JPH053938A - ゴルフのチツプシヨツト練習装置 - Google Patents

ゴルフのチツプシヨツト練習装置

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JPH053938A
JPH053938A JP3245310A JP24531091A JPH053938A JP H053938 A JPH053938 A JP H053938A JP 3245310 A JP3245310 A JP 3245310A JP 24531091 A JP24531091 A JP 24531091A JP H053938 A JPH053938 A JP H053938A
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JP
Japan
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ball
panel
score
golf
sensor
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JP3245310A
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English (en)
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Bruce J Sullivan
ブルース・ジエイ・サリヴアン
Scott J Sullivan
スコツト・ジエイ・サリヴアン
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Individual
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B67/00Sporting games or accessories therefor, not provided for in groups A63B1/00 - A63B65/00
    • A63B67/02Special golf games, e.g. miniature golf or golf putting games played on putting tracks; putting practice apparatus having an elongated platform as a putting track
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B63/00Targets or goals for ball games
    • A63B2063/001Targets or goals with ball-returning means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B2102/00Application of clubs, bats, rackets or the like to the sporting activity ; particular sports involving the use of balls and clubs, bats, rackets, or the like
    • A63B2102/32Golf
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
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    • A63B71/0605Decision makers and devices using detection means facilitating arbitration

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パネル上でボールをチップショットする複数
の分離したパネルを有するゴルフのチップショット練習
装置の提供。 【構成】 パネル18,20,22はターゲット・ホー
ルを含む複数のターゲット・ゾーンに分割されている。
複数のセンサー52,54,56,60,62,64等
は、どこにボールが落下したかを自動的に検知し、かつ
自動スコア表示装置は、ボールがどこに落下したかに基
づいて各ショットにスコア値を与える。スコア記録装置
は、全スコアを算出し、かつパネル18,20,22上
に載ったボールの所定のボールの数に基づいてラウンド
が終了したときを決定する。該装置に適するゴルフのチ
ップショット練習ゲームもまた開示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ゴルフ練習装置、特に屋内また
は屋外での使用に適するゴルフ練習ゲームの一部とし
て、ターゲット領域に対しボールをチップショットする
ように指向されたゴルフ練習装置に関するものである。
【0002】屋外または屋外の使用に適する従来のゴル
フ練習装置は、ゴルファーの技術を試験し、改善するた
めに設計されてきた。いくつかの練習装置は、屋内ドラ
イビング練習場として機能する。また、たとえばミニチ
ュア・ゴルフ・コースのような他のいくつかの練習装置
は、パッティング練習場として機能する。さらにその他
のいくつかの練習装置は、たとえば米国特許第4,33
6,939号のように、チップおよびパットゲームを提
供する。米国特許第3,826,501号は、ドライビ
ング練習場、バンカー、グリーン等をシミュレートす
る。種々の型のゴルフ・ゲームまたは練習装置を可能と
するその他の特許は、米国意匠第83,498号、同第
234,526号、同第239,299号および米国特
許第4,018,436号等である。
【0003】チップショットは、ゴルフ・ゲームの中で
も特に興昧をそそる部分である。ゴルフにおける他のシ
ョットと同様に、プレイヤーは、高度の正確性を有する
チップショットによって、自分のゲームを改善すること
ができる。使用者にとって挑戦的であり、また魅力的で
あり、かつゴルファーのチップショットの正確性を改善
するゴルフ練習装置をもつことは、絶対に有利である。
【0004】それ故に、本発明の目的は、比較的コンパ
クトであり、屋内または屋外で使用に適し、かつ使用者
のためのシミュレートされたチップショットの練習を提
供する、ゴルフのチップショット練習装置を提供するこ
とである。
【0005】本発明のさらにいま一つの目的は、挑戦的
であり、魅力的であるゴルフのチップショット・ゲーム
がその上においてプレイできる、ゴルフのチップショッ
ト練習装置を提供することである。このゲームは、個人
的プレイに適するとともに対抗者に対するマッチ・プレ
イにも適する。
【0006】従って、ゴルフのチップショット練習装置
は、この装置のボール打ち区域に位置するプレイヤーの
使用に供される。この装置は、その上にボールがチップ
ショットされるボール受け区域を有する。このボール受
け区域は、複数のターゲット・ゾーンに分割され、また
さらに所定数のターゲット・ゾーンを含む、複数の領域
を有する。ボール受け区域には、どのターゲット・ゾー
ンにボールが落下したかを検知する複数のセンサーが備
えられている。また、ボールがその中に落下したターゲ
ット・ゾーンを決定するために、センサーに感応するス
コア記録装置が備えられている。このスコア記録装置
は、同時に、ボール受け区域の各領域に落下したボール
の数をも数える。このようにして、ゲームのスコアを記
録するために、ターゲット・ゾーンの情報、および各領
域に落下したボール数の両方を利用することができる。
【0007】以下に述べる実施態様において、スコア記
録装置は、ボールがその中に落下したターゲットゾーン
に基づく全スコア、およびボール受け区域の各領域に落
下したボール数のカウントの両方を自動的に行なう。ラ
ウンドまたはゲームは、所定数のボールがボール受け区
域の各領域にチップショットされたときに終了する。
【0008】以下に記載する練習装置は、プレイヤーが
チップショットを行なうボール打ち区域の前方に支持さ
れた、複数のパネルを有する。各パネルは、練習装置の
ボール受け区域の一つの領域を構成する。複数のターゲ
ット・ゾーンは、各パネル上に設けられている。各パネ
ルに組み合わされた複数のセンサーは、ボールがその中
に落下したターゲット・ゾーンを検知するために使用さ
れる。スコア記録装置は、プレイの各ラウンドについ
て、全スコアを作成し、維持する。
【0009】本発明の好適なスコア記録装置の追加的特
徴は、各パネルについてのパネル・カウントを集計する
ための装置を有することである。パネル・カウントは、
各パネルの上に載ったボールの総数に等しい。プレイの
ワンラウンドの終了を決定するために使用されるパネル
・カウントは、スコア記録装置が維持する全スコアとは
無関係である。本発明の練習装置でプレイされるゲーム
は、ゴルファーまたは使用者が前述の各パネルに、パネ
ル・カウントによって測定される少なくとも所定の最小
回数をチップショットするように、挑戦するように構成
されている。目的とする熟練度は、任意の与えられたパ
ネルに要求される最小回数よりも多くのショットを行な
ったプレイヤーにペナルティを与えることによって、テ
ストされる。このペナルティは、行なわれた各超過ショ
ットについての追加的全スコアの集計に基づく。正式の
ゴルフにおけると同様に、全スコアの少ないことが望ま
しい。
【0010】本発明の好ましい実施形態において、3個
の分離したパネル、すなわちパー3、パー4、およびパ
ー5のパネルを設け、また各パネルに少なくとも5個の
ターゲット・ゾーン、すなわちイーグル、バーディ、パ
ー、ボギー、およびダブルボギー(スコア値の増加する
順)のターゲット・ゾーンを設ける。スコア記録装置
は、各プレーヤーについて、または各ゲームラウンドに
ついて、全スコアを集計し、またプレイヤーに、ゲーム
のコースを通じていくつかの異なる目標値を狙わせ、ヒ
ットするように要求する。最小のスコア値をもってラウ
ンドするプレイヤーは勝つ。このようにしてゲームは、
高度の正確性をもってチップショットを行なうようにプ
レイヤーを勇気づける。
【0011】図1は、本発明のゴルフのチップショット
練習装置の一部略透視図である。
【0012】図2は、図1の装置で使用される、各パネ
ルの前方の低い縁に設けられたボール返却溝を含むボー
ル返却装置の一部略透視図である。
【0013】図3は、図2に示すボール返却溝の、数個
のボール位置センサーの略図、および選択されたターゲ
ット・ゾーンの略描写を含む側断面図である。
【0014】図4は、種々のパネル上のターゲット・ゾ
ーンとスコア記録装置の相互関係を示す回路およびスコ
ア・ダイヤグラムの略図である。
【0015】図5は、本発明のスコア記録装置で使用さ
れる制御回路および表示回路の略回路ダイヤグラムであ
る。
【0016】図1に示すように、ゴルフのチップショッ
ト練習装置10は、本発明に従って提供されたものであ
る。練習装置10は、この練習装置を使用するときにプ
レイヤーが立つボール打ち区域12を有する。ゴルフ・
ボールは、ティー・パッド14の上に置かれる。ティー
・パッド14は、チップショットが行なわれる状態をシ
ュミレートするために、人工草または他の適当な材料よ
り作られる。フレーム16は、ボール打ち区域の前方の
ボール受け区域の中の複数のパネル18、20および2
2を支持する。ボール受け区域は、プレイヤーがそれに
向かってボールをチップショットする区域である。本発
明の練習装置については、ボール受け区域は、ボール打
ち区域12の上方のフレーム16の上に持上げられたパ
ネル18、20、22の表面領域である。パネル18、
20、22は、好ましくはそれぞれ8フィート×8フィ
ートのサイズである。
【0017】パネル18、20、および22は、通常長
方形であって、ベニヤ板または類似の材料により作ら
れ、通常縦軸24に沿って相前後して同一直線上に配列
して、堅固に構成される。前記縦軸は、通常各パネルの
中心線に沿って、そうしてボール打ち区域12のティー
・パッド14を通過して、またはその上に延びる。フレ
ーム16は、便宜的に分離した部分として、各パネル1
8、20、22について1個ずつ作られ、またもし望む
ならば、持ち運び可能に折りたたみ式に作られてもよ
い。
【0018】パネル18、20、22の上面は、人工
芝、カーペット、またはゴルフ・コースのグリーンをシ
ュミレートする他の材料によって被われる。各パネルの
表面の外観は、シュミレートされたグリーンなどの形の
マーキング26によって強調される。
【0019】各パネル18、20、22は、水平線より
通常ボール打ち区域12の方に向かって傾斜するフレー
ム16上に支持される。このようにしてパネル18の近
くにある縁28は遠くにある縁30よりも低い。それ故
に、パネル18の上に載ったボールは、ボール打ち区域
12の方に向かって転がろうとする傾向がある。同様に
パネル20の近い方の縁32は、遠い方の縁34よりも
低く、またパネル22の近い方の縁36は、遠い方の縁
38よりも低い。これらのパネルは、徐々に上がる高度
に支持されている。そうして後方のまたは最も遠方の
(ボール打ち区域12より測って)パネル22は、他の
パネルよりも最も高く、ボール打ち区域12に最も近い
パネル18は、他のパネルよりも低い。もし望むなら
ば、各パネルは、上記と違って、フレーム16の上に他
のパネルとほぼ等しい平均的レベルに支持することもで
きる。また各パネルの傾斜は、それぞれ別個に、たとえ
ばボール打ち区域12よりの距離とともに増加するよう
に変更することができる。
【0020】これらのパネルは、互いに距離をおいて支
持される。たとえばパネル18の遠い方の縁30は、隣
接するパネル20の近い方の縁32と離れている。隣接
するパネルの隣接する縁30と32は、レベルを異にす
る。すなわちパネル18の遠い方の縁30は、隣接する
パネル20の近い方の縁32よりも高いレベルに支持さ
れている。同様に、パネル20の遠い方の縁34は、隣
接するパネル22の近い方の縁36から離れており、ま
た縁34は縁36よりも高いレベルにある。このように
パネルの表面は壊れた鋸の歯のようなパターンを作る。
パネルが離れていること、およびレベルが違うことは、
一つのパネルの上に載ったボールが隣接するパネルの上
に転がり落ちることを防ぐ。
【0021】フレーム16上に支持されたサイド・スク
リーンまたはネット40は、パネル18、20、22の
上方において、これらパネルのそれぞれの縁側に沿って
延びる。ネット40は、図1に示すように幾分略図的に
描かれており、実際の設備においてはパネルより完全に
離れるボールを捕らえるために、パネルの側縁より角度
をとって外方へ、かつ練習装置の遠方の端まで延びる。
しかしパネル18、20、22が閉鎖した構造(図示せ
ず)によって支持された壁またはカーテンによって取り
囲まれている場合には、設備は全く省略されてもよい。
当業者によって、ネット40がそれたボールを集めるか
または閉じ込めるようにネットを設計することが評価さ
れている。
【0022】以下に詳細に記述するボール返却装置は、
特に図1に示すようにボール返却樋42およびボール打
ち区域12の近くに収集箱44を有する。パネル18、
20、22上へ打たれたボールは、使用者による連続的
なプレイを容易にするためにボール返却装置を介して好
ましくは重力によって収集箱44へ戻る。スコア記録ス
タンド46は、ボール打ち区域12の近くに設けられ、
スコア表示器、およびボール打ち区域に隣接する位置か
ら該装置をスイッチ・オンまたはスイッチ・オフするの
に必要なスイッチまたはリセットするのに必要な他の手
段を有する。もし望むならば、スコア表示盤48を練習
装置の遠い方の端に設けることができる。
【0023】各パネル18、20、22はその上面に直
径3〜4インチの1個または数個のホールを有する。ホ
ールはパネルを貫通して延び、この練習装置を用いてプ
レイするチップショット・ゲームのターゲットとなる。
パネル18はホール52および54を有する。パネル1
8上のホール52はボール打ち区域12より最も遠く、
直径は3インチであり、かつホール54はボール打ち区
域12に最も近く、直径は4インチである。パネル20
はホール56および60を有する。パネル20上のホー
ル56はボール打ち区域12より最も遠く、直径は3イ
ンチである。ホール60はボール打ち区域12に最も近
く、直径は4インチである。パネル22はホール62お
よび64を有する。パネル22上のホール62はボール
打ち区域12より最も遠く、直径は3インチである。ホ
ール64はボール打ち区域12に最も近く、直径は4イ
ンチである。
【0024】図2にパネル18、20、22の下方に支
持されたボール返却装置を示す。これらのパネルを破線
によって示す。ボール返却装置50は1系列の溝、チュ
ーブ、ガッター、樋などを有する。これらはボールを重
力で運び、パネル18、20または22よりボール打ち
区域12へ戻す。ホールはセンサーを含む種々の手段を
通過して、ボール返却装置50に入る。センサーは、以
下に記述するように本発明のスコア記録装置に組込まれ
ている。
【0025】ボール返却装置50は各パネル18、20
および22の下方に通常縦軸24に沿って、これに平行
に長く延びる中央の縦方向に細長いガッター66を有す
る。ゴルフのチップショット練習装置の好ましい実施態
様において、ボールをその中へ受入れるように設計され
たターゲット・ホール52、54、56、60、62お
よび64は、すべて練習装置の中心縦軸24よりわずか
に離れている。したがって、短いサイド・ガッターは中
央ガッター66より直角に延びる。そうしてホールを通
過するボールは、サイド・ガッターの中に落下する。サ
イド・ガッターは、通常縦軸24の方向に対して横にタ
ーゲット・ホールを通過して落下するボールを捕らえ、
集めるのに必要な距離を延びる。パネル18の下方にお
いて、サイド・ガッター70はホール52の下方におい
て延び、サイド・ガッター72はホール54の下方にお
いて延びる。パネル20の下方において、サイド・ガッ
ター74はホール56の下方において延び、サイド・ガ
ッター76は、ホール60の下方において延びる。パネ
ル22の下方において、サイド・ガッター78は、ホー
ル62の下方において延び、サイド・ガッター80は、
ホール64の下方において延びる。
【0026】ボールを中央ガッター66に供給する追加
的装置は3個のボール返却溝を有し、各溝はそれぞれパ
ネル18、20および22と組合わされる。各ボール返
却溝は、パネルからのボールを捕らえて集めるために各
パネルの少なくとも1個の縁に沿って延びる。各パネル
は通常そのパネルに組合わされたボール返却溝の方向に
傾斜する。パネルの配列は、練習装置のターゲットパネ
ル18、20、22のどれかの上に載ったボールが、そ
の上にボールが載ったそれぞれのパネルの傾斜によって
ボール返却溝82、84、86の内の一つに導かれるよ
うになっている。
【0027】ボール返却溝82は、パネル18の縁2
8、すなわちボール打ち区域12に最も近い低い方の縁
に沿って縦軸24に対して通常直角に延びる。この溝8
2は、ホール52および54の中に入るボールを除き、
パネル18上に載る全てのボールを捕らえるために、縁
28の長さ方向に延びる。
【0028】ボール返却溝84はパネル20の縁32、
すなわちボール打ち区域12に最も近いパネルの低い方
の縁に沿って縦軸24に対して通常直角に延びる。この
溝84は、ホール56および60の中に入るボールを除
き、パネル20上に載った全てのボールを捕らえるため
に、縁32の長さ方向に延びる。
【0029】ボール返却溝86は、パネル22の縁3
6、すなわちボール打ち区域12に最も近いパネルの低
い方の縁に沿って縦軸24に対して通常直角に延びる。
この溝86は、ホール62および64の中に入るボール
を除き、パネル22上に載った全てのボールを捕らえる
ために、縁36の長さ方向に延びる。
【0030】図1、2および3に示すように、複数のセ
ンサーは練習装置のどこにボールが載ったかを検知また
は感知することを目的として、練習装置の全体にわたっ
て選択された位置に設置される。センサーは、ボール返
却溝82、84および86の中に、およびターゲット・
ホール52、54、56、60、62および64の中に
設置される。練習装置のターゲット・ホールと組合わさ
れたセンサーの上記と違った置き方は、ホールの下方に
延びる短いブランチ・ガッター70、72、74、7
6、78および80の中にセンサーを設置することであ
る。各センサーは、任意の伝統的タイプの圧力感知スイ
ッチであって、ボールがスイッチの上を通過する時に閉
じる。ゴルフ・ボールの、センサー上の通過を検知する
ために設計された他のタイプのセンサーを代わりに使用
してもよい。練習装置上におけるセンサーの配列、およ
びセンサーより受けた電気的信号の処理は、練習装置上
でプレイされるゴルフ練習チップショット・ゲームの採
点装置を確立する。
【0031】センサーの位置を決定する前に、ゴルフの
チップショット練習ゲームの全般的目的について記述す
るであろう。練習装置のボール受け区域は、スコア記録
の目的のために複数の領域に分割される。ここに示す練
習装置においては、三つのパネル18、20、22の形
で三つの領域が設けられる。これらのパネルは、異なる
スコア値を与えられたターゲット・ゾーンのパターンに
再分割される。たとえば、ホール52、54、56、6
0、62および64の各々は、ターゲット・ゾーンであ
る。正式のゴルフにおけるように、チップショットによ
ってホールの中に直接にまたは転がって入ったボール
は、極めて優秀なスコアを与えられる。パネル18、2
0および22上に載り、どのホールにも入らないボール
は、ボールが各パネルの中心線にどれだけ近くに落下し
たかに基づいて、スコアを割当てられる。
【0032】各パネルの中心線は、通常練習装置の縦軸
24と一致するか、またはその近くにある。中心線によ
り近く載ったボールは、中心線により遠く載ったボール
よりもよいスコアを割当てられる。このようにしてゲー
ムは、打ったボールがパネルの中心線に最も近く載った
プレイヤーに報酬を与えることにより、パネル上への正
確なチップショットを狙うことを奨励するように設計さ
れている。この場合どれかのホールにボールを入れたチ
ップショットには、最優秀のスコアが与えられる。
【0033】練習装置上の種々の位置に配置された複数
のセンサーは、練習装置の各ターゲット・ゾーンの内の
どのターゲット・ゾーンの中にボールが落下したかを検
知するための手段として使用される。上記のように各タ
ーゲット・ボールに組合わされたセンサーは、ホールに
よって作られたターゲット・ゾーンに入ったボールを検
知する。パネル上に載ったけれども、どのホールにも入
らないボールを検知するために、1系列のセンサーはボ
ール返却溝82、84、86の各々の中に設置される。
【0034】図3に、ボール返却溝82を断面によって
示す。この溝82は、他のボール返却溝84、86を代
表する。溝82は、溝82の中心に向かって下方へ傾斜
する。それ故に、任意の点においては溝82の中へ入っ
たボールは、中心の方へ転がる。その後ボールは、中央
のガッター66の中を通過し、ボール打ち区域12の中
の箱44に戻る。第1センサー90は、ボール返却溝8
2の中心に取付けられ、溝82を出てガッター66の中
へ入る全てのボールを検知する。
【0035】一対の追加的センサー92、94はボール
返却溝82の底に、溝82の中心より所定の距離を置い
て取付けられる。センサー92および94は、これらの
センサーの両側にあるターゲット・ゾーンの境界を限定
する。センサー92の上側領域、すなわち図3において
センサー92の左において溝82の中へ入るボールは、
重力によって下方へ転がり、センサー92の上を通過
し、溝82の中心に至りこの溝を去る。センサー92の
下側において、すなわち図3においてセンサー92の右
において溝82の中に入るボールは、ボールが溝82を
去るまでは、センサー92の上を通過しない。このよう
にしてセンサー92は、溝82に入るボールのためにタ
ーゲット・ゾーンの境界を確定する。センサー92と溝
82の左の縁96(図3参照)の中間において溝82に
入るボールは、センサー92を作動すなわち通電させる
(他のセンサーの作用の外に)。このボールは、溝82
を去る際に、センサー92をも通過する。センサー92
の下側または右側において溝82に入るボールは、セン
サー90のみを通過する。同様にしてセンサー94は、
センサー94の上側において、すなわちセンサー94と
端壁98の中間において溝82に入るボールのためにボ
ールのためにターゲット・ゾーンの境界を確定する。こ
のようなボールは溝82の中心へ転がり落ちるまでに、
センサー94を通過する。このボールは、溝82を去る
ときに、センサー90をも通過する。センサー94の下
側または左側において溝82に入るボールは、センサー
90のみを通過する。
【0036】さらに追加的なセンサー100および10
2は、溝82の底に取付けられる。センサー100は、
溝82の中心より所定の距離に、そして図3に示すよう
にセンサー92と溝82の左の縁96の中間に位置す
る。センサー100は、センサー100の上側の領域、
すなわちセンサー100の左側(図3参照)において溝
82に入るボールと、センサー100の下側、すなわち
センサー100の右側において溝82に入るボールの間
におけるターゲット・ゾーンの境界を作る。センサー1
00の上側において溝82に入るボールは、センサー1
00を作動すなわち通電し、それに続いてセンサー92
を、さらにそれに続いて溝82を去るときにセンサー9
0を通過する。
【0037】センサー102は、溝82の中心より所定
の距離に、そしてセンサー94と溝82の右の縁98の
中間に取付けられる。センサー102は、センサー10
2の上側の領域、すなわちセンサー102の右側(図3
参照)において溝82に入るボールと、センサー102
の下側、すなわちセンサーの左側において溝82に入る
ボールの間におけるターゲット・ゾーンの境界を限定す
る。センサー102の上側において溝82に入るボール
はセンサー102を作動すなわち通電し、それに続いて
センサー94を、さらにそれに続いて溝82を去るとき
にセンサー90を通過する。
【0038】センサー90、92、94、100および
102は、ともにボール返却溝の上側に隣接するパネル
上にターゲット・ゾーンを限定する。溝82について
は、ボール返却溝の上側に隣接するパネルは、パネル1
8である。パネル上に載ったボールは、ホール52また
はホール54に入るボールを除き、センサー90、9
2、94、100および102によって確定された種々
のターゲット・ゾーンの内のどれかの中において、ボー
ル返却溝82の中へ転がり落ちる。図3に示すように、
ボール返却溝82の上側に広がるパネル18に組合わさ
れた種々のターゲット・ゾーンは、ゴルフの用語に従っ
て、パー、ボギーおよびダブルボギー・ゾーンと限定さ
れる。
【0039】パネル18の中心縦軸24の両側において
この縦軸24に沿って延びる中央のターゲット・ゾーン
は、パー・ゾーンである。中央ゾーンまたはパー・ター
ゲット・ゾーンの外側の境界は、溝82の中のセンサー
92および94によって限定される。パーゾーンに落下
するボールは傾斜したパネル18を転がって降下し、セ
ンサー92と94の中間の領域において溝82の中へ落
下し、溝82を去るときにセンサー90を通過する。た
だしセンサー92および94を通過しない。他のセンサ
ーを通過しないで、センサー90のみを通過するボール
は、そのチップショットに対してスコア値”パー”が与
えられる。
【0040】パネル18上のパー・ターゲット・ゾーン
のすぐ外側の領域は、2個の平行なボギー・ターゲット
・ゾーンである。パー・ゾーンとボギー・ゾーンの分割
は、図3において溝82の上方の、それに隣接するパネ
ル18上に延びる、そして図3において略図的に示すゾ
ーン境界線104および106によって示される。パネ
ル18についてすでに図1においても示すこれらの境界
線104、106は、パネル18の下方の縁28と上方
の縁30の中間において、通常パネル18の中心縦軸2
4に平行に延びる。ゾーン境界線104、106の外側
の領域の中に落下するボールは、パネル18を転がり落
ち、センサー92または94の上側において溝82の中
に落下し、ボールが溝82の中央に進むまでに、これら
のセンサーの一方または他方の上を通過する。このボー
ルは、その後溝82を去るときに、中央のセンサー90
上をも通過する。センサー92または94のいずれかを
通過するが、センサー100または102を通過しない
ボールは、スコア値”ボギー”が与えられる。
【0041】ボギー・ゾーンの外側に位置した1対の領
域、すなわちパネル18上の最も外側の領域は、1対の
平行なダブルボギーターゲット・ゾーンである。ボギー
・ゾーンとダブルボギー・ゾーンは、図3上において溝
82の上方をパネル18上に延びる、ゾーン境界線10
8および110によって示される。図1においても示す
これらの境界線108、110は、パネル18の下方の
縁28と上方の縁30の中間において、通常パネル18
の中心縦軸24に平行に延びる。境界線108と縁11
1(図1)の中間の、および境界線110と縁113中
間の、ダブルボキー・ゾーンに落下したボールは、セン
サー100または102のいずれかの上側において溝8
2の中に落下する。センサー100の上を通過するボー
ルは、それに続いてセンサー92、および溝82を去る
ときにセンサー90を通過する。センサー102の上を
通過するボールは、それに続いてセンサー94、および
溝82を去るときにセンサー90を通過する。センサー
100または102のいずれかの上を通過するボール
は、スコア値”ダブルボギー”を与えられる。
【0042】ゾーンを分割する線104、106、10
8および110は、パネル18または他のパネルの表面
上に、物理的にまたはマークすることにより示すことを
必要としない。なぜならば、プレイヤーは、すぐにその
領域のおおよその分割線を知るようになるからである。
ボール返却溝82中のセンサーは、ターゲット・ゾーン
の境界104、106、108および110を結果的に
限定する。一つのターゲット・ゾーンに落下するボール
は、それがホール52または54のいずれの中にも入ら
ない場合には転がって落下して、結局ボール返却溝82
の中に入り、ボールがその中に落下したターゲット・ゾ
ーンに組合わされた1個または数個のセンサーを作動さ
せる。このようにしてパネル上の各ターゲット・ゾーン
は、ボールをそのターゲット・ゾーン用センサーに導く
パネルの部分として限定される。パネル18上のダブル
ボギー・ゾーンは、ボールをセンサー100または10
2のいずれかに導くパネル区域である。パネル上のボギ
ー・ゾーンは、センサー100および102を作動させ
ることなく、センサー92または94のいずれかに導く
区域である。パー・ゾーンは、溝82の他のセンサーの
いずれをも作動させることなく、パネル上に載るボール
をセンサー90に導くパネル18の区域である。
【0043】ボール返却溝84は、図3に関して図示し
かつ記述したセンサーと同様に配列されたセンサーを有
する。溝84は、パネル20上のターゲット・ゾーン
を、パネル18について上記に記述したターゲット・ゾ
ーンと同様に限定する。ゾーンの境界線について、図1
および図3と同じ記号を使用する。パネル20は、ゾー
ン境界線104と106の間において、パネル20の中
央部を縦に下方へ延びるパー・ゾーンを有する。パネル
20はまたパー・ゾーンの一方の側の境界線108と1
04の間において、およびパー・ゾーンの他方の側の境
界線106と110の間において、1対の平行なボギー
・ゾーンを有する。パネル20は、さらにゾーン境界線
108および110の外側に1対の平行なダブルボギー
・ゾーンを有する。
【0044】ボール返却溝86は、図3に示すセンサー
と全く同様のセンサーを有する。溝86は、パネル22
上に、パネル18について記述したターゲット・ゾーン
と同様のターゲット・ゾーンを限定する。境界線につい
ては図1および図3は同じ参照数字を使用するが、パネ
ル22はゾーン境界線104と106の間においてパネ
ル20の中央を下方へ縦に延びるパー・ゾーンを有す
る。パネル22は、またパー・ゾーンの一方の側におけ
る境界線108と104の間、およびパー・ゾーンの他
方の側における境界線106と110の間の1対の平行
なボギー・ゾーンを有する。パネル22は、さらにゾー
ン境界線108および110の外側にある1対の平行な
ダブルボギー・ゾーンを有する。
【0045】このようにして各パネル18、20、22
と組合わされた複数のセンサーは、いつボギーが各パネ
ル上の個々の各ターゲット・ゾーンに落下したかを検知
するために使用される。いずれかのパネル上のどこかに
載るボール、またはボール返却溝82、84、86のう
ちの一つの中に直接落下するボールは、あるスコア値ま
たは別のスコア値のターゲット・ゾーンに落下する。溝
82、84および86並びに各ターゲット・ホールのセ
ンサーは、ともに練習装置の各ターゲット・ゾーンに落
下するボールを検知するための手段を形成する。
【0046】該装置は、またボールがその中に落下した
ターゲット・ゾーンを決定するためのセンサーに応答す
るスコア記録装置を有する。ボールが落下するターゲッ
ト・ゾーンについての情報から、スコア値をチップショ
ットに対して割当てることができる。該装置の種々のセ
ンサーから受けた電気信号を、該装置と組合わせたゴル
フのチップショット・ゲームのためのスコアに変換する
ことは、図4および図5を参照して説明される。
【0047】図4において、該装置でプレイされるゴル
フのチップショット練習ゲームの採点装置の略図を示
す。長方形18、20、および22は、上から見た図1
に示すパネルに相当する。各パネルには、ゴルファーよ
りそのパネルまでの距離に関係するパー数が恣意的に割
当てられる。パネル18は、パー3のパネルであると指
定され、パネル20は、パー4のパネルであると指定さ
れ、パネル22は、パー5のパネルであると指定され
る。図1および図2において上記に記載された各パネル
の上のターゲット・ゾーンを、図4において略図的に示
す。
【0048】パネル18はイーグルおよびバーディ・タ
ーゲット・ゾーンと称する2個のホール52、54、お
よび上記に図3について述べたように、3個のターゲッ
ト・ゾーン、すなわちパー、ボギー、およびダブルボギ
ー・ゾーンを有する。パネル18の底におけるボール返
却溝82は、パネル18の底縁に沿った1系列の正方形
および中央の円として示される。これらの正方形は、ボ
ール返却溝82の種々の位置においてゴルフ・ボールの
通過を検知するセンサー92、94、100および10
2の略図である。中央の円90は、ボールが溝82を去
り、中央のガッター66(図2)の中に入るボール返却
溝82の底におけるセンサーに相当する。このようにし
て長方形18は、練習装置のボール受け区域の一つの領
域、すなわちパネル18の種々のターゲット・ゾーンを
略図的に示す。
【0049】先ず議論をパー3のパネル18に限ると、
パネル18上の種々のターゲット・ゾーンに割当てられ
たスコア値を、ボックス114(図4)の中に略図的に
示す。これらのスコア値は、以下において記述するスコ
ア記録装置において使用される。パネル18の上に載る
ボールに与えられる最も小さい、または最も好ましいス
コアは、ホール52に割当てられる。ホール52は、イ
ーグル・ホールと呼ばれる。イーグルは、パーよりも2
ストローク少ないスコアである。正式のゴルフのパー3
のホールでは、イーグルは、ホール・イン・ワンであ
る。それ故に、パー3のパネル18では、ホール52の
中へ入るボールは、イーグルであって、スコア値1を与
えられる。
【0050】パネル18上に載るボールのための、つぎ
に最も良いスコアは、ホール54に割当てられる。ホー
ル54は、バーディ・ホールと呼ばれる。バーディは、
正式のゴルフではパーよりも1ストローク少ないスコア
である。正式のゴルフのパー3のホールでは、バーディ
は、2ストロークである。それ故に、パネル18の上で
は、バーディ・ホール54は、スコア値2が割当てられ
る。
【0051】パネル18の上におけるそのつぎに最も良
いチップショットは、パーである。パーは、ボールがパ
ネル18上の、ゾーン境界線104と106の中間の帯
状領域の中に落下し、ホール52、54の中へ入らない
ときに与えられる。図3に関して上記に説明したよう
に、パー・ターゲット・ゾーンは、ボールがセンサー9
2または94を作動させることなく、ボール返却溝82
に落下または転がるパネル18上の領域である。パネル
18上のパー・ターゲット・ゾーンに落下するボール
は、スコア値3、またはパーを与える。
【0052】パネル18の上に載るボールにとってのそ
のつぎに最も良いスコアは、ボギーである。ボギー・ス
コアのためのターゲット・ゾーンは、境界線104と1
08の間、および境界線106と110の間にある。正
式のゴルフにおけるボギーは、パーよりも1ストローク
多いスコアである。パー3のパネル18上では、ボギー
は、スコア値4が与えられる。ボギー・ターゲット・ゾ
ーンは、ボールがボール返却溝82に落下、または転が
り、センサー100または102を作動させることな
く、センサー92または94、およびセンサー90を作
動させるパネル18上の領域である。
【0053】つぎの最も良いスコアは、記述したゲーム
では最も悪いスコアであるが、縦軸24より最も遠いタ
ーゲット・ゾーンに、すなわち境界線108の左、およ
びゾーン境界線110の右に割当てられる。境界線10
8および110の外側にあるこれらのゾーンは、ダブル
ボギー・ゾーンと呼ばれる。正式のゴルフでは、ダブル
ボギーはパーよりも2ストローク多いスコアである。パ
ー3のパネル18上では、ダブルボギー・ゾーンに落下
するボールは、スコア値5が与えられる。ダブルボギー
・ゾーンは、ボールがボール返却溝82に落下、または
転がり、センサー100または102のいずれかを作動
させるパネル18の領域である。
【0054】パネル18上の種々のターゲット・ゾーン
に割り当てられたスコア値は、図4において、選択され
たセンサーとスコア値ボックス114間に引かれた線、
すなわちイーグル線、バーディ線、パー線、ボギー線、
およびダブルボギー線によって略図的に示される。イー
グル線は、ホール52をスコア値1に接続する。バーデ
ィ線は、ホール54をスコア値2に接続する。パー線
は、パー・ターゲット・ゾーンと組合わされたセンサー
90をスコア値3に接続する。ボギー線は、ボギー・タ
ーゲット・ゾーンの一つのためのセンサー92をスコア
値4に接続する。ダブルボギー線は、ダブルボギー・タ
ーゲット・ゾーンの一つのためのセンサー100をスコ
ア値5に接続する。同様の線は、パネル20および22
上のターゲット・ゾーンと組合わされた所定のスコア値
にも引かれる。
【0055】パー4のパネルであるパネル20は、パネ
ル18上におけると同様のターゲット・ゾーンに分割さ
れる。しかし、種々のターゲット・ゾーンに割当てられ
たスコア値は、パー3のホールよりもパー4のホールに
適応する。従って、イーグル・ホール56に入るボール
は、パーよりも2少ないスコア値を与えられる。このス
コア値は、正式のゴルフでのパー4のホールにおいて2
である。バーディ・ホール60の中に入るボールは、パ
ーよりも1少ないスコア値を与えられる。このスコア値
は、正式のゴルフでのパー4のホールにおいて3であ
る。境界線104と106の間のパー・ターゲット・ゾ
ーンに落下するボールは、パースコア、または4が与え
られる。境界線104と108の間、または境界線10
6と110の間にあるボギー・ターゲット・ゾーンに落
下するボールは、ボギースコアが与えられる。この値
は、正式のゴルフでのパー4のホールにおいて5であ
る。ダブルボギー・ゾーン、すなわち境界線108の左
側、または境界線110の右側に落下するボールは、ダ
ブルボギースコアが与えられる。この値は、正式のゴル
フでのパー4のホールにおいては6である。
【0056】パー5のパネルであるパネル22におい
て、このパネル上に載ってホール62に入るボールは、
イーグルスコアが割当てられ、パー5のパネル22にお
いては3である。ホール64に入るボールは、バーディ
スコアが割当てられ、パー5のパネル22においては4
である。破線104と106の間にあるパー・ゾーンに
落下するボールは、パースコア、または5が与えられ
る。線104と106の外側で、かつ線108、110
の内側にあるターゲット・ゾーンに落下するボールは、
ボギー、または6が与えられる。線108、110の外
側のターゲット・ゾーンに落下するボールは、ダブルボ
ギー、またはスコア値7が与えられる。
【0057】各パネル上の各ターゲット・ゾーンに割当
てられたスコア値は、練習装置でプレイされるゲームの
全スコアを計算するのに使用される。この全スコアは、
図4においてボックス116として略図的に示される。
練習装置のスコア記録装置の一部分であるセンサーは、
どのターゲット・ゾーンにボールが落下するかを検知し
この情報から各ターゲット・ゾーンに割当てられた所定
のスコア値に基づいて、全スコア値は集計される。
【0058】本発明の練習装置によって同時に行なわれ
る第2のスコア記録機能は、ボール受け区域の各領域の
上に載るボールの全回数を集計することである。好まし
い実施態様においては、そのような領域は、三つのパネ
ル18,20,22のうちの一つである。各パネル上に
載るボールの数をカウントすることを、パネル・カウン
トと呼ぶ。ボックス126からの全スコア、およびパネ
ル・カウントの両方は、練習装置でプレイされるゲーム
を採点するために使用される。
【0059】各パネル上に載るボールの全数は、各パネ
ルについて所定の最大パネル・カウントまで、図4にお
いてボックス118として略図的に描かれた表示ボック
スまたは表示装置によって記録される。パネル・カウン
トは、横列および縦列に設けられたランプ119のパタ
ーンを使用して表示装置118によって維持される。ボ
ールがパネル上に載ると、そのパネルのパネル・カウン
トは1増える。表示装置118は、各パネルについての
パネル・カウントを、パネル認定欄に隣接するランプの
横列のランプを点灯することにより、記録し、表示す
る。上記のパネル認定欄はパネル18についてはパー3
であり、パネル20についてはパー4であり、パネル2
2についてはパー5である。表示装置118は、各パネ
ルについてのパネル・カウントを、各パネルについて最
大3まで記録し、表示する。全スコアの集計と組合わさ
れたセンサーは、各パネル上に載るボールの数をカウン
トするためにも使用することができるから、パネル・カ
ウントのために追加的センサーを必要としない。
【0060】本発明のスコア記録装置に接続するパネル
・カウント表示装置118の作用を説明するために、も
しゲームの最初のボールがパー3のパネル18上に載れ
ば、このボールは、パネル18に組合わされたセンサー
52、54、90、92、94、100、および102
のいずれかによって検知される。パネル18上に載った
この最初のボールは、表示装置118の”パー3”の横
列の中の3個のランプのうちの最初のランプ120を点
灯する。パネル18上に載った第2のボールは、パー3
の横列の中の第2のランプ122を点灯する。パネル1
8上に載った第3のボールは、第3のランプ124を点
灯する。同様にパー4のパネル20上に載った最初の3
個のボールは、表示装置118の”パー4”の横列の中
の3個のランプを順次に点灯する。またパー5のパネル
22の上に載った最初の3個のボールは、”パー5”の
横列の3個のランプを順次点灯する。
【0061】図5に、本発明の練習装置を用いてプレイ
されるゴルフのチップショット練習ゲームを採点するた
めに使用される回路の略図的回路ダイヤグラムを示す。
スコア記録装置は、練習装置の各パネルおよび各ボール
返却溝と組合わされたセンサー52、54、56、6
0、62、64、90、92、94、100、および1
02を有する。これらのセンサーよりの電気的信号は、
多数の導線を経由して、もしくは適当な符号化技術によ
って、スコア記録装置を制御するマイクロプロセッサー
130に伝達される。センサー信号をマイクロプロセッ
サー130に搬送する種々の導線を、図5ではデータ・
バス132と称する。
【0062】マイクロプロセッサー130は、センサー
から種々の信号を受信し、受信した信号に適当なスコア
値を割当て、かつ適当なスコア値およびパネル・カウン
ト値を表示装置118に伝達し得る適当なプログラム可
能なコンピューターであってもよい。マイクロプロセッ
サー130で使用されるプログラム・ソフトウエアは、
設計の選択の問題であり、本発明に属さない。以下に述
べる仕事を本発明のスコア記録機能の一部分としてマイ
クロプロセッサー130に行なわせることは当業者の能
力の問題である。
【0063】マイクロプロセッサー130は、該装置の
種々のターゲット・ゾーンに割当てられたボックス11
4図4に示すように所定のスコア値を記憶する。このこ
とは、スコア値を、次の表にしたがって、イーグル、バ
ーディ、パー、ボギー、およびダブル・ボギーのターゲ
ット・ゾーンに落下するチップショットに割当てられる
ことを意昧する。
【0064】該装置の種々のセンサーとスコア記録マイ
クロプロセッサー130との間の相互接続は、どのター
ゲット・ゾーンにボールが落下したかを決定するため
に、このマイクロプロセッサー130によって使用され
る。つぎのセンサーは、イーグルを検知する:パネル1
8上のセンサー52、パネル20上のセンサー56、お
よびパネル22上のセンサー56、およびパネル22上
のセンサー62。次のセンサーは、バーディを検知す
る:パネル18上のセンサー54、パネル20上のセン
サー60、およびパネル22上のセンサー64。つぎの
センサーは、パーを検知する:パネル18上のボール返
却溝82の中心にあるセンサー90、パネル20上のボ
ール返却溝84の中心にあるセンサー90、およびパネ
ル22上のボール返却溝86の中心にあるセンサー9
0。つぎのセンサーは、ボギーを検知する:パネル18
上のボール返却溝82のセンサー92および94、パネ
ル20上のボール返却溝84のセンサー92および9
4、およびパネル22上のボール返却溝86のセンサー
92および94。つぎのセンサーは、ダブルボギーを検
知する:パネル18上のボール返却溝のセンサー100
および102、パネル20上のボール返却溝84のセン
サー100および102、およびパネル22上のボール
返却溝86のセンサー100および102。
【0065】マイクロプロセッサー130は、数個のセ
ンサーを作動するボールに正確なスコア値を割当てる。
パー3のパネル18の上に、そうしてセンサー100の
上側に載ったボールは、センサー100、92、および
90を作動させる。マイクロプロセッサー130は、そ
のボールのスコアを、センサー100を読み、センサー
92および90からの連続信号を遮断することによって
算出するか、あるいはセンサー100、92、90から
の連続的信号を検知し、これらの信号の組み合わせに正
確なダブルボギー・スコアを割当てるこどができる。
【0066】該装置のスコア記録装置のいま一つの機能
は、パネル118上に表示されるパネル・カウントを決
定することである。この仕事は、どのパネルの上にボー
ルが載ったかを決定し、表示装置119の適当な表示ラ
ンプを点灯されることによって成就される。スコア記録
装置のさらにいま一つの機能は、ボールが該装置のター
ゲット・ゾーンの一つに落下するとき、各ボールに割当
てられた個々のスコア値の加算に基づく全スコアを集計
することである。望むらくは全スコアを、該装置の表示
パネル上の別個のボックス126に表示する。
【0067】マイクロプロセッサー130は、ゲーム表
示装置118の”全スコア”ボックス126を消去する
こと、および表示ランプ119を始動することのよう
な、ゲーム開始機能を遂行するためにも使用することが
できる。ゲームが1ラウンドを完了するために要する全
体の時間を測定するために、もしもゲームに全通過時間
機能もしくは時間表示装置128を組合わせるのであれ
ば、この仕事もまたマイクロプロセッサー130によっ
て制御し、リセットすることができる。マイクロプロセ
ッサー130によりアドレス・バス142を経由して制
御される別個のアドレス解読回路140は、よく知られ
ている表示発生技術を使用して、表示装置118の種々
の表示を制御することができる。
【0068】本発明の装置でプレイされるゴルフのチッ
プショット練習ゲームを、以下において説明する。この
ゲームは、独特で興味深いゲームとするために、全スコ
アの基礎となるターゲット・ゾーン情報、およびボール
受け区域の各領域の中に落下するボールの数に関する情
報(パネル・カウント)の両方を使用する。ゲームの挑
戦は、スコア記録の目的のために、全スコアおよびパネ
ル・カウントの両方を使用することにより強化される。
【0069】ゲームは、表示装置118の新しいゲーム
・ボタン144を押すことにより開始される。表示装置
118は、便宜のために、図1に示すように、ボール打
ち区域12の近くに、台46上に置くことができる。新
しいゲーム・ボタン144は、マイクロプロセッサー1
30を働かせて、表示装置118の表示を全て消去し、
あるいは始動させる。ボール打ち区域12に立つゴルフ
ァーは、ボールをチップショット用パッド14上に載
せ、該装置のボール受け区域の中へ、そしてパネル1
8、20、22の内の一つの上へ打つ。ボールはパネル
上のターゲット・ゾーンの一つへ入り、その上の1個以
上のセンサーを作動する。スコア値は、ボールが落下し
たターゲット・ゾーンに依存して、ショットに割当てら
れ、またボールがその上に載ったパネルについてのパネ
ル・カウントは、1個づつ増加する。もしもゲームの第
1ショットがパー3のパネル18上に載れば、表示ラン
プ119の”パー3”横列の中の第1ランプ120が点
灯する。もしもボールがイーグル・ホール52の中に入
れば、ボックス126の中に現れるスコアは、1であ
る。もしもボールがバーディ・ホール54の中に入れ
ば、スコアは、2である。もしもボールがパー、ボギ
ー、またはダブルボギー・ゾーンの中に落下すれば、ス
コアは、それぞれ3、4、または5である。
【0070】プレイヤーは、つぎのショットにおいて、
パネルの内の一つの上でボールを打つ。この第2ショッ
トが、パー4のパネル20上に載ったとすれば、表示ラ
ンプ119の”パー4”横列の中の第1ランプが点灯す
る。ボールが載ったパネル20上のターゲット・ゾーン
についてのスコア値は、同時にボックス126の中に現
れているスコアに加算される。第2ショットがパー4の
パネル20上のパー・ゾーンに落下したとすれば、ボッ
クス126の全スコアにスコア値4が加算される。
【0071】もしもプレイヤーが第3ショットにおいて
パー3のパネル18のダブルボギー・ゾーンへチップシ
ョットをしたとすれば、表示ランプ119パー3横列の
第2ランプ122が点灯する。同時に、ボックス126
の中に現れているスコアにダブルボギーのスコア値5が
加算される。
【0072】プレイヤーは、最も少ないショット数でも
って、表示装置118のパネル・カウント表示装置11
9の全9個のランプを点灯しようとするであろう。この
ことは、プレイヤーが各パネルに3回チップショットす
ることを意味する。スコアは、ボールがパネル上に載る
度毎に集計され、もしくは増加する。この増加の量は、
ボールがその中に落下したターゲット・ゾーンに依存す
る。全てのパネルに3回づつチップショットされたと
き、ゲームは終了する。
【0073】もしもプレイヤーが1ラウンドが終了する
以前に、パネル18、20、22の内の一つに偶発的に
4回以上ショットを行なったとすれば、表示装置119
の上には、点灯のために利用すべき追加的ランプはな
い。それにもかかわらずショットに組合わされたスコア
値は、ボックス126の中の全スコアに加算される。こ
の方法によりショットの正確性は促進される。なぜなら
ば、すでに3回ショットされたパネルへの不注意なショ
ットは、ゲームの目的へのプレイヤーの進歩を促進する
ことなくして全スコアを増加させるからである。もしも
プレイヤーがパー3のパネル18に3回ショットし、パ
ー4のパネル20にも3回ショットし、パー5のパネル
22には2回ショットしたとすれば、このプレイヤー
は、ゲームを完了するために、必然的にパー5のパネル
22を狙わなければならない。ゲームのこの時点におい
て、パー5のパネル22上に載るチップショットのみが
ゲームを終了させることができる。もしもつぎのショッ
トがパー4のパネル20上に載れば、追加的スコアは、
全スコア・ボックス126で集計される。そのスコア
は、ボールがその中に落下するターゲット・ゾーンに依
存して、2、3、4、5、または6となるであろう。そ
してプレイヤーは、さらにいま一度ショットしなければ
ならない。パー5のパネル上にボールが載るまで、プレ
イヤーはショットを継続し、追加的スコアを集計しなけ
ればならない。
【0074】以上に説明したゲームに全スコアの上限は
ないけれども、上記に定義した規則によれば、最小スコ
アはある。もしもプレイヤーがパー3のパネル18のイ
ーグル・ホール52の中へ3ショット、パー4のパネル
20のイーグル・ホール56の中へ3ショット、および
パー5のパネル22のイーグル・ホール60の中へ3シ
ョットを行なえば、全スコアは18となる。これよりも
少ないスコアとなるショットの組合わせはない。
【0075】該装置を、二人以上のプレイヤーが競争す
るように使用することが考えられる。プレイヤーは、表
示装置118の全9個のランプをできる限り最小のスコ
アをもって点灯することにより、ゲームを完了しようと
試みるであろう。マイクロプロセッサー130は、二人
以上のプレイヤーに適用するようにプログラムすること
ができる。この場合、各プレイヤーのために、利用可能
のメモリの限度まで、全スコアおよびパネル・カウント
を別個に提供する。プレイヤーは、交互にショットを行
なうことができる。そのとき表示装置118は、各プレ
イヤーの全スコアおよびパネル・カウントを交互に表示
する。プレイしているプレイヤーを確認および選択する
ために、表示装置118のスィッチまたは押しボタン
(図示せず)を使用することができるかあるいは選択さ
れたプレイヤーが回転パターンに追随するように、シス
テムをプログラムすることもできるであろう。また各プ
レイヤーに別個の表示装置118を備えることも可能で
あろう。プレイヤーは本発明の装置を用いて、プレイ中
または1ラウンドを終了したのちに全スコアを比較する
ことにより自分のチップショットの熟練度をテストする
ことができる。プレイヤーは、敵手に対して、あるいは
自身に対して競争することができる。その目標は、でき
る限り少ない全スコアをもってラウンドを完了すること
である。
【0076】本発明によるゴルフのチップショット練習
装置の上記と違った実施態様には、該装置に追加的ター
ゲット・パネルを含めてもよい。三つのパネルを使用す
ることは、パー3、4、および5のような正式のゴルフ
の用語を使用してのスコア記録を可能とするけれども、
追加的パネルを有する練習装置は、スコア記録に変った
用語を使用するように工夫を加えることができるであろ
う。同様に、3個よりも少ないパネルも、本発明の練習
装置と組合わせて使用することができる。各パネルのタ
ーゲット・ゾーンの数、配列、およびサイズは、設計の
選択の問題であり、当業者には種々の代替案も考えられ
るであろう。種々のパネルが同じ、またはほとんど同じ
パターンのターゲットを持つことは、重要なことではな
い。パネルは、本発明の範囲内において、多数または少
数のホール、および配列の違ったターゲット・ゾーンを
備えることができる。上記に図を用いて説明した実施態
様は、各パネルについて最大3ショットを行なった後に
ゲームは終了すると想定しているけれども、より多いま
たはより少ない最大パネル・カウントを使用することも
可能であろう。上記に説明した実施態様のスコア値は、
イーグル、バーディ、パーのような正式のゴルフの用語
に基づくけれども、その代わりに希望に従って、割当て
られた数または分数を使用することも可能であろう。タ
ーゲット・パネルは縦軸に沿って、互いに相前後して、
概して直線状に配置されているとして示されたけれど
も、中心軸から離れた位置にあるように、またはよろめ
いたように配列してもよい。パネルの外に落下するボー
ル、またはネットに当たるボールのために追加的ターゲ
ット・ゾーンを設けてもよい。このようなボールは、O
Bショット・ボールであり、ペナルティ・スコアを追加
される。異なるタイプのスコア記録装置を使用すること
もできる。たとえば、ボールがその中に落下したターゲ
ット・ゾーンを示し、全スコアまたはパネル・カウント
の集計または記録をプレイヤーに任せるものである。商
業的利用を容易とするために、練習装置を硬貨投入れ式
とすること、あるいは練習装置に各ゲームの時間制限装
置を作り付けることも可能である。
【0077】本発明は、比較的コンパクトであり、また
屋内あるいは屋外での使用に適するゴルフのチップショ
ット練習装置を提供する。該装置は、使用者のためにシ
ュミレートしたチップショットの練習を提供する。本発
明は、挑戦的であって同時に魅力的なチップショット・
ゲームをその上でプレイしうるゴルフのチップショット
練習装置を提供する。該装置は、個人的プレイおよび敵
手に対する競争プレイに適するスコア記録規則に従う自
動的記録装置を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のゴルフのチップショット練習装置の一
部略透視図である。
【図2】図1の装置で使用される、各パネルの前方の低
い縁に設けられたボール返却溝を含むボール返却装置の
一部略透視図である。
【図3】図2に示すボール返却溝の、数個のボール位置
センサーの略図、および選択されたターゲット・ゾーン
の略描写を含む側断面図である。
【図4】種々のパネル上のターゲット・ゾーンとスコア
記録装置の相互関係を示す回路およびスコア・ダイヤグ
ラムの略図である。
【図5】本発明のスコア記録装置で使用される制御回路
および表示回路の略回路ダイヤグラムである。
【符号の説明】
10 チップショット練習装置 12 ボール打ち区域 90 センサー 92 センサー 94 センサー 100 センサー 102 センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブルース・ジエイ・サリヴアン アメリカ合衆国オレゴン州97217、ポート ランド、エヌ.ロータス、ビーチ、ドライ ヴ 275 (72)発明者 スコツト・ジエイ・サリヴアン アメリカ合衆国オレゴン州97213、ポート ランド、エヌイー、フオーテイフイフス、 ナンバー2 1510

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボール打ち区域に位置したプレーヤーに
    より使用されるゴルフのチップショット練習装置であっ
    て:ボールがその上へ打たれるボール受け区域を備え、
    このボール受け区域は複数のターゲット・ゾーンに区分
    されており、さらにこのボール受け区域は複数の領域を
    含み、各領域が所定数の前記ターゲット・ゾーンを囲っ
    ており、ボールが落下したターゲット・ゾーンを検出す
    るために前記ボール受け区域に設けられた複数のセンサ
    ーを具備し、前記センサーに応答して、ボールが落下し
    たターゲット・ゾーンを決定するとともに前記ボール受
    け区域の前記領域の各々に落下するボールの数を計数す
    る得点記録装置を具備し、しかしてターゲット・ゾーン
    の情報と各前記領域に落下したボールの数とがゲームの
    スコアを記録するのに利用しうるようになしたことを特
    徴とするゴルフのチップショット練習装置。
  2. 【請求項2】 前記スコア記録装置が前記ボール受け区
    域に落下する各ボールのスコアを各前記ターゲット・ゾ
    ーンに割当てられた所定のスコア値に基づいて決定す
    る、請求項1のゴルフのチップショット練習装置。
  3. 【請求項3】 前記ボール受け区域の前記各領域に落下
    するボールの数を、前記各領域の所定の最大数まで表示
    する表示装置を含む、請求項1のゴルフのチップショッ
    ト練習装置。
  4. 【請求項4】 この装置を用いてプレイされるゴルフの
    チップショット練習ゲームは前記ボール受け区域の前記
    各区域に所定数のボールが落ちたときに終了し、前記ス
    コア記録装置はボール受け区域のターゲット・ゾーンに
    落下した各ボールのスコア値を加算することによって全
    スコアを集計する手段を有し、前記スコア値は各ターゲ
    ット・ゾーンについて予め決められており、前記スコア
    記録装置はゴルフのチップショット練習ゲームが終了す
    るまで前記全スコアを集計する、請求項1のゴルフのチ
    ップショット練習装置。
  5. 【請求項5】 前記ボール受け区域はフレーム上に支持
    された複数のパネルを含み、前記パネルが前記ボール受
    け区域の前記領域の一つであって、その中に複数の前記
    ターゲット・ゾーンを含む、請求項1のゴルフのチップ
    ショット練習装置。
  6. 【請求項6】 ボール打ち区域内に位置するプレイヤー
    により使用されるゴルフのチップショット練習装置であ
    って:ボールがその上にチップショットされるボール打
    ち区域の前方に支持された複数のパネル、前記各パネル
    上の複数のターゲット・ゾーン、およびボールが落下し
    たターゲット・ゾーンを検知するとともに前記各パネル
    上に載ったボールの数を計数する、前記センサーと組み
    合わせられたスコア記録装置を具備する、ゴルフのチッ
    プショット練習装置。
  7. 【請求項7】 ボールが落下したターゲット・ゾーンに
    基づいてスコアを表示しかつ前記各パネル上に載ったボ
    ールの回数を、前記各パネルについて所定の最大値まで
    表示する表示装置を有する、請求項6のゴルフのチップ
    ショット練習装置。
  8. 【請求項8】 前記各パネルの少なくとも一つの縁に沿
    って延びるボール返却溝を備え、前記パネルが前記ボー
    ル返却溝の一つにその上のボールを導くために傾斜して
    おり、かつ前記各溝に沿って距離を置いて配置された複
    数の前記センサーを有し、前記各センサーがボールをセ
    ンサーへ導くパネル上の領域を限定する、請求項6のゴ
    ルフのチップショット練習装置。
  9. 【請求項9】 縦軸に沿って通常直線的に相前後して配
    列された少なくとも3枚のパネルを有し、前記パネルを
    通常ボール打ち区域の方に向けて傾斜させ、ボール打ち
    区域に最も近いパネルの縁に沿って前記縦軸に通常垂直
    に延びる前記各パネルのボール返却溝を有し、前記ボー
    ル返却溝はこの溝に沿って間隔を置いて配置された複数
    の前記センサーを備え、各センサーの位置は隣接するパ
    ネルのターゲット・ゾーンを、ボールをセンサーに導く
    パネル表面の部分に限定する、請求項6のゴルフのチッ
    プショット練習装置。
  10. 【請求項10】 前記各ボール返却溝に、前記各パネル
    上の五つのターゲット・ゾーンを限定する少なくとも五
    つの前記センサーを具備する、請求項9のゴルフのチッ
    プショット練習装置。
  11. 【請求項11】 前記各パネル上に、ボールをその中に
    受入れるための、パネルを貫通するホールの形の、少な
    くとも1個の追加的ターゲット・ゾーンを有し、またさ
    らに前記のホールを通過するボールを検知するセンサー
    を有する、請求項9のゴルフのチップショット練習装
    置。
  12. 【請求項12】 ボール打ち区域の前方に前記の三つの
    パネルが設けられ、これらのパネルは、パー3に指定さ
    れたパネル、パー4に指定されたパネル、およびパー5
    に指定されたパネルを含み、また前記各パネル上のター
    ゲット・ゾーンは、イーグル・ゾーン、バーディ・ゾー
    ン、パー・ゾーン、ボギー・ゾーン、およびダブルボギ
    ー・ゾーンを含み、また前記スコア記録装置は、各ボー
    ルが落下したターゲット・ゾーンに応じて全スコアを作
    り、この全スコアは、各ターゲット・ゾーンについて、
    つぎの表: による所定のスコア値の合計である、請求項6のゴルフ
    のチップショット練習装置。
  13. 【請求項13】 ボール打ち区域に位置するプレイやー
    が使用するゴルフのチップショット練習装置において:
    ボール打ち区域の前に縦軸に沿って互いに前後して通常
    直線的に支持された複数のパネル、前記各パネル上の複
    数のターゲット・ゾーン、どのターゲット・ゾーンにボ
    ールが落下したかを検知するための手段、およびどのタ
    ーゲット・ゾーンにボールが落下したかを決定し、かつ
    ボールが前記各パネル上に載った全体の回数を所定の最
    大の全体数まで計算するためのスコア記録手段を具備す
    る、ゴルフのチップショット練習装置。
  14. 【請求項14】 前記スコア記録手段が、ターゲット・
    ゾーンに落下する各ボールについてのスコア値を集計す
    ることにより全スコアを作成し、前記スコア値か前記各
    ターゲット・ゾーンについて予め決められており、前記
    の所定の最大総数のボールが前記各パネルに載るまで前
    記スコア値が集計される、請求項13のゴルフのチップ
    ショット練習装置。
  15. 【請求項15】 前記各パネルは、通常長方形で、通常
    ボール打ち区域の方に向かって傾斜しており、前記各パ
    ネルはボール打ち区域に最も近いパネルの縁に沿って前
    記縦軸に通常垂直に延び、前記のパネルに組み合わされ
    たボール返却溝を有し、前記各ターゲット・ゾーンに落
    下するボールを検知する前記手段は前記溝に沿って間隔
    をおいて配置されたボールを検知するためのセンサー手
    段を有し、前記各センサー手段の位置はボールをターゲ
    ット・ゾーンに導く領域の中に組み合わされたパネル上
    のターゲット・ゾーンを限定する、請求項13のゴルフ
    のチップショット練習装置。
  16. 【請求項16】 落下するボールを受取るために、パネ
    ルを貫通するホールの形をした、少なくとも1個の追加
    的ターゲット・ゾーンを前記パネル上に有し、かつさら
    に前記ボールを通過するボールを検知するセンサーを有
    する、請求項15のゴルフのチップショット練習装置。
JP3245310A 1990-06-18 1991-06-18 ゴルフのチツプシヨツト練習装置 Pending JPH053938A (ja)

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ID=24152441

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GB2245183A (en) 1992-01-02
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