JPH0538252A - 防菌，防黴用ガスの発生装置 - Google Patents
防菌，防黴用ガスの発生装置Info
- Publication number
- JPH0538252A JPH0538252A JP28534891A JP28534891A JPH0538252A JP H0538252 A JPH0538252 A JP H0538252A JP 28534891 A JP28534891 A JP 28534891A JP 28534891 A JP28534891 A JP 28534891A JP H0538252 A JPH0538252 A JP H0538252A
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- antibacterial
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 防菌，防黴ガスの濃度調整が可能で且つ連続
的に製造しうるようにして、食品及び非食品等の被処理
物の防菌，防黴処理作業の便に大いに寄与することを目
的とする。 【横成】 貯留された液状のイソチオシアン酸アリル５
を気化させるための加熱手段を具備した貯留槽４と、圧
縮エア２を貯留するためのエア貯留槽１と、前記貯留槽
４内で気化したイソチオシアン酸アリルを吸引排出すべ
く該貯留槽４及び前記エア貯留槽１に接続されるエジェ
クタ８とからなることを特徴とする。
的に製造しうるようにして、食品及び非食品等の被処理
物の防菌，防黴処理作業の便に大いに寄与することを目
的とする。 【横成】 貯留された液状のイソチオシアン酸アリル５
を気化させるための加熱手段を具備した貯留槽４と、圧
縮エア２を貯留するためのエア貯留槽１と、前記貯留槽
４内で気化したイソチオシアン酸アリルを吸引排出すべ
く該貯留槽４及び前記エア貯留槽１に接続されるエジェ
クタ８とからなることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、食品及び非食品等用の
防菌，防黴用ガスの発生装置、さらに詳しくは主として
柑橘類や青果物等の植物を防菌，防黴処理すべく使用さ
れるイソチオシアン酸エステルガスの発生装置に関す
る。
防菌，防黴用ガスの発生装置、さらに詳しくは主として
柑橘類や青果物等の植物を防菌，防黴処理すべく使用さ
れるイソチオシアン酸エステルガスの発生装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】近年 食品等の流通過程や貯蔵過程に於
ける雑菌による腐敗を阻止し或いは遅延させるべく各種
の薬剤が開発されるに至っている。例えば、イソチオシ
アン酸エステルも優れた防菌，防黴効果を有するため
に、かかる性質を利用して青果物の防菌処理等がなされ
ている。
ける雑菌による腐敗を阻止し或いは遅延させるべく各種
の薬剤が開発されるに至っている。例えば、イソチオシ
アン酸エステルも優れた防菌，防黴効果を有するため
に、かかる性質を利用して青果物の防菌処理等がなされ
ている。
【０００３】本発明者はこのような点に鑑み、イソチオ
シアン酸エステルを柑橘類等の果実に適用してその防
菌，防黴処理を試みた。即ち、固形状に製剤化したイソ
チオシアン酸エステルを柑橘類等の被処理物と共に容器
に収納し、自然気化するイソチオシアン酸エステルを被
処理物に気相接触せしめて防菌，防黴処理が行ったので
ある。
シアン酸エステルを柑橘類等の果実に適用してその防
菌，防黴処理を試みた。即ち、固形状に製剤化したイソ
チオシアン酸エステルを柑橘類等の被処理物と共に容器
に収納し、自然気化するイソチオシアン酸エステルを被
処理物に気相接触せしめて防菌，防黴処理が行ったので
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
気相接触による場合、良好な防菌効果等を得るにはイソ
チオシアン酸エステルの気体濃度の確保が要求されるの
であるが、上記従来のものは固形製剤化したイソチオシ
アン酸エステルを自然気化せしめて行うものであるため
に、短時間で所望濃度の気体を得ることはできず長時間
処理が必要となって、一連の処理作業を極めて煩雑なも
のにするという致命的な問題点を有していた。
気相接触による場合、良好な防菌効果等を得るにはイソ
チオシアン酸エステルの気体濃度の確保が要求されるの
であるが、上記従来のものは固形製剤化したイソチオシ
アン酸エステルを自然気化せしめて行うものであるため
に、短時間で所望濃度の気体を得ることはできず長時間
処理が必要となって、一連の処理作業を極めて煩雑なも
のにするという致命的な問題点を有していた。
【０００５】一方、イソチオシアン酸エステルの気体濃
度が一定以上になったり、必要以上に長時間の処理を行
うと、柑橘類等の腐敗やいたみは防止できる反面、イソ
チオシアン酸エステルが柑橘類等の果皮を透過して内部
にまで浸透するという不都合が生ずることになるが、上
述の如く従来のものは固形製剤化したイソチオシアン酸
エステルの自然気化によるものであるために、容器内の
気体濃度を一定に維持したり、濃度を任意に調整するこ
とは非常に困難であり、よって柑橘類等に食味障害を生
ぜしめ易いという欠点もあったのである。
度が一定以上になったり、必要以上に長時間の処理を行
うと、柑橘類等の腐敗やいたみは防止できる反面、イソ
チオシアン酸エステルが柑橘類等の果皮を透過して内部
にまで浸透するという不都合が生ずることになるが、上
述の如く従来のものは固形製剤化したイソチオシアン酸
エステルの自然気化によるものであるために、容器内の
気体濃度を一定に維持したり、濃度を任意に調整するこ
とは非常に困難であり、よって柑橘類等に食味障害を生
ぜしめ易いという欠点もあったのである。
【０００６】それ故に、本発明は上記従来の問題点を解
決するためになされたものであり、防菌，防黴ガスの濃
度調整が可能で且つ連続的に製造しうるようにして、食
品及び非食品等の被処理物の防菌，防黴処理作業の便に
大いに寄与することを課題とする。
決するためになされたものであり、防菌，防黴ガスの濃
度調整が可能で且つ連続的に製造しうるようにして、食
品及び非食品等の被処理物の防菌，防黴処理作業の便に
大いに寄与することを課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】即ち、上記課題を解決す
るために、本発明は貯留された液状のイソチオシアン酸
エステル５を気化させるための加熱手段を具備した貯留
槽４と、圧縮エア２を貯留するためのエア貯留槽１と、
前記貯留槽４内で気化したイソチオシアン酸エステルを
吸引排出すべく該貯留槽４及び前記エア貯留槽１に接続
されるエジェクタ８とからなる防菌，防黴用ガスの発生
装置である。
るために、本発明は貯留された液状のイソチオシアン酸
エステル５を気化させるための加熱手段を具備した貯留
槽４と、圧縮エア２を貯留するためのエア貯留槽１と、
前記貯留槽４内で気化したイソチオシアン酸エステルを
吸引排出すべく該貯留槽４及び前記エア貯留槽１に接続
されるエジェクタ８とからなる防菌，防黴用ガスの発生
装置である。
【０００８】
【作用】従って、上記構成を特徴とする防菌，防黴用ガ
スの発生装置に於いては、貯留槽４内の液状のイソチオ
シアン酸エステルは加熱手段により加熱されて気化し、
イソチオシアン酸エステルの気体を得ることができる。
スの発生装置に於いては、貯留槽４内の液状のイソチオ
シアン酸エステルは加熱手段により加熱されて気化し、
イソチオシアン酸エステルの気体を得ることができる。
【０００９】そして、この状態でエア貯留槽１内の圧縮
エア２をエジェクタ８に供給すると、該エジェクタ８に
生ずる負圧により貯留槽４内で気化したイソチオシアン
酸エステルが吸引排出され、この両者が混合されて処理
気体としてのイソチオシアン酸エステルを連続的に製造
することができるのである。この場合に於いて、圧縮エ
ア２とイソチオシアン酸エステルとの相互の供給量を適
宜調整すれば、容易に所望濃度の処理用イソチオシアン
酸エステルが得られる。
エア２をエジェクタ８に供給すると、該エジェクタ８に
生ずる負圧により貯留槽４内で気化したイソチオシアン
酸エステルが吸引排出され、この両者が混合されて処理
気体としてのイソチオシアン酸エステルを連続的に製造
することができるのである。この場合に於いて、圧縮エ
ア２とイソチオシアン酸エステルとの相互の供給量を適
宜調整すれば、容易に所望濃度の処理用イソチオシアン
酸エステルが得られる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面に従っ
て説明する。
て説明する。
【００１１】図１に於いて、１はコンプレッサー（図示
せず）から供給される乾燥した圧縮エア２を貯留するた
めのエア貯留槽を示し、該エア貯留槽１内には常時一定
量の圧縮エア２を貯留しうるように構成されてなり、且
つ貯留槽１内の圧縮エア２を摂氏１５０度程度に加熱す
るためのヒーター３が設けられている。４は液状のイソ
チオシアン酸アリル５を貯留するための貯留槽であり、
該貯留槽４内のイソチオシアン酸アリル５を気化させる
べくヒーター６が設けられてなる。７は貯留槽４に接続
された真空ポンプを示す。
せず）から供給される乾燥した圧縮エア２を貯留するた
めのエア貯留槽を示し、該エア貯留槽１内には常時一定
量の圧縮エア２を貯留しうるように構成されてなり、且
つ貯留槽１内の圧縮エア２を摂氏１５０度程度に加熱す
るためのヒーター３が設けられている。４は液状のイソ
チオシアン酸アリル５を貯留するための貯留槽であり、
該貯留槽４内のイソチオシアン酸アリル５を気化させる
べくヒーター６が設けられてなる。７は貯留槽４に接続
された真空ポンプを示す。
【００１２】８は貯留槽４内で気化したイソチオシアン
酸アリルを外部に吸引排出させるべく該貯留槽４と前記
エア貯留槽１とに流量制御弁９及び流量計１０を介して
接続されたエジェクタで、その排出口８ａに配管接続さ
れた排気管１１にはバルブ１２が設けられている。
酸アリルを外部に吸引排出させるべく該貯留槽４と前記
エア貯留槽１とに流量制御弁９及び流量計１０を介して
接続されたエジェクタで、その排出口８ａに配管接続さ
れた排気管１１にはバルブ１２が設けられている。
【００１３】本実施例は以上のような構成からなり、こ
れを使用してイソチオシアン酸アリルの処理気体を製造
する場合には以下の如くして行う。
れを使用してイソチオシアン酸アリルの処理気体を製造
する場合には以下の如くして行う。
【００１４】先ず、乾燥した圧縮エア２をエア貯留槽１
に充填すると共に、貯留槽４に所定量の液状のイソチオ
シアン酸アリル５を供給すると共に、真空ポンプ７を作
動せしめて貯留槽４内を真空状態にした後、真空ポンプ
７を停止させる。
に充填すると共に、貯留槽４に所定量の液状のイソチオ
シアン酸アリル５を供給すると共に、真空ポンプ７を作
動せしめて貯留槽４内を真空状態にした後、真空ポンプ
７を停止させる。
【００１５】次に、各貯留槽１，４に設けられたヒータ
ー３，６を作動せしめて圧縮エア２及びイソチオシアン
酸アリル５を加熱する。この加熱によって、液状のイソ
チオシアン酸アリル５は気化して貯留槽３内にイソチオ
シアン酸アリル５の気体が充満することとなる。
ー３，６を作動せしめて圧縮エア２及びイソチオシアン
酸アリル５を加熱する。この加熱によって、液状のイソ
チオシアン酸アリル５は気化して貯留槽３内にイソチオ
シアン酸アリル５の気体が充満することとなる。
【００１６】この状態で、両流量制御弁９を開放する
と、該エア貯留槽１内の圧縮エア２がエジェクタ８に供
給されると共に、これによりエジェクタ８に生じた負圧
によって貯留槽４内で気化したイソチオシアン酸アリル
４が吸引されて圧縮エア２と混ざり合い、排気管９を介
して処理気体としてのイソチオシアン酸アリルを得るこ
とができるのである。
と、該エア貯留槽１内の圧縮エア２がエジェクタ８に供
給されると共に、これによりエジェクタ８に生じた負圧
によって貯留槽４内で気化したイソチオシアン酸アリル
４が吸引されて圧縮エア２と混ざり合い、排気管９を介
して処理気体としてのイソチオシアン酸アリルを得るこ
とができるのである。
【００１７】この場合、圧縮エア２及び気化したイソチ
オシアン酸アリルは略同温度に加熱されており、且つ乾
燥した圧縮エア２を使用してなるために、この両気体間
の温度差により混合時に於いてむらが生じることもなく
一定濃度のイソチオシアン酸アリルを連続的に生成でき
ることとなる。
オシアン酸アリルは略同温度に加熱されており、且つ乾
燥した圧縮エア２を使用してなるために、この両気体間
の温度差により混合時に於いてむらが生じることもなく
一定濃度のイソチオシアン酸アリルを連続的に生成でき
ることとなる。
【００１８】また、両流量制御弁７にて圧縮エア２と気
化したイソチオシアン酸アリルの混合比を調整できるた
め、即ち処理気体であるイソチオシアン酸アリルの濃度
が任意に変更できるために、処理目的や被処理物の種類
等に応じて最適な防菌，防黴処理が図れることとなる。
しかも、イソチオシアン酸アリルの気体を使用するた
め、圧縮エア２との混合操作も煩雑になることもなく容
易に行える利点がある。
化したイソチオシアン酸アリルの混合比を調整できるた
め、即ち処理気体であるイソチオシアン酸アリルの濃度
が任意に変更できるために、処理目的や被処理物の種類
等に応じて最適な防菌，防黴処理が図れることとなる。
しかも、イソチオシアン酸アリルの気体を使用するた
め、圧縮エア２との混合操作も煩雑になることもなく容
易に行える利点がある。
【００１９】さらに、本実施例に係る発生装置は全体が
極めて簡易に構成できるため、装置自体も安価に且つ容
易に製造できるという利点もある。
極めて簡易に構成できるため、装置自体も安価に且つ容
易に製造できるという利点もある。
【００２０】尚、上記実施例に於いては、乾燥した圧縮
エア２を加熱したために、気化したイノチオシアン酸ア
リルとの混合が良好に行えるという好ましい効果を得た
が、圧縮エア２は必ずしも加熱する必要はなく、また乾
燥したものを使用する必要もない。よって、エア貯留槽
１には加熱手段を設けなくても構わない。また、配管等
のイソチオシアン酸アリルの気体が通過する全ての経路
を加熱しておけば、イソチオシアン酸アリルの露結を抑
え、ガスの濃度変化を防止することができる。
エア２を加熱したために、気化したイノチオシアン酸ア
リルとの混合が良好に行えるという好ましい効果を得た
が、圧縮エア２は必ずしも加熱する必要はなく、また乾
燥したものを使用する必要もない。よって、エア貯留槽
１には加熱手段を設けなくても構わない。また、配管等
のイソチオシアン酸アリルの気体が通過する全ての経路
を加熱しておけば、イソチオシアン酸アリルの露結を抑
え、ガスの濃度変化を防止することができる。
【００２１】さらに、該実施例では貯留槽４に真空ポン
プ７を接続して液状のイソチオシアン酸アリルを気化さ
せるにあたり貯留槽４内を真空状態としたが、この真空
ポンプ７も必要に応じて設ければよく、必ずしも設けな
くてもよい。
プ７を接続して液状のイソチオシアン酸アリルを気化さ
せるにあたり貯留槽４内を真空状態としたが、この真空
ポンプ７も必要に応じて設ければよく、必ずしも設けな
くてもよい。
【００２２】また、エア貯留槽１や貯留槽４の加熱手段
の具体的な構成も該実施例に限定されるものでない。
の具体的な構成も該実施例に限定されるものでない。
【００２３】さらに、本発明の対象となる被処理物は柑
橘類に限定されず、その他の食品だけではなく非食品の
防菌，防黴処理用として幅広く適用可能であることは言
う迄もない。
橘類に限定されず、その他の食品だけではなく非食品の
防菌，防黴処理用として幅広く適用可能であることは言
う迄もない。
【００２４】また、イソチオシアン酸アリルとしては天
然物，合成物を問うものではなく、さらにイソチオシア
ン酸アリル１００％からなる単剤に限らず、これを含む
混合油，山葵やからしから抽出したような抽出物（一般
に約９０％のイソチオシアン酸アリルが含有されてい
る）や粗精製物であってもよい。但し、柑橘類を対象と
する場合には、天然物のイソチオシアン酸アリルを用い
るのが好ましい。
然物，合成物を問うものではなく、さらにイソチオシア
ン酸アリル１００％からなる単剤に限らず、これを含む
混合油，山葵やからしから抽出したような抽出物（一般
に約９０％のイソチオシアン酸アリルが含有されてい
る）や粗精製物であってもよい。但し、柑橘類を対象と
する場合には、天然物のイソチオシアン酸アリルを用い
るのが好ましい。
【００２５】さらに、上記実施例では気相接触させる薬
剤としてイソチオシアン酸アリルを使用したが、アリル
基以外の置換基を持つエステルを使用することも可能で
あり、要はイソチオシアン酸のエステルが使用されれば
よいのである。
剤としてイソチオシアン酸アリルを使用したが、アリル
基以外の置換基を持つエステルを使用することも可能で
あり、要はイソチオシアン酸のエステルが使用されれば
よいのである。
【００２６】その他、各エア貯留槽１や貯留槽４の形状
等の具体的な構成も本発明の意図する範囲内に於いて任
意に設計変更自在である。
等の具体的な構成も本発明の意図する範囲内に於いて任
意に設計変更自在である。
【００２７】
【発明の効果】叙上の様に、本発明は液状のイソチオシ
アン酸エステルを加熱気化してイソチオシアン酸エステ
ルの気体と圧縮エアとをエジェクタを介して混合するこ
とにより処理気体であるイソチオシアン酸エステルを製
造するものであるために、処理目的や被処理物の種類等
に応じて適宜両者供給量を調節することによって所望濃
度の処理気体を連続的に得られることとなり、被処理物
の如何を問わず最適な濃度でもって防菌，防黴処理が行
えるという格別の効果を得るに至ったのである。
アン酸エステルを加熱気化してイソチオシアン酸エステ
ルの気体と圧縮エアとをエジェクタを介して混合するこ
とにより処理気体であるイソチオシアン酸エステルを製
造するものであるために、処理目的や被処理物の種類等
に応じて適宜両者供給量を調節することによって所望濃
度の処理気体を連続的に得られることとなり、被処理物
の如何を問わず最適な濃度でもって防菌，防黴処理が行
えるという格別の効果を得るに至ったのである。
【００２８】従って、固形状のイソチオシアン酸エステ
ルを自然気化せしめる従来のものに比して処理時間も大
幅に短縮できて、一連の処理作業が能率良く行えること
となった。
ルを自然気化せしめる従来のものに比して処理時間も大
幅に短縮できて、一連の処理作業が能率良く行えること
となった。
【００２９】また、上述したように装置全体も極めて簡
易な構成からなるために、安価に且つ容易にその製造が
行えるという実用面での効果も奏するのである。
易な構成からなるために、安価に且つ容易にその製造が
行えるという実用面での効果も奏するのである。
【図１】本発明に係る防菌，防黴ガスの発生装置の一実
施例を示す概略正面図。
施例を示す概略正面図。
１…エア貯留槽 ４…貯留槽 ５…イソチオシアン酸エステル ７…真空ポンプ ８…エジェクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関山 泰司 大阪市城東区中央一丁目１番47号 株式会 社ミドリ十字城東分室内 (72)発明者 水上 勇一 大阪市城東区中央一丁目１番47号 株式会 社ミドリ十字城東分室内
Claims (4)
- 【請求項１】 貯留された液状のイソチオシアン酸エス
テル５を気化させるための加熱手段を具備した貯留槽４
と、圧縮エア２を貯留するためのエア貯留槽１と、前記
貯留槽４内で気化したイソチオシアン酸エステルを吸引
排出すべく該貯留槽４及び前記エア貯留槽１に接続され
るエジェクタ８とからなることを特徴とする防菌，防黴
用ガスの発生装置。 - 【請求項２】 前記貯留槽４内を真空状態とすべく該貯
留槽４に真空ポンプ７が接続されてなる請求項１記載の
防菌，防黴用ガスの発生装置。 - 【請求項３】 前記エア貯留槽１に加熱手段が設けられ
てなる請求項１又は２記載の防菌，防黴用ガスの発生装
置。 - 【請求項４】 前記圧縮エア２が乾燥圧縮エアである請
求項１乃至３の何れかに記載の防菌，防黴用ガスの発生
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28534891A JPH0538252A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 防菌，防黴用ガスの発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28534891A JPH0538252A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 防菌，防黴用ガスの発生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538252A true JPH0538252A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=17690398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28534891A Pending JPH0538252A (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 防菌，防黴用ガスの発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538252A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104522155A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-04-22 | 浙江省农业科学院 | 一种杏鲍菇的保鲜方法 |
| CN111622732A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-09-04 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种酸烟酸化解除近井地带钻井污染的装置及方法 |
-
1991
- 1991-08-07 JP JP28534891A patent/JPH0538252A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104522155A (zh) * | 2014-12-10 | 2015-04-22 | 浙江省农业科学院 | 一种杏鲍菇的保鲜方法 |
| CN111622732A (zh) * | 2020-05-19 | 2020-09-04 | 中国石油天然气股份有限公司 | 一种酸烟酸化解除近井地带钻井污染的装置及方法 |
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