JPH0537483Y2 - - Google Patents

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JPH0537483Y2
JPH0537483Y2 JP1987070460U JP7046087U JPH0537483Y2 JP H0537483 Y2 JPH0537483 Y2 JP H0537483Y2 JP 1987070460 U JP1987070460 U JP 1987070460U JP 7046087 U JP7046087 U JP 7046087U JP H0537483 Y2 JPH0537483 Y2 JP H0537483Y2
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solar cell
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は光エネルギを直接電気エネルギに変換
する光起電力装置のモジユール化装置に関し、本
発明により製造された光起電力装置は例えば自動
車のサンルーフに取り付けられる。
(ロ) 従来の技術 光エネルギを直接電気エネルギに変換する光起
電力装置、所謂太陽電池は無尽蔵な太陽光を主た
るエネルギ源としているために、エネルギ資源の
枯渇が問題となる中で脚光を浴びている。太陽は
晴天時に約1kW/m2のエネルギを地表に与えて
おり、太陽電池の光エネルギを電気エネルギに変
換する光電変換効率が例えば10%と仮定すると、
有効受光面積が10cm×10cmの太陽電池を用いたと
しても1Wしか発電しないために、有効受光面積
の大面積化が要求される。
この様な要求を満たすべく特公昭53−37718号
公報に開示された如き、シリコン化合物ガスを原
料ガスとするプラズマCVD法により得られるア
モルフアスシリコン膜を光電変換動作する光活性
層とする太陽電池が開発された。即ち、アモルフ
アスシリコン膜はシリコン化合物ガスを原料ガス
とし、そのガスをプラズマ分解するこによつて容
易に得られるために大面積化に好都合である。ま
た最近では低圧水銀ランプを利用した光CVD法
によつてもアモルフアスシリコン太陽電池が試作
されている。
こうして形成された太陽電池は耐候性を備える
べく受光面側及び背面側にポリビニルブチラール
(PVB)やエチレンビニルアセテート(EVA)
等の熱可塑性樹脂シートにより被着された強化ガ
ラス等の表面材及び背面保護シートを備えたモジ
ユール構造を備える。
特開昭58−17684号公報に示された先行技術に
よれば、加熱と圧力調整ができる上型と、この上
型に取り着けられ太陽電池モジユールを圧着する
ため弾性を有する圧着用膜と、加熱と圧力調整が
できモジユール内のガスを抜くための溝を有する
下型と、下型を上下させて型を密閉、開放するた
めの型締機構とからなる太陽電池のモジユール化
装置を用いて、太陽電池モジユールを製造してい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし乍ら、上述のモジユール化装置にあつて
は、太陽電池モジユールは平坦な下型の上面に載
置された状態でその上面側から圧着用膜にて圧着
されるものである。従つて、太陽電池モジユール
が平板状であれば問題ないが、太陽電池モジユー
ルが曲面状であると、モジユールの下型の面倒は
圧着されず、太陽電池のモジユール化が不可能で
ある。
そこで、本考案は曲面状の太陽電池のモジユー
ル化を可能としたものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、モジユールを載置するための第1弾
性板と該第1弾性板の上面に上記モジユールを囲
む位置に配されたフレームとを有する下部と、第
2弾性板と該第2弾性板と協働して第2密閉空間
を形成する枠体とを有する上部と、上記下部と上
部との間に形成される第1密閉空間及び上記上部
の第2密閉空間を夫々排気する第1及び第2の排
気系とを備えた光起電力装置のモジユール化装置
であつて、上記第1弾性板は、上記下部下の第3
空間と上記第1密閉空間との圧力差に因り上記モ
ジユールの一主面をこの主面の凹凸形状に沿つて
圧接すると共に、上記第2弾性板は、上記第1弾
性板と独立して、上記第2密閉空間と上記第1密
閉空間との圧力差に因り上記モジユールの他主面
をその主面の凹凸形状に沿つて圧接することを特
徴とする。
(ホ) 作用 本考案によれば下部と上部との間に形成される
第1密閉空間内にモジユールが収納された状態
で、斯る密閉空間及び上部の第2密閉空間を排気
することで、第1密閉空間は下部下の第3空間か
らの圧力差によつて、第1弾性板をモジユールの
一主面に対して、その主面の凹凸形状に沿つて圧
接することとなり、その後第2密閉空間内を大気
圧に戻すことによつて、モジユールの他主面に対
して、第2弾性板を該主面の凹凸形状に沿つて圧
接することができることとなる。
従つて、第1弾性板と第2弾性板とでは、各々
を橈めさせる圧力差を独立して制御できることか
ら、上記モジユールの各主面への圧接を独立して
行わしめることができることとなる。
(ヘ) 実施例 第1図は本考案の一実施例を示す断面図であ
り、1は太陽電池モジユール素材20を載置する
ためのシリコンゴムから成る第1弾性板2、該第
1弾性板上に載置された太陽電池モジユール素材
20を包囲するように第1弾性板2上に配された
枠状の金属フレーム3及び第1弾性体2の下面に
配された金属支持フレーム4から構成された下箱
部、5はシリコンゴムから成る第2弾性板6、該
第2弾性板上に配された枠状の金属フレーム7及
び該フレームに冠着された金属板8から構成され
た上蓋部で、第2弾性板6、金属フレーム7及び
金属板8にて第2密閉空間9が形成されている。
また、この上蓋部5は下箱部1の金属フレーム3
上に着脱自在に取り付けられ、間に第1密閉空間
10を形成する。
更に、11は第1密閉空間10内を排気する第
1排気系、12は第2密閉空間9内を排気する第
2排気系、13,14は第1弾性板2の下面及び
第2弾性板6の上面に夫々取り付けられた加熱ヒ
ータである。
尚、本実施例では、その太陽電池モジユール2
0を載置している第1弾性板2下の第3空間は大
気圧となつている。
また、第2図は太陽電池モジユール素材20を
示す断面図であつて、21は互いに平行な平坦面
21a,21bを有し予め一方の平坦面21bに
膜状の光電変換素子22,22……が形成された
透光性のガラス基板、23は熱可塑性樹脂から成
る接着シート24aを挾んでその一方の曲面23
bがガラス基板21の他方の主面21aと対峙し
た透光性受光板で、曲面23a,23bが形成さ
れた例えば自動車用サンルーフ或いはムーンルー
フであり、ガラス基板21よりも機械的強度が大
きくなるべく材料や板厚が選択されている。上述
の如く透光性受光板23の好ましい実施例である
自動車用サンルーフ或いはムーンルーフにあつて
は強化ガラスやポリカーボネート、アクリル等か
ら曲面状に成型されている。25は受光板23の
他方の主面23aを受光面とした場合、ガラス基
板21の一方の主面21bに支持された光電変換
素子22,22……の背面側を保護する保護フイ
ルムで、該保護フイルムも熱可塑性樹脂から成る
接着シート24bを挾んでガラス基板21の一方
の主面21bと対峙する。
而して、透光性受光板23、接着シート24
a、ガラス基板21、接着シート24b及び保護
フイルム25をこの順序で積層してなる太陽電池
モジユール素材20を、第1弾性板2上に載置
し、上蓋部5を金属フレーム3上に冠着する。こ
こで、上蓋部5の重量を大きくすることにより、
または下箱部1の金属フレーム3と上蓋部5の金
属フレーム7とをボルト等で機械的に締めつける
ことにより、下箱部1と上蓋部5との間、即ち、
太陽電池モジユール素材20が配された空間に完
全な第1密閉空間10が形成される。
この状態で、第1密閉空間10及び第2密閉空
間9内を、第1及び第2の排気系11,12によ
つて夫々0.1〜0.5Torr程度に排気する。斯る排気
によつて、第1密閉空間10の気圧が下がること
によつて、第1弾性板2は下面から第3空間の大
気圧の付勢力を受けて上方に撓み始めるものの、
第2弾性板6はその両面とも同じ気圧に面した状
態にあつて撓むことがないので、太陽電池モジユ
ール素材20は第1密閉空間10の排気途中で圧
着されることがない。
従つて、第1弾性板2と第2弾性板6との撓み
は独立して制御できることとなる。
上記排気が所定(0.5Torr程度)の気圧になる
まで行なわれると、加熱ヒータ13,14を駆動
して、接着シート24a,24bの融点温度(エ
チレンビニルアセテートの場合約80℃)程度まで
加熱し、第2の排気系12の動作を停止し、第2
密閉空間9を大気圧に戻す。これにより、第2弾
性板6もその上面から大気圧の付勢力を受けて下
方に撓み、従つて、太陽電池モジユール素材20
は第1弾性板2及び第2弾性板6によつて上下面
から圧着される。その後、加熱ヒータ13,14
を上記融点温度より高温(エチレンビニルアセテ
ートの場合約150℃)になるまで加熱した状態で、
所定時間(15〜30分間)保持する。
この様にして、光電変換素子20,20……を
有するガラス基板21を受光板23及び保護フイ
ルム25にてラミネート封止した太陽電池モジユ
ールが上記第1弾性板2と第2弾性板6とで各主
面の凹凸形状に沿つて圧接することによつて形成
される。
第3図は本考案の他の実施例を示す断面図であ
る。斯る実施例は上述の実施例において、下箱部
1に更に構成要素を付加したものであつて、30
は下箱部1の金属支持フレーム4の下側にに冠着
された金属板で、これにより、第1弾性板2、金
属支持フレーム4及び金属板30にて第3密閉空
間31が形成される。32は第3密閉空間31内
を排気する第3排気系である。従つて、本実施例
の第3密閉空間31は先の実施例の大気圧を呈し
た第3空間に相当している。
而して、斯る装置にあつては、第1密閉空間1
0内に太陽電池モジユール素材20を収納した状
態で、第1密閉空間10、第2密閉空間9及び第
3密閉空間31を、第1、第2及び第3排気系1
1,12,32によつて同時に夫々0.1〜0.5Torr
程度に排気する。これにより、第1弾性板2及び
第2弾性板6は排気中に撓むことがなく、従つ
て、太陽電池モジユール素材20は圧着されるこ
となく、第1密閉空間10内の排気が行なわれ
る。
各空間の排気が終了すると、第2密閉空間10
及び第3密閉空間31を大気圧に戻すことによ
り、太陽電池モジユール素材20は第1弾性板2
及び第2弾性板6により圧着され、太陽電池モジ
ユールが形成される。なお、加熱ヒータ13,1
4が上述の実施例と同様に加熱駆動されるのは当
然のことである。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、太陽電池モジユール素材を挾
んで第1弾性板及び第2弾性板を設け、これら弾
性板により太陽電池モジユール素材を圧着するよ
うに構成したので、曲面状の太陽電池のモジユー
ル化も容易に行なうことができる。
とりわけ、本考案ではモジユールを圧接する弾
性板の各々を独立して撓めさせることができるこ
とから、上記モジユールの主面の凹凸形状に沿つ
た圧接を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図は太陽電池モジユール素材の分解断面図、第3
図は本考案の他の実施例を示す断面図である。 1……下箱部、2……第1弾性板、3……金属
フレーム、5……上蓋部、6……第2弾性板、9
……第2密閉空間、10……第1密閉空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モジユールを載置するための第1弾性板と該第
    1弾性板の上面に上記モジユールを囲む位置に配
    されたフレームとを有する下部と、第2弾性板と
    該第2弾性板と協働して第2密閉空間を形成する
    枠体とを有する上部と、上記下部と上部との間に
    形成される第1密閉空間及び上記上部の第2密閉
    空間内を夫々排気する第1及び第2の排気系とを
    備えた光起電力装置のモジユール化装置であつ
    て、上記第1弾性板は、上記下部下の第3空間と
    上記第1密閉空間との圧力差に因り上記モジユー
    ルの一主面をこの主面の凹凸形状に沿つて圧接す
    ると共に、上記第2弾性板は、上記第1弾性板と
    独立して、上記第2密閉空間と上記第1密閉空間
    との圧力差に因り上記モジユールの他主面をその
    主面の凹凸形状に沿つて圧接することを特徴とす
    る光起電力装置のモジユール化装置。
JP1987070460U 1987-05-12 1987-05-12 Expired - Lifetime JPH0537483Y2 (ja)

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WO2003005457A1 (en) * 2001-07-04 2003-01-16 Ebara Corporation Solar cell module and method of manufacturing the same
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