JPH0539326U - レインウエア上衣付きリユツクサツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】レインウェア上衣を必要なときに取り出して着
用できるリュックサックを提供する。 【構成】リュックサック本体１とレインウェア上衣４の
背面とを、レインウェア上衣４を着用した状態でリュッ
クサック本体１を背負うことができるような長さのひも
６でつなぎ、前記リュックサック本体１にはレインウェ
ア上衣４を折り畳んだ状態で収納する収納袋５を設けて
なるレインウェア上衣付きリュックサック。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はレインウェア上衣付きリュックサックに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から登山やハイキングなどのときにリュックサックを背中にかついで携帯 しているが、山の天気は変わりやすいことを忘れてリュックサックの中に雨具を 入れるのを忘れることがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案はこのような課題を解決するもので、雨具としてのレインウェア上衣の 入れ忘れを防止できるようにすることを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この課題を解決するために本考案は、リュックサック本体とレインウェア上衣 の背面とを、レインウェア上衣を着用した状態でリュックサック本体を背負うこ とができるような長さのひもでつなぎ、前記リュックサック本体にはレインウェ ア上衣を折り畳んだ状態で収納する収納袋を設けてなるものである。

【０００５】

【作用】

この構成により、リュックサック本体に設けた収納袋にレインウェア上衣が常 に設けられているので、必要なときにレインウェア上衣を取り出して着用でき、 且つレインウェア上衣を脱いだあともレインウェア上衣はリュックサック本体に ひもでつながっているので紛失するようなことがない。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の実施例について、図面に基づいて説明する。 まず、図１〜図４に示す第１実施例について説明すると、１はリュックサック 本体で、このリュックサック本体１の上端にひも２によって絞られて巾着状に閉 じられる開口部３が設けられている。そして、リュックサック本体１に対する荷 物の出し入れは前記開口部３を開いて行なうようになっている。前記開口部３の 内側における背面側、つまりリュックサックを背負ったとき背中に当接する生地 の内面側に、折り畳まれたレインウェア上衣４を収納する収納袋５が取り付けら れている。そして、前記リュックサック本体１、レインウェア上衣４、収納袋５ は例えばナイロン、ポリエステルなどの防水性を有する柔らかい生地で作られて いる。この収納袋５は上端が開口し、収納袋５内とレインウェア上衣４の背面の 上端近傍部とは２本のひも６によってつながれている。このひも６はレインウェ ア上衣４と同じ生地で作られたもの、さらにはこのひもに伸縮性を持たせるべく 内部にゴムを挿入したものでも良く、このひも６の長さはレインウェア上衣４を 収納袋５から取り出して着用し、その状態で、内部に物が入れられたリュックサ ック本体１を背負ったとき、リュックサック本体１からの荷重でレインウェア上 衣４が引っ張られないように設定されている。

【０００７】 次に、図５に示す第２実施例について説明すると、11はリュックサック本体で 、このリュックサック本体11の背面側、つまりリュックサックを背負ったとき背 中に当接する生地の外面上端に折り畳まれたレインウェア上衣12を収納する収納 袋13が取り付けられている。この収納袋13は上端が開口し、収納袋13内とレイン ウェア上衣12の背面の上端近傍部とは２本のひも14によってつながれている。前 記リュックサック本体11、レインウェア上衣12、収納袋13は前記第１実施例と同 様に防水性を有する柔かい生地で作られており、またひも14も前記第１実施例と 同様、レインウェア上衣12と同じ生地で作られたもの、さらにはこのひもに伸縮 性を持たせるべく内部にゴムを挿入したものでも良く、このひも14の長さはレイ ンウェア上衣12を収納袋13から取り出して着用し、その状態で、内部に物が入れ られたリュックサック本体11を背負ったとき、リュックサック本体１からの荷重 でレインウェア上衣12が引っ張られないように設定されている。

【０００８】 以上、２つの実施例の説明からも、リュックサック本体１，11にはレインウェ ア上衣４，12がひも６，14によってつながれた状態で、収納袋５，13から取り出 し自在に設けられていることから、登山やハイキングなどの途中で雨などが降っ てきても、リュックサック本体１，11からレインウェア上衣４，12をすぐに取り 出し着用することができる。

【０００９】 また、第２実施例のようにリュックサック本体11の背面側に収納袋13を設け、 この収納袋13にレインウェア上衣12を折り畳んで収納することにより、リュック サック本体11を背負ったときにレインウェア上衣12がクッションの役目を果す。

【００１０】 ところで、本考案におけるリュックサック本体の形態は上記２つの実施例に限 定されるものではなく、要はリュックサック本体の適所にレインウェア上衣の収 納袋を設けておけば良い。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように本考案によれば、リュックサック本体に設けた収納袋にレインウ ェア上衣が常に設けられているので、必要なときにレインウェア上衣を取り出し て着用でき、且つレインウェア上衣を脱いだあともレインウェア上衣はリュック サック本体にひもでつながっているので紛失するようなことがない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の第１実施例におけるレインウェア上衣
付きリュックサックの正面からの斜視図である。

【図２】同背面からの斜視図である。

【図３】同側断面図である。

【図４】同レインウェア上衣を着用しリュックサックを
背負った状態を示す背面図である。

【図５】本考案の第２実施例におけるレインウェア上衣
付きリュックサックの背面からの斜視図である。

【符号の説明】

１ リュックサック本体 ２ ひも ３ 開口部 ４ レインウェア上衣 ５ 収納袋 ６ ひも 11 リュックサック本体 12 レインウェア上衣 13 収納袋 14 ひも

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 リュックサック本体とレインウェア上衣
   の背面とを、レインウェア上衣を着用した状態でリュッ
   クサック本体を背負うことができるような長さのひもで
   つなぎ、前記リュックサック本体にはレインウェア上衣
   を折り畳んだ状態で収納する収納袋を設けてなるレイン
   ウェア上衣付きリュックサック。