JPH0538075A - 車両用発電装置 - Google Patents

車両用発電装置

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JPH0538075A
JPH0538075A JP3186278A JP18627891A JPH0538075A JP H0538075 A JPH0538075 A JP H0538075A JP 3186278 A JP3186278 A JP 3186278A JP 18627891 A JP18627891 A JP 18627891A JP H0538075 A JPH0538075 A JP H0538075A
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JP
Japan
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alternator
voltage
generator
value
level
Prior art date
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Pending
Application number
JP3186278A
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English (en)
Inventor
Takayuki Matsuoka
孝行 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発電機の発電電圧が所定の値以上に達した場
合、若しくはコネクタがオルタネータから外れた場合に
これを適切に表示する車両用発電装置を提供する。 【構成】 発電機の出力電圧値を調整する電圧調整器
と、発電機の出力電圧値が所定の値に達したことを検出
するツェナダイオードと、このツェナダイオードによっ
て発電機の出力電圧値が前記所定の値に達したことを検
出した場合にこれを表示するランプとを有して構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用発電装置に関し、
特に電圧調整器を有して発電機の出力電圧を適切に制御
する車両用発電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年においては、車載用の発電装置が種
々開発されている(昭和55年10月5日(株)山海堂
発行、自動車工学全書、第10巻第57頁乃至59頁、
及び昭和58年5月31日(社)自動車技術会発行、新
編自動車工学便覧第7編1−24頁参照)。図5は従来
の車両用発電装置とその周辺部を示したものである。オ
ルタネータ101は回転磁界型の発電機と、発電機の交
流出力を整流する整流回路と、電圧調整器とを有し、こ
の電圧調整器は発電機のフィールドコイルに流れる界磁
電流を制御することにより発電電圧を制御して適正な電
力を供給すると共に、バッテリの充電を適正に行う。
【0003】オルタネータ101の端子PBは上記整流
回路と接続されると共に、バッテリBTと接続されてい
る。端子PLは上記フィールドコイルと接続されると共
に、抵抗R1とランプLPの並列回路、及びイグニッシ
ョンスイッチSWを介してバッテリBTと接続されてい
る。端子PSは上記電圧調整器と接続されると共に、バ
ッテリBTと接続されている。
【0004】イグニッションスイッチSWをオンする
と、バッテリBT〜イグニッションスイッチSW〜抵抗
R1とランプLPの並列回路〜端子PLを介して電流が
流れ、ランプLPが点灯すると共に、端子PLを介して
フィールドコイルへ励磁電流が流れる。そして発電機が
発電を開始し、端子PLの電圧がバッテリBTの電圧と
等しくなると、ランプLPが消灯する。
【0005】また、上記電圧調整器は、端子PSがいわ
ゆるオープン状態になったことを検出してランプLPを
点灯させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用発電装置は、端子PLとPSが同一のコネクタ103
によってオルタネータ101と接続されており、コネク
タ103がオルタネータ101から外れた場合には、端
子PL、PSもオルタネータ101から外れてしまう。
このように端子PL、PSがオルタネータ101から外
れてしまった場合には、発電機による発電電圧値が予め
設定された所定の値を越えてしまう。
【0007】また、端子PL、PSがオルタネータ10
1から外れているので、ランプLPを点灯させて発電電
圧値が所定の値を越えていることを表示させることがで
きない。
【0008】本発明は上記課題に鑑みて成されたもの
で、発電機による発電電圧値が所定の値を越えた場合、
若しくはコネクタがオルタネータから外れた場合を適切
に表示する車両用発電装置を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、図1に示すように発電機の出力電圧値を第1
の値と、この第1の値より高い第2の値との間になるよ
うに調整する調整手段1と、この調整手段1で調整され
る当該発電機の出力電圧値が第2の値を越えたことを検
出する検出手段3と、この検出手段3が当該発電機の出
力電圧値が第2の値を越えたことを検出したときに表示
を行う表示手段5とを有することを要旨とする。
【0010】
【作用】本発明は、発電機の出力電圧値が第1の値と、
この第1の値より高い第2の値との間になるように調整
される。発電機の出力電圧値が前記第2の値より高い所
定の値に達したことを検出すると、表示手段5が発電機
の出力電圧値が前記所定の値に達したことを表示する。
【0011】従って、発電機による発電電圧が所定の値
以上に達した場合には、これを確実に表示することがで
きる。
【0012】
【実施例】以下本発明に係る−実施例を図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】まず、図2を参照して本発明に係る車両用
発電装置とその周辺部を説明する。
【0014】オルタネータ11は回転磁界型の発電機
と、発電機の交流出力を整流する整流回路と、電圧調整
器とを有し、この電圧調整器は発電機のフィールドコイ
ルに流れる界磁電流を制御することにより発電電圧を制
御して適正な電力を供給すると共に、バッテリBTの充
電を適正に行う。
【0015】オルタネータ11は端子PB,PL,P
S,PEを有している。コネクタ13は端子PL,PS
と、バッテリBT及びその周辺装置とを接続する接続手
段である。端子PBはバッテリBTと接続されると共
に、ツェナダイオードZD1及びリレー15のコイル1
5cを介して端子PEと接続されている。このツェナダ
イオードZD1のツェナ電圧は、後で説明する第2の値
より高い所定の値に設定されており、発電機の出力電圧
が所定以上になったことを検出する検出手段である。端
子PLはリレー15の接点15aと接続されると共に、
抵抗R1とランプLPの並列回路、及びイグニッション
スイッチSWを介してバッテリBTと接続されている。
ランプLPは検出手段であるツェナダイオードZD1に
よって発電機の出力電圧が所定以上であることを検出し
た場合にこれを表示し警告する表示手段である。端子P
SはバッテリBTと接続されている。
【0016】次に、図3を参照してオルタネータ11の
内部構成を詳細に説明する。
【0017】Y結線されたステータコイル17は、固定
子鉄心であるステータに巻き回され、このステータコイ
ル17から交流出力が取り出される。整流回路19は全
部で6個のダイオードがブリッジに接続され、上記ステ
ータコイル17からの交流出力を全波整流し、この整流
した直流電力を端子PBを介して出力する。補助ダイオ
ード21は3個のダイオードから構成され、各ダイオー
ドのカソードはフィールドコイル23、電圧調整器25
及び端子PLと接続されている。端子PLの電圧がバッ
テリBTの電圧と等しくなってランプLPが消灯する
と、この補助ダイオード21を介して界磁電流がフィー
ルドコイル23へ供給される。
【0018】フィールドコイル23は回転するロータコ
アに巻き回されており、このフィールドコイル23へ電
流を流すとロータコアが磁化される。このように磁化さ
れたロータコアが回転すると、「フレミングの右手の法
則」に基づく電流がステータコイル17へ流れて当該ス
テータコイル17へ交流電圧が発生する。このステータ
コイル17と、フィールドコイル23とその周辺装置と
で発電機を構成する。また、電圧調整器25はフィール
ドコイル23へ流れる電流を制御することにより、フィ
ールドコイル23から発生する磁界の強さを制御して上
記ステータコイル17で発生する交流電圧を制御する。
すなわち、電圧調整器25は発電機の出力電圧値が第1
の値、例えば14ボルトと、この第1の値より高い第2
の値、例えば15ボルトとの間になるように調整する調
整手段である。
【0019】次に、電圧調整器25の内部構成を説明す
る。端子PBと、アース端子である端子PE間には、抵
抗R3、R4、R5が直列に接続されている。抵抗R3
とR4の接続点は、ダイオードD2を介して端子PSへ
接続されている。また、抵抗R4とR5の接続点は、ツ
ェナダイオードZD2を介してトランジスタ27のベー
スと接続されている。このツェナダイオードZD2のツ
ェナ電圧は上記第1の値と第2の値との間の値で、且つ
バッテリBTの電圧より少し高い値に設定されている。
【0020】トランジスタ27のエミッタは端子PEと
接続されると共に、コレクタはトランジスタ29及び抵
抗R2と接続されている。トランジスタ29はダーリン
トン接続された2個のトランジスタにより構成されてい
る。トランジスタ29はトランジスタ27がオフしたと
きにオンし、トランジスタ27がオンしたときにオフす
る。フィールドコイル23と並列に接続されるダイオー
ドD1は、トランジスタ29がオフしたときに生じるフ
ィールドコイル23の逆起電力による電流を吸収するた
めのフライホイルダイオードである。
【0021】次に作用を説明する。
【0022】イグニッションスイッチSWをオンする
と、バッテリBT〜イグニッションスイッチSW〜抵抗
R1とランプLPの並列回路〜端子PLを介して電流が
流れ、ランプLPが点灯すると共に、端子PLを介して
フィールドコイルへ励磁電流が流れる。そして発電機が
発電を開始し、端子PLの電圧がバッテリBTの電圧に
等しくなると、ランプLPが消灯する。
【0023】次に、電圧調整器25による制御を説明す
る。
【0024】まず、発電機からの発生電圧が規定の電圧
より低い場合、すなわち、発電機からの発生電圧がツェ
ナダイオードZD2のツェナ電圧より低い場合には、ツ
ェナダイオードZD2がオフ状態であり、トランジスタ
27がオフする。トランジスタ27がオフするとトラン
ジスタ29が導通してフィールドコイル23へ界磁電流
が供給される。この結果、ステータコイル17へ交流電
圧が発生する。
【0025】次に、発電機からの発生電圧が規定の電圧
より高い場合、すなわち、発電機からの発生電圧がツェ
ナダイオードZD2のツェナ電圧より高い場合には、ツ
ェナダイオードZD2が導通してトランジスタ27がオ
ンする。トランジスタ27がオンすると、トランジスタ
29がオフしてフィールドコイル23に対する界磁電流
の供給が遮断される。この結果、ステータコイル17か
らの発生電圧が低下する。
【0026】以上の動作を繰り返すことにより、ステー
タコイル17からの発生電圧は第1の値と、この第1の
値より高い第2の値との間の規定の電圧に調整される。
【0027】次に、コネクタ13が外れたことにより、
発電機からの発生電圧が上記規定の電圧を更に上回る必
要以上の電圧である場合、すなわち、発電機からの発生
電圧が前記第2の値より高い場合には、ツェナダイオー
ドZD1が導通し、リレー15のコイル15cへ電流が
流れて接点15aが閉じる。この結果、ランプLPが点
灯して発電機からの発生電圧が規定の電圧を大きく上回
ったことを表示する。従って、運転者はランプLPの点
灯を視認することにより、発電機が非定常な状態である
ことを認識することができる。
【0028】次に、図4を参照して本発明に係る他の実
施例を説明する。
【0029】本実施例は、コネクタ13が外れたことを
検知して、上記第2の値を更に上回った、必要以上の電
圧が発生する状況であることを表示するようにしたこと
を特徴とする。スイッチ31はコネクタ13の装着の状
態に連動して動作するスイッチであり、コネクタ13が
オルタネータ11へ装着された状態では開放しており、
コネクタ13が外れた場合に閉じる。端子PSはこのス
イッチ31及びリレー33のコイル33cを介してバッ
テリBTのプラス側と接続されている。また、端子PL
とPEとの間には、リレー33の接点33aが設けられ
ている。このリレー33と前記スイッチ31とでコネク
タ13の外れを検知する検知手段を構成する。
【0030】尚、オルタネータ11の内部構成は図3に
示したと同様であり、詳細な説明を省略する。
【0031】コネクタ13が外れた場合には、端子PS
とバッテリBTとの接続が外れると共に、スイッチ31
が閉じるので、コイル33cの一端がスイッチ31、端
子PS、ダイオードD2、抵抗4、5を介してアースと
接続される。この結果、リレー33が動作して接点33
aが閉じる。接点33aが閉じると端子PLがアースに
引き込まれてランプLPが点灯する。従って、運転者は
ランプLPの点灯を視認することにより、発電機が非定
常な状態へ至る状況下であることを認識することができ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明は、発電
機の出力電圧値が第2の値より高い所定の値に達したこ
とを検出すると、表示手段がこれを表示するように構成
したので、発電機による発電電圧が所定の値以上に達し
た場合には、これを確実に表示することができる。ま
た、発電機と、バッテリ等の周辺装置とを接続する接続
手段における非接続状態を検知し表示するように構成し
たので、接続手段がオルタネータから外れた場合であっ
てもこれを適切に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例のクレーム対応図である。
【図2】本発明に係る車両用発電装置とその周辺部の構
成図である。
【図3】オルタネータの内部構成を示した回路図であ
る。
【図4】本発明に係る他の実施例の構成図である。
【図5】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 調整手段 3 検出手段 5 表示手段 7 接続手段 9 検知手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 発電機の出力電圧値を第1の値と、この
    第1の値より高い第2の値との間になるように調整する
    調整手段と、 この調整手段で調整される当該発電機の出力電圧値が第
    2の値を越えたことを検出する検出手段と、 この検出手段が当該発電機の出力電圧値が第2の値を越
    えたことを検出したときに表示を行う表示手段とを有す
    ることを特徴とする車両用発電装置。
JP3186278A 1991-07-25 1991-07-25 車両用発電装置 Pending JPH0538075A (ja)

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JP3186278A JPH0538075A (ja) 1991-07-25 1991-07-25 車両用発電装置

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