフ
ァイルの入出力を行う。
【0036】〔ファイルの移動〕ファイルをファイル群
12の中で移動する場合は、ファイル移動モジュール1
5を使用して行う。まず、ファイル階層表示モジュール
17を用い表示装置5にファイルの一覧を表示させる。
プログラム作成担当者は表示装置5の表示内容を見なが
ら移動対象のファイルを選択し、さらにその移動先の階
層を指定し、この後にファイル移動モジュール15にフ
ァイルの移動を指示する。
【0037】すると、ファイル移動モジュール15は指
定されたファイルを指定された移動先の階層に移動した
後、インデックス情報ファイル4の中の該当するインデ
ックス情報のディレクトリを更新する。これにより、フ
ァイルを移動しても、インデックス情報は、常に最新の
ファイル階層に対応したものに維持される。
【0038】〔ファイルの削除〕いずれかのファイルを
ファイル群12の中から削除する場合は、ファイル削除
モジュール16を使用して行う。まず、ファイル階層表
示モジュール17を用い表示装置5にファイルの一覧を
表示させる。プログラム作成担当者は表示装置5の表示
内容を見ながら削除対象のファイルを選択し、この後に
ファイル削除モジュール16にファイルの削除を指示す
る。
【0039】すると、ファイル削除モジュール16は指
定されたファイルを削除した後、インデックス情報ファ
イル4の中の該当するインデックス情報を削除する。こ
れにより、ファイルを削除しても、インデックス情報
は、常に最新のファイル階層に対応したものに維持され
る。
【0040】なお、ファイルの複写についても同様にし
て実現することができる。
【0041】また、ディレクトリ新規作成モジュ−ル1
2はオペレーティングシステムのファイル管理機能を利
用したが、これと同等機能のモジュ−ルによって構成す
ることができることは言うまでもない。ただし、オペレ
ーティングシステムのファイル管理機能を利用した場
合、ファイルの容量をオペレーティングシステムが管理
し得る限度まで許容できるという利点がある。
【0042】さらに、大型計算機等においてデ−タセッ
ト名称とディレクトリとを格納してデ−タセットの管理
を行うカタログ管理という手法が知られているが、この
手法にあっては一連の作業内だけでデ−タセット名称と
ディレクトリとが管理されるだけである。したがって、
本実施例のように、永久的にデ−タセット名称(ファイ
ル名称)とディレクトリとを保持し、デ−タセット名称
を入力するのみで該当するデ−タセットを取り出すとい
う管理は実現できない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
外部からのファイル作成要求に対して階層構造のファイ
ルを作成するファイル作成手段と、このファイル作成手
段が作成したファイルの存在場所を示すディレクトリを
作成するディレクトリ作成手段と、前記ファイル作成手
段が作成したファイルにシステムに固有の名称を付与す
るファイル名称付与手段と、このファイル名称付与手段
が付与した名称のファイルについてファイル名称と前記
ディレクトリ作成手段が作成したディレクトリとを一対
にしてインデックス情報として格納する記憶手段と、外
部から指定されたファイル名称のファイルについて前記
記憶手段に格納されたインデックス情報を参照し、外部
から指定されたファイルを検索する検索手段とから構成
したので、あるファイルから他のファイルの内容を参照
する場合、参照対象のファイル名称を指定するだけの簡
単な操作で参照対象のファイルを迅速に取り出すことが
できる。
【0044】また、ファイルを別のディレクトリに移動
したり、削除した場合は、そのファイルの名称と対にな
っているディレクトリを変更するだけで済むので、それ
に伴うディレクトリ等の変更作業を軽微なものに止め、
操作性の低下防止することができる。
【0045】さらに、ファイルを同一レベル構造で管理
するのでなく、階層構造で管理するようにしているの
で、管理機構を複雑化することなく所望の階層のファイ
ルを迅速に参照することができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を開発支援システムに適用した一実施例
を示すブロック図である。
【図2】ファイル名称付与モジュールの詳細構成を示す
ブロック図である。
【図3】ファイル名称付与モジュ−ルのファイル名称付
与手順を示すフロ−チャ−トである。
【図4】図3におけるファイル名称作成ル−チンの詳細
を示すフロ−チャ−トである。
【図5】ファイル名称付与モジュールが作成するファイ
ル名称の構成とファイル名称管理テ−ブルの構成を示す
説明図である。
【図6】ファイルを新規に作成する場合の手順を示すフ
ロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1…ファイル階層管理システム、2…開発支援ツ−ル、
3…ファイル群、4…インデックス情報ファイル、5…
表示装置、11…ファイル新規作成モジュ−ル、12…
ディレクトリ新規作成モジュ−ル、13…ファイル名称
付与モジュ−ル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルを階層構造で管理するファイル
    階層管理システムにおいて、外部からのファイル作成要
    求に対して階層構造のファイルを作成するファイル作成
    手段と、このファイル作成手段が作成したファイルの存
    在場所を示すディレクトリを作成するディレクトリ作成
    手段と、前記ファイル作成手段が作成したファイルにシ
    ステムに固有の名称を付与するファイル名称付与手段
    と、このファイル名称付与手段が付与した名称のファイ
    ルについてファイル名称と前記ディレクトリ作成手段が
    作成したディレクトリとを一対にしてインデックス情報
    として格納する記憶手段と、外部から指定されたファイ
    ル名称のファイルについて前記記憶手段に格納されたイ
    ンデックス情報を参照し、外部から指定されたファイル
    を検索する検索手段とを備えることを特徴とするファイ
    ル階層管理システム。
JP3195251A 1991-08-05 1991-08-05 フアイル階層管理システム Pending JPH0540680A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7454405B2 (en) 2004-08-17 2008-11-18 Fujitsu Limited File management program, file management process, and file management apparatus
JP2010237866A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Nomura Research Institute Ltd ファイル検索装置及びファイル検索方法、並びにプログラム

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