JPH0538349A - 整形外科用ギプス包帯 - Google Patents

整形外科用ギプス包帯

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JPH0538349A
JPH0538349A JP3323629A JP32362991A JPH0538349A JP H0538349 A JPH0538349 A JP H0538349A JP 3323629 A JP3323629 A JP 3323629A JP 32362991 A JP32362991 A JP 32362991A JP H0538349 A JPH0538349 A JP H0538349A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 1以上の色から成る改良型整形外科用ギプス
包帯及び改良型整形外科用ギプスを提供する。 【構成】 開口メッシュ地テープ及び繊維テープ12上
に塗布される硬化性液体樹脂を含む。少なくとも1つの
着色剤14が、繊維テープの少なくとも一部分に可視的
に配置される。着色剤は、硬化性液体樹脂の存在下で繊
維テープに安定に保持される。着色剤が繊維テープに安
定に保持されるため、着色液体樹脂を用いる必要のない
着色整形外科用ギプステープが提供される。さらに、従
来利用できなかった多色模様付き整形外科用ギプスが提
供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、改良型整形外科用ギプ
ス包帯、及び整形外科用ギプスに関する。さらに詳しく
は本発明は、単色及び多色ギプスを形成可能な改良型整
形外科用ギプス包帯に関する。
【従来の技術】重合性ギプス用物質は、過去十年間に広
範に商業的に受け入れられてきた。焼石膏ギプスと比較
した場合、重合性、即ちいわゆる”合成”ギプス物質は
軽量で強いという利点を有する。合成ギプス物質はさら
に、硬化状態でギプスが空気を通すように多孔性であ
る。一般に、整形外科用合成ギプスは硬化性樹脂を含浸
した細い布地、つまりギプステープから作られる。布
地、好ましくはメリヤス生地は、ガラス繊維及び/又は
ポリエステル、ナイロン、ポリオレフィン等のような合
成繊維で作られる。広範に商業的に受け入れられてきた
ポリウレタンギプス物質は、Yoonの米国特許第4,
433,680号に開示されている。これらのギプス物
質は、ジモルホリノジエチルエーテル触媒を含有する水
活性性ポリウレタンプレポリマーを用いる。その組成物
は、ポリウレタンポリマーが液体状態であり続ける間長
い保存寿命を有する。包帯を用いる場合は、それを密封
包装から取り出して、2〜3秒間水中に放置する。それ
を水中から取り出し、通常は管状のメリヤス生地及びパ
ッドの上から患者に適用する。包帯は、迅速に骨折を固
定できる状態になる。極最近になって、着色ギプス物質
が広く商業的に受け入れられてきた。ギプス物質の着色
は、例えば米国特許第4,376,438号(Stra
ube etal.)、及び米国特許第4,934,3
56号(Klintworth,Jr.)に開示されて
いるように、プレポリマーに顔料又は染料を付加するこ
とによって達成されてきた。プレポリマーに付加される
顔料及び/又は染料物質は、プレポリマーがあまり早く
ゲル化及び/又は硬化しないよう注意深く選択する。
【発明が解決しようとする課題】実際上、着色整形外科
用ギプスは多くの患者にとって非常に望ましい。しかし
ながら、着色ギプスは多数の欠点を伴う。医療ギプス室
においては、着色プレポリマーは、液体状態である間
は、テーブル、床及びその他の表面を汚して、ギプス室
の様相や雰囲気を望ましくないものにすることがある。
同様に、医師及びギプス技師の着衣及び実験室着が着色
ポリマーに接触することにより汚れる。製造作業におい
ては、ある色のプレポリマーから別のものに変えるに
は、塗布ロールの取りはずし及び清掃、並びに塗布装置
の内部の洗い流しを含めた塗布機械の清掃が必要であ
る。着色ギプス物質は人気が増大しつつあり、かなりの
関心は多色及び模様付きギプスに対して向けられてい
る。螺旋状の縞模様のギプスは、患者の骨折した手足の
周囲に2色に着色された別々のギプステープを同時に巻
くことによって作られてきた。模様付きギプスも、単色
ギプス物質で主ギプス体を形成し、その後ギプスの表面
に所望の形状に予めカットされた異なる色の別のギプス
物質を張りつけることによって作られてきた。ギプスに
かぶせるための多色模様付きスリーブも市販されてい
る。多色ギプスに明らかに関心が示されているにもかか
わらず、実用的多色ギプス物質は提案されてもいないし
かねて手に入るようにされてもいない。医師及びギプス
技師は、このように、ギプスの構築においていくつかの
異なる色の別々のギプス包帯を用いて多色ギプスを提供
できるのみであった。したがって医療職員が要する時間
及び熟練の点で、多色ギプス物質は実際に有用でない。
【手段】本発明は、単色ギプス、又は多色ギプスを形成
するための別々に着色された多数の包帯を形成するため
に着色ポリマーの使用を必要としない、単色及び/又は
多色模様付き整形外科用ギプスを形成しうる整形外科用
ギプス物質を提供する。本発明のギプス包帯は、慣用的
及び標準的方法で患者に適用し得る。本発明のギプス包
帯は、開口メッシュ繊維テープと、この繊維テープ上に
塗布され、硬化して実質的に半透明又は透明な硬化プラ
スチックを形成し得る硬化性液体樹脂とを包含する。少
なくとも1つの着色剤が、硬化性液体樹脂の存在下で繊
維テープに安定に保持され、繊維テープの少なくとも一
部分に可視的に配置される。少なくとも2つの異なる着
色剤が繊維テープの一部分又は全体に可視的に配置さ
れ、少なくとも2色の所定の可視的模様を形成するのが
好ましい。本発明のある好ましい態様において、繊維テ
ープ上に配置される単数又は複数の着色剤は、繊維テー
プの繊維に浸透するか又は化学的に結合する1以上の染
料を包含する。繊維テープは、プラスチック性整形外科
用ギプスを形成するために慣用的に用いられる1以上の
天然又は合成繊維で構成されるのが好都合である。その
繊維としては、綿、ナイロン、ポリエステル、アクリ
ル、ガラス繊維などが挙げられる。繊維テープの繊維上
又は中に配置される着色剤は、かなりの時間、例えば数
か月から1年以上、液体樹脂が着色剤になんら悪影響を
及ぼすことなく、そして着色剤が液体樹脂にいかなる悪
影響も及ぼさずに、硬化性液体樹脂の存在下で、繊維中
に安定に保持されるのが好都合である。非常に好ましい
ある態様においては、着色剤は、繊維テープの加熱促進
・昇華染色をもたらす転写工程により、繊維性支持体に
塗布する。特に繊維性支持体が合成物質、好ましくはポ
リエステルである場合は、繊維テープが多孔性開口メッ
シュ物質である場合でも、1つ以上の濃い、鮮やかな、
明確に示される色のテープを多数、容易に製造し得る。
繊維テープ上に転写される模様は、くっきりしていて、
模様の一部分がその模様の別の部分の上に又は中にほと
んどにじみ出ることなく高度の解像度を有するものであ
る。開口メッシュ繊維テープは、液体樹脂の硬化前に約
15%以上の伸び率を有するのが好適である。本発明の
整形外科用ギプス包帯物質は、整形外科用ギプスの全層
に用い得るし、整形外科用ギプスの外側の目に見える層
のみにも用い得る。何れの場合も、整形外科用ギプスの
目に見える着色部分は、硬化ポリマー内に安定に保持さ
れる。硬化性樹脂それ自体を着色する必要がないため
に、本発明の整形外科用包帯は、医療設備及び/又は、
医師及び患者の着衣を色で汚さずに用い得る。製造工程
の間に着色プレポリマーを除去するために洗浄及び清掃
する必要なしに、同一塗布装置を用いて、異なる色、デ
ザイン、及び模様のギプス包帯を下塗りできる。本発明
は、子供、若者、大人の区分に関係なく魅力的で望まし
く、そして折れた骨の修復に伴う精神的痛手を低減する
助力と成り得、更には長期間ギプスで拘束することに伴
う羞恥を最小限にし得る種々の模様付きギプス物質を提
供する。
【好ましい実施例の詳細な説明】図1は、本発明の模様
付きギプス10を示す。ギプス10はギプスの外層上に
配置される連続模様付きギプステープ12を含む。ギプ
ステープ12は、繊維テープ12上に目に見えるように
(可視的に)配置される1つ以上の着色剤によって提供
される模様付き領域14を含む。図に示すように、可視
的に配置される着色剤は、一緒になって、子供や若者に
望ましいと考えられる迷彩模様を形成する。図2に示す
ように、図1のギプスは一般に、多数の層20、22、
24、26、28及び30から成る。図2には6つの層
が示されているけれども、一般的整形外科用ギプスは必
要によって、それ以上の又はそれ以下の数の層で構成さ
れ得る。ギプス10の少なくとも外層20は、その表面
に可視的に配置される着色剤14(図1)を含有してい
る。ギプステープの残りの層22〜30は、層20に用
いるものと同一の又は異なる繊維テープである。したが
って、例えば層20は半透明又は透明の硬化プラスチッ
クで被われるポリエステル繊維テープである一方、層2
2〜30は、例えば米国特許第4,668,563号
(Buese)(この記載内容は本明細書で援用する)
に開示されているような、ガラス繊維及び/又はエラス
トマー繊維と組み合わせたガラス繊維から成る。内層2
2〜30は、彩色模様付き表面を有していてもよいしそ
うでなくてもよい。層20〜30の各々を直接取り巻い
ているものは、硬化したポリマーマトリックス物質32
である。図2には示されていないけれども、繊維層20
〜30が多孔性且つ開口メッシュであるため、その結果
生じるギプス10は同様に多孔性で空気を通す。したが
って、硬化ギプス10全体の硬化ポリマーマトリックス
32には多数の開口がある。図3は、本発明の整形外科
用ギプステープに好適に用いられる模様付きギプス生地
を示す。図に示すように、布地12は、その対向する横
縁に耳縁40及び42を有する開口メッシュメリヤス生
地である。開口メッシュ繊維テープ12は、布地の構造
全体に多数の小孔46を有し、これは布地に硬化性液体
樹脂を十分に且つ完全に浸透させ、そして硬化ギプスに
多孔性を提供する。布地12は、その表面に可視的に配
置される異なる色の、多数の所定着色部分14を含む。
布地が多孔性且つ開口メッシュである場合でも、模様は
くっきりと見え、高解像度を有する。実際上、ギプステ
ープは一般に、約2インチ(5センチメートル)〜約5
インチ(約13センチメートル)の範囲の幅で利用でき
る。模様領域14は、液体ポリマーの塗布前に、ギプス
テープ12に塗布する。模様領域は、顔料捺染、湿式捺
染、及び転写を含めた種々の公知の方法によって布地の
少なくとも一面に着色剤を安定に配置することにより調
製し得る。当業者には公知のように、顔料捺染は、顔料
(又は染料)、樹脂、及び溶剤から作られるインクの使
用を伴う。そのインクを布地に塗布し、次いでその布地
を硬化用オーブンに通す。熱が溶剤を蒸発させて、布地
上で樹脂と顔料を融合させる。色は繊維の内部には浸透
しないが、ペイントのようにその表面にとどまる。湿式
捺染は、繊維内部に浸透するか又は繊維と化学的に結合
する染料を用いる。湿式捺染には、染料塗布工程後に、
染料を発色させ、化学物質を洗い落とし、布地を許容可
能な形態に戻すための種々の操作が関与する。さらに詳
細に後述するように、ギプステープ12上の着色領域1
4は、本発明の一態様に従って、昇華性染料を加熱して
気体に変換し、次にその気体染料を繊維表面に浸透させ
るか又は化学的に結合させる転写の工程により塗布する
のが有効である。図4に示すように、整形外科用ギプス
のための繊維テープは、好ましくはかなり開口を有し且
つ通気性のメリヤス生地である。図4に示す模様入りメ
リヤスは、チェーンステッチ又は縦の目50や横の目5
2を含むラシェルニット(Rachell Knit)
である。図4に示すように、横の目は対になっている
が、これは特別なラシェルニットデザインから生じる。
対になった横の目を有する図4のメリヤス構造は、「ツ
ープライフィル」として公知である。独特の且つ非常に
明白な色及び模様を得るためには、本発明に用いる布地
にツープライ又はマルチプライフィルメリヤス模様を用
いるのが有効である。図4から明らかなように、メリヤ
スギプステープは多数の開口領域46を有するが、これ
は布地の平面全体としての単一平面にあるか、又は布地
の構成に依って、布地がかなり厚みを有する場合には異
なる平面にある。図4に示すような布地を作るために用
いる糸は、紡績糸、多フィラメントフラットヤーン、及
び/又は多フィラメント加工糸であるのが好都合であ
る。多フィラメント加工ポリエステル糸及び紡績ポリエ
ステル糸は、着色剤の保持のために望ましい光学的に密
な捺染表面を提供する。本発明の特に好ましい一態様に
おいては、図4に示すような布地は、チェーンステッチ
50を提供するためにフィラメント加工ポリエステル糸
を、及び横の目52を提供するために紡績ポリエステル
糸を用いて作られる。さらに詳細に後述するように、こ
のそして同様の布地はメリヤス地であって、その後、縦
方向に約15%以上の伸び率を得るために、熱処理して
布地を収縮する。縦方向の伸び率は、いわゆる「タッ
ク」(布地の一部分がその下に畳み込まれること)する
必要なしに、患者の手足の包帯表面に容易に合わせ得る
所望の適合したギプステープを提供する。布地が延伸性
であるか否か、そして布地が収縮しているか否かにかか
わらず、布地は、プリントした場合、着色剤が容易に布
地に塗布されるような光学的密度(縦糸及び横糸の数、
ウエーブ模様、並びに布地構造により決定される)を有
するのが有利である。1インチ当たり約8〜15の縦
目、及び1インチ当たり約12〜20の横目(ツープラ
イフィル生地の場合)を有する布地が特に有効であるこ
とが判明している。図5は、好ましい転写工程の操作を
示しているが、これを、本発明のギプステープでの安定
な着色を得るのに用いると有効である。転写は2段階工
程である。先ず、点64で一般的に示される昇華性染料
を含有する樹脂ベースのインク62を用いて、所望の色
や模様を紙支持体60上に捺染する。次に、捺染した紙
を繊維66で示される布地と接触させる。紙支持体60
の背部60aを加熱及び加圧する。樹脂インク62内に
束縛された染料を加熱に依って気体64aに変換し、染
料を繊維表面に凝縮させて、次いで繊維内部に拡散させ
る。図5に示すように、繊維表面の染料64bは、一般
に、繊維を通じて部分的にのみ拡散し、その結果、転写
された布地の背側66aは一般に着色されない。転写工
程は当業界では公知であって、当業者に入手可能な種々
の出版物で詳細に考察されている。転写に関する具体的
な情報は、例えばPROCEEDINGS,SYMPO
SIUM ON TRANSFER PRINTIN
G;Textile Research lnstit
ute,Princeton,New Jerseyが
出版したThe 46th TRIANNUAL RE
SEARCH AND TECHNOLOGY CON
FERENCE(1976年3月24,25日);及び
TRANSFER PRINTING MANUAL
(編集者Charles Reichmann;Nat
ional Knitted Outerwear A
ssociation,New York,NY(19
76))に見出される。これらを、本明細書で援用す
る。転写(加熱転写又は昇華捺染としても知られてい
る)は、一般に、分散染料を用いて、200℃のオーダ
ーの温度、例えば210℃の加熱温度で、達成される。
昇華性分散染料は当業者には周知であって、上記で引用
した参考文献でさらに詳細に考察されている。加熱転写
はポリエステル生地に特に有効である。しかし天然繊
維、ナイロン、及びアクリル繊維にも用い得る。例え
ば、ナイロンを用いる場合、ポリアミド(ナイロン)支
持体上のアミノ基と反応し得る反応部分である慣用分散
染料をその構造内に導入できる。アクリル繊維を用いる
場合、種々の物質を捺染インク又はペーストに添加し
て、染料の転写性を改良する。同様に、羊毛及び綿のよ
うな天然物質を用いる場合は、種々の前処理を実施して
繊維が転写をさらに受けやすくするために繊維表面をコ
ーティングする。転写はさらに、本発明では、ガラス繊
維、即ちガラス繊維から成るメリヤスギプステープ上に
実施した。ガラス繊維上での捺染の改良は、ガラス繊維
を水ベースのアクリル溶液のような重合塗料で下塗り
し、その後、温度を上げて硬化処理をすることにより達
成されることも判明した。布地を樹脂溶液でパッドし、
450℃以上の温度、例えば450〜約600℃の温度
にセットした輻射加熱器の下を、1〜約10分間、例え
ば約2〜約5分間通すのが有効である。このような処理
によって塗布樹脂を硬化させ、柔らかい手ざわりのガラ
ス繊維を得る。しかしこれは硬化アクリル樹脂で被われ
る。その結果生じる繊維は、加熱転写染料を吸収するか
又はそれと反応し易い表面塗料とともに得られる。転写
は、多くの理由から、本発明のギプス物質を提供するの
に特に有効であることが判明している。ギプス物質を含
浸するために用いる樹脂、特にポリウレタンプレポリマ
ーは、反応性が高い。したがって、少量の水分の存在下
でも、樹脂のゲル化、及び/又は早すぎる硬化が進行す
ることが知られている。その他の有機及び無機化学物質
は、微量でも、樹脂の早すぎる硬化を引き起こす。同様
に、液体樹脂は、多くの場合、多数の有機物質の良好な
溶剤である。したがって、種々の着色物質が液体樹脂に
溶解し、その結果樹脂それ自体の着色及び/又は布地上
の彩色の滲出若しくは褪色が進行する。しかしながら、
本発明で用いられる転写染料、特に許容可能な基質を伴
うものは、多くの場合、長期間、繊維が染料をしっかり
保持することが判明している。さらに、転写染色法は、
開口メッシュの非常に多孔性のギプステープ上に捺染模
様を提供するが、一方ギプス支持体上に濃い、くっきり
した高解像度の模様を提供する。本発明の好ましいギプ
ステープは、支持体上に下塗りした液体樹脂とともに密
封パウチ中に充填した場合、保存安定性を示す。樹脂の
塗布された塗料用物質は、加速試験で測定した場合、5
0℃で少なくとも1週間の保存寿命を有するのが好適で
ある。50℃の温度で保存した場合、塗料物質が約2か
月以上の保存性を有するのが最も有益であって、これは
標準状態下で約2年又はそれ以上の保存寿命を示すもの
と考えられる。米国特許第4,433,680号(Yo
on)(その記載内容は、本明細書で援用する)に開示
されているようなポリウレタン樹脂組成物で被った場
合、転写染色ポリエステルギプステープは、これらの保
存性条件を満たし得る。本発明の好ましいポリエステル
ギプステープは、約10%以上の伸び率を有する。これ
らのポリエステルギプス物質は、布地が、メリヤス生地
のニットステッチ又は縦糸としてフィラメント加工ポリ
エステル糸を用いるメリヤス地である工程により製造す
る。その後、実質的に無張力状態で、又はメリヤス生地
が加熱用ゾーンに過剰供給された状態下で、メリヤス生
地を加熱オーブン又はその他の加熱用ゾーンを通過させ
る。例えば、メリヤス生地を加熱オーブンに供給し、約
400〜450°F、例えば425°Fの温度で10〜
30秒間、例えば20秒間加熱する。この処理中に、布
地は、例えば約10%〜約30%の量で収縮して、約1
5%以上の、好ましくは約20%以上の伸び率を有する
メリヤスポリエステル生地を提供する。伸び率は、布地
の1インチ幅当たり約680gの静止重量を布地に加え
て、その結果生じる布地の伸長を測定することにより測
定し得るが、これを次に伸長前の布の長さのパーセンテ
ージとして表わす。加熱処理して伸び率を提供後、当業
者に公知の連続ドラム型転写装置を用いて布地に転写を
施す。本発明の別の態様によれば、メリヤス生地の伸び
率は、緩和状態、即ち無張力状態で転写機にポリエステ
ル生地を供給することにより、転写工程後に保持され
る。これは、容器から取り出して、加熱捺染ゾーンに通
す場合に、布地が引っ張られないよう、転写前に容器に
未捺染ギプステープをフェストーン(festoon)
状につなぐことによって達成される。転写工程は、布地
を収縮するために先に用いた温度とほぼ同じか又はそれ
以下の温度で実施すると有利である。その後、ギプステ
ープを、水分を吸収しないよう、転写後に、プラスチッ
クバッグのような耐水性容器に充填するのが好都合であ
る。そこで、転写済ギプステープを処理してポリウレタ
ンプレポリマーを塗布する。プレポリマーを、ギプス包
帯を形成するのに公知のリバースロール塗布又はその他
の塗布法により、乾燥空気中で布地に塗布する。布地上
のプレポリマーの重量は、1平方メートル当たり約60
〜400g、好ましくは約80〜300gの範囲であっ
て、それにより塗布済テープの重量を基準にして、約3
0重量%〜70重量%のプレポリマー重量を提供する。
プレポリマーの量は、一部、繊維テープの性質及び組
成、並びに個々のテープ構成に応ずると、当業者は認識
している。プレポリマーを布地に塗布した直後に、塗布
済布地を不活性気体中に入れて、空気中の水分と全く接
触しないようにする。前述のように、多数のポリウレタ
ンプレポリマーが公知であって、本発明に首尾よく用い
得る。好ましいポリウレタンプレポリマーは、カルボジ
イミド基を有するジフェニルメタンジイソシアネートか
ら製造する。これらのジイソシアネートを多数の官能
基、例えば2〜3個の官能基を有するポリオールと反応
させる。ポリオールは、ジオール又はトリオール、ある
いはジオール及びトリオールの混合物であってもよい。
好ましいポリオールは、ヒドロキシル数105のポリ
(オキシプロピレン)グリコール、及びヒドロキシル数
232のポリ(オキシプロピレン)トリオールである。
ポリオールの分子量は、通常2,000未満、好ましく
は700〜1,500の範囲、最も好ましくは約700
〜1,000である。プレポリマー反応混合物中のポリ
イソシアネート対ポリオールの比は、当量比で表わすの
が最も良い。当量は、個々の成分の各々の分子量をその
官能価即ち化合物中の官能基の数で割って求める。当量
比は、イソシアネート対ポリオールの当量の比である。
好ましい系における当量比は、ポリイソシアネート対ポ
リオールの当量が2:1〜約15:1、好ましくは2:
1〜10:1であるべきである。これらの成分を、プレ
ポリマー中に5%〜30%のNCO基が余分に存在する
ように併用する。プレポリマーはさらに、上記のYoo
nの特許に記載のジモルホリノジエチルエーテル触媒
を、総混合物の重量を基準にして0.1重量%〜10重
量%含有する。特に好ましいポリウレタンプレポリマー
は、米国特許第4,433,680号(Yoon)の実
施例に記載されている。種々の公知の添加物、例えば粘
度改質剤、uv安定剤、及び/又は酸化防止剤をプレポ
リマー中に混和し得る。望ましい場合は、結果的に生じ
るギプスにいろいろな彩色効果を与えるために、種々の
色素をプレポリマー中に混和してもよい。本発明はさら
に、水硬化性ポリウレタンプレポリマー以外のプレポリ
マーと併用すると特に有用である。例えば、本発明のギ
プス物質は、2成分プレポリマー系、例えばイソシアネ
ートがポリオールと別々に保持されるエポキシベース
系、不飽和ポリエステル系、及びポリウレタン系と組み
合わせて用い得る。このような系においては、着色剤で
予備的捺染されるギプステープは、使用直前までプレポ
リマー反応体の一方又は両方とは別々に保持される。し
たがって、ギプステープを、その系の1成分のみ塗布す
るかしないで、ロールに巻き取って包装してもよい。パ
ウチの別の部分、又は別のパウチは、第2のポリマー成
分又は液体プレポリマーを含有する。ギプステープを用
いて患者の手足にギプスを形成する直前に、医師又はギ
プス技師は、樹脂の硬化を開始させるために、プレポリ
マー物質又はその第2の成分をロールに塗布する。繊維
テープ上に捺染される種々の着色剤は、長期間保存性を
有していないけれども、これらの条件下で液体プレポリ
マーの存在下で、繊維テープに安定に保持される。種々
の好ましい態様を参照しながら、本発明をかなり詳細に
説明した。しかしながら、前記の明細書、及び請求の範
囲に記載されているような本発明の精神及び範囲を逸脱
しない限り、変更及び修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】患者のほぼ前腕位置における本発明の模様付き
整形外科用ギプスの図である。
【図2】図1のギプスを線2−2で切断した横断面の一
部分を拡大した図である。
【図3】繊維に安定に保持される着色剤を有し、高度の
解像度を有する模様を示す多孔性、開口メッシュ繊維ギ
プステープの図である。
【図4】図3の開口メッシュ地のための1つの好ましい
メリヤス模様を示す図である。
【図5】本発明の好ましい態様において繊維性支持体上
に染色される模様を提供するために用いる転写の操作を
示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591273742 ジヨンソン・エンド・ジヨンソン・オーソ ウピーデイクス・インコーポレイテツド アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08933、ニユー・ブランズウイツク、ワ ン・ジヨンソン・エンド・ジヨンソン・プ ラザ(番地なし) (72)発明者 ホレイス・エル・フリーマン アメリカ合衆国、ノース・カロライナ・ 27215、バーリントン、ウオーカー・アベ ニユー・2217 (72)発明者 ヒー・ケイ・ヨーン アメリカ合衆国、ニユー・ジヤージー・ 08902、ニユー・ブランズウイツク、レツ ドウツド・ロード・7

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)開口メッシュ繊維テープ; (b)繊維テープ上に塗布され、硬化して硬化プラスチ
    ックを形成し得る硬化性液体樹脂;及び (c)繊維テープ上の少なくとも一部分に可視的に配置
    される少なくとも一つの着色剤であって、硬化性液体樹
    脂の存在下で繊維テープに安定して保持される着色剤か
    らなる整形外科用ギプス包帯。
  2. 【請求項2】 開口メッシュ繊維テープがポリエステ
    ル、綿、及びガラス繊維から成る群から選択される繊維
    を包含する請求項1記載の整形外科用ギプス包帯。
  3. 【請求項3】 硬化性液体樹脂が水硬化性ポリウレタン
    プレポリマーである請求項1記載の整形外科用ギプス包
    帯。
  4. 【請求項4】 繊維テープ上に塗布される液体樹脂が、
    密封容器に充填された場合、50℃で1週間以上の期間
    貯蔵安定性を有する請求項1記載の整形外科用ギプス包
    帯。
  5. 【請求項5】 液体樹脂の塗布された開口メッシュ繊維
    テープが、密封容器に充填された場合、50℃で2か月
    以上の期間貯蔵安定性を有する請求項1記載の整形外科
    用ギプス包帯。
  6. 【請求項6】 液体樹脂が塗布された開口メッシュ繊維
    テープが液体樹脂の硬化前に約10%より大きい伸び率
    を有する請求項1記載の整形外科用ギプス包帯。
  7. 【請求項7】 開口メッシュ繊維テープが縦方向のポリ
    エステルフィラメント加工糸を包含するメリヤスポリエ
    ステル生地である請求項1記載の整形外科用ギプス包
    帯。
  8. 【請求項8】 繊維テープ上の少なくとも一部分に可視
    的に配置された着色剤が顔料の捺染された着色剤である
    請求項1記載の整形外科用ギプス包帯。
  9. 【請求項9】 繊維テープ上の少なくとも一部分に可視
    的に配置された着色剤が湿式捺染された着色剤である請
    求項1記載の整形外科用ギプス包帯。
  10. 【請求項10】 繊維テープ上の少なくとも一部分に可
    視的に配置された着色剤が転写された着色剤である請求
    項1記載の整形外科用ギプス包帯。
  11. 【請求項11】 繊維テープ上の少なくとも一部分に可
    視的に配置され、繊維テープ上に少なくとも2色の所定
    の可視的パターンを形成する少なくとも2つの異なる着
    色剤であって、硬化性液体樹脂の存在下で繊維テープに
    安定に保持される着色剤を包含する請求項1記載の整形
    外科用ギプス包帯。
  12. 【請求項12】 繊維テープ上の少なくとも一部分に可
    視的に配置された着色剤が顔料の捺染された着色剤であ
    る請求項11記載の整形外科用ギプス包帯。
  13. 【請求項13】 繊維テープ上の少なくとも一部分に可
    視的に配置された着色剤が湿式捺染された着色剤である
    請求項11記載の整形外科用ギプス包帯。
  14. 【請求項14】 繊維テープ上の少なくとも一部分に可
    視的に配置された着色剤が転写された着色剤である請求
    項11記載の整形外科用ギプス包帯。
  15. 【請求項15】(a)開口メッシュ繊維テープ; (b)繊維テープ上に塗布され、硬化して硬化プラスチ
    ックを形成し得る硬化性液体樹脂;及び (c)繊維テープの少なくとも一部分に浸透するか又は
    化学的に結合する少なくとも一つの染料であって、硬化
    性液体樹脂の存在下で繊維テープに安定して保持される
    染料からなる整形外科用ギプス包帯。
  16. 【請求項16】 繊維テープ上の少なくとも一部分に浸
    透するか又は化学的に結合する少なくとも2つの染料で
    あって、繊維テープ上に少なくとも2色の可視的着色パ
    ターンを形成する少なくとも2つの染料を包含する請求
    項15記載の整形外科用ギプス包帯。
  17. 【請求項17】 開口メッシュ繊維テープがポリエステ
    ル繊維を包含する請求項15又は16記載の整形外科用
    ギプス包帯。
  18. 【請求項18】 開口メッシュ繊維テープが縦方向にポ
    リエステルフィラメント加工糸を包含する請求項17記
    載の整形外科用ギプス包帯。
  19. 【請求項19】 開口メッシュ繊維テープがガラス繊維
    を包含する請求項16記載の整形外科用ギプステープ。
  20. 【請求項20】 液体樹脂が塗布された開口メッシュ繊
    維テープが、密封容器に充填された場合、50℃で1週
    間以上の期間貯蔵安定性を有する請求項15記載の整形
    外科用ギプステープ。
  21. 【請求項21】 繊維テープの少なくとも一部分に浸透
    するか化学的に結合する染料が昇華性分散染料を包含す
    る請求項15記載の整形外科用ギプス包帯。
  22. 【請求項22】 昇華性分散染料が開口メッシュ繊維テ
    ープの一面上のみに配置される請求項21記載の整形外
    科用ギプス包帯。
  23. 【請求項23】 硬化性液体樹脂が水硬化性ポリウレタ
    ンプレポリマーである請求項15記載の整形外科用ギプ
    ス包帯。
  24. 【請求項24】 硬化したポリマーマトリックス内に配
    置された多数の層の開口メッシュ繊維テープを有する整
    形外科用ギプスであって、その開口メッシュ繊維テープ
    の少なくとも外層が、繊維テープの少なくとも一部分に
    浸透するか又は化学的に結合する少なくとも一つの染料
    であって、硬化したポリマーマトリックスの存在下で繊
    維テープに安定して保持される染料を包含している整形
    外科用ギプス。
  25. 【請求項25】(a)開口メッシュ繊維テープを昇華性
    染料を支持する支持体と接触させ; (b)支持体及び開口メッシュ繊維テープを加熱して昇
    華性染料を開口メッシュ繊維テープに転写させて、それ
    によって開口メッシュ繊維テープの少なくとも一部分で
    発色させ;そして (c)着色された開口メッシュ繊維テープを硬化可能な
    液体樹脂で被って硬化プラスチックを形成する工程を包
    含する整形外科用ギプス包帯の製造方法。
  26. 【請求項26】 上記開口メッシュ繊維テープがポリエ
    ステル繊維を包含する請求項25記載の方法。
  27. 【請求項27】 開口メッシュ繊維テープがガラス繊維
    を包含する請求項25記載の方法。
  28. 【請求項28】 開口メッシュ繊維テープがマルチフィ
    ラメント加工糸を包含する請求項25記載の方法。
  29. 【請求項29】 昇華性染料を支持する支持体がさらに
    少なくとも第2の昇華性染料を支持し、上記昇華性染料
    が両方とも上記加熱工程において上記開口メッシュ繊維
    テープに転写される請求項25記載の方法。
  30. 【請求項30】(a)縦方向に織りなされたポリエステ
    ルフィラメント加工糸を包含するメリヤスポリエステル
    生地を用意し; (b)メリヤスポリエステルテープを縦方向に収縮させ
    るのに足る第1の上昇温度で実質的に無張力状態でメリ
    ヤスポリエステル糸を加熱処理し; (c)実質的に無張力状態で、第1の上昇温度より低い
    か又はほぼ同じである第2の上昇温度で、収縮したメリ
    ヤスポリエステルテープを転写し;そして (d)転写されたメリヤステープを、硬化して硬化プラ
    スチックを形成可能な液体樹脂で被う工程から成る整形
    外科用ギプステープの製造方法。
  31. 【請求項31】上記転写工程が、収縮メリヤスポリエス
    テルテープを少なくとも2つの昇華性染料を支持する支
    持体と接触させて、それによって上記昇華性染料の両方
    を上記収縮メリヤスポリエステルテープに転写すること
    により実施される請求項30記載の方法。
  32. 【請求項32】 硬化して硬化プラスチックを形成可能
    な上記液体樹脂が水硬化性ポリウレタンプレポリマーで
    ある請求項30記載の方法。
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