JPH053932Y2 - - Google Patents

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JPH053932Y2
JPH053932Y2 JP8552685U JP8552685U JPH053932Y2 JP H053932 Y2 JPH053932 Y2 JP H053932Y2 JP 8552685 U JP8552685 U JP 8552685U JP 8552685 U JP8552685 U JP 8552685U JP H053932 Y2 JPH053932 Y2 JP H053932Y2
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pointer
valve
piston
shaft
fluid
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  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Measuring Arrangements Characterized By The Use Of Fluids (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、開度指示計、より詳細には、液圧作
動されるピストンによつて作動される弁などの被
駆動機器の開度を、前記ピストンを移動させるに
要した液体の体積量によつて指示するようにした
開度指示計に関する。
従来の技術 第5図は、本考案が適用される弁などの被駆動
機器の開度指示計の一例を説明するための全体構
成図である。本実施例では被駆動機器として弁を
例として説明する。図中、1は流路管、2は該流
路管1内を流れる流体の体積量を調整するための
弁、3は該弁2の開度を調整するためのピスト
ン、4は該ピストンを収容するためのシリンダ、
5は方向切換弁、6及び7は該方向切換弁5の流
出口(又は流入口)と前記シリンダ4の一方の端
部とを連通する制御流体流路管、8は該シリンダ
の他方の端部と前記方向切換弁5の流入口(又は
流出口)とを連通する流路管、9は前記流路管6
と7の間に配設された流量計、Pは前記ピストン
3を駆動するための油圧源、Tはタンク、51
方向切換弁5を操作する操作レバーで、該操作レ
バー51によつて方向切換弁5を駆動し、例えば、
操作レバー51によつてピストン3を矢印A方向
に移動させて弁2を開き、操作レバー51によつ
て方向切換弁5を逆転させてピストン3を矢印B
方向に移動させて弁2を閉じる。而して、この時
の弁2の開度は、流路管6,7を通してシリンダ
4に供給される液体の流量に比例するので、該流
路管6,7を流れる液体の流量を流量計9にて計
測すれば、弁2の開度を知ることができる。勿
論、流路管8の途中に流量計9を入れても基本的
には同じことである。
第6図は、上記流量計9の表示部構成図で、図
中、10は目盛盤、11は流量計9の回転軸、1
2は該回転軸11に回動可能に取り付けられた指
針、13は弁開度0%側ストツパ、14は弁開度
100%側ストツパで、ピストン3を上述のごとく
して駆動して弁2の開度を調整する場合、指針1
2の動きは、第4図のようになる。
第4図は、上述のごとき従来の弁開度指示計に
おけるピストン3の動きと指針12の動きを示し
た図で、弁開時すなわちシリンダ4に高圧をかけ
る重荷重時、方向切換弁5を操作し、流路管6、
流量計9、及び流路管7を通してシリンダ4の一
端41に加圧流体を供給し、ピストン3を開度0
%から開度100%に向つて移動させるが、この時、
流路管7内及びシリンダ4の流体の圧縮、流路管
7の膨張等により、初期時、シリンダ4が動き出
すまでに所定の流体の流れ(いわゆる圧縮量)が
あり、流量計は動き始める。従つて、図中にD1
にて示すように、流量計9の指針12が移動して
もピストン3は移動しない。この時の流体の圧縮
量つまり指針の先行量D1は、流体圧力、流路管
の材質、長さ等で変わる。その後の、ピストン3
は流量計9を流れる流量に比例して移動し(D2
区間)、流量計9の指針12は目盛盤10の10%
位置に取り付けられたストツパ14に当り、ここ
で、指針12は回転軸11に対してスリツプして
移動せず(D3区間)、ここでは、ピストン3のみ
が移動して弁2を100%開く。上述のようにして
弁2を開いた後、弁2を閉じる場合には、操作レ
バー51を操作して方向切換弁5を反転させるが、
この時は加圧流体は流路管8を通してシリンダの
反対側42に供給される。又、反対に41側に加圧
されていた流体は方向切換弁5を通してタンク5
のラインに連通され圧力が下り、流路管7に蓄え
られていた圧縮量が解放されるため、前記圧縮量
に相当する分だけ指針12の動きがピストン3の
動きに先行する(D4区間)。その後は、ピストン
3の動きと指針12の動きは比例しているが
(D5区間)、指針12が0%位置に戻つた時、ピ
ストン3は0%指示近傍において、前記スリツプ
量D3に相当する分だけ(D6区間)0%位置に戻
つておらず、この区間で、指針12はストツパ1
3に当つて停止して前記回転軸11に対してスリ
ツプし、該回転軸11のみピストン3の移動に追
従して回転する。
上述のように、従来の開度指示計においては、
ピストンのストローク端でピストン3との位相修
正を行うが、特に圧縮量の比率が大きい場合、指
針12の指示はD1〜D6のヒステリシスを画き、
同一指示に対してピストンの位置つまり実際の弁
開度が相違する。また、弁開行程及び弁閉行程の
いずれにおいても指針の指度とピストンの実際の
位置つまり弁開度が一致していない。
解決しようとする問題点 本考案は、上述のごとき弁開度指示計におい
て、指針の指度と実際の弁開度との不一致を解消
しようとするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記従来技術の欠点を解決するため
に、前記0%側のストツパ13を廃止し、外部よ
り操作できる指針を移動できるリセツトレバーに
適当な重さを持たせることによつて、可動ストツ
パの役割をもたせ、指針の0点とピストンの移動
開始点を一致させ、もつて、指針の指度と弁の開
度とを正確に一致させるようにしたものである。
作 用 第3図は、本考案の動作例を説明するための図
で、前述のように、本考案においては、0%側の
ストツパ(リセツトレバー24)が0%指示以下
の位置に移動可能になつており、これにより、制
御流体の圧縮に相当する指度分つまり第4図の
D1分だけ指針12の始動点を移動させ、もつて、
ピストンの移動開始点と指針の0指示点を一致さ
せるようにしたものである。なお、このようにす
ると、指針の100%指度と弁開度の100%の位置と
が一致するので第4図に示したD3及びD6のスリ
ツプ区分はなくなる。逆にスリツプ量0となる最
適位置に0%側ストツパ(リセツトレバー24)
を外部より簡単に設置することができる。
実施例 第1図は、本考案の一実施例を説明するための
要部構成図、第2図は表示部平面図で、図中、9
は第5図に示した流量計に相当する流量計の表示
部で、10は目盛板、11は回転軸、12は指
針、14は上限(100%指示側ストツパ)で、回
転軸11は該流量計9内を流れる液体の体積量に
応じて回転され、その回転が指針12に伝達され
る。而して、本考案においては、該流量計9に流
れる液体は、前述のごとく、ピストン3を駆動す
るためのものであり、その流量はピストンの移動
量つまり弁2の開度に比例する。また、15は回
転軸11に装着されたEリング、16はワツシ
ヤ、17はスプリング、18は指針保持部材、1
9はワツシヤ、20はナツトで、これらによつて
回転軸11と指針12とは回動可能になつてお
り、通常は、該回転軸11と指針12は一体的に
回動するが、例えば、指針12がストツパ14に
当ると、回転軸11が更に回動しても指針12は
該ストツパ14によつてその位置に停止するよう
になつている。21は透明の例えばアクリル板、
22はアクリル板押え、23は該アクリル板21
に取り付けられたリセツトつまみ、24はリセツ
トレバー、25はOリングで、本考案において
は、前記従来技術において使用していた0%指示
側のストツパ13を省略し、これに代つて、可動
のリセツトレバー24を設けたものであり、この
リセツトレバー24の位置は、リセツトつまみ2
3によつて外部より調整できるようになつてい
る。更には、アクリル板21とリセツトつまい2
3との間にOリング25を介在させ、この摩擦抵
抗を指針のスプリング力より大きくしておけば、
このリセツトレバー24をストツパとして働かす
ことができ、指針を任意位置でストツプさせるス
トツパとして作用させることが可能である。つま
り、流量計9に前述のごとくして流体を流し、ピ
ストン3を1往復させ、最後に停止した位置にリ
セツトレバー24を合わせると、以降、指針12
の指度とピストン3の位置つまり弁2の開度とは
正確に一致する。なお、前記のスリツプ量D1
前述のように制御流路管7の長さ、材質、制御流
体の圧力等使用現場によつて変化するものである
が、上述のように、リセツトレバー24の位置を
自由に調整できるようにしておけば、現場の使用
状況に応じた調整をすることができる。さらに指
針を任意位置に移動させる機能を兼備している。
なお、上記説明では、被駆動機器として弁を例
に挙げて説明したが、本考案は上記実施例に限定
されるものではなく、例えば、産業用ロボツト、
工作機械あるいは水門などの門扉などの被駆動機
器にも適用されるものである。
効 果 以上の説明から明らかなように、本考案による
と、指針の指度と実際の弁などの被駆動機器の開
度とを正確に外部から簡単に一致させることので
きる開度指示計を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による弁などの被駆動機器の
開度指示計の一実施例を説明するための要部構成
図、第2図は、第1図の表示部平面図、第3図
は、本考案の動作説明をするための図、第4図
は、従来の弁などの被駆動機器の開度指示計の動
作を説明するための図、第5図は、本考案が適用
される流体回路の一例を説明するための図、第6
図は、従来の弁などの被駆動機器の開度表示計の
表示部平面図である。 1……流路管、2……被制御弁、3……ピスト
ン、4……シリンダ、5……方向切換弁、6,
7,8……制御流体流路管、9……流量計、10
……目盛盤、11……回転軸、12……指針、2
3……リセツトつまみ、24……リセツトレバ
ー、25……Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダに摺動自在に内蔵したピストンと、該
    ピストンの軸に弁体の軸を連動するように取り付
    けた弁と、前記シリンダの一方の端部と前記ピス
    トンに対して他方の端部とのそれぞれに接続し前
    記ピストンを駆動する流体を流す流路管と、該流
    路管に設けられ流体の体積量に比例して回転する
    回転軸を有する流量計とからなり、前記回転軸の
    回転角から弁開度を測定する弁開度指示計におい
    て、前記流量計の回転軸と同軸で摩擦抵抗を介し
    て取り付けられ指針を固着した指針保持部材と、
    前記弁の全閉・全開位置に対応した目盛を有し前
    記指針により指示される目盛板と、該目盛板の全
    開位置に埋設され前記指針の指示を係止するスト
    ツパと、該目盛板に対向して配設された透明板
    と、前記指針保持部材と同軸で該透明板との間で
    摩擦抵抗を有し前記透明板の外部位置に回転可能
    に配設されたリセツトつまみと、該リセツトつま
    み軸に固着され、前記指針の前記回転軸に対する
    相対角度を調整するリセツトレバーとにより構成
    したことを特徴とする開示指示計。
JP8552685U 1985-06-06 1985-06-06 Expired - Lifetime JPH053932Y2 (ja)

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JPS61202014U JPS61202014U (ja) 1986-12-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6322504B2 (ja) * 2014-07-10 2018-05-09 株式会社オーバル 弁開度指示計
JP6775288B2 (ja) * 2015-10-08 2020-10-28 株式会社堀場エステック 流体制御弁及びその制御プログラム

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JPS61202014U (ja) 1986-12-18

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