JPH0538677U - カラー薄膜elパネル - Google Patents

カラー薄膜elパネル

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Publication number
JPH0538677U
JPH0538677U JP9542291U JP9542291U JPH0538677U JP H0538677 U JPH0538677 U JP H0538677U JP 9542291 U JP9542291 U JP 9542291U JP 9542291 U JP9542291 U JP 9542291U JP H0538677 U JPH0538677 U JP H0538677U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
panel
color
color filter
sealing plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9542291U
Other languages
English (en)
Inventor
富美子 和田
明 松野
孝 楡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0538677U publication Critical patent/JPH0538677U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素を細かくでき、長寿命、かつ、色ずれの
ないカラー薄膜ELパネルを提供する。 【構成】 カラーフィルター10を封止板20上に設
け、該封止板20を複数個の一定寸法Sのスペーサ30
を介してパネル40上に固設し、前記カラーフィルター
10面とパネル40上の薄膜EL素子50面との隙間δ
を前記スペーサ30の寸法Sで規制せしめた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マイコン等の表示器として使用されるカラー薄膜ELパネルに関す る。
【0002】
【従来の技術】
カラーフィルタを用いたカラー薄膜ELパネルには、(イ)薄膜EL素子上に カラーフィルタを設けたもの、(ロ)ガラス基板と薄膜EL素子との間にカラー フィルタを設けたもの、(ハ)ガラス基板上にカラーフィルタを設けたものが知 られる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところでカラー薄膜ELパネルは、概して、電極の低抵抗化や光透過性向上、 薄膜EL素子の破壊モード改善及び色ずれ阻止が要求される。ところが上記従来 技術には次の不都合がある。
【0004】 (イ)の構成は、カラーフィルタと薄膜EL素子とが一体構成であるため、色 ずれは生じにくいが、カラーフィルタを薄膜EL素子上に印刷等で作り込む際、 該薄膜EL素子までも傷つけるという不都合がある。また、カラーフィルタが薄 膜EL素子の熱発散を阻止してしまうため、該薄膜EL素子の絶縁破壊を助長す るという不都合もある。
【0005】 (ロ)の構成も、カラーフィルタと薄膜EL素子とが一体構成であるため、色 ずれは生じにくいが、カラーフィルタの段差等の影響を考慮しなければならず、 また耐熱性の良いカラーフィルタを準備しなければならない等の制約がある。
【0006】 (ハ)の構成は、カラーフィルタと薄膜EL素子とが一体構成ではないため、 上記(イ)及び(ロ)の構成における不都合は生じ難いが、ガラス基板が厚いた め、視野角を広くすると、たちまち色ずれが生ずるようになる。殊に画素を細か くする程、この色ずれが生じ易く、従って該画素を細かくし難いという不都合が ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本考案に係わるカラー薄膜ELパネルは、図1を参 照して説明すれば、カラーフィルター10を封止板20上に設け、該封止板20 を複数個の一定寸法Sのスペーサ30を介してパネル40上に固設し、前記カラ ーフィルター10面とパネル40上の薄膜EL素子50面との隙間δを前記スペ ーサ30の寸法Sで規制せしめる構成とした。
【0008】
【作用】
上記前段構成によれば、カラーフィルタ10と薄膜EL素子50とが一体構成 ではないため、従来技術(ハ)と同様、従来技術(イ)、(ロ)の不都合は起こ り難い。但し、隙間δが従来技術(ハ)のガラス基板の厚さに対応するため、こ の前段構成だけでは、理屈上、色ずれが生ずることになる。ところが、この前段 構成における該間隙δは、従来技術(ハ)のガラス基板の厚さと比較し、一桁以 上薄くすることができるため、視野角が広がっても、色ずれが生じ難い。別言す れば、画素を細かくしても、色ずれが生じ難くなる。
【0009】 ところで、かかる薄い間隙δを均一に確保するということは、それ自体また別 の技術である。そこで上記後段構成は、寸法Sを自在かつ容易に確保できるスペ ーサ30をカラーフィルタ10と薄膜EL素子50との間に介在せしめ、該隙間 δを規制することにより、例え薄い間隙δであっても、これを均一に確保できる ようにしてある。
【0010】
【実施例】
以下本考案の好ましい実施例を図1〜図3を参照して説明する。尚、図4を参 照して薄膜EL素子、パネル及び封止板と、各符号とについて予め説明しておく 。同図のカラー薄膜ELパネルは、いわゆる三層構造のカラー薄膜交流ELパネ ルの例であり、殊に本考案の前段構成が示される図である。ガラス基板1上に、 第1電極51と、第1絶縁層52と、発光層53と、第2絶縁層54と、第2電 極55とを順に積層し、さらに第2電極55に面するようにカラーフィルター1 0を備えた封止板20を被せ、封止板20とガラス基板1との間隙δに水分侵入 防止用の絶縁性流体60を封入して構成してある。第1電極51と第2電極55 とはそれぞれ平行なる複数本の電極からなり、これら第1電極51と第2電極5 5とが直交してマトリクスをなしている。即ち、一対の第1電極51と第2電極 55とで挟まれた発光層53の領域が一つの画素をなしている。本考案では、便 宜上、ガラス基板1と第1電極51とをまとめてパネル40とし、また第1絶縁 層〜第2電極55をまとめて薄膜EL素子50としてある。
【0011】 図1は、第1実施例を示す図である。接着剤70に予めスペーサなる直径Sの 球形無アルカリガラス30を混ぜ込み、該接着剤70をパネル40又は封止板2 0の外周に額縁状に塗布し、これらを貼り合わせ、該接着材硬化後、封止板20 の表面の孔(図示せず)から絶縁流体なるシリコンオイル60を注入し、その後 、該孔を塞いで構成した。
【0012】 図2は、第2実施例を示す図である。イソプロピルアルコールに予めスペーサ なる直径Sの球形無アルカリガラス30を投入し、超音波を使って懸濁させ、こ れを、パネル40の面上(即ち、薄膜EL素子50の面上)又は封止板20(即 ち、カラーフィルター10の面上)に噴霧して該スペーサ30を散布し、イソプ ロピルアルコールの蒸発後、パネル40と封止板20とを接着剤70で貼り合わ せ、該接着材硬化後、封止板20の表面の孔(図示せず)から絶縁流体なるシリ コンオイル60を注入し、その後、該孔を塞いで構成した。
【0013】 他の実施例を以下項目列挙する。上記実施例ではスペーサ30はいずれも球形 としたが、これに限る必要はなく、例えば図3に示す柱状31、その他であって もよい。要はスペーサ30は一定寸法Sを備えたものであればよい。
【0014】 上記実施例は、いずれも間隙δ内に絶縁流体60を充填したが、本考案はこの 絶縁流体60の有無を問わない。
【0015】 上記実施例は、いずれも封止板20は平板としたが、これに限る必要はなく、 例えば図4に示す凹形状、その他であってもよい。尚、封止板20が凹形状であ り、かつ、第2実施例の構成である場合、スペーサ30の寸法Sは該凹形封止板 20の窪みの深さより大きいことが要求される。
【0016】 上記実施例によれば、カラーフィルタ10と薄膜EL素子50とが隙間δをも って離間配置されているため、薄膜EL素子50の絶縁破壊の助長、カラーフィ ルタ10の自損、カラーフィルタ作り込み時の薄膜EL素子50の損傷及びカラ ーフィルタ10の段差や耐熱性の問題等が発生せず、また該隙間δはスペーサ3 0の寸法Sで規制されているため、広視野角でも色ずれが発生しにくくなる。別 言すれば、細かい画素のカラー薄膜ELパネルとなり得る。尚、画素の細かさに 応じた適性隙間δは、異なる寸法Sのスペーサ30を予め幾種類か準備すること により、容易かつ自在に変更することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係わるカラー薄膜ELパネルは、カラーフィル ターを封止板上に設け、該封止板を複数個の一定寸法のスペーサを介してパネル 上に固設し、前記カラーフィルター面とパネル上の薄膜EL素子面との隙間を前 記スペーサの寸法で規制せしめる構成としたため、従来技術における各種制約、 不都合及び色ずれを解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のカラー薄膜ELパネルの第1実施例の
断面図である。
【図2】本考案のカラー薄膜ELパネルの第2実施例の
断面図である。
【図3】本考案のカラー薄膜ELパネルのスペーサの他
の態様例の斜視図である。
【図4】本考案の前段構成と、薄膜EL素子の一般的構
成とを説明するためのカラー薄膜ELパネルの断面図で
ある。
【符号の説明】
10 カラーフィルター 20 封止板 30 スペーサ 40 パネル 50 薄膜EL素子 S 寸法 δ 隙間

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラーフィルター10を封止板20上に
    設け、該封止板20を複数個の一定寸法Sのスペーサ3
    0を介してパネル40上に固設し、前記カラーフィルタ
    ー10面とパネル40上の薄膜EL素子50面との隙間
    δを前記スペーサ30の寸法Sで規制せしめた構成を特
    徴とするカラー薄膜ELパネル。
JP9542291U 1991-10-25 1991-10-25 カラー薄膜elパネル Pending JPH0538677U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9542291U JPH0538677U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 カラー薄膜elパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9542291U JPH0538677U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 カラー薄膜elパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0538677U true JPH0538677U (ja) 1993-05-25

Family

ID=14137261

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9542291U Pending JPH0538677U (ja) 1991-10-25 1991-10-25 カラー薄膜elパネル

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JP (1) JPH0538677U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215885A (ja) * 1999-10-29 2012-11-08 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 電子装置

Cited By (1)

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