JPH0540210A - 光分岐線路の終端装置 - Google Patents

光分岐線路の終端装置

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JPH0540210A
JPH0540210A JP3221040A JP22104091A JPH0540210A JP H0540210 A JPH0540210 A JP H0540210A JP 3221040 A JP3221040 A JP 3221040A JP 22104091 A JP22104091 A JP 22104091A JP H0540210 A JPH0540210 A JP H0540210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
branch line
connector
optical fiber
terminating device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3221040A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Omae
和哉 大前
Seiya Shinoda
誠也 篠田
Morio Handa
守男 半田
Tadashi Hasegawa
匡志 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPH0540210A publication Critical patent/JPH0540210A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光分岐通信システムにおいて、光分岐線路の
開放端での反射光を防止する。 【構成】 光分岐線路のコネクタに接続する終端装置7
の本体9内にフェルール10を収容し、このフェルール10
内に終端光ファイバとして機能する光ファイバコード11
を収容する。フェルール10の後端面、つまり光ファイバ
コード11の後端面に光ファイバコード11の前端側から入
り込む光信号を無反射で外に出す傾斜面13を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光通信を行う光
分岐線路の開放端末部に装着される終端装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光通信システムでは、図3に示す如く、
通信本部である局側で光線路1は光増幅器2を通した
後、複数に分岐され、各光分岐線路3の端末部に接続コ
ネクタ4が設けられる。この接続コネクタ4に加入者側
の光線路15のコネクタ16を接続することで、局側を中継
点として加入者間での光通信が行われる。一般に、光分
岐線路3の接続コネクタ4に加入者側の光線路15を接続
しない場合には、加入者側のコネクタ16を光分岐線路3
の接続コネクタ4から取り外し、光分岐線路3の接続コ
ネクタ4を開放端としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接続コ
ネクタ4を光分岐線路3の開放端としたとき、局側から
光増幅器2を通して各光分岐線路3に送られてくる光信
号は開放端である光分岐線路3の端末部、つまり、接続
コネクタ4のファイバ端面から外に放出されるが、この
とき、図4に示すように、ファイバ端面から一部の光が
反射し、この反射光が局側に戻り、光信号の発光源であ
るレーザーダイオードの直線性を歪め、レーザーダイオ
ードの内部雑音を増加させるという問題が生じ、これに
起因して、光通信の伝送距離、伝送チャンネル数、光分
岐線路の分岐数が制限を受けるという問題が生じる。も
ちろん、局側には反射光を減衰して消滅させるアイソレ
ータが設けられているが、光分岐線路3のコネクタ開放
端から反射する光は光増幅器2を通るときに増幅されて
かなり大きな信号となるので、前記アイソレータで消滅
しきれない事態となり、前記伝送距離の制限等を受ける
ことになる。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するために
なされたものであり、その目的は、光分岐線路のコネク
タ開放端から反射する反射波の影響を効果的に解消する
ことができる光分岐線路の終端装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、次のように構成されている。すなわち、本
発明は、光分岐線路の端末部に接続コネクタが設けら
れ、この接続コネクタに着脱自在に結合されるコネクタ
タイプの終端装置であって、該終端装置は接続コネクタ
側の光分岐線路に接続される終端光ファイバを備え、こ
の終端光ファイバの終端面には該終端面の内側から外側
に出る光の反射を防止する傾斜面が形成されていること
を特徴として構成されている。
【0006】
【作用】上記構成の本発明において、光分岐線路の端末
部の接続コネクタに加入者側の光線路を接続しない場合
には、接続コネクタに本発明の終端装置を着脱自在に結
合する。そうすると、局側から送られてくる光信号は光
分岐線路から終端装置の終端光ファイバに入り、終端光
ファイバの終端面から外に放出される。このとき、終端
光ファイバの終端面には光の反射を防止する傾斜面が形
成されているので、終端光ファイバを通って外に出る光
は傾斜面から反射せず全て内側から外側に出ることとな
り、反射光が局側に戻って悪影響を及ぼすということは
なくなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には本発明に係る光分岐線路の終端装置の一
実施例の構成が示されており、図2にはこの終端装置を
光分岐線路3の接続コネクタ4に接続する状態の図が示
されている。これらの図において、従来例と同様に、光
分岐線路3は局側から図3の光増幅器2を通した後に光
線路1から複数に分岐されており、各光分岐線路3の端
末部には接続コネクタ4が接続されている。そして、こ
の接続コネクタ4はアダプタ5の一方側にねじの嵌め合
い等により結合されている。
【0008】このアダプタ5の他方側にも結合用のねじ
6が形成されており、このねじ6に終端装置7のスリー
ブ8の内周面に形成された雌ねじを嵌め合わせることに
より終端装置7はアダプタ5を介して接続コネクタ4と
接続される。
【0009】この終端装置7はその本体9内にフェルー
ル10を有しており、このフェルール10の中心孔には終端
光ファイバとしての光ファイバコード11が挿入固定され
ており、終端装置7を前記接続コネクタ4に接続したと
き、光分岐線路3と光ファイバコード11とが接続される
ようになっている。
【0010】本実施例において特徴的なことは、フェル
ール10の前端面14を凸面研摩し、フェルール10の後端面
12に傾斜面13を形成したことである。この傾斜面13の傾
斜角θはフェルール10の前端側から入ってくる光信号が
反射しなくなる臨界角以上の角度となっており、本実施
例では5°以上の角度にしてある。
【0011】本実施例では光ファイバコード11の後端
面、つまり終端面には傾斜面13が形成されることで、光
分岐線路3側から光ファイバコード11に入る光信号は光
ファイバコード11の内側から外側に無反射で出ることと
なり、傾斜面13から反射光が局側に戻ることはない。
【0012】したがって、光分岐線路3の接続コネクタ
4を加入者側の光線路15に接続しない場合には、接続コ
ネクタ4にアダプタ5を介して終端装置7を接続するこ
とにより、光分岐線路3から送られてくる光信号は全て
反射することなく外に出ることとなり、従来例のよう
に、反射光が局側に戻って悪影響を及ぼすということは
なくなる。
【0013】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得るものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は、光分岐線路の端末部の接続コ
ネクタに着脱自在に接続する終端装置の終端光ファイバ
の終端面に内側から外側に出る光の反射を防止する傾斜
面を形成したものであるから、光分岐線路の接続コネク
タに加入者側の光線路を接続しないときには、終端装置
を接続することにより、光分岐線路側から送られてくる
光信号を終端装置の終端光ファイバの傾斜面から無反射
で外に放出することが可能となる。したがって、光分岐
線路の端末部側から反射光が局側に入り込んで光信号の
発光源であるレーザーダイオードの直線性を歪めたり内
部雑音を増加させるということがなく、光多分岐通信シ
ステムによる高精度通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光分岐線路の終端装置の一実施例
を示す構成図である。
【図2】同実施例の終端装置を光分岐線路側の接続コネ
クタに接続する使用状態の説明図である。
【図3】一般的な光分岐通信システムの説明図である。
【図4】接続コネクタの開放端面から反射光が局側に戻
る不具合状態の説明図である。
【符号の説明】
3 光分岐線路 4 接続コネクタ 5 アダプタ 7 終端装置 10 フェルール 11 光ファイバコード 13 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長谷川 匡志 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光分岐線路の端末部に接続コネクタが設
    けられ、この接続コネクタに着脱自在に結合されるコネ
    クタタイプの終端装置であって、該終端装置は接続コネ
    クタ側の光分岐線路に接続される終端光ファイバを備
    え、この終端光ファイバの終端面には該終端面の内側か
    ら外側に出る光の反射を防止する傾斜面が形成されてい
    る光分岐線路の終端装置。
JP3221040A 1991-08-06 1991-08-06 光分岐線路の終端装置 Pending JPH0540210A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3221040A JPH0540210A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 光分岐線路の終端装置

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JP3221040A JPH0540210A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 光分岐線路の終端装置

Publications (1)

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JPH0540210A true JPH0540210A (ja) 1993-02-19

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ID=16760549

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JP3221040A Pending JPH0540210A (ja) 1991-08-06 1991-08-06 光分岐線路の終端装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009531151A (ja) * 2006-03-23 2009-09-03 メデイコン コーポレーション 低反射の側方出力ファイバープローブ
WO2009153930A1 (ja) * 2008-06-18 2009-12-23 株式会社巴川製紙所 光伝送媒体、フェルール、光終端コネクタ、光学構造及び光学機器
WO2022201474A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 日本電信電話株式会社 多心無反射終端部および光線路試験方法

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